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はてなキーワード: サマータイムとは

2019-06-16

anond:20190616192521

システムエラー大臣だとか、サマータイムだとか、元号名前の発表を1か月前にするだとか、何なんだと。

2019-03-17

anond:20190317132432

ワイもIT業界やがセキュリティ対策ロビー活動しようとは思わんけどな

軽減税率サマータイムならまだやろうという気になれるが何もしとらん

2019-02-25

anond:20190225114543

デスノートディープラーニングによって書いた人の人種や年齢、性別、書かれた場所、書かれた状況によって書かれた時間サマータイム判断するよ

デスノートってサマータイム対応してる?

うっかりサマータイム発動で消し飛ばされる時間指定しちゃったらどうなるのって思うと迂闊に使えない

2019-02-17

知識ない人に法律作らせるのはどうなのか

画像ダウンロードスクショ禁止とか言われてるし、

ちょっと前には特定サイトの切断とかサマータイム仮想通貨の発掘とかもあった

海外ではリンク禁止だとかも言ってたことがあったと思う

そういうこと決める人はそういう知識なくてその界隈の常識ない人ばかりなのが問題

PCとかネット系に知識あればというか使ってれば、ありえないというのはすぐわかる

なんでそれもわからないひとが決めた法を守らないといけないのか

ブラック企業よろしく、その法律はウチでは採用してないんでと言いたいもの

ブラック企業がそれでなんの罰も受けないんだから、その理論通るんでしょ、と


ただでさえ時代遅れな昔の都合で作られたような法が多いと思うのにこの調子おかしな方に進むなら、本気で法の違う新日本と旧日本にわけてもらいたい

ネット自由新日本の方に住むので

2019-02-07

anond:20190207120627

五輪日本中巻き込んでる。

被害者という意味であれば、無茶な工期で工事関係者に死人も出た。

莫大な税金が投入される。

五輪中は高速道路の値上げだ。

市民生活にめちゃくちゃ影響する。

回避はされたが、サマータイムが導入されていれば、もっと被害も広がっていた。

被害者の数でいえば、新井容疑者とは比べものにならない。

2018-12-02

五輪万博の裏側で規制されるものごと、解禁されるものごと

1990年大阪であった花の万博とき、開催場所は、大阪鶴見緑地だった。

これを機会に、大阪ソープランドが壊滅して、ストリップ劇場で行われていた本番生板ショーもなくなってしまった。

これの代わりに解禁されたものごとは…、そう「ヘアヌード」。

 

2020年東京五輪では、「サマータイム」の解禁にならなかったけど、たぶん、「犬HKインターネット放送」を解禁するだろうな。

反感を買う可能性があるから、おそらく、まずは「サイマル放送から初めて、2025年ぐらいを目処に、完全に自由な「犬HKインターネット放送」として、既成事実を積み上げていくだろうな。

あとは、外国人をより奴隷として使うための施策事実上の、移民政策2020年東京五輪を境目に、加速するだろうな。「人手不足」というのを、あたかも本当におきているかのように騒ぎ祭り上げて、外国人奴隷として都合よく使い倒すための政策がどんどん加速する。

ちなみに、日本人たちは、某大手派遣会社経由で奴隷になるような政策がもう完了しつつある。

 

2025年大阪万博では、何が規制されて、何が解禁されるかわからないけれども、おそらく「カジノ」を解禁するだろうな。

パチンコ利権風俗利権をどう折り合いつけるか知らんが、「カジノ」でパチンコ利権を乗り換える気がする。

ちなみに、風俗利権は、デフレ経済を保っておけば、女性がどんどん風俗で働かざるをえない状況に向かうわけだから、すでに政策完了しつつある。よりいい女が風俗に落ちるようにするためには、庶民日本人貧乏にすれば、自然とそうなる。

 

東京五輪2020、大阪万博2025は間違いなく大失敗する!

パリで「嘲笑される2020年東京オリンピック」が見えた

https://zuuonline.com/archives/191145

仮に大失敗に終わったとしても、これまでのメディアらは、表面的に「成功した」と報道してしまうだろうな。

そう、すべては老害のために。

2018-11-30

anond:20181128234507

2番煎じです

自己紹介

オリジナルとは別人

無党派

研修での勧誘

入社直後の研修勧誘される。入らなくても良いのかと聞くと「任意だが皆さん入って頂いてます」と説得が行われる。一時期の携帯オプション商法と同じ構図である。その間、帰宅できない他の社員から視線も受けることになる。

そして、系列政治団体への寄付金も「皆さんry」で支払うよう要求される。一人1000円。近年は自民党が優勢なので、どの政党に関与しているのかは極力隠したいようだった。

研修終了後も熱心な組合役員が集金にくる。やりとりは上と同じ。

組合新聞

安保闘争時代を思わせる、大げさな文体新聞である。だいたいポストからはみ出しているのだが、近所に何かの活動家かと誤解されそうだ。

春闘

組合大本営発表は「厳しい交渉を続けています!!」とする中、日経電子版に妥協結果がリークされる。

最終的な結果と日経記事合致しており、ネットでは「飛ばしばかり」と揶揄される同紙である見直した。

保険勧誘

NTT健保は(IT健保ほどではないものの)高額療養費制度は充実しており、必要性の低い民間医療保険等を勧めるのはどうなのかと思う。

労働環境

男性ばかりの職場なので、トイレはいつも数十分待ちなのだ改善してくれない。胃腸が弱いのでつらい。

入社一年から20日有給休暇付与されるのは存在意義の一つではあるが、出来る人に仕事が集中することもあり使いきれないまま辞めていく人も多い。

平和学習

平和学習と称して広島長崎沖縄北方領土組合費で行ってデモを行っている人も存在する。

一度例の新聞平和活動労働環境の向上の関係性を問う記事が載っていたのだが、非常に歯切れの悪い回答だった。

組合議員

幸いにも特定候補支援投票要求されることはなかった。情報産業出身議員標榜するならサマータイム議論の時に真っ先に反対して欲しいし、新元号も早く開示するよう迫ってほしいものだ。

上位組織

情報労連が上位組織であるが、2010年代にもなって缶のプルタブ集め(一体化したタブをわざわざ缶本体からちぎって……)を始めており情弱なんじゃないかと思っている。

所感

組合費はだいたい毎月5000円、43年(22歳から65歳、今から管理職にはなれないだろう)支払うと250万円にもなるが、その価値があるかというと疑問。

転職メジャーではなく、定年まで一つの会社に勤めないと社会的に締め出される時代には必要だったのかもしれない。

そもそも組合費は給与天引きなので、集金してくれる会社側に強気で出られるはずもないと気づくべきだった。

2018-11-29

anond:20181129071313

ふーん、サマータイム制導入もそうすればよかったのにね。

2018-11-25

anond:20181125133154

うん!内定だね!内定で行こう!

北陸新幹線 金沢敦賀開通 内定4年

北陸新幹線 新函館北斗札幌開通 内定12

九州新幹線 新鳥栖長崎開通 内定4年

リニア 品川名古屋開通 内定9年

ーーーー

なんか読んでて頭痛くなってきたんだけど。

1ヶ月でも無理だと思うけど、一ヶ月でなんとか頑張ってるところに、役立たずの神道カルト日本会議共の横やりで、1週間前とか10日とかだしな。

サマータイムといい、本気でパソコン使ったことない爺ばかりなんだろうなぁ。

もう内定で定着させたほうがいいね

anond:20181125125457

どっちが臭いうんこかの比較合戦はやめませんか?マシなうんこでもうんこうんこ

仮に臭いうんこ比較合戦でも愛知万博ではサマータイムを導入しろというのまでは言わんかったしな。

両方臭いうんこトイレ浄化じゃ!

anond:20181125123140

オリンピックのためにサマータイムを導入しろとか、さんざん批判されたときに出てきたときに、根性論大丈夫だとかいい出したとか、

流通オリンピック間内配達するなとか、学生ボランティアさせろとか、とんでもないボランティア入力フォームだとか、

昭和オヤジの俺が盛り上げるんだから、全員これに賛同し俺に服従し手伝えよな、感が半端なかった。

それに対して批判をしたら、反対するやつは左翼だとか。まあ、もうあれで、右翼左翼言ってるやつは政権擁護手段のために右翼左翼だ言ってるのが明白になったがな。

ちょっと落ち着いてきたがな。

まあ、むしろ盛り上がったら、また、ああい迷惑な輩が盛り上がるから、沈静化してあー一部のやつがなんかやってるな、ぐらいが一番いいと思うわ。

[] #65-8「短くて長い一日」

≪ 前

どうやらガイドは、夏時間というものすら知らなかったようだ。

タイムスリップをしたり平行世界を行き来する輩が、そんなのでよく今までやってこれたな。

あの世界線は夏時間っていうのが導入されているんだ。夏の特定時間帯、意図的に時刻をズラしているんだよ」

「……何でそんなことを?」

「夏って太陽が照っている時間が長いだろう。だからそれに合わせて時刻設定を柔軟に変更して、仕事とかの効率化を図るんだよ」

「……何でそんなことを?」

説明をしても全く同じ返しをしてくるあたり、ガイドはかなり困惑している。

こいつの文明レベルでは、よほど理解の及ばないことらしい。

まあ俺の生きる時代でも、「そういうことをやっていた国もあった」と授業で習う程度だからな。

後世に伝わっていないのも仕方ないか


タネが分かれば何とも肩透かしな話である

元の世界に戻る際、ガイドは『別世界時間』をそのまま反映させてしまっていた。

普通ならそれでも問題なかったのだが、その『別世界時間』は『夏時間サマータイム)』だったんだ。

夏時間のない俺たちの世界と繋いだ際にズレが生じ、時間軸が分裂しかけたってわけだ。

タイマーを見たとき体感よりも時間の進みが違うなあとは思っていたけど、違和感の正体はそれだったのかあ」

「寝起きの悪い人間が早く起きるために目覚まし時計をズラして設定するが、ウッカリそのことを忘れて急いで学校に来てしまったみたいな感じだな」

「その例えは分かりにくいけど、これでやっと原因は分かったよ。すぐにその時差を反映させて再設定するね」

ガイドはそう言うと、本当にすぐ設定を反映させた。

辺りに漂う、言い知れない違和感がなくなっていくのが分かる。

多種多様なドッペルも一つに集まっていく。

「よし、成功! これで世界は元通りだ!」

元に戻ったドッペルは、未だ足元がおぼつかない。

吊り橋の上で揺られすぎた後の弟みたいだ。

「……なんか変な感じ」

「分裂しかけていた世界を繋げたからね。分かれかけた世界で起きた記憶と混濁しているんだろう。まあ、直に馴染むさ」

まったく、何ともせわしないパラレルワールド体験だった。

有り得たかもしれない可能性ってものを、もっと楽しめるものだと思っていたが。

自身別世界でも代わり映えせず、細かな世界差異不和しか引き起こさず。

これならテーマパークで遊んでいたほうが幾分かマシだったな。

「そういえば……なあ、ドッペル。お前は別世界でも、趣向こそ違えど変装はしているんだな」

マニッシュっぽくもあり、フェミニンっぽくもある、中々シャレた着こなしだった。

変装バリエーションを増やすために、あの世界での格好も参考にしてみたらどうだ?」

「……いや、あれ普段着から

予想外の答えが返ってくる。

俺の知っているドッペルの服装からして、明らかに傾向が違うんだが。

「ということは、俺と会うときはいつも変装しているってことか」

だって……なんか恥ずかしいし」

ドッペルは人見知りが激しい性格で、それを抑えるために変装をしている。

そうすることで違う自分を装ったような気分になり、何とか他人とも接することが出来るからだとか。

そのことは知っていたが、俺が今まで見てきた姿は全て変装だったっていうのは驚きだった。

最近はかなり打ち解けてきたと思っていたんだが、どうやら気のせいだったらしい。

別世界の俺なら、もう少し上手くやれているのだろうか。


…………

こうして俺たちのパラレルワールド旅行は終わった。

あれだけ長々とやった割に、この世界では2時間ほどしか経っていないらしい。

そのくせ“お土産”は残っているのだから大したものである

「今年ってサマータイム導入されたんだよな?」

「いや、一応確認してみたが、されてないっぽいぞ」

「ええ? サマータイムあったと思うんだけどなあ」

翌日、クラスメート夏時間の話で持ちきりだった。

多くの人たちが、あるはずのないサマータイムを「あった」と認識していたんだ。

その他にも電気ネズミ尻尾デザインお菓子ロゴにあるハイフンの皆無。

微細な記憶違いを起こす人が多くいた。

どうやら世界の再結合による弊害は、俺たち以外にも起こっていたらしい。

確か、こういう現象には名前が付いていた気がするが……思い出せないな。

……久々にSF小説でも読んでみるか。

(#65-おわり)

2018-11-24

今年の新入社員は○○型

公益財団法人 日本生産性本部(笑)が毎年発表しているアレ、来年は何だと思う?

ガチの予想だが俺は「TikTok型」になると見た。前回商標を含む「ポケモンGO型」だったのであり得るだろう。

或いはこいつらはそもそもTikTokを知らないかも知れない。すると「サマータイム型」なんかもあり得そうだ。

一応、歴代の内容を見に行こうと思いHPを見たのだが、トップページハゲ爺が並んで会議してる高画質画像出てきて乾いた笑いしか出てこなかった。日本生産性本部(笑)こんな老害が集まってるから我が国生産性は低いんだろ。並んで会議(笑)してる風景も、日本企業特有時間無駄に食うだけの顔合わせという感じで味わい深い。確かに色々と日本生産性象徴している組織だ。

平成29年新入社員のタイプは「キャラクター捕獲ゲーム型」

平成28年新入社員のタイプは「ドローン型」

平成27年新入社員のタイプは「消せるボールペン型」

平成26年新入社員のタイプは「自動ブレーキ型」

平成25年新入社員のタイプは「ロボット掃除機型」

平成24年新入社員のタイプは「奇跡の一本松型」

平成22年度 新入社員のタイプは「ETC型」

平成21年度 新入社員のタイプは「エコバッグ型」

平成20年新入社員のタイプは「カーリング型」

平成19年新入社員のタイプは「デイトレーダー型」

平成18年新入社員のタイプは「ブログ型」

平成17年新入社員のタイプは「発光ダイオード型」

平成16年新入社員のタイプは「ネットオークション型」

商標が消えてんじゃん。じゃあ "ロボット掃除機型" なんか元は "ルンバ型" だったりするのか。

ところで一番上にこんなことが書いてあった。「平成29年度をもちまして、新入社員の特徴とタイプの発表を終了させていただきます。」

批判されたらやめんのかよ。しょうもな。

[] #65-7「短くて長い一日」

≪ 前

今そんなことに思いを馳せるとは、我ながら危機感がないとは思う。

だが、こうして悠長に構えているのには理由がある。

最悪、『次元警察』ってヤツが来れば元に戻してくれる、とガイドが口走っていたからだ。

世界が分裂すると、次元警察はすぐにそれを探知。

俺たちよりも高次元存在なので、この事態も容易に解決してしまうらしい。

「ああ、時間がない! 次元警察に捕まったら任務どころじゃないよ~」

とどのつまり現在こいつが躍起になっているのは、単に自分がムショに入れられたくないからなのである

ガイドが捕まろうがどうでもいいし、俺とドッペルは今日記憶を消される程度らしいから大した問題じゃない。

なので俺はこの事態を静観していたってわけだ。

どうせ、この状況で俺が介入できる余地はない。

何かしたところでロクなことにならん。


とはいえ、ただ一つ、気がかりなことがあった。

「「「に、兄ちゃん……」」」

ドッペルがブレて数人いるように見えていることだ。

最初目眩でも起こしたのかと思ったが、それぞれ服装が明らかに違っている。

「これ、目眩のせいじゃないな……」

世界が分裂しかけているから、“別の可能性”がダブって見えているんだよ」

なるほどな。

ドッペルだけがそうなっているのは、ガイド別世界の住人で、俺は“普遍的存在”だからってことなのだろう。

「まあ、世界が再結合されれば、ちゃんと元に戻るから大丈夫だよ」

ガイドはああ言っているが、ドッペルの様子を見ていると不安が募る。

「な「なん「だか「怖」いよ」」」

世界線のズレが大きくなってきているのだろう。

同時に聴こえていたドッペルたちの声がズレてきている。

ドッペルの不安感が、こちらにまで折り重なって伝わってくるようだ。

俺はこのまま何もしなくて本当にいいのか。

知恵を絞るべきでないかという気持ちを燻らせた。


とはいえ、ここで頭をフル回転させたところで、解決の道が見つかるはずもない。

時間の設定がズレた原因が分かればいいらしいが、ガキの頃にSFをかじった程度の俺が分かるわけがいからだ。

「ああ、くそっ。服が張り付く」

しかも、この暑さだ。

寝起きは解消したが、この暑さでは頭が回らない。

「夏の昼は本当にあっちいなあ……ん?」

そのとき、俺は一つの可能性に思い至った。

まさか、“そういうこと”なのか。

「おい、ガイド……つかぬことを聞くが、お前“あの可能性”を考慮していなかったりしないよな?」

「え、なんのこと?」

「『夏時間サマータイム)』だよ」

「……なにそれ」

マジか、こいつ……。

次 ≫

2018-11-11

夏の時間の終わり

配送仕事が遅くまで続いた日は近所のコンビニ唐揚げ弁当チューハイを買って胃に流し込んでから寝る。ケイタはずっとそうやって暮らしてきた。今日もそうやってベッドに体を沈めよう、そう思って帰った部屋には万能家事ロボット「キョウコ」がいた。

 

※ ※ ※

 

「始めましてケイタさん。万能家事AIロボのキョウコです」そう話しかけられてケイタは思い出した。先週スマホSNSで見かけたロボットモニターに応募したのだった。広告など普段は見逃すのに、ロボットの薄い緑色の瞳と淡い栗色の髪に惹かれてしまった。そして目の前に少女の姿で現れたそれは生き生きと動いていてとてもロボットとは思えない。

 

ケイタさん、お食事は買ってきたんですか?」ロボットに話しかけられて、ケイタは「あ、はい、いつもこれなんです…」と曖昧に返事した。そういえば部屋に帰って誰かと話すなんて慣れてない。いくらロボットとはいえ誰かが見てる前でいつものようにスマホ片手に食事するのも変だ。なんだか落ち着かない気分で黙々とご飯を食べる。自分にはロボットとの生活は向いてないんだろうか。

 

「あの、お風呂入るんですけど」食事ケイタロボットに言った。「はい、お背中しましょうか?」ロボットは躊躇なく、にこやかに答えた。笑顔が眩しい。「いや、あの、やっぱりいくらロボットでも女の子がいる前で着替えるの恥ずかしくて、どうしようかなって思ってて…」ワンルームの部屋には隠れて着替えする場所はない。女の子ロボットに来てもらったはいいが生活をどうするかなんて全く考えていなかったのだ。

 

はい、失礼しました。では本日はこれでお休みさせていただきますね。」少女は答えると、部屋の隅の3Dプリンター場所まで移動した。この前のボーナスで買った最新モデルで、小さな冷蔵庫くらいの大きさの物ならネットからデータを読み込んで数分のうちに組み立てる高性能モデルだ。「明日は朝からお伺いします。朝食はお作りしますか?」

 

お願いします、とケイタが答えると、少女おやすみなさい、と一言そえて3Dプリンターの樹脂ボックスの中に立った。カタカタという静かな音と共に少女は樹脂ユニット還元されていった。そうだな、あれはやっぱりロボットだったんだ。ケイタは妙に納得して、シャワールームへと歩いた。明日トーストがいいかな。ケイタパンの袋を棚の奥から前に出した。

 

※ ※ ※

 

「ケータ最近元気そうじゃねえか」運転席の西田先輩にそう話しかけられて、少女が来てから自分の変化に気づいた。「彼女でもできたか?」

「いやぁ、先月あたり家事ロボットが家に来てですね。生活リズムが整ったからですかね」

「へえ、よく聞くやつ。あれやっぱ便利なのか?」

「便利っていうか、生活に潤いが出ますよ。家に帰ると誰かがいるって思うと」

「ハッ!こりゃ当分結婚できねえな」

西田先輩に言われたくはないですね。と、軽口を言い返したものケイタの心に引っかかるものはあった。家にいる少女はやっぱりロボットだ。いつまでも頼っていたら彼女結婚も遠くなるばかりだ。今の自分は、まるで家電名前をつけて愛情を注いでいる哀れな独身男性じゃないか仕事を終えて少し肌寒くなった空を見上げながら、ケイタは考え込んでしまった。

 

「おかえりなさい。今日ケイタさんの好きな麻婆豆腐ですよ」家に帰るとロボットがいつもどおり夕飯を作ってくれていた。いつも今日あったことを話しながら楽しく食事をしている時間だが、今日からケイタは一人の生活に戻ることにした。スマホを片手に黙々と食事を取る。ロボットはいつもと違う雰囲気を察して、今日なにか嫌なことがあったのか、食事が気に入らなかったのか、など話しかけてくれたが、ケイタが何も喋らないところを見てやがて黙り込んでしまった。

 

「すいません、明日からまり喋らないようにしますね」ロボットはポツリと言った。「ああ、そっちの方が楽だね」ケイタスマホから目を離さず答えた。「必要なことだけ話してくれればいいか

はい、わかりました。今日は後片付けだけしたらお休みさせていただきますね」ロボットはそう返事したあと、一言付け加えた。「あと、明日モニターの最終日です。延長して契約いただけるようでしたら、アンケートに延長の回答していただけますか?」

 

モニターの期限は1ヵ月だったことをケイタは思い出した。これでもう終わりにしよう。ケイタは延長しないことをロボットに伝えた。ロボットがどんな返事をしたのかは覚えていない。ケイタはまるで味のしない麻婆豆腐を掻き込み、シャワー室に行った。

 

※ ※ ※

 

次の日は朝から小雨だった、体が芯から冷え込む。いつものトーストを平らげて出勤しようとすると、ロボットが声をかけてきた。「今日最後ですね。利用延長はしないことをセンター申請しました。でも、」ロボットが続いて語りかける。「もし気が変わったら、今日の夜11時までに、直接私に伝えてください。スマホから申請できなくても、私なら申請できます。」

ありがとう、でも延長はしないよ」ロボットにそう伝えて、ドアをあけた。ロボットは少し寂しそうに頷くと「了解です。今までありがとうございました。ケイタさんと1ヵ月過ごせて楽しかったです。」

そう答えた。

 

雨は昼を過ぎると本降りになってきた。道路が少しずつ混み始め、配送作業も思うように進まない。運転席の西田先輩も少し苛ついているようだった。「これじゃ寝る頃には日付変わっちまうじゃねえかよ。ケータには世話してくれる彼女いるからいいけどよ」

「いや、ロボットモニターもう今日で終わりなんですよ」

「まじかよ。寂しくなるよな。1ヵ月も一緒にいたんだろ?」

いやロボットですから。そう答えたものの、今までの1ヵ月、家に帰れば少女がいる生活にすっかり馴染んでいたことにケイタは気がついた。このまま少女を喪って、本当によかったんだろうか?

ロボットっつっても一緒に過ごしてりゃ家族みたいなもんだろ。俺の愛車みてえなもんだ。モニターったってせめて期間延長とかさせてもらえりゃいいのになあ」

その権利はつい昨日自分で捨てたのだった。いや、まだ間に合う。今日の夜11時までに、家に帰って少女に告げるのだ。もう少し君と過ごしたい。

 

日が暮れて雨は一層強くなってきた。荷物はまだ残っている。道路渋滞し、赤いテールランプが蛇のように列をなしている。家に11時までに帰れるだろうか?ケイタは少しずつ焦ってきた。最後荷物を届け終わったとき時計10時を過ぎていた。事務所パソコン日報を書き込むと、ケイタは矢のように事務所を飛び出した。今から電車に乗れば11時5分前に駅につく。そこから走れば間に合う・・・

 

しかし家まであと一駅のところで電車は突然停止した。先行車両の遅延が原因らしい。どうにか間に合ってくれ。スマホを握りしめたケイタ祈りも虚しく、電車の中で時刻は11時を過ぎていった。

 

※ ※ ※

 

ケイタはのろのろと暗い部屋を開けた。もう扉の向こうにキョウコはいない。ようやっと電気をつけ、すっかり濡れた服を脱衣所に放り込んだ。「キョウコ・・・ケイタは思わず一人呟いていた。「もう少し、君と暮らしたかった・・・

「おかえりなさい。お背中しましょうか」聞き覚えのある声が部屋の奥から聞こえてきた。まさか。もうキョウコはいないのに。そう思って振り返ると、そこには見覚えのあるキョウコの姿があった。

「キョウコ!11時になったらいなくなるんじゃなかったのか?」ケイタは驚きの声をあげた。「よかった、まだ間に合うんだ。延長したい、いや、ずっと一緒に暮らしたいんだ。いいかい?」

 

「もちろんです。ありがとうございます!」キョウコは晴れた空のような笑顔で答えた。「だって、まだ9時過ぎですから。間に合ってくれてよかったです。」そう、部屋の時計は21:21を指していた。ケイタはすっかり忘れていた。去年からのあの法律のことを。

 

20XX年、何度も廃案になったサマータイム法が成立した。その年から1111日 午後11時は2回時を刻む。

anond:20180906085723

2018-11-05

はてな次のブームは何か

2018年上半期 Vtuber

2018年下半期 フェミ安田

フェミは上半期からじわじわ流行った気がするけど

韓国ネタ結構出てる割にあまり盛り上がってないな

飽きたんだろうか

安倍批判もなんか全然盛り上がってない

オリンピックサマータイムが無くなって全然盛り上がらない

次が出るまでずっとフェミトークしそうな感じ

安田の件が新展開迎えるかどうかかな

2018-10-17

軽減税率OKなの?

サマータイムときネットでも批判の声がむちゃくちゃあったと思うんだけど、軽減税率についてはほとんど聞こえてこない。

もちろん、たまに見ると一律で反対で、それは自分もそう。

2%軽減を実現するためにかかるコストが2%の軽減分以上にかかると思うんだけど。

コンビニでイートインだと10%で持ち帰ると8%とか想像しただけでゾッとする。

べつにSEでもないし小売業者でもないか利害関係者でもないんだけど。

なんでこんなに静かなの?

これって検討段階じゃなくて「やる」って決まってるんだよね?

反対しても仕方がないから、お葬式モードなの?

2018-10-16

軽減税率って、はてな右派左派も一致して反対できる?無理?

右派です。よろしくねがいします。

まあ右派といっても自分右派かもよく分からないです。

会計経営っぽいなんかそのへんのクラスタで、社会経済性を重視するため現政権を支持するケースが多いです。

そんな立ち位置なため、はてな左派さんたちからよく「ネトウヨ」と罵倒されるのでたぶん右派なのでしょう。

ですが、ここではそういう政治的立ち位置はさておきましょう。

私もあなたも。

個人的には、政治的ポジションだけで殴り合うことはマジクソ無意味コストしか思いません。

で、私が右か左かなんて話は無視して、本題へ。

さて、みなさま軽減税率ってどうお考えですかね。

私としてはクソオブクソ政策しか思えないのですが、賛成の人って多いのでしょうか。

租税は公平たるものという租税公平主義理解しうるのですが、軽減税率社会コストが大きすぎやしませんか?

しか食料品への課税配慮するのは理解します。(新聞?食うのか?ヤギか?)

ですが、コンビニのイートインを始め、はやりの食フェス等で考えられる混乱は昨今大きく報道されている通りです。

というか食料品とそれ以外のものを扱う小売業は確実にコスト増であり、当たり前ですがそのコスト消費者への価格転嫁されます

バカじゃねえの。

弱者保護ですよ-」と言いながら社会コストを増加させ、ひるがえって誰も救われないって政策は許されるものではないです。

食料品への増税で苦しむような弱者を救いたいのであれば、「定率でなく定額の保証をすればいいとか」案はあるかと思います

例えばですが、増税での負担増を算出し、その分を定額の給付でばらまくなり、社会保険料の一定額減額などで補完すればいいわけです。

そうすれば食料品お金も回るでしょうしね。新聞しらね

本当に軽減税率ってなんなんでしょうね。

まあ今5分で考えた適当な案なので、大勢で練ればもっとマシな案が出るかと思います

それに問題点も分かりやすくて、きちんと叩けば人々から理解を得られそうなんですが、なんで反対の声が少ないんでしょうか。

しか麻生財務相とかは「軽減税率面倒」という発言で各マスコミからボコボコに叩かれていた記憶がありますね。

あー、ここで「麻生はどうのこうの」とかそういうのはいいです。

野党の方々も軽減税率に対する疑義を訴えても、マスコミから黙殺される状況のようですし。

ここは立ち位置を忘れて、って話ですね。

で、なにが言いたいかと言うと、「軽減税率ピンポイントだけでも協力し合えないものですかね、ってことです。

サマータイム導入」みたいなクソオブクソ政策は潰せたのだから、なんとかこれもぶっ壊せないもんでしょうかね。

マスコミはどうやらあてにならないようです。マジクソかよ。

となると、草の根的な意見が盛り上がるしかないのかなと思いますが、無理そうですかねえ。

たぶん、「強権発動する与党がクソ」「反対しない野党が悪い」とかクソの投げ合いが始まるんでしょうね。この世はクソ。

でも、意外とはてなって面白いので、こういう分かりやす論点ならまとまるかもなと期待しています

さあ、軽減税率って、はてな右派左派も一致して反対できるかな

2018-10-15

税理士軽減税率の話をするよ

実施まで1年を切ったことで、最近にわか軽減税率ニュースを目にするようになってきました。いま話題になっているような規定はずいぶん前から決まっていたことではありましたが、これまで政府マスコミから広報は十分でなく、広く国民が知る機会は少なかったといえるでしょう。

軽減税率制度の内容を突き詰めていくと、みなさんの直感どおり「めんどくさい」。われわれ税理士もこんな制度はめんどくさい、やめてくれと思っています税務署職員さんもめんどくさいと思ってます、言わないけど。

この面倒臭さの中身について、書いてみようと思います

対象の紛らわしさ

軽減税率は「食品」に適用されます新聞の話はおいておきましょう)。スーパーに並んでいるものほとんどが軽減対象ではありますが、紛らわしいものも含まれています。例えば次のようなもの

食品(8%)食品でない(10%)
料理酢料理酒
ノンアルコールビールビール
みりん調味料みりん
オロナミンCリポビタンD
龍角散のど飴龍角散
食品添加物としてのクエン酸掃除用のクエン酸


納得感のなさ

全く同じ物なのに提供の仕方で軽減か標準か分かれてしまものがあります。例えば次のようなもの

軽減8%標準10%
テイクアウト」で会計したハンバーガー「イートイン」で会計したハンバーガー
ファミレスレジで買う食玩おこさまランチについてくる食玩
屋台で買って近くの公園で食べるおでん屋台カウンターで食べるおでん
シネコンで買うコーラポップコーンカラオケボックスで注文するコーラポップコーン
自動販売機で買う烏龍茶居酒屋提供される烏龍茶
農園おみやげコーナーの果物果物狩りで狩る果物
食品通販カタログギフト
宅配した商品の「とりわけ」宅配した商品の「もりつけ」

中身は全く同じものなのです。なのに「食品提供というサービス」として購入すると標準税率になってしまうのです。このような区分に納得感があるでしょうか。

カナダのように「ドーナツ5個以下は軽減税率」「ドーナツ6個以上は標準税率」、などとなっていないだけマシでしょうか…?

制度不安定

この制度の危ういところは、軽減税率適用される分野が今後も追加される可能性があることと、税率が二段階のままであるという保証はどこにもないことです。たとえばいま出版業界軽減税率適用に手を上げています。他にも生活必需品範囲に入る業界電気やガス、交通など-が軽減税率適用を目指さないとも限りません。そして、適用される税率が8%とも限らないのです。これは8%、こっちは9%、標準は10%などと。分野が増えたり税率が多段階になれば、今以上の混乱は必至です。

(ちなみに、非課税取引医療費住宅家賃や利息など-を考えれば、今の段階ですでに二段階税率なのです)

ロビー活動材料

軽減税率適用は、業界政治家が何らかのバーター取引をするインセンティブになりえます消費税は広く国民負担する税金である以上、すべからく簡潔な制度にすべきですが、軽減税率に絡むロビー活動はこの原則をないがしろにする懸念があります

新聞社が良い例でしょう。自身への軽減税率適用と引き換えに、消費税率引上げや軽減税率導入にダンマリを決め込んだのには呆れた方も多いはずです。施行まで一年を切った今になってようやくぽちぽち記事になり始めましたが、それも些事にとどまり事務負担ヨーロッパなどでの失敗例については全く触れられていません。軽減税率バーターに、マスコミ本来役割である批判を忘れてしまったようです。

事業者負担の増加

消費者とは直接関わりありませんが、会社内部で経理をする方の事務負担は増えます会社の「売り」も「買い」も、軽減と標準に区分しなければならないからです。そのために販売管理POS仕入財務ソフトの入替えをする必要もあるでしょう。

SEとしてご苦労されている方もたくさんいるはずです。ソフトウェアや券売機の改修では混乱が生じているだに耳にします。

我々税理士負担が増えます。一取引ごとに軽減か否かをチェックせねばなりません。税務署調査官も同じです。

レジなどの販売現場も大変です。軽減か否かの区分理解するのはもちろんですが、それ以上にクレームめいた客も懸念されます。「残した分は持ち帰るから軽減税率しろ」「軽減が適用できる容器に入れろ」。そんな対応レジパートの方にやらせるのでしょうか。

さいごに

軽減税率の先例であるヨーロッパでは、軽減税率は非常に使い勝手の悪い、その割に効果の薄い制度であると聞きます。それが本当ならば、同じ轍は踏むべきではありません。(これサマータイムでもやりましたよね)

長文になりましたが、いかがでしょうか。軽減税率に皆さんが感じている「めんどくさい」が深掘りされ「ほんとやめてくれ」と思っていただければ幸甚です。

まあ、来年施行日までには公明党さんと新聞各社さんが、国民の納得がいくような説明をしてくれるのでしょう。それが導入を推進した者と批判しなかった者の責任かと思料します。

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