はてなキーワード: 牛肉とは
半熟たまごっていろんなものにかけて食べることが。とろりとして美味しい。例えば牛肉とか。安い牛丼でもそれなりの値段のする牛たたき丼みたいなのにも半熟たまごが付く。
けど、味が一様になってしまう、って思う。全部あのたまごのあの味になってしまう。実はかなり強力な味付けだ。
あれがすべての場合においていい味だとは私は思わない。全部たまごの味になっちゃう。
しかも問題なのは、一度半熟たまごをわってとろりと食材に出してしまうと、不可逆な点だ。
例えば醤油やワサビって食材にかけること多いけど、その都度付けるわけで、加減が出来る。しかし半熟たまごはそうはいかない。
牛丼:しゃぶしゃぶ用牛肉を茹でて刻んだ玉ねぎをすき焼きのタレと水を入れて煮込み芯が通った所で牛肉投入して混ぜるだけで牛丼屋とほぼ同じ味に
チキンナゲット:冷凍ナゲット(業務スーパーだと1個10~20円、ソースはハインツ製)
カルボナーラ:ベーコン焼いたフライパンの余熱で茹でたパスタとパルメザンチーズと卵の黄身を入れて混ぜてパセリを乗せるだけ
家二郎:業務スーパーで売られているやわらか煮豚を肉として使い、ラーメンのとんこつ醤油スープの元とやわらか煮豚スープを混ぜ、ラーメン生太麺を茹で、もやしキャベツニンニクをトッピング(ただしアブラなし)
今思いついた所でこの4点
はぁ!?合うだろ何言ってんのお前。
油や甘めの味付けを酢がさっぱりさせてくれるだろうが、紅しょうがのない牛丼はくどいよ。
お前の言う「もう少し爽やかな漬物」を挙げてみろよ。
横だけど独り暮らしで十キロは虫がわくかもしれんから五キロ買うとして
1500円で30合一人一日2合食べるとして15日持つ
大体一ヶ月3000円
野菜は日持ちして安いキャベツ白菜人参玉ねぎ大根もやしじゃがいもなどを基本に旬の安くてボリュームのある食材は取り入れていく、大根のかわやフキの葉など出来る限り無駄なく使う、安くて旨味の威力があるホールトマト缶は活用する、麩卵豆腐お揚げワカメなどでかさましをする
たまに麺類や丼もの粉ものなど炭水化物がほとんどのメニューを挟むとかなり安上がりになる
肉は100グラム100円以下のセールの半額しか買わないさよなら牛肉
お魚は鰯やサンマやサバなど安い半額を中心に旬の安いものを取り入れていく
みたいな方針でいけるで
たんぱく質:豚こまなど
野菜を切ってボウルにいれる。
フライパンに油を入れて火にかける。
豚肉を入れる
入れた後はゆっくり肉をほぐす。
急いでやるとフライパンの温度が下がる。
肉の色が変わったら野菜を入れて炒める。
それ以降は余り振らずに菜ばしでかき混ぜる。
・もやしは水っぽくなるので避ける。
・味付けが早いと水っぽくなる。
卵3個を軽量カップに割り、塩コショウ3振り
よく混ぜる。
フライパンを火にかける(中~強火)
バターが溶けたら卵を入れる
固まるまで混ぜ続ける。底のほうが固まってきても混ぜ続ける
気合でまとめる。
大根、かぼちゃ、きのこ、にんじん、ごぼう、たまねぎ、こんにゃくを一口サイズに切ってなべに入れる
が全部隠れる以上に水を入れて火にかける。
沸騰したら豚こままたは豚バラ(豚汁用)を入れる。
あくを取って少し煮込む。
味噌で味をつける。
1口大に切ってあるとりもも肉を上に乗せる。
ふたをして弱火で30分。決して覗かない。
ひたひたになるまで水を入れと薄味ぐらいに白だしを入れる
なるべく厚切りの肩ロースを買う
塩コショウをして弱火で焼く。
皿に載せはさみで切る。
豚ロース肉も同様
弱火で転がしながら焼く。
クッキングシートの上に鮭を置き7分
牛スジと水を鍋に入れ火にかける。
沸騰して灰汁がなくなるまでとり続ける。
灰汁がなくなったらお湯を捨て水で洗う。
鍋にコンニャクを入れる。
水300CC、砂糖大さじ2、酒大さじ3、醤油大さじ3、みりん大さじ2、白だし 大さじ1
を入れて煮込む
野菜を切って鍋に入れる。
たまねぎはみじん切りにして中~強火で水気がなくなるまで炒めてから入れる。
皮を向いてすりおろす。
卵、白だしを入れて混ぜ合わせる。
ご飯にかけ、わさびをつけて食べる。
大根を切って鍋に入れる
サバ缶を汁ごと入れる
ひたひたに水を注ぐ。
沸騰と火を止めて放置を2回ぐらい繰り返す。
味噌で味をたす。
味噌を入れてお湯を注ぐ。
常温に戻してジップロックにいれる
酒少々、しょうが、塩を入れる
鍋の水の中で空気を抜きながら袋をとじる。
火をつけ沸騰したら火を止める。
皿に移し、はさみで切る。
自分は…
ケチっていうレベルでなくて、なんかこう昔から生活に支障が出るレベルで。
理由も。
小さい頃は(小学生くらいから)洗濯するための水道代がもったいなくて、洗濯するのが嫌だった。洗濯機の使い方がよくわからなかったためでもあったし、親も洗濯してくれなかったためだけど、小学生の頃は朝、一度履いて洗濯するためのかごに入ってる靴下の臭いをかいで、臭くないか確認して一番ましなのを履いていったりしてた。これはやばい自覚あった。
お風呂も水道代もったいないし嫌。食器を洗うのも水道代が、と。
色々と苦痛だった。これは大学くらいまで引きずってたけど、これをしないと社会的に終わってしまうので余計に経済的損失がでかいと自分に言い聞かせて改善した。
それでも水出しっぱなしなんかはどうやってもできない。
服は買いに行く服がない、を地で行ってた。服代もったいないと。
こうなってくると死ぬのが一番コスパいいじゃんって今なら思うけど、なんかメンタル終わってたんなぁ。
親が自分にかかるお金のことで言い争いしてるのを小さい頃から聞いてたのが理由で。
両親がけんかするのが嫌で、自分がお金使わなければこんなことならないんだと幼心に思い治らず今に至る。
今では、スーパーに行っても底値近いものしか買えなくて。料理はメニュー決めて買い物するのでなく安い野菜からしかメニュー作らない。
お菓子買おう〜とか思っても、値札見るとほしくなくなって、ぜいたくしようと思っても何がほしいかわからなくなってしまう。家族分の食料は健康とコスパを考え抜いて必要最低限くらいで週一で同じ物ルーチンで買ってる。
家にあるお菓子はばくばく食べるのに。
お金使いたくなさすぎて、ちょっと理解されない行動してしまう。派遣社員の時、お昼買うために寒空で30分うろついたり、質素すぎるご飯見せられないから外でマジ寒い中一人でご飯食べたり。
あと、頑張らないと存在してちゃダメと思ってる。心休まらない。
でも、いい感じとも思ってる。気持ち悪い…^^
人に何かプレゼントするならわりと大丈夫なんだけど、自分にはお金使いたくない。。。
人間関係作れないよ。どしたらいいの。
みんな、家でペペロンチーノを作ったことはあるだろうか。
うっかり挑めてしまうラスボスのような存在と言っても過言ではないだろう。
この自炊界のラスボス(ペペロンチーノ)の攻略に挑んでみたいと思う。
●鍋 4~6リットル容量
家庭用のある程度深さのある4リットル以上は入る鍋が好ましい。
パスタ鍋じゃなくても問題ない。小さい行平鍋でパスタを茹でるのは無謀。
作る分量にもよるが26センチサイズあれば300gぐらいまで対応可能だ。
●包丁
●ザル
麺を開けるのに使う。麺がこぼれないサイズなら何でもいい。
高いけど、これは金かけると味変わる。
●パスタ 200g
海外のモノであれば「バリラ」が旨い。手に入らなければポポロスパで上等。
●オリーブオイル 大さじ3
なんでもいい。グレープシードオイルで作れば、なお良い。
ぺペロンチーノ感は減るが、太白ごま油で作る者もいるみたいだ。
●鷹の爪 2本
ホールであれば何でもいい。
●塩 適量(水の分量に応じて調整)
なんでもいい。安いので十分。
●水 適量(鍋のサイズに合わせて調整)
なんでもいい。水道水で十分。
●お湯 適量
麺を洗うのに使う。鍋で沸かすのとは別に、やかんで予め沸かしておく。
【倒し方(つくり方)】
1)まず、挑む前に準備をしよう。
ニンニクは2つに割り芯を抜いてみじん切り、
鷹の爪は半分に割って種を抜いておこう。
鍋にたっぷりの水をはり、お湯を沸かそう。
2)お湯が沸いたら3%くらいの濃度になるまで塩を入れよう。
120gで約大さじ6杯半も入れる事になるぞ!
この塩加減をビビると塩分を調整しなければならなくなり死亡フラグだ。
ビビらず分量通り入れよう。
塩が溶けたら、ふたをして火を一旦止めておく。
3)ここからがメインの攻略だ。第1形態のソースから倒していく。
フライパンの中にオリーブオイルを大さじ3を入れる。まだ火はかけない。
ユックリと揚げていくように火を入れる。
(どうしても焦げそうなら火から外す)
ニンニクが良い感じできつね色になったら、火を止める。
(余談だが、電磁調理器使って泡が立ち始めたら「保温」モードで作ると、
じっくりニンニクに火が通った時点で3割くらいは成功に近づいている。
2)の鍋の蓋を取り、火にかけ再び沸騰させよう。
沸騰したら、予め測っておいた麺を
ぎゅっと押し込みながら2)の鍋に入れよう。鍋に全部麺が入ったら、
菜箸などで麺と麺が絡まないように、ほぐそう。そこまでできたら
(ゆで時間8分の麺だったら6分にセット)
パスタをゆで汁を「お玉1杯分」入れて
フライパンを良くふるう。
油と水を混ぜるようなイメージでぐるぐると菜箸で混ぜる。
油がゆで汁と混ざり、白く濁ったらOK。
ちょっと「しょっぱいけど旨い」と感じたら上手く行っている証拠だ。
6)そうこうしている間に、タイマーがなると思う。
そうしたら、麺を1本食べてみよう。おそらくかなり堅い。
うわ、これこのままじゃ食えねーなというレベルだったら
まぁ食えなくはないけど、店で出てきたら固すぎて怒るな。
麺をザルに開けよう。
7)ザルに開けた麺に、あらかじめ、
やかんで沸かしておいたお湯をかけて麺を洗おう
(お湯は60度以上ぐらいだったら、沸騰してなくても十分)
これは3%の塩水でゆでると麺がかなりしょっぱく仕上がる。
そのままソースと合わせてしまうと、大概しょっぱくなり過ぎるので、
麺に着いた余分な塩分を落としてあげるために洗う。
そのお湯で洗ってもOKだ。
フライパンの火をもう一度入れよう。
なんだかんだ言っても、パスタはアツアツが旨い。
麺がじゅーじゅー焼けないないように
全体が熱くなったら出来上がり。
お皿に盛って食べよう。上から黒胡椒をかけても旨いぞ!(荒岩風)
【レシピ開発までの参考文献】
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40181
http://matome.naver.jp/odai/2137723413390389201
http://cooking-recipe.info/archives/159
他多数。
(反響いただいたので追記)
頂いていたので返信と追記。
でも、個人的にはあのシンプルな純粋な味が上手く作れれば最強に旨いので
「洗い」の工程を省くと簡単になる。手軽で旨いもの」を狙うならありだ。
<うま味調味料系>
・出汁の素
・コンソメ
<具材>
・ハム
・きのこ類
・魚貝類
<ハーブ類>
・パセリ
・オレガノ
・バジル
食べる人を無言にさせられるくらい旨い。
腕に自信のある人は試してほしい。
●オリーブオイルこだわれよ。
高いオリーブオイルを使わなくて十分だし、
熱し過ぎると苦くなる。
入れる油の分量が難しかったり(入れすぎると油っぽくなる)、
慣れてないとワタワタする原因になるので省いた。
●男のパスタ道すぎだろ
土屋さんの「男のパスタ道」はマジで良い本だから読んだ方が良い。
というか、しょっぱい濃度でゆでても洗えばイイだろ。
という考え方は新しすぎて目から鱗だった。
●やかんでお湯沸かしたらコンロの口がたりねーよ。
どこかに退かしておこう。作ってる間に湯温下がるが
洗うだけなので、だいたい大丈夫。
<さらに追記>
●乳化警察だっ!!
ガコガコやってもいいけど、これでも十分乳化します。
より高みを目指すなら乳化のYouTubeとかを
見て研究してみて。
●200gも食うと死ぬぞ。
俺は死なないでぶー。
ちょうどよく美味いで調整する。
●ディチェコのゆで方
ザラザラしている。この影響で、バリラよりも
味見しながら、火を入れていい感じまで
仕上げるイメージ。ちとムズイ。
●麺の洗い方
もう少し細かく書くと、結構しっかり洗っていい。
ザルにジャーって思い切りお湯かけながら
菜箸でよくほぐす感じ。
10秒くらいかな。
単純に忘れました。なんか変だなーと
思ってたけど気付かなかった。指摘サンクス!
●ペペロンチーノ論争
良いと思うけど、俺のも相当トライアンドエラーくりかえした
レシピなのでやってみて。
今じゃ、娘の1番人気パパ手料理が、
まあ、塩と油の塊だから滅多に作らないけど。
調理法は至って簡単。
肉を室温に放置し常温に戻す。
冷蔵のまま火を通すといい感じに火が通らないので、ここはサボらずちゃんとやる。
といってもこの時期なら2時間ばかり冷蔵庫から出して放置しとくだけだ。夏場なら30分でもいいだろう。
そして、焼く直前に肉に塩胡椒をすり込む。
そして焼く。肉を動かさず全体に焦げ目をつける。
全体を焼き終わったら、皿に取りアルミホイルで包んで置いておく。
余熱で中に火を通すのだ。
そして、30分ばかりで放置したら出来上がりだ。
まず調理方法が簡単だ。火加減と肉を常温に戻すことを忘れなければまず失敗はないし
それに以外と安上がりだ。牛のもも肉は硬いし脂も少ないので牛肉のブロックとしてはかなり安い。
そして何よりも美味い。イギリス料理で美味いというのはもうそれだけで奇跡だろう。
料理が苦手な彼女ができたらクリスマスに作ってもらいたい料理ナンバーワンだ。
ごちそうさまでした。
ケンカをしている罵声を聞きながら、我が家に借金の額がいくら残っていて、父親と母親の収入がそれぞれいくらを、幼いながらに知ってしまった。
旅行など行ったこともなかった。
奨学金で大学へ行ったが、家の借金の返済ができず、諸々あって私が肩代わりすることとなり、中退した。
夜の世界に足を踏み入れたこともあったが、どうにも向いてないらしく3回クビになったところであきらめた。
語弊があると嫌なので補足させてもらうが、コミュニケーション力が低いわけではない。
そんな私に、ある転機が訪れる。
そこで出会ったAさんは、それなりの成績を残している、稼ぎ頭のひとりだった。
自己愛が強すぎるのだ。仕事となれば、口八丁手八丁でうまく相手を丸め込めるが、プライベートとなると誠実さの欠片もない人間だった。
自分が一番正しく、自分が一番仕事のできる人間だと、信じて疑わなかった。
不思議なことに、この自身満々な態度は、ときおりビジネスにおいて良い作用をもたらすことがある。
めんどくさい人だな、と思いつつ、そつなくAさんに接していたら、どうやら気に入られたらしい。
派遣の期間を終了した後も、食事に誘われ、デートを重ね、交際が始まった。
Aさんのことはこれっぽっちも好きではなかった。
ただ、Aさんの背景にある札束に、私はどうしようもなく惹かれたのだった。
数年の交際を経て、Aさんにプロポーズされた。
Aさんが交際中に5回浮気していたのを知っていた。朝帰りをした日に、女物の香水が香っていたことも、咎める気はなかった。
お金さえあれば、子どもにお金が原因で揉める姿を見せなくて済む。
お金さえあれば、両親とも縁が切れる。
お金さえあれば、子供のころに夢見た真っ白なビーチを目の前で観られる。
お金だけがある生活をしているいま、何不自由なく生活を送れているいま、どうしようもなく、幸せを感じてしまうのだ。
ウチのカレーは経済事情かつ無批判に国産肉礼賛という要素を勘案して、カレーの肉は豚のスライスである。
しかし先日珍しく牛の角切り肉のカレーが出てきたので食べてみたところ、明らかに牛の方が美味しく感じてしまった。
感想を一言で言うなら「スパイシーでしかも味に深みがある、こりゃ凄いぞ」という感じ。
これは多分、自分がカレーに求めるものがスパイシーさであり、そこに牛肉の風味を「深み」と解釈する自身の味覚の嗜好が合わさった結果だろう。
ちなみに肉じゃがやすき焼きも牛肉のほうが美味しく感じる一方、しゃぶしゃぶは豚肉のほうが好きなので、濃い味に負けない牛肉の風味が癖になっているのかもしれない。
しかし牛肉は豚肉より高いという理由で、ビーフカレーが自宅の食卓に上がることは今後も激レアになりそうである。
そんな自分に残されている道は
のいずれかだろう。
中期的には3番目に取り組むとして、短期的には2番目がいいと思っているのだが、誰かポークカレーの美味しさを教えてほしい。
それからカレーの主役は何も牛肉豚肉だけじゃないということで、チキンやマトンのカレー好きや、むしろカレーは豆だろorほうれん草だろorチーズだろみたいな人の意見も求む。
クリスマス(2017)だしもう別れたんでこっそり復活させとくわ
まさか三十路を越えた童貞の俺に恋人ができるなんて思わなかった。
インターネットでリア充を気取る輩どもも、非モテをこじらせてリア充をうらやむ芸風の輩どもも、俺は気にくわなかった。
だから、そういう話で場が盛り上がる度に「そんなことより聞いてくれよ、うちのオカンがさ!」と、だれも聞いていないオカンネタをツイートしてどうにか居場所を確保していた。
おかげでオカンは毎朝起きるとアルミホイルをシャクシャク噛みながら口笛でダイアルアップをしてインターネット株取引にいそしむ化け物になってしまった。この場を借りて深くお詫びしたい。
だが、インターネットでしずかにこじらせていた俺にも好意をむけてくれる奇特な女子が現れたのである。
快活でやさしくてユーモアと好奇心を兼ね備えた年下の才女であり、たいへんかわいらしい。性格カタログと化した往年のエロゲでもなかなかここまでストライクなものはないだろうという高級物件である。
もちろん、俺は三十路童貞よろしく魔法使いとしての矜持をたずさえ、しずかにはげしくこじらせていた。
これはもう確実に騙されているに違いない。
三十路超えの売れないふぁぼられないブクマもつかない顔も目と鼻と口と耳がワンセットついているだけでたいしたことはなく、悪いことに肉は最近落ちなくなってきたうらさびれたインターネット芸人崩れを好きになるわけがない。
そうだろ?
だから当然の帰結として、生身の人間に触れずにオッサンが考えた二次元の女子の一挙手一投足に日夜情欲を昂ぶらせていた自分であるがゆえに、生身の女子がくれる好意の質を勘違いしてとらえているのだろうと手前勝手に得心した。
さもなくば、その好意に乗せられて暴走する俺をどこかで観察してあざ笑っている集団がいるのだろうと考えた。
そういう面白い催しがあるのならば、どうせなら観察する側にいたいものだ。
三十路半ばで人生に対するそれなりのあきらめを身につけた俺は、半ば自嘲とともにイグアスの滝にノーロープで飛び込む芸人になったつもりで好意に乗った。
手もつながずにデートは終わった。中学生男子よろしくゆだった頭がその重要さに気づいたのはデートが終わった後だった。
好意を向けられた相手にデートに誘わせたあげくなにもしなかった俺に、相手は失望しただろう。したはずである。
なにもなかったということは、さすがにかけるコストとして俺が笑いものにされている可能性は低い。
というかそもそも俺は罠にかけて笑いものにされて面白いようなキャラクターではなかった。
こうして浮かれて血迷った頭が人に決断の時を誤認させるのだなあと深夜の公園で砂山に頭をうずめて泣いた。
ふがいなさが、自責の念となり俺を毎夜責め立てるようになった。釣り逃した魚は大きいのであるし、俺はこうしてこの失敗を人生における最大の失敗として二月に一度くらいの頻度で悪夢に見ながら死ぬまで一人であることを責められ続けるのだろうなと覚悟を決めた。
いい夢を見たのだと思って、宝石箱にしまって生きよう。そう思っていたらまたデートに誘われた。
あるデートの時、意を決して家に呼んだ。
向けられていた好意につきあってみたような気持ちでいたはずなのに、いつしか呼吸ができなくなっていた。
胸は本当に苦しくなるのだと知った。右室ブロックの気があるらしいです。ヤバい。
さすがにこの頃になると、お互いにお友達同士のおつきあいではなく異性として認識しているに違いない。
何度となく繰り返された三十路のくたびれたオッサンの咲きかけの恋と葛藤、不完全燃焼のデートの度に膨らんではしぼんでいるのである。
他人事としてみるとこんなに気色悪いものはないのだが、明らかに相手も俺のアタックを待っているのである。
恋に狂った本能はそうだと断じている。しかし、「騙されるな、社会性を失うな」とこじれた理性もまたささやくのである。
「貴様の薄汚い下半身由来の欲求がそういう自分に都合のいい思考を招いているのである。一緒に居て楽しい女子と二人でいられるだけで身に余る幸福だというのに、お前は自分からその幸福を靴で踏みにじろうとしているのだ」
と大脳皮質に棲む天使(メイド服)と悪魔(ブレザー)がドルビーサラウンドでささやく、最近二人の意見が食い違うことがなくなってきた。
いやいや、とはいっても、女の子家によんで、お茶とお菓子だけ飲んでおしゃべりだけして帰るわけないでしょ、平成何年だと思ってんの。
二一世紀に生まれた若造どもが青い性欲をもてあまして図書館トイレ駐輪場でよろしくやってるんですよ中学生じゃないんだからそんな――
――手も、つながずに、デートは終わった。
待ってください、みなさん。ウンコを投げないでください。座布団を持って行かないでください。
みなさんのおしかりはごもっともです、自分でも、こんなに恋愛に向いてないとは思わなかった。
ふがいない右手を切り落としたい衝動を押さえつけて、メールで謝罪文を打ち、その勢いでおつきあいをお願いした。
リンゴが地面に落ちるがごとくオッケーがでた。
客観的に見るとなんなのこのウブなネンネちゃんとしか思えないし、実際そうだ。
相手もここまでつきあってくれるというのは相当の変人か暇人だし、この際もうちょっと押していこう。
ここにきてようやっと足が動きはじめて恋人的な段階が進んでいくわけです。
話が長くなってきたんでノロケはこの辺にしまして、タイトルの伏線を回収したいと思います。
途中段階はとばしますけど初行為をするべくホテルに行ったわけです。
泡の出る風呂とか照明とかで遊んで、テレビをつけて、AVはやめようってんでNHKにしといたんですよ。
あとは存分にイチャイチャして、照明を落として、消毒剤の臭いがするシーツの上に彼女の身体を横たえて、服はうまく脱がせなかったけど、ブラのホックは一発で外せて。いざや鎌倉うちてしやまんって時テレビの音が耳に入るわけです。
非常に耳慣れたBGM。そう、俺はこのBGMをよく知っている……荘厳で重厚で、悲哀をたたえた力尽くで精神をゆさぶってくる力強い音楽……!
彼女の肌の色がまぶしくて目をつぶるだけで経験したはずもない二〇世紀中盤の白黒映像が走馬燈のように流れ去っていく……。
『映像の世紀』
この文字列見るだけであのテーマソング「巴里は燃えているか」が耳に蘇る方多いんじゃないでしょうか。
わかりますよチャンネル変えるとか、音量下げるとかすればいいんですよ。そんなことはわかってるんですよ。
でも壮大な音楽と、うすっぐらいナレーションをバックに慣れない愛撫とかしてるんですよ、背中にファスナー付いてないかとか、カメラがしかけられてるんじゃないかとか、この反応は演技ではないのか、とかそういうことを考えるのに三十路半ばおじさんは必死なんですよ!! チョビ髭の男が演説してる中、ゴムを付け替える俺の身にもなってくださいよ!! ていうか早くしないとこのままだとあのシーンになってしまうじゃないですか!! だが焦るほどになにもかもうまくいかない!! 東京が焦土に!!
なかばやけになってテーマソングのリズムに沿って腰を動かしてたら、新型爆弾が落ちました。
人間としていろいろ申し訳なくなります。この映像とBGMが強力すぎて、俺は今後彼女と肌を重ねる度に「巴里燃え」が自動的にかかる身体に改造されてしまったわけです。
ちょっとした背徳感は恋のエッセンスとかそいういうおためごかしをすっとばして不謹慎きわまりない初体験です。ヒンズー教徒だった前世の俺が牛肉でも食ったのかと言わんばかりの仕打ちに心折れつつも、焦土となった都市の映像に負けない励起状態を維持しようとしている俺に、彼女がようやく口をひらいてくれます。
そう! 俺はずっときみの一言を待っていたいまからでも遅くない助かった! このいまいましいテレビ消そう! 消そうと言ってくれ! この状況がちょっと面白いのはわかるが俺のチキンハートはもう耐えられないんだ!
枕元にあるリモコンをたぐってなんでもいいからチャンネルを変えてくれ――! はやく!
このままでは俺の爆弾が――――
「ん、――不発弾?」
イケませんでした!
(最後の部分をオチ補正のため追記しました、わかりにくくてすみません)
(まだわかりにくいですよ)
(オチがなくて無理やり付け足すからこういうことになるんですね、わかります)
(うるせ-!)
生まれて初めて食べた、という食べ物がこの1年間で増えた。何か節目というわけでもなく、中途半端な時期ではあるが、思い立ったので書くことにする。
・猪肉
煮物で食べた。だいぶ煮込んだと聞いたが臭みが強く、食感は良くなかった。
・鹿肉
鹿肉カレーなるものを店で食べた。猪ほどではないが獣臭がいくらかした。たくさん食べたくはない。
・鴨肉
燻してパック詰めしたものを買って食べた。味付けが濃かったので、鴨肉そのものの味はよくわからなかったが、やわらかく、脂の感じは鶏もも肉より好きだ。
・エイ
唐揚げで食べた。コリコリとした軟骨?とパサパサした肉の食感がおもしろく、うまかった。部位によって臭みの強さが違うようで、生臭さとは違う、鼻に突き抜けるような独特の臭いがした。
・ワニ
唐揚げで食べた。鶏胸肉のような少しパサパサした食感で、淡白な味。臭みはなかった。また食べたい。
カルパッチョで出てきた。特にクセもなく牛肉に近い感じがした。
次は何を食べようか。