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はてなキーワード: チケットとは

2020-11-22

アイドルにハマった

びっくりするほどお金がかかるよね

ファンクラブ入ってグッズ買ってCDDVDライブ当たったらチケット買って

でもお金の使いどころがあるって幸せことなのかもしれないとも思う どうせ1年くらいで飽きるだろうしね

2020-11-21

静岡駅駐車場について

駅前繁華街全然繁華街していないのは、自動車を停めるところが無いからだ!と

数年前に肝入りで始まった駅前の地下駐車場がある。

地下のエレベーター式の自動化された駐車場なのだ

なんだか老人雇用のためなのか、無駄ジジイが山ほど配置されていてゲロ吐きそうになる。

まず、駐車場への降り口に1人。何やってんだかわからない。

踏切式ゲートに2人。5箇所ぐらいある各車両が入るスロット入り口に1人ずつ。

順番に開くゲートなのにわざわざ人がいて、車が止まるたびにカラーコーンを置いて進ませない様にする。

踏切あるのに。

踏切式のところとスロット入り口ジジイが合図しあう。

ランプでわかるのに。

停車スロットにたどり着くと、その中にそれぞれまた、1人いて、いちいち停車位置の合図をする。

車両前には鏡があって見やすいので合図とかいらないのに。

車を降りて、通路側と区分けしてある自動ドアにまた1人。

自動で発券される駐車チケット手渡ししてくれる。あと「いってらっしゃい」とか言う。

そのほか、出口側に案内してくれるウロウロしているジジイもいる。

用事を済まして帰ってくると精算機周りにまたご案内のジジイが。

ガラス張りの事務所の中にもいっぱいジジイがいる。

あのジジイもの給料止めれば、普通に買い物しにくる人の駐車場代は賄えて

街はもっと賑やかになるんじゃないかと思うのだけれど。

ジジイ優先。

何かを問い合わせてもかなり感じ悪いジジイばっかりなので

いつも何かしら気分がわるくなる。

静岡人はあれでいいのか?と思うんだけれど

クソみたいに偉そうな感じの悪い県知事でもオッケーな県民性なので

多分どうでも良いんだろうな。

gotoトラベル静岡に来たら、ぜひあのすっとこどっこいシステム全部無視

無駄経費全開なジジイワラワラ

公務員OB利権ばんざい駐車場を楽しんでいただきたい。

静岡よりお伝えしました。

科学芸術、どっちが大事なの?

絶対科学だと思うんだけど

芸術はさ、やりたい人が自分の金で勝手にやりゃあいいじゃん。材料とかもあるもん使って創意工夫すりゃいいじゃん。芸術家は「描かずにはいられない」「作らずにはいられない」「演奏せずにはいられない」生き物なんでしょ。

ほんなら、国から支援されなくたって発表の場をわざわざ用意されなくたっていいんじゃないの。普通に就職して、寝食削って作りゃあいいじゃん。追い詰められた人間が魂削って描いた物の方がいいのできそうだし。

まあ、建築系の人ぐらいはいてもいいかなと思うけどさ、画家とか彫刻家とか1人で勝手にやっててくれって思うよね。

美術館とか黒字ならあってもいいけど大抵赤字だよね、大赤字

絵が飾ってある空間、要る?

博物館はいいよ。学びが深まる。科学館もいい。図書館大事だ。小さなコンサートホールも町に一つぐらいあっていい(異論は認める)。でもさ、美術館、圧倒的に要らないよね。

必要な人はいるんだろうけどさ。「じゃあ、買えば?絵。」って思っちゃうよね。2000円のチケットで見に行ってないで、市井絵描きの書いた絵を買った方がいいんじゃないの?芸術振興ってそういうところじゃないの?

貧乏人にも手が出せるように?じゃあサイゼみたいに壁にデカデカ印刷しとけよ。とか思うけどね。中国からレプリカ仕入れて、モナリザでもピカソの絵でも飾りまくりあいいじゃん?贋作価値がないのって結局偽札価値がないのと一緒だよね。「本物にもなんの価値もないから」でしょ。どこぞの大金持ちコレクター(とそこから金を引っ張り出したいバイヤー)の付けた値段を芸術価値だと思い込んでるなんておめでたい話だよな。

税金無限にあるわけじゃないんだよね。ちょっと子育て支援ちょっと障害者福祉を、って話になったら途端に財源が〜なんて話になるのに、芸術の話になると黙るよね。国が貧しくなりゃ芸術どころの話じゃないんだけどね。既存のもの存在意義は熱っぽく説明するけど、これから必要ものの話はできないんだよね。そういうところが日本ダメにしたんじゃないかな。俺は芸術みたいな贅沢品を身にまとって先進国ぶってないで、全部売っ払って(ってのは比喩として)なりふり構わず這い上がる努力をすべきだと思うよ。

そもそもさ、ルーベンスの絵の価値がわかる国民よりも、水素水に騙されない国民のがよっぽどいいよね。美術時間とかあったら、科学教えたほうがマシだと思うよ。トレードオフじゃない、比べるものじゃないとか言うのかもしれないけど授業時間なんて普通にトレードオフだしさ。小学生図画工作なら楽しみにあってもいいかも知れないが、中高生に2時間美術要らないだろ。その2時間理科でも数学でも社会でもやったほうがマシだろ。

美術館も要らないか科学に回せばいいし、美術時間も要らないから理数に回せばいいよ。将来的に本当に役に立つものは何かよく考えるべきだよ。救われました〜とか個人的体験談じゃなくてさ。芸術がなくなったから衰退してるんじゃなくて、衰退してるから芸術がなくなってんだよ。で、芸術にこの衰退をなんとかできますか?って話だよ。

ライブ配信形式にしたら定員数に上限がなくなってチケット爆売れ

ハウハじゃん?

anond:20201121131224

安楽死させてもらえるんでしょ

ALS患者チケット利用して医師逮捕されたじゃん

2020-11-20

youtuberの人気がダダ下がりっていう記事を見て

最近かかれた記事じゃないんだけど。

流れ流れてみたやつで。

なんとなく毎日更新から見てたけど、そういえばあるところから見なくなったなって思い出した。

あれから4ヶ月くらいか。今はイベントチケットも売れ残るほどの人気低迷で…って記事にはあった。

あれ以前はそこそこ盛り上がってたと思うし順調だと思ってたけど、どうなるかわからないもんだね。

今日のおもひでろぽろぽろ

東京都市部でもないし平日に買いに来る客はそうはおらんやろ(´・ω・`)

そう思って10ちょっと過ぎてから販売所に行ったらぎょうさん並んどった

ひいふう、ざっと30人以上

ワイの前後奥さん子供がようおった

(´・ω・`)クリスマスとか正月とかバレンタインとか家族がお外で食べる良いチャンスやもんな

(´・ω・`)東京都に住むからにはドリンクバーの使い方は小学生に上がる前にはマスターしといた方がええ

(´・ω・`)お腹いっぱい食べたらええがな(´・ω・`)微笑ましく見取った

今日はびゅうびゅう風が強かった ~3~3~3

なんか24℃ぐらいまで上がったそうや 🌡

暑いわけや ☼

暇や、帰りたい。子供が訴えとった👧

子が眠そうで奥さんがずっと抱っこしてあやしてるの見てたら👶、なんや面倒くさそうなことしてるしパートにも出られんなコレ、と思った

30分かかって買い終えたらもうガラガラ

全部で60人ぐらいおったか

帰ろ、思ったら子供座席が二つついた電気自転車に乗った兄さんが遅れてやってきた

さっさと店に入ればいいのにスマホいじいじ

奥さんの代わりに来たらしけど、なんや困ったような悲しそうな顔してはる

声かけてみた

(´・ω・`)どしたんや

(/ω\)ここ、販売所…やね?

(´・ω・`)そやで。販売所にはまだチケットぎょうさん残ってるで。はよ行き

はっぱかけたらやっぱり悲しそうな顔する

実はメールの先着申し込みが終わってしまったようで全然つながらない、と言う

(´・ω・`)嘘や。昨日の分は完売したけど今日20日の分はまた販売するはずや。10時まで待ってみ

(/ω\)もう10時半過ぎてるやで。全然つながらんのや。販売所ですぐ申し込んで買えるように来たのに。せっかく来たのに買えない。切ない。

ほんとやった。

ワイもサイト開いて調べてみたけど終わってる。

おかしいな。gotoやるやる言いつつも数しぼってんちゃう(´・ω・`)

なんや300万部も一日で終わらん申し込み数やったはずや。

ワイなんか昼過ぎ20万台やったもん。

100万か200万は残ってるはずや。

ワイらは消えたチケットについて話し合った。

残ったチケットはどこいったんや。謎や。

(/ω\)しくしくしく

(´・ω・`)元気出して。まだデジタル抽選が残ってるやで。使い道のぜんぜん分からんあんまり役に立たなさそうなデジタルチケットがな!抽選でな!

可哀想にな。しかし世の中は弱肉強食や。

しくしく悲しんでるお父さん兄さんとバイバイして別れたんやけど、夜になってから申し込み時間10時じゃなくて14時に変更になったとお知らせが出ていた。

https://pr.gnavi.co.jp/promo/gotoeat-tokyo/pdf/news_1120.pdf

なんやグダグダや。

お父さん兄さんの悲しみとしょぼりんぬとしくしくの落ち込みはいったいなんやったのか。

ダウンダウンダウンからアップのジェットコース精神的に悪いんちゃうの。

(´・ω・`)取り越し苦労させられて可哀想ちゃう

そう思いながらチケット大黒屋からの帰り道、高齢者運転する車に引かれかけた。

ちくしょう、いいづかこうぞう予備軍め。

ワイはそう簡単には殺されへんぞ、と生きる意欲が湧いてもりもり。

それが今日のおもいひでぽろぽろ。

anond:20201119113549

読んでる。

単行本で買ってるのは読み返せるからいいけど、アプリ無料で読んでるやつは読み返しにチケットとか課金とか必要だったりするから悩ましい。

ちなみに電子書籍にしたから前の巻探す手間が減って快適。

コロナ日本来年迎えられるかと言ってる人がいる一方で、年明けの試合はどっち勝つかね。チケット取れるかみたいな話ししてるのはオモロイぜ。

2020-11-19

みかんコーヒーとオトンの初恋有村架純

「みさちゃんさ、みかん食べる?」

寒い寒いと言いながら、三時のおやつでも食べようかとリビングに降りてきた私に、キッチンから父がボソッと声をかけた。

「いや、みかんはいらん。寒い暖房つけよう」

エアコンなら、母さんが業者呼んで清掃してからじゃなきゃ使わん言ってたから、つけたら怒られるぞ」

はぁ?という顔をしている私に、いらんといったのが聞こえなかったのか、みかんを手渡しながら父が言う。

「なんで寒くなる前にやっとかんかったんだって話よな。そんなこと言ったら、怒られるから絶対言わんけど」

からからと笑う父。手に持つマグカップには湯気の立つコーヒーテーブルに目をやると、みかんの皮が散乱している。

(この人……コーヒー飲みながらみかん食ってるんか)

ソファの背もたれにかかっていたひざ掛けを腰に巻いて、リビングテーブルにつく。渡されたみかんを揉みながら、

わたしコーヒー

頼むより先に父はグラインダーに豆を入れていた。ブィーンという無機質な音が部屋に響く。

「みさちゃん、昨日の夜酔っぱらって、そこまで聞けんかったけど。この後どうすんの。そこらへん、母さんとは話したんか?」

「うーん」

どうしたものかと私は少し考えた。昨夜、久々に帰省した私のために、自宅ではささやか歓迎会が催された(とはいっても少し豪華な寿司の出前をとったくらいだが)。食事を終えて、家族三人テレビを見ながらダラダラとお酒を飲んでいたのだが、父は早々かつ静かにリビングソファに沈んだ。腹に猫を乗せて、スマホバイブほどの小さな音量でいびきをかきながら寝る父をそのままに、母とは今後の話をある程度した。正味時間ほどかかったその話を、今父にするにはまだ話をまとめ切れていない。母からは同姓として理解は得られても、父にはこの冗長な割に何も決まっていない私の現状を伝えても、ただ心配を駆り立てるだけではと不安になったのだ。

「まぁ暫くは休むよ。貯金もあるし。今はまだ動けん気がするし、何より少し疲れたわ」

みかんの皮をむきながら、はぐらかすようにそう答えると、コーヒーを入れる父の手に視線を移した。暫く見ない間にまた年季が入ったなぁと、ふとそんなことを考えた。


ここ数年、私(輝く三十代独身)はアメリカ西海岸の小さな広告代理店仕事をしていた。小資本飲食店小売店なんかがメイン顧客だったので、今回のコロナによる各種制限後はほどんと仕事がなく、一部制限解除後もほとんどの店はコマーシャルを打つ余力はなかった。片手間に作っていた無料情報誌なんかは、コロナ対策コラム等を差し込みつつほそぼそと発行を続けていたけれど、いつしかそれも限界に。結果、私はあえなく「状況が良くなったらまた声をかけるから、必ず戻ってきて」とお決まりコメントと共にレイオフの網にかかったのである。こんな状況ですら私を限界まで雇い続けてくれた会社には感謝しかないが。

解雇後「とりあえず一旦リセットだな」と考えた私は、実家に帰ることにした。異性関係は、現地で交際していた男性と二年ほど前に別れた後はパッタリだったし、行きつけのチャイニーズレストランコロナで潰れたので、かの地に私を繋ぎ止めるものはもう何もなかった。大卒から今までずっと海外でもがいてきたこともあり、このひっくり返った世界を口実に、このタイミング実家ゴロゴロしてやろうと、そういうことであるしかし状況が状況なので、帰国決断した後も、やれ渡航制限だ、やれチケットの予約だと色んなことがうまく繋がらず、なかなか出国することができなかった。ようやく帰国の日取りが決まったころ、

「帰るで」

ポッと送ったLINEに、

「車で迎え行く!楽しみ!おめかししてく!」

還暦も半分過ぎた母はノリノリで返信したにも関わらず、当日派手に寝坊した。私が期待していた、到着ロビーでの感動の再会(BGM青春の輝き/The carpenters)は叶わず。実に四年ぶりの帰国はなんとも味気のなく、一人公共交通機関でと相成ったのである


「あれな、『コロナだし、やっぱ行かん方がいいと思って』って言い訳しとった」

私の分のコーヒーを手渡しながら、けらけらと父は笑った。

「ほんと昔から適当な人。あんなんと結婚した意味分からん初恋の人とか言わんでよ?」

私が次のみかんに手を伸ばしながら言うと、

初恋かぁ……」

ギリギリ聞き取れるくらいの声でボソッと言った後、父は一人モジモジしながら下を向いた。思えば父と母がイギリス出会ったという話は聞いたことがあるが、初恋話となると聞いたことがない。恐らくこの人の初恋は母とは別の人と思うが、どうせ時間もあるし、掘れば面白い話が聞けるかも知れないと思った私は、

「そしたら、父さんの初恋っていつよ?」

別に話したくなければいいですよ、ええ。と二個目のみかんの皮をむきながら、興味なさげに聞いてみた。暫く返答がないので視線を上げると、相変わらずモジモジしながら、父は照れくさそうに顔を上げた。

「お墓に持っていくほどのものでもないし、話してもいいか。母さんには内緒だぞ?」

言うと父はテーブルの上のみかんの皮をまとめてゴミ箱に入れると、ゆっくりと向かいの席に着いた。

(結局話したいんでしょうに……)

いかけた一言を飲み込んで、コーヒーをすする。


「みさちゃん墓参りの時に行った叔父さんの家、まぁあれは父さんの実家でもあるわけだけど、裏手に階段あったやろ。急なやつ。あそこを登ると昔図書館があったんよ。市立だか県立だか忘れたけど、そこそこ立派なやつがね。父さんは大学受験勉強毎日そこでしてたんだ。家だと兄弟たちがうるさいから」

父の実家西日本の某所。坂の多い海辺の町だった。遠方であることもあり、私は小学校高学年の時に祖父母墓参りに行ったのが最後、以来そこには行っていない。

「そこの自習室がさ、海に向かって大きな窓があって。部屋にストーブがあったけど、やっぱり窓が大きかったせいかな。冬場はすごい寒かった。でもそのおかげで利用者が少なくてね。少し寒いくらいの方が頭も冴えるし、父さんはそこを好んで使ったんだ。あともう一つ、別の理由もあったんだけど」

父はそわそわと立ち上がると、コーヒーのおかわりだろうか、電気ケトルに水を入れて沸かし始めた。ケトルがお湯を沸かし始める音が、私の想像の中の自習室ストーブの音と重なる。父はそのままケトルのそばから離れず、窓の外に目をやりながら続けた。

「父さんともう一人、その自習室を使う女の子がいたんだ。とても綺麗な、束ねた長い髪が印象的な子だったよ」

突如文学的表現をし始めた父をみて(これはキモイな……)と思った。初恋話を聞くのにある程度の覚悟はしていたものの、父の口から語られるそれは、なんとも中途半端恋愛小説のようで、

(これは、脳内キレイどころの女優さんでもキャスティングして、程よく補完しながらでないと聞くに堪えないな)

そんなことを考えながら、みかんを口に放り込んで聞いた。

「それが初恋の人?思ったよりチープな感じ」

今にも鼻くそを掘り出さんばかりの口調で茶々を入れると、

最後まで聞けよ。みさちゃんが聞いたんだし、父さんにとっては大切な青春の1ページだぞっ!」

父はムッとした表情で言った。

(だぞっ!って……昭和アイドルかよ)

「隣の高校女の子だったんだ。同じく受験生だった。頭のいい子でね。その部屋で一緒になった最初の数回は会話がなかったんだけど、ある時勇気を出して話かけたんだ。『どこの大学を目指してるんですか』ってね」

「ほうほう。で?」

謎のドヤ顔スルーして相槌をうつ

「目指してる大学が一緒だったんだ。まぁ、彼女は余裕の合格圏内。父さんは相当な努力を要するくらいの差はあったけれどね。彼女英語系の学部に進みたいと言っていた。将来は海外に行きたいと。当時ボーっと生きていた父さんと違って、明確な夢を持っていた彼女はとても輝いていてね。ほら、男って単純だから、一発で惚れちゃったんだ。同じ大学を目指す二人。一緒に勉強する自習室。これは、もう、そういうことだろうってね」

馬鹿なのではなかろうか」

「いや、馬鹿でなくて!」

父は鼻息荒く私を遮り、

「たしか最初一方的ものだったさ。けれど、一緒に勉強……というかほぼ父さんが教わるだけだったけれど、毎日のように、約束して、同じ時間を過ごして、そういう感じになったんだ。『一緒に合格しようね』とか『一人暮らしする時は、近くに住もう』とか、これはっ!もうっ!そういうことでしょうがっ!」

若干の金八先生口調になりながらまくし立てた。

彼女の教え方が本当にうまいもんだからギリギリの成績だった父さんも合格圏内に入るくらいになったんだ。夢の大学生活は目の前だった。ある雪の積もった日、勉強を教えてくれたお礼に、図書館の近くでラーメンを奢ったんだ。温かいものでも食べようってね。その帰り道、初めて手を繋いだんだ。女の子と手を繋いだのは、その時が初めてだ。さっき食べたラーメンが胃から飛び出そうだった。家まで送ると言ったんだけど、ここまででいいと。途中で分かれたんだ。次の日も、いつも通り会えると思った。でもなぁ……」

突然、演技派女優のようにうなだれる父。いや、でもこれは結構シリアスな展開なのでは。私は我慢できず、恐らく一番ビンビンに立っていたフラグを掴むと、

「……し……死んだとか?その才色兼備さんは……事故に遭ったとかで……」

ゴクリと唾を飲みながら聞いた。少しの間、静寂がリビングを包む。父は顔を上げると、

「あっ、忘れてた」

と言って、電気ケトルスイッチを入れ直した。ズッコケる私を一瞥しながら続ける。

「いや、死んでない」

「おい」

「死んでないんだけど、消えた」

は?という私の顔に腕を組みながらうんうんと頷くと父。

「次の日から、もう試験も近いのにパッタリと来なくなった。いなくなって三日後くらいかな、その子高校に行ったんだ。名前は知っていたけれど、家は知らなかったし、当時は携帯なんてないからな。それしか方法がなかった。今ほど個人情報にうるさくないからな、聞いたらサラッと教えてくれたよ」

ケトルからサーっとお湯の沸く音がする。部屋が寒いからか、注ぎ口から湯気が濃く立ち上る。

夜逃げしたらしい。母親がいない家庭で、親父さんがあまり真面目な人じゃなかったようでな。突然いなくなったってことだった。仕事で失敗したんだか、博打なのか知らんが……。家の前にも行ったんだけどな。バラック小屋ってわかるかな?そこまで酷くはないけれども、それに近いような、貧相な家だった。当然、明かりもついてないし、扉を叩いても誰も出てこなかった。家の前には、彼女図書館まで来るのに使っていた、見覚えのある自転車がそのまま置き去りにされてたよ」

そこまで言い切ると、父は黙りこくった。そのまま暫く何も言わず、再び沸騰したケトルのお湯でコーヒーを入れ始める。

大学は……大学はどうなったん?」

私は恐る恐る聞いた。父はいつの間に私のコーヒーが空になっているのに気付いたのだろうか。二人分入れていたコーヒーの片方を私に差し出しながら、

「父さんは合格したよ?」

知ってるだろ?と言わんばかりのとぼけた顔で答えた。

「いや、父さんでなくて、才色兼備さんは?合格発表で奇跡の再会をしたとか」

興奮する私とは対照的に、父は再び、一人冷静にモノローグに入る。

あの日合格発表の日。始発で発表を見に行ったよ。大学は遠かったからな。張り出された番号より先にまず彼女を探した。どこにもいなかった。一通り探した後、掲示板を見た。自分受験番号があった。でも全く喜ぶことができず、父さん、そこでずっと立ってた」

ヤバイ、泣きそうだ)

目の前でセンチメンタルに語られるオジさんのモノローグに、不覚にも目頭が熱くなる。

「当然彼女の番号はおろか、受験たかどうかさえ知らないからね。その日は大学の門が閉まるまでそこにいたよ。掲示板は何日張り出されてたんだっけな、もう覚えてないけど、もしかしたら今日これなかっただけで、明日見に来るのかも知れない。そう思った父さんはなけなしの金をはたいて近くの民宿に泊まって、翌日も一日中待ってたんだ」

「……でも、来なかったんでしょ」

ティッシュで目頭を押さえながら私が聞く。指先についたみかんの酸が目に染みる。

「うん。来なかった。そして大学に入ってからも、彼女の姿を見ることはなかった」

自分の話なのに、ウルウルとなく娘にもらい泣きでもしたのだろうか。ズビッと鼻を一度ならすと、

「きっと、受験できなかったんだなぁ。だって受験してたら、彼女なら絶対受かってるものあんなに行きたがってた大学だったんだから

父はしみじみそういうとコーヒーをスッとすすり、一つ残ったみかんを、テーブルの上のカゴから取り出した。


(なんて切ない話だ……)

還暦もとうに過ぎたオジサンコイバナに、悔しいけれど胸を打たれた私は、鼻水をかみながら劇場を退席しようとした。脳内有村架純あたりを勝手キャスティングしていた才色兼備不憫さも去ることながら、そこにいない初恋の人を必死に探す父の哀れさを思うと、今はすっかり禿げ上がった父にも、そこそこかっこいい俳優キャスティングしてやらねば。そう思いながら、ソファ眠る猫を抱えて二階に上がろうとした。その時。

「でも、この話には続きがあってな」

ニヤニヤとしたり顔で笑いながら、父は私を引き止めるように言った。

「父さん結婚前にイギリス単身赴任したことあるって言ったろ。そこで彼女と再会したんだ」

「えぇ!?嘘!そんな偶然ってあるの!?

私は慌てて猫をソファに戻すと、前のめりになりながら席に戻った。と同時に私は焦った。父と母はイギリス出会ったという話を思い出したからだ。そうすると、有村架純キャスティングした才色兼備の役を再考しなければならない。あの母親は……明らかな才色不備だ。

「ま……まさか……よくある話で、その女性って……」

「あ、母さんじゃないぞ」

私の焦りを察したのか、落ち着かせるように父は釘をさした。

日本人駐在員が集まるパブがあってな。仕事終わりにそこで飲んでいたら、隣に二人組の日本人女性が来たんだ。その片方が彼女だった。一目でわかったよ。向こうもそうだったと思う。『もしかして、○○さん?』って聞かれた時、夢でも見てるんじゃないかと思ったよ」

「うわぁ、本当にそんなことってあるんだ。もうそから話が止まらなかったでしょ」

「いや、お互いとても驚きつつも、一言二言交わしてその日は別れたんだ。向こうは連れがいたしね。翌日は休みだったから、また明日改めて会いましょうと、向こうから番号を渡された。その番号を見て色々悟って、嬉しくなったね」

「なにを悟ったん?」

電話番号だけで、ホテル名前とか部屋番号とかは書いてなかった。つまり定住しているってこと。ちゃんと夢を叶えたんだと」

「なるほどねぇ」

そんなに長いこと話したつもりはなかったが、いつの間にか部屋は薄っすらと暗くなっていた。父がパチッと部屋の明かりをつけると、猫が呼応するように二階へ駆けていった。


「でもさ、そんな感動の再会したら、もうそれは運命の人じゃないの?どうしてその人と結婚しなかったのさ」

話が一周して戻ってきたが、単純にそう思ったので聞いてみた。そりゃあ、今の母と結婚たから私がいてとか、そういう御託はあれど、普通ならそこでくっつくだろうと、そう思ったからだ。

「いや、彼女はもう結婚して、子供もいたんだ」

「あら、そういうパターン

「あの後、働きながら勉強して、渡英して、仕事についたと言っていた。そこで出会った人と結婚したそうだ」

それを聞いて、世の中うまくはいかないのだなと思ったのはもちろんだけれど、ふとその時父は何を思ったのかが気になった。初恋の人との運命的な再会と同時に、自分の恋が終わった時、悲しかったのだろうか。悔しかったのだろうか。私だったらグシャグシャになってしまうかも知れない。しかし、そんな私の疑問は、次の父の言葉ですぐに解消した。

「心からしかった。父さん、みっともないけど、そこで泣いちゃったんだよ」

照れくさそうに笑いながら父は続けた。

「良かった。良かったってね。ずっと心につっかえていたものが取れたような気がした。『ありがとう』っていう父さんに、あの人は『なんで?』とは聞き返さなかった。わかってくれたんだろうね。『こちらこそありがとう』と」

「どういうこと?」

今までの話の中で、父がその人に感謝することはあっても、父が感謝されるようなことがあっただろうか。

「『君が海外に行ったら、そこに僕も必ず行くから、その時はバッチリ英語観光案内してほしい。約束しよう』父さん、そう言ったんだと。全く覚えてなかったけどね」

「そんな約束してたんだ」

「『私が海外に行くことに、きちんと意味を持たせてくれたのはあなただった。約束を守るために、頑張ったから今ここにいるの』と言われた。父さんも、彼女の役に立ててたんだ」

一昔前のトレンディ俳優のようにフッと小さく笑うと、そのまま父はトイレへと消えた。

(お前はすっかり忘れてたわけだけどな)

父の背中に心の中で柔らかく突っ込みながら、私もニッコリ笑った。


それから才色兼備さんとは会ってないの?」

トイレからいそいそと戻ってきた父にそう聞くと、

「ああ。会ってない。連絡先も特に交換しなかったんだ。まぁ色々あってね」

父はテーブルのカゴにみかんを補充しながらそう答えた。

「でもさ、初恋は思い出の中に。そういうものだろう」

キメ顔で答える父に、久方ぶりに(気持ち悪い)という素直な感情が戻ってくる。

「ただいまぁ」

玄関から気の抜けた、疲れた声が聞こえてくる。

「あら。何仲良く話てるの珍しい」

リビングに入ってきた母は、そう言いながら、みっちり膨らんだエコバックキッチンに置いた。それを見て、先ほどまでの話題のせいで居心地が悪いのか、父が二階へ避難しようとする。

「なになに?なんの話してたん?」

トイレに行こうとする有村架純とは程遠い母が、リビングの出口で父に聞く。

「いや?たわいもない話だよ」

父は道を譲りながら誤魔化した。訝しげな視線を投げながら、母がトイレに入ったのを見計らって、

「ちなみにな」

父は私の耳元に口を寄せると最後にコソッっと

彼女と再会したときパブ彼女と一緒に来てたのが母さんだ」

そう付け足して、ニヤニヤしながら駆け足でリビングを後にした。

「えぇー!?なにそれぇ!」

驚く私の声と重なって、リビングのドアがバタンと閉まる。

「ねぇー!何の話なのー?」

母の切ない声がトイレから響いた。


あの人との馴れ初め話は、また後日みかんコーヒーを飲みながらでも聞こうと思う。


暇つぶしにこの話をネットに放流する許可をくれた父に感謝

バイト日記

 go toイートのせいで大変な日々が続いていた。チケット発券一件につき15枚もの券がプリントされる訳で、発券完了までに時間めっちゃかかる。その間レジは停止している。あっという間に会計待ちの為に長蛇の列ができる。

 当店は、オーナーチケット用紙のロール一本で何件ぶんのgo toチケットを発券できるのか計算し、沢山のチケットロールの在庫を確保していたので、まだよかった。

 チケット発券に来たお客様によれば、近隣他店には、チケット用紙不足によりgo toチケットの発券を休止している所がいくつかあるという。そのせいもあるんだか、当店にはやたらめったらチケット発券のお客様が多い。

 チケット用紙の確保には積極的だったオーナーだが詰めが甘いところもあって、チケット受付をレジ2台のうちの一台に限定するという対策を取らなかった。そのせいで、両方のレジに同時にチケット発券のお客様がやって来て混乱が起きることになった。オーナーは「受付はレジ一台だけにしてくれ」と口で言うだけで対策は何もしないので、チケット発券のお客様はせっかく順番が来たのに隣のレジ誘導されるということがあったりして、揉め事が多発した。

 あー疲れる。

2020-11-18

anond:20201118175725

え、サークルでもチケット転売とか不当な展示方法とか問題起こしてるのはいくらでもあるんじゃなかったっけ

統率高い幻想みたいなのをそのまま信じるのもなんかもやっとくる

2020-11-17

オリンピックって

ボランティアでやるとか騒いでなかった?

あれどうなるん?

去年はチケット抽選がどうとか今頃騒いで無かったかいな

あれも再抽選になるんか?

ていうか何月にやるんだっけ

2020-11-16

https://anond.hatelabo.jp/20201116213535

アニメ見てないから知らんけど、競馬の話は元増田の方がアホだろ。

お前は地元競馬場がなかったら競馬しないと思ってんのか。野球場地元にない県には野球ファンおらんのか。

ねーよ。

これがひぐらしみたいに昭和の話ならともかく、設定見たら現代じゃねえか。

ネットチケット買えるのすら知らないとかお前何年生まれだよってなるわ。

賭け事系はアプリがめちゃくちゃ進化してて競馬どころか競輪競艇も全部あるんだよ。

知識問題じゃなくて、そのくらいちょっと考えたらわかるだろ。

元増田がやってる他のツッコミ全然信用できなくなってきたな

anond:20201116101648

無くても死なないもんならありと思うけど

チケットダメなんだよね確か

線引きがよくわかんないね

anond:20201116093718

売り手と買い手、双方が間に仲介者が介在することを良しとするかどうかなんじゃないの?

メーカーユーザー取引商社が入ることについてはメーカー側もユーザー側も認めてるでしょ だからセーフ

じゃあライブチケット転売屋が買ってそれを転売しますっていう場合、買い手は「高いけどライブに行けるからOK」って考えるんだろうけど

ライブ主催者側は転売屋の介在を許せないだろうからこの場合はアウトってことだと思うけど

2020-11-15

PS5の転売は悪だとか言って ※11/17追記

5万円のPS5を10万円で売ってるくらいで文句言っている人がいるけど、

もっとかに大きな転売については全然文句言わないよね。

不動産屋がオーナーからマンションを1億円で買って2億円で転売しても文句言わないよね。

独占販売契約などを利用して、買値の数倍から十倍価格転売している商社かに文句言わないよね。

証券会社手数料名目で何割も乗せた価格証券転売しても文句言わないよね。

結局、文句を言いやす相手転売で5万円儲けたら文句を言うけど、

文句を言いにくい相手転売で5兆円儲けても文句を言わないよね。

弱いもの攻撃したいだけだよね。

メルカリでの転売なんて、需要供給に基づいて市場価格が決まっていくだけじゃん。

たった5万円の手数料を払うだけで、店頭で買えない貴重な商品が買えるんだから感謝すればいいじゃん。

不動産屋に何千万円も手数料を取られた上で「いい物件を紹介してくれてありがとうございます」とか言ってる人が、

5万円の手数料請求しているPS5の転売屋には文句を言っているかと思うと笑けてくる。

もし自由取引制限されて転売する人がゼロになったら、市場価格存在しなくなり、

運が良い人はメーカーが決めた価格で入手できるけど、運が悪い人はどんなに欲しくても何百万円を払っても入手不可能になるじゃん。

マスクとか食料品とか生活必需品については国家権力による価格統制が必要場合もあるだろうけど、PS5なんて完全に娯楽品だよね。

娯楽品が市場価格取引されて何か問題あるんかね?

ソニーの売り方のお粗末さに文句を言うなら分かるが、メルカリや出品者などのオープン自由市場構成員文句を言うくらいなら、

もっと文句を言うべき相手が居るんじゃなかろうか。

なんというか、不当に逮捕された受刑者が、警察不当逮捕には文句を言わないのに隣の受刑者の態度には文句を言っているように見える。

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11/16追記

的外れ反論コメントが沢山あるけど、とりあえず勘違いトップブコメには返信しておくか。

>>店頭で買えなくしている元凶やんけ

PS5が店頭販売されていないのは、発売元であるソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が

新型コロナウイルス感染症拡大が懸念されるなか、顧客販売スタッフ安全を確保するため、発売日当日の店頭での催しやPS5の販売は予定していない」

と決定したからだが?

>>古物商許可は持ってるの?

PS5をソニーから買って転売する際には、古物商許可不要なのだが?

参考 新品を購入して転売するには古物商許可必要なの? 古物商許可 完全マニュアル

https://kobutusho-kyoka.com/blog/antique-sales-law/343/

>>ブコメ本質的反論が皆無。

同意万物の定価以上禁止は笑った。

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11/17追記

PS5の転売の話をしているのに、直接関係の無いコメントも多いよな。税金申告しろとか。脱税問題テーマが離れすぎ。

内容ゼロ暴言を書くことしか出来ない人も居るようだが、面白い事を書いてくれる人も居て興味深い。

まあ何百件もあるコメントに全レスする気もないし、PS5の転売に関して多かった2つの意見については一応書いておくか。

・「PS5の転売には付加価値が無いかダメ」という意見について

付加価値はあるぞ。この場合、PS5という「モノ」に対してではなく、PS5を入手するという「手間」に付加価値がある。現状PS5を正規ルートで入手するには、抽選販売当選するまで応募し続ける、以外の手段はない。そしてこの方法には、手間も時間もかかるし、どのくらいの手間と時間をかければ入手できるのかの正確な予測もできない。そして、こんな不毛なことに自分の貴重な時間と労力をかけるくらいなら、金を払ってでも別の人にやって欲しいと考える人間は多く居る。そして逆に、他人のために手間と時間をかけて、代わりに報酬を貰いたいと考える人も居る。そこでこの、「抽選販売当選するまで応募し続ける」作業を代行してもらう手間賃の価格が需給バランスによって決まり、今は約5万ということになる。この作業をやってもらうことに5万の価値、つまりは5万の付加価値があると考える人がある程度いるからこそ、この価格が維持されるし、その価値は無いと考える人が増えれば価格は下がる。

そして、「転売から買う人こそ悪」というコメント結構あったが、現状入手困難な、今後数年間遊べる趣味の道具を入手するために追加で5万を払うというのが、そんなにおかし感覚か? はてなでは、毎月ソシャゲに数万使っている人に、そのくらいじゃ重課金じゃない、とか煽ってないか? 何十万もするカメラを買った人に、沼の入り口へようこそ、とか言って歓迎してないか? ロードバイクは? ゲーミングPCは? 

そんなはてなーにとって、PS5を5万の手間賃を払ってすぐに入手する人間は、滅びるべき「悪」なのか?

まあ、金はあるが時間は無い社会人の中には、「抽選販売当選するまで応募し続ける」作業を代行してもらえることに、5万くらいの付加価値はあると考える人間が大勢居るってこった。

・「買い占めて価格を吊り上げているかダメ」という意見について

いや、あのさ、抽選販売しか入手手段が無いのに買い占めなんてできる訳ないじゃん。まあ、今後の供給が見込めない希少品とか、無いと生命維持に支障が出る生活必需品が急遽不足したとかなら一時的にはありえるかもしれないけど、PS5は発売日も何ヶ月も前から分かっていて、今後どんどん供給されることも分かっている娯楽品じゃん。希望小売価格の2倍になるまで買い占めるとか、どんな規模を想定してんのよ。現状は、転売屋が買い占めたか価格が上がっているんじゃなくて、ソニー供給量が少なすぎるから価格が上がってんの。これについて書いてくれた人のブコメ引用すると、

>>PS5は99%は一般人が購入したと推測され、例えると購買者が10000人いたのに、供給数が1000個、一般人に990個が渡り転売屋に10個が渡って転売された様なもの。以前チケット転売問題スクレイピング調査の結果から類推

という感じ。この例で言えば、欲しかったけど抽選で外れて買えなかった人が9010人居て、その人たちが、転売屋が買い占めたせいで買えなかったと文句を言っているようなもの。実際には、転売屋が居ても居なくても、9000人は買えてないから。これはソニーにとっては助かる話だろう。買えなかった不満を持った9010人のうちの多くが、ソニーではなく転売屋を攻撃対象にしてくれるのだから。そして実際には転売屋がいるおかげで、9010人のうち、追加でお金を払ってでも欲しいという10人が買える市場が出現している。

転売禁止世界……運が良い1000人は買える。運が悪い9000人は大金を積んでも買えない。

転売可能世界……運が良い990人と、運が悪い9010の中で金を払ってでもすぐに欲しい10人が買える。 

娯楽品の取引に関して、どちらが最大多数の最大幸福を実現できる経済環境なんですかねえ?

2020-11-11

anond:20201111232302

から新卒チケットとか大学ネームバリューとかそういうところに疎かった。

あと、自腹で一人暮らししながら大学通うのに疲れて実家に戻りたくなり、ろくに仕事もない田舎に戻ったのも大きい。

anond:20201111231602

いや、大学

大学だけは無理して自腹でそこそこいいとこ行ったんだけど、そこで知り合った人と卒業後何年も経ってから再会した。

ちなみに私は大学だけはそこそこでも底辺出身なので、新卒チケット価値も知らずに卒業後はフリーターしたり無職したりしてた。

転売は良いこと

必要に抑えられている価格を適切な価格に上昇させるという点で経済の循環および物価の上昇に寄与することになり、ひいては日本経済のためになっている。

コンサートなどのチケットでは長期的なファンの定着のために安くする必要性は理解するが、運営側転売が行われないような仕組みを作るべきであり、違法でない転売業を叩くのはお門違いである。

転売チケット舞台に行った友達コロナになった

タイトルの通りです。

転売ヤーから舞台チケットを買った友達が、コロナ陽性になりました。

接触確認アプリを入れていないし、

家族には、会社に行ったと嘘をついたので

バレてはいないそうです

(そもそも接触感染アプリの効力が、どれぐらいあるか、怪しいですが。。。)

友人が言うには

舞台には転売ヤー男性が行ったことになる。

からバレる事は絶対にない

と言ってます

もし、10月12日

ジャニーズ舞台に行った人がいたら

PCR検査受けて下さい。

友達佐藤くんとゆう人が好きなので

その人が出てる舞台です。

友達のせいで、コロナ陽性になっているかもしれません。

2020-11-09

最近だんだんと小規模イベントが開催されるようになってきた。

ほんの9か月前までは毎週イベントに通うオタクだった私からしたら、少しずつ日常が戻ってきている気がして喜ばしいことのはずだった。

今の自分は、現場に赴ける状態ではない。毎日満員に近い電車に往復で三時間近く揺られ、出勤先でも無数の人々と接触する。仕事中は自分スマホは持ち歩けない。

例の接触アプリでも把握しきれない接触を繰り返している自分は、現場に行く勇気はなかった。現に今までにも数回、接触通知も来ている。通勤経路だけでもこんな状態なのに、出勤中も身につけていたらどうなってしまうんだろう。

余っている現地のチケットから目を背けて、今日配信チケットを購入した。現地で早く、生の推しを見たくて仕方なかった。お金もあるし時間もあるのに、どうしてこんなことになってしまったんだろう。

自粛期間も常に出勤させられていたこんな弊社でもしがみつかないと、職を失うかもしれないと思うと怖くて退職もできない。推しに会うためだけに働いていたのに。

テレワークの友人たちは現場に行くようになっている。職種推しに会えるか否か決まる未来が来るなんて、思ってもみなかった。

いつまで続くんだろう。

anond:20201109121341

卒業生なんだが……

うちの学校は元々制服マニアに好かれがちで、通学路での性被害(盗撮とか、道端で見抜きとか、露出狂とか、シンプルに触ってくる痴漢とか、チケット制の学園祭に無理やり乱入とか)が多かったから、それを助長しかねない商品マジで危険なんだよ。

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