はてなキーワード: ごろごろとは
最近、朝起きるとそのまま死にたくなる。正確には、死ぬのも面倒なので一生布団でごろごろしていたい。だるい。眠い。帰りたい。遊びたい。仕事は仕事だからしてるけど、やる気が起きない。前はもう少し世界が輝いて見えたのに、何をなくしちゃったんだろう。
アメリカでドラゴンボールが流行しだしたのは1998年にカートゥーンネットワークで放送されてからの事になる。
爆発的な視聴率を記録し、当時の若者達に異様なまでに流行ったがそれはあくまで若者の間にであって当然メインストリームのアメリカ人や年齢層が上のアメリカ人は見たことがなかった。
ドラゴンボールエヴォリューションが公開されたのは2009年だ。
つまり、残念ながら当時の制作者(当たり前だけど皆大人だから40,50の人がごろごろいる)は
「ドラゴンボールぅ?ガキに人気あるみたいだけどくだらねー」
という態度の人ばかりだったと思われる。
これは脚本を担当した人が、これほど人気があるとは思わなかったとか、金が欲しかったとか言って謝罪したのを見るにあってると思う。
制作費も60億円程度で、邦画からしたら潤沢に見えるけどハリウット映画としては正直しょぼい。つまり金が業界で回りさえすればOKでたいして成功するとは元々思ってなかったんだと思う。ただ、その一方であの一件があったおかげでアメリカ人の若年層に日本のアニメが異様に浸透してるんじゃないかって思った業界関係者は多かったと思うけどね。
三十代独身男性で、猫を飼っている。五歳の雌。
最近この猫が、俺をベッドに誘うようになってきた。
夜十二時近くなると、俺がいる部屋の隅っこでうみゃうみゃ鳴き出す。
放っておくと三十分でも一時間でも鳴いている。
俺は猫のところに行って、話しかけながら頭を撫でてやる。
すると猫はするりと身を翻して、ベッドの方に歩き出す。途中で振り返り、にゃあと鳴く。
俺は猫についていって、ベッドに横たわると、猫は俺の胸の上に寝転がり、ごろごろと喉を鳴らし始める。
撫でてやると、俺の手に頭をごりごりとなすりつけてくる。撫でるのをやめると、じっと俺の目を見つめて、時折小さくにゃっと鳴く。
この状態が十分か十五分ぐらい続いて、そしたら猫は満足して俺の上から降り、ベッドの隅で一人で眠り始める。
これが毎日。
なんかこれってセックスみたいだなあ、と感じている。
そして、俺が人間のパートナーとしたいのも結局こういうことなのかなあ、と思う。
今日は今の日本で一番最下層、アンダークラスに属するだろうタクシードライバーについてどうしても語りたくなった。
やつらに底辺といったら怒るだろうな
給料がいいとほざいてみたり、他にも底辺職があると言い出してみたりするだろうが先にいっておく。
わかったか?
給料自慢してもお前らは歩合制だろ?
それにリスクも考えてないだろ?仕事に給料が見合ってないんだよ。
わからないのか?おまえらは知的水準も教育水準も文化水準も低い。
わるい。興奮しすぎた。話を戻そう。
「こんにちは」もいったらだめだ。
同業者の悪口をいいまくり、客の写真をさらしてる運転手すらいるだろ?
タクドラブログをみてみ?
しかもタクシードライバーは自ら自分たちが危険な存在であると明言している。
タクシー運転手が乗客として乗った菊池桃子さんにストーキング行為を繰り返していたという事件である。
この件は自宅が分かる形で降車したためストーカーに自宅がばれる結果となった。
やつらはこの件についてこういうのである。
「自宅まで送らせるのはよくない。家から離れた所でおろしてもらわないと」
菊池桃子さんの件だけじゃなく一般人でも自宅までのせてもらって自宅をさらされたが運転手がくびにならないって話がごろごろある
こういう言葉は客が言うのはわかる。
しかしタクシー運転手達がいうのはおかしいと思わないのだろうか?
例えば、とある会員制サイトやネットショップ等で社員が悪意をもって意図的に個人情報を流出させたとしよう。
お客の中には怒りつつも「こういうこともあるだろうから局留めにしてるよ☆」というようなリスク管理意識の高い客もいるかもしれない。
しかし「自宅に届けさせるのが悪い。コンビニ受け取りにしないと。自宅の住所なんて書いちゃだめだよ」
なんて言うショップはあるだろうか?ないだろ?
保険屋であろうが電気屋の配達員だろうが、決して外部には漏らさないだろ?
もらしたらくびだろ?
それがだ、タクシーとなったら平然とさも当たり前かのように言ってのけるのである。
自宅まで送らせるのが悪いぞ!
呆れてものがいえない。
更に、彼らは罰せられる事がないので自分たちの考えを変える機会をもっていない。
ネットショップ等の個人情報流出ならば、その社員はクビになるであろう。
流石に菊池桃子さんの件はクビになったようだけれども、他の多くの個人情報流出事件は有耶無耶に流されて終わり
自宅まで送らせたらうっかりしゃべっちまうかもわかんないから、そこんとこよろしく☆
こんな考えの糞タクドラががウヨウヨいるし
芸能人のマンションなんて聞いてもないのに、客にべらべらしゃべってくれる
このような意識の人たちと関わりたいと思うか?
ストーカーになるかもしれん
できるだけ乗るな
乗ったら殺されるかもしれない
それぐらい思っとけ!!!
というレスがついたことで元増田は「個人的な成功」を「個人だけの成功、周囲より突出していること」ととらえていることが明らかになったわけだ。認知の歪み。
個人的成功とはフォーブスに乗るような世界的資産家になることか? 周囲に自慢できるトロフィーワイフを得てみせびらかすことか? そうであれば個人的成功と功利主義は両立しないんだろう、お前ん中ではな。
周りの人、いわゆる「みんなの基準」で求める個人的成功は薄っぺらだ。金持ちの早死や自死がどれだけ多いか。彼らは決して「個人的に成功した」とは思っていない。なにもできないがたまたま1つのことが世間に求められるほど上手だったからそのことでお金はいっぱいもらえた。でも、個人としてはいつまでもダメな人間で、家庭では失敗ばかりだった。スキャンダルや裁判所でおちぶれたときも誰も助けてはくれなかったし、今はカネはなくひっそりと暮らしている。そんな話が週刊誌でもどこでもごろごろ読める。
他人基準だとまあよくある若い犯罪者の考え方にいきつく>個人的成功。オレオレ詐欺のような新たな犯罪を考えついてうまくカネが得られたら個人的成功ってわけだ。そんな他人を出し抜くことでしか得られないような「個人的成功」なんて世間の大多数は求めちゃいないんじゃないか。
2階で寝ている自分を起こしに1階で寝ていた猫が十年一日毎朝判で押したように階段を駆けのぼってやってきて
ベッドに飛び乗って人の耳元でずーーーーーーーっとごろごろごろごろごろごろごろごろ鳴かないまま喉を鳴らしていて
その音があまりにもものすごくとてもでかいのでこちらも十年一日寝ぼけた頭の中で猫の爆音上映、という言葉を文字で脳裏に浮かべている
起き上がって部屋の出窓のカーテンを開けて朝日を入れ、猫と一緒にそこに座るまで爆音上映は続いている
しっぽまで陽に当ててやって撫でてやるとはじめてにゃーと短く言うが
団塊世代が読んだであろう本(吉本隆明、高橋和巳、三島由紀夫、等々)は読んだけど、団塊世代の人生経験自体は書いてねえぞw
それよか、黒澤明とか野村芳太郎とかの1960年代の現代劇映画観てると、当時の世相が反映されてる、劇中に汚い貧乏人ごろごろ出てくるね
いっとくが、ウルトラマンとかはあえて未来的な風景を強調してるからな
あと加山雄三や植木等の映画はわざとハッピーで明るい享楽的な作風を意識して作ってる
本を読めとか勉強しろとかうるさいけど、貴殿が言う、団塊世代は1人残らず苦労知らずでひたすらハッピーで脳天気で夢見がちだったということを裏づける、具体的な作品名を挙げて欲しい
学生運動を批判的に描いた作品(たとえば1960年代に書かれた倉橋由美子の現代劇小説とか)では、全共闘の学生がいかにも脳天気な甘ったれのように描かれている、その手の描写はよく見た
しかし、俺は最初から「団塊の大多数は高卒中卒・農家とか工場労働者とか」と述べている
それら非大卒まで一切、苦労知らずでひたすらハッピーで脳天気で夢見がちだったということを裏づける、具体的な資料を作品名とか作家名とか挙げて欲しい
1945~1950年生まれの団塊世代が、冷戦に直面したのは物心ついてすぐ
昭和30年代にはさんざん「今すぐ米ソ核戦争!」みたいに騒がれてた
当時の超有名作品だから観てない子供でも内容は大まかには知ってたろう
このころはしょっちゅう地上や離島で核実験やってたから死の灰も降ってた
公害が問題視されるようになったのは1960年代後半(水俣病工場廃液説が公認されたのは1964年)
*
オイルショック(1973年)に直面した時期に団塊世代は20代前半
下手すっと就職の時期にちょうどぶち当たってる
連合赤貧だの中核革マル内ゲバだの陰惨な事件が相次いだのも団塊が20代前半の時期
「それでも未来があった」とか言うんだろうけど、団塊が20代の1970年代には
『日本沈没』や『ノストラダムスの大予言』が大ベストセラーになって終末論が流行
「環境汚染や核戦争で人類の将来はヤバイヤバイ」てな言説もさんざん広まった
*
いっけん関係ないかも知れないけど、団塊世代が10代の1960年代には
幼児が誘拐されて殺されてすごく騒ぎになった「吉展ちゃん事件」(1963年)とか
女子高生が殺されて冤罪疑惑が根強い「狭山事件」(1963年)
在日韓国人が差別にブチ切れて起こしたといわれる金嬉老事件(1968年)
などなどが起きてる
団塊が若かった頃「ひたすら明るくハッピー、暗い世相はいっさい無し」とかウソです
*
兄弟たくさんで汚い小屋みたいな家に住んでるとかごろごろあった
団塊世代が10歳前後で『月光仮面』の放送が始まった1958年のテレビ普及率は50%以下
テレビが見られない、裕福な友人宅に頭を下げて見たなんて子がごろごろいたはず
これは了解したが
いかに転職先がすぐ見つかりやすかったとはいえ、産業構造の急変で失職となれば、前職の経験がまったく生かせない異質な職種に転職せざるを得なかった例も多かったであろう(九州の筑豊には再就職できなかった炭鉱労働者の老いたなれの果てがごろごろいる)
https://anond.hatelabo.jp/20180919004859
>この世代の高卒中卒は、今の世代の高卒中卒と比べたら悲壮感まったく薄い
これはさすがに言い過ぎだと思ったから
団塊世代の高卒中卒が現代人よりも一貫してハッピーな経験しかしなかった苦労知らずのように一方的に決めつけるのは、さすがに後世の人間の高慢を感じる……
『COMIC LO』『COMIC快楽天』『COMIC快楽天ビースト』『コミックメガストアα』『ANGEL CLUB』『BugBug (バグバグ)』『COMIC失楽天』『COMIC HOT MILK (ホットミルク)』『COMIC 夢幻転生』『COMIC阿吽』『COMIC華漫』『COMIC真激』『MEN’S GOLD (メンズゴールド)』『TECH GIAN(テックジャイアン)』『アクション・ピザッツ』『アクションピザッツDX』『ゲッチュ』『コミックアンリアル』『ペンギンクラブ』『ペンギンクラブ山賊版』『まんがシャワー』『メガストア』『ヤングコミックチェリー』『人妻本当にあった Hな話』『二次元ドリームマガジン』『魔翔』『漫画ボン』『漫画ローレンス』『comicキャンドール』『Comicバズーカ』『G-type(ジータイプ)』『Men’s Young(メンズヤング)』『PUSH!!』『アクションピザッツスペシャル』『コミック戦国無頼』『ドキッ!』『ドキュメント実録 ! 人妻姦熟コミック』『愛の体験スペシャルデラックス』『増刊 コミックメイト』
昔ながらの劇画誌っぽい物を除いたオタ向けだけで30誌以上ある。雑誌コードではなくアンソロ形式なども含めれば、さらに膨大な数になるだろう。
30年以上オタクをやってるじじいの昔話をすると、1990年代当時はここまで多くなかったはずだ。1980年代はもっと少なく、ことオタ向けとなると『レモンピープル』とか、同時に10誌もなかった(よく休刊して入れかわった)
そんな80年代当時のオタは『レモンピープル』がコンビニで売られる事態なんて考えてもなかったろうし、そうなって欲しいと希望してたとも思えない。
***
1990年ごろになるとオタ向けエロ漫画誌も数が増えてコンビニでも売られるようになり、目立つようになって、遊人だの山本直樹の作品がやり玉に挙がるようになった。
このころから「ここでエロ漫画規制を容認すれば、日本は表現の自由がない言論弾圧国家になるぞ!!」と力説する者は多かった、今はなき米沢嘉博(初代コミックマーケット主催)とか。当時からその手の連中は、自分らを強権力に対するレジスタンスに見立てて自己陶酔してるような反体制きどり臭が鼻についたものだった。
しかしそれから約30年、本当に日本は表現の自由がない言論弾圧国家になったの? いつまで経っても、朝日新聞と産経新聞どっちも廃刊させられてないじゃん(ネット上で一個人が別の一個人の発言に噛みつくことは「弾圧」ではないですよ)
当時と今の変化と言えば成年コミックマークが導入されて、「建前上」漫画にも18禁が導入されたぐらいじゃね。18禁コードは昔から映画にもビデオにもあった、漫画にも導入された一点で「言論弾圧時代の始まり」と言うのは論理の飛躍としか思えない。
成年コミックマークの導入直後は、エロ漫画業界縮小を本気で恐れる者は多かったけど、結局そんなことは起きなかったのは冒頭のリストの通り。エロ漫画誌が都の条例とかに引っかかって休刊したが、同じ編集部が新雑誌を創刊(ようは誌名変更)して、問題視された作品が平然と連載を続けたケースもめずらしくない。
そういや1980年代当時は、メロンブックスやとらあなみたいに「市井の個人が作ったエロ同人誌を町中で買える書店」もなかった。イベント行くか雑誌の通販欄に頼るしかなかった。この点でも今のほうがよほどいい時代になったもんだと思う。
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表現の中身はどうか? 1990年代以降、実写ヌードじゃ陰毛がはっきり見える写真集がOKになった、この点なんかむしろ表現規制が解除されてるじゃん。
80年代当時のオタ向けエロ漫画は今よりずっと修正がきびしく、男女とも股間は広範囲にわたってべったり黒塗りでまったく何が描かれているのかわからん場合が少なくなかった。そもそも性器を精密に描くような絵柄も少なくなかった。
ところが、現在流通しているエロ漫画誌を見れば、ちんちんもおまんまんもリアルに描いたうえで、うっすらスクリーントーンを貼っただけという場合が平然とごろごろある。ジャンルの幅も、ロリ専門誌、ショタ専門誌、ファンタジー系専門とかずいぶん広がった。
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袋だたきを承知で書くが、表現規制反対派は、この30年ずっと「狼が来た」少年にしか見えない。じじいの実感としては、1980年代当時よりむしろ今のほうがずっとエロ漫画誌の刊行点数も増え、エロ表現はオープンになった気がしてならんのだ。
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つい先日も「ラノベの表紙」のエロ表現が問題になったが、叩いてる奴はほとんど、政治家でも権力者でもない市井のブロガー風情じゃないの。よほど政府与党の大臣が言い出せば実際に規制される可能性は高いだろうが、表現規制を言い立てるのは一部の左翼フェミニストだけで、国民の大多数が支持する長期政権の保守自民党はオタクの味方なんだろ?
要するに「エロ漫画表現規制は言論弾圧の危機だ!!」って騒いでる奴は、「今すぐ日本は中国みたいな左翼独裁国家になる!!」と言ってるのと同じようにしか思えない。そんなもん、まったくもって現実味が感じられないのだが。
戦後1980年代まで続いた冷戦時代、右派は何十年も「今すぐソ連のアカが攻めてくる攻めてくる!!」と言い続け、ついにその日は来なかった。左派は「今すぐ軍国主義復活だ!!」と言い続け、ついにその日は来なかった。冷戦体制崩壊後、右派は「中国経済崩壊」と言い続けてそろそろ30年になる……この手の予言が当たったことって何回あったっけ?
メディア全般の子供への影響(殺人ゲームやドラマで悪影響があるのか?など)に関して言えば、主要理論の変遷があった経緯がある。
当初、メディアの影響力は極めて高く見積もられた。「強力効果説」だ。皮下注射モデルとも言われるが、薬物を注射したときに効果が発揮されるように、確実かつ速やかにメディアの影響は発揮されると思われた。有害情報が即子供に悪影響を及ぼす、という教育界隈の話は、この時代の認識に基づいていることが多い。
しかしこれは否定された。研究によって、人々がメディアの言う通りになんて動いてないことが確認されたからである。メディアの影響力は限定的であるとされ「限定効果説」が唱えられた。この説では、例えば、メディアで有害情報が子供に流れても、それが悪影響を及ぼすのは家庭環境が悪かった場合である。家庭環境のがメディアより先に立つという訳。
さらにその後には、やっぱりメディアの影響が大きい場合もある、という話で「新しい効果理論」が唱えられるようになった。ここでは、メディアの情報が、まずコミュニティのリーダーに影響を与えた場合、その影響が拡散することで影響力があがる、みたいな話をしだした。今はここ。(といっても、もう教科書に載ってるような話だが)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/メディア効果論
個人的には、エロについても、だいたい限定効果説が正しいと思ってるのだが。
常々変だ変だと思ってるのは、教育界脇はマジでここら辺の話を全スルーして、素朴な強力効果説を採用してることが多い。暴力的なメディアを見ると暴力的になり、性的なメディアを見ると性的になると思ってるし、そういう論が未だに出回る。だからゲーム脳信じるような人がごろごろいるのよ。
教育学は、学際的すぎるのか、ハッキリ言って専門分野として怪しい部分が大きいと思う。ソーカル案件がごろごろしてる。この手のエビデンスを探すときは、元の理論の出典にまず気をつける。アメリカ教育学会とかの90年代の論文とか、特に気をつけるべし。
迷い猫を保護し、「りゅうのすけ」という名をつけ、家族になってから一年が経過した。
「りゅうのすけ」と呼ぶと、視線をこちらに向けてくれるまでの関係を築くことができ、私はとても嬉しく思っている。
ただ、気がかりなことが一つあった。
保護してから一度も、りゅうのすけの威嚇や怒りの感情を見たことがなかった。
最初は、「捨てられたらどうしよう」という不安から自分を抑えているのではと考えていたが、何やかんやで現在にまで至ってしまった。
りゅうのすけには、辛い思いも悲しい思いもして欲しくなかった。
無理をしているのだろうか。
そんなことを考えると、鼻の奥がツンとした。
「りゅうのすけが威嚇したり、機嫌が悪いときって見たことがないよね?」
不安になり、リビングでコーヒーを飲みながら休憩している母に尋ねてみると「ん~、そうね」と穏やかな口調で喋りだした。
「基本的にりゅうは優しい性格っていうのもあるだろうけど、全く怒らないってわけではないわよ。私、りゅうが威嚇しているところ見たことがあるし」
衝撃の事実に驚きを隠せなかった。
「2ヶ月くらい前に野良猫がリビングの窓から家を覗いていたことがあってね、聞いたことない低い声を上げながらりゅうは威嚇してたわ」
「知らなかった」
「そっか、見たかったな~」
「まぁ、よっぽどのことがないかぎりあなたがりゅうの威嚇や怒りの感情を見ることはないと思うけど」
母の言葉に、私は軽く泣きそうになった。
「ど、どうして」
動揺して声が震えた。
「あなた気づいてないの?」
「なにに?」
「えっ…?」
好まれているとは思っていたが、家族の中で一番だとは思ってもいなかった。
驚く私に、母も驚いているようであった。
「本当に、気づいてないの? あなたの足音が聞こえると、耳をピンと立てて瞳をきらきらさせながら自分のところに来るの待っているのよ。それに、りゅうを保護したとき誰よりも世話をしたのはあなたじゃない。食事、トイレ、体調のこと。りゅうことを家族の中で一番思っているのはあなたよ。あれだけ世話を焼いて、わからなかったの? 馬鹿ね~~、思えば思われるのよ」
愉快に笑う母に、言葉を返さなくてはと思うのに、私は涙が零れないようにすることしかできなかった。
「にゃー」
どこからともなく、りゅうのすけがしっぽをピンと立てながらリビングにやってきた。
私は膝を折り、何を言うわけでもなくりゅうのすけを撫でるとごろごろごろ、と喉が鳴る。
口にはせず、胸の内でそう呟く。
どうしよう。
愛があふれて止まらない。
地震もう大丈夫かな。停電大変だったね。揺れてるか揺れてないかわかんなくなるのしんどいよね……。電気のひも見たりとか水入ったペットボトル置いとくと一目でわかるから良いよ。ペットボトルはまじでおすすめ。
今までずっと週6で働いてて風邪引いてて地震停電来たらそらいつもの調子なんて出るわけないしどう考えても働きすぎ、会社側がおかしいんだから労基に駆け込むか30前なら全然転職考えられる……みたいな話をしてんじゃないよなぁきっと。
会社側がおかしいのも身体に無理が出てきて出社するところで既にギリギリなのもあなたのせいではないとあなたはわかっていて、でも状況的に自分が悪いという態度を取られたり自分でもそう思わざるを得ないのがしんどいのかな。わかる。首ちぎれるくらい頷ける。
めちゃめちゃ月並みで申し訳ないけど文面から物凄い疲れてるんだなって察せられるのでとにかくしっかり休める期間を作って(何ヵ月とかの単位で)毎日ごろごろして漫画とか読んで映画とか見て寝たいときに寝られたら一番良いんだけど生活もあるもんな……。でも心を壊したら本当に治るのに凄い時間かかるし、どんな仕事か知らんけど現状週6で働けてるあなたが再就職先全く見つからんという気もしないから(特に最近は売り手市場だし)一回本当に今のところじゃなきゃやっていけないのか考えてみても良いんじゃないかなぁ。どう考えても全然あなたはくずめいてないぞ??私なら確実に無理です休みますって言ってるもん。頑張っててえらい。
ほら雇用保険とか使ってこ。ハロワ行こ。一番の難関は今の職場の人達に恨まれたら……とかだと思うけど、実際そうでなくても「私のようなやつはいない方がみんな良いよね☆私はみんなのためを思って!!」くらい正当化しても良いんやで……。自分大事にしていこう……。