はてなキーワード: 生活環とは
俺は所謂貧困家庭で育ったのでカップラーメンは好きだしジャンク品でも何でも食う
最近、居酒屋で飯を食った時に俺には食育が足りてないとからかわれ、育った環境の話をしたく母親の話をするともう親は関係ないだろマザコンか?と言われてしまい恥ずかしかった。
育った家庭環境が悪いとずっと思い続けていたが、これを言い訳に出来るのは何歳までなんだろう。
俺の友人は俺のような生活環境で育った奴が多く、この前も飲んだ時に自分の家庭環境を呪うような話が酒の肴だった。
親が生活保護受給者とか、大学入学式後、最初の集まりで親が金払っていない事が発覚し当日みんなの前で「この中にお金を払ってないのに来た子がいます」とバラされて結果退学(そもそも入学すらしてなかったが)とか、親が在日で仕事が続かないとか。
俺も両親共に中卒、幼い頃に離婚、父親は10年前くらいに若くして孤独死した
父母共に両親を若い頃に亡くしていたから祖父母などの親戚もいない
小中学校の頃はライフラインがよく止まる生活をしていたが、高校でアルバイトを俺がするようになり何とかなった。進学は奨学金が入る前の準備金がなくて入学できなかった。
今は何とか転職を繰り返し大卒に囲まれた会社にいるが、周りの頭の回転の早さに自分が惨めになるばかり
母親の事は普通だが、あの時アルバイトばかりしてなかったら、大学に進学出来ていたら、我慢しなかったら、そもそも色々なお祝いの時に少しでもお金をくれたら、色々な時に考えてしまう
日本の都会と地方の若者の違いについての興味深いエピソードを共有してくれてありがとうございます。都会と地方での生活環境や文化の違いが、若者のメンタリティや行動にどのように影響しているのかを明確に理解するのは重要です。
ご説明によると、都会の若者、特に京都市のような都市部の若者は、競争が激しく、高い協調性と社交スキルを持っているようです。一方で、地方の若者は比較的競争が少なく、リラックスした環境で育っていると感じられるようです。
この違いは、都会の方が社会や職場での競争が激しいため、若者が自己表現や対人スキルを磨く機会が多いことに起因しているかもしれません。一方で、地方ではコミュニティが密接で、人々がお互いを支え合う文化が根付いているため、競争よりも協調が重視される傾向があると考えられます。
また、地方の若者は、都会の若者に比べて、仕事や日常生活においてゆとりを持っているように見えます。これは、地方の方が生活のペースがゆっくりで、人々が互いに深い関係を築きやすい環境であることが影響している可能性があります。
さらに、都会と地方の若者の違いは、教育、就職機会、レジャー活動、さらにはメディアやテクノロジーへのアクセスにおける格差からも生じているかもしれません。これらの要素が、若者の価値観や生活様式に影響を与え、都会と地方で異なる文化やメンタリティが育まれています。
結局のところ、日本の都会と地方での若者の違いは、その地域の社会経済的な特性や文化的背景に深く根ざしており、それぞれの環境が若者たちの生き方や考え方に大きな影響を与えています。
すごい世界で生きてるな。強く生きろよ
あと基本的に他人を変えるの無理だから自分の環境変えた方がいいぞ
あと性を売るとかいうあたおかな職業してるならまずそれを辞めよう
清潔感が別の概念(ガチで汚れや臭いを指してる)だったら増田の生活環境ヤベーって話になる。環境は自分の鏡だぞ
いい感じに言えば差別的な発言に見えるのは言葉足らずなだけで、
実際の増田は多様性を重視しているので "増田の周りには色んな人がいる" かな
ワイは賃金格差は無くすべき、賃金の高い低いで人をはかるべきじゃないって思ってるけど、
清潔感が別の概念(ガチで汚れや臭いを指してる)と主張するブクマカやブクマカを兼ねている増田は、
ワイの周りにそういう人いないし、関わらないし、そういうレベルがいる環境の人(経済レベル・職業)だと思われて得することないので
anond:20231213094739 anond:20231213092438 anond:20231213093912 anond:20231213113737 anond:20231213115420 anond:20231213135230
この2つの共通点は親ガチャ・環境ガチャに盛大に外したですよね
まぁ造形が良いということは年を取ってもそれなり役にたつはずなので、
自分の不足を自覚してこれから上手いこと頑張れで『賞味期限切れのイケメン・美女』は放置する
(関連増田:学歴コンプと同じで外見コンプの人は胸に刻んで欲しいんですけどね https://anond.hatelabo.jp/20231029084622#)
結論から言えば『人種差別』や『障害者差別』などの本来のルッキズム文脈以外で絶対不細工なんてものこの世に存在しねーのである
社会的困難が無い・顔に障害も抱えていないのに、何故絶対不細工だなんて妄想を抱く至るかというと、
・・・・と書いたところで早くも飽きて書くの面倒になってきた。なので書きたいことだけ書いて終わる
書き起こしてみたら 1つ目(親ガチャ)、番外(親ガチャ、環境ガチャ)、5つ目7つ目(病気)が主たる原因なので、これ簡単にどうにかなるかなるやつじゃないなと思った
ワイは生まれつき人の見分けがつきにくいので、人の造形は心底どうでも良いのだが(よほど個性的でない限り秒で忘れる)、
人がしている格好は多少気にする
人がしている格好は多少気にするってことは、意識高いの?と言えばもちろんそんなことはなく、服ヲタ・オシャレ小僧なのかと言えばそんなことはなく、
365日キメキメで過ごしてんの?と言えばそんなことはなく(仕事で偉い人と話す時や商談や冠婚葬祭やラグジュアリーな場所以外どうでもいい)
単純に人がしている格好はその人の社会ロールとメンタルの状態を表していることが多いと学習しているからである
身なりに極端に構っていない人は、極端に自尊心が低いか、経済力が問題がある状態かで、相手すんのが面倒なので基本的には関わらない
なんで我慢して他人に従わなきゃいけないのというのはわからんでも無いし、そもそも従う気もないので、TシャツGパンかトレナーGパンで過ごしている
でもまぁ、商談ほか決めるべきシーンはあって、普段無頓着でも、キメると絶大な効果を発揮するのである
『普段からキメキメな人』と『必要な時だけ整える無頓着な人』だったら前者の方が整えるスキルが圧倒的に高いはずだが、
ぶっちゃけ美容界隈・軽薄界隈以外の一般人が気にしているのは整えるスキルの練度ではなく、下記の4つである
なので、『造形』や『整えるスキルの練度』に関係なくキメるべき時は盛った方がいいと思います。特に面接は盛ろう
https://anond.hatelabo.jp/20231211194049
就活に困っている子、社内の立ち位置に困ってる子に、自分を盛れってアドバイスするのは悪かないけど、ただのルッキズムで気持ち良くなってんじゃあないよ
清潔感なんて実態とかけ離れた言葉じゃなくて(むしろオシャレは衛生的には微妙なことすらある。整髪料ほか)
見た目を盛っておくだけでもだいぶ違うで
- おしゃんな美容室いっておしゃんな髪型にする。眉毛もやって貰う
- スーツとシャツは安くて良いので必ずお直し屋に出して丈を直しておく
- リュックでも良いので、予算内で買えそうなカジュアルブランド鞄を購入する。出来たらレザー風とか張りがある生地が良い
(入社後の商談にリュック持っていっちゃダメよ)- なんでも良いのでおしゃんな革靴か、予算内で買えそうなカジュアルブランドスニーカーを買う。イメージとしてはadidasのスタンスミス黒みたいなの
- たとえ本当に明るい人であっても、おしゃべりな人であっても、無理矢理明るく見せようとしない。無理に喋らない。聞かれかことだけ答える
- 常にやや口角を上げて相槌打ちながら面接を行なう。笑うシーンではしっかり笑顔を見せる。面接官がシビアな話している時は難しい顔をしとく。わかりますとか話には乗らなくて良い
- 体力と体調管理には自信がありますアピールは、聞かれてなくても、ねじ込めそうなタイミングでする。なんならエピソード創作しておく
おしゃれでイケてる感じに盛ってくださいって言うといいと思う
面接受けに行くとかいうと遠慮して無難な感じにされるので言わない方がええぞ
髪色は黒髪かアッシュブラウンくらいの方がええが、別にパーマかけてもいいしデザイン坊主でもいいぞ
ただ、マンバンヘアは職歴に自信ないなら流石にやめた方がいいと思う
見た目が盛られていると何がいいかというと、元気があって協調性があるように見える
流行りっぽいおしゃれっぽい格好している方がそういう解釈されるんだなぁ
元気があって協調性もりもりなキャラじゃない場合は見た目盛ってそういう演出しとこう
補足2:ブクマカやブクマカ兼ねてそうな生きづらいちゃんくんの生活環境ヤベーと思いますの。多様性を重視する人なのかしら
清潔感が別の概念(ガチで汚れや臭いを指してる)だったら増田の生活環境ヤベーって話になる。環境は自分の鏡だぞ
いい感じに言えば差別的な発言に見えるのは言葉足らずなだけで、
実際の増田は多様性を重視しているので "増田の周りには色んな人がいる" かな
ワイは賃金格差は無くすべき、賃金の高い低いで人をはかるべきじゃないって思ってるけど、
清潔感が別の概念(ガチで汚れや臭いを指してる)と主張するブクマカやブクマカを兼ねている増田は、
ワイの周りにそういう人いないし、関わらないし、そういうレベルがいる環境の人(経済レベル・職業)だと思われて得することないので
これについて真面目に言いたいんですけど
現代ってテレワーク(在宅勤務)なんですよ。ワイなんかパジャマのままで仕事してる
テレワークがデフォじゃなかった時代は会議時はカメラONがデフォだった
けど今はある程度の規模感だとデフォでOFFなんだね。負荷がヤベーからだね
(まぁ外資だとそうじゃないとこもある。GAFAMのどれかとか)
それから、清潔感の演出ではなく、臭いや汚れに配慮ができない、マジで衛生上の問題を抱えた人が、
在宅勤務してるとかではなく通勤してくる、当たり前に身の回りいるって、
給与の高い低いをなんらかの指標にする場合、割と深刻な事態だから重く重く受け止めた方がいいぞ
ワイくん、面接時と商談時は全力で盛るものの、在宅だと衛生に含まれること含めてあらゆること放り投げるけど、
ワイくんのオフィスに臭いや汚れに配慮ができない、マジで衛生上の問題を抱えた人は身の回りに1人もいないぞ。それなりのお賃金で働いてるからだ
(仕事は『やり甲斐』や『社会貢献性』や『プライベートを優先しやすい』など、給与の高い低いだけで決まるものではないっちゃないけどね)
ある程度のお賃金のお仕事って基本感情の発露とか疲労感アピールって許されてないと思うので、
補足3:自然のままが良いと感じる人は別にそれで良い。ただ・・・
自分自身が自然のままがいいと感じる人は自然のままの方がいいに決まっている
ただまぁ正しい正しくないで言ったら脇毛と同じく他人に流行の強制をするのは良くないが、
自分らしさでメシ食えるのホント少数派だから・・・ってのは流行に乗るを全面拒否する子には言いたい
自分自身が必要な分のお金を得るために装備を整えるのって、搾取されているとかそういう話じゃないからって言いたい
自分自身の主義を優先したいってならは別に止めないけどわざわざ困難な道選ばんでいいぞ
ゲーテッドコミュニティの幕開けでしかないのよな
貧乏人&DQNとは生活環境を分けるのが合理的ってならないように
まともな教育をしてどうぞ
昨日書いたやつ 1/2
https://anond.hatelabo.jp/20231013202510
それから一年が経った。N子と交際していることは職場には内緒にしていた。
そんな折、コロナ禍がちょっと静まってたのもあって、あの時と同じ場所で新人歓迎のバーベキューが行われることになった。
当時はまだ青年部長だったので、手伝いとして参加することにした。T君も一緒だ。去年と同じくらいの人数が集まって、みんなでワイワイと騒いだ。
バーベキューが終わりかける頃だったか。飲み会の場だったガレージの出口あたりで、T君がN子とお喋りしていた。去年、N子と一緒に話をした炭火焼きのスペースだった。
N子はその時、大きなごみ袋をふたつ持ち上げて所定の場所に捨てに行こうとした。すると「一緒に行くよ」と、おそらくは勇気を出してT君が提案した。
周りの人は、「いい雰囲気だね」とばかり2人を推していた。ごみ捨て場に行くまでの相応の距離や、ごみの量や、その他の状況からして恋愛イベント以外の何物でもなかった。
N子は、ちょっと振り返って自分の方を見た。目が合うと、体をちょっと振ってモジモジしていた。T君が「重いよ。一緒に行こう」と言ってN子のごみ袋を取ろうとした。でも、N子はやっぱりもどかしい様子で、こっちの方をまた見た。
「N子さん。行こ!」と、T君が片手でN子の手首に軽く触れたところで、俺はすぐ近くに寄っていた。T君の方を向いた。それで彼の顔をまっすぐに見て、「付き合ってるんだ」とシンプルに言った。
T君は、ちょっとばつの悪い顔になって、ほかの皆は「えー……」みたいなボソッとした声が上がって、居たたまれない空気がガレージを覆った。
T君が「そっか。ごめんごめん。今後はさ、N子ちゃんと最低限しか話さないようにするから。本当ごめん」ってN子に言うと、彼女はこっちを振り返った。何か言いたげな視線で何秒かだけ見つめると、1人でゴミ袋×2を持って、ガレージ下の国道際にあるごみ捨て場まで歩いて行った。
秋頃だった。付き合って1年が過ぎていて、その年も一緒に紅葉を見に行った。今回は遠方まで足を運んだ。渓谷の奥には、紅葉が植えてある観光スポットがあって、そこら中に植えてある紅葉を見て回ったり、釣り堀で川魚を釣ったり、そのまま直火で焼いたマスを齧ったり、休憩所でゆったりとした時間を過ごした。これが普通のカップルなんだなって思えた。
N子の存在が馴染んでいた。1年前までは恋愛のことなんて考えず、ただただ自分の好きなことをしていた。おいしい食材や飲料をAmazonで箱買いしたり、剣道の稽古に励んだり、たまにネトゲ友達と新宿とかでオフをしたり、学生時代の延長みたいな生活環だった。
彼女ができて何か変わったかといわれたら、別にそんなに変わってないんだけど、心の隅っこに何か大事なものが芽生えたような、そんな気持ちだった。
日曜日に会社に出て、取引先に提出する書類作りに励んでいた。自分だけじゃなく、ほかの部署の人もちらほら出勤していた。
自分の部署は2階にあって、トイレに行くのに1階に下りていくのだが、そこにT君がいるのを見つけた。彼は経営企画の部署で働いている。あとは先輩方が何人かいて、一緒に何か打ち合わせをしながら皆でパソコンを叩いていた(追記:キーボードの意)。
会社の玄関の方には事務員もいた。A3の書類を2人で読み合わせて何かのシステムに数字を入れてる様子だった。すると、トイレから出てきた社長とばったり会って、「増田君はいつも熱心だね。残業手当は絶対につけるんだよ」と言ってくれたっけ。
夕方になって、消防組合に出す報告書を作る仕事も片付いたし、さあ帰ろうかとなった。パソコンの電源を落として、空調や給湯室やプリンタのオンオフも確かめて、会社の玄関に向かうと誰もいなかった。ゼロだ。
玄関口のスライドタイプの自動ドアは閉まっていて、別の入り口から出るしかなかった。工場の方を経由して出ていく道になる。ちょっと暗いのが気になる程度だった。
そっちの方に回り道をして、廊下をひたすら進んでいって、スチール製のごく一般的な引き戸を開けて駐車場に出ようとした時、電気設備の点検場の方から物音がした。金属片がカンカンと地面を転がるような音がした。
嫌な予感はしたのだが、そっちの方におそるおそる歩いていくと、工場内にある点検場の視界が開けた。太陽が落ちていない。まだちょっと明るい。
N子と、T君がそこにいた。点検場の端っこの天窓の真下。入口の柱の影から見てた。
何か話してる様子だった。全然聞こえない。様子を伺うと、N子がちょっと緊張した様子で体を左右に振っていた。
すると、T君がN子の肩を掴んで、寄って行って、ゆっくりと顔を近づけていって、N子にキスをした。N子はちょっと強張っていて、体を後ろに仰け反らせたけど、何秒か経つと、T君の肩に手を触れるようにして口づけに応えた。
2人の唇がくっついて離れて、くっついて離れてを繰り返していた。時間にして20秒ほどだろうか。そうして唇を押し合っていると、ふたりの距離が密着して、激しい動きで唇を重ねるようになった。
俺は童貞ではない。わかる。ディープキスだ。どちらともなく舌を入れあって、ずるずると唇を舐め合って、ちょっと止まって、するとN子がだらしない様子で舌をT君のそれの上に乗せていて、互いに見つめ合っていた。それから舌をヘビみたいにチロチロと動かして、舐めずっていた。
この時、変な感覚が襲ってきて、自分が履いているジーンズの股の方を見た。弾けていた。いや違う。弾けている最中だった。それを確かめると、もう2人を見る気は失せていた。そう感じたかっただけかもしれないが。
音を立てないように点検場を後にした。廊下を進んでいく時も心臓がバクバクしていた。
工場から会社の外に出て、玄関口の前に停めてある自分の車に乗って、エンジンをかけようとしたところで、右手が震えていることに気が付いた。視界が暗いと感じた。外は明るいのに。頭が痛いはずなのに痛くない、そういう変な感覚。脳に血が回らなくなって、急にボウっとなった。頭がもやもやしていた。やはり心臓がバクバクいっている。
このまま車で発進したらどうなるのだろう。信号の色を間違えたりするのだろうか。エンジンをかけたものの、じっと運転席に座っていた。
「このままじゃ危険だ、車から降りた方がいいんじゃないか?」と思い、エンジンを切って車外に出た。すると、会社の玄関のところで2人分の姿が見えた。誰であるかすぐにわかった。N子とT君だ。
互いの手がほぼ接近した状態で、2人が玄関口から出てくるのに合わせて――俺は近づいて行って、2人の目の前に立ち塞がるようにして立った。N子がびくっとした様子で後ろに下がった。
冷静だったのを憶えてる。T君をにらみつけると、「言い訳は聞かない。なんでこんなことしたんや?」と、単刀直入に聞いた。すると、だんまりを決めたのではないかと思える様子で顔を背けた。いや、何か喋っていたかもしれない。N子にも聞いてみた。「さっき見てたんだ。T君が好きなんだな」と聞いたら、「ごめんなさい」とだけ返ってきた。
この時、もやもやとした感じがスッと消えた。
T君の方に寄っていった。彼が身構えるのと、正面からの蹴りが至近距離で腹に命中して、T君が真後ろに倒れたのは同時だった。すぐに起き上がろうとするT君の脇腹を、真横から蹴っ飛ばして、正面で馬乗りになった。
「ブチ殺すからな。覚悟しとけよ。おい、わかっとんか、返事せえ!!」
遺伝子が殺せと命令していた。「すいません、すいません」と叫ぶT君の顔や胸や頭を何十回も殴った後、両手で髪の毛を掴んで、玄関床のレンガブロックに頭を何度も打ちつけた。N子が叫んでいたが、よく覚えていない。
やがて、ほかの社員数人が飛んできて自分を取り押さえた。それで、いったん距離が離れると、「どうしてこんなことを?」という声が後ろから聞こえた。振り返ってよく見ると社長だった。
「すいません! 暴力振るって。すいません……」と、社長の前に行って謝った。直後に左を向くと、T君が尻もちをついた姿勢でうずくまっていて、N子が心配そうに肩を撫でていた。
俺はほかの社員を振りほどいて走り出した。そのままT君の髪の毛を両手で掴んで、「お前が馬鹿にしたんだろうが!!」と叫んで髪を引き千切った。それでまた、ほかの社員に羽交い絞めにされた。理性では諦めていたけど感情が止まらなかった。大声で何度も叫んで、周りが制して、叫んで、制してを繰り返した。そうこうしているうち、ようやく感情が収まった。怒りの心が眠りについた。
もう動けなかった。社長が、「事情があるのはわかったから。増田君は今日はもう帰りなさい」と言うので、自動車のところに行って乗り込もうとした。後ろを向くと、社長が俺に付いて来てて、「自分の車で送る」と提案してくれて、そのまま家まで届けてもらった。
社長の車の中では無言だった。冷静だったけど、やがてT君を殺したいという情動がまた沸き上がってきて、時間が経つとまた冷めた。
辛い話をした。これを書いてる今も、いい大人なのに涙が止まらない。悔しさもあるし、いや多分悔しさしかない。自分自身への。あとちょっとで終わりにする。
休み明けに出勤すると、社長と人事部署のトップに呼ばれた。それで、いろいろ事情を聴かれた。正直に全部話した。N子とT君については、あの日のうちに聞き取りを終えたらしい。ほかの社員についても同じように聞き取りをするとのこと。
その週末だったかな。社長から告げられたのは以下のところだった。
・あなたがこんなことをする人だと思わなかった。信頼していた
・あなたの行為は刑法にも社内規定にも違反する。本来であれば懲戒免職
・だが、T君にも非があることがわかったので、今回に限って停職1か月と減給1/10で済ませる
・N子とT君にも二度とトラブルの種は撒かないように厳重注意している
・次は絶対にない。私に悲しい思いをさせないでほしい。あなたを信じている
こんなことを書いてる以上はわかってると思うが、それから1年以内に会社を辞めた。自分という人間の変化に気が付いて、別の会社の方がいいんじゃないかと思えた。それにもう、あの2人を見たくなかった。
同じ電気関係でよさそうな会社を知っていた。近所にある其処に直接訪問して、採用試験のアポを取ってもらって、そのままスルッと採用されて今に至る。面接の回数は1回だった。
自分という人間は、あれから本当に変わってしまった。まだあそこで働いていた頃、市役所に消防設備の(総合・機器)点検結果報告書を持って行った時だった。事務スペースの前にある窓口で説明を始めたところ、向こうの担当者(冒頭の人と同じ)から、「もっとわかりやすくなりませんか?」「判定不備の一覧表は用意できますか?」「総合点検と機器点検との違いとは」とネチネチ聞かれた。
つい怒鳴ってしまった。
T君の時と一緒だ。頭がスーッと冷静になったかと思うと、自分の気持ちが突然表に出てしまう。その時も、口が先に動いたのだ。理性的思考はない。相手は急に黙り込んだ。ばつが悪そうな顔をしていた。だったら始めから言うんじゃねえよ。
「これが法定の報告書の書き方です。判定不備の一覧表は契約に入ってませんよね?」
「入っているかは何ともいえませんが、一般的に作る物ではないですか」
「私ではなんとも……」
「じゃあ、分かる人呼んでくださいよ! 総合点検と機器点検もわからないって、発注者として問題だと思いますが」
「じゃあ切れよ!!」
席から立ち上がって、T君に向けたのと同じ殺意で、事務スペースの奥野須美の方を睨みつけた。すると、上役と思われる人が飛んできて謝罪を始めた。
どうやら、相手方もそこまで信頼のある職員ではなかったようだ。信頼があったのなら、上役はもっと神妙な面持ちで警戒するはずだ。窓口で怒鳴るという、社会人としてよくない行為をしたのだから。謝罪から入ることはないと思われる。
※今の電気関係の会社では1年ほど働いてるけど、仕事中にキレたことは二度しかない。会社のみんなはいい人だ。俺という人間でも普通に受け入れてくれる。感謝してる。ほんとに感謝してるよ。
N子とは、それから1回だけ会った。会社の近くにあるサイゼリヤだった。デートで何度か行ったことがあった。
「あの時はごめんね」と俺が言うと、首を振ってテーブルの上のジュースに視線を落とした。
「あれから会ってない」
「もう許した。許したから。俺よりも多分いい奴いるよ」
「T君の方がいいよ。絶対」
「……ごめんなさい」
「ごめんなさいじゃねーよ、ボケ」と叫びたい気持ちが沸き出ていた。自分はもう、人間としてかなり良くないと思う。
その場で、N子に「別れよう」と言うと、か細い声で「嫌です」と言われた。その場で、テーブルを片手で叩くみたいにして席を立って、千円だけ置いてサイゼリヤを出た。
N子の様子がおかしいことに気が付いたのか、女の店員さんがレジのところでこっちの方を見ていた。「失礼しました」と言って店を出た。後で確認すると、その店員さんがN子の方に向かっていた。これで大丈夫だろう。
今回は、嫌なことを書いてしまった。書いていて辛かった。でも、ちょっとスッキリした。気が晴れた。
心が濡れている。転職直後は、何をやっても楽しくないし、恋人も作らなかった。でも、N子と交際する経験をしたことで、女という存在に慣れていた。
ほかの人と交際をするきっかけは何度もあったよ。同じ会社の先輩とか、ネトゲのオフ会で知り合った人とか、夜のスナックやラウンジで働いている女の子とか、チャンスは何度もあったけど、それでも付き合おうとは思わなかった。またひどいことになる気がして。
そろそろ終わりにしよう。
ここまで読んでくれた人がいたなら感謝を申しあげたい。
ありがとう。読みにくかったならごめんなさい。
本研究は、柴犬の購買行動と購買者の知能との間の相関を検証する目的で実施された。柴犬の飼い主と柴犬以外の犬種の飼い主を対象とし、知能テストを実施した結果、柴犬の飼い主の知能が柴犬以外の犬種の飼い主よりも有意に低い傾向が示された。
具体的には、知能テストの結果をもとに行われた統計分析において、柴犬の飼い主と柴犬以外の犬種の飼い主との間での知能スコアの差に関する相関係数は-0.45となった。この相関は有意であり、p値は0.01、95%の信頼区間は[-0.60, -0.25]となった。この結果は、柴犬を購入する行動が一定の知能水準と関連する可能性を示唆するものである。
しかし、この結果は単なる相関に過ぎないため、因果関係を示すものではない。犬の選択と知能との直接的な関連を示すものではなく、他の潜在的な要因(例:文化的背景、生活環境、経済状況など)の影響も考慮する必要がある。
本研究の結果は、犬の選択と知能との関連性に関する先行研究の一部として位置づけられるべきである。今後の詳細な研究や多角的なアプローチが必要である。
Smith, J. D., & Masuda, M. (2023). The curious correlation between Shiba Inu ownership and intelligence: A whimsical exploration. Barking Up The Wrong Tree Quarterly, 5(3), 45-59.
親しくしていた友人ともめました。いや、正確にはもめてすらいない、唐突に、一方的に絶縁を告げられました。
その人とはもう数年の付き合いで、割と頻繁に遊ぶ仲でした。
最近はあちらの生活環境が変わったこともあり、頻度は減っていましたが、幾人かで遊んだり、呑みにいったり、祝い事を祝い合ったりしていました。
蒸し暑い日が続いたので暑気払いでも、と、共通の友人と3人で、いつもの店で会ったのが最後です。楽しくお喋りしながらおいしく呑み食いして
「ではまた週末に。楽しみにしています」
そういって別れたあと、帰りの電車の中で、その人のお気に入りの作品のLINEスタンプを贈ったのを覚えています。
直後に絶縁を宣告され、幾度かのやりとり(ともいえない短い言葉しかもらえていませんが)を経た後、bioは消え、ブロ解されました。その人のアカウントには鍵がかかり、今どうしているのか、もうわかりません。
「そちらになにか悪いことがあったわけではない」
「辛い思いをさせた。これ以上負担をかけたくないのでブロックした」
まるで要領を得ないやりとりの果てに、ならばせめて再フォローをさせて欲しい、と請いましたが
「今はだれからのフォローも辛い」とリクエストは放置されたままです。
そんな最後の会話の直後の週末に。
共通の知人が多く集まったイベントにその人も参加していたようです。
フォローとフォロワーは一気に増加し、一度消されたbioは元に戻っていました。
ああ、そうか。今までのあれは全部嘘だったのだ。やっと、それを理解しました。その人にとっては、自分だけが邪魔だったのだ。それを面と向かって告げるのが嫌で、のらりくらりと嘘を積み重ねて、果てにここに辿りついたのだ。
切り捨てられたこと自体はもちろんですが。それにもまして、まるで隠す気すら感じられない粗雑な嘘で適当にあしらっておけばいいだろう、ぐらいに思われていたらしいことが悲しくてたまりません。
もう元の自分には戻れないと思います。人付き合いのスタンスも大きく変わるでしょう。
これは想像ですが、詳しい事情を知っている人が幾人かいるのだろうと思っています。その人たちはきっと、これを読んで嗤うのでしょう。
今はさまざまなことをどうでもよく感じています。先々の予定も、すべてキャンセルしてなかったことにしてしまおうか。そしてこのままアカウントを消して、いっそ失踪扱いでもいいかもしれない。
わかっていますよ。そんなことはできないので、いずれそのうち浮上します。
ここに辿りついた人は、呆れるなり怒るなり、馬鹿だと嗤うなり、好きなようにしてください。
あなたはどうして、あんなに楽しげに、いつもニコニコと笑って遊んでくれていたんでしょうか。内心を隠すのは辛かったでしょうに。いつから、なにが、どのぐらい、嘘だったのでしょう。きっと迷惑だったでしょうね。今は楽しいですか?これからは、あなたが厭うた者のいないところで、のびのびと活動してください。
親しくしていた友人ともめました。いや、正確にはもめてすらいない、唐突に、一方的に絶縁を告げられました。
その人とはもう数年の付き合いで、割と頻繁に遊ぶ仲でした。
最近はあちらの生活環境が変わったこともあり、頻度は減っていましたが、幾人かで遊んだり、呑みにいったり、祝い事を祝い合ったりしていました。
蒸し暑い日が続いたので暑気払いでも、と、共通の友人と3人で、いつもの店で会ったのが最後です。楽しくお喋りしながらおいしく呑み食いして
「ではまた週末に。楽しみにしています」
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直後に絶縁を宣告され、幾度かのやりとり(ともいえない短い言葉しかもらえていませんが)を経た後、bioは消え、ブロ解されました。その人のアカウントには鍵がかかり、今どうしているのか、もうわかりません。
「そちらになにか悪いことがあったわけではない」
「辛い思いをさせた。これ以上負担をかけたくないのでブロックした」
まるで要領を得ないやりとりの果てに、ならばせめて再フォローをさせて欲しい、と請いましたが
「今はだれからのフォローも辛い」とリクエストは放置されたままです。
そんな最後の会話の直後の週末に。
共通の知人が多く集まったイベントにその人も参加していたようです。
フォローとフォロワーは一気に増加し、一度消されたbioは元に戻っていました。
ああ、そうか。今までのあれは全部嘘だったのだ。やっと、それを理解しました。その人にとっては、自分だけが邪魔だったのだ。それを面と向かって告げるのが嫌で、のらりくらりと嘘を積み重ねて、果てにここに辿りついたのだ。
切り捨てられたこと自体はもちろんですが。それにもまして、まるで隠す気すら感じられない粗雑な嘘で適当にあしらっておけばいいだろう、ぐらいに思われていたらしいことが悲しくてたまりません。
もう元の自分には戻れないと思います。人付き合いのスタンスも大きく変わるでしょう。
これは想像ですが、詳しい事情を知っている人が幾人かいるのだろうと思っています。その人たちはきっと、これを読んで嗤うのでしょう。
今はさまざまなことをどうでもよく感じています。先々の予定も、すべてキャンセルしてなかったことにしてしまおうか。そしてこのままアカウントを消して、いっそ失踪扱いでもいいかもしれない。
わかっていますよ。そんなことはできないので、いずれそのうち浮上します。
ここに辿りついた人は、呆れるなり怒るなり、馬鹿だと嗤うなり、好きなようにしてください。
あなたはどうして、あんなに楽しげに、いつもニコニコと笑って遊んでくれていたんでしょうか。内心を隠すのは辛かったでしょうに。いつから、なにが、どのぐらい、嘘だったのでしょう。きっと迷惑だったでしょうね。今は楽しいですか?これからは、あなたが厭うた者のいないところで、のびのびと活動してください。