はてなキーワード: 初恋とは
多分、今リア充として何の苦もなく恋愛をこなしている器用な人々も、
生まれて初めての恋愛は、まぎれもなくドラム缶全体をいっぱいにするほど巨大な石ころだったんじゃないかな?
寝ても覚めても相手のことを考えるような初々しい初恋の爆発を、たいていの人は中高生のころに経験する。
そういう甘酸っぱいめんどくささを何度か経験して、やっと大人になった頃には落ち着いて、自然に誰かと恋愛関係を結べるようになるわけで。
いい大人になってから、恋愛しようとするから、無理が生じるのではないかな。
これほどつまらない作品も久々に観た。
ネタバレ。
狼男が、自分の正体を曝け出すシーンは、あくまでも神秘的に演出されており、汚らわしくないものとして描かれている。
当然、花は彼を受け入れる。
しかし、逐一「成長した二人の娘」の声でナレーションが挿入されるので、
これはあくまでプロローグであり、本編まで暫くかかるな、と視聴者にもわかる。
さっさと始まらねぇかな。
ちょっとの辛抱だ。
一人目の子供が産まれる。雪。
ん? ってなる。
「そういえば、出産の時、狼の姿で産まれてたら、どうしたろうね」
っていう、クソどうでもいい突っ込みを、敢えて先回りして予防されたような、
なんとも腑に落ちない感じがした。
このシーン、要るのか?
つまんねぇし、長いんだよ。
イヤ~な予感は募るばかり。
(いや、保険くらい入っとけよ。とか、そもそも在学中に産むなよ、などと思ったりしたが、何でそんな野暮なツッコミ入れたくなるかと言うと、無駄に説明ばかりの作品の癖に、肝心な部分でリアリティが掻き消されているからにほかならない)
夜泣する子供に切れる隣人。
遂に大宅から立ち退きを促される花は、田舎に引っ越すことを決める。
冗長をどうにかしてくれ。サクッといってくれ。
ボロ屋に引っ越す。廃屋同然の木造住宅にテンションうなぎ登りの雪。
何を見ても大声で笑い、走り回り、また笑い転げる……。
どっかでみたぞ。
トトロじゃん。
なんて言うと、したり顔で見下されるんだろうが、何度でも言うよ。
トトロじゃねーか。
ところで、この幼少期の雪、まじで声を当ててる子役が、上手い。
笑い方、ぐずり方、ヒスの起こし方、走ってる時のブレス、どれをとっても、リアルな子供だ。
よって、宮崎あおい演じる花の棒っぷりが完全に浮いてくる。
中途半端にリアルを求めて、「声優の演技を身に着けてしまった人は使いたくない」とか嘯いて、
こーいうところで露骨なギャップを作られると、ちぐはぐで、いらつくんだよ。
耳悪いんじゃねえの?
床を掃除して、洗い場を掃除して、雨漏りも修繕して、住めるようになる。
綺麗にしてみると、実はガラスの模様が可愛かったりして。
素敵な一戸建てに生まれ変わる廃屋。(また無粋いうけど、そうはいかねーだろ)
ようやくか!
結果、作物は育つ。
案の定、活躍している。いいぞ。
遠巻きに見ていた村人たちも、徐々に花と交流していく。
何の、代償もなく。頑張ってたから、助けたのだな。
野菜が採れて、村人とお裾分けしあって、
協力して、この田舎でも、生きていける。
ということが、説明された途端、もう出てこないんだよ。
説明の材料に使われただけ。
何の障害もなくなったわけ。花たちも、脚本も。
冬が来る。降り積もった雪山を転がって、走り抜ける。
はっきり言って、「生の躍動感」の押し付けなんて、見飽きてる。
一緒に見に行った友達は、ここが一番良かったって言ってたが。
ようやくナレーションの年齢まで育って、
狼として生きるか、人間として生きるか、選びなさい。
狼として山を愛する雨。
姉弟の喧嘩のシーンなんかは、
腕白だった雪が風呂場で泣いちゃったり、
よくできてた。
それにしても雨は十歳で声変わり半端ねぇな。
で、嵐が来る。
無駄が多すぎるもん。
もうね、頭の中では、ストーリーの結末が、
俺がこうあって欲しいという道筋が、全部出来てて、
スカッとする展開を望んでたんだけど。
花は、嵐の中山へ入っていった雨を追って、
転落して意識を失う(あれは全身骨折だと思うが、つうか死ぬと思うが。御都合主義が過ぎる。その辺の説明も是非ききたい)。
三途の川ライクな場所で夫に慰められて(本当にありがちという言葉を使うのも恥ずかしいくらいクソ演出)、
行かないで~と泣く花。
母の強さ? そんなテーマ?
なんつうの。女の……何なのお前? っていう矛盾。
で、結局、雨は独り立ちしてしまう。
ところでお前は嵐の中、山で何やってたの? 見せ場ねぇー。
というか……
盛り上がる場所、ねぇー。
延々と説明。説明。説明の使い捨て。
エンターテインメントが、そんなに嫌いなら、大衆映画やめろって思うんだけど。
「しっかり生きなさい」とか言われても、失笑。もののけ姫のキャッチコピー?
なんだ、この、げっそりする感覚は。
「浅いよ」と言われようが、
「わかってねー奴」と罵られようが、
盛大にゲロをぶち撒けたような作品だった。俺にはそう思えた。
実は前にも同じような話を増田に書いていてその続きなのだけど、自分のためにもちゃんとまとめてみたかったからこうして書くことにする。
僕は高校生で、中学時代からのある想いに悩み続けて今を生きている。
結論から言うと、中学生の頃にずっと好きだったあの娘に気持ちを伝えられないまま振られずに終わった。
伝えられなかったにはそれなりの理由がある。
3年間想いをこじらせて、やっと伝えようと思った時には既に3年目の冬を迎えていた。
高校は違うことになるわけで、当時は告白するなら今のうちだと思っていた。
冬に僕は勇気を振り絞って今まで行動にできなかったことをしようと思い、ついに行動に移そうとする。
いざあの娘に伝えようか外を歩きまわってそわそわしていたら、その時あの娘の友人である学校のクラスメイトAに見つかってしまった。
Aとはあまり親密ではなく、SNS上でフレンド関係であるだけで、僕が好きなあの娘を知っている。
僕があの娘に告白しようとしているということをAは知り、メールであの娘に告げ口した。
外で歩きまわっていることをあの娘には僕がつけ回そうとしていたり、待ち伏せしているのではないかと思われた。
誤解が生まれてしまった原因は僕とAとの信頼関係を構築できていなかったのが原因だ。
そしてあの娘は僕のことをストーカーだと思い、僕はそれと対比するように絶望の淵に追い込まれていった。
あの娘に僕のことをストーカーだと思われるということは、告白以前に完全に拒絶されてしまうからだ。
あれから長い事経つが、未だに忘れられていない。
まず人を好きになれない。
僕が好みでないだけなのだけど。黒髪ロングじゃないと。
それはさておき、数十人もいればそこそこ可愛い娘だって当然いる。
でもあの娘を好きになって以来、人を好きになるという感情が再び沸き起こることはなくなってしまった。
あの娘に対する気持ちは数年前と比べるとこれでも相当薄まってきた方である。
それなのに好きになれない。人を好きになりたいだけなのに。
今までバイセクシュアル的傾向はあったのだけど、あの娘を好きになっていた時は本気で男と付きあってもいいとは思っていなかった。
しかし今は、好きになれる人であれば女性でも男性でもいいと思っている。好きになれたらの話だけど。
自分がバイセクシュアルなのかどうかは分からない、メインは女性だし。
男性といっても普段から女性の格好をしているような人でないと恋愛対象にならなそうだ。
可愛いとかどうでもいい。さっきは黒髪ロングがいいとか書いたけどそれもどうでもいい。どうでもよくないけどやっぱりどうでもいい。
僕が好きになれて、なおかつ相手が僕のことを好きになってくれて、僕のことを優しさで包んでくれるのであれば誰でもいい。猿でもいい。
最近は相手が僕のことを好きになってくれるかだなんて、それすらもどうでもよくなった。
あの娘の時みたいに誤解が生じて告白できなくなってしまい終わるのではなく、今度こそは正式な手順を踏んで告白して振られたい。
でも今の自分はそれすらできないんだ。人を好きになれないのだから。
だけどやっぱり三次元の女の子がいい。僕は目で見たり話したり喋ったりしてくれる女の子がいいんだ。
僕はいつになったら人を好きになることができるのだろう。
今現在僕の本当の悩みを打ち明けてシェアできる人は誰もいない。
前は居たけどあの娘の時のごたごたでそれはもうなくなってしまった。
微妙に話は変えていたりちょっと盛っていたりする部分もあるけどだいたいこんな感じだ。
やっぱり好きなんだよ。忘れられなかった。忘れることはできないんだろうな。
誤解が生まれて僕の恋心が砕けた話。
もう二度とこうした事態が起こらないように書いてみた。
今ちょうど思春期真っ盛りの好きな人がいる人、そうでなくても中学生や高校生ならこういうことがあるんだと覚えておいてほしい。
どうせ届くことはないだろうけど、どこかに書いてみようと思ったので、書いてみる。
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確かにあの時のあの行動は客観的に見たらストーカーのすることだったかもしれない。
でも僕はそんな意図で外を歩いていたのではないし、僕だってあれからずっと反省し続けている。
悪気があって行動していないとしても、やっぱりそこは行動にしようとする前に考えるべきだったのではないだろうかと思っている。
ただ君に一つだけわかってほしいことがあるんだ。
僕は今まで、一度しかストーカーと疑われるようなことをしていない。
過ちを犯してしまった行為の数で考えるのは確かにおかしいのかもしれない。
けれど君が思っているストーカーというのは、何十回も繰り返して追っかけたりしている人のことをイメージしているのではないだろうか。
僕のことをもしそう思っているとしたらすごく悲しいな、僕はそこまで犯罪になるほどのことをしていない。
僕と君はあんまり仲良くはない。それは分かっている。
でもね、せめて告白して振ってくれたらよかったのに。
複雑な事情で生じた誤解が生んでしまったのだから、君は悪くない。
もちろん君に僕が告白しようとしていることを伝えたAも悪くない。
正直言って僕も悪くないと思っている。
君は僕のことをストーカーで脅威に感じているのだろうからきっと僕が悪いと思っているのかもしれないけど。
みんな悪くないと思う。誤解が生まれただけでこんなことになってしまうだなんて思ってもみなかった。
僕は今でも告白しようとした日、時間までははっきりと覚えていないがおおよその時間帯を覚えている。
僕は君以外の人を本気で好きになったことはないけど、初恋の人って特別なんだと思う。
初めて本気で好きになるということを教えてくれた人なのだからそうそう忘れることはないと思う。
苦しくて苦しくて、君のことを忘れようと思った時が何度もあった。
でも君のことを頭から消し去るのは不可能だった。
だからもう諦めた。僕が君のことを忘れるよう君は望んでいるのかもしれない。
ごめんね忘れられなくて。だめだった。諦めちゃった。本当にごめんなさい。
忘れるのはできないから、せめてあまり考えないようにしようと努力しているよ。
許してくれなくていいから、せめて僕にとって初恋の人は特別なんだっていうことと、僕の初恋の人は君なんだっていうことをわかってほしいんだ。
もう君に連絡を取ることは不可能だし、人生あと数十年の一生のうちに君に会って話ができるかどうかだって分からない。
でも君にいつか会って話がしたいな。
僕の学校の周りのみんなは彼女作っただとかセックスしただとかそういう話ばっかりしている。
そういう人達が持っている夢より僕の夢なんてとてもちっぽけなものだ。
僕の夢はただ一つ。君にちゃんと告白して振られたい。ただそれだけ。
だからいつか君に会える日を願って今を生きている。
僕は君に伝えられないと人のこと好きになれないのかなあ。
それはわからないけれど、もし君に伝えられないまま死んでしまったらということを考えるとすごく悲しくなる。
ところで君は幸せなんだろうか。
君はどうだろう。幸せだったらいいな。
僕はあの時の君の好きな人は知らないけど、その後どうなったのだろう。
どういう形であれ君が幸せになっていたら僕は嬉しい。
もし君が幸せじゃなかったら僕は悲しい。
幸せになってくれたら僕は振られずにこうなってしまっても、君が幸せならそれでいいやって考えられるのに、もし幸せじゃなかったとしたら…
だから今の君のことを知らない僕は、きっと君は幸せなんだろうなと考えて毎日過ごしているよ。
今もまだ諦めきれずにちょっぴり好きだけど、当時君に伝えられなくなってしまった時までが好きだった時期だとして言いたいことがある。
今まで君のこと好きだった。好きにならせてくれてありがとう。
君は何もしていないし僕が勝手に好きになっただけだよね。
でも僕は君に出会った、そもそも日本で生まれて関東に住んでいるかどうかだなんて分からないのに、僕はそうして君に出会えた。
その事実だけで僕はとても嬉しく思っているよ。
こんなこと言ったらとても気持ちが悪いし自分でも気色悪いと思ったけどどうしても伝えておきたいことだから。
生まれてきてくれてありがとう。
今はこんな風になってしまったけど、君に出会えたというだけですごいことなんだ。感謝するべきことなんだ。
君は幸せ?
どう表現していいか分からない伝えきれないこの思いだけど、できる限りの言葉で文字にしてみた。
君に伝わったかな。そもそも見ていないと思うけどね。
また会えるかどうか分からないけど、もし会った時はまず最初に過ちを認めて謝るつもり。
いつか君に会える日が来ると思って信じて生きていくことにするよ。
さようなら。また会える日まで。
すでに多数多彩な指摘があるけど、
おっさんの葛藤は年齢(知らんけどさ)やライフステージや抱えてる問題の質に比べて
とても幼いなと言う印象。
いい歳の男がバツイチ子持ち女性と結婚を考えてるってレベルじゃない。
そしてそれは「勇気」でどうこうする問題じゃあないですよ。
プロポーズして相手の存念を聞いて
そこからどう摺り合わせるかってことでしょ?
かなりボリュームのあるタフな問題が待ってると思う。
そういう本題よりずっと前の地点で
大の男が結婚を考えながらそれってのは気持ち悪いだけですよ。
さっさとプロポーズして、
彼女を説得して承諾が得られたとして、
それでハッピーエンドかって言ったらそんなことない。
他の人が突っ込んでるように、言ったら申し訳ないけど、彼女は結婚相手としてちょっと怖いものがある。
あなたもいまいち幼く頼りない人だから怖さは更に倍以上になる。
あなたにも彼女にもそれを解決する力があるかどうか、すごく怪しいように見える。
そうするとあなたのご両親まで大変なことになるかもしれない。
あなたの(特に今のフワフワした)見る目は全然信用を置けそうにない。
信頼できる、それなりに世知に長けたお友達や同僚や上司って居ないの?
彼女と三人で会ってもらったりしてみて欲しい。
あなた本人よりよっぽどいい判定をしてくれるような気がしてならない。
松井稔監督の『日本鬼子(リーベンクイズ)』を観る。東京ではユーロスペースで大ヒットした作品だ。これまで観る機会がまったくなかったわけじゃないけど、往年の日本兵士たち(つまり老人たち)のインタビューだけで構成された三時間近くの作品と聞いて、正直に告白すれば、これまでどうしても食指が動かなかった作品だった。でもせっかくの機会だから観た。退屈だったら途中で退席すればいいと思っていた。会場のシティホールはほぼ満席。結論から書けば、僕は最後まで座席に釘付けだった。まさしく一歩も動けなかった。
戦争時、虐殺行為を働いた兵士たちの証言はこれまでも何度か聞いたことがある。でもそのほとんどは、同じ舞台の兵士がやったという目撃談か、上官に命令されて仕方なく……式の証言がほとんどだった。つまりは傍観者であった(制止できなかった)自分を悔いるか、加害者でありながら戦争という構造的な狂気の被害者でもあるというエクスキューズは残されているのが常だった。しかし『日本鬼子』に登場する元日本兵たちのほとんどは、まさしく虐殺の命令を自らの意思で下した上官か、そうでなければ実際に手を血で染めた兵士たちだ。まずはその身も蓋もないほどの事実に圧倒された。
中国の村を襲い、略奪と村民全員の虐殺をはかった兵士の証言が出てくる。家の中で幼児と共に震えていた若い妊婦を見つけ、レイプしようとしたが抵抗されてかっとなり、妊婦の髪を摑んで家から引きずり出して、井戸の中へ叩き込んだという。泣き叫びながら井戸の周りを走り回っていた幼児が、家の中から椅子を持ってきて井戸の脇に置いてよじ登り、母親の名を呼びながら中を覗き込もうとしてつるりと滑り落ちた。その一部始終を眺めていた彼は、部下に命じて井戸の中に手榴弾を投げ込ませた。
目撃談ではない。命令されて仕方なくの行為でもない。証言する彼が、まさしく自分の意思でやったのだと断言した。
「中国人を同じ人間とはどうしても思えなかった。何故かは分からない。でもとにかく、人間を殺しているという感覚は全然なかった」
登場するかつての皇軍兵士たちのほとんどは、そうつぶやいた。七三一部隊で中国人捕虜たちを材料に様々な生体実験を率先してやったお爺さん。南京で何十人も虐殺して河が紅く染まったと証言するお爺さん、捕獲した民間人を中国軍のスパイだと決めつけて拷問の末に片っ端から銃刀で突き刺して殺したお爺さん、中国娘をレイプした後に虐殺してその肉を部隊全員で食べたお爺さん。たくさんのお爺さんたちが、縁側で、茶の間で、ホテルのロビーで、診療所で、午後の柔らかい日差しに包まれながら、蝉の声を聞きながら、訥々とそう告白する。
慟哭はない。嘆息や逡巡や絶句すらほとんどない。松井監督はそんな要素をすべて削ぎ落としている。作品としての評価は分かれる部分だと思う。僕がもしこの作品の編集を担当したとしたら、インタビューの内容よりもむしろ、お爺さんたちの話の合間に生じるそんな余白に興味を持つだろうし、カットとしても最優先するだろう。そもそも彼らへのインタビューの交渉そのものを素材にしていたかもしれない。
しかし結果として、そんなニュアンスを徹底的に削ぎ落としたインタビューは、これ以上ないほどにグロテスクなものになる。「内臓がドバーッと出てきましてね」と苦笑混じりに語るお爺さんを眺めながら、彼らは殺人鬼でもないし血に飢えた狼でもないと客席の隅で僕は歯を食いしばりつづける。親を敬い初恋に胸を焦がし子供を愛し、笑ったり泣いたり、憎んだり赦したりしながら、戦後の半世紀以上を市井の片隅で生き抜いてきた人たちなのだ。だからこそ考えなければならない。優しく穏やかな僕たちが、そんな残虐さを何の躊躇いもなく発露することがあることを、僕らは自分たちを主語として考えねばならない。
161 ほとんどコピペ :2011/02/24(木) 03:29:45.26 ID:q32K6zHQ
BRIGADOONまりんとメラン:主人公のマリンとその周りの人達が送る心温まるストーリー!!
serial experiments lain:内気な少女がネットで暴れまわる!!時代を先取りした爽快SF作品!!
今、そこにいる僕:剣道少年がいきなり戦場に!?痛快アクション!!
エルフェンリート:変な力を持った猫耳少女が巻き起こすはちゃめちゃ大騒動!!
無限のリヴァイアス:陽気な宇宙戦艦のクルー達が送るドタバタSF漂流記!!
なるたる:ある日主人公が星型の宇宙人と出会うメルヘンストーリー!!
蒼穹のファフナー:島に住む子ども達の生活を描いた超感動作!!
ぼくらの:臨海学校で出会った子どもたちがロボットの操縦士に!?大騒動コメディ!!
TEXHNOLYZE:己の拳で成り上がれ!!スラム街が舞台の熱血ボクシングアニメ!!
ねこぢる劇場、ねこぢる草:キュートな猫の姉弟が大活躍!!ほのぼの日常アニメ!!
秒速5センチメートル:忘れられない初恋の子を追いかけるハートフル恋愛アニメ!!
ひぐらしのなく頃に:昭和58年を舞台に田舎で少年少女が繰り広げる部活動のドタバタストーリー!!
魔法少女まどか☆マギカ:大切な願いを守るため奮闘する少女たちの王道魔法少女ストーリー!!
初恋が糞みたいに終わってからというものの、女に夢も希望も幻想もなにも抱かなくなった。
反対に、「女はすごい自分の都合のいい解釈しかしないんだな」とか「なんだかんだいって結局女は訳もなく女の味方しかしないんだ」とか「男が女に怒ったらいけないってなんて理不尽」って
思うようになってきて、しまいには、「どうせ分かり合えない人と調子を合わせられるなんて、振り回されるなんて、彼氏って役回りはなんて屈辱的で変態ドMなんだろ」と思う始末。
彼女がいないと惨めだという風潮があるかもしれないけど、実際にこういう事をいっぺんに経験してしまったから、もう彼女を作ろうとか本当に思わないかもしれない。
初恋かー
恋ってしたことないな。
その人の事を考えるとどきどきしたり?
ないな。
強いて言えば小学校の時に、友人とどっちがある女の子の家に先に行くか競争して、良く三人で遊んでた。
俺のいないところで二人で遊ばれてると、かすかに嫉妬を感じた覚えがある。
今思えばそういう気持ちがあの時はあった?
あれが初恋か?
二人で追っかけまわしてた女の子とも疎遠になった。
それ以来、恋どころか同性の友人を作るのも億劫になった。
近づいてきた人間しか相手にしない。こっちから知り合いを作るということをしなくなった。
当時の気持ちは良く覚えていないが、友人の自殺で恋が出来なくなるなんて、冷静に考えて理屈が通ってない。
ガキの頃のことを20年以上引きずるなんて考えにくい。
僕自身にその自覚も意図もなかったが、僕は無意識に略奪ゲームをしていたのかもしれない。
誰だって弱っている時に優しい言葉をかけてもらえれば嬉しいものだ。
それに、自分で言うのもおこがましい話だが、僕の優しさなら彼女は受け入れてくれる。
いいだろう、匿名だから、それくらい書いたって、バチは当たらない。
心から彼女のことを想い、癒し、包んであげたかったことは確かだし、彼との仲を引き裂こうなどと思ってはいなかった。
でも、彼と彼女の関係が終りを告げてしまうことがもしあったとしても、僕と彼女の関係は終わらない。
その時だって、僕は彼女にまた優しい言葉をかけ、安心させてあげればいい。
遠すぎて会いに行けないから、それしかできないのがつらいけれど。
彼は彼女のすぐ近くにいるのに、一緒にいるための努力をしなかった。
それどころか、連絡もせず、一緒にいようと持ちかけられても断った。
なぜだ。それがくだらないプライドなのか。それとも、他に好きな人でもできたのか?
前者ならばそれは間違っていると言おう。価値観はそれぞれ、という以前の問題だ。
彼女がこんなにも望んでいることを、何の理由があって断るのだ。
僕自身、そっけないことがカッコいいと勘違いしていたこともあるから、だからこそ許せない。
しかし、それもこれも彼が悪いのだ。
僕に付け入るスキを与えるほど、彼女のことを寂しがらせ、放っておいたのが悪いのだ。
彼女がいつまでも待っていてくれると思っていたのが彼の傲慢だ。
もっとも、最後の起爆剤になったのは、僕自身にも原因はあるのだけれど。
それは“彼女に対して”詫びるつもりだ。
いずれにせよ、僕の思っていたとおりなのかもしれない。
彼女を悲しませないためにできる限りの努力をしなかった彼に、彼女を愛する資格はない。
君は僕の恋敵だったかもしれないが、この勝負、君の負けだ。
僕は少なくともそうだった。要領が悪いから。
だが、これが、経験と信念の差だ。僕と彼の差だ。
痛みを知った者の強さだ。
俺的には、そういう考えしている人がいたって構わないけどな。
今の世の中、
大人まで...は難しいんじゃないかなぁ。
可能性はゼロじゃないだろうから、希望は持ってたらどう??俺は、そんなこだわり御免だけど。
乱交?の懸念があるとすれば、性感染症と子供を大切にしなくなることだね。あと男への変な先入観か...
ちなみに
男尊女卑みたいなのは、明治時代から盛んになったんだよ。欧州も産業革命以降だな。
それより前は、武家系統くらいじゃないかな?ちなみに江戸時代は再婚も多かったんだよ。
だから、人類の基本が一夫一婦だなんて決まったものじゃないんだ。
いいこと教えちゃったね、俺。
多くの婦女子諸兄には処女というのは特別意味のこもったワードらしくこのことについて書かれたブログやら何やらというのはまま見かける。
そしてそこに頻出するのが処女厨という言葉。もしこの単語が出てきたならば大体のところどんな主張を仰っているのかその想像はつく。
往々にしてこんな感じだろう。「処女を勝手に神聖視するな、処女をモノ扱いするな、処女厨こわい、きもい」
いつもならば眉を仰角30度くらいに吊り上げ一文字に結んだ口許からぐぬぬとでも漏らして終わりなのだが、今日ははっきりと言いたい。相手に処女を望むことの何がそんなにどうじてなにゆえ問題なのだ?
花も恥じらうご処女様と宮沢賢治よろしく欲にまみえむ童貞様が心も体も心身ともに結ばれ幸せそのものセカチューばりのプラトニックラブIT'S A BEAUTIFUL WORLD。
実に美しいじゃないか。
しかして正すべきのなにものもないこの世界に土足で押し入り踏み荒らしていくのが勝手に処女厨などとカテゴライズしたあげく遥かお天道様をも下す高みから見下ろしたもうたる輩だ。
彼等彼女等によれば女性に対して処女性を求める人物というのは分類学上の処女厨という範疇に収まり、それはもうおもわず目ン玉ひん向いてしまうくらいにリンカーンもビックリなご高配を賜る栄誉に預かるわけなのだ。
曰く、処女厨とは女性に対してワガママな妄想を抱いたあげくその自分本意な欲望を押し付けてくる怖くてキモい存在なのだそうな。
で、この処女厨ってなんなんだ?
ネット上には確かに非処女は肉便器とのご高説を垂れる手合いがいるが、ああいった連中のことだろうか。
ならば話が早い、あれは処女厨ではなくただ全方位に対してヘイトを撒き散らすのが目的の集団か、処女厨を隠れ蓑にした膜厨のどちらか、もしくはその両方を兼ね備えた人達だ。
まずヘイト集団は便所の落書きそのものだ、まともに相手をするのはバカと暇人だけでいい。
問題は自称処女厨の処女にあらずんば人にあらずなどとのたまう膜厨共だ。
まあこいつらの主張はごくシンプルで膜が有るか無いかの一点にのみことの是非が集約されている。膜があればよし、膜がなければわるし。
この単純明快な理論だがどう見てもおかしい。普通におかしい。ちょっとあたまおかしい。
突っ込むまでもなくこいつらはただの膜好きだ、論ずるに値しない。
まあ実際にはおお真面目に膜が云々と書き立ててる奴などそうはいないのだが、こいつらの言う所を噛み砕いてやればそういうことなのだ。
とここで対になるのが精神的処女厨という言葉なのだが、これこそが言いたかったことの一つだったりする。
精神的処女厨とは女性に対して膜の有無ではなく、それが初恋であることを求める人間のことだ。というか俺のことだ。
断言するが肉体的処女厨なんてのは2chを中心としたネタに過ぎない。
あえて矛盾点をしこたま抱え、通る道理のない所を無理やり通してしまう。
無茶な理論だと分かっているからこそムキになって反論してくる相手の存在が心地よく、横暴に振る舞えば振る舞うほど快感を覚えることのできる、そんな趣味の悪いお遊びだ。
そして冒頭に戻るが大抵の場合が処女厨と言われればこの肉体的処女厨のことを指している。いいかこんな奴はいない、存在しないんだ。
確かに処女膜という記号に萌えて燃えるやつはいるだろう、しかしそいつらは非処女を忌避しているわけではない。
ましてや肉便器肉便器などと呪文を唱え据え膳食わぬどころか膳には唾棄するべしというような信条をもったやつらでは決してないのだ。
詰まるところ相手が処女だと聞いて喜ぶような輩はいても膜がないからといって、それのみを理由にボールをストライクゾーンから一つも二つも外してしまうような輩はいないのである。
肉体的処女厨というのはたけのこ厨、きのこ厨と同じお遊びの産物に過ぎない。
では熱意と情熱をもって処女に対しそのほとばしるリビとーを思うがままに開放している彼等の言は全てがお遊戯なのかと言われればそうではない、
一分に真実の叫びが混じっており、それを担っているのが精神的処女厨というわけだ。
異性への好意、その最初の相手が自分であることを求める、つまり初恋でなければ許せないというのが精神的処女厨であることは先程述べたが、
逆に肉体的には無理矢理にレイプされていようが知らぬ内にネットペニスとやらに貫かれていようがそこに心理的な同意がなければ全くの無問題である。
なんのことはない運命の赤い糸とは言わないが好きになるのならそれが最初の恋であってほしいという叶わぬ夢であること間違いなしの想いなのだがただそれだけのことである。
で、これのどこにカースト制度ばりの侮蔑を投げかけられる要素があるというのだろうか?
例えば特定の相手ができたとすればその相手には精神的な処女性を求めたいとただそれだけだ。俺はでかい乳にそそられるだとか、貧乳こそ正義だとかそんな好みの話である。
別に精神的"非"処女の方々を蔑んでいるだとか嘲っているだとかそんなことは一切ない。
けれど、にも関わらず、しかるにだ、なぜだか勝手に虚空の存在である処女厨とやらにカテゴライズされた挙句、ご丁寧に被害者面して散々ディスられ、いつのまにやら上下が逆転しもうちょっと大人になられたら如何でしょうかと諭されるのである。
被害妄想?そうであればよいのだが彼等彼女等が指すところの処女厨というのには確かに俺が含まれている、実際にはそれがいもしない肉体的処女厨に向けられた言であってもだ。
大体個人の好みの問題になぜ割って入ってくるんだ?そんなに憎いのか?否定も肯定もされていないというのが嫌なのか?そこに有るというただそれだけがそんなに許しがたいことなのか?処女厨という架空の藁人形を編みあげてひたすら釘で打ち据えるのがそんなに楽しいのか?
例えばこれに対するブコメもそう。
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20110806200518
正直さ、はてな界隈で見られる「反性差別」は、昭和臭すぎて気持ち悪いんだよ。中国嫁日記の『嫁』に過剰反応とか、いつの時代だ。
「どうせオタクは処女厨でセックス目的で、メンヘラ女子なんかと仲良くなるのは「下心」があるからでしょ?オタクが性欲丸出しのオタコンテンツ見るのも、そういった性差別的視点があるから(笑)」
とか、馬鹿じゃねーの?頭湧いてるだろ。
「お前たちは自分では気づいていないのかもしれないが、思考の根底が差別的だから~云々」みたいな、どや顔シングルピース発言よく出来るよな!
事あるごとに、とある作品や、言葉遣いの中から、男尊女卑、家父長制、セクマイへの差別、ミソジニー・・・を見出して、批判する人たち・・・
でもな、『そういった発想』ができる事自体に、昭和の残滓を感じる。
昭和臭い。昭和。バブル。車でドライブして女の子ナンパしてセックスセックス!!なバブル臭!!!
なんで、男が女の子と仲良くするときはセックスしたい下心が当たり前で、もし隠しているとしても無意識はそうなってる、オタコンテンツを楽しむ際のオタクにしても同様、故にオタクは差別性を自覚して、反省すべき!猛省すべき!!自制すべき!!!なんですか??
いや、昭和の時代遅れ共が『自分の無意識』を『他人の無意識』に投影して「あいつらの正体見破った!!」なんて、ドヤ顔シングルピースしてるだけだろ?
昭和の時代遅れ共が持ってる『自分の無意識』が、『女の子と喋るときはセックスしたいの下心丸出し、ポルノはレイプもの大好き!!』なだけでしょ?
自分らがそういうゲスだから、逆に、ジェンダーとセクシュアリティをお勉強して、正義の味方になっちゃっただけでしょ?(笑)違います????
自分らがただのゲスでクズで、正義の味方のフリしてネットバトルで人権とポリティカル・コレクトネスを盾に、他人を罵倒するのが大大大大大大好きなゲロ以下のゴミだから、PC正しいのが大好きなんでしょ?
誰かに勝利したいのが本懐で、本当は差別とかどうでもいいんでしょ?
ねえ、そうでしょ?違いますかにゃ?違うかにゃ??にゃ~~?正しいですよにゃー
こいつら、絶対リアルの飲み会とかじゃ昭和のセクハラオヤジ丸出しのセクハラネタ言いまくってると思うわ。
んで、ネットじゃ正義ヅラして中国嫁の差別性が~とか言ってるの(←ありがちでしょこれw
匿名以外じゃ表に出さないが、女の子と仲良くしたい(いや男でもいいんだけど)のは単に甘えたいからだし、甘えたいのはセックスしたいからじゃなくて寂しいから。
陵辱ものエロゲ(触手が好き)をよくやるのは、女の子をレイプしたいからじゃなくて、アヘ顔ダブルピースの女の子の快感が気持ちよさそうで俺も体感したいから!!!(エネマグラ
こういう感情、わかります?わからない?わかんねーなら黙ってろよ、20世紀の規範に囚われたアホの正義の味方の啓蒙主義者共が。
いまだに通例行事のごとく男尊女卑、家父長制、セクマイ差別、ミソジニー・・・と唱えた所で、ここは2011年ですよ。わかりませんか。
お前らがテレビと紙で三次元のポルノを見ていた子供時代に、俺はモニタでポルノを見ていたわけ。初恋愛がネット上の時代なわけ。知り合い20人いれば1人は女装してるの。はてなのインテリ気取りがボーイズラブのゲイに対する差別性とまで語っていて爆笑したけど、BLは男も読んでるの。もはや感覚が何もかも違うの。
昭和共の『敵の無意識ほじくり返し戦法』で『どや顔シングルピース』が通用するのは『全く同じ思考体系を持ったお前の同世代』だけだろっての。古いわばーか。
そろそろお脳のアップデートをして下さりませんかね??
二次元のポルノ見て『どや顔シングルピース』で『やや、この作品の根底に流れる性差別性は・・・許せませんぞ~~~(どかーん!)』とか、笑ろてしまうからやめろや。
よく、実年齢とか精神年齢とかって言い方をするけど、
それは、「恋愛年齢」。
恋愛年齢は、
「いかに相手のことを考えて行動できるか」
「いかに恋愛における男女のシナジー効果を最大限に引き出せるか」
あえて相手を傷つけてみる人とかいるじゃない?
わざと嫌がらせのようなワガママを言って相手を試したりとかさ。
そういう人の恋愛年齢は低い、と言えると思うんだ。
逆に、糟糠の妻みたいに、
相手がしんどい時にガッチリ支えてあげられるような人の恋愛年齢は、
高いと言えるよね。
世の中のカップルっていうのは、
この恋愛年齢の差によって、
お付き合いの形態がだいたい決まっているように見えるの。
例えば、
恋愛年齢が極端に高い女性と恋愛年齢が極端に低い男性のカップルは、
傍から見ると彼氏が彼女を振り回しているようにしか見えないんだけど、
実は交際の真の鍵を握っているのは彼女の方だったりする。
どちらかというと彼氏の方が恋愛から受ける恩恵は大きいんだけど、
スパッと見捨てられることもあるから注意……みたいなさ。
こうやって見ていくと、
カップルが抱える様々な問題がだいたい予測できるから面白いんだよね。
例えば、恋愛年齢が高い者同士だと、
「すごく気は合うし大好きなんだけど、
どうも夜の方では盛り上がれなくて」
みたいな老夫婦的悩みが出てきたりとか。
例えば、恋愛年齢が低い者同士だと、
本気で別れようと思うことがしょっちゅうある」
自分自身の関係について振り返ってみる時も、
恋愛年齢はすごく参考になるよ。
もし差があるとしたらそれは何歳くらいの差なのか……
そうやって考えていくと、色々な問題の解決方法や、
関係を長続きさせる秘訣がおのずと見えてくる。
単純にカップルとしてもっと安定したいなら、
たまには恋愛年齢の若さを「演出」してみる上級テクニックもアリかもしれないね。
人の好みは様々だから、
一概には言えないと思うのね。
けどひとつ言えるのは、
相手の恋愛年齢が低すぎると他の色々な部分にまで悪影響が出てくるから、
いわゆる「いい男」「いい女」の恋愛対象にはしてもらいにくいかもしれないってこと。
でももちろん、
恋愛年齢がうんと若い人が好きな「恋愛年齢で言うところのロリコン」みたいな人もいるから、
これもまた一概には言えないだろうけどさ。
基本的には実年齢と同じく、
似たような恋愛年齢の相手とくっつくことが多いんじゃないかと思うよ。
※自分のブログ「青い鳥ブログ(http://ameblo.jp/aoitoriblog/)」にUPした内容なのですが、
はてなユーザーの方々の忌憚ないご意見をお伺いしたいと思って投稿しました。
「いろいろあって・・」と多くは話してくれなかったけれど、
哀愁を漂わせながらも昔と変わらない可憐な面影を残した彼女の横顔に俺はいっきに引き込まれた。
同じクラスだった彼女も中学受験組で、違う塾ではあったものの、塾へ行くために利用するバスは一緒だったためよく顔を合わせていた。
俺は彼女のことが好きだった。
彼女は物凄く可愛いというようなタイプではなかったが、ビジュアルに関しては個人的にとても好きなタイプだった。
クラスではめったに話をすることはなく、バスの待ち時間やバスの中でしか話をしなかったが、
受験という共通する話題もあり、話をしている時はとても楽しかった。
彼女がバス停にいない時はバスを一本遅らせてでもわざわざ彼女のことを待っていたというエピソードも恥ずかしながらあったりする。。
好意を持ってくれていたのでは・・と思わせるエピソードも少しあるが、小学生の本心はわからない。
バレンタインのチョコとかは普通に貰っていたので少なくとも嫌われてはいなかったと思う。
ただ結局、当時は受験のことでいっぱいいっぱいで、ませていたとはいえ「恋愛する」なんて発想は頭の中にはなく、何も起こることはなかった。。
中学へ通う最寄りの駅が違っていたため、通学で会うことはなかった。
携帯もない時代だったので連絡をとることもなかった。(もとから家の電話で連絡を取り合ったことはないが)
彼女のことは相変わらず好きだったように記憶しているけれど、関係をどう発展させていけばいいのか分からなかった当時の自分は、
「友達という関係を維持する」ということすら結局できなかった。
小学校を卒業してから一度だけ、中1の9月に彼女に合ったことがある。
「今度中学校の文化祭があるからチケット上げる」と、わざわざ日曜日に家に来てくれた。
とても嬉しかった。
けれど、最初家のインターホンに母親が出たことをなぜかとても恥ずかしく思ってしまい、
「行けたら行く」と1分も話さないで玄関で彼女を帰してしまった。人生最大の後悔・・の一つである。
そして文化祭に行くこともなかった。彼女が女子中に通っていたため当時の自分としては「とても行けるわけない」という考えしかなかったからだ。
それ以来、彼女と合うことはなかった。
高1の頃には俺も引越しをしてしまい、地元で偶然会うというチャンスもなくなった。
「初恋は実らない」
昔ジャンプで連載されていたBOYという漫画にこのフレーズが出てきたとき、なんとなく感慨深い思いになったのを今でも覚えている。。
現在に戻る。
同窓会で偶然再会した彼女は、昔の面影を残しつつ、昔以上に素敵になっていた。
びっくりした。
偶然の出会いに対してではない、30歳を越えても素敵な彼女に対してでもない、彼女を見た途端、今までにないぐらい胸が熱くなっている自分自身にびっくりした。
正直彼女のことなんかとうに「淡い青春の思い出」として記憶の引き出しの奥にしまいこんでいた。
そもそも小学生の頃の初恋なんて単に記憶の中で美化されただけのものだと思っていた。
仮に偶然再会しても「おぉ懐かしいな!」と言える自信があった。
それなりに恋愛をしてきた自分がまさか一目惚れに近い感覚に陥ることなんかあるわけないと思っていた。
それは間違いだった。
これは運命だ。
携帯の番号も交換した。
「いろいろ相談に乗れると思うから今度また飲もうよ」という約束も取り付けた。
いい感じになれた。
嬉しかった。
『結婚して子供ができた後に「運命の人」が自分の目の前に現れたらどうするの? 』http://anond.hatelabo.jp/20110630230540
彼女に妻子があることは伝えていない。
数日悩んだが、俺にはやっぱりこの運命を簡単に捨てることができない、かもしれない。