実は前にも同じような話を増田に書いていてその続きなのだけど、自分のためにもちゃんとまとめてみたかったからこうして書くことにする。
僕は高校生で、中学時代からのある想いに悩み続けて今を生きている。
結論から言うと、中学生の頃にずっと好きだったあの娘に気持ちを伝えられないまま振られずに終わった。
伝えられなかったにはそれなりの理由がある。
3年間想いをこじらせて、やっと伝えようと思った時には既に3年目の冬を迎えていた。
高校は違うことになるわけで、当時は告白するなら今のうちだと思っていた。
冬に僕は勇気を振り絞って今まで行動にできなかったことをしようと思い、ついに行動に移そうとする。
いざあの娘に伝えようか外を歩きまわってそわそわしていたら、その時あの娘の友人である学校のクラスメイトAに見つかってしまった。
Aとはあまり親密ではなく、SNS上でフレンド関係であるだけで、僕が好きなあの娘を知っている。
僕があの娘に告白しようとしているということをAは知り、メールであの娘に告げ口した。
外で歩きまわっていることをあの娘には僕がつけ回そうとしていたり、待ち伏せしているのではないかと思われた。
誤解が生まれてしまった原因は僕とAとの信頼関係を構築できていなかったのが原因だ。
そしてあの娘は僕のことをストーカーだと思い、僕はそれと対比するように絶望の淵に追い込まれていった。
あの娘に僕のことをストーカーだと思われるということは、告白以前に完全に拒絶されてしまうからだ。
あれから長い事経つが、未だに忘れられていない。
まず人を好きになれない。
僕が好みでないだけなのだけど。黒髪ロングじゃないと。
それはさておき、数十人もいればそこそこ可愛い娘だって当然いる。
でもあの娘を好きになって以来、人を好きになるという感情が再び沸き起こることはなくなってしまった。
あの娘に対する気持ちは数年前と比べるとこれでも相当薄まってきた方である。
それなのに好きになれない。人を好きになりたいだけなのに。
今までバイセクシュアル的傾向はあったのだけど、あの娘を好きになっていた時は本気で男と付きあってもいいとは思っていなかった。
しかし今は、好きになれる人であれば女性でも男性でもいいと思っている。好きになれたらの話だけど。
自分がバイセクシュアルなのかどうかは分からない、メインは女性だし。
男性といっても普段から女性の格好をしているような人でないと恋愛対象にならなそうだ。
可愛いとかどうでもいい。さっきは黒髪ロングがいいとか書いたけどそれもどうでもいい。どうでもよくないけどやっぱりどうでもいい。
僕が好きになれて、なおかつ相手が僕のことを好きになってくれて、僕のことを優しさで包んでくれるのであれば誰でもいい。猿でもいい。
最近は相手が僕のことを好きになってくれるかだなんて、それすらもどうでもよくなった。
あの娘の時みたいに誤解が生じて告白できなくなってしまい終わるのではなく、今度こそは正式な手順を踏んで告白して振られたい。
でも今の自分はそれすらできないんだ。人を好きになれないのだから。
だけどやっぱり三次元の女の子がいい。僕は目で見たり話したり喋ったりしてくれる女の子がいいんだ。
僕はいつになったら人を好きになることができるのだろう。
今現在僕の本当の悩みを打ち明けてシェアできる人は誰もいない。
前は居たけどあの娘の時のごたごたでそれはもうなくなってしまった。
微妙に話は変えていたりちょっと盛っていたりする部分もあるけどだいたいこんな感じだ。
やっぱり好きなんだよ。忘れられなかった。忘れることはできないんだろうな。
誤解が生まれて僕の恋心が砕けた話。
もう二度とこうした事態が起こらないように書いてみた。
今ちょうど思春期真っ盛りの好きな人がいる人、そうでなくても中学生や高校生ならこういうことがあるんだと覚えておいてほしい。
どうせ届くことはないだろうけど、どこかに書いてみようと思ったので、書いてみる。
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確かにあの時のあの行動は客観的に見たらストーカーのすることだったかもしれない。
でも僕はそんな意図で外を歩いていたのではないし、僕だってあれからずっと反省し続けている。
悪気があって行動していないとしても、やっぱりそこは行動にしようとする前に考えるべきだったのではないだろうかと思っている。
ただ君に一つだけわかってほしいことがあるんだ。
僕は今まで、一度しかストーカーと疑われるようなことをしていない。
過ちを犯してしまった行為の数で考えるのは確かにおかしいのかもしれない。
けれど君が思っているストーカーというのは、何十回も繰り返して追っかけたりしている人のことをイメージしているのではないだろうか。
僕のことをもしそう思っているとしたらすごく悲しいな、僕はそこまで犯罪になるほどのことをしていない。
僕と君はあんまり仲良くはない。それは分かっている。
でもね、せめて告白して振ってくれたらよかったのに。
複雑な事情で生じた誤解が生んでしまったのだから、君は悪くない。
もちろん君に僕が告白しようとしていることを伝えたAも悪くない。
正直言って僕も悪くないと思っている。
君は僕のことをストーカーで脅威に感じているのだろうからきっと僕が悪いと思っているのかもしれないけど。
みんな悪くないと思う。誤解が生まれただけでこんなことになってしまうだなんて思ってもみなかった。
僕は今でも告白しようとした日、時間までははっきりと覚えていないがおおよその時間帯を覚えている。
僕は君以外の人を本気で好きになったことはないけど、初恋の人って特別なんだと思う。
初めて本気で好きになるということを教えてくれた人なのだからそうそう忘れることはないと思う。
苦しくて苦しくて、君のことを忘れようと思った時が何度もあった。
でも君のことを頭から消し去るのは不可能だった。
だからもう諦めた。僕が君のことを忘れるよう君は望んでいるのかもしれない。
ごめんね忘れられなくて。だめだった。諦めちゃった。本当にごめんなさい。
忘れるのはできないから、せめてあまり考えないようにしようと努力しているよ。
許してくれなくていいから、せめて僕にとって初恋の人は特別なんだっていうことと、僕の初恋の人は君なんだっていうことをわかってほしいんだ。
もう君に連絡を取ることは不可能だし、人生あと数十年の一生のうちに君に会って話ができるかどうかだって分からない。
でも君にいつか会って話がしたいな。
僕の学校の周りのみんなは彼女作っただとかセックスしただとかそういう話ばっかりしている。
そういう人達が持っている夢より僕の夢なんてとてもちっぽけなものだ。
僕の夢はただ一つ。君にちゃんと告白して振られたい。ただそれだけ。
だからいつか君に会える日を願って今を生きている。
僕は君に伝えられないと人のこと好きになれないのかなあ。
それはわからないけれど、もし君に伝えられないまま死んでしまったらということを考えるとすごく悲しくなる。
ところで君は幸せなんだろうか。
君はどうだろう。幸せだったらいいな。
僕はあの時の君の好きな人は知らないけど、その後どうなったのだろう。
どういう形であれ君が幸せになっていたら僕は嬉しい。
もし君が幸せじゃなかったら僕は悲しい。
幸せになってくれたら僕は振られずにこうなってしまっても、君が幸せならそれでいいやって考えられるのに、もし幸せじゃなかったとしたら…
だから今の君のことを知らない僕は、きっと君は幸せなんだろうなと考えて毎日過ごしているよ。
今もまだ諦めきれずにちょっぴり好きだけど、当時君に伝えられなくなってしまった時までが好きだった時期だとして言いたいことがある。
今まで君のこと好きだった。好きにならせてくれてありがとう。
君は何もしていないし僕が勝手に好きになっただけだよね。
でも僕は君に出会った、そもそも日本で生まれて関東に住んでいるかどうかだなんて分からないのに、僕はそうして君に出会えた。
その事実だけで僕はとても嬉しく思っているよ。
こんなこと言ったらとても気持ちが悪いし自分でも気色悪いと思ったけどどうしても伝えておきたいことだから。
生まれてきてくれてありがとう。
今はこんな風になってしまったけど、君に出会えたというだけですごいことなんだ。感謝するべきことなんだ。
君は幸せ?
どう表現していいか分からない伝えきれないこの思いだけど、できる限りの言葉で文字にしてみた。
君に伝わったかな。そもそも見ていないと思うけどね。
また会えるかどうか分からないけど、もし会った時はまず最初に過ちを認めて謝るつもり。
いつか君に会える日が来ると思って信じて生きていくことにするよ。
さようなら。また会える日まで。
クラスメイトとの信頼関係が構築できず振られることができなかった話 これの続き。 あれから一年が経った。 初恋の女の子のこと、前ほどではないけど、まだ思い出してしまう。 一...