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はてなキーワード: 中国語とは

2011-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20110825195641

何が気に食わなかったのかわからないけど

もちろん中国語でもロシア語でもタガログ語でもなんでもいいです

2011-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20110824182604

日本人の成りすましっぽいのもいるけど、

中国語が混じってたり日本人が使わないような単語中国語?)やカタコトっぽい感じが残ってたりするから工作とはとても思えない。

今日監視船が領海に入ったニュースにちらほら出現してる。

2011-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20110809162737

他ならぬテレビで、韓流アイドルいか戦略的に売りだされてるかを詳細に解説してるんだけど、見てないの?

韓流アイドル韓国内→中国東南アジア日本欧米を目指して売り込まれる。

そのため韓流アイドルにとって多言語の習得は欠かせないスキルになっている。

ダンスや歌唱のレッスンと同じレベル中国語日本語英語のレッスンがあるわけだ。

韓国では子供の頃から過酷なレッスンを受けさせることで有名だけど、

まり子供の頃から日本語を習ってるんだからそりゃペラペラだよね。

2011-07-06

消費税を2015年ごろに10%するらしい 2015年には親日国の台湾兵役廃止するし北京語(一般中国語)を勉強して移住を真剣に考える

2011-06-27

BLと在日

注:加筆修正しました

最近商業BL作品ばっかり読んでるから、たまにはネット同人作品も読もうかなと思い立って、某ジャンルのサーチから二次創作サイト巡りをしていたときのこと。リンクを辿っていった先に、管理人韓国人であることを明記しているBL小説サイトがあった。日本語ネイティブじゃないとこれはムリだろと思わせる豊かな語彙の小説や日記・掲示板の内容から判断するに留学生やニューカマーなどではなくて、日本で生まれ育った在日韓国人の方であるようだった。

なんかね、これちょっとびっくりしたんですよ。在日の人もBL書くんだなぁって。

いや、こんなにもアニメ漫画の氾濫する日本社会で生きている以上、日本人だろうが外国人だろうがオタク趣味に染まる人は染まるのが当然だろうし、中にはヤオイ二次創作に興味を持って腐女子腐男子になる在日コリアンがいるってのも理性では理解しているんだけど。実際目にしてみると、なんかこう、感慨深いものがありましてね。

そうかー、在日のBL好きってのもやっぱりいるもんなんだなー、っていうか他にもいるけど明かしてないんだろうなー、としみじみしてたんですが、途中でふと思い出した。あれ、ちょっと待てよ?よく考えてみれば、数少ないながら今までにも在日韓国人が登場するBLがあったりするし、在日朝鮮人のBL作家というのもいたりするんじゃないの?そういえば私、そういうの読んだことあったような……、と。

というわけで、今回はBLと在日と私というテーマで今まで読んだ作品を振り返ってみようと思う。長いよー。私が以下で言及している作品には18禁のものもありますのでお気をつけください。




倉科るり=金蓮花   在日のBL小説家

倉科るりというペンネームで、商業誌からBLを出版している小説家がいる。正確にはいた、と言うべきかもしれない。著作の中には絶版になっているものも多く、また1996年の『王様夏休み』を最後に10年以上発刊はしていないようだから公式サイトにも「倉科るりの商業活動は諸々の事情から不可能だと思います時間がないのです。」と書いてあるので、今後も商業誌でBL作品を発表する可能性は限りなく低いと思う。

けれど、在日とBLというテーマを語るなら、彼女を外すことはできない。

実はこの作家さんは、コバルト文庫金蓮花という名義で少女小説も書いている。むしろ金蓮花(きんれんか)というペンネームの方が世間的には通りがいいだろう。私も残念ながら倉科るり名義の本は読んだことがないけれど、金蓮花名義の本は小中学生の頃にわりと読んでいる。『銀葉亭茶話』、『水の都物語』、『月の系譜』は何度も読み返すくらい好きだった。私が金蓮花=倉科るりというのを知ったのは大学生になってからだったけれど、BL読者やコバルト読者には結構有名な情報だったようで、ネット検索するとペンネームを使い分けるようになった経緯や、その他もろもろの噂が出てくる。それらの噂がどこまで本当かわからないのでここでは紹介しない。

さて、金蓮花は1962年生まれの在日朝鮮人3世である東京に生まれ育ち、大学も都内の小平市にある朝鮮大学師範教育学部美術科を卒業した。作家デビューは1994年、『銀葉亭茶話-金剛山綺譚-』で集英社の第23回コバルトノベル大賞を受賞したのがきっかけだった。この『銀葉亭茶話』シリーズは、朝鮮半島舞台仙人精霊、竜や虎、人間たちが織り成す恋愛を描いた朝鮮ファンタジー小説で、仙境にある一軒の茶屋銀葉亭にさまざまな客が訪れ、店主の李月流(り・うぉるりゅ)に身の上話を打ち明ける、という趣向になっている。

金剛山綺譚』の金剛山は、もちろん朝鮮半島に実在する景勝地金剛山をさす。韓国人外国人北朝鮮国内金剛山観光地区に観光をしに行くニュースを見たことのある人は多いはずだ。『銀葉亭茶話』シリーズ物語に登場する実在の固有名詞は地名だけではない。例えば『蕾姫綺譚』では重要なキャラクターとして李氏朝鮮建国の王李成桂が登場するし、『舞姫打鈴』のヒーロー新羅英雄金庚信である

ところで、学校で歴史を習う前に本シリーズを読んだ影響で、私は現在でも「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」と読んでしまう。私にとって、このシリーズこそが生まれて初めて触れた‘朝鮮文化’なのだった。馬鹿子供だったので現役読者だった小学生の頃は朝鮮半島というのがどこにあるのか知らなかったし(私は当時本気で外国=アメリカであり、世界には日本アメリカの二国しかないのだと思っていた)、儒教文化だとか在日朝鮮人だとかさっぱり理解できない上に興味もなかったので読み飛ばしていたけれど、雪華(そら)や明蘭(みょんらん)という美しい漢字と不思議な響きの名前、美味しそうなチヂミ、ふわりとチョゴリを広げて鞦韆をこぐ明朗な少女、霊山の天辺に位置する天池(ちょんじ)の聖水……どこか好奇心を刺激する異国のイメージの数々を私は大いに楽しんだのだった。特に金剛山の壮大な瀑布や峰々が鮮やかに染まる絢爛豪華な秋の描写などは、幼心にうっとりするような綺麗な文章だなぁとドキドキしながら読んでいた。金蓮花という作家のおかげで、私は隣国と幸福な出会い方をしたのではないかと思っている。そういう意味で、『銀葉亭茶話』は私にとって印象深いお話なのだった。

金蓮花自身にとっても、作家として第一歩を踏み出したシリーズであると同時に、祖国を舞台にしたロマンスであることを考えれば、『銀葉亭茶話』はやはり特別思い入れの深い作品なんじゃないだろうか。

彼女の著作のあとがきでは、自らのルーツを意識した話題が多い。北朝鮮に観光に行って金剛山の絶景に感動した話、伯母が北朝鮮に帰国した話、親戚が日本北朝鮮と中国に住んでいるという話、子どもたちの通う朝鮮学校お祭りのためPTAとして準備に奔走する話など。

そんな彼女がBL小説を書くときは、金蓮花ではなく倉科るりというペンネームを用いた。倉科るり名義の本では特に朝鮮半島と関連のある物語を書いたりはしていないようだ。少女小説コバルト作家としての自分とをきっちり分けたかったのかもしれないし、儒教を尊ぶ在日コミュニティ価値観からするとさすがにBLを在日朝鮮人と明かしている金蓮花名義で出すのは難しかったのかもしれない。少女小説家としてデビューする際も家族からかなり強硬に反対されたと聞く。少女小説を書いているのがバレて家族会議土下座までしたそうな。ましてやBLをや。

まぁ、BLを書くときと少女小説ラノベや一般漫画を書くときでペンネームを変えるのはbasso秋月こお榎田尤利もやっていることで、金蓮花に限った話ではないけれど、少女小説では在日ネタをふんだんに出していた人がBLではそれを一切出さないというのも興味深い話ではある。

ちなみに金蓮花名義の本に一切男性同士の恋愛や性愛が出てこないか、というとそういうわけでもない。

ここでちょっと萌え語りをさせてもらうと、『銀葉亭茶話』シリーズで私が一番好きなキャラクターは長白君(ちゃんべつくん)だった。彼は、朝鮮半島の付け根、北朝鮮と中国の国境にまたがる山(朝鮮語では白頭山中国語では長白山)の守護仙人精霊だったかもしれない)で、シリーズ通してのキーパーソンである李氏(注:男性)に想いを寄せている男性である。李氏に冷たく拒絶されたり、周囲の神仙たちに揶揄されたりしつつも、変わらず李氏に暖かい真心を捧げ続けている好漢なのだ。李氏には他に想い人がいるのでまず間違いなく長白君の恋が成就することはないのだろうが、私は彼の男らしい包容力にときめいたのでぜひ幸せになってもらいたいと思っている。別に相手は李氏じゃなくてもいいから。というか長白君には楓英とか緋鯉の精みたいな豪胆で誠実な男性とか似合うと思うんだよね。




高城響、鷹匠早紀    在日の攻め

studio may-beを結成して仕事をしている高城響と鷹匠早紀は、BLゲーム乙女ゲームシナリオライターとして活動している他に、連名でBL小説を書いて出版したり、漫画原作をしたりしている。音楽業界を舞台にしたBL小説『たぶん、きみが好き』『いつか、翼を広げて』『きっと、空も飛べる』という3冊がマイクロマガジン社から発行されたのは2004年のことだった。この3作は天才指揮者と男性アイドルカップルを描いたお話なのだが、実は高城響と鷹匠早紀がやっているサイトに長年連載していた大長編小説『KT』を手直しして発表したものだという。

そのサイト大長編(まだ完結していないらしい)には、脇役として若手の指揮者同士のカップルが登場する。彼らを主人公にした話もサイトには掲載されており、出会い恋人になるまでを描く『'O sole mio』、体の関係を持つまでに至る続編『hard day's night』、いちゃいちゃらぶらぶしてる『jealous guy』などがある。珍しいことにこのカップルの攻めは在日コリアンである

『'O sole mio』と『jealous guy』では、攻めが在日であることはストーリーの主軸にはほとんど絡んでこない。民族が違うということよりも同じ夢を抱く音楽家同士であることの方が、この物語の中では圧倒的に比重が大きいのだ。

しかし、『hard day's night』の中ではそれらしいエピソードが挿入されている。演奏会の予定が突如キャンセルされてしまった攻め。晴れがましい仕事を一つ失った原因を、受けに問われた攻めはしぶしぶこう語るのだった。「オレ、在日やん」。BLで、差別に直面する在日の姿が描かれているのは大変珍しい。そもそも在日としてのアイデンティティを持ったキャラクターが登場するBL自体ほとんど見かけないんだけどね。

ところで、この物語の攻めは、大阪出身関西弁を喋る陽気な男性だ。大らかで人懐っこい。阪神タイガースファン。長身ガタイが良くて、美男子ではないけれど、受けから見れば十分に魅力的な容貌をしている。そして新進気鋭の指揮者である。実際、読んでいて、彼は魅力的な人物として描かれているように思った。なんとなく関東生まれ関東育ちな自分からすると良い意味で典型的関西人という印象を受けた。

神経質で繊細、あまり感情表現が得意ではない日本人の受けは、自分と正反対の気質の攻めに惹かれていく。自分にないものを持っている相手を反発心を抱きながらも愛してしまパターンというのはわりと恋愛物の王道だが、受けが攻めの才能に嫉妬をして苦悩したり、振り切ってもついてくる攻めに苛立ったり、励まされたりと感情をぶつけ合ううちに自分の恋心を認めざるを得ない展開になるというのは微笑ましくて良かった。




檜原まり子   日韓ハーフの受け

BL小説家檜原まり子の作品の一つに『マリンブルーは密やかに』という小説がある。2008年、講談社X文庫ホワイトハートから発行された。舞台アジアオセアニアクルーズ中の豪華客船。そこに乗り込んだ保険会社から委託を受けた調査員の受けと、元自衛官の攻めのラブストーリーだ。

正直なところ、この物語の一番興味深いところは、ストーリーなどよりも受けの両親だと思う。

受けの母親日本人医師だった。そして父親は在日韓国人の寿司職人。両親が渡米して、一家がカリフォルニアにいたとき受けは生まれた。医師免許が認められなかった母親は畑違いの仕事をして受けを育ててくれたらしい。後に離婚したようだが、受けの両親の話こそ読んでみたいと思った。寿司職人と女医さん夫婦米国滞在記なんていろいろ波乱万丈なドラマがあって面白そうじゃん。

というわけで、本作の受けは間違いなく在日韓国人の血をひいているのだが、特に在日とか韓国に関するエピソードは出てこない。受けが韓国語を喋ったりキムチを食べるシーンがあるわけでもない。彼が民族的なコミュニティ朝鮮半島に思いを巡らすシーンがあるわけでもない。冒頭、地の文でさらりと受けの生い立ちが説明されているだけで、その後はとくに彼が韓国系であることには触れないまま物語は終わるのだ。

なら別に受けが在日の血を引くキャラクターである意味ってないのでは?と思わないでもないけれど、まぁ深い意味がなきゃ在日がBLに出てはいけないってこともないし、これはこれでいいのかもしれない。なんと言ってもこの作品の舞台はいろいろな国籍のクルーが働く豪華客船なのだから。南太平洋を悠々と航海する船上のキャラクターにちょっとしたマージナルな要素を付与したいと作者が思うのもわかる気がする。船長の喜屋武も、受けと同様にマージナルな人物である米軍勤務の軍人を父に持つ沖縄出身の男性で、金髪碧眼という日本人離れした容姿だが自らを日本人だと主張する。とても珍しい韓国系の受けや、沖縄と米軍というデリケートバックグラウンドを持つキャラクターが登場するという点において、このお話はなかなか印象深かった。




タカヒサ亨 渡来人カップル

『うつしみの花』は、幻冬舎リンクスロマンスから2008年に出版された全2巻のBL漫画である。作者はタカヒサ亨。舞台飛鳥時代日本で、有名どころでは葛城皇子中大兄皇子)、皇極天皇、間人皇女などが登場する歴史ロマンBLである。ちなみに中大兄皇子と受けがキスする場面もあったりする。

主人公(受け)は、百済から渡来人で金工職人である実父を持つ美少年。攻めは、受けの父親の弟弟子で、乃楽山(ならやま)の麓に住む百済系渡来人であり以前は都随一と呼ばれた腕を持つ金工職人だった。受けが攻めの弟子となるので職人師弟ものBLであると同時に、渡来人渡来人の子孫が出会って恋に落ちる物語なのである

職人の村で修行をする受けは、師匠であり恋人である攻め以外の渡来系の職人たちとも交流を持つようになり、技術を磨いていく。いつか攻めの故郷である百済に帰還することを夢見るようになるし、自分たちの存在は発展させ続けていく技術に拠って立つのだという強い自負心を持つに至る。彼らのアイデンティティは明確に百済系渡来人であることにあり、ヤマトにはないんだなーと読んでいて思った。

日本舞台なのにあえて渡来人カップルを描くなんて随分通好み(?)だなと思う。こういうのは珍しくて面白い試みだ。同時に、ちょっと私の中の日本人としての感覚が一抹の寂しさというか疎外感を感じなくもなかったような……。この記事のテーマである在日と古代日本渡来人はちょっと違う存在なのでこの作品には簡単に触れるだけにとどめるけれど、思いがけずヤオイを読んでいて自らのナショナリズムが浮上したという点で本作は印象深い作品だった。私が気にしすぎなだけだけなんだろうけれどさ。

もちろん、健気で頑張り屋な受けとクールで格好良い攻めは萌えたし楽しめた。

ところで、作者のタカヒサ亨は、角髪(みずら)に萌えてこのお話を描いたらしい。わかるわー私もみずら萌えです。特に青年の下げみずら姿は可愛くて良い。不評でなかなか描かせてもらえなかったとのことだが、残念だ。もっと見たかったよー。






コメント返し

ハテブやツイッター増田2ちゃんねるコメント下さった方ありがとう。せっかくだし嬉しかったので、いくつかのコメントにお返事します。


興味深い記事/勉強になった。/ほう。/おもしろい。

恐縮です。ありがとう

なんでこんな興味深い記事が増田なんかで書かれるんだ……いやまぁ理由は明確に推測できるんだけど。

自分のブログではこういう記事を出したことがないのでうまく書けるかわからなかったし、書いたとしてもこの記事だけ場違い感がぷんぷんして浮き上がってしまうだろうと考え増田しました。悲しいことですが、BLも在日も荒れやすい話題ですから

金蓮花くらいしか思いつかなかった。/金蓮花さんは有名だよね。/ 金蓮花は私がコバルトを熟読してた時代の後の人で懐かしい。/金蓮花の作品なら子供の頃読んだことあるな。/金蓮花さんなつかしい

私は金蓮花の初期の作品が好きでここ7~8年の著作は読んでないのですが、作品だけじゃなくて作家自身も本当に興味深いなと思ってその動向は注目していますラノベ界でも稀な在日外国人であることを明かしている作家さんですよね。まして日本と関係が良好でない国を祖国に持つ人ですから日本社会で生きる彼女自身、悲しみや自負心を含め複雑な感情はあったんじゃないかなと想像しています。日朝首脳会談が開かれ拉致問題が発覚した2002年、この年に発売された『伽椰琴打鈴』を最後に、彼女の著作の中で一番‘朝鮮’を押し出している銀葉亭茶話シリーズが発行されていないというのは、偶然かもしれないけれどなんとなく象徴的に見えたり……。

違う文化がベースから、私から見たらよく分からないのかもねと当時は思ってた。アメリカ人日本とか中国に感じてるオリエントな感じってこういうのを言うのかなーと中学生の私には興味深かった。/舞台設定もそうだけど、登場人物たちの価値観や倫理観が自分の知っているものと異なる面もあって、それはそれで興味深かった。

確かに文化が違う、価値観や倫理観が異なっている、と強く感じる点はいくつかありましたね。面白いなと好ましく思う相違もあれば、モヤモヤする思いを抱える相違もありました。私の場合女性の描かれ方や女性の置かれた立場というのが結構気になりました。『蝶々姫綺譚』で、女性が子を成さずに死ぬのは罪である、罰として死後の世界で償わなければならないという設定には、儒教ベースにしたファンタジーだとこうなっちゃうのか、とびっくりしたなぁ。日本日本よりフェミニズムの強い欧米発のファンタジーじゃそういう設定ってないでしょう。まぁ、当時の価値観を反映させた設定であることが良いという考えもあるとは思いますが、現代女性としてはファンタジーとはいえその世界の女性は生き辛そうだなという感じたのも事実でした。

「オレ、在日やん」。か。読んでみたい。/記事中の作品をどれも読んでみたい。

ネットで読める作品もるし書店図書館に置いてある作品もあります。個人的に、興味や関心の度合いが在日>BLという人よりは、BL>在日の人の方が楽しめるとは思いますが。

日本では掛け算、欧米では×ではなく/(スラッシュ)なので割り算。

全然関係ないけど、最近アメリカスラッシュ翻訳されて日本書店の店頭に並び始めましたよね。日本語海外スラッシュが読める日が来ようとは思わなかった。嬉しい。

「「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」」あるあるwww

お仲間発見。やっぱり他にも同じ経験のある方がいるんですね。

この語り口、既視感が。/この特徴的な文体Twitterのどこかでみたような?

皆さんがどなたをイメージしているのか興味あるなー。私は弱小ブログを書いてますが、Twitterはやっていないんですよ。

韓国人って恋愛もの入れ込むよね。日本人もだけど、なんかより情熱的っていうか

韓国人日本人よりも情熱的、確かにそういうイメージありますよね。こんな記事書いといて言うのもなんですが、家族友人知人に韓国人や在日の人っていないんで実際そうなのかはよく知らないけれど。

しかし、作者や登場人物が在日だろうとハーフだろうと、作品に影響なければ関係ないのでは?/BLを前にしたら作者が在日とかどうでもいいんだけど、気になる人もいるんだ

確かに作品が面白ければ作家は関係ないというのは仰る通り。私も普段は書き手には興味がないんですが、今回は冒頭で書いた某サイトにはなんだか妙に感慨深くなってしまいまして。

在日コリアンに限らずこういう風に創作の中に登場するマイノリティを振り返ってみるというのは興味深いよね。/こういう考察もあるのだねー。/いわゆる『キャラ属性』のフレーバー要素として、在日コリアン・その他を入れるか等。ただ、ふらっと使おうにも"実はよく知らない"事が多いのも、また事実。/彼も特にエスニシティ面で特筆されるような描写はないが、魅力的。

創作の中のマイノリティ、本当に興味深いですよね。読み専なので創作の苦しみは知らないのですが、創作物にマイノリティを登場させる際書き手さんはやっぱり慎重になるんだろうなぁ。セクシュアル・マイノリティが登場するBLは殊にそういう姿勢を求められているジャンルですし。常に政治的に正しいお行儀のよいBLである必要はないと思うけれど、読者が引くような差別的な描写が垂れ流しにされてるBLは読みたくないと思います。私はまだガチでがっつり民族問題を盛り込んだBLというのは読んだことがありません。今後もそんな作品は出ないんじゃないかなと思うし、たとえ出版されたとしても読みたいとは思わないかも、と考えています。娯楽作品には悲惨な差別とか貧困とかの要素は求めていない性質で、どちらかというとイチャイチャ、ドキドキ、ワクワク、エロエロアマアマラブラブって感じのノリの方が好きなんですよ。なのでフレーバー的な登場のさせ方や特筆されるような描写がなくても私はOKなんですが、作家がまったくその問題の背景に無知ではキャラクターの魅力的な属性にはできないわけですしね。作家は10調べたことのうち1を書く(100調べたことのうち1を書く、だったかもしれない)と聞いたことがあります。BLを愛する者の一人として、そういうBL作家さんが今まで以上にたくさん出てくれるといいなぁと願っています

2011-06-22

当たり前のことだけど、日本以外でもたくさん小説は書かれてるんだよね。

小説に限ったことじゃなくて、映画ドラマ音楽でも何でも表現された創作物ってのはいろんな国にたくさんあるわけだ。

当たり前のことなんだろうけどな。ちょっとその事実想像できない。信じがたいというか受け入れがたいというか、本当にそうなのって思ってしまう。

例えば中国本屋には中国語で書かれた雑誌が沢山あって、中国語で書かかれた小説ばかりが並んでる。これはまだいい。ちゃんと理解できる。

ただその次の段階として、そういった本の中に、翻訳されないために中国語以外の言語では読めないような本がたくさんあることを考えると、途端に手に負えなくなってしまう。

もちろん誇張した驚きだけど、その国の言語しか読むことのできない小説(あるいはありとあらゆる出来事)というものがたくさんあることがすごいと思う。

だって韓国には韓国の、イスラエルにはイスラエルの、ブラジルにはブラジルの、ノルウェーにはノルウェー文学が在るってことなんでしょう。

いや、文学じゃなくて学術研究でもいい。その国の言語でもって高められていたり煮詰められている物共が在ることがすごい。

もちろん欧米カナダ南米あたりだとすればいくつか言語が被ってるかもしれないけど、それでも確かにその国の言語だけに一生を支配された文化表現物というもの存在する。

そう言った物共は、きっとというかもう絶対的に自分の手に触れられることはないのだろう。どんな内容なのか気にはなるけど、そこまで時間がないから断念しないといけないし。

生涯その国の言語から抜け出すことのできない物語って、細々とした雑多な集合なのかもしれないけれど、そういったあくたがあることがすごい。酷いいいようだけどほんとうに凄いと思う。

その点日本漫画アニメってのに恐ろしさも覚える。それらが面白いと思われて今なお理解できる言語フォーマットされ続けているという事実が怖い。

アニメ漫画がすげーって言いたいわけじゃない。翻訳されて広がってしまう基盤が組み上がっていて、それが順調に機能していることがすごいと思う。

実際問題、アニメ漫画のことは数字を知らないから憶測でしかないのだけれどもさ。それに、言語だけに縛られていない分、話しも変わってくるのだろうし。

まあ、そう言ったことはさて置いて、インドとかクロアチアとかペルーとか南アフリカとか、そう言った国々にも今現在出版されている小説ってのが絶対にあると思うんだ。

そこでどんな物語が紡がれているのか、普遍的な人間の像が言語の支配や国境を超えてもなお存在しているのか、見てみたい気がする。

そのためにはたぶん、いろんな言語を学ばなくちゃならない。その言語しか辿りつけない場所があると思うのです

から無理。そもそもこれだけの文章を纏める日本語力さえない自分にはとうてい不可能なのです

訓練とそのために必要なやる気の問題なんだろうけれどね。

2011-06-20

フレーム問題に陥っている⇒何をすればいいのか分からないでいる

フレーム問題が何かは、詳しくはwikipedia先生に聞いてください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%95%8F%E9%A1%8C

今の自分も、あれこれと考えて、何をしたらいいのか分からず、

結局、何もせずにただ時間をつぶしてしまっている。

このままじゃいけない。

しかし、何をすればいいのか分からない。

「将来、会社からリストラされたときの為に資格を取るべきだ」

「いや、リストラされないような人物になるべきだ。そのためには現在のTOEIC650点を860点くらいまで引き上げ、英語での業務をもっと円滑に行えるようにすべきだ」

「確かに英語大事だが、現在自分担当しているのは、中国台湾メーカだ。中国語を学んだほうがいいのでは?」

「なんで休みの日にそんな勉強しなきゃいけないんだ?毎日平日は夜の25時に家に着いて、自分時間がないじゃないか休日洗濯と買い物を終わらせたら、遊ぶべきだ」

「待て。いつまでも遊んでばかりもいられない。今の社員寮(独身寮)は年齢制限の関係上、3年以内に出ていかなければならない。次の住処はどこにするつもりだ?その下調べをしないと」

「3年なんてまだ先の話だろう。それよりも、今の家計を正確に知るべき。去年、いくらもらって、税金等でいくら引かれて、手取りでいくらもらったか、正確な金額を把握できてないだろう?そして、レシートも入力してない。これらを行うべきだ」

「そんなことより、部屋を片付けようよ。同期を呼べないよ?」

「今まで一人も呼んだことないくせに・・・」

etc...

優先順位を付けることができず、フレーム問題のロボットの如く、何もできないでいる。

誰か教えてくれー。

2011-06-12

http://anond.hatelabo.jp/20110612190151

その、歴史上有名になった中華圏の人(故人)で、日本でも中国語読みされるただひとつ例外がある。

京劇梅蘭芳だ。これ本当。メイランファンとタイプして漢字変換して見るべし。

ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い

http://anond.hatelabo.jp/20110611232237

中国語に限らず、昔から現地語発音と日本式の読み方はずっともめてきた。

ゲーテも「ギョエテ」「ゲョエテ」「ギョーツ」「グーテ」「ゲエテ」ってさんざん揉めてきた。

自分は現地語表記に近いカタカナ表記で教わっている。

毛沢東」の場合は脇に「Mao Zedong」と添えてあったような気がする。

どのみち高校だと漢字表記は漢字で回答しないといけないので読み仮名はあんまりこだわんなかった。

中国人に尋ねると歴史上有名になった中華圏の人(故人)は日本語読みで問題無いけど

(教わった国によって読み方がちがうし、人物が活躍していた時代によっても発音が違うので)、

今生きている人ならできるだけ中国語に近い読み方をして欲しいとのことだった。

http://anond.hatelabo.jp/20110611232237

日本国内で「モウタクトウ」「シセン」で通用するんだから問題ないよ。

あとは外国語を必要とするような人が専門的に学べばいいだけ。

オランダを「ネーデルランデン」に直す人がいないのと同じ。

あと中国語は発音が超難しく、ローマ字読みそのままが通用しないか

ピンイン併記しても余計な負担になるだけで意味なさそうだなあ。

俺は楽しいけど。

qu chu ju zhu → これ全部チュー。日本語では区別つかないけど中国語では全部違う音

とか、意味わからんだろ?専門的な勉強しなきゃ。

http://anond.hatelabo.jp/20110611232237

・それが誰であるかは伏せて

キャラ名前を全て中国語読みに準じたカタカナ表記にして

中国近現代史アニメ化したら皆覚えたりしないかな。

http://anond.hatelabo.jp/20110611232237

“「モウタクトウ」と言えば「シセン」と言えば通じると思っている日本人”は相当のアレだと思うが。

赤ん坊の臍の緒が、母親の臍と繋がっていると思っている人の数くらいはいるかもしれない。)

元増田が言うように、毛沢東=Mao Zedongくらいは知っておいても損はないと思う。逆に知らないと英語の文献読む時に困るだろう。

からといって、カタカナ表記は微妙ではある。マオツートンという表記は、いまいち間抜けな感じがして好きではない。

そもそも、中国語は、四声、Uウムラウトの発音、ケンゼツ音、有気音・無気音など日本語では表現できないので、モノによっては原音と乖離すること甚だしく、人民乖離するよりタチが悪い。原音表記したところでウソになってしまう。こういうところはハングルの表音力がうらやましいところだ。

先生ルーシュンじゃなくて、Lu Xunです。Lu Xun。いえ違います。Lu Xunです。いややっぱり違います

Luも、Xunもちゃんと言えてません。発音も声調も違います先生怒らないで下さいよ。

はい。わかりました。先生。もう無理に中国語話すことないです。ロジンっていえば私ちゃんとわかりますから

発音もさることながら、まず中国についてもっと教えるべきだと思う。お隣さんなのに知らなさすぎだ。お互い様ではあるが。

毛沢東選集4巻全部読めとは言わないが、老三編くらいは読んでも悪くあるまい。

中国の偉大な作家魯迅だけじゃない。老舎、巴金、丁玲、茅盾、いくらでもいる。中国の懐は深い。中国を知ること其楽無窮!

英語マオザドーン!(英語圏の人はけっこうそういう風に発音する)と言われて、毛沢東のことだと分かるのは出発点としては大事であろう。

しかし、中国人が、Mao Zedongと発音するのを聞いて、天安門にかかっている肖像画だとか、百元札とか、一切の反動派は張り子の虎だとか、女性は天の半分を支えるとか、戦争は血を流す政治だとか、あの書法とか、あの「雪」という詩とか、東方紅メロディーとか、タバコのヤニで真っ黒な歯とか、胸の皮膚に直接刺して止めるバッチとか、さまざまな記憶が一気に思い出されるような日本人がもっと増えてほしいと思う。

こんなのは中国語勉強すれば済む話であるが、日本義務教育化するのは大人の事情もあってすぐには難しかろう。

たった一つの冴えたやり方は、英語教科書に、中国現代史文学史を掲載することではなかろうか。

Mao Zedongが、Hongjunを率いて、Long March やりました的な話にして。べチューンとか、スノー、スメドレーあたりを絡ませると面白かろう。ちょっとさかのぼってパールバックあたりを出してもいいかもしれない。北京は、Beijingということが分かるだろうし、アヘン戦争あたりから始めて、ついでに動詞shanghai意味とか教えとくと教育上なお良かろう。歴史教科書でこういうことを教えようとするから、余計な奴らが口出ししてくる全部駄目にしてしまって、我が国にバカ者を大量生産してしまう。いきなり都市を攻めようとしてはならない。農村から都市を包囲すべし。味方を保存し敵を消滅すべし。遊撃戦を展開すべし。畢竟、英語教科書でコソッとやればよい。

余談だが、マルクスなんかも英語で読んだ方がいいらしい。あれはマルクスじゃなくて、マークスって感じになるんだそうだ。

http://anond.hatelabo.jp/20110611235049

全部中国語読みに統一すればいいのに

www。中国らしいな。

2011-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20110611234015

中国最初からそうしとけば良かったのに。

中国国内でも散々言われてるけどな。

海外では日本有名人日本語読みをローマ字当てで表記してるからややこしい。

全部中国語読みに統一すればいいのに、て。

http://anond.hatelabo.jp/20110611234015

全斗煥(チョン・ドゥファン)以降はマスコミ政府も現地読みに準じて呼ぶようになったね。

李承晩朴正煕は「りしょうばん」「ぼくせいき」と呼ばれてたけど。

中国人名は現地読みするケースはあんまりないよね。

追記

韓国とはマスコミ間での取り決めがあるらしい。(全斗煥の来日をきっかけに)

そんなわけで韓国でも日本人名は日本語読みで報道されていて、日本韓国人名はハングル読みで報道してるそう。

中国とは取り決めがないので向こうのマスコミ日本人名も中国語読み、平仮名名前は当て字をつかって中国語で読ませてるらしい。

中国の人物名の中国語読み併記について

http://togetter.com/li/146741

http://alfalfalfa.com/archives/3527728.html

ヤンキー先生教科書で例えば「毛沢東マオツートン」と併記することについて

日教組偏向教育だと言って、賛否両論、話題になっている。

基本的に漢字というのは伝統的に現地読みで読むことになっていて、日本人日本語読みをする。

それは中国人日本人名前中国読みしているのと同様だ。

小泉って知ってる?」って聞いても中国人は誰も知らないが「シャオチュエン」と言えば分かるだろう。

「I'm from 大阪.」って言っても分からなくて、こいつ日本のこと何も知らないな、と思うかもしれないが「ダーバン」と言えば分かる。

「どうせ、カタカナで習ったって発音が通じないのだから教えたって無駄だ」と言う意見もあるだろう。

ならば、漢字を書けばいいのだ。それこそが漢字を用いる日本人の持つ武器だ。

まあ簡体字があるから、また話はややこしいのだけれど。

しかしながら、実際のところこれが大きな問題となるのは

海外の人たちと中国人名前が話題になったときである

Mao Zedong,、Deng Xiaoping,、Wen jiabao,、Hu Jintao。

これらが誰を指しているのか分かるだろうか。会話で、あるいは海外ニュースで出てきたときに分かるだろうか。

からないのは多分日本人だけで、「Who is Hu?」なんて聞いたら笑われる。

それぞれ、毛沢東、鄧小平温家宝胡錦濤中国語読みであり、世界共通語だ。

それは地名でもそうで、北京=Beijingあたりは分かるだろうが、四川=Sichuanなど大抵の人には分からない。

他の国に比べて日本人中国都市名や人名を知っているのに、いざアルファベット表記になるとほとんど知らない。

中国をバックパックで旅行中、外国人と話しているときに、地名が出てこなくて馬鹿にされたのを思い出す。

まり、「武漢西安そっから四川に行くんだ」と言いたいのにWuhan、Xian、Sichuanがぱっと出てこないし、言われても分からないのだ。

俺は漢字が読めて書けるんだぜと言いたかったが、彼らにとってそんなのはどうでもいいことだ。

実際、鄧小平に関してこんな話もある。http://www.silverboy.com/silverboy/op200022.htm


このような中国人名、地名中国語読み全部を義務教育で教えるべきだとは言わない。

ただ「毛沢東=マオツートン」と併記することで、中国では漢字の読み方が違うんだという重要な知識を教える一歩になると思う。

実際、かなりの人は「モウタクトウ」と言えば、「シセン」と言えば、通じると思っているのではないだろうか。

これは、中国経済的にも文化的にも政治的にも存在感を増していくなかで

日本が共通の漢字を使っていることで生じている重要な問題のうちの一つだと思う。

_________________

《追記》

id:menaが教えてくれた平凡社中国語表記ガイドライン。つい最近だね。ありがとう

学術的な根拠も含めて色々面白い。是非読んでね。文化雪かきhttp://www.heibonsha.co.jp/cn/

2011-05-18

台北旅行ファントム・メナス

パスポート8月下旬にexpireなcircumstanceなので切れる前にどっか行っとこうと思い立ち、5月11日(水) 〜 5月16日(月) という5泊6日の日程で、5年ぶり2回目の台北旅行に逝って北。夜着・朝発のスケジュールだったため実質4日間の旅であったが、なかなかに充実していたと思われ。

なぜ台北なのかっちゅうと、あまり金を使いたくないcircumstanceなので物価が安いところがよかったこと、台湾親日国 (地域) であること、前回訪台時は存在すら知らなかった九份へ逝ってみたかったこと、そしてTOKYOとの時差がほとんどないため排便 (メイク・シット) のペースを乱さなくて済むからである最後に挙げた理由がfirst and foremostってわけでは決してないが、かと云ってignoreできないことは想像に難くない。

そんなわけで

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5/11(水)午後6時ごろ発のUA853便で台北へ出発。ちょうどユナイテッドアジア都市行きのキャンペーンをやっていて、今回NRT - TPE往復が燃油サーチャージ等もろもろ込みで約35,000JPYであった。探せばっと安い航空会社もあっただろうが、

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機内でスタバがタダで飲めるのはユナイテッドだけのゆとりである

なぜか予定時間より30分も早く

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桃園国際空港に到着。機内で見るためにiPad映画レンタルしておいたのだが、離着陸やメシ喰ってる時間のロスがあったため映画1本のうちの半分強しか見終わることができなかったというくらいのメカッ早さである。ほんとに海外なのかここは

到着が早まって助かったことがあって、空港内の午後9時で閉まってしまケータイショップに滑り込みで間に合ったことである。ここで台灣大哥大 (Taiwan Mobile) の3GプリペイドSIMを購入し、持参したPocket WiFiに装着・設定すればiPhone/iPad/MacBook Airデータ通信し放題なんである。気になるお値段、5日間 (120時間) でたったの350NT$。少なくともここ台湾においては、海外パケットし放題はアス・ホールだと断言できる。

Pocket WiFi x 台灣大哥大の最強コンボについて詳細を知りたい諸兄はBingってもらえば数々の先人たちのレポートを目にすることができると思うが、what 拙者 experiencedからは2点お伝えしたい。まず、3GプリペイドSIM購入にはパスポートに加えもう1つの身分証の提示が必要になることは広く知られるところであり、日本からの渡航者の場合日本運転免許証が有用なのであるが、運転免許を持ってない拙者のような草食系はどうすればいいのか。私は顔写真付きの住基カードを提示したであるが、案の定、受付ガールは「え... なにこれ... っ!? 」という反応。日本ですら「誰もそんなの使ってねーよ」なブツなので仕方がないといえば仕方がないんだが。私の場合たまたま隣のキャリアの兄さんが日本人だったので、中国語住基カードはなんぞや? を台灣大哥大の姉さんに説明してくれて購入することができた。運も実力のうちである。そしてたまたま居合わせたその兄さんにはfrom the bottom of my heart感謝を捧げる。

次に、私が持参したPocket WiFiは多数のブロガーレポートしているイー・モバイル版ではなソフトバンク契約版なので、使えるという確信のないままの挑戦であったが結果なんの問題もなく接続できた。少なくとも海外SIMに関してロックフリーであることはイー・モバイルソフバン共通のようである

さて空港から台北市内へは

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リムジンバスで移動。わざわざ10倍の値段を払ってタクシーを使う甲斐性がないというのも大きな理由だが、私は旅行では、少なくともその都市を初めて訪問する際は、ホテルまでの送迎付プランタクシーは使わない、という縛りを自らに課している。なぜなら、空港から鉄道バスといった安価交通手段でダウンタウンへ移動しホテルにたどり着くことが、その街を訪れる者へ最初に与えられるチュートリアルからだ。

桃園からリムジンバスは、目的バスチケットを購入し目的バスに乗り込むところまでは簡単だが、目的地で降りることが非常に難しい台北市内の路線バスであれば電光掲示板に停留所名が表示され、「次、降りますボタンもあるので簡単だが、リムジンバス場合は運ちゃんが中国語で停留所名をシャウトし、「降りるぜ」という意思表示も運ちゃんとのコミュニケーションである英語は通じないと思った方がいい。今回、私は見事に降りたい地点を通り過ぎてしまい、中国語もできないので「次に誰かが降りる地点で降りよう作戦」に出た。台灣大哥大のSIMのおかげでパケット通信を湯水のごとく使えるので、こういうときiPhoneマップ現在位置を常にトラッキングできることが心強い。近くに捷運 (MRT) の駅があると確信した上で降車すれば、いくらでも巻き返しが可能だ。もしデータ通信が使えない状態でバスに乗り込む場合は、いっそのこと割り切って台北車站まで行き、そこから捷運でホテルを目指す作戦でもいいかもしれない。

そんなわけで淡水線圓山から捷運に乗り込むはずが2駅南の雙連まで行ってしまったが細かいことは気にしない。宿は士林站そばのゲストハウスバストイレは共用だが部屋は贅沢にシングルを予約した。それでも1泊あたり700NT$。5泊で1万円くらいであった。ドミトリーでもよければ1泊500NT$で泊まれるので、甲斐性のない旅人にはうってつけである。詳細は「パピヨンステイ」でBingっていただき、先人たちのブログを参照されたい。

台北旅行リローデッド につづく

http://anond.hatelabo.jp/20110520004109

↓ おまけ写真集

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2011-04-28

ある日本人女性はな

(某所でたまたま見かけた日記翻訳したものです。支障があったら消します)

こんにちは、みなさん。

ここを利用してしばらく経つけれど、私がどういう人なのか、言ってなかったので、生い立ちについて書きます

まず最初に言っておきたいのは、私が日系アメリカ人ということです。でも、そう言えるのかどうか。というのも、私はアメリカで生まれたわけじゃなくて、国籍日本からです。私の姉と私は岡山で生まれました。そしてそのあと、東京に移って、6歳までそこにいました

私の両親はしばしばアメリカ旅行したこともあって、私たち姉妹アメリカンスクールに入れられました。そして私が6歳の時に、私たち家族アメリカに永住するために移り、それ以後は私はアメリカ学校教育を受けました。今はアメリカ大学に通っています。

どうして両親が私に日本語を教えなかったか、きっと疑問に思われるでしょう。両親はもちろんそうしようとしました。でも、身につかなかったのです。私たちが住んだ州には日本人ほとんどいませんでした学校では私たち姉妹けが日本人した。私の友達にはアメリカ人以外には中国人韓国人いました。でも、私と同年齢くらいの日本人といえば、姉しかいなかったのです

私たち以外には日本人はいなかったので、私たちは次第に日本語を話さなくなりました。私たちが内気だったこともあって、アメリカ人友達日本語で話しかけたりするようなこともありませんでした。それで、私は英語は話せますが、日本語は話せないのです

私が住んでいるこの州は素晴らしいところだと思いますが、州内の大学に進んだ後、私はひどく孤独になりました高校生までは私は誰とでも友達になりましたから自分学校でただひとりの日本人だということを意識しませんでした。でも、大学では学生たちは彼らの集団ごとに固まる傾向があります中国人友達中国人ですし、アメリカ人友達アメリカ人です。もちろん例外はありますが、ごくわづかです

私の大学には百人もの中国から交換留学生がいます。韓国から来ている人たちもいます。彼らは素晴らしい人たちですが、私は当然ながら日本人学生も来ていることを期待しました。でも一人もいませんでした

私には親切な中国人友達いますが、私がいたとしても、彼らはつい中国語で話してしまうのです。何を言っているのか分からないので、私は泣きたくなってしまいます。時々、むしろまったくひとりきりの方がどれだけ楽かと思ってしまいます。

ハワイカリフォルニアだったら、日本人日系人もたくさんいるので、そういう孤独は感じないのでしょうが、私の住んでいる州ではそういうわけにはいきません。家族がここにいるのでこの州が好きです日本であろうが、アメリカであろうが、家族がいる場所が私の故郷です。結局、自分を何と呼ぶべきなのか、私にもわからないのです

日本語ネイティヴのように話せないとしても、私は日本人でしょうか。

英語を話すから私はアメリカ人でしょうか。

国籍アメリカでなくても、私は日系人でしょうか。

私自身まったくわかりません。

私は自分が Japanese であることを誇りに思っています。でも、日本語を話せないこと、知らないことが無数にあることをとても恥ずかしく思っています。

2011-03-11

http://anond.hatelabo.jp/20110311115938

つ 日本語に堪能ではなくて、国籍という言葉意味がわからなかった

あたりまえだが、この表記は、外国人向けに書いてあるはずなのに、

なぜ、日本在住の基本的な外来語 英語中国語 などの注意事項がないの?

注意させる気がないとしか思えない。

 

常識的には、英語 できれば、中国語などで併記すべき。

法律上は問題ないのかもしれないけど、合目的から言えば、ありえない仕様

2011-03-10

いつもの牛丼屋に入る。

「大盛りと味噌汁タマゴ」。

不細工な中国語人店員が片言で注文を伝え、30秒も経たぬうちに丼が出てくる。

反対側のカウンターを見ると、髪の薄くなったサラリーマン

携帯電話を見ながらニヤニヤ笑っている

タマゴに醤油を入れかき回し、七味と紅生姜牛丼にかける

何も考えない、メシが出てきたら条件反射でかき回して掻きこむだけだ。

アリガトーゴザイマシタ ゴヒャクハチジュエンニナリマス」

茶で口を濯いで外に出る。

牛丼屋の外に出ると、駅前のパスタの店の前に行列ができていた。

黒板の立て看板に「本日 女性お客様半額サービスデー」と書きだしてあった。

列に並んでいるのは、家族連れやカップルが多い。

「ケッ、馬鹿じゃねえのこのクソ寒いのに。」

強風吹きすさぶ軒先でも、誰もが楽しそうにしている。

父は子を抱き上げ、恋人同士は繋いだ手を離さない。

これが食事だ。

食べて心が豊かになる食べ物が、食事だ。

オレが食べたのは、ただのエサだ。

ただ生きるために採った、エサだ。

2011-03-08

中国人結婚とかを想像してみる

モテない負け惜しみじゃないけど、そんなに結婚したいという願望はない。

セックスしたいと思うけど。

それから病気や怪我をしたときに一人だと辛いけど。

年に数回のセックスと、年に数回の病気や怪我のためなら、風俗なり介護サービスなりに頼んだほうがいいと思ってる。

でも、後から結婚したくなっても遅いらしい

どんどん条件が悪くなって、ババアしかいなくなり、或いは外国人や子持ちでもばかりになってくるそうで。

ところで、それを聞いたら中国人結婚するのは悪くないなと思ったりもした

中国経済が、共産党独裁がこの先どうなるかはわからないけど、なにせ人口世界一だ。

世界一の消費大国になって、日本企業がモノを売る一番のお得意様になるのかもしれない。

中国が豊かになったら、日本企業中国企業の下請けになる時代がくるかもしれない。

逆に、経済がこけても、今まで通り世界工場に戻るだけだ。

共産党独裁が終わっても、中国人が消えるわけではなく、英語一色で支配された世界は少しずつ中国語の勢力に侵されていくんだろう。

いろいろ考えると、中国語英語に強い配偶者というのも悪くない。

あの国じゃどんなにお金やモノがあっても、真の自由はないとしたら、日本国籍が欲しい富裕層の娘とかがけっこういるんじゃないだろうか。

逆玉なんて高望みだけど、日本人金持ち娘とくっつくよりはハードルが低い気がする。

別に、金持ちじゃなくたっていいとも思う。

一族全員の面倒をみろと言われたら無理だが、嫁の両親の老後の世話くらいなら、日本人の嫁をもらった場合のその両親の世話よりもむしろ安く済むかもしれない。

それから、俺は別に子持ちだって構わんかなと。

別段自分子供が欲しいというわけじゃないし

となると、中国人で子持ちまでストライクゾーンが広くなるわけだ。

2011-03-01

中華ヒップホップ音楽

日本中国ヒップホップなどを聴くことはあまりないので、何曲かまとめました

中華ヒップホップ音楽【作業用BGM】 ‐ ニコニコ動画(原宿)

以下曲目。

01. 大丈夫 - YouTube

日華 a.k.a. NYCCA (日本)

V.O.W. -Victory Over War- (2007)

広東語日本語英語普通語を操る日華の曲(でもこの曲では広東語ラップしてない)。

02. 台灣之子 - YouTube

麻吉 a.k.a. MACHI (台湾)

黃立成 & 麻吉 (2003)

台湾ヒップホップの草分け、L.A. Boyzの黃立成によって結成された麻吉。台湾語ラップ

03. Hit the Rhyme - YouTube (Live ver.)

蛋堡 a.k.a Soft Lipa (台南)

收敛水 (2009)

2010年には日本JABBERLOOPアルバム「月光」(YT)を出した。同じく'10年の台湾ヒップホップダンスドキュメンタリー「街舞狂潮」主題歌(YT)も手がけてる。

04. Bring you da sky - YouTube

L.C.T (内モンゴル自治区フフホト)

龍咆 (Dragon Roar) Vol.8 (2009)

トラックは「Resurrection」Common(YT)と同ネタで、「Dolphin Dance」Ahmad Jamal (YT)から。ミックステープ「龍咆」シリーズ無料DLできる。

05. 風生水起 feat. 麥玲玲 師傅 - YouTube

農夫 a.k.a. FAMA (香港)

風生水起 (2008)

'96年DMC世界2位のDJ Tommy(YT)に見出された、6WingとC君の二人組。フューチャリングの麥玲玲は香港一有名な風水師で、本当に曲中でラップしてる。

06. 雙截棍 - YouTube

周杰倫 a.k.a. Jay Chou (台湾)

范特西 Fantasy (2001)

この10年くらい中華圏で最も人気のミュージシャンジェイ・チョウの初期の曲。雙截棍はヌンチャクの意。

07. Used to love her - YouTube

参劈 a.k.a. Tri Poets (台湾)

押韻的開始 (2008)

アルバムに収録されてる「巨蟒」(YT)は「大蛇は長くてカッコイイぜ」という歌。

08. 傻X II feat. 杨帆 - YouTube

呆宝静 a.k.a. Double.J (福州/広州)

女権運動2009 (2009)

呆宝静は広州グループ天王星 Uranus」所属。このアルバム中国女性ラッパーコンピで、無料DLできる(China Woman's Rights 2009 Mixtape)。

09. Dream Girl (Version C Kwan) - YouTube

農夫 a.k.a. FAMA (香港)

O'Fama (2010)

陳冠希(エディソン・チャン)プロデュースアルバム「O'Fama」収録。歌詞に「Facebook delete所有異性...」とでてくるのが香港っぽい。

10. 北京土著 - YouTube

張伯宏 (北京)

复生弥撒 (2007)

'88年生まれ、いわゆる80後(一人っ子政策以後の80年代に生まれた世代)の張伯宏、18歳の時の作品。

11. Learn Chinese - YouTube

Jin a.k.a. 歐陽靖 (アメリカ/香港)

The Rest Is History (2004)

アメリカ生まれの中国人ラッパーアルバムABC」(American Born Chinese)は、2010年アジア系で史上初の全米1位を取ったFar East Movement(YT)が全曲プロデュース

12. 在梅邊 - YouTube

王力宏 a.k.a. Wang Leehom (アメリカ/台湾)

蓋世英雄 Heroes Of Earth (2006)

日本人っぽく「おうりき・ひろし」とも読める。前作「心中日月 Shangri-Laから西洋中華音楽をミックスするChinked Outスタイルで、京劇などを取り入れている。

13. 在北京 - YouTube

隠藏 a.k.a. Yin Ts'ang (北京)

為人民服務 Serve The People (2003)

中国人+カナダ華僑+アメリカ人*2の4人組、隠藏の一曲。メンバーの老郑XIVとSbazzoはソロでも色々と活躍している。

14. 激光中 - YouTube

廿四味 a.k.a. 24Herbs (香港)

2009

Roman Tam(羅文)のヒット曲「激光中」(YT)のリミックス。「廿四味YaSeiMei」は24種類の漢方が入っているお茶(廿=20)。

15. 含家玲 (Live ver.) - YouTube

LMF a.k.a. Lazy Mutha Fucka (香港)

大懶堂 (2000)

香港ヒップホップ・シーンを築いた伝説グループLMFの問題作。含家玲は広東語のかなりキツイ罵倒語

16. 韓流來襲 - YouTube (Live ver.)

Mc HotDog a.k.a. 熱狗 (台北)

テレビには韓国セルアウトばっかりじゃねえかという曲。サビはFuck You的な放送禁止フレーズ

17. 中国話 - YouTube

S.H.E (台湾)

Play (2007)

台湾の人気女性アイドルグループの曲だが、「世界中国語を学んでいる」みたい歌詞媚中(大陸に媚びてる)と一部から批判を浴びた。

18. 恭喜發財 - YouTube

顏社 a.k.a. KAO! INC. (台湾)

2007

蛋堡 Soft Lipaの所属するレーベル謹賀新年曲。「恭喜發財」は「おめでとう、今年も儲かりますように」という中国っぽい新年の決まり文句。

19. 咖哩辣椒 - YouTube

潘瑋柏 a.k.a. Wilber Pan (台湾/アメリカ)

我的麥克風 Pass Me The Mic (2003)

弦子との不得不愛(YT)がヒットして、NHK中国語講座主題歌になったりした人。

20. 廣東菜 - YouTube

講者,MC仁 (広州/香港)

2009

講者は広州グループMC仁はLMFのメンバー。サビで「ホウメイ」といっているのは広東語の「好味」。

21. 北京晚报 - YouTube

阴三儿 a.k.a. In3 (北京)

未知芸術家 (2008)

カメレオンの如く舌を「er」と巻く北京弁の感じがよく分かる。

22. 霞飞路87号 - YouTube

黑棒 a.k.a. Hi-Bomb (上海)

嘻哈第一棒 (2004)

上海語ラップMVがイカしてる。

23. 我是重慶崽儿 - YouTube

潤土 (重慶)

瘋狂的石頭 Crazy Stone O.S.T. (2006)

映画「瘋狂的石頭」エンディング曲。内容は「Snatch」のパクリたいなもんですが、北京上海はな地方都市の雰囲気や、現代中国の笑いが詰まってて最高です

2011-02-10

つくづく言語ってやつあ

言語っていうか英語についてすごく印象的なエピソードがあったので書いておく。それはボクが韓国に赴任してしばらくしてから日本出張ときだった。ソウルオフィスができてから初めて現地スタッフを連れて日本に戻った。その時、上海オフィスやら香港オフィスメンバーも同時に日本に来ていたので折角だからと、大きな会議室にみんな集められて自己紹介をすることになった。使う言語はばらばら。韓国日本語ベースで現地スタッフハングル上海日本語ベースで現地スタッフ上海語北京語、そして香港英語ベース広東語。なので韓国上海スタッフ日本語で、香港スタッフ英語挨拶した。そして最後日本メンバー英語挨拶した。これに対して韓国スタッフは少々お怒りだった。彼らの言い分としては「入社するのに日本語能力が必要だった。日本会社なのだからそれは当然だと思っている。それなのに日本スタッフ英語で話している。日本人なんだから日本語で堂々と話せばいいではないか」ということだった。彼らの主張は基本的には正しくないと思っている。理由は「外国の人と話すとき英語を使うことが一般的だとボクが"思っている"から」、という薄っぺらいものだけれど。でも彼らの気持ちも分かる。彼らの日本語能力は相当に高かった。ボクがこれまで会ったどの外国人よりも日本語がうまかったように思う。彼らの中で日本語というのは他の人が持っていない特別な能力であり、それが最大限生かされる日本会社に入ったのだから、それを発揮して活躍したいと思うのは当然だろう。だが本社人間は公式な場では日本語はな英語を使っている。違和感を持っても仕方ないのかもしれない。

ことほどさように、人にとって母国語以外の言語は話せるということは誇らしいことなのだろう。それが努力して身に着けたものならばなおさら。英語が話せること、韓国語が話せること、中国語が話せること、すばらしい能力であると思うし、それは仕事に存分に使えばいい。最早、英語ができることはプラスじゃなく、できないことでマイナスされる時代なので、英語ができない人(ボクみたいな)は努力すべきだと思うが。ただ、それが全てではないし、他言語ができようがなんだろうが仕事ができることとは無関係なのは間違いない。だから英語ができる人間ができない人間よりも優れているということは絶対にないし、逆に英語ができない人間ができる人間に対して「あいつらは英語ができるだけで日本仕事ができない」と陰口をたたくこともそれは間違っているのだと思う。結局のところ英語ができない人間は心の中で英語ができないことへの焦りや、英語ができる人間に対しての羨望を持っているか自分言語以外の能力価値を求めようとするし、英語ができる人間は少なからず優越感を持っていて、それが自分仕事力だと思ってしまう節があるのだと思う。だけれども、それはあんまり表に出すべきものではないのではないかと思った。という話。

2011-01-29

NAVERオンライン英語辞書がスゴい件

NAVEARがいつのまにかオンライン英語辞書サービスを始めていた。

http://endic.naver.jp/

プレスリリースによると、小学館の「e-プログレッシブ英和中辞典」「プログレッシブ和英中辞典」、及び英英辞典として

HarperCollins Publishers Ltdの「Collins English Dictionary」をベースとしているもよう。

Yahoogoo辞書に英英辞書プラスアルファされた程度のものだろうと想像していたが、実際に触ってみて、かなり個性の強いオンライン辞書であることが分かった。


1, 例文数2700万件(英辞郎なみか?)

海外新聞記事やサイトより例文を引用しているらしく、例文がハンパなく多い。

ニュースから引用が多めか?


2, 例文の絞り込み機能が秀逸!

自分仕事の関係、アルク英辞郎ヘビーユーザーなのだが英辞郎の例文表示に不満をもっている。

というのも、例文が多すぎて欲しい用例を見つけるのに3ページ目、4ページ目とクリックして探さなくてはならない……..。

  今回NAVER英語辞書の例文表示ではこの点が解決されている。テーマ別、文体別、地域別、翻訳の有無、難易度別、年代別などに条件設定して例文を絞り込めるのだ。

例えばテーマ別で「名言」をクリックして単語検索すると、その単語を含んだオバマとかプルーストとかの名言が例文として表示されるしくみ。いい仕事してます


3, クイック辞書機能

  例文中の英単語オーバーマウスさせると黄色ハイライトされる。さらにクリックするとページ右脇にススッーっとウィンドウが開き(なんだか気持ちいい….)、

その単語意味が表示される。よくあるポインタ上のポップアップでの表示ではないので目障りにならない。



などが優れている点。問題点

1, 見出し語数。専門用語などはアルクほどカバーできていない。

2, 例文に日本語翻訳がついてないものが多い。


コンテンツ量では英辞郎に劣るものの、ユーザビリティではNAVER英語辞書に判定をあげたい

今後中国語韓国語オンライン辞書リリースするそうなので、中国語初級者の自分としては大変期待している(東方書店あたりの相原先生の辞典を採用してくれるといいなぁ….)。

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