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2018-05-25

性犯罪犯罪者欲望に同情されやす

anond:20180524231941

についてたブコメ

加害者論理放置されている社会加害者論理で動かされている社会。もう力尽きてしまいそうだ。

なんで加害者擁護しまくる人がいるのかいつもよくわからないでいる

性犯罪は他の犯罪と大きく違うところがある。性犯罪者の性欲が非犯罪者でも理解できてしまうところだ。

多くの人間がさまざまな媒体で、性暴力や性暴力に繋がる行為の様子が描かれたフィクション作品を手に取り、性暴力主体あるいは客体に感情移入して、時には自分欲望投影して、鑑賞することができる。


一方他の犯罪、例えば窃盗殺人はどうだろう。そりゃあ、物語上のイベントとして描かれているフィクション作品は無数に存在するが、

窃盗殺人のみを描き、その主体客体に感情移入して楽しむ作品ってのは、あるっちゃあるんだろうけど、少なくとも性暴力描写を楽しむ作品と比べればかなり少ないはずだ。



性犯罪報道に対して、加害者擁護する意見がよく見られるのは、性犯罪欲望理解できる人間が多いからだ。

そして、窃盗殺人加害者擁護する者が見られないのは、そんな欲望理解できないから。

児童虐待致死事件なんかだったら被害者への非難なんて皆無だろう。「あー、児童虐待してぇー」って奴居るか?

でも、口説ける見込みのない相手に対して「あー、あいつとエッチしてぇー」って欲望は多くが一度は抱えたことがあるだろう。

ただし、欲望を持つこと自体は悪いことではない。誰しも内心の自由がある。

悪いのは、それを現実におおっぴらにしてよいという風潮だ。


性的欲望は、他の犯罪欲望と比べて、タブー感がなさすぎる。

仮にこういうブログ掲示板などで殺人への憧憬を語れば、「中二病」「犯罪者予備軍」「通報した」などと非難中傷的なレスポンスがつくが、

性的欲望を刺激する特徴や出来事を語れば、同意共感建設的な意見など、比較肯定的ものが集まる。

性的欲望イコール性犯罪ではないが、本来同意を得た人間しか向けてはいけないものなのだから、ほうぼうに広げてよいものではない。



ツイッターなんかでよく女オタクプロフで年齢確認したり、エロを別の鍵垢に分けたりしているが、あれくらいの空気感がほしい

安易に広めるものではない、他人にあけっぴろげにするものではない、という空気感

性的欲望を語ることに寛容な風潮こそが「しょうがない」「これが普通だ」という加害者擁護を生んでいる。

2018-05-22

anond:20180522085003

腐女子の年齢層が低くて、リアル中二病患者が多かった時代の話ね。

普通の女なら男女の恋愛ものに夢中になるのに、男男の恋愛ものに夢中になる私は他人と違ってかっこいい」

少女漫画キスくらいしかやらないのに、がっつりセックス描写があるBL大人っぽい」

と思ってるお子様が沢山いたんだよ。

今の腐女子はとっくに中年という層も多いし、その年代で流石にそのレベルの中二のままって人は少ないだろうけど。

2018-05-17

「なぜ人を殺したらいけないの?」「なぜ迷惑をかけたらいけないの?」

ネットで定期的にみるこういう疑問。

まあ世の中には、良心とか倫理観が欠けている人いるというのもわかる。

中二病的にそういうのをアピールしたい人がいるっていうのもわかる。

でも、世の中がどうしてそうなってるか自分で答えにたどり着けない頭の悪さをアピールするのはやめろよって感じだわ。

2018-05-16

親の前で自殺未遂した話

親の前でマンションベランダから飛び降りようとした。

軽く勢いをつけて手すりに登ろうとしたけど、泣きすぎで力が入らなくてうまくいかなかった。

三回目のジャンプで親に手を引っ張られてよろよろと室内にころげこんだ。未遂未遂くらいで終わってしまった。

希死念慮は昔からあった。小学生の頃からずっと。その度に「読んでいるシリーズ新刊が読めなくなるのは残念だから」とかなんとか理由をつけて先延ばしにしてきた。

リストカットしたことがない。しようとしたことはあるけれど。小説で「手首を切ってもうまく死ねない」と読んだことがあったし、うっかり生き残ったら跡を誤魔化すのが大変そうだと思っていた。

高校生の頃、クラスメイトの今から思えばちょっとメンヘラ中二病が入った子と「どうしてもっと前に死んでおかなかったんだろうって思うよね、早く死にたい」と意気投合したことがある。私は表面的には今日明日ハッピーです、という体をとっていたので、その数分間が私の学校生活で唯一希死念慮を表に出せた経験になる。

正直17歳くらいで自分死ぬんだろうなと思っていた。酒が飲めないうちに死ぬのは惜しいなとも。

大学に入った直後高校時代よりも楽しく、開放的で、死にたいと思うことは少なくなった気はする。

それも居酒屋ホテルバイト疲弊するまでの間だったが。無能力感でバイト帰りに川を見て、「ここから飛び込んだら深さがないから頭から飛び込んでどこかに打って気絶して溺死かな」と考える日が続いた。

まりにも仕事ができなかったのでADHDを疑い、通院が始まる。ADHDではないものの極度のあがり症と診断され、通院し続けるようになった。

その後いろいろあって至る現在就職活動ストレス買いで作った借金を親に詰られ、死のうと思った。

ベランダから見る地上には全く恐怖を抱かなかった。履いていたスリッパを放るように脱いでしまったので揃えてから決行しようと思っているうちに止められた。

親にはずっと死にたいと思っていたことを泣きながら話した。親はピントのずれた返ししかしなかった。

自分の無価値感についても話したし、期待に添えない子供でごめんなさいと繰り返した。「そんな期待なんかしていない」と言われた。

飛び出すように家を出て、半日考えた。

私は「価値がない子供でもいいから生きていてほしい」と言われたかった。「死のうとなんてするな」と言って欲しかった。

親の期待やら何やらから逃れたくて、自分が親の思い通りに動く人形じゃないと証明したくて親が嫌がるとわかっているオタク趣味に夢中になったのかもしれない。でも結局逃れられなかった。親はそれを「正しい」方向にしようとし、私を「正しくない」と糾弾し続けた。

事実借金してまで買い物をするのは異常なのだとわかっている。でも止められなかった。自分の無価値から目をそらしたかった。

でも逃げさせてくれなかった。大学自主休講したこと就活を(私はそれなりに頑張っているつもりだが)頑張っていないこと、大学に行く時だけ電車に乗ると吐き気がすること(実際は楽しいことがあった後でも吐き気がするし、大学自体に恐怖心を抱いて家から出られなくなり、それを治療していたこともわかっているはずである)。

私はもう耐えられない。生きていくことに耐えられない。親に生きてくれと言われたら生きるつもりなんて、何でもかんでも親に依存しているのだろうか。でも親にさえ生きてくれと言われなかったらどうしたらいいのだろう。私にはもう、死なない努力をする精神力が残っていない。

カウンセリングにでもかかれば変わるだろうか。今更もう何もかもどうでもいい。

これから私は身辺整理をする。親が望む通りに物を減らして片付けをし、部屋を綺麗にする。

無駄遣いをせず私がしてしまった借金を返し、3〜50万くらいの現金を作っておく。

葬式に来て欲しい人のリストアップをする。遺書を書く。

それが終わったらなるべく迷惑をかけない形で命を終えようと思う。

1年もあれば準備には十分かなと見積もっている。それまでに生きる気力が沸くようなことがあればその時考え直す。

簡単な賭けだ。十分な金を稼ぐまでに生きる気力が沸くかどうかの賭け。

考えてわかったのは「やっぱりもっと早くこの決断を下すべきだった」ということ。

せめて大学に通う前に決断していれば、私大の決して安くはない学費を親に浪費させずに済んだのに。そのお金で老後資金の足しにできただろうにと思ってしまう。

お父さんお母さん、お金時間を私みたいな不良品に使わせちゃってごめんなさい。

ももうすこしで、マイナス100をプラスにはできないけど、マイナス50くらいにはできるように頑張ってバイトするからね。

私の生涯最後一年くらい、苦労や心配をかけないで済むように、私頑張るから

2018-05-13

息子は専業主婦の私をいつも見下してた

ネットの影響もあったんだろうな

いわゆる中二病にかかる年齢だったこともあった

そんな時に旦那浮気が発覚

相手旦那会社の部下

浮気相手旦那結婚したいらしく離婚してくれと言ってきた

それでも子供のためにと再構築するつもりだったけど、息子に

グータ専業主婦なんて浮気されて当たり前」

仕事してる人(浮気相手)の方が人として立派」

みたいなことを言われ、専業主婦disるはいもの事だったけど

浮気された時にこれはキツくてもう無理だと思った

それで旦那慰謝料養育費相殺浮気相手から慰謝料もらって離婚した

離婚する時に旦那が息子との面会について決めようとしてきたので

別にもう会わなくていい」

と言ったら息子が「えっ?」って泣きそうな顔してたけど

今更何だとしか思わなかった

ちなみに浮気相手離婚したら子供母親が引き取るものと思ってたらしくて

中学生母親になる気はないらしく旦那との結婚はナシになった

今息子から戻ってきてメールが来るけど全く心動かされないので放置してる

👮🏻

2018-05-12

あえて白衣を着て、言動中二病っぽかった、20代前半だった理科のH先生

元気かなあ

中二病治ったかなあ

anond:20180512123312

中二病、5年後に見たら発狂するほど恥ずかしい、みたいな話もあるが、これは5分後に見ても恥ずかしくて自死できる可能性ある。

2018-05-07

座右の銘とか心に響く言葉とか名言とか、一見そうなのかもなとは思うけど、いやそれ絶対的なことのように言われてもそんなん捉え方次第だし笑ってまうわ、という考え方のことをなんと呼べばよいの?中二病

2018-05-05

まじで

恋愛に興味がなさすぎてやばい

モテいからって強がんなw」って話は置いといて、とにかく恋愛感情というものが湧いてこない。

常に一歩離れたところで自分を見ているような気がするし、自分ことなのに他人事のように思えてしまう。(クソ中二病みたいな発言)

昔はそうでもなかった気がするし普通に好きな人なんかもいたけど、大学時代あたりを境に気付いたらそうなってた。

恋愛こそが充実した美しい人生みたいな価値観社会で生きてきたか危機感やばい

誰を好きでも許されるようになってきたのに、誰も好きになれないことは許されないのだ。

2018-05-02

anond:20180502170255

そういう中二病的な感覚こそが恥ずかしいと思うようになったわ。

2018-04-30

anond:20180430135924

一昔前は同人者の間でも

あくま原作者様のお目こぼしで成り立つ汚ねえシノギ、もし原作者様に文句言われたら土下座した挙句速攻で撤退するのが当然」

と言う認識一般的だったと思うけど、

なんか最近はその前提すら歪んでるんだよな

本気で「二次創作は当然の権利」と思ってるのが大量にいる

元増田フェアユースを認めろとか言ってる辺りそっちらしいが

漫画村規制に反発する人が多い、ってのと同じ構図だね

20年前くらいの、ネットアングラとか言われてた時代

ネットに(音楽でもソフトでもいいが)違法コピーをアップしたりそれをDLして利用する行為

それをしている人ですら、それは悪であると言う共通認識があったけど

(むしろ「こんな悪い事をしてしまう俺カコイイ」と言う中二病精神を満たす為にやってるのも多かった)

今はそれの何が悪いのか素で分からず、規制されると逆恨みするのが大量にいる

2018-04-28

anond:20180425022448

大変な状態ファンタジックな仕方で表現されている。

たとえば妖精の国から帰れなくなるかもしれないとか

独特の理由そのままでは数年で死ぬかもしれないみたいに。

共依存をそういう仕方で言ったら中二病っぽくなりそう。

共依存を使ったとしても、

野暮な人がなんか言いたくなるくらいの影響しかないな。

2018-04-26

anond:20180426123901

賢そうな子なのに

趣味人間観察」な中二病からは抜けきれないのか…

2018-04-25

オタク差別批判することを、やめることにします。

 趣旨は上の通り。

 自分オタクだと自認するようになってからこっち、10年以上にわたって、オタク差別けしからんと言い続けてきた。

 ここ数年、なんとなくそれに違和感を感じることが多くなってきたけれど、それでもやっぱり言い続けてきた。でも今回はっきりわかった。

 オタク差別批判とか、ただの害悪しかない。もうやめたほうがいい。

やはりオタク差別なんて(言うほど)なかったんじゃないのか。

 

 差別というのは、権力構造に根差すものであるという話をだいぶ前にツイッターで見た。

 つまらない約束事のように映ったけれど、まじめに考えるとこれを踏まえないから、差別を相対化して見せては矮小化言葉遊びにふけるような態度が出てくるのである日本人ヘイトだの専用車両男性差別だの在日韓国人による逆差別だの、差別者以外にとってはおもしろくもおかしくもない大喜利パズルでここ何年かでいったいどれだけ無駄な足止めにいそしんでいたというのか。ちゃんベースを踏まえてこそ、くだらない袋小路にはまらないで済む。これはちゃん物理を学んでいない人がブルーバックスくらいだけに目を通しただけで「矛盾」を発見し、相間さんと化すときに似ている。

 今まで自分存在していると思っていたオタク差別は、多分差別ではない。それは、いじめであり、パワハラであり、DVである

 そう視点を変えた方が、いろんなもの整合性をもって見える。中学校時代よくいじめにあっていた同級生は、オタクじゃなかった。正確に言うとオタク「も」いた。

 でもそれは、そいつと俺が割と仲が良いから知っていた話で、きっかけは別のところにあった。運動音痴から足手まといだという扱いだったり、成績がよくて生意気だという扱いだったり、DQN憧れの男の子彼女からだったりした。

 もちろんきっかけがオタクから」というケースもあるんだろう。でも、それはこういったきっかけのワンオブゼムでしかない。それを、民族差別女性差別と並べるのは、視野が広い人間ではなくただの雑な人間だ。

 「差別じゃない」というのは、多分そういうことなのだ。そして、差別じゃないか批判対象にする必要はないという話では、たぶんない。別の枠組で批判すればいい。

 なのにもかかわらず、熱心にじゃああれは差別じゃないんだーという大喜利ばかりをしているツイートばかりが「オタクから流れてくる。いや、どうしてもそこのところをわかりたくないのかもしれない。

 わかりたくないのか、わかろうとしないのか、本当にわからないのか、どれなんだ。

 いろいろ、「オタク差別の事例」というのが流れてきた。前なら、そうだそうだと怒りをぶちあげたであろうものがたくさんある。でもそれはどれもこれも、オタク差別の事例ではない。

 

 そういうものを引いて行って、ある程度確実にあったんじゃないかと思えるのは、「マスコミを通じたもの」だと思う。特にバラエティニュースを通したもの

オタへの偏見を植え付けたのは誰?

 それで思い出すのだけど、俺の中高時代あんまりオタクがいいとか悪いとかい意識を持つことじたいあまりなかった。今思えば自分の机でいつも小説を読んでいて、たまたまホームページの話になったとき「私も持ってる」と言ったのでURLは?と何の気なしに尋ねたらそれはちょっと……みたいに返してきた女の子なんかはオタクだったんだろう。自分だって漫画は好きだったしオタクだったはずだ、今にして思えば。

 じゃあ、そこにどうやってオタクキモイみたいな「偏見」の存在を知らされたかっつーと、漫画だったりインターネットだったり、そして「オタク自身の言説」からなんだよね。

 だってバラエティ番組なんて中二病まっさかり(高校になっても中二だったので)でほとんど見てなかったし。ニュースといってもこの手の話ってだいたいワイドショーである。やってる時間学校にいるんだから見るわけがない。

 金田一少年の事件簿には、小太りですぐキレ気味になる、「オタク」が登場した事件があった。こち亀で、美少女フィギュアを専門とする「色白でアニメ好き」なオタクが登場して、硬派フィギュアマニアのつもりな両津が逃げ出すという展開が「オチ」として機能していた回があった。名探偵コナンホームズフリークの回は……さすがにこの文脈で語るものではないか(でも動機の酷さは「オタクなんてそんなもんだろう」という共通認識が背後にあるような気がする。知らんけど)。

 テキストサイト一世を風靡していたころ、オタクオタクに向けられたコンテンツは叩かれる「べき」もの扱いだった。非オタク向けの、スポーツとかファッションを語るページに迷い込んだら叩かれたという話ではない。漫画感想サイトや、漫画ゲームをメインで扱う日記サイトでの話である

 何を言っているかからない人もいるかもしれない。例えば、ラブひないちご100%やBLACK CATは、軟弱な頭の弱いオタクのためのコンテンツであり、あんものにゲヘゲヘゆってるオタクマジキモイホイッスルミスフルテニスの王子様は腐狙いコンテンツであり、あんもの(ry そういう話である。この範囲結構広くて、らんま1/2H2ぐらいでもオタク向け扱いされることがあった(もちろん、当時これらが連載されてたわけではない。あれってオタ向けの駄作だったよね―みたいな扱い)。

 もちろん彼らが持ち上げるコンテンツというのもあったのだが、この文脈実例を挙げるの風評被害しかないので避ける。俺の好きな作家作品も混じるし。

 テキストサイトだけではなく、2ch(当時)もそんな感じだった。少年漫画板とかそのへんをよく覗いていたのだが、まあ当該作品スレは愛読者が集まるのでそうでもないこともあるのだが(そうであることもある)、総合スレでのオタクコンテンツ叩きはかなり強固だったし、漫画とか関係ないジャンルの板だとなおさらだった。

 そういうものにどっぷりつか……もとい接しているうちにオタクというのは叩かれるべき存在であるのだなというぼんやりとしたイメージ自分のなかで出来てきた。これにもう一つ後押しするように影響したのが、自分オタクだと称する人が、迷惑行為や触法行為のようなものを自慢しながら、「ホラ俺たちオタクからさ」みたいに語っている文章に接する機会があったのも、ああそういう人がオタクなんだなと認識させられた。

 ちょっと話はずれるけれど、当時は、オタクマニアの違いなんていう言い方があって、オタクはそういう迷惑ものを抱えた側の人間やハマりすぎて社会に順応できなくなっている人間、というような線の引き方もあった。

 これは、あくまで俺の話である。だから、他の人がどう偏見を植え付けられたかは、また別の話があるかもしれない。でも、オタク差別を煽ったものとして、「漫画」「インターネット」「オタク自身」という声を、この話でオタク差別に怒っている人の口から出てくるのを見ないのだ。

 ここで挙げたのは、知る人ぞ知るみたいなのじゃなく、だれもが知る有名漫画リドミで上位常連大手サイトオタク文化人として今でも名前を出せば通じる、みたいなのばかりを念頭においている(まあ当時のインターネット文化そもそも、知る人ぞ知るなものでしたけど)。みんな、俺とは違う漫画インターネットを見ていたんだろうか。ワイドショーバラエティばかりを見ていた「オタク」がそんなにたくさんいたんだろうか。

 本当に不思議なのだ。あそこでこんなオタクへの偏見に満ちた報道があったんですよっ!というようなツイートは大量に流れてくるのに。

加害者としてのオタク行方不明すぎる

 これが本当に、ここ数年で疑念として大きくなった末に、今回愛想がつきた一番のポイントなんだけど。

 オタク差別を受ける構造が、あったとする。それは、ネットで語られているほどは大きくないかもしれないけれど。

 それで、今、オタクってなんなんですか、と。特にネット上では、強者、抑圧する側、差別行使する側の「集団」として機能してませんか、と。

 腐女子叩きは昔からあったけれど、女叩き、中韓叩き、などは当たり前のように横行している。時々流れてくる、弱者権利をなんとかして奪ってやろう、人権思想じたいを矮小化してやろう、という意気に満ち満ちたツイッター漫画は誰によって大量RTされているのだろう。俺のところにはだいたいオタクさん経由で回ってくるんだけど。

 趣味、という切り口でみても、オタク文化を愛好する人が自分たちと関係のない趣味なら平気でdisる光景というのはそんなにたぐいまれだっただろうか。インスタ蠅なるイラストが回ってきたことがある。そもそもインスタに投稿するのが趣味になっているような女性を叩くようなツイートが回ってきたことがある。鉄オタは「池沼」「ガイジ」であるなんて言い方もある(「」内は原文の表記尊重)。ゴルフ車など老害趣味だとバカにしていたりもする。そうそう、スイーツ(笑)なる言い回しはいったいどこのどういう人によって流行したんだろうか。「リア充爆発しろ」というフレーズに何げなく込められた、自分関係ない集団への軽視に、どれだけの人が気づいてたんだろか(だって爆発しろ」だよ。あの連中、有明に15万人集まったタイミングで奴等爆発四散しねえかなーって非オタな人が言ってそれがそっちの界隈で大好評を博したら、インターネットな皆さんの間でどういう反応が起こるか考えてみたらいい)。

 そんなオタクばかりじゃないというのは分かる。というか俺がこういう文章を書いてる時点で分かれ。でも、個の話じゃないのだ。集団としての性質の話である。あれだけ、全共闘学生運動について冷笑ぶって叩く人が追いのに、そこに気づかないってどうかと思う。あとリア充爆発しろは使ってましたすいません。

 それに、そういったところで、こんなふうにちゃんと抵抗して、こんなふうに批判して、中から自浄する動きを作りました、このコンテンツからは離れましたと胸を張って言える事例、どれだけあるんですかね?俺が、ノットオールオタクと言い続けたところで、結局「自分批判対象から外してくださいあいつらは関係ない」と逃亡する以外に何の役回りも果たせなかったから、言っているのだ。この記事は違うよなあ~こういう作風は好きじゃないなあ~こういう物言いはよくないよなあ~と個別案件に不満ごちてみせ、自分は違うと思う、もっというなら思ってみただけで、肝心なところからは目をそらしていたんじゃないか? そう思うんである

 逆に、そこに自覚的になったんだろうな、と思える人も何人か知っている。そういう人は、結局C.R.A.C.やツイフェミのようなところに接近し、そのやり方すべてに同意はしないまでも、見解思想共感するようになっていく人がほとんどだ。おそらく今回「オタク差別」に怒っている人は、この人たちを敵であり、オタク仲間と認識していないと思う。

 つまりオタク文化加害者としての側面を見ないふりするか、オタク勘定してもらえなくなるか、二つに一つということだ。

 C.R.A.C.野間氏は個人的には大嫌いだし、たぶん単にオタクが嫌いなんだとは思う。でも今回ツイート応酬を見ていて、残念ながら主張にそれなりに同意せざるを得なかったのは、こういう背景について理解できてしまたからだ。そこで突然くっちゃべられる「オタク差別」。真面目に反差別を考えている人にとっては(多分そこは真面目なんだと思う。この人)、筆算の横棒がミニ定規で引かれていないから×、レベルの見当違い感があったんではないか野間氏の真意など知らないけれど。

 

 そういえばその昔、本田透の「電波男」に感銘を受けながら読み進めていて、後半のほうで腐女子フェミニストについてはずいぶん切り捨てたような言及の仕方なのに疑問を持ったことがあった。いや、フェミニストがオタク差別している、という文脈批判してるなら理解できるんだけど、そうじゃなかったから。権利意識を持つ女性自体が許せなさそうだった。その後「電波大戦」で喪女についての話題が出たとき、対談相手竹熊氏がわりと真面目に実態について話したりしているのに、「困ったモンですね」で終えているのを見て、クジャクママユを盗み出した同級生を見る眼つきになったのを覚えている。だってそこで語られてる喪女本田氏が救済しようとしてやまない喪男と違わないのに。

 そのあとしばらくは新刊も買って真面目に読んでたの、それもどうよって話だけど。

 10年くらい前に、俺たちの麻生なるムーブメントがあった。別に政治家を持ち上げること自体は好きにすればいいんだけど、そこでは当人が積み上げた迷言失言差別発言すべからく許容し、批判したマスコミへの叩きが横行していた。正直、あの政治家のどこがいいのかさっぱり分からなかった。

 当時はオタク個人ニュースが全盛期。そういったサイト管理人は、麻生氏を擁護するまとめブログエントリを紹介しては、叩かれていて困ったものですねぇ、正論なのに、というようなコメントをこぞってつけていた。オタク気質の知り合いなども、熱心に自ブログ擁護していた。

 あれから10年たった今も、麻生氏は差別発言侮蔑発言を繰り返している。あれを見ていて思うのは、この人は息を吸うようにハラスメントをする人なんだな、ということだ。それは、昔も同じだった。だから、どこがいいのかさっぱり分からなかったのだな、と腑に落ちたのだが、同時に当時持ち上げていた人たちにとっては、「だから良かった」んだろうかしら、とぼんやり邪推してしまう。

 今回オタク差別について怒っているツイッター主の中に、表現規制反対などをめぐっての発言をしばしばしているアカウントがいくつかいる。いずれもその界隈ではそれなりに大物だと思う。そして、俺のチェックしている反対派がぼんくら揃いなのかもしれないけれど、ヘイトスピーチの言論の自由を唱え、ポリコレで何も言えなくなることを憂い、自分関係ないところでの言論の自由に興味がないかしろ規制されることを望み、性差別についての提起が出てくるとそれについて考えるより先に提起者の揚げ足を取って袋叩きにするような人たちが勢ぞろいである。さすがに全部きれいに当てはまる人は少数だけれど。そんな反差別運動別にあの界隈に限らず、そういう発想自体)が大嫌いな人たちが、当然のように主張しだすオタク差別批判、いったいなんなのか。ただ、差別社会の中で特権階級になりたいだけじゃないのか。

 そういえば、これはある程度年配のオタクということになるけれど、昔(主に90年代くらい)のバラエティはこんなにおおらかだったのに、今はポリコレがうるさいせいでつまらなくなった、というような声が時々ある。なぜか、そういうつぶやきをしている人が「昔はオタクバカにする表現に寛容でよかったなあ」と語っている声を聴かない。今回オタク差別話題になって、バラエティなどでのオタクの扱われ方という話はけっこう出てきているのに、いない。どこへ行ったんだろう。

 オタク差別、という組み合わせでオタク文化っぽいものを思い返してみると、そんな案件ばかりが、思い出されてくるのだ。

 反差別のために立ち上がったオタク、というのはそれなりの数知っている。そういう人はオタクかそうじゃないかを越えたところのつながりで、反差別をやっている。でも、オタク差別けしからん以外の「反差別」がオタク文化の中心的な動きとしてあったところを、見たことがない。差別煽り偏見煽り強者に諂い(自分たち以外の)弱者嘲笑する、そんな動きならいくつも思い浮かぶのだけど。

 あ、一つ思い出した。(反差別とは少し離れるかもだけど)フリーチベットフリー東トルキスタン

 残念ながら、反中のダシ以上のものであった記憶はないけど。ああいうの、真面目なチベット東トルキスタンにおける人権運動家に失礼だったんじゃないか


 こんな「オタク差別批判」に大真面目に同意したところで、反差別には一ミリもつながらなさそう、むしろ後退させる役割しか果たせなさそうであるメディアを通した差別はもうかなり減ってるといわれるし、それ以外のものオタク差別というくくりより別のくくりで論じた方が有意義でより広い被害を論ずることができるようだ。となるとオタク差別なるものに拘る理由はない。

 もしかしたら、こんなことは本田透の2冊目の著書におかしさを感じた時点で、たどり着かなければならなかったのかもしれないけれど。

 そういう意味でも、失敗した責任を感じる。

魔法使いになりたかった

魔法使いになりたかった

ガキの頃からファンタジー小説大好きでダレンシャンとかエラゴンとかローワンシリーズメチャ読んでた

魔法とか冒険とか大好きだったいつも寝る前に妄想してドキドキしてた

中二の頃はお手本のような中二病自分悪魔天使ハーフだと思ってたし眼帯つけて闊歩してた

大学なんとなくはいった まあ勉強たかたことあったし就職のことも考えて

いま社会人2年目 魔法冒険もない たのしくない ただ仕事して寝て仕事して寝て 週末は遊んで

不幸なわけじゃない 会社ブラックじゃない残業ない有給取れる

友達声かければ遊んでくれるし恋人もいる

趣味もあるけど最近なんとなく何しても楽しくない

仕事苦しくない大変じゃないはずなのにODがやめられない逃げちゃう薬に

買い物ばっかしちゃう いろんなもの買っても満たされない何しても楽しくない

魔法使いたいんだもん本当は

綺麗な服とかいらない 魔法使いになりたい

いい加減卒業しないといけないこの考えから でも無理ないちゃう

箒のりたい魔法生物と戯れたい

つまんない全部 全部自分のせい自分がつまらない人間からまらく感じるのはわかってるけど

なんか本当人消化試合 死にたくないから生きてるオモロ

だって別に成功したいわけでも幸せになりたいわけでもない欲しいものが何もない

魔法使いたいんだよでも魔法なんてないじゃん なんもないわマジで目標もクソもねえ

努力すれば魔法使えるっつうならいくらでもするけどよ

このまま人生消化してシワシワになっていつのまにか死んでんだな

ほんまウケる人生だなこれからも週一のODを楽しみに人生消化していこうな

2018-04-23

anond:20180422154919

 こういう冗長でわざとらしい書き方をする人って時々見るけど、どういうプロセスで生まれるんだろ。中高生に人気の作家かなんかでこういう書き方をするのがいるのかな。

それはともかくとして、ほんとにひどい文章。頭が悪そう。自分の書いてる内容を理解せずに言葉を並べてる印象。例えば「図や数式といったものをそのまま扱い思考を進めることが出来ない」ってどういうこと?2次方程式を解くときどうしてんの?想像だけで書いてない?ちゃん経験フィードバックして表現を精密化しよう。

「だ」「である」は統一しよう。あと多分わざとだと思うけど、陳腐比喩を使うのは寒いし、鼻につくしでやめた方がいい。「ハムスター」とか「戦場」とか「悪魔」とかね。

 元増田ツイッターに毒されているというのは確かになという感じ。ツイッターって一部の面白い人が創りだした言い回しとかネタとかを、つまんない人たちが形だけ真似して使って、つまんないのに「面白いもの」として扱う風潮があると思ってるんだけど、元増田文章書く技術全然ないのに、小手先文体いじってご満悦なのはそういう風潮に通ずるところがある。

 でもこんだけ鼻につく点があると最早微笑ましくて嫌いじゃない。全身黒い服着てシルバーアクセサリつけてるタイプ中二病に感じるのと同種の微笑ましさね。次回作にも期待してる。

2018-04-19

anond:20180419223038

BLを好む理由は女が絡む恋愛を見たくないから、ってな理由多数派だった時代

女性性を忌避蔑視する価値観を持つ腐女子大勢を占めていたわけで

どんな世界でも少数派は迫害されるってだけの話

特に夢はwebが発達してから出てきた新参者なわけで、その分他より年齢層も低くおこちゃま御用達的な扱いもされてた

それと比べてBLを好むのは成熟した大人の女!的な

私も子供の頃は男女カプ好きだったわー、今はもう卒業したけど、的なやつ

それこそもろ中二病なんだけど

今は知らん

2018-04-18

私は高校の時に中二病発症しまして、 当時は腐女子中二病コンボを拗らせて大変痛く黒歴史…ウッ…

https://twitter.com/chomado/status/986460792886194176

MS入社してからも、くまちゃんぬいぐるみをいつも持ち歩いてるみたいなツイートをしてたけど。

「うわーーー」じゃねえよタコス

心が「うわーー」ってなっちゃう時があって。

ってなに?

繊細アピール

病気アピール

かまって欲求

中二病

怒りのごまかし?

なんなの?

2018-04-17

anond:20180417215236

いやいやいや。

自宅にいて突然「すぐに出て!私がいいって言うまで戻っちゃだめ」とか言われて荷物持って数日家空けないだろ。

オカルト好きにしてもそれはちょっと危ないやつだわ。現実フィクション区別がつかない中二病同士でやってんの?

2018-04-16

anond:20180416200353

一種中二病だよ。

それに囲まれているときは好きだと思わず、離れて生きてると良いものだと思うひねくれ根性だよ。

anond:20180415182117

無能かどうかはわからん

高校時代協調性ゼロ教師に反抗してばかり

卒業後は、音楽イベント裏方、廃棄物処理業者コンビニ店長ネットワークビジネス販売員などの職を転々とするが、2年以上同じ職を続けたことは1度もない

・1度親から家を追い出され、しばらくホームレスとして公園生活してた

・30代で鬱を発症

という男を知っている

そいつ障害者と認められたお蔭で、今は生活保護受けてる

働けなくても生活できてよかったな、年齢は50歳手前ぐらい

再就職したいという口ぶりはするが、そのため活動してる形跡は乏しい

今年はじめには、保護費の「もち代」がカットされと言って俺に借金を頼んできやがったorz

・・・

でも、役所障害者認定をかけ合ったり、自分の身を守る事に関してだけは法知識交渉力があるから、まったくの無能じゃないだろうな

・・・

ちなみにそいつネトウヨ

正確にはミリオタあがりで、「軍事歴史世界戦争リアルに詳しい俺、世間平和ボケ連中と違ってカッケー」って大人中二病

それも当人にとっては「俺はただの無知無能ではない」ってプライドを維持するため大事なんだろう

同じネトウヨツイッター仲間にナマポ受給者とバレるのを内心では恐れながら、表面上は中国悪口とか米朝戦争脳内シミュレーションで盛り上がって楽しくやってるらしい

2018-04-12

anond:20180412075918

ネットアングラって20年前くらいの話では

その時代の事を知ってる歳なのにまだ中二病っていつ卒業するんだ

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