はてなキーワード: ベーシックとは
表面的な身なりが問題なければ、体型や顔は「良ければ、まあプラスにはなるだろ」くらい。
大事なのは頭脳とコミュとセンス。つまり、人間のベーシックなところ。それだけ。
あたしは自他共に認めるブス貧乳だが、4人目の彼氏と3年以上付き合っている。相手は「理解のある彼くん」とかでも何でもない。むしろホモソで生きるの大好きで、弱い奴キモい奴ウザい奴は男女問わず大嫌いな個人事業主である。
でもって、あたしは先日30歳になった。明日からも彼と毎日、変顔合戦したり酒飲んだりしながら、時には外出して交友関係を広げながら、ゆるやかに年を重ねようと思う。ゆるやかに。恋愛に限らず、人間関係、ゆるやかなのが一番良い気がする。
楽しみだな、30代の10年間。
ベーシック・マスダといってくれたまえよ
いろいろ盛り上がってるけど、今学ぶなら何がいいのか建設的な話をしようじゃないか
20年以上前に聞いたことがあるのはC+だのプラプラだの、ビジュアルベーシックだの、フォートランだの、Javaだのだった
今なら何を学べば一番潰しが聞くのか。これを話してほしいと思う
https://anond.hatelabo.jp/20230919002911
これに書いてあることは本当。なぜなら自分がその体験をしている。
そしてPythonもSQLもJavaScriptじゃなくて大丈夫。VBAできればもうどの事務職でもやっていける。
ただし田舎。
たまーに増田でも見かけるが、地方では信じられない位アナログな方法でエクセルを使っている会社がある。
弊社ではエクセルファイルAのセルの合計値をコピーして、別の10個のエクセルファイルの決まったセルにコピーする仕事がある。
自分はこれをAにボタンを設置し押すだけで他のファイルにコピーされる様にして、社長含め他の社員に見せた。
途端にビルゲイツ扱いである(社員A(老人)は私をゲイツと呼ぶようになった)。
その結果。ほぼ全ての事務が自分に回ってくるようになった。ゴミ屋敷の様なエクセルファイルをシンプルにまとめるのに2か月かかったが、
これは自分が文系で能力が低い為で、ある程度プログラミングできる人ならもっと早くまとめられているはず。
おかげで仕事中に余裕ができまくりで、会社のSNSも作り、事務とは別に色々やらせてもらえるようになった。
・40歳
・VBAベーシック(35歳の時に取得。つかこれは別になくもていい)
以上。
こんなんでも生きていけるから、あまり後ろ向きにならない方がいいよ。
https://anond.hatelabo.jp/20230917223337
まず、陰謀論って聞いて大体の人が思いつくであろうヤバいオッサンとオバサンの形をうちの親はしている。目がイカれてるし、肌がパサパサで2人とも清潔感がない。誇張じゃなく年齢より15歳くらいは老けて見えると思う
前提としてネットでよく見るディープステート的なベーシックな陰謀論と、反ワク的なエセ医療と、ホタテパウダーで野菜を洗うみたいなトンチキ自然派は親和性が高くて、1つ罹患するとぜんぶ患う奴が多い
うちの親はそのタイプで、添加物を異常に怖がる自然派から電磁波に怯えたり薬を嫌がるようになり、コロナ禍で完全に親ロとディープステート的な陰謀論に転がり落ちていった
あと母親は子宮系みたいなカルトにも過去にハマってま◯こにパワーストーン入れたり、ガチ障害者の弟に指入れさせたりしてた。詳しくは子宮系で調べて笑ってほしい。それ関連のきしょい本が今も家のどこかに積み上がってる
父親は反ワクデモとかノーマスクデモに参加してたし、一時期話題になった反ワク団体にも入ってた。子供の頃は行き過ぎた母親の自然への執着に苦言を呈してくれる唯一の人間だったが、仕事が行き詰まったのと同時に母親と一緒に陰謀論にどっぷりになった。趣味はヤフコメを実名で荒らすこと。YouTubeに真実があると信じてる
訳あって自分は子供時代の一部を祖父母の家で育ったんだが、家に戻ったら知的障害のある弟が爆誕して全裸で走り回ってるし、両親もどっちもぶっ壊れていて子供ながらにショックだった。
この障害のある弟も、根拠のない食事療法と発達障害が治るサプリ(笑)で育てられたものだからかわいそうだった。昔は意思疎通がある程度できてたが、環境が悪すぎて今は完全に二次障害を起こしてクソ漏らしながら家で暴れ回ってる
息子が障害持ちだったのも親がぶっ壊れていった理由の1つやと思うが、子供ながらに親父も母親もなんか障害持ってんじゃねえかと思っていた。あと、子供の頃は自然派系のキャンプとかキャンドル作りとかに連れて行かれたが、参加している大人がみんな異常に空気が読めなかったり不器用だったから、そういう気質の人間がホイホイされるんだと思う
あと共通点で言うとみんな清潔感がなかった。自然派的なものに傾倒すると風呂に入らなくなったり、謎の自家製シャンプーや石鹸を使うようになるので、きちんと皮脂や汚れが落とせていないのだ。独特のすえた匂いがする
親が使ってる手作りシャンプーを使うとフケが制服に落ちて最悪だったから、わいは中学生から自分で薬局で買ってた
ある程度の年齢までごく普通の祖父母の家で育ったから一般的な家庭の常識が身についたが、子供の頃からあの家で過ごしてたらと思うと今でもゾッとする。実際小さい頃にめちゃくちゃマク○ナルドとコンビニ弁当の悪口を言われたせいで今も若干食べるのに抵抗がある
結局、陰謀論もカルト宗教の教祖と信者と同じ仕組みなんだろうなと思う。YouTuberとか謎の作家とか謎の専門家が、メンタルに何らかの異常を抱えているプライドの高いバカを騙して本やらサプリやらパウダーやら売りつけてんだよな
高校入るタイミングでまた祖父母が引き取ってくれて普通を取り戻したんだが、中学時代とかは親が給食の添加物ガー!!!って担任に鬼電したり、歴史の教科書を炭で黒塗りしたりとかマジキチすぎて辛かった
未成年だった時は実家も結構行く用事があって出入りしてて、コロナ禍とかいくたびに両親がぶっ壊れていくのが分かってホラーすぎた。あと片付けられないのに謎の手作りグッズ(電磁波を跳ね返すやつ)とかケースで買わされたっぽい水とかお茶が増えていってて、ゴミ屋敷ってこうして作られていくのかもしれないと思った
今はほぼ顔を合わせないようにしてるけど、一応なんかあったとき用に唯一ブロックしてない家族のLINEグループには“ワクチンを接種した人間の脳みそに寄生虫発見!”みたいな怪文書が頻繁に届く。
万人が見ておしゃれな人というのは無難な服を着ており、
奇抜な服(エスニックとかロリータとか)で万人から見たときにおしゃれだと思ってもらうのは難しい
一部の趣味があう人からは強烈な「いいね」、ほとんどの人からは「あの人なんか変」と思われる
他人から見て好印象なのはやっぱり冒険してないベーシックな形でベーシックな色の服だ
メイクも就活生くらいの冒険してない無難メイクが万人にとって好印象である
やっぱりテレビに出てくるアナウンサーの服装、メイクが万人受けのお手本だ。最近はアナウンサーでも挑戦的なメイクやでっかいカラコンしてたりするが
私が「いいじゃん!」と思う服が個性的で万人受けしないものなら、それを買わない選択肢をとることが多い
万人におしゃれだと思われたい、ださいと思われたくなくて冒険してない無難な服を買う
でも、おしゃれというものがわかってきたなあと思う
万人受けするだろうなと思って買った服を着ているとやっぱり他人の反応がよい
最近は万人受けしそうな服の魅力もわかってきた
わたしは女性教師や女性アナウンサーが着ているような肌が露出しない、真面目に見えるきれいめな服が好きである
ちいさい子供を育てているので普段着はカジュアルにより勝ちだが
義両親にあうときなどは女性教師や女性アナウンサーのような服をきて、自分の理想の姿を義両親に見せるようにしている
エスニックとか
今は夏なので面白TシャツやキャラクターTシャツがほしくなるときがあるけども買わないことにしている
10代なんかどんな服きててもほほえましいけど、アラサーはどんな服をきててもほほえましいとはなんない
10年くらい前、法学部を卒業し「学士(法学)(Bachelor of Law)」を得た。2年間の休学を挟んだので6年かかった。
修学自体は極めて順調だったので3年次までにほぼ単位は取り終えた。就活だるいし逃げるか〜人生の夏休みって今っしょ?とカジュアルに休学して遊び呆けたら2年経っていた。休学費用はタダだった。
ちなみに奨学金(学生支援機構)は休学中は支給停止されるが復学したらちゃんと支給再開してくれる。
何年か前、働きながら放送大学を卒業し「学士(教養)(Bachelor of Arts)」を得た。学士入学(3年次編入)したので最短2年で済むのだが4年かかった。
放送大学には社会と産業コース、情報コースなど現在6つのコースがあるが、すべて教養学部所属で学士(教養)だ。全コースを卒業すると「名誉学生」として表彰される制度がある。特典は改悪されショボい。
現在の放送大学は単位認定試験が会場でのリアル受験からWeb受験に切り替わったため格段に社会人に優しくなった(リアル受験も可能)。コロナ情勢に左右される一時的なものではなく恒常的な変更だ。オススメ。
ちなみに奨学金は社会人学生(科目履修生や聴講生ではない正科生のみ)になると返済猶予できる。返済総額は変わらない単なる先送りだが、手元の現金は最強だし投資してもいい。以前は社会人学生を続ける限り無限に猶予できるガバ制度だっだが改悪されその時点から最長10年間のみとなった。
さてlawとartsを修めたし次はscienceと行きたかったが残念なことに通信制の理系大学は壊滅状態だ。
学士(IT総合学)、学士(情報マネジメント)、学士(経営情報学)みたいなエセ理系(超失礼)はいくつかある中で、ザ・理系感があるのは帝京大学理工学部情報科学科の「学士(工学)(Bachelor of Engineering)」が唯一の存在である。
愛知産業大学は建築学科だが造形学部所属のため学士(芸術)となる。
放送大学含め上記大学の中から理数系単位をかき集めて大学改革支援・学位授与機構で学位(理学)などを得る方法もあるがちょっとハードルが高いな。卒業さえすればいい帝京大学が無難と言える。
ところで大学に編入学する際の単位認定にはザックリ2種類ある。
・個別認定:過去の履修科目の中でカリキュラム上と同等の科目を個別に認定。「あなたは過去に"コンピュータ科学"を履修してるからうちの専門科目"情報基礎"の2単位を認定するよ」出身専攻が違うと認定数も少ない。
放送大学のような教養系の大学だと卒業要件全体で一括認定されて大卒3年次編入は62単位認定のようなスタートダッシュになる。
帝京大学のような教養科目+専門科目だと前者は一括認定されるが文系出身なら個別認定が少なく専門科目はゼロスタートのようなものだ。先は長い。自分にコンピュータサイエンスの適性があるかもわからない。
というわけで逃げを打つ。資格合格による履修免除システムだ。入学前に資格を掻き集めて負担軽減する作戦。
入学後の合格でも申請で免除なのだが単位試験と資格試験の二兎を追うより入学前の方が気楽だろう。でも履修免除すると成績表上の評価がSABCでなくN(認定)になるらしい。うーんこれは…GPA的にどうなんだ…
以下の資格に合格している場合は、履修が免除される科目があります。
ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、データベーススペシャリスト、 ネットワークスペシャリスト、ドットコムマスター(アドバンス)、CGエンジニア検定(ベーシック・エキスパート)、陸上無線技術士、電気通信主任技術者(伝送交換)、(電気通信に関する)工事担任者
試験日程の自由が利くCBT受験で基本情報、工事担任者(2級アナログ通信、2級デジタル通信)に合格。関係ないけど電気工事士2種に合格。
電通主任の4月21日申込締切を失念してしまい悔しい。難関だから科目免除できる1陸特や工事担任者総合種を先に取るのがセオリーらしいから傷は浅い。ドットコムマスター、下級の陸上無線特殊技術士もCBTなので合間を見て受験したい。今気付いたけど履修免除科目がダブってると取っても意味ない資格もあるのでは?確認していなかった…
先の話すぎて鬼が大爆笑だが、学士(工学)を取れたら次は慶應通信で学士(哲学)かどこかの美大通信で学士(芸術)にでも挑戦してみたい。
後者はBachelor of Fine Artsだから学士(教養)のBachelor of Artsと並べて収まりが良さそうくらいの理由。
前者は実は帝京を考える前の本命だった。学歴コンプはあるのでいずれ慶應で上書きしたい。所詮は通信だが。コロナ最盛期は単位認定試験が中止になりレポート代替となる単位ボーナスステージだったのだが、決心がつかず指咥えて眺めてるうちに試験形式に戻ってしまった。
単位試験は難関らしいし(全体的に不親切ともいう)卒論もある。実は今まで卒論を含め論文自体を書いたことがない。下手したら卒業に10年かかってしまう。
それで尻込みして完全な趣味よりもまだ仕事(メーカー技術職)に関連のある学士(工学)を先に選んだというわけだ。
学士ばっか集めてないで修士に挑戦しろと自分でも思うが、そもそも勉強したいが研究したいわけではない。研究テーマとか何も考えられない。与えられたカリキュラムに沿って学問を修めた気になりたいだけだ。学位や資格のような証がないと勉強にも身が入らない。自分でもその怠惰さはわかっている。
上記理由で修論にもビビりまくり。働きながらの修学もキツそうだ。夜勤もするシフト勤務だから夜間通学もできないので通信制頼りとなる。
すごい分かる。
cocaとかZARAとか着てて贅沢ができてない。
私が大学ぐらいのときにファストファッションが日本に入ってきて、
初めてのファッション体験がそこになっちゃったから、社会人になってからもその頃の金銭感覚から抜け出せないんだよね。
でも、それでもルミネのそこそこのお店で5万超えのコート買うぐらいのレベル。
それで「うわ〜うわ〜き、きるぞ〜〜〜」って思いながらうっすらと後悔するぐらいのチキン。
あと、特別何かのオタとかファンでもないからドドン!と自分の欲望にお金を使うことに慣れていないというのもある。
私の場合は唯一の趣味が海外旅行なので、年に1回だけまとまったお金を使うが、
とはいえ学生のような旅行が好き(安宿にとまって博物館・美術館巡り)なのでそこまで浪費もしない。
浪費しなくても欲望は満たされてるので、ますます他での浪費も減るという。(こんなことにお金使うなら旅行に使お〜って思う。まあ節約したとこで旅行でも使わない好節約循環?なのだが。)
加えて、酒タバコギャンブルやらない。太りたくないから自炊。使うとこない!
「まぁまぁお金がある独身女性向けに、ブランド力こそないが価値がある商品を売りつけたい!」みたいな依頼を受けて仕事をしたりしている。
フェイク入れつつ具体的に言うと、
「ブランド力はない、でもモノはいい。そこに社会的付加価値をつけることによって、年齢・収入的にきちんとしたものを欲しいと考える堅実な大人女性にアプローチしたい!だからエシカルブランドとして認知させましょう!」みたいなわけわからん企画とかやってるわけ〜
うちらみたいなファストファッションに慣れ腐った人間が「社会的に正しいから」って理由で4万円するリサイクル素材のワンピ買うか〜????みたいな疑問をめっちゃ抱えながら仕事してる。
だったら、
・モノは良いし老舗なんで、ベーシックなもの買えばリセールの潰しが効きますよ〜とか
・低収入ファッション全振り勢にターゲット定めて、めっちゃモードにする〜とか
・流行りの診断系とまとめて20万でヘア・メイク・骨格・ファッション・アクセのフルスタイリングでセット売り〜とか
・体験とセット売り(ブライズメイド用で花嫁とその周辺向けにワンピ4着まとめて売る)〜とか
…の方がまだ買うかな〜って感じはする。
保険か強い欲望か、他の浪費とくっつける方がまだ買う気がする。
まあそういうコスパ意識したものって贅沢品の企画では好まれないんだけどさ。
マジで誰が買ってんだろうね、贅沢品。
クラシックやジャズに興味がないという人も少なくはないでしょう。かなり初歩的な内容になりますが、編成について少しだけでも知れば解像度が上がるかもしれません。音楽は調和の芸術ですが、個々の音に分解して耳を傾けてみるのも楽しいのではないかと思います。
バッハやベートーヴェンなど、いわゆるクラシック音楽などの編成。映画音楽もこれが多いですね。弦、金管、木管、打楽器が編成の基本。
弦は小さい方からバイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス。
打楽器は……まあ、色々です。スネア、ティンパニ、シロフォン(木琴1)、マリンバ(木琴2)、グロッケン(鉄琴1)、ビブラフォン(鉄琴2)、…etc
ここぞという時に使う持ち替えの楽器というものもあります。フルートの人がピッコロ、トランペットの人がピッコロトランペット、オーボエの人がイングリッシュホルン、他にも色々。
小さい楽器ほど高い音が鳴り主旋律を担当し、大きくなるほど低い音になりリズム隊の担当になります。中間の楽器はそれぞれの橋渡しと言った所でしょう。
弦楽器は和音も出せますが、基本的にオーケストラで使う楽器は単音しか出せません。調和の音楽たる所以でしょう。
楽曲によってはハープやピアノ、その他おもしろ楽器(打楽器による担当が多い気がする)が入ったりもします。サックスは基本入らないのですが、新しめの曲だと使われる事もあります。
楽器ごとに1st、2st、3rd(、4th…)と担当が分かれます。部活などでは、基本上の学年(か実力者)ほど若い数字のパートを担当。ソロは基本1st、曲により2ndが担当。
数字が若いほど高い音を担当し、パート全体で和音を構成します。
ソロパートなど目立てる箇所もありますが、個は埋もれがちかもしれませんね。指揮者に束ねられ、各々が細かく決められた役割のもと調和を目指す編成なのでしょう。
余談ですが、指揮者ってただ棒を振り回しているだけではなくて、コンサート本番に向けて楽団の練習を仕上げる監督の役割も大きいんですよ。
・室内楽
「クラシック」で一括りにされがちですが、オーケストラ以外にも少人数の編成があります。オーケストラが大衆向けの音楽だとしたら、室内楽は音楽が貴族のものだった頃の編成と言えるでしょう。音楽家に演奏させたり、自分らで演奏したり。バッハやモーツァルトが得意とする所ですね。
二人ならデュオ、三人ならトリオ、四人ならカルテット、五人ならクインテット……
編成は色々です。
弦楽四重奏のパッヘルベルのカノンなんかは極めて有名ですね。エヴァの旧劇場版のエンディングで流れた時、感動しました。木管五重奏では、なぜか金管のホルンが入ったりもます。
少人数で個が立つ編成の分、ジャズにも近い側面があるかもしれませんね。
・ジャズ
現代のポップスやロックの原点である、偉大なブラック・ミュージック。
ルーツについては色々言われているようです。その一つに、スコット・ジョプリンに代表されるラグタイムというピアノの曲のジャンルがあります。彼の"The Entertainer"は誰しも一度は聴いたことがあるでしょう。"Bethena"もベンジャミン・バトンで重要なテーマ曲になっていました。
彼の曲を「クラシック」ではなく「ラグタイム」と言えると、ちょっとかっこいいかもしれませんね。
さて、ジャズの編成について。
トリオやカルテットなど、少人数でのセッションとビッグバンドに大別されます。
ドラムス、ウッドベース(オーケストラで使うコントラバスと同じものです。弓は使わずピッチカートだけで弾く場合が多いですね)、エレキベースなどのリズム楽器、トランペット、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックスなどのメロディー楽器。あるいはボーカルも。ピアノとエレキギターは万能です。
それぞれから一つずつ以上選ぶのが基本です。ベーシックな編成としては、ドラムス、ベース、ピアノ/管楽器/ボーカルのトリオでしょうか。
しかしジャズは自由な音楽です。リズム隊のベースやドラムにもよくソロが与えられますし、何ならメロディを丸ごと担当する事だってあります。
変わり種でフルートやバスクラリネットという楽器なんかも使われたりします。
大きなクラリネットにサックスみたいなウツボカズラがついててかっこいいんですよこの楽器。ジャズの奏者ではエリック・ドルフィーが有名です。
色々な編成を聴いてジャズという音楽の懐の深さを感じるのもまた一興でしょう。
そして、ビッグバンドについて。ビッグバンドといえばグレン・ミラー。youtubeで色々聴けると思います。どれか一つくらいは耳に覚えがあるでしょう。『茶色の小瓶』や『アメリカン・パトロール』なんかが特に有名ですね。
編成としては、ブラスバンドに近いかもしれません。金管はトランペット、トロンボーン、木管はクラリネットとバリトン〜アルトサックス、リズム隊にピアノ、ベース、ドラムス。オーケストラ同様に、1st、2ndが割り振られます。
少人数でのセッションのライブ感に対して、比較的まとまりのあるサウンドと言いましょうか。予定調和的ではあるかもしれませんが、足並み揃った音の厚みや迫力はまた魅力的なものです。
偏見ですが、中高の吹奏楽部員上がりはビッグバンドかオーケストラに入りがちな気がします。
ジャズの魅力の一つに、キンキンと鳴り響く金管のハイトーンがあります。メイナードファーガソンや、エリック宮城なんかが有名どころでしょうか。「すごい!かっこいいなあ…」となるものですが、こればっかりは実際に自分で楽器をやってみないと凄さが中々分からないものでしょう。
余談ですが、ビッグバンドのトランペットは2ndがソロを吹く事も少なくありません。1stもハイノートで疲れているんでしょうかね。
ジャズにはフュージョンというジャンルもあり、T-SQUAREやウェザー・リポートなどが代表的でしょうか。今はあまり流行りではありませんでしたが、EWIやリリコンという電子管楽器が使われていました。ジャズがスノッブで肩肘張った音楽ジャンルに思われるかもしれませんが、案外ミーハーな所もあるかもしれませんよ。
・吹奏楽
日本の部活ではこれ。たまに間違えられますが、「ブラスバンド」はサックス+金管楽器(+パーカッション)の編成なので、実は異なるものです。サックスも金管楽器なんじゃないか?と思われるかもしれませんが、楽器の素材ではなく音の出し方による分類のため、木管楽器になります。
ブラスバンドにはスーザフォンやコルネット(ほぼトランペットです)、バリトンやアルトホルンなどマイナーな楽器が使われたりもます。
さて、本題の吹奏楽。
基本的にはオーケストラから弦楽器が丸ごと抜け落ち、管楽器にユーフォニアムとサックスが入ります。「吹奏」楽たる所以ですね。
管弦楽曲の吹奏楽編曲では、弦楽器が担っていた主旋律をクラリネットが代わりに担当している印象があります。しかし、弦と管ではやはり表現が異なります。特にピッチカートという弦を弾く演奏法は、管楽器でいくらスタッカートを強調した所で別なものです。にもかかわらず、指揮者に「ピッチカートっぽく弾いて」なんて無茶振りをされる光景はままあるような気がします。
中高生の部活で弦楽器を扱うのが難しい(幼い頃からやっていないと人前で演奏するレベルになるのは難しいという風潮?傾向?があります)という事情のもと、部活では管弦楽ではなく吹奏楽が多く採用されているのではないかと思います。
しかし、吹奏楽独自の編成を活かした曲があまり書かれておらず、オーケストラやジャズ、ポップスの吹奏楽版編曲が多く演奏されがちな気がします。それって別に吹奏楽編成でやる必要なくない?となってしまうので、吹奏楽らしさを活かした快活で明るいサウンドにしようとの苦心が見られますが、どうにもダサい方に転んでしまう印象を受けます。
悪口のようになってしまいましたが、吹奏楽にも独自の良さはあるはずです。コンクールでもよく使われる曲を作っている樽屋雅徳という方は、吹奏楽編成のための曲を書いているので、興味があればぜひ。