はてなキーワード: メインキャストとは
どの落語家も、なんだかんだと講釈たれやがるけど、芝浜、短命、死神、駱駝てな鉄板はやるし
誰のを聞いても話の筋は変わる訳じゃねぇんで、どれか一回聞けば十分てなもんで、似たようなのを何回も聞いたって面白くも何ともねぇ
しかも落語のメインキャストといやぁ、タイトルしか記事を読まないはてなブックマーカーもびっくりの阿呆ばかりと来た日には
まともな人間は、こっぱずかしくて聞いちゃいらんねぇんだよ
千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは
この百人一首の意味が分からねぇと言う阿呆に、更に輪をかけた阿呆の爺さんが
千早って花魁が、力士龍田川を振った。妹の神代も振ったけど、そのご神代も落ちぶれた。
龍田川が開業した唐揚げ屋にやってきた神代が、唐揚げ恵んでくれと頼んだけれど
龍田川はふざけんじゃねぇと追い返したところ、川に入って自殺してしまった
文字通りなので嘔吐恐怖症の方、コワすぎ!未視聴の方は読まない方がいいです。
嘔吐恐怖症とは、自分がゲロを吐くことに死ぬほど恐怖を覚え、他人のゲロでも死ぬほど恐怖を覚える厄介な恐怖症だ。私はまだ症状が軽いので、文字を見るくらいなら平気である。他人のゲロは怖い。
ご存知の方はご存知だと思うが、コワすぎ!を含めた白石監督の作品とゲロは切っても切り離せないらしい。
以前に同監督の「カルト」を見た時は泣きそうになったことを覚えている。カワイイ犬が死ぬのもそれはそれで嫌だが、それ以上に当たり前のようにゲロ吐くなという感情が強すぎる。カルトはホラー作品の中でも怖くない部類に入るらしいが、今まで見たホラーの中で一番具合が悪くなった。ホラー好きの私の最大の弱点は白石監督であると判明。幽霊よりいつゲロを吐くか分からない人間の方が100億倍怖い。これ以上誰もゲロ吐くなと祈りながら見るホラー映画は、本当に苦行。ネオ様でもゲロを吐く人間は止められないため。
そんな私がニコ生のコワすぎ!一挙放送を視聴した。コワすぎ!ファンの方はこいつ馬鹿だなと思うかもしれない。馬鹿である。でも、私はどうしても見たかった。こんなにカルト的人気を集めるホラー作品を見ずして何を見るのだ。そんな気持ちだった。
最初に誰かがゲロ吐いた瞬間、一瞬見て目を逸らして飛ばした上に、恐怖で内容が全く頭に入ってこなくなった。口裂け女とはなんだ、その変な髪の呪物はなんだ。なぜこの女はゲロを吐いている。頭の中はそれでいっぱいになる。猛烈に白石作品が向いていないのだ。あのコワすぎ!がほんとにコワすぎ!なのである。多分そんな日本人は私含めて五人ぐらいしかいないと思う。チープな作りも逆に怖い。ゲロはもっと怖い。
深夜に一人で「誰もゲロを吐くな」と祈りながら見るコワすぎ! 本当に恐怖で仕方がなかった。ホラーが苦手な人間がホラーを見る気持ちが理解できるようだった。このような恐怖を味わいつつ見ているのだと考えると、少し感慨深いものがある。
白石監督は多分ゲロの次に内臓が好きなので、内臓が映る度に「頼む!!!!!! 誰もゲロ吐くな!!!!!!」と願うことしか出来ない。ゲロを吐きそうなのはこっちである。でも案外誰も内臓を見てゲロ吐いたりしないので全く予測できない。気が遠くなりそうになる。
しかし三回目ぐらいから段々と白石ゲロのパターンが予測できてくるので、「あ! こいつ吐きそう!」のムーブが分かる。その時は目を伏せてなかったことにしようとしているが、恐怖のためそれまでの記憶が全部なくなる。つまり私は(旧)コワすぎ!の記憶が一時間程度しかない。人間の本能がその恐怖を忘れようとするのか、一体何を見ていたのか思い出せないのである。人間がゲロを吐くタイミングだけは覚えているので、肝心なところだけ忘れられていないのである。
ちなみに、コワすぎ!で一番好きな回は花子回である。内臓は飛び散るが誰もゲロを吐かないため。ストーリーも面白かった。一番最悪なのが最終章である。パンツ食ってゲロ吐くとか頭がイカれてるとしか言えない。そこまでしてゲロ吐きたいか? そのゲロの描写は本当に必要か? 白石監督に小一時間問い詰めたい。そのゲロに何の意味がある。有識者がいたら教えて欲しい。
しかも、最終章だけはタイムシフト視聴で間に合わず、わざわざニコニコポイントを買ってまで見たのである。五百円払って田代くんの嘔吐ボイスを聞かされる私の身になってほしい。しかも三回もゲロを吐いている。本当に何を見させられているのか分からなかった。でもストーリーは最高に面白かったので、白石監督は天才だと思う。ゲロを差し引いても面白いと思えるためだ。
旧(という表記が合っているのか不明だが)コワすぎ!を全て視聴したが、メインキャストの工藤はなぜかゲロ吐かない。でも市川はゲロ吐いた。田代くんは論外。
ゲストも含めて女と本人はゲロ吐く傾向にあるので、もしかすると白石監督の趣味かもしれない。
超コワすぎ!は未視聴のため分からないが、やっぱり誰かがゲロ吐くのだろうか? ネタバレでも構わないのでゲロ吐くか吐かないかだけ教えて欲しい。機会があればまた地獄の恐怖に耐えつつ見たいと思う。
もしも嘔吐恐怖症持ちでコワすぎ!を視聴して具合が悪くなった同士がいればぜひ教えて欲しい。自分だけの苦しみではないと感じて安心したいので。
増田初心者だし酔っ払って書いたような文章なので「こいつゲロゲロうるせーなカエルかよ」とか言われると思ったら割と温かいコメントもらって嬉しくなった。同じ嘔吐恐怖症の民は気をつけて見て欲しいと思う。生活に支障でないぐらいの恐怖症なら我慢して見てみる価値は絶対にある。
俺用メモです。
韓流なんか見てたまるか、と思っていた基本韓国嫌いの俺ですが、ステイホームでうっかり「愛の不時着」を見てしまい、以来すっかりハマってしまいました。
良いものは良いと認めざるをえない。
というわけで俺のおすすめするトップ10+くらいをできるだけネタバレしない範囲で紹介したいと思う。
1話、3話、最終話のラストシーンは涙。全編を通して人生訓にもなるような考えさせられる深い名言の宝庫。どん底から這い上がるたくましい生き方に共感する。「強く願えばいつか叶う、意外な方法で」 パク・ウンビンの歌唱力に脱帽した。
ウ・ヨンウ弁護士を好演したパク・ウンビンの魅力全開。韓流時代劇にはハズレなしだと思う。数奇な運命により、女であることを隠して王となり名君として良政を行う。女として生きたいが生きられない悲しみ。そして最後にたどり着く女としての幸せ。「欲しいものが一つだけありました。かんざしです。」最終話は歴史に残る名作といってよい。
君の名は。に大いにインスパイア()されたタイムリープ恋愛サスペンス。恋愛物だがサイコサスペンスと謎解きがあり、時系列と人間関係を立体図に書いてメモっていかないと頭の中がこんがらがるくらい複雑に絡んだストーリー。数々の伏線がラストで見事に回収されていくとても練り込まれた脚本。終わり方が本当に切なくて美しい。君の名は。のオマージュ?というかそのまんまだけど。
76話もあって見終わるまで骨が折れるが、バカバカしくも続きが見たくなるよくできた秀作で結局最後まで飽きずに楽しく見られた。長かっただけに終わってからのロスが激しい笑
心優しい、優しい世界の話。自閉症スペクトラム障害で人の心がわからないが写真記憶能力を持つ天才が弁護士となって活躍する。ウ・ヨンウ弁護士がとにかくかわいい。物語がとにかく優しい。心救われる映像と物語。現実的じゃないとかやぼったいことは言わない人へ。
なんかタイトルからして北朝鮮から逃げてきた人の話かと思ったら全然違った。人生なんてろくなことない、ただ心を無にしてやるべきことをやるだけ・・・という諦観の境地に達してしまった不遇な女性が、心を許せる「ヤクザ」と知り合って、互いに惹かれていく。自分のこころを解放していく日誌をつける。人生がつまらないと心を閉ざしてしまったあなたへ贈る、こころが救われる物語。主題歌が耳に残る。
「恋慕」が明らかにインスパイアされてそうな、恋慕より数年前に制作された似たような作品。こちらは女性が男性と入れ替わるのではなく、庶民である道化師が王様と瓜二つであったことから数奇な運命に巻き込まれていく。最終回はいろいろあったが一応のハッピーエンドでホッとする。
ラブコメみたいなタイトルだがコメディ要素が一ミリも無いとても重い話。不幸な生い立ちのせいで社会の底辺で生きてきた少女が、人生に生きる意味を失っているものの誠実で心優しい「おじさん」と出会い、互いの人生に影響を与えていく。ヒロインが韓国のトップアイドル歌手と知って驚いた。演技力素晴らしい。最終話は観ながら一時間ずっと泣いていたくらい。誠実な二人の幸せな未来を感じさせるラストが素晴らしい。
私が人生で一番泣いた作品かもしれない。登場人物の全員(ただし犯人を除く)に深く深く共感できる心理描写にとても優れた作品。
不遇な人生のせいで自己肯定感がどん底に落ちた未婚のシングルマザーが、苦労して苦労して子育てをする中、褒めて褒めて褒めまくるスーパーポジティブマンの警官に出会って立ち直っていく話。身近にありそうな人生ドラマであり、恋愛ドラマとしても素晴らしく、サスペンスドラマ(殺人事件を軸に話が展開していく)としても秀逸。笑いもある。主人公の男女がとにかく魅力的。子役も魅力的。演技力凄い。最後まで視聴した後の読後感(余韻)が素晴らしい作品。
ビジネスドラマであり不遇な青年の人生をかけた復讐劇でもある。その点でよく半沢直樹っぽいと言われるが半沢直樹がオモチャに見えるほど脚本が素晴らしい。群像劇なので登場人物それぞれの人生が並行して描かれるが、どの人物もとても魅力的。恋愛ドラマとしても秀逸。
「貧乏な男との結婚はイヤ。だから好きな男は私の手で成功させる。私が努力してあなたを金持ちにして差し上げます。」という恋愛観が衝撃的であり新鮮であり新しい女性像を描いていると感じた。
トランスジェンダーや肌の色の違う外国人への差別問題を扱った社会派作品でもあり、彼女ら/彼らへの応援歌でもある。これも読後感(余韻)が素晴らしい作品。泣けるシーン多い。
ビジネス恋愛ドラマ。IT系スタートアップ企業が生まれて成長していくさまがわりとリアリティをもって描かれている。恋愛ドラマとしても秀逸。笑い多め(3話ラストで死ぬほど笑ったw)恋愛ドラマとしてはラストの切なさが半端ない。結末には賛否両論あるようですが私はあれで良かったのだと思っている。メインキャストの一人、ジピョンは名前の文字を並べ替えると「手紙」になるというアナグラムになっているそうだがそういう緻密で心優しさに溢れる脚本が素晴らしい作品。あとシャレオツな音楽がとてもいい。OST(サウンドトラック)は必聴。
クッソしょうもない笑いあり、シリアスあり、派手目なアクションありの総合エンタメ作品。基本的には恋愛ドラマですが北朝鮮の生活などが興味深く描かれておりエンタメ作品として極めて優秀。笑えるシーン多め。登場人物みんなに愛嬌があり魅力的。メインキャストではない二人のサイドストーリーの悲恋に号泣。このドラマも音楽がとてもいい。Flowerという曲の和訳を読んで泣いた。サントラ欲しくなるドラマのNo.1でもある。
ストーブリーグとはプロ野球の世界でオフシーズンの冬の間の公式試合のない期間のこと。万年最下位で荒れたチームが門外漢のゼネラルマネジャーを迎えたことで劇的に変化していく。マネジメントとは何か、リーダーシップとは何かを考えさせられる。世の中の企業のトップ、経営者やチームのリーダーとなる方々に是非見てほしい作品。
サスペンスあり、子育てに悩む母親の姿あり、嫉妬あり、多くの要素が絡み合った複雑なドラマだが根底にあるのは女同士の真の友情と思いやり。前半は子育て中の、あるいは子育て経験のある男女ならとても胸にくるものがあるのではないだろうか。子役の迫真に迫る演技もすごい。韓国ドラマはどうしてこれほどまでに心理描写に優れているのだろうか。
ラストまで展開が読めない見事な脚本で、終わった後の余韻も良い。41歳のイ・ヨウォン(ウンピョ)が美しい。音楽も良い。
人生の大半を共に過ごしてきた3人の女友達の友情物語。三人のうちの一人が病気で余命宣告されてしまう。親友っていいな、というお話。
フェンシングのスポ根物語かと思ったら、友情あり、恋愛ありのごった煮の青春群像だった。いろいろ設定が非現実的だけど心理描写がうまくてとにかく泣けるドラマ。ラストはハッピーエンドではない。後味が必ずしも良くないけどドラマが終わって振り返ってみると色々なことがあった約20年間の出来事が一つ一つ思い出深く、本当にこの5人の若者たちと自分も一緒に青春を過ごしてきたかのような思いに駆られる。記憶に残る作品。青春ていいな。
注:韓国では数え年のようで、実際の年齢はマイナス2歳して下さい。(23歳と19歳)
これは極端な反日感情描写を含むので日本ではあまり宣伝されないが、大河ドラマなみの超大作だと思う。完成度の高い傑作。朝鮮の「ザ・ラスト・お嬢様」と、偶然に彼女の人生にかかわってしまった3人の男たちを中心に、李氏朝鮮が崩壊していく時代の流れに翻弄される数奇な運命を描く。切ないお話。
笑いに全振りした恋愛コメディ。サウンドエフェクトの使い方が面白くて笑える。泣けるシーンもある。全編楽しんで見ることができ最後まで飽きない。悪人が一人も出てこない。登場人物みんながそれぞれとても魅力的。
幼馴染の男女の成長の物語。7話くらいまでかったるいけど8話あたりから面白くなってくる。最後まで見てとても後味のよいドラマ。ハッピーエンドなのもいい。そして音楽がほんといい。サウンドトラックを買いたくなるレベル。
キム秘書ことパク・ミニョンさんはもう完全にコメディ女優になってしまった笑。基本コメディ貴重の恋愛ドラマでラストもハッピーエンドだけどあんまりスッキリしないなあ。ミニョンちゃんが可愛いだけのドラマ。まあ見ていて飽きないしドラマとしては面白くはある。
ビジネスドラマ。「未生」とは囲碁用語で、まだ安全が確定されておらずいつ死ぬ(相手に取られる)かもわからない碁石のこと。囲碁棋士を目指して挫折した青年(学歴ナシ)が26歳で初めて一般企業にインターンとして勤め、ボロボロになりながらも人間として、ビジネスマンとして成長していく様子を描く。社会人経験のある人なら涙なしには見られない真面目なドラマ。韓流には珍しく笑えるシーンはあまりないド真面目一本勝負。就活を控えた学生達にはぜひ見てほしい作品。最終話は完全に蛇足で無いほうが良かった。
ヴィンチェンツォとは人名「ビンセント」のイタリア発音と思われる。イタリアマフィア一家のコンシェルジュ(最高相談役)として上り詰めた弁護士が韓国に隠した財宝を取り戻すため帰国し、市井の人々と巻き起こすドタバタ劇。基本的にはコメディで泣ける要素はあまりないがサスペンス要素もあって面白い。
韓国の財閥一族の熾烈な権力争いを描くドロドロの昼メロサスペンス。泣ける要素はあまりないが面白かった。
プロ野球チームでエースピッチャーだった兄が、暴漢に襲われた妹を助けたものの過剰防衛で犯人を殺してしまい刑務所に投獄される。プロ球団からも解雇され引退か、となるが刑務所内で地道に練習を続け、最後はプロ野球に復帰するという物語。淡々と進むストーリーで退屈な部分もあるが、いいドラマだった。
検事ドラマ。腐敗した検察庁の悪を暴こうとする若い検事と女性刑事。シーズン2は退屈でイマイチだった。
トッケビとは韓国に伝わる妖精?妖怪?みたいなもの。輪廻転生を超えた普遍の愛を描いたファンタジー。一大ブームを起こした作品のようですが私には合わなかった・・・
人気があるみたいですが私には合わなかった。登場人物にあまり魅力がない気がする。共感できなかった。
25歳の女性が浜辺で拾った古い腕時計を巻き戻すと自分だけ時が進みおばあちゃんになってしまう。見た目おばあちゃんの中身25歳が繰り広げるドタバタ劇。ネタバレになるので書かないがラストであかされる真実はとても重い話だった。
とりあえずこんなところで・・・
「お母さん食堂」のからみで「おかあさんといっしょ」が上げられていたので、ちょうど今自分の子供が小さくて一緒に見ることも多く、ジェンダー問題とか家問題の観点で気づいたところを書いてみる。
レギュラーの登場人物は「うたのおにいさん」「うたのおねえさん」「たいそうのおにいさん」「たいそうのおねえさん」(以上五十音順)と4人いて、このうち「たいそうのおねえさん」は2019年度から新設されたキャラクターで、「たいそうのおにいさん」と対等に(立ち位置も横並びで)体操コーナーなどを担当する。(それ以前の体操のお姉さんに相当するキャラクターは「身体表現のおねえさん」と呼称することになったらしい。参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AD%E3%81%88%E3%81%95%E3%82%93)この「昇格」はいわゆるSDGsを意識したものと思われる。要するに今出演している「たいそうのおねえさん」は「初代たいそうのおねえさん」なわけだが、現「たいそうのおにいさん」と共にかなり身体能力も高く、とても素敵です。
たいそうのおにいさんとたいそうのおねえさんがそれぞれ子供とペアになって体を使った遊びをするコーナーがあるのだが、視聴者の大人側のことを「おうちの人」と表現する。(例えば「おうちの人とやってみてね〜」みたいな言い方。)これはジェンダーというより親がいない子や視聴時に親と一緒にいない子を意識した表現かな?(おうちが無い子供はどうするんだ!という批判は可能かもしれないが。)
番組中の着ぐるみ人形劇コーナー。女の子キャラのチョロミー、男の子キャラのムームー、ロボットのガラピコという3人のキャラがメインキャスト。チョロミーは活発で気も強くアウトドア派(昔風にいうと「おてんば娘」)でムームーはちょっと内気なインドア派とキャラ付けされている。
個人的に「おかあさんといっしょ」という番組名の変更はありだと思います。変えるとなると大人(懐古厨)はギャーギャーうるさいかもしれないが、小さな子供は番組名の変更なんて気にしないと思うしね。
「自殺報道ガイドライン」がどうのこうの言われて…が理由かはわからないけど、もうほとんど報道もされてない気がする。もうみんな日常に戻れてるのか。みんな適応能力高いね。
私はまだ全然受け止めきれてない。特別ファンだったわけじゃないし、舞台もいくつかしか観たことないけど、私が幼い頃からの大スターで、最近はミュージカルでもよく観てたし、いつでも当たり前に観られる俳優だと思ってた。何より「死」から一番遠いところにいる太陽のような存在だと思ってたから、名前の隣に「死亡」と続くのが変な感じ。
訃報が流れた当日はテレビは一つも見れなかったけど、今は少しでも受け止めようと思って、名前で検索してネットニュースを読んだりもしてる。(不謹慎だとは思うけど)私はワイドショー的な情報も多少は有り難く受け取った。例えば、部屋から「死にたい」と書かれた日記が見つかったというニュース。これを知れたおかげで、「ああ、三浦春馬は死にたくて死んだのか。よかった」と少し思えた。(とはいえ詮索・憶測は大嫌いなのでほとんどのニュースはミュートしてる。)
訃報のちょうど5日後に「SUPERハンサムLIVE 2012」が映画館で上映されていたので、都内の映画館に観に行った。
別に死んだから上映されたわけでもないし、死んだから観に行ったわけでもない。死ぬ2・3日前にも配信・上映されていて、そのとき私は自宅で配信を見てた。楽しく見てた。
というか2012年に現地でも観てた。でも「推し」は三浦春馬ではないので、正直彼がステージ上にいたときでも観ていなかった時間はたくさんあった。そもそも見るべきところが多すぎるんだよなハンサムライブ。
死んだから観に行ったわけでもないけど、まあ、つい目で追ってしまうよね。めちゃくちゃかっこよかった。何で今まで知らなかったんだろうってくらいかっこよかった。顔が端正なだけじゃない、脚が長いだけじゃない。全ての出で立ちがまさに「ハンサム」。このイベントが「イケメン」とかじゃなく「ハンサム」を冠してるのは間違いなく三浦春馬のおかげが大きいだろうと感じた。
開演時のコメントで彼は「今日昼公演あって明日も2公演あるけど、そんなの関係ねえ!」と言った。そうだった、彼は2012年末、劇団☆新感線の公演(しかも上演時間4時間くらい)にメインキャストで出つつハンサムライブに出演してくれていたんだった。恐ろしいことするね。でも「三浦春馬ならこれができる」と思ってたし、事務所もそう思ってたし、実際彼はやり遂げた。映像見ればわかると思うけど(8月6日にも映画館上映・ネット配信されるから観てね)翌日2公演控えてる人の動きじゃないんだよね。ダンスも歌も笑顔も。
彼を「30年で完成した完璧な作品」と評するファンもいる。けど、そんなきれいなものではないと思う。だって、決まってた映画も、ドラマも、ミュージカルも、全部捨てていっちゃったんだもん。これを「美しい物語」として消費してしまうのは、それこそ完璧主義者の三浦春馬に失礼な気がする。
と思ってしまうほど、ライトなファンのイメージの中でさえ「三浦春馬」は完璧だった。
そんな「完璧な三浦春馬」でいることに彼は疲れてしまったんだろうか。彼の友達が言っていたように「たとえどんなに苦しくても、必ずその困難に打ち勝ち、最高のエンタメを届けてくれた」を貫いてくれたのは最後の優しさだったんだろうか。それとも最後まで苦しめてしまってたのかな。
でも、たまには負けてもいいから、生きていてほしかったよ。(これは完全に私のエゴだということはわかってる。)
今日、彼の著書やCDが売上ランキングの上位を席巻してた。…こんなことがなくても一世風靡するだけのポテンシャルがあったはずなのに。特にもうすぐ発売される新曲「Night Diver」は本当に美しい曲なので、ここまで読んでくれた方は絶対に聴いてほしい。
でもこの世に三浦春馬が存在しない以上、もう「歌の力」も「演劇の力」も「エンターテイメントの力」も信じられなくなっちゃったな。エンターテイメントが私の生きる力を支えてくれていたのは間違いないけど、これって別に命綱ではなかったんだなーって強制的に気付かされちゃった感じ。
マーベル映画シリーズの人気ランキングでもトップ3に入るほどとか言うので見たんだけどさ。
メインキャストみんな黒人だから云々とかに価値を感じない人から見たら、マーベル内では並の出来じゃない?
マイティソー、スパイダーマンホームカミング、ドクターストレンジ、インフィニティウォーくらいの出来。
(ちなみにそれ以下はソーダークワールドとエイジオブウルトロン。
俺のトップ5はエンドゲーム、アイアンマン3、ウィンターソルジャー、シビルウォー、アントマン&ワスプ)
なんかブラックパンサーって、化学調味料不使用で作ったラーメンです!(味は微妙)とか、デュシャンの泉とか、絵の具に血液を混ぜて乳首で書いた絵とかそういう系な気がすんだよね。
これはあくまで個人の愚痴だ。だから別に読まなくても良いし、途中で読むのをやめても良い。読んだ後はさっさと忘れてしまって良い。他人の愚痴に心を煩わせることなんてない。きっと言うまでもないことなのだろうけれど。
本当はチラシの裏にでも書いておけば良いようなものだが、一度完全に自分の外に出してしまわなければ、私はいつまでもこのことを引きずり続けるのだろう。なのでこうして場所をお借りすることにした。
自カプのことをここではABと記すことにする。もちろん、私はAB界隈全域を俯瞰出来ていた訳でもないので、あくまで私に見えていた範囲の界隈の話である。
元々、合わない界隈だとは感じていた。TLの話題の傾向だとか、敷衍している価値観だとか、そういったものに違和感が多々あった。
自分の発言内容を理由に18歳未満のフォローを禁止するなら、まずは自分が鍵を掛けるべきではないかと思っていたし(フォローの有無に関わらずツイートは見えるし、ツイッターには13歳以上18歳未満が存在するのだから)、腐ネタやエロ妄想を呟くなら作品名キャラ名を伏せるか、鍵を掛けて絶対に開けないようにすべきだろうとも思っていた(呟く際に鍵を掛けていてもその後に鍵を開ければ検索に出てしまうので)。
他にも色々思うところはあった。
そうした諸々で募っていた違和感が、決定的な嫌悪に転じたのが、2018年3月の出来事だ。
2018年3月、両国で公式イベントが開催された。アニメ版のメインキャストの方々が揃って登壇するトークイベントだ。その際に公式がファンからの花を受け付けてくれたので、関係企業や声優のファンクラブから寄せられたものと並んで、作品ファンからのフラワースタンドが会場ロビーに飾られた。
原作者他関係者ご一同宛のもの。作品の主人公キャラを模した造形のもの。
見た瞬間に、これは駄目だろうと思った。一基はAをイメージした白いフラワースタンドで、A宛である旨のメッセージ付き。もう一基はBをイメージした黒いフラワースタンドで、B宛である旨のメッセージ付き。総勢20余名による力作だ。確かに出来は良かった。だけど、重ねて言うが、一目でこれは駄目だと思った。
だってその日はAB2人のトークイベントではない、オールキャライベントだったのだ。舞台の上には2人以外にもたくさんのキャスト達が揃っている。その彼らの前で、仮にも作品ファンを名乗る集団が、2人だけをピックアップして他の全員を蔑ろにしたのだ。
勿論、人には好みがある。好きな作品といえど、全てのキャラを等しく好きな訳ではない。好きなキャラがあり、あまり好きでない、或いは苦手なキャラもある。当然だ。だけどそれを公式イベントで、キャスト本人の目に触れる場所で表明する必要が何故あるのか。作品のファンであるなら、その作品に関わり、支えてくれる人に対して、払うべき礼儀があるのではないのか。
TLにはそのフラワースタンドの写真が溢れた。関わった20余名が写真を撮って流し、彼女らのフォロワー達や同カプ同ジャンル界隈のクラスタ達がリツイートし拡散していた。見える範囲の皆がこぞって賞賛を口にする一方、異議や批判は一つも見つけられなかった。
私も、何も言わなかった。否定を口にすればこの場にいられなくなると、咄嗟にそう思ったからだ。原作が好きで、カプが好きで、読みたい二次作品があり買いたい同人誌があり、書きたい話があった。まだこの界隈に居たいと思い、その為にこの雰囲気に迎合して口を噤んだ。
そうやって口を噤んだ時点で、私も彼女達と同罪だった。
言葉を飲み込み留まった界隈は、当たり前だが、苦しかった。考えるまでもない。あのフラスタに、フラスタの贈り主達に、それを賞賛したTLに、日を追うごとに嫌悪が募った。
同じくらい、あの場で口を噤んだ自分が腹立たしく忌々しかった。けれど一度口を噤んでしまった私は、既に流れ去った話題を引き戻して問題提起する覚悟を持てず、結局そのまま口を噤み続けた。
今更でも、疎まれても、言えば良かったと今なら思う。言うべきことは言ったと胸を張っていられたなら、それで誰にどれだけ嫌われようと、きっとその後の一年半はもう少しましなものであっただろう。
私は口を噤んで界隈に留まり、二次作品を読み同人誌を買い、自分でも書いて本を出しイベントに参加した。好きなジャンルで、好きなカプだ。好きなものに触れているのだから楽しいはずだった。
だけど二次作品を読んでいる時、或いは原作に触れている時にさえ、ともすればフラスタのことが頭を過った。あのフラスタについてきっと今後も一切問題意識を持たないままであろう界隈のこと。あのまま口を噤み続けている自分のこと。
以前にも増して交流に消極的になった。自分からはほとんど話し掛けず、TLへの浮上も減った。ジャンルのことを呟かなくなった。大半のフォロイーをミュートした。別ジャンルのフォロワーとばかり話すようになった。別ジャンルの友人に会う度弱音を吐いていた。
そうやって一年半を過ごした頃、とある別の作品に触れる機会を持った。
楽しかった。何を煩うことも無く、ただ無心で作品に向き合えた。その際に別の、好ましくない何かを想起することも無く。
ああそうだ、楽しいとはこういうことだった、そう思った。楽しくて、楽しくて、同時に悲しくなった。楽しくなかったのだと、諦めるようにそう思った。
原作が好きで、キャラが好きでカプが好きで、好きな二次作品があり好きな書き手が居て、書きたいものを書いていて。好きなものに触れているのだから楽しいはずだと信じて、言い聞かせて、そのつもりで振る舞って、だけど本当はもうずっと私は楽しくなかったのだ。楽しいと思えることが一つも無かった訳はない、だけどそれを押し潰すくらい、どうしたって苦しかった。
元ジャンルから目を背けるようにして新しいジャンルに傾倒した。その作品のことを考え、呟き、話を綴った。楽しかった。とても楽しかった。元ジャンルに未練はあったが、楽しくなかった、苦しかったのだと認めてしまった今、その苦しさの中で元ジャンルに向き合う気持ちを私は持てなかった。
そうやって過ごしていたある日、ずっと弱音を聞いてくれていた友人から「最近楽しそうで安心した」と言われた。
もうやめよう、と思った。友人に心配を掛けてまで、苦しい場所に踏み止まり続けるのは不毛だ。誰と繋がらなくたって、好きな気持ちは嘘になんてならない。一人だからといって原作を愛することに支障など無い。付き合いなど無くたって作品は読めるし同人誌は買える。書きたいものをただ書くことに他の誰かは必要無い。だからもう、一人で良い。
そうして別のある日、上記の事情を何も知らない別の友人にも「最近楽しそうだ」と言われた。結局傍目にも楽しそうではなかったのだなと、やはり諦めるようにそう思って、もうやめようともう一度思った。
あの界隈とは完全に手を切ろう。そして一人で、まっさらな心で最終回を見届けよう。一連の出来事について考えるのも、この雑記が最後だ。
願わくば、次は意を曲げて口を噤むことのないように。
好きな作品や好きな人が何かを間違えたと思ったなら、それは間違いだとちゃんと諫められるように。
言うべきことは言ったと胸を張って、愛するものを大事に愛していけるように。
私の愚痴はこれで終わりだ。我ながら随分と独りよがりの放言になったものである。
ここまで読んで下さった方がもしもいるなら、きっとさぞ退屈だったことだろう。
円盤が届いたので、細かい演技まで見られる。ので、初見時から気になっていたことの覚えがき。
なお、内容についていうべきことは特にない。本当によくできている。アニメ版、原作、舞台版としてそれぞれの終わり方が分かりやすく提示されているからだ。
今回は演技について。敬称略とする。
メインキャストの小泉(七海燈子)、河内(小糸侑)、磯部(佐伯佐弥香)はそれぞれ違った履歴を経てこの舞台に立った。
小泉は中高合唱部→いわゆる現代の中小劇団の舞台に出演。最近はレヴュースタァライトの活躍が目立つが、役者としての一面がつよい印象。
河内は高校演劇経験者。その後、テレビドラマに出つつ、2.5次元舞台中心に活躍。
磯部は声優。シャニマスに出ている声優なので歌も歌うし、サンドリオンというユニットで声優アイドル活動もしている。演劇経験はほぼないのではないか。
この三人、声の演技は磯部がダントツにうまく、舞台俳優としての総合力は小泉がダントツによく(何しろ彼女は声がよく通り、身長も高く、とにかく足が長い)、河内の舞台慣れした様子が面白い。
のだが、河内の演技について気になる点がある。
彼女の、高校演劇っぽい癖だ。見ているとすぐ気づくが、手元(握りこぶしや人差し指を刺して動かす)の動きは、とても目立つ。
これは小泉やその他先生やその彼女にはほぼない仕草で、男性キャストはやっていない。河内に教わったという磯部は少しその癖がうつっている。
中小劇団で求められる所作と、高校演劇で求められる所作は結構違いがある。なぜなら想定される舞台のサイズが違うからだ。(小さい劇場と体育館や講堂の違いをイメージしてもらえれば伝わるかもしれない)
高校演劇の演技というのは独特で、とにかく動きで形を出せと言われ、普通こんな動きしないのでは…という場面でも体を揺らす。
現在は便利なもので、Youtubeに上がっていたりするので、高校演劇 大会とでも検索すればすぐに見られるだろう。
つまり河内はこの癖が抜けていない。これからどのような道を歩むかは彼女自身の自由だが、なるべくこの癖は矯正した方がいい。
ところで最近の匿名はてな、何か注意事項みたいな文言が付くようになったんですね。
匿名で描き散らかすのって、めんどくさいですね。
みんなは連続ドラマ「おっさんずラブ」のことを覚えているだろうか。
恋愛単発ドラマから始まり、「おっさんずラブ」としてシーズン1が放映されたのは2018年の4月だった。
私はテレビの前にはりついているのが苦手で、ツイッターで流れてくる友人たちのツイートを眺めているだけだったが、放送時間になると度々トレンドに上がる「おっさんずラブ」は「今アツい流行りジャンル」といっても過言ではなかった。
ドラマの内容は、不動産会社に務めるモテない営業マン・春田が上司のパソコンに、自分の隠し撮り写真があることに気づいたところで日常が一変し、後輩の牧からも突然告白され、春田と春田をとりまく人々がおっさんたちの恋愛に巻き込まれるラブコメディだ。個人的に、ギャグ調でコミカルなところもありながらも絞めるところは絞める、気持ちのいい恋愛ドラマだと感じた。
ラストはいろんな困難を乗り越え、春田と牧が結ばれる形で感動的に幕を閉じた。
同年の6月にドラマの放送が終了し、その後、今年2019年8月に「劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜」が公開され、公開13日目にして観客動員数100万人を突破。映画の感想も好評なものばかりで、応援上映も10月中旬まで開催されていた。友人も何度も劇場に足を運び、舞台挨拶のレポートを嬉しそうにツイートしていたのが印象的だった。
やさしい運営とオタクもニッコリの手厚い待遇に、羨ましささえ感じていた。
9月27日を迎えるまでは。
9月27日に公式アカウントがツイートした内容は、「不動産編は劇場版で完結したので、冬から新しい世界へ向かいます。ということで、メインキャスト2人はそのままで、他のキャスト一新、舞台は航空会社で、また“おっさんずラブ”をはじめます」というものだった。な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んやそれ。「新シリーズは11月2日からスタートします」ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
続投のメインキャストの2人は、春田とその上司の黒澤だった。テレビシリーズの「おっさんずラブ」〜劇場版「おっさんずラブ」に生きていた、牧くんを始めとする天空不動産を取り巻く人々の姿はどこにもなかった。
春田と黒澤は名前も性格もそのままで、また一から別の人たちと恋愛をやり直すというのだ。春田はCA、黒澤は機長に!いったいどんなラブトリップするのかなo(^▽^)oワ〜〜〜ッッ!ってなるかい!!!!!!!!!!
まあ確かに????恋愛ゲームだと????今攻略しているキャラクターが終わったら???
次のキャラクターを攻略しよっかな???みたいな???気持ちにはなるけど?????私は春田ではないし????
春田と愛をかわした牧くんはいないし????どゆこと?????私が応援していた2人は?
つまんない意地や見栄、色々な障害を乗り越えて結ばれたピュアなラブは????
ネット配信で遅れてドラマを完走した私でさえめちゃくちゃに混乱していた、その脇で友人は地獄で溺れていた。かける言葉がなかった。だってメインジャンルが「おっさんずラブ」の人間だよ?
仕事で胃を壊し、腰を痛め、不眠症になり、食事もろくにとれなくなった友人を、見事に回復させたのが「春田と牧がいるおっさんずラブ」だった。
え〜と、え〜と・・・「結婚できない男」も続編でたよね、あべちゃんと相手役のひとの恋愛は破綻してたけど…とも言えるはずがない。
「結婚できない男」は2006年に放送され、13年たってから続編をつくられた。ドラマの世界も、第1シリーズの13年後が舞台になっていた。
おっさんずラブの猶予はわずか1ヵ月あまりだった。成人して馬車馬のように働き出して数年がたち、日々時間が過ぎ去っていくスピードを感じている中の「1ヵ月」なんて、体感1週間ぐらいじゃん。置き引きじゃん。ちょっと目を離した隙にってやつじゃん。
前日に、2人がペアリングしている写真を掲載して「2人の幸せがずっと続きますように」とかいうフォーエバーラブポエムのせておいて、次の日こんなことする????クソの2コマ落ちか。
次に公式が起こした行動は、ツイッターアカウントの改装だった。アイコンと名前も、新シリーズ仕様になった。牧くんがいた天空不動産編の映画は公開中なのに。
普通は新作用のアカウントをつくり、そこで新しいファンや今までのファンへ情報を届けるべきではないのか。
ふと公式を覗くと、公式のツイートに対して「アカウントを分けてください」といった要望のリプライが多数つき、ツイッターでは「#牧凌太」がトレンドに上がった。
その影響を受けてか、公式アカウントはアイコンをタイトルロゴだけのものに変更した。でも名前に入れられた「✈️」はそのままだった。
ひどい仕打ちにショックを受けた友人は公式のツイッターをブロックした。
それと入れ替わるように、私は公式をフォローして過去の情報を遡り、ツイートを逐一チェックするようになった。
友人が楽しみにしていた劇場版のオフショットの情報が流れているのをみて、「あれ、牧くんの写真が全然投稿されないな」と気づいた。
私と同じようなことを考えている人もおり、「朝ドラの契約の関係で」「無断転載対策で」と様々な憶測が飛び交うなか、劇場版のオフショをツイートするたびにくっつく「牧くんは?」に声に懲りたのか、牧くんのちっさい後ろ姿の写真が掲載された。エッ・・・。
後ろ姿であろうが小さかろうが契約は契約で、ここで「朝ドラの契約で写真を掲載できない」という憶測が潰され、性格が悪い私は「新作をゴリ押すためにわざと牧くんを出さないようにしているのでは」と考え始めた・・・。
世界線が違うとはいえ、元カレの存在は危険すぎる、牧くんの存在をチラつかせればうるさいファンたちがキレはじめる・・・。だから牧君を消し・・・?いいや、オタクの悪い癖だよ、自分の都合のいいことばかり考えるのは・・・。そう思っていた。
おっさんずラブのシーズン1で存在した上司・黒澤のインスタグラムが消えた。
正確には、投稿していたシーズン1の記事だけが消えた。そのインスタグラムは、作中と同じく黒澤が「春田を隠し撮りした写真を公開している」程で運営されている、公式のオフショットアカウントだった。
こちらもシーズン2が発表されるや否や、機長・黒澤の投稿がされた。Twitterと同じく、前と同じアカウントで運営されるのかとフォローを外し項垂れていた友人の姿を覚えていた。それが一ヶ月後に突然シーズン1の記事だけ削除されたのだ。
非表示にされているだけなので、あとでアーカイブされるかもみたいな希望的観測はもうない。その空になったインスタグラムに、つぎつぎに投稿が行われ、新シリーズの登場人物たちの写真が並んでいる。埋めるように。今までを。誰かを。何かを。
それではまるで、フォロワー数だけ引き継ぎたい、シーズン1はもういらないと言われているかのようだ。
どうしてこんなことをするんだろうと心から思う。
友人の身に起こったショッキングな出来事をどうにか説明しようと思ったのに、途中から私だけが先行してブチギレている文章になってしまった・・・・。
アカウントの運営には仕事上の様々な理由があるかもしれないが、なんの説明もなく、こんなことをされた側はたまったもんじゃない。
公式は発表できない事情があって…契約のタイミングがあって…をいったところで、公式がなにも言わない限りは憶測の域をでないし、
好きなものに関わっている人間が「自分にとって嫌な人間であってほしくない」という希望的観測が働いているのではとも思う。
真実はどうであれ、「アカウントを塗りつぶして、過去の記事を消した」のは変わらない事実だ。
写真や記事が消えても、春田と牧、天空不動産のみんなの物語はなかったことにはならないけれど、もっと他の終わり方を用意してほしかった。
楽しかった、嬉しかった、最高だった、大好き!・・・そして次訪れるかもしれない「おっさんずラブ」の存在を心待ちにしていたかった。
昨日はドラマシーズン1に登場する武川さんの誕生日だった。お祝いの言葉はなかった。
そして今日は牧くんの誕生日。公式は明日から始まる私と友人のしらない「おっさんずラブ」の新しいビジュアルを宣伝していた。
知らないドラマ、知らない登場人物たち、知らない黒澤、そして知らない春田・・・。
お昼にトレンドにあがった「#牧凌太誕生祭2019 」を見て、牧くんを好きな人がこんなにもいるんだと、それがわかっただけでも良かった。
「春田と牧くんじゃなきゃ嫌だ!」好きなものをずっと好きでいたかったのは、私のわがままでしかない。公式はそんなこと、知ったことではない。
友人が、そして私が春田と牧くんを愛したと同じように、明日から始まる新しいおっさんずラブを、空で生まれるピュアなラブストーリーを愛する人が生まれるだろう。
だが、これだけは覚えていて欲しい。
次は、
あなたの番です。
前置きの長い愚痴です。
キングダムへの愚痴ではないです。映画キングダムは素晴らしい作品でした。
娘が2歳の秋に鬱病の診断を受けました。その時点で夫は海外への転勤が決まっており、帯同してくれと頼まれました。
鬱っぽくなってきていると気がついたのは、診断を受ける1年ほど前のことです。
日中何度も記憶が飛ぶようになり、抗えない眠気で1歳の子どもと二人きりなのに眠ってしまうという症状から始まりました。
夫は激務で、休日と名のつく日でも昼まで寝て、夕方から出勤。その年の12月には一ヶ月で2日しかまともに家にいる日が無かったとTwitterに記録されています。
夫と地域の子育て支援課に相談し、心理士さんと面接もしましたが、その時点では私の意識を変えれば精神科などに通う必要はないという結論を出しました。
しかし翌年の6月に活字が読めない、料理の段取りができず調理に時間がかかり味も感じないなどの症状が出始め、7月から通院開始。11月に医師から鬱病だと言われました。
途中、ほぼ1日ベッドから起き上がれないほど体調が悪くなった時期もありました。小さな娘には長時間テレビを観せてしまったり、自分の感情がコントロールできずに強く当たってしまったこともありました。虐待をしているのではないかと自分を責め、家事をしたいのに動かない身体が悔しくて、毎日泣いて暮らしていましたが、夫がその様子を見る機会はなく、状況の深刻さは伝わりませんでした。
私は4人兄弟の長女で、実家は愛に溢れた仲の良い家庭でしたが、親に甘えることを遠慮して育ちました。
親への甘え方を知らず、甘えている妹弟を羨みながら生きていた10代の頃の私は、嫉妬から逆恨みのような形で勝手に家族から孤立して、漫画の世界に逃亡しました。友人に恵まれて、成人する前に漫画とは適切な距離を置いて付き合えるようになりましたが、その後も漫画を読む時間は心の支えであり続けました。
職場で出会った夫とは漫画の趣味が一致したことが結婚を考えるきっかけになりました。
自分と漫画との関係を理解してもらうことは、家族になる上でとても重要なことだと考えていました。平たく言えば、オタクの自分を知った上で女性として見てくれる男性と出会うことは簡単ではないけれど、オタクを隠して家族になることはできないと考えていました。
夫の転勤を機に入籍し、実家からも義実家からも離れた関東圏に住むことになりました。夫はオタクと言えるほど漫画やアニメを好きな人ではありませんでしたが、休日にはレンタルショップで漫画やアニメのDVDを借りて、二人で感想を言い合って過ごすこともありました。卑屈な性格の私は、自分がこんなにも幸せな生活を送っていいわけがない、いつかドンデン返しが来るに違いないと不安に思っていました。それほど、毎日は幸せでした。
そんな中で、夫がレンタルショップで借りてきたのが原泰久作の漫画キングダムで、私は夢中になりました。
子育てをする中で鬱になってしまったのは、恵まれた家族の中ですら孤立してしまった自分が親になる自信が全く無かったのが原因だと思います。自信がないから頼りたい、相談したいと思っていても夫は激務、実家も義実家も遠く、実母はダブルワーカーになっていて電話のタイミングを合わせるのも難しい、義母は癌と闘っていてそれどころではないという状況でした。
何故産んだのかと思う方もいると思いますが、子どものいる生活を夫が希望しており、その時は産まれたら仕事をセーブすると言っていました。しかし、妊娠中に義母が癌を患っていることが発覚。夫は新幹線で片道2時間かけて義実家へ通い、義母の闘病のサポートをしました。義母の病状が落ち着くと、通勤距離片道2時間半の職場へ異動。彼も想像できなかったことでしょう。娘が1歳を迎えるまでは、彼の方が「自分が思うほど育児に協力できない」というフラストレーションで鬱っぽくなっていたように思います。そしてそれは私を余計に追い詰めました。
娘2歳の2月、夫は海外転勤の辞令を受けて一足先に引っ越しました。私と娘は実家に二ヶ月ほど居候させてもらって、渡航の日を待っていました。バタバタと引っ越しの準備を進める中で、映画キングダムの告知を見ました。私は所謂「原作厨」というやつで、アニメ化ですら自分のイメージと違って不満を持つことがあるので、実写化はとても不安でした。中国の歴史ものなのに、どうして日本で映画化されるのかという疑問もありましたし、原作のスケールを日本映画が表現できるのかという不安もありました。しかし、その不安はメインキャストを知ると共に期待に変わりました。それが自分の中のイメージにぴったりハマっていたからです。勿論、なんで日本人が演じるんだという疑問は残りましたが、日本の漫画のキャラクターの顔は日本人の顔なんだなと、メイクをした俳優さんたちを見ながら思いました。
キングダムの公開日は渡航の日程ギリギリでした。私は夫に、渡航日を少し後ろ倒しにして観に行かせて欲しいと頼みました。夫は早く家族と住みたいと言っていましたが、私の願いを聞くと「今まで映画を観に行かせてあげられる機会を作れなかったね、楽しんでおいで」と手続きをしてくれました。
実家で過ごした二ヶ月半の間、ほとんど母に娘を預けることはありませんでした。私よりも先に、実家の近くに住んでいる妹が子どもを預けに来るからでした。
映画公開日翌日、映画館のあるショッピングセンターまでバスで向かおうとしていた私に、両親が「車で送っていくからついでにお昼ご飯も食べよう」と誘ってくれました。(今、この一文を打ちながら涙ぐんでしまうほど、私は両親への甘えに飢えていたんですよね)
子どもの頃は仲の良かった両親も、子どもが独立するとお互いどう接していいのかわからなくなってしまったらしく、少しギクシャクしていました。二人で連携して支度を進め、おしゃれをして車に乗り込む両親を見ることですら、私には感慨深いものがありました。
私が選んだ定食屋で、両親と娘が順番を待つ間に一人、チケットを買いに行きました。何年かぶりの映画で、有人カウンターが無いことに大きな衝撃を受けつつ、自動券売機で席を選んで発券しました。「キングダム」と印字されたチケットを手に取った時、私の心は幸せな気持ちで満たされました。大好きな作品が納得のいく形で実写化されて、それを今から観られるという幸福だけではありません。今自分がこの場に立つために、今まで甘えられなかった夫が、両親が協力してくれたことが嬉しくて熱いものが込み上げました。
定食屋に戻ると、父が娘にお子様ランチを注文していました。まだ2歳の娘は食べきれないと言うと、「おじいちゃんが孫を甘やかしたいんだよ」というような事を言った気がします。実は、娘の初節句の時ですら、私は自己主張ができずに両親にも参加して欲しいと言えませんでした。妹の子を預ける予定を聞いて、それを優先してくれと言ってしまったのです。娘がおじいちゃんおばあちゃんに甘える機会すら奪ってしまった自分を責めていた私は、父から孫への愛情にすら感動してしまいました。お子様ランチの残りを食べきるのは大変でした。
食事を終えて、娘は眠くてグズリながら両親の車に乗りました。「すぐに寝るから大丈夫、気にしないでゆっくり楽しんでね」と母は言って去って行きました。
今まで抱えていたマイナスの感情から解放された私は映画館に向かって踵を返しました。
「今から観るよ」と、定食を背景に撮ったチケットの写真を貼ったツイートには、いいねが数件付いていました。私のアカウントのフォロワーにはキングダムファンはいないので、「よかったね」「いつも頑張ってるから楽しんで」という意味でつけてくれたのだと勝手に感じました。
着席してから、泣く事と、好きなキャラクターが出てきた時に声を上げてしまう事を想定して、ハンカチを握りしめました。
左隣には50代くらいのご夫婦が座っていました。旦那様が原作のファンなのかな?同世代の女性のファンをあまり知らないけど、それくらいの世代の男性に人気があるのかな?などと考え、どう見てもオタクではない一般人のご夫婦が不快にならないように、オタクっぽい反応を出さないように鑑賞しようと思いました。
映画は素晴らしかったです。俳優さんたちは、キャラクターそのものでした。
特に、吉沢亮さんの演じられたキャラクターの演じ分けには感動しました。私が漫画を読んだ時には読み取ることが出来なかった部分まで演じられているように感じました。
私の好きなキャラクターも、あのキャラクターの歩き方だ!あのキャラクターの戦闘の動きだ!といちいち納得し、感動しました。
俳優さんたちの身体の作り込みにも驚き、感動しました。キャラクターの背景を描く体格を、生身の肉体に再現されていたからです。血の滲むようなトレーニングの成果なのだと思います。
作品全体に、俳優さんをはじめスタッフの方々がそれこそ命懸けくらいの愛情を注いでくださっているのだなと感じ取ることが出来る作品でした。
私の好きな漫画作品を素晴らしい映画にしてくださったスタッフの方々に心から感謝します。そして、映画化されなかったらキングダムに触れることがなかったであろう、俳優さんのファンの方や映画好きの方の元に、キングダムを届けてくださってありがとうございます。
観賞後、細かい部分の感想と共に、「こんなに幸せなオタクはなかなかいない」とTweetしていました。
さて、ここまでが長い長い前置きです。
映画観賞中のこと。
ここまで書いてきた背景の中で幸せな気持ちで胸を膨らませて、私はその席に座っていました。
CMが一通り終わり、本編が始まりました。キングダムの世界観を説明するナレーションは重厚感があり、期待が膨らみました。
冒頭の映画オリジナルのシーンには戸惑いながらも日本映画とは思えない画面の良さに不安が和らぎ、主人公たちの生活を描くシーンに変わった頃には集中して映画の世界に入り込んでいました。
その時
ピカっ
左の席が眩く発光しました。
隣の奥様がスマホの画面をチェックする光でした。
すんっと高鳴っていた胸の音が消えたのを感じました。
私は映画の世界から弾きだされ、現実世界の、スマホを見る女の隣に座っていました。
その後も何度もスマホチェックをする女性に声を掛けようかなと思いました。しかし、私には映画館でこの作品を観賞する機会がもうありません。少しも見逃したくないし、聞き逃したくありませんでした。
注意をする間の数十秒、彼女の方を向き、口を開く。その間もスクリーンの中の時間は流れ続けます。なんと注意するか、棘のない言葉を考えることに脳を使う時間も必要だし、声を掛けて素直に謝罪してやめるとは限らない。後の鑑賞に支障が出るような反応が返ってくる可能性もあります。出来れば声を掛けたくありませんでした。
きっと連れの方が観たくて、あまり興味がないのに入ったんでしょう。スマホで何をチェックされているのかはわかりません。お仕事のことかもしれないし、緊急性のある連絡が来るかもしれない状況なのかもしれません。優しい気持ちで察してあげることはできなくはないのですが、私の中の幸せな気持ちは、スマホが光る度に萎んでいきました。
「私の好きなキャラクターが出てくるシーンが近づいてきている。出てきた後に光ったら声を掛けよう」そう思って、なるべく横を気にしないように心掛けました。幸い、その後彼女がスマホを出すことはありませんでした。
たかがスマホが光るだけ。目くじらを立てるほどこだわる人は気持ち悪い、そう思う人もいるかもしれません。
私もキレ散らかすほど怒った訳ではないです。その後、Twitterにも残念だった。運が悪かったくらいのテンションでTweetしただけだったと思います。
そんな事に執着して作品の素晴らしさへの感動が占める心の面積を縮小するのは勿体無い事ですしね。
でも、やりがちな人が知らないなら知ってもらいたいな。一緒に鑑賞している人の中にはその上映が特別な意味を持っている人がいるかもしれないこと。
知っててもやっちゃう人のことはもうどうでもいいです。
前々から自分のワンオペ育児からの鬱について、自己消化のためにどこかに吐き出したい欲求があった中、Twitterで映画観賞時のスマホについての話題をいくつか見かけたので。親にも甘えられない赤ちゃんが、インターネットユーザーに甘え散らかす愚行なのは承知の上です。
私の心の状態は随分良くなってきましたが、この話に対する反応を見る勇気はないので、書き逃げします。
かつて私は、三谷幸喜が好きだった。
その飄々としててちょっとネガティブで、でも面白いものを書くことに真剣な、三谷幸喜とその作品が好きだった。
「王様のレストラン」のお洒落さとユーモア。「古畑任三郎」のイヤミス的ブラックさと程良いミステリー感。大河ドラマ「新選組!」の熱い青春ストーリー。
「恐れを知らぬ川上音二郎一座」は綱渡りのような舞台にずっとハラハラするのに爽やかだった。
「おのれナポレオン」は舞台をフルに生かしていて観客ごとナポレオンの思惑に巻き込まれるような感覚を覚えた。
「ありふれた日々」も単行本を買っていた。DVDも揃えていた。
もっともこれくらいのファンなら、にわかに過ぎないだろうということもわかっている。
ところが、近年の作品になるにつれ「あれ?」と思うことが増えた。
「この役者さん、前も似たような役で出てたな……」と思う。
どうにも面白くない。退屈で欠伸が出る。
「清須会議」は開始15分しないうちに睡眠導入用BGMになった。
「真田丸」は「新選組!」に比べて作品から勢いが感じられず、周囲で絶賛されている理由が全くわからなかった。
ちなみに「ギャラクシー街道」は予告から絶望した。もはや語りたくも無い。
私の嗜好が変化したのもあるだろう。
三谷さん自身のプライベートな生活環境の変化が、作風に影響したという事情もあるかもしれない。
いずれにせよ、大好きだったはずのものが次第に受け付けなくなるのは悲しい。決定的な理由、大きな理由も思い付かないから余計に虚しい。
ただ、最近ではいわゆるアンチの意見のほうが納得出来てしまう。
発信者も受信者も歳を重ね考え方が変わっていく以上、仕方のないことなのか。
ところが先日、某局で二時間ドラマ枠で「君たちがいて僕がいる」が再放送されていた。
なお、若かりし日の渡辺謙と石黒賢がメインキャスト(この二人が今も第一線で活躍している時点で凄い)。
期待はしていなかったが三谷作品の中では見たことが無かったので一応と思って録画し、暇だった今日の午後に見ることにした。
面白かった。
二時間ドラマなのに人は死なず、ミステリーもサスペンスもお色気も無い。
もちろん特別予算をかけたようなシーンも無く、舞台の大半は地方の商店街と駅前で画面は至って地味だ。
ほとんどが渡辺謙の軽妙な実演販売トークと石黒賢の執念めいた奮闘で成り立っている。
ネタバレは避けるが、「衝撃のラスト」なんていう安っぽい展開も無い。
でも、面白いのだ。
テンポの良い会話が疲れた心に心地良い。染み入る人情が胸に刺さる。
くすっと笑った所で、はっとした。
私がかつて三谷作品に求めていた、そして今も求めている、あたたかな笑いがそこにあった。
新作映画の公開に向けてテレビに露出されることも最近また増えたが、私はその度にチャンネルを変える。
それでも多分、これからも私は、少なくとも過去の三谷作品についてはことあるごとに見続けると思う。
名作は廃れない。
新作の「記憶にございません!」はどうだろう。
面白い、と思えない可能性が怖くて映画館に行くのを躊躇う映画など、正直私にとっては三谷作品くらいかもしれない。
しかし、「君たちがいて僕がいる」を見たことで少し気持ちが揺らいだ。
……あと10日ほど、迷ってみようかな。
わりとテレ東ドラマはいつでも熱いのかもしれないけど、今期は(?)特に自分の中で熱い
テレビ捨てたけど、きのう何食べた?が気になりテレ東アプリをダウンロードした。
確かに何食べはおもしろくて和む!漫画を知らないから似てるのかはわからないけど、キャスティングも最高!
でも、何食べだけじゃないんだ!!!他にもあるんだよ!!!それを誰かに伝えたいけど友達いないからはてなに書くよ。
最高。なにが最高ってこれもキャスティングが最高。
主演の上川隆也さんが素敵なのはもちろんのこと、今回から奥様役に抜擢された吉行和子さんの可愛さ…もうこれがたまらなく良い!
毎回「西園寺…」と呼びかける場面があるんだけど、もう、愛らしい!いじらしい!
先週のチマタの噺(これもテレ東)という鶴瓶が司会の番組にゲスト出演してお話しされていたんだけど、吉行さん自身も素敵な執事とのやりとりを楽しんでいらっしゃるらしく、それを知ってから見るとまた楽しい。
執事は上川さんの他に浅利陽介さんと森永悠希さん。浅利さんは今のところ第1話のみ出演。それを引き継ぐような感じで森永さんが2話から新米執事として西園寺と行動してるんだけど、浅利さんも森永さんもなんとも愛らしいキャラクター。最高。
また、メイド役には池谷のぶえさん。おおらかでお茶目な頼れるメイドさん。そしてなんだか池谷さんって妙に色っぽくて見入ってしまう…最高。
正直言って、犯人は大体始まってすぐの段階でわかってしまう…。
ベテランバイプレイヤーが出てくると、おっ…と思ったりしてしまうけど、各話ごとのバイプレイヤーも豪華なので最高。
最高。元気が出ない人に見て欲しい。もしかするとセクハラに悩まされている方は見ない方がいいかもしれない。ただ、バカで明るいエロと言うと変だけど、そういうのが苦手でなければぜひ見てほしい。よくもまあこのご時世に…!と思った。個人的には否定ではなく肯定的に。
まず、最初に見ようと思ったきっかけは松尾 諭さんがメインキャストだったこと。私の勝手なイメージで松尾さんが脇役ではないのが珍しいと思ったから(珍しくなかったら申し訳ない)2話から見始めた。
そしたら竹中直人さんまで出てるわモルモットも出てるわ、各話のヒロインがこれまた絶妙な美女ばかりだわで…最高。
もう一人のメインキャスト和田正人さん。今まで吉木りささんの旦那さんってことしかよく知らなかったけど、妙にちょんまげと着物が似合う粋な俳優さんでアクションもかっこいい!目がクリクリで可愛らしい。最高。
松尾さんの弥次さんは新しい弥次さん像(?)というか、ちゃんと眼鏡もかけていて良い。毎度の如くコスプレしてるのもおかしくて良い。実家の金を使い果たすようなダメな男なのになぜか憎めないキャラクターで最高。
松尾さんと和田さんも、ちょいとオーバーすぎはしませんか!?という演技だけど、なんかとにかく憎めない愛らしいキャラクターの2人で最高。毎週2人のゲス顔を拝むのが楽しみになるので見てほしい。
ドラマの仕立て方が変わっていて、最初に案内人として噺家の瀧川 鯉斗さんの語りから始まるんだけど、これも最高。元暴走族で噺家で甘いマスクという話題に事欠かないような瀧川さんの少し緊張した様子の語りが良い!たまに演技もするけどそれもまた初々しい!憎い色男!最高。
竹中直人さんは竹中直人さんそのまんまで出ていたので驚いたけど、十返舎一九先生について調べてると、これでいいんだ!という気もしてくる。もう竹中さん最高。モルモットの大福とのツーショットも良い。そして大福への思いを語ったインタビュー記事があるので番組ホームページを見てほしい。安易に可愛いだのそんなこと竹中さんは言っていない…最高。
そんな竹中さん演じる一九先生からの原稿をまだかまだかと心待ちにしている版元の村田屋役、多賀 勝一さんも最高。可愛らしい。可愛らしいんだよ。もう。最高。
基本的に美人にウハウハ!ブスと年増にゃ ケッ!な弥次さんと喜多さん。だからブスな私には「ぐぬぬ…コンニャロウ…」と思うシーンもそりゃあるけど、全部ひっくるめて笑いに変えられるから楽しい。最高。
とにかく愛らしいキャラクターで飽和状態の今期のテレ東ドラマ!!!
なに食べだけじゃなくてこの2つもぜひ見ておくれよ〜
やじ×きたがテレ東アプリの中のランキングに入ってないと切ない…
はっきり言って個人的にこの2つのドラマはなに食べと比べたら少し安っぽいところがある…。なにがどう安っぽいのかわかんないけど、なんか話の流れが読めてしまうストーリーとか、そんなとこかな?
でもそれって悪いことばかりじゃなくて、妙な安心感がある。私は精神がおかしくなってからテレビを見るのが怖くなって捨ててしまったのだけど、その妙な安心感がこの2つ(なに食べも合わせれば3つ)のドラマにはあるから延々とリピートで見てしまう。
心がざわついてテレビを見るのはしんどい。でも音楽を聴いているだけだと寂しい。人の話し声が恋しい…そんなときにあってほしいドラマが今のテレ東にはある。
もうやじ×きたは中盤だけどさ…
ずっちゃんに関する愚痴です。殴り書きです。ファンの方は見ないでください。
まず最初に謝ります。こう思ってしまう心が狭くて醜い自分を許してください。
ドレシが神アイドルになるための修行ツアー?は?いつまでプリパラにしがみついてるのみっともない
i☆Risはチャンに出てるキャストもいるのに今でも一人だけプリパラプリパラうるさいし、何より私メルスタ、そしてさらが好きなんだよ。わかちーにはもっとさらをやってもらいたいのにそれを奪わないでほしい。
そもそもゴッドアイドルって1つのゴールを迎えたのにまだドレシは神アイドル目指してるんで!まだまだドレシはやれることあるんだよ!っていうのがすごくムカつく。プリパラの中でも特にアイパラ推しなので。パパラ宿のアイドルにとって神アイドルに匹敵する称号を手に入れておきながらなんでそんなことが言えるの?
らぁらを助けるための特別措置としてマイドリがゴッドアイドルになることだってありえたのに何とかドレシを神アイドルにしたい、ってスタッフの思いとかファンの思いもあってGet over Dress-codeの素晴らしいライブがやれてゴッドアイドルになれたんだろうに
それを蔑ろにしてるとは言わなくても軽く扱われてることがすっごくムカつく。アイパラのラストが本当にこれまでのプリパラの集大成みたいな感じで好きだから。ドレシは神アイドルを目指してるんで!って言われるたびにゴッドアイドルになったこと、ひいてはアイパラのラスト、プリパラのラストをなかったことにされたみたいですごく悲しいしムカつく。
今のずっちゃんはみんなの応援のおかげでゴッドアイドルになれましたありがとうとか絶対言わないんだろうな
申し訳ないけどずっちゃん、自分の出番というか仕事がなくてそういうのを増やすためにドロシーとかプリパラにしがみついてるように見えるんだわ。そしてそのためにプリパラを利用しようとしてるように見えてしまう。それがマジでムカつく
ドロシーは何してもドロシーだから、で許されるけどあなたが何しても許されるとか思うなよ。
みゆたんがブログでそらみも新曲欲しいなーって控えめに言ったのに対してドレシを神アイドルに!ってうるさすぎる
ツアーで総選挙1位になりたいんです!って朗読中にドロシーが土下座するのめっちゃ解釈違いだし何より山北シオンにも土下座させたの本当に無理だったし、事あるごとにドレシに投票を〜っていうのも本当に無理だった。
私の中ではドロシーだったら当然みんなはドレシに投票するよね〜?って煽るように言うタイプで票欲しさに土下座するタイプじゃないし、プリパラのメインキャストとしてドロシーとしてはああ言いつつもみんな推しのユニットに投票していいんだからね!とか推しユニットに投票してプリパラを盛り上げてね!ぐらい言って欲しかった
ノンシュガーが1位になったときもひみたすはのんおめでとうって祝ってあげたり他のキャストもそれぞれの順位を喜んでくれて投票ありがとうございますって言ってくれたのに一人だけ1位になれなかったことを悔しがって。さきさまもわかちーとの温度差が激しすぎて余計に目立つ
プリパラツアー千秋楽日、開演前に千秋楽関係者席で見るよー!ってツイートするのも???って感じだし千秋楽終わった後のツイートはステージに立ったキャストへの労いではなく千秋楽に出たかったとかやっぱりプリパラのステージにはi☆Risがいなきゃとかのツイート。もしかして伊達ちゃんの最後の挨拶の時に客席から舞台に上がりたかったんじゃないか。そのためにわざわざ開演前にツイートしたんじゃないかって勘繰ってしまった。千秋楽の主役はステージ上に立ってるみんなだよあなたじゃないよ。
ひみたすやさきさまがプリパラ千秋楽、みんなお疲れ様でした!ってツイートしてるのマジで見習ってほしい
次のパラチャン合同ライブで今のずっちゃんが現行のチャンのことを考えずにドレシを神アイドルに!って言ってるところを見たくない。頼むからランガちゃんの、プリチャンの邪魔はしないでくれ。現行のプリティーシリーズはプリチャンなのにプリパラアイドルが立てるのはファンの応援とかプリティーシリーズ10周年があるからそれを見据えて、だろうにプリパラはまだまだ現役です!みたいな顔でステージに立たないでほしい。
例えもしプリパラに続きがあるとしてもそれはパパラ宿が舞台のアイパラの続きであったりWITHやダンプリのスピンオフであったりガァルマゲやトリコロールの外伝、パラ宿次世代アイドルのノンシュガーであるべきでしょ。神アイドルやゴッドアイドルになったそらみドレシの続きが作られたらチャンどころじゃなく他のプリパラアイドルたち、特にアイパラ主人公ユニットのマイドリなんて立つ瀬がないよ。
続きを作るのであれば1つのゴールを迎えたユニットじゃなくてまだゴールを迎えてないユニットであるべきだと思う。それぞれのユニットがどんなゴールを迎えるのか見たいんだ。WITHに至ってはゴールどころかスタートだって見えてない。ちゃんと各ユニットとしてのスタート、そしてそのゴールを見届けたい。それなのにドレシはスタートからゴールまでがちゃんと用意されておいてまだ寄越せっていうの?それどころか今のずっちゃんだと絶対ドレシが神アイドルになってもさらに続きを〜とか言い出しそう。勘弁してくれ。
エヴァゴなんて最終話でやっとチームが組めたのに丸ちゃんはツアー中エヴァゴのメンバーとしてではなくソロでしゅうかとしてステージに立ってるんだぞ。最終話でユニットがスタートしたしゅうかを前にしてどうしてまだ寄越せなんて言えるの?
今のずっちゃん、ドレシ、ドロシー、そして自分のことしか見えてないのが本当に無理。プリパラの他のユニットやプリチャンのことを考えて発言してるとは思えなさすぎる。
2017ウィンターライブの最後の挨拶で最初はi☆Risだけだったプリパラがこんなに大きくなって…って泣いたり2018オータムやプリティーライブでみんなの応援のおかげでゴッドアイドルになれたよありがとうー!って言ってくれたずっちゃんはどこに行ったんだろう。
もし仮にドレシが神アイドルになるまでをアニメでやるとしてもプリパラのことが好きだから見ちゃうし見たら見たでドレシ神アイドルおめでとう〜!って言っちゃうとは思う。でも今のずっちゃんにはやって欲しくない。そしてダンプリスピンオフがあるとしたらレオナと一緒にドロシーもダンプリに行って双子の絆を見せつけてほしかったけど、今のずっちゃんが演じるならドロシーには絶対にダンプリに行ってほしくない。ダンプリスピンオフのライブがあったときにドレシ、ドロシーがメインみたいな顔でステージに立ってほしくなさすぎる
何より一つの区切りを迎えた作品にいつまでもしがみついてるように見えるのが本当にみっともない。あなたのはもう、言えば叶うってレベルじゃないよ。いつまで過去に縋ってるんだろう。
こう思ってしまう心が狭くて嫉妬深くて醜い自分を許してください。こんな自分じゃみーんなともだちみーんなアイドルのプリパラにふさわしくないね本当に
( 2018年秋アニメ2話までほぼ全部観たから感想書く その1 からの続き)
暮らしの知恵を得たDIO様の日常。良い最終回だった。4コマ漫画原作らしいテンポ感を感じる作品。
吸血鬼ちゃんの吸血鬼性は「亜人ちゃんは語りたい」の小鳥遊ひかり < これ ≦「傷物語」の阿良々木暦 ≦ DIO様 (<「傷物語」のキスショット)くらい吸血鬼。吸血鬼ちゃんがインタビュイー、普通の女の子がインタビュワーとなって「吸血鬼ってこんなんやで」を掘り下げていくお話になっている。これを見てDIO様のお気持ちを学ぼう。
制作は「結城友奈は勇者である」のスタジオ五組。かつキャラデザが酒井孝裕なので、平和な日常を観ているとなぜか泣けてくる。そんな日常を彩る劇伴は「スロウスタート」でお馴染み藤澤慶昌。もしかしたら私は同氏のファンなのかもしれない。最近のイチオシは「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の劇中歌アルバム「ラ レヴュー ド マチネ」より「誇りと驕り」(作詞:中村彼方/作曲・編曲:藤澤慶昌)、「ラ レヴュー ド ソワレ」より「RE:CREATE」(作詞:中村彼方/作曲・編曲:三好啓太/オーケストラアレンジ:藤澤慶昌)、「スタァライト」(作詞:中村彼方/作曲・編曲:加藤達也・藤澤慶昌)。
5期。スタッフは続投。イタリアのマフィアのお話。1話早々おっ始めている。現代の日本を舞台にした世界とは違う力学が働く世界観が面白い。「悪いことをしたら警察に捕まる」→「悪いことをするときは必ず警察に賄賂を渡さなければならない」みたいな。
毎期ごとに絵の雰囲気を変えていくスタイルゆえ、4期と雰囲気が異なっている(4部に登場したキャラクターを見るとわかりやすい)。今期は特に動かしづらそうなキャラデザなので、アクションでゴリゴリ動かすようなシナリオではなく会話劇のような作品なのかな。ただ、JOJOの特徴として「トメ絵」でアクションシーンを決める演出が多いので、1話でもそういった趣向のアクションシーンになってる。そういう意味では非常にアクション映えを意識したバトルアニメ。特に2話のvsブチャラティ戦は情報量が多すぎて頭がパンクしそう。
今期も神風動画は絡みなし。残念!でもEDのチョイスがやっぱり良い。
ガッチャマンになった女の子の成長を描く日常アニメ。キャッチーなOPが印象的な作品。原案:タカヒロ(「結城友奈は勇者である」原案)、キャラデザ:なもり(「ゆるゆり」原作)。めっちゃカレー食べたい。
なもりさんのキャラがめっちゃかわいい。特に制服のデザインが秀逸。ゆるゆりと比べやや等身が高くなっているのはアクション映えを意識したのかな。日常パートかわいく、アクションパートはかっこよく。
日常パートがとにかく平和なはずなのに、なぜか背筋がざわざわする感じがタカヒロっぽい。主人公の動機づけとかもゆゆゆっぽい。そういう視聴者のカンを察してか、2話ではスパイスの作用、副作用についてちゃんと説明がなされている。「安心して、これは満開システムじゃないよ」というメッセージかな?
音楽の使い方が好き。特に音楽のないシーン。日常、非日常と強い緩急のあるシナリオにうまくマッチしてる。1話なら 日常(音楽なし)→不穏(音楽なし)→戦闘(高BPMのバリバリEDM)みたいな。
ゆゆゆはもともと日常半分非日常半分のアニメだけれど、甘さと辛さのバランスがやや辛さ寄りに仕上がっている。対して本作は(今の時点では)日常パートに尺を多くとって甘さ寄りに仕上がっているので、丁度ゆゆゆとゆるゆりの間くらいを目指しているのかな。一握りのスパイス。
スパイx女子高生といえば「プリンセス・プリンシパル」も同じコンセプトを持つ作品だけれど、プリプリは「組織の犬としてがんばったりする話」という諜報員っぽい話なのに対し、本作は「正義の味方として、悪の組織をやっつけるためならエンヤコーラ」という勧善懲悪モノに近い。敵のデザインを見ても、プリプリの敵は憎めないヤツがとても多かったが、本作の敵はなんだか昔見たことのあるようなパリッとした「THE WARUMONO」というデザインになっている。ロボのデザインとか昔なつかし系を意識してるのかな。合体技とかビックリドッキリメカは未登場だけど、科学忍法で戦う姿はまさにガッチャマン。1話でも忍法・ヘカートⅡとか忍法・ミサイルとか使うし。2話以降の科学忍法が楽しみ。
ガッチャマンといえば、あの作品は割と主人公たちに厳しい世界だったので本作もまたあれくらい厳しい世界なのかもしれない。昔のヒーロー作品は「悲しみを乗り越え、悪と戦う主人公」というモチーフの作品が多い印象なので、そういう流れをくむ作品だったりして。おのれタカヒロ。
TRPGリプレイ。「DARK SOULS」並に強烈なハイ・ファンタジー系冒険アニメ。元ネタはやる夫スレに投稿されていたもの。良い最終回だった。きびしいせかい。
物語は中世~近世を舞台に、人々の暮らしとともにあるギルドの冒険者の日常を描く…のだが。シナリオは「灰と幻想のグリムガル」をハードにした感じ。本作の監督、音楽、制作スタジオが作ってるアニメ「少女終末旅行」よりずっとハード。殺戮アニメ「オーバーロード」よりもキツイ。「灰と幻想のグリムガル」が描くのは「見てみて、世界ってこんなに美しいんだよ」という世界だけれど、本作にそういう趣向は無く(キャラは世界を語るためのロール、という部分は似ているが)、人とゴブリンの間にある確執、業、罪深さ、わかり会えない存在、といった深い谷を丁寧に描いている。
基本は毎話ゴブリンスレイヤーとゴブリンの戦いを描くのだが、「主人公たちが油断して敵に追い詰められる(敵の見せ場)」→「逆境パワーで敵を蹴散らす(主人公の見せ場)」という定番ではなく「ナメてかかった冒険者たちがゴブリンに惨殺される(敵の見せ場)」→「ゴブリンスレイヤーがゴブリンを惨殺する(主人公の見せ場)」という構成になっている。単純に見せ場を作るだけのギミックではなく、ゴブリンとゴブリンスレイヤーの対比構造を強調しているのが印象的だった(特に2話)。その残虐性、執念、狡猾さ。結果とんでもなくダークなヒーローになっている。
そんな戦闘演出について、ゴブリンの殺し方、殺され方がグロい。「灰と幻想のグリムガル」で最初にゴブリンをぶっ殺すシーンも大概エグかったけれど、こっちはもっとエグい。丁寧な流血表現の作画、末廣健一郎の音楽、古谷友二の音響効果等も相まってドキドキが止まらない。本作のシリーズ構成・倉田英之が関わった「メイドインアビス」では、例のシーンについて放送の審査を通すのが大変だったみたいな話を聞いていたのだけれど、本作はどうやって審査を通したのだろう(直接表現が無いから問題なかったのかな)。
あと「少女終末旅行」1話冒頭の白昼夢みたいな演出が好きだったので、あれをまた観ることが出来て嬉しい。
ダテコーアベンジャーズ。てさぐれ!みたいな3DCGショートアニメ。続投スタッフとしては監督・脚本のダテコーの他に主題歌、劇伴の井上純一/Hajime。制作はirodoriからリンクトブレインに(ゲーム用グラフィック開発等の会社で、アニメ制作実績はほとんどなし)。キャラクターのアニメーションはirodori版よりも硬め。やっぱりたつき監督は凄い。
毎話シナリオパートとアドリブパートがあり、シナリオパートは本編の配信に先駆けて公式ラジオで(ほぼ全部)放送された。なのに改めて絵がつくと面白く感じるので、散々言われていた「これラジオでいいじゃん」説を真正面から検証していくスタイル好き。ちなみに1、2話はアドリブパートが1分程度。BDにロングバージョンが収録されるとのことや、「もともと本作が放送されるのは去年の年末頃だった」のが延期に延期を重ねた事情を顧みるに、ダテコーはやはり罪深い作品を作る人なのだなぁ、としみじみ。
それぞれのキャラクターは中の人のパーソナリティが反映されていたりする。そのあたりはダテコーとの関係性が為せるやり方。そもそもこのキャスティングは誰もが思いつきこそすれ、実現できるのは日本でダテコー一人だけな気がする。これだけ人気声優を集めた上で同時にアフレコをするのは困難だろうと思っていたけれど、アドリブパートは必ず全員揃っているわけではない模様。
そのアドリブパートについて、カメラのアングルは固定(てさぐれ!ではカメラワークに相当拘っていることがわかる)。引きのほうがテンポ感が出しやすい(発言がかぶってもカメラ切り替えしなくていいし)ので、結果てさぐれ3期最終回のてさぐれグランプリみたいなワチャワチャ感がある。内容は相変わらずシモネタを自重しないスタイル。
略称はだかいち。芸能人の日常アニメ。ガチのBL。抱かれたい男1位と2位の自給自足アニメ。同性愛を描くアニメといえば今年は「citrus」を観たけど、こっちは登場人物が成人ゆえ、もう完全にエロに振り切っている(citrusもエロいけど)。
…と、思ったら監督の龍輪直征はcitrusのチーフ演出だった。同氏が監督を務めるアニメ「ニセコイ」「幸腹グラフィティ」はエロいのかな。
仕事とプライベートで力関係が逆転するってド定番だけど面白い。常に厳し目のツッコミを入れ続けているのに、プライベートではそのまま押し切られるくだりが好き。2話ではプライベートでの力関係が逆転する展開になってたり、心の振れ幅というか人間臭さの強い恋愛モノになっている。背景美術の感じとか、全体的にTVドラマっぽいかも。
そして二人の裸が良い。高人の(リアルに)骨ばった肩や腕、首筋に対し、准太の筋肉質な体躯。特に2話シャワーシーンで見える腹部の、外腹斜筋がキレイ。ちなみに、ちょくちょく准太の背中に生えている羽は犬のしっぽみたいな機能。
あと各話ともガッツリSEXシーンを描いている(流石に秘部は隠してるけど)。これでも原作よりソフトな表現になってるのかしら。
AmazonPrimeVideo独占
「うしおととら」に続く名作のアニメ化。制作は同作と同じスタジオVOLN。原作は既刊43巻で、アニメは3クールの予定。一般的に単行本1冊あたりアニメ2~3話程度のボリュームになることが多いので、本作の圧縮率は3倍くらい?シナリオ再構成には原作者が参加している。
OPEDがめっちゃかっこいい。制作したのは「へー、このアニメのPVも作ってるんだ」でおなじみの10Gauge。
多様な劇伴がすごく好き。何でもできるんじゃねえのこの人(劇伴は林ゆうき。今期「ダグ&キリル」「風が強く吹いている」「HUGっと!プリキュア」もこの人が担当している)。
97年~連載作品だけに、キャラデザのリブートをするかどうか気になったのだけれど、90~00年代のアニメを思わせる吉松孝博のキャラデザはやはり最高。同氏が活躍した本年(よりもい、オバロ、そして本作)に想いを馳せるうち、今が2018年であることを忘れそう。
本作は人間より大きい人形を戦わせるという作品なのだけれど、操作されている人形のアクションシーンが非常に良い。人形ゆえ複雑な四肢を複雑に動かすアクションは3DCGと作画をうまく使い分けている。アルルカンとか「へーそうやって出し入れするんだ」ってなるやつ。
メインキャスト3人が強すぎる。林原めぐみ&小山力也て。1話の「アルルカン!」で鳥肌が立った。そして主役の上田千尋は大規模なオーディションで選ばれた(公式では2500人って言ってた)そうなので、いかに力を入れているかが分る。
「gdgd妖精‘s」でおなじみ菅原そうたによるショートアニメ。本作も風刺ネタが多めのギャグ。ちゃんといつものアレもある。今回の被害者は三森すずこ、井口裕香、花澤香菜。
制作がいつもと違うので、作風も変わっている。全体的にカクカク。かつ目がチカチカする。
本編(10分頃)には回し役としてふかわりょうが参加しているのだが、やっぱりプロの芸人さんはすごい。このシリーズの作品は「散々ネタを出し尽くしたため、いよいよ出がらししか出てこなくなるやつ」がすごい好きなんだけど、ふかわりょうがいるとあらゆるボケを拾って笑いに変える力を感じるし、かつスムーズな流れを作ってくれるので短い時間でも十分面白い。やっぱりプロはすごい。
ヒーローに憧れる男の子が主人公の、SF刑事ドラマ。ノリはかなり柔らかめ。特に主人公がバカ。
キャラデザがかなりゴツい。アメコミのヒーローを意識したのかな。またセットやノリがアメリカのTVドラマっぽい。舞台もニューヨークっぽいし。
「TIGER & BUNNY」シリーズに続くバディもの。いろんな事件と並行して刑事たちの群像劇を描く。タイバニと比べると「踊る大捜査線」みたいな土臭いシナリオになっている。SFチックな展開は「メン・イン・ブラック」に近い。3DCGで描かれるメカアクションは流石サンライズといった感じ。プロデューサー曰く「多くの刑事モノ作品のオマージュを取り入れたシナリオになっている」とのことなので、刑事モノが好きな人は楽しみが多い。
音楽は林ゆうき。どちらかといえば刑事モノのTVドラマでお馴染みの人で、個人的にフジテレビ系のTVドラマ「BOSS」が好き。本作もそういったブラバンの劇伴がマッチしている。
人々の暮らしを象徴するシーンとして街の遠景+行き交う車+タイムラプス風演出を使っているけど、どうやってるんだろ。めっちゃすごい。
制作は鷹の爪でおなじみDLE。本屋さんの日常を描くFLASHアニメ。「本屋さんってみんなが思っている以上に大変な仕事なんだよ」という強いメッセージを感じる。モデルになっているのは都心にある「とらのあな」みたいな書店。作者の実体験が元ネタとのこと。
会話劇というより、半分くらい主人公(CV.斉藤壮馬)の一人漫談。主人公のモノローグを中心に展開されていくのだが、表情筋が全く動かないキャラデザとは裏腹のハイテンションな演技が光る。非常にテンポがよく、感情がほとばしっている。特に1話の「ファッ!?!?!!?」が好き。2話以降は「イカれたメンバーを紹介するぜ!」という副題どおりの展開なので楽しみが多い作品。
ショートアニメ。1期の続き。内容はいつもどおり。知らない人向けにざっくり説明するなら「シリアスな王道ロボットアニメ」。1期もそうだけれど、OPEDの「曲」は非常に真面目な作りになっている。
チラ裏。
決していい話ではない。
今年の頭に、初めて2.5次元舞台を見に行った。主演キャラを変えながら、定期的に続いてる舞台だ。
原作ジャンル自体はずっと応援していたけれど、2次元のキャラが目の前で動いてるのを観る、というのがプレッシャー(イメージと違ったらどうしようとか、脚本とか演出が合わなくても退席できないぞ、とか考えていたのだ。余計な心配だったけど)で、舞台の方はずっとスルーしていた。
次の主演に抜擢されたのは、私の推しだったのだ。
私の推しは個性が薄いというか、濃すぎるキャラたちの中に放り込まれた普通の子、みたいなタイプで、狂言回し的な出番があったとしてもメインに回るような感じではなかった。なのに主演。
今後もずっと濃いキャラで回していくと思ってた舞台のセンターに、推しが立つ。
まじかよ。
すぐにスケジュールを確認した。2週間ほどの上演期間中、都合がつけられそうなのはたった1日、夜公演の1回だけだ。
私の推しはもちろんのこと、あらゆる全てのキャラクターが全力で歌って踊って生きていた。
今までの公演を観なかったことよりも、たった一度の今回の公演を観られたことを神さまに感謝したい気持ちだった。舞台を作り上げた方々や、これまでの公演に通いシリーズを支えた先人たち一人一人にお礼を伝えたいと思った。
でもひとつだけ後悔がある。
メインキャストの最後の挨拶でコール&レスポンスを決めよう!となった時のことだ。
初めての観劇だった私は戸惑った。
お客さん参加型の曲は1つもなかったのに??
でもそれ以上に困ったことがある。
私の推し、地味で特徴ないのに、どうしよう。
いや特徴はある、あるんだけど、推しと言えばー?○○ー!!の、○○に入る決定的な言葉が見当たらない。他のお客さんたちと揃う気がしない。
どうしよう。
まごついているうちにキャストさんが声をあげた。
「△△と言えばー?」
●●ー!と応えるお客さんの声は、決して大きくなかった。
私以外のお客さんたちも、同じように戸惑って、何とか応えようとしたのだろう空気を感じたが、そもそも声を出すことすらできなかった私にどうこう言う資格はない。
その言葉を瞬時に見つけられなかった。
恥ずかしい。
申し訳ない。
後悔することはあるけれど、今度はもっと推しのことを考えて、これ!というワードを見つけておけばいい。
だから今回は楽しかった感想だけを呟こうとTwitterを開いた。
最初に目に入ったのは、件のコーレスについての連続ツイートだった。
以下、覚えている限りの内容を書く。
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△△を推してない人が多かったってこと?
私はこの舞台にたくさん通ってたのに、どうして私が行けない日にコーレスを決めるの
私が居ればこんなことにさせなかった
昔鍛えてたから声の大きさに自信ある、何十人分もの声を出すのに
キャラクターの大事なことが、ファン投票とかアンケートとかではなく、声の大きさだけで決まるってこと?
秋のライブ(ミュージカルナンバーを歌うライブ公演があるらしいことを、無知な私はこの時知った)でもこのコーレスやるの?
耐えられない
ほんとに何でこんなことになったの
何で
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読み終えてすぐTwitterを閉じた。
舞台なんか行かなければ良かった、と思った。
私が行かなければ、連続ツイートの方のような、あるいはもっと熱い気持ちを推しに持っている方に席が当たったかもしれないのに。
あのキャラが推しだと言いながら、推しに掛ける言葉がない私よりも、もっとふさわしい人が公演を観るべきだったのに。
シリーズを支えて、追い続けているファンの方々に、感謝よりも先にお詫びをしなければならないと思った。
本当に、申し訳ない。ごめんなさい。
2週間ほどの公演期間中、唯一行ける日が、どうしてコーレスを決める日だったのだろう。
どうして1日だけ都合がついてしまったのだろう。
私のスケジュールがもっと詰まっていれば、観に行こうなんて思わなかったのに。
チケットが取れなければ良かったのに。
結局、そのジャンルについてのTwitterアカウントは削除した。
ここまでが、今年の頭にあったことだ。
今この文章を書く気になったのは、現在使っている雑多なアカウントのフォロワーづてに、かの舞台のライブ公演が無事に終わったことを知ったからだ。
気合いの入ったフラワースタンドが飾られていたことと、連続ツイートの方も参加したらしいことも同時に知った。
おめでとう。最高の舞台が素敵な閉じかたをしてくれたのなら、本当に良かった。
でも、私はもう、二度と行けない。
○朝食:カップヌードル
○昼食:チンするカレー
○夕食:寿司(エビ、穴子、マグロ、中トロ、タイ、イカ、サーモン、カズノコ)、タコの刺身
○間食:クッキー、ポテロング、うなぎパイ、ベビースター、ガリガリ君
○調子
はややー。
お休みなのでむっきゅりしてた。
むっきゅりしすぎて、暴飲暴食してしまった。
まあいいじゃないっすか。
暑いし。
ゲームはコマスターをプレイしただけで、何をしてたいたかというと、
春香、千早、雪歩、真あたりがメインキャストで、かなりガチ目のミステリで、ちょう面白かった。
思わず、解答編完了後に、ノートにメモ書いて犯人当てを考えたりする程度にはハマってた。
ミスリードに綺麗に引っかかって、解答編の途中まで「でしょー、俺の考えてた通りー!」と調子乗ってたら、
見事に探偵役のキャラに「いや違いますよ」と言われてしまった。
面白かった、超面白かった、ミステリって謎解きに正解するより、こうやって引っかかった方が楽しいよね。
●iOS
船イベは、ただただかったるいし。
船イベ>ジムイベ>チームのじゅんでやってほしい。