はてなキーワード: 金髪とは
同じサークルの男子たちのキラ女(キラキラしてる女子)アレルギーがすごい。
サークルには隠キャ女子しかいない。みな黒髪で、巻いたりセットしたりせず、結ぶにしても後ろで一つに括るくらい。
服装もダサいわけではないが、とにかくみんなシンプルという感じ。
男性陣もみな陰キャ。絵に描いたような隠キャ。でもみんな話が面白くて、仕事もしっかりするし、真面目でいい奴である。
けれどそんな彼らが、キラ女という存在を目にした瞬間、何らかのスイッチが入ってとても性格が悪くなる。普段は悪口なんてほとんど言わないのに、活動中に大学構内を歩いていて、キラ女がたくさんいるカフェ付近を通り過ぎた後に後輩男子が「あそこにいる女共は全員馬鹿ですからね、話が通じなさそう(原文ママ)」と言い出したのを皮切りに、みんな口々にいかに「キラ女が馬鹿で、頭が弱く、我々のサークルがやっているような活動(ウチのサークルは日本の伝統芸能を研究している)を理解できない浅い人間なのか」を語り出す。
大学構内にいるキラ女なわけだから、みんな彼らと同じ大学なのである。さらに、サークルの隠キャ女子たちはみなそんなに偏差値が高くない学部だが、国際系とかのイケてる頭いい学部付近ではキラ女の観測率も上がる。
だというのに、彼らはキラ女は馬鹿だ馬鹿だと言う。キラ女も彼らと同じ入試を受かったというのに。
彼らはイケてる同性も憎んでいる。ウェーイって感じで金髪でテニサー入って酒飲んでいるような人たちである。でも、イケてる同性が嫌いなのは結構わかる。話しても話が合わないし、女子といつもギャーギャー騒いでるし、同じ男なのに自分と彼らの差がすごくあるように感じてしまうから。
でもイケてる異性が憎いという気持ちはよくわからない。イケてる異性は、遠くから眺めて、(ああイケてるなぁ)でいいではないか。(あの子可愛いな)(あの子エロい服着てるな)でいいではないか。イケてる異性なんてイケてる同性以上にどうせ関わらないんだから、何かしらの感情を抱く必要も、理由もない。
ではなぜ彼らがキラ女を憎んでいるのかというと、おそらく彼ら全員が、過去キラ女と関わってなんらかの傷をつけられ、それが理由でキラ女を見るとアレルギー反応が出てしまうからではないかと思う。
というか、逆にそうであってほしい。そういう過去があってほしい。関わったことすらない人たちを、ただただ憎んで馬鹿にして自分たちの自尊心を保つ、そんな醜い集団に自分がいると思いたくない。
もうすっかり映画を撮っているという話は聞かなくなってしまった。
一時期のアーティスト路線はなりを潜めて、実験的なバラエティもやらず、ほとんど普通のタレントになってきている。
カルチャー系の雑誌でインタビューを受け、NHKの密着ドキュメンタリーにも出るあの路線はなんだったのか。
自分はお笑いの職人である、という見せ方をやめて、金髪になり、身体を鍛えて、後輩芸人と戯れている。もはや同一人物とは思えない。
「日本のデイヴィッド・リンチ」的な路線を狙っていたあれは何だったのか。本人も、周りの人間も、ファンも松本はそうなると信じ切っていたはず。
しかし、今やあの空気はすっかりなくなっている。まるで最初からなかったかのように。今の10代は松本が映画を撮っていたって知らないんじゃないだろうか。もはや松本が「作品」を発表することはないのかな。
あれは何だったんだろう。BRUTUSの表紙に出たりしてさ。あれは、いったいなに。
乳幼児スナイパーの主戦場は主に交通機関の中だが、俺のようなプロともなると「親が身動きできない状況」は概ねすべて戦場に様変わりすることも珍しくない。まさに常在戦場。かっこいいなあ、もう一回言ってみよう「常在戦場」。
ここは埼玉県でも有数のとある歓楽街。世を忍ぶ仮の姿で底辺リーマンである俺は仕事の打ち合わせを終え、乗り慣れない黄色の電車を降り、飯でも食って帰ろうと西口から出た。俺が子供のときに観てた、略すとプロレス団体みたいだったタイトルのドラマの舞台ともなった界隈。道行く人たちも何かそんな雰囲気である。俺は身長だけ長瀬智也に似ているので自然と口を開けながら歩いてしまう。
このあたりを歩いていると、黄色い電車の中にもいたが、制服なのになぜか化粧がプロ並みにバッチリ決まったアンバランス女子高生が散見され、大人の俺としては「きみもしかしてコンプライアンスにていしょくするバイトしてない?」と素朴に尋ねたくなるのもこの地ならではである。
立ち並ぶ飲食店の中、大人の疲れを癒してくれる居酒屋を物色して俺が彷徨っていると、おおよそこの界隈に相応しくない赤ん坊の声がする。やれやれ今の俺はオフなんだけどな。常在戦場の身としては仕方ないか。
とある飲食店の前で、泣いている赤ん坊を抱いて一生懸命あやしている父親の姿が見えた。傍らには赤ん坊のお姉ちゃんとおぼしき少女もいる。父親はスーツでお姉ちゃんもちょっとよそ行きの恰好をしており、俺のプロとしての経験則が素早くプロファイルする。「おそらくお出かけ帰りである」と。そして食事中にこいつが急に泣き出して周囲に迷惑だからと父親が抱きあげて席を立ち、お姉ちゃんは「あたしもいく!」とでも言いながら父親について来たのだろう。俺は大人だから瞬時に脳内で映像付きで再現された。もちろん4Kだ。
OK、周囲に迷惑をかけないよう赤ちゃんを連れ出す気配り。さらに嫁さんに食事のゆとりを与えるその思いやり。俺は嫌いじゃないせ。この子のママであるあんたの嫁さんは、あんたの優しい心遣いに安心して今頃好物のエビチリをザトウクジラがオキアミの群れを一気食いするように貪ってるんだろう?素敵な奥方じゃないか。
プロの出番が来るかどうかはわからないが常在戦場を信条とするプロのたしなみとして俺は漠然と戦略を立てていた。もちろん彼が自力で事なきを得た場合「いや俺大人なんで初めから関心ないっす」と言う顔で通過できるようゆっくりではあるが歩みを止めず距離を詰めていると、俺と同じような動作で対象との距離を詰めている者がいた。二十歳かそれを少し過ぎたくらいの女の子だった。む!同業者か?
前述のアンバランスJKの先輩かと勝手に錯覚させる雰囲気。キノコみたいな金髪。モヘアニットのワンピースからべろーんと出ている肩、妙に光沢のあるトートバッグを持っている。俺の経験則ではこういう風貌の女が同業者だったケースはまれで、むしろ赤ちゃんの泣き声に舌打ちするタイプのはずだが人は見かけによらないのかもしれない。なお、信仰上の理由なのか眉毛がない。
(蛇足ではあるが俺が生まれた西の地には「キャンディ☆スパッツ」と言う、主に壮年のご婦人のみで編成された大規模かつ凶暴な乳幼児プレデター軍団が存在するのだが彼女たちもおおむね眉毛がない)
「びゃぁぁん!けほっけほっびゃぁぁぁん!けほっ」。この咳込みながらの泣きに、くぐり抜けてきた修羅場で培った俺の本能が危険を知らせる。これは狙撃では間に合わないかもしれない。そしてこの父親はおそらく赤ん坊を独りであやすのに慣れていない。あの毛布みたいなタオルみたいな赤ちゃん用のふわっとした布が垂れ下がっても気づいてないあたり間違いない。そろそろ来るぞ!回避は間に合わないから衝撃に備えろ!
「っびゃぁぁぁれろろろろろ」そう、泣きゲロだ。
後編へつづく
AV鑑賞が趣味だと知ってる友達にもなんとなく話しづらいのでここに書いてみる。パンツ脱ぐ展開にはならないし無駄に長い。
スペック→22、彼氏いない歴=年齢、推しが三次元だからと身だしなみは一応気を付けてる俳優ヲタク
先輩と急に飲むことになって、隣県まで飲みに行ったんだが、気付いたら0時過ぎてた。先輩はかなり酒強いし、自分もそれなりなんだが、その日は割とお互い酔っていた。実はすでに最寄りまで帰れない時間だけど、奢ってくれた先輩(実家住みの男)にこれ以上甘えられないしと思って、とりあえず自分は半分くらいのとこまで帰れる電車に乗ったが、そこでふと財布を店に忘れたことに気付いた。ICカードには電車賃くらいしかないし、キャッシュレス決済を嫌って導入してなかったことをここで初めて後悔した。とりあえず電車は終点に着いてしまったし降りて、イートインできるコンビニで始発を待つかと思って30分ぐらい歩いてみたものの、椅子がなかった。しょうがないから駅前に戻ったら案外明るいしベンチあるし、ここで座って待っててもなんとかなるんじゃねと思ってたら、うとうとしてたらしい。
「死んでる?大丈夫?」って声かけられて起きたら、10くらい上に見える、眼鏡をかけた少し髪長めのスーツのお兄さんだった。「今日寒いしここにいたら死んじゃうよ」って言われて、事情を話すと、お兄さんは近くに住んでて会社の後輩と飲んだ帰りなんだけど、家に泊まりに来ると連絡してきた友達と連絡が取れなくて(どこかで飲んでて潰れてる?)困ってるらしい。コンビニのイートインを少し探した話をしたら、「南側のコンビニにあったかも」と言われて一緒に行ってみたけど、深夜はどこもイートインの椅子を撤去してるみたいだった。どうやらその駅は駅から近いとこに24時間営業のファミレスもマックもないらしくて、「とりあえずどっか行こう」ってお兄さんが自転車の後ろに乗せてくれて、自転車の2人乗りとか小学生以来だなと思った。ただその日はあまりに風が寒くて途中で歩こうとなって、商店街があるあたりまで歩いたけどw年齢聞かれて答えたら「一回り下とか宇宙人だわ」って言われて、お兄さんは34らしい。今私が金髪だから社会人とは思われなくて(髪色落ち着いてる時は社会人だと思われがち)、大学で何やってるとか就職はって話にもなって、私が進学するんだと言ったら研究対象の話を興味深そうに聞いてくれたのは嬉しかった。
そうこうしてるうちにカラオケの前まで着いて、お兄さんが中入ってくから着いて行ったら、深夜パック2人分を払ってくれた。受付で書いてた名字しか知らないお兄さんと2人きりとか大丈夫か?AV的展開にならないか??と一瞬思ったけど、その時けっこう眠かったので、とりあえず部屋入って寝転がらせてもらうことにした。お兄さんは相変わらず友達からの連絡待ってるけど来ないらしく、だらだらと喋ってた。お兄さんに名前聞かれたから「当ててみてください」って言ったけど、自分の名前珍しいから当然当たるわけなくて、教えたら「珍しい」って言われたりしてた。そしたら突然私が気持ち悪くなって、「吐きそう」とだけ伝えて、トイレに駆け込んだ。先輩と飲んでた時もちょっと酔ったかなと思ったけど、吐くほどだと思ってなかったからびっくりした。そしたらお兄さんがトイレの外から「〇〇ちゃんいる?大丈夫?」って聞いてくれて、「吐いたけど間に合ったから大丈夫です」ってだけ答えた。ちょっと落ち着いて、うがいしてから部屋戻ったら、お兄さんがドリンクバーで水用意してくれてて、1杯飲んだらまた持ってきてくれて、とても助かった。起き上がってるのしんどかったし、表情もヤバかったのか、何十分か寝かせてもらった。(その間何かされたのかはわからん)
途中でぺちぺちとお兄さんにほっぺたを触られて起こされて「5時になったら帰るわ」って言われて、その時で30分前くらいだったのかな。私は横になってたけど「もうちょっと飲みなよ」って水差し出してくれたり、熱ないかっておでこ触って確認されたりした。その後ちょっと元気復活してきたから喋ってて、「彼氏いないの?」「いないし、大学生なってからは何もないですね」「じゃあ好きな人は?」「5年くらい好きな人がいますね」「告白してないの?」「したけど振られ方が優し過ぎて諦められなかった」とかいう話もした。「おっぱい触らせて」とか言われたけどそれは断ったw
「あと10分だよ、人生でもう二度と会わないと思うし俺となんかしたいことないの?」って言われて、何を狙ってるのかよくわかんなかったから、「どういう系ですか?」って聞いたけど「あっち向いてホイとか」って言われたの面白かったw普通にしんどかったし「え、それは結構です」って言ったけどww「キスしていい?」って言われたのは「えー。っていうか吐いた後ですけど」「うわそれは嫌だわ。いや、いいって言ってくれたらしたけど」となった。
お兄さんが本当に帰るわって感じで立ち上がって、手を振られて振り返したら、「ちっちゃいねー」って手を合わせられたりもした。「持ち帰りたかったな」って言われたけど曖昧に笑って流した。(たぶんここでそういうノリに乗らなかったのは正解)そうしてお兄さんは帰ってった。
お兄さんには「帰れるなら早く帰ったほうが落ち着いて寝れると思うし楽だよ」って言われたけど、帰ってからもしんどくて、8時ギリギリまで寝てて、なんとか起きて電車乗ってバス乗って家に帰った。
いやまじで自分がこんなことするとは思わなかったなーっていうのが、率直な感想。もっと貞操観念とか倫理観とかしっかりしてると思ってたのにwAVは見るけどこういうことされたいとかじゃなくて、好きな俳優を見てるのと近い感覚で傍観者として楽しんでる感じだし。
しかしお兄さんが断っても無理やりしてくるとかいう人じゃなくて助かった。処女もファーストキスも守られた(はず)w本当は潔癖症だから普通に知り合いと飲んでてボディタッチみたいなのもしんどいんだけど、お兄さんにはまあ嫌悪感はなく、それよりも助けられたって感覚のほうが強かったのか。
まあでもとにかく、しばらく酒は飲まないし、財布は忘れないように気を付けようという教訓。
歩きタバコ注意した男性殴り重傷負わせた疑い 男逮捕(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191102-00000032-jnn-soci
id:FOx タバコを全面禁止にしろと言っている人からタバコよりよっぽど世を乱している酒を恒久的に取り上げたらどういう反応するのか気になるよねw
→酒も料理酒以外すべて禁止で大いに結構。喫煙を批判されると「なら酒はどうなんだ」と話をあさっての方向に逸らす馬鹿が多いが、私は煙草も酒もやらないので関係ない。
id:gattolibero この世からタバコを無くしても「注意されたら逆ギレして殴ってくるヤバいヤツ」はいなくならないよ。
→「路上喫煙を注意されたら逆ギレして殴ってくるヤバいヤツ」はいなくなるね。
id:sai_arts バカにバカって言っても校正しない。明らかに殴る方が悪いのだけど、対象を腕力で制圧出来ないのに正義感振り回すのもどうなんだろうな。もっと見るからに暴力団的な風体の人に対して注意はできたのだろうか?
→暴力に暴力で対抗するのは警察官以外にとっては悪手。運が悪いと、注意した側があべこべに悪者にされてしまう。殴らせてから警察沙汰にするのは正解。
id:kloudkloud 喫煙者の箸が転がっただけでも死刑って言いそうなくらい盛り上がってるな。。
→そんなこと誰も言ってない。箸ぐらいナンボでも転がしてくれ。だが路上喫煙はするな。
id:y_kame 殴ったことより歩きタバコの話になってて怖い。逮捕されたのは殴ったからで、歩きタバコする人≠他人を殴る人。逆ギレの話ならまだしも…一昔前に金髪は逮捕しろって言ってる感じ。
→全然たとえになっていない。路上喫煙は条例違反。金髪を条例違反とする自治体は日本にはない。
id:plagmaticjam 人を殴ったら駄目だって事件でしかないけど、タバコと絡めてコメントする人が多いな。確かにこういう人がタバコ吸ってる割合高いけど。
http://blog.livedoor.jp/rbkyn844/archives/9509397.html
この体型見て、「腹回り俺とそっくり」とか、「意外と腹筋ない」とか言ってるのを見て、日本人の美意識終わってるなと言う気分になる。
あのねえ、、芸能人みたいなガリガリで腹直筋が浮き出て見えるような体型が好きなのかもしれないけど、それをアスリートに求めるなよ
いろんなところで言及されているけど、スポーツには基本的に表層的な筋肉より内部の筋肉のほうが大事。
特に腰回りに近い体幹の筋肉はあらゆる動きに必要だから、ここが細いとすぐに怪我する。ラグビーなんていうコンタクトスポーツでそこが細いなんて自殺行為だよ。
逆三角形体型ってのはアスリートには全くふさわしくないからな。いちばん大事な腰回りが太くなくてどうすんだよ。
ちなみに内臓脂肪が多いだけのいわゆるビール腹でも腹回りは太くなるけど、ビール腹は内臓が膨れ上がるから、前面だけボコッと出る。
対して、体幹の筋肉が太いと、全体的に太くなる。見比べたらぜんぜん違うことがわかるはず。まじでよだれが出る。
いや、別にガリガリ芸能人体型とか、ボディービルダーとかをバカにするわけではない。そういうのが好きな人もいるだろう。
珍しく私の居る界隈の話なので別視点からお伝えします。我が家は平民
たとえばどこで子どもを産んだか?産院マウンティングとか小さいマウンティングしてくる人もたまにはいる。
「うちのパパ、社長だから〜」とか。でもそれくらいなら可愛いもんだよね。
そりゃ人が集まれば揉め事もあるけど、味噌塗るところまでいがみ合う話は聞いた事ない。
でも夫婦仲が悪そうだったり、負のオーラを漂わせてる人はみかけるので
参考までに上位群の構成を
一番上位層は働かなくてもいい人。大企業の三代目や大地主、地主など。形ばかりの手に職もってたりもする。
年収いくらってレベルじゃなくて別荘いくつも持ってたり馬持ってたり(馬主ね)
そんな家に生まれてみたかったなーとは思うけど嫁ぐのは怖いね。
あとは外資系コンサルやIT系、商社、それとメディアや広告などのウェーイ系
芸能人などの有名人もいるけど、私はうとい方なのでそのすごさに気づかなかったりする。
多少知ってたとしても「テレビで見たことあるよ!」と言った所でそれ以上話す事もないので、ただただ普通に接するのみです。
それと芸能人ともタイプがかぶるけど、起業したり港区とか渋谷区に自分がお店出してるお洒落系も居ます。
秋アニメも結構見るものがあるのに、シャミ子ロスは埋まらない。
どこにも吐き出せる場所がないのでここに書く。
※前提として、私はハイローシリーズのファンではない。初めて触れただけのにわかである。多々間違ってる部分があったとしても、お手柔らかにお願いしたい…
さて。私は根っからの隠キャである。学生時代はカースト下位で、休み時間には教室の隅でオタク仲間とお絵描きしていたタイプの人間だ。
E○ILEみたいな眩しい音楽を聴いていたのはどちらかと言えばカースト上位のグループだった。休み時間はファッション誌片手に化粧を直しながら、カレシと携帯で連絡を取り合うような。そういう我々とは違う人種の為のカルチャーなのだと思い込んでいた。
社会人になってからもやはり偏見は拭えず、たまにテレビやSNS等で宣伝を見掛ける事はあっても、きっと自分には一生関係のないジャンルだろうなとスルーしていた。音楽も映画も、である。
…その筈だった。
https://high-low.jp/sp/movies/theworst/
…まぁ、お察しである。
めちゃくちゃに高そうなどこかのブランド物を纏った顔のいいヤンチャ男達に混ざって、
・黒髪
・真ん中分け
・眼鏡
・学ラン(白シャツin)
という、オタク大好き要素全部載せ特盛り!!な男がいるのである。
一目見た瞬間に早くも気の狂った私は、昼休憩中の職場一体に響いたであろう奇声をおにぎりでどうにか相殺し、劇場を探した。あった。幸いにも定時で上がれば余裕で行ける。すぐさまチケットを買った。こういう時の瞬発力だけはチーター並みにある。いや、盛った。
・轟洋介の破壊力
もう、これに尽きる。
こういうの大好き。完敗。オタクが大好きな要素全部載せお子様ランチどころかフレンチのフルコースだった。
見たまま一匹狼で最強の轟が自分には唯一無かった物を得ていく過程に、謎の母性を発揮しそうになった。そして眼帯は凶器。眼科から出て来た時のちょっぴり嬉しそうな顔を見ながら、内心こちらは少しだけ残念でした。すみません。そして何度も大事な場面で空気を読まずに疑問を素直に口にしちゃう可愛さ。皆スルーしないで!!逆に張り切って説明している時の彼は実に生き生きとしていて、見た目を裏切らないなと思いました。
(ここまで一息で喋るオタク
小田島は… なんだろうな?!
彼の出番は正直言ってそこまで多い訳じゃない。それなのに、映る度に目玉を持っていかれる。心臓も持って行かれる。
二次元から出て来たとかそんなレベルじゃない。100%作画神回。金髪ポンパドールにまんまるなサングラス、「およよ〜?」「やーっておしまい」が許される男子高校生ってなんだ。その見た目で熱い。仲間が倒れてれば「救急車ァ!」の叫びを上げ、本気の抗争ともなればオシャレな私服から伝統の制服を羽織ったスタイルになり、同学校の先輩の喧嘩口上を積極的に引き継ぐ熱い男。頭もキレる参謀役。前述の彼とは違って充分すぎるくらいに空気も読める。同校で共に四天王に君臨する幼馴染もいる。
何より狡いのは、この2人をまとめて視野に収めるチャンスが何度もある。何故。目玉が足りない!!!
念の為言っておくと、私自身は腐にはあまり興味がない。それでもこの2人が並んだ図の良さに3回は死んだ。新手の宗教画か?
そしてこの2人にボコボコに殴られた上に、視野の外から渾身のストレートを決めて来た男がいた。
なんで誰も教えてくれなかったの!!!
(あとで知ったのですがシリーズ通して普通に人気キャラなんですね。ノーガードで行った私が悪い。)
番長。轟が何とか越えようとしている最大のライバルであり、校内じゃ比類なきレベルの化け物のような戦闘力の男。…なのに、ぽわぽわの柴犬みたいな男… えっ?
と思えば、轟の中に昔の自分を見出してどうにか導こうとしてみせたり、彼らのプライドを潰さない形で裏から手を回して確実にサポートしてみせたり。
いい先輩!!!!
そして鳳仙の頭もいい上司のお手本のような素晴らしい男でした。彼に関しては何喋ってもネタバレになりそうなので割愛。とにかく顔がいい。熱い。そして腰が細い。
そんな四方八方から殴られながら5回鑑賞して、ようやく少しだけ冷静に見直せたのでここに加筆。
・初見に優しい
ジャム男(おじさんじゃないよ)という案内役のようなキャラが事細かに注釈を入れてくれる。シリーズを観てなくても1回目から楽しめた。あとから履修すると更に深く噛み締められるので二度楽しい。結局2回行く。
・E○ILEもファンもこわくない
怖くない(当たり前
・好感の持てる構図
高校生vs高校生、大人vs大人に上手くまとめていくのが良かった。これが決闘の流儀というやつなんだろうか。よくある主人公の戦闘力スーパーインフレ展開にはならない。それぞれのキャラに見せ場を作って、きちんと威厳を持たせたまま終わる。皆が収まるべきところへ収まる。そこは陽キャの作った映画だなと思った。勿論、いい意味である。私の普段観るアニメや漫画はすぐ人が死ぬ。皆死ぬ。それはそれでいい。
※ハイローシリーズにも悲劇はあると聞いて後日観たら本当に地獄だったので、ザワが例外的なレベルでハッピー映画だったようです。それはそれでいい!!
さぁ。公開している内に劇場で!!
回し者ではないけれど、あの格ゲー張りのアクションとカメラ回し、各キャラに合わせた爆音の音楽、そして顔のいい男たち。その全部を映画館で浴びるこの快感を、別の誰かにも味わって欲しい。
30数年の偏見をぶち壊してくれたザワに感謝しながら、次回は生まれて初めての応援上映にチャレンジする。チケットは買ってしまった。もう戻れない。楽しい。