■[アニメ] 2019/秋アニメ視聴メモ（前半戦）

秋アニメも結構見るものがあるのに、シャミ子ロスは埋まらない。

• Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-: これとアズレンはアニメを見る前に同人誌でのアレコレを事前に見ているので、セクシー女優が地上波テレビに出ていたときのような親近感とドキドキ感がある。ゲームはやっていないので、正直それ目当てで見ている。ストーリーはさっぱりだが、話数が増えるごとに少しずつ魅力が見えてきた。もういっそのことバトルなんてやめて、古今東西のいろいろな時代・場所に行って主人公とマシュが農家とか職人とかを手伝って「この時代の人も逞しく生きてたんだね」と言って毎回終わる短編集にしてほしい。

• アズールレーン: 船なのに船に乗って刀を振り回したり殴り合ったりするのを見て悩んではいけない。かわいさだけを感じるんだ。感じているぞ。日本が敵のアニメってことに時代の変化を感じる。

• 私、能力は平均値でって言ったよね！: 「私、能力は中央値で」って言わなかったために得てしまった高い能力を隠そうとして隠し切れないコメディ。作者が高齢者というのを聞いて驚きを隠せないのだが、なんかギャグが寒い感じが癖になる。序盤に登場した敵が滑稽で弱すぎてふざけた物語なのかと思ったが、トータルで笑えて統計リテラシーを高めるアニメになってほしい。

• 慎重勇者～この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる～: 慎重というより猜疑心に支配された勇者。慎重というならひたすら逃げ回ったり遠回りしてほしいところだが、話の都合でだんだん勇者になっていってる。軽薄なツッコミ女神は今期No. 1のインパクトだし、昔のアニメってこういうキャラが一杯いた気がする。

• 旗揚！けものみち: ケモナーかつレスラーな主人公が異世界に飛ばされて愛玩魔獣を集める話。強欲銀髪狼耳ちゃん、赤髪のくいしんぼうドラゴンハーフ、金髪ですぐ死ぬ不死身のポンコツ吸血鬼。以上が異常な仲間たち。なぜか登場人物たちのケモ度が複数段階に分かれている。人間、耳しっぽのついた人間、全身モフモフのケモ風人間、ガチ獣、視聴者を試している感がある。すごく面白い、作者が同じなので「このすば」と比較されがちだけど、こっちのほうが落ち着いていてよい。作者には令和の榊一郎になってほしい。

• 本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません: 本の無い世界で本を作ろうとする転生幼女の話。アウトブレイク・カンパニー、まおゆう魔王勇者、狼と香辛料みたいにキャラを取り囲む世界の雰囲気が伝わってきてかなり好印象。主人公は本が好きでたまらないキャラだけれど、自分で書いた本を読んで楽しいのだろうか？　むしろ、異世界の伝承や物語などを集めていったほうが知識欲が満たされるのではと思いながら見ている。１クールで終わるのか心配だが、この「世界が広がっていく」感は物語のすばらしさだと思う。

• ぬるぺた: 中身姉でガワがベイマックスなロボットとそれを作ったマッドサイエンティスト妹の非凡な日常。こういう毒にも薬にもならぬがクスリと笑わせてくれるのがよい。さらりと「人間も鼻をつまんだらトーラスだよ」などと下品な数学ジョークが織り込まれていたりするのが非常に良い。

• アフリカのサラリーマン: 社畜(アフリカ産)たちの日常。放送開始前は「ナイロビって意外と都会なんですよ」てきなモノを期待していたが、実はアフリカ要素ゼロ。だから、主人公は同僚が美少女に見える病気じゃなくて動物に見える病気にかかっているだけかもしれない。期待していなかったからギャグモノとして意外におもしろい。

• 天華百剣～めいじ館へようこそ！～: 女の子を見ている以外に語ることがない。情報理論的な情報量ゼロだよ。ノラと皇女と野良猫ハート二期待っている。

Permalink | 記事への反応(3) | 10:39

ツイートシェア