はてなキーワード: かわいがりとは
私が12歳のときに、12歳の女の子がエイリアンに取り憑かれて宇宙人退治をさせられながら心身ともにおかしくなっていくアニメ「エイリアン9」を父親が見ていて、しかも嬉々として薦めてきたからです。
あと「お前と同じ名前の子がヒロインなんだよ」と言って、私と同じ名前の女の子が可哀想な目にあうちょっとえっちな漫画を渡されたことも大きかったです。
思春期のさしかかり、信頼していた身近な大人にそういうことをされると本当に駄目になってしまうので、父兄の方々は本当に、何卒ご配慮いただければと思います。
娘かわいがりでいつまでも嫁に出したくないというのなら、27年彼氏すら作ることもできなかった(もちろん今もいません)、私という前例があるので、ぜひやってみてもいいかもしれません。別にどっちでもいいです。
生きるのは現象に過ぎなかった。
それゆえ、善意から自分が次世代を残すのはどうかと。また子が生きる今後の社会についての予想もふまえて。現代によくある悩みかもしれない。
しかし、例えばある人をかわいがり玉のように扱うことが、ある人を堕落させることもあるような、地獄への道が善意で舗装されていることもあるこの世界で、善も悪もあるだろうか。
イケメンWASPに生まれようともイスラム圏の女性に生まれようとも結局全員生まれて死ぬだけだ 例えば教科書に名前が載るような行いをして死後さえ尊ばれることもあるだろうが、勝てば官軍、いつ大馬鹿だったと言われるかもわからない。何が善で何が悪なんて主観、一人の人間に完璧な判断ができるだろうか。
疎まれた方の子供として言っておくと、愛情の差を隠さず育ててた場合、疎まれた子か疎んだ親のどっちか運の悪い方が、のたれ死ぬんだよ。
増田は離婚していなければ、もしくは元夫が子供を引き取らなければ、長女が死んでいてもおかしくなかっただろうが、お気の毒だけど、増田の方が運が悪かったらしい。
猫かわいがりした方の子は、どこかスポイルされてしまうせいか、親のために何かしてやろうという発想にはならないみたい。
もちろん疎まれた方は、何かしてやろうと思うわけがない。私の親は、猫かわいがりした方の子にも私にも世話されることなく一人ぼっちで死んだよ。
猫かわいがりした方の子も、悪い人じゃないんだけど、親は「自分をかわいがるもの」としか思わないらしくて、
まだ親に多少は元気があったころ、将来のことを話し合った時、親の面倒をいつか見なきゃいけない、という発想自体がゼロだったんでびっくりしたもの。
びっくりしたけど、きょうだいにはきょうだいの家族も考えもあるろうし、私がきょうだいを改心させる努力をする理由もなかったから、放置した。
老いて日常生活もおぼつかず、身体も悪くなる一方なのが傍目にも分かるレベルになってすら、顔を見せてごちそうになりに行くだけでオッケーみたいに思っていたみたい
賢明な増田の元の夫は、お子さん二人とも引き取って本当によかったと思うが、
引き取らなかったところで、すでに、増田を本当に心配する人間はどこにも居なくなってしまっていたんだよ。
分け隔てするというのはそういうことだ。増田が分け隔てた瞬間に、もう運命は決まってしまった
がんばれば変えられる運命だったかもしれないが増田は変える努力もしなかったみたいだし、しょうがない。
親が死んで私は、はーやっといなくなったわー、とさっぱりしたし、そういう様子を隠しもしなかったけれど、
親戚や夫には気の毒がられたしずいぶんいたわってくれた。ありがたいことだ。
それに猫かわいがりした方の子(私のきょうだい)は、ずっと私を不憫に思っていたらしく
遺産分けや保険金なんかは私がこれでいいのかと思うぐらい得するかたちで落ち着いた。
そういえば、私は自分のふたりの子はどちらもそれぞれに愛情を持てている、つーか可愛くてしょうがないから、
増田がついたカウンセラーが母親にしか原因を求めようとしなかったとしたら、カウンセラー運すらないんだなと思う。
というか、カウンセラーは魔法使いじゃないから、自分で自分を変えたいと思わなかったら、何の役にも立たなかっただろう。
増田は上の子を可愛がれない理由を探すことはしなかった。まぁそこに何かひっくり返されたくないものがあるのかもね。
ブコメトラバに幾らでも言われているように「娘のせい」じゃなくて「虐待した自分のせい」でしかない。
嫌いなのは「天然自然」でしょうがないことだと思ってふたをしちゃってるうえに、自分の人生を自分でどうにかしようとすらしてない。
これじゃ、どんだけ有能なカウンセラーもお手上げだろうね。
おきのどくです。
id:umi1334 別人の可能性があるし,今回殺されなかったからといって親に今後殺されないというわけでない
id:ksaitou 今までの常識を覆す結果。まだ親が嘘をついてると思える内容。
id:sichimin 警察犬の報道から、置き去りにした場所も嘘の可能性が高い。6日という日数は命の危険に係わるのに十分すぎる。この親は子供の命より自分の面子を優先してる節がある。このまま親の元に返していいのか甚だ疑問。
id:keitone 次はお父さんの番です^^
id:transmetalation 賢い子だなぁ。。良かった。。。しかしこれはネグレクトだから、家族は厳重に罰すべき。自衛隊の施設に子供が進入という事態もなんだかなぁ。
id:shinp 大分判断力がマトモな子供だと思うので、子供だからと舐めてる現在の親に育児続行させるのはちょいと勿体無いかな。放任主義の親の下で育てれば大分化けるで。
id:Bifuteki 結果論でごちゃごちゃ言うやつ多過ぎ。親の供述がコロコロ変わったり警察犬が全く反応しなかったり本人の痕跡が全く見つかってなかったんだから殺害とか最悪の状況を想定するのは当たり前。それを邪推という奴はアホ
id:FEFE 親のやったことは自業自得であり自称聖人どもの戯れ言に傾聴する価なし。
id:airwave 両親の保護責任者遺棄はきちんと問うべき。
id:hiruhikoando 多分誰かがめんどう見て黙らせた上で放したんだろうけど。/事が予想以上に大きくなったことは確かで正直に言うと絶対逮捕だもんで。あるいは事が大きくなったから生きて帰れたかもしれない。
id:irasally 両親と再会した時に「こんなに人様に迷惑かけてッ...!!」と、更に厳しいお仕置きされないといいなと願う。生きていてほんとによかった。
id:rosaline 加害者=虐待親を擁護する風潮に呆れる。ハンマーで殴ってたまたま死ななかったのと同じ行為だぞ。もしや「しつけ」は「いじり」や「かわいがり」と同意義語になってるのか?
id:catmaya 良かった…良かった…親は親権利剥奪せい
id:teebeetee 「親をしつけるために、しばらく身を隠すことにした」みたいなオチに見える…。7歳って案外大人だしな。ヘタしたら70歳と同じくらい。
id:choral 無事でいてくれて本当によかった。多分、あまりにも親が怖くて出てこられなかったのでは?・・・気持ちわかるよ。
id:suzukiMY 「"置き去り"は過去何度か行われていて、駒ヶ岳演習場の場所も知っていた。」と妄想してみた…
id:REV 放置両親には、しつけのために捜索費用を請求しよう。
id:quick_past つかこの親にはしばらく接近禁止命令出した方がいいと思う。このまま引き渡したらあとが心配でしょうがない。幸運に幸運が重なって助かったにせよ一週間孤独で飢えもあったろうし、想像以上の恐怖だったろうな。
id:toririr バカなことをしたならどうするかが大事なわけで。少なくともこの親に子供を育ててはならない。フルボッコされたから、苦しんだからもういいだろと言うのは間違い。
id:kumatarou3rd 無事だったからいいって話ではない、虐待にはかわらないわけで。
id:douzokun 児童相談所仕事だ。この親父に近づけたらあかん。体にあざないかちゃんと調べろよ
中学の時の先輩の話だ。
俺はかなりのデブなのにも関わらず、サッカー部に所属していて、ベンチにも入れず、運動もできず、じゃあ何でお前部活なんかやってたんだと言えば、人間関係が好きだったからだ。
当時、周りが俺をどう思ってたかは知らないし、後輩は影で使えねー糞デブと呼んでいたのは薄々きづいていた。
ただ部活では戦力外であったけど、多分、人当たりがよかったんだろう、同学年もそうだし、先輩にも結構可愛がられていた。シゴキもたくさんあったが。
アキラくんはその中でも最も仲の良かった先輩で、且つ結構なヤンキーだった。俺は両親の心配する顔が浮かびとても、ヤンキーなんかとてもなれなかったのだが、心が弱く、すぐになびいてしまう男であった。
アキラくんはやたら俺をかわいがり…というと聞こえはいいが、度胸試しにぶっこまれたり、今でも言えないようなヤンチャな事も全部させられた。ハードコアなサンドバックから根性焼きまでほぼ全部させられた。
でも不思議とまぁ楽しかった。これは実際、その共同体にいないと分からないし、思春期特有の感情だったと思う。
練習はきつかったが、仲間の結束は結構かたかったし、こういったいじりも、どちらかと言うと当時の在野の中学生のノリで、「おめー俺らの中学だせーと思われるようなことすんなよ?」という、今考えるとよくわけの分からない理由だったらしい。
それぐらい俺は豚だったにも関わらず、皆からはだからこそ - 愛嬌があって、伸ばしのがいのある豚というか。
ある日、いつものようにアキラくんの家まで一緒にいくと、アキラくんがいつもと違う。
「おまえさぁー、●組のやつ知ってんだろ?」「●組の●田って子(女の子だ)も知ってる?」
(ここで組数を伏せているのはとんでもないマンモス校で、ドン引きするぐらい組数があったのだ。だから特定簡単。)
この●田は、バレー部の主将で身長は高く、顔はキリッとしていたが、顔の一部に大きなほくろがあり、それが魅力でもあったが、美人と最後に言い尽くすには何かが足りない、まぁとはいえ人気のあった女の子1人だった。
そして、俺は●組に友だちが多く知ってる奴がたくさんいた。特に●田は小学校に俺と仲良しの女の子の親友でもあったので、間接的によく知っている方だった。
いつもは結構なヤンキーで、すぐに他校と喧嘩して(俺は常に全速で喧嘩になるとチャリを漕いで逃げた)謹慎させられるアキラくんだったが、この時だけはいつもと違って見えた。
「あのさー、お前もし次に●田と話す時あれば、これ渡しておいてくれないかな?」アキラくんは俺に彼の書いたラブレターを渡してきた。
アキラくんは当時の俺でもはっきり分かる、幼い顔と大人の顔の中間のあの中学生特有のはにかんだ笑顔でいたずらっぽく笑ってみせた。
アキラくんは●田と付き合うことが出来、帰りに二人が歩いてる所を冷やかす奴がいたら、全て俺がアキラくんに報告する係となった。もう立派な舎弟である。
アキラくんたちと最後に行った試合は県大会の二回戦で、となり町の宿敵の中学に負け、アキラくんも俺も号泣した。俺はその5年後に初めての彼女が出来て、もう地元に戻るところもない。
マザーテレサじゃあるまいし
親だって人間だもん、見返りが無きゃ愛せないってのは正論だよ、多分
不慮で出来た子供とかさ
育ててみれば可愛げが無いとかさ
色々不備不満はあるとおもうんだけどさ
多少さ、出来たって分かって産もうって思ったくらいの情があったらさ
子供の事、褒めてあげてください
あと、時々抱きしめてやるといいかもしれない
当然な事言ってんじゃねぇよ馬鹿毎日褒めちぎっとるわって奴はもう読まなくていいよ
多分クソ長いしくだんねーから
そうじゃないなくて時間があるならまぁ付き合えや
お前がどんな風にどんな親に育てられたかとか知らないし、考慮できないから言及しないけど
子供ってさ、親にされたこととか言われた事、思ったより覚えてるんだよね
お前に覚えがあるか無いかは知らないよ
少なくとも俺は覚えてるし、なんでか案外忘れられないんだよ
転んだ時に泣かなかった偉いねーって褒められたこととか
代わりに作ってって言われたカレー良くできたねって褒められたこととか
無言で首絞められかけたこととか
悪いけど何もないならあんたのことなんて愛してあげられないって言われたこととか
お前も俺の事を馬鹿にしてるのかって怒鳴られたこととか
あんたが居るからお母さんはこの家にいるのよって言われたこととか
小学校の天体観測で、なんでか一人だけノートパソコン持ってきて星座のサイトみせてくれたこととか
ゲームなんて買って来たら蹴り壊すって怒鳴られたこととか
結構親としてどうなのって疑問が尽きない感じの親ではあるんだけど、なんでか嫌いになれないし
どっかで野垂れ死にしちまえなんて、間違っても思わないし
もしも自分の何かを差し出せばそれを保証してやるって言われたら、多分俺は大体の物を差し出せるんだと思う
腕とか足とか、金とか、まぁ命とか言われても困るけど
それで家族が納得してるなら、いいかなって思うのよ
でもね、時々ものすごく憎いと思うことがないって言えばうそになる
俺さ、あんまりまともに褒めて貰った事が無いのね
覚えてないだけかもしれないし、だとしたら物凄い失礼な話なんだけどさ
上に書いたみたいに、転んで泣かなかった時とか、カレー上手に出来たとか、
手放しで褒められたことって十回くらいしかないのよ
ふと気づいて、すげー死にたくなった
俺、褒める価値も無い奴なんだー
衝撃だよね
思春期まっただ中 変な万能感でたぷたぷしてたところに、驚愕の事実
俺は親に褒められる程の価値も無い奴らしい
それまでは成績などという数字では表わせない価値が自分にはあるはずだとか考えてたのに
両親っていう恐らく最も身近な存在ですらその価値を見出してくれていないよー
丁度受験前で親もカリカリしてた時期にそんなこと言ったの今となってはホント馬鹿だなって感じなんだけど
俺もその受験の当事者だったし 自信とか自認とか承認欲求とかあった訳ですよ
親の回答がこちらです
「褒めろって言うけど、お前は褒められるだけのことをしていない」
まじかよー 確かに数学3点だけどナイーブになってる受験生にそんなズンバラバッサリ言うんじゃねぇよー
流石に更なるショックを隠せなかったよね
そっか つまり俺は今までの人生、ずっとずっと、褒められるだけのことをしてこなかったのか
十数年 そこそこ手を抜いてはいたけど、それなりに人並みでやれることはやっていたつもりだったが
ちなみにそのあと現代文と古文で学年一位取っても褒められなかったからね
まぁ褒めて貰えねぇわけですよ 23点とかやべぇしな
流石にその辺りで、「あ、うちの親褒めるの無理な人なんだな」って気づいたんだけど
ちゃんとそれなりに大事にしてもらってるよ
産んでもらったし飯も食わせて貰ったり一杯世話掛けたし一人部屋も貰ったし学校にも行かせて貰ったし
習い事もいくつかさせてもらったし本や漫画も買って貰ったし下らん映画に付き合って貰ったりもしたし
服や布団で困ったことはないし文房具やノートだって切らしたことはないし今だって沢山心配して貰ってる
でもさー 今の世の中の何が世知辛いってさ
ちょっと辺りを見回すと「模範的な家族」みたいのがいっぱいあってさ
どんな家にもそりゃ大小ほころびや至らないところはあるんでしょうが、
家族はどんな時でも助け合うとか
親は身を挺してでも子を守るとか いつくしむとか 愛するとか
なんかそういう綺麗なものが当然みたいに転がっててさ
それと自分を見比べてみて、あれってなる子供がどれくらいいるんだろう
あれっ、もしかしてオレんち何か変じゃね?
いつくしむとかあんまり無くね?
「お前は最高の息子だ」とか
えっその台詞で救われるの?
じゃあ多分一生そんなことは言って貰えない俺は一生救われないの?
そっかー救われねぇのかー
じゃあ生きてる意味あんのかなー? なんて子供は思ったりするわけだよ
別にね、親に認められなきゃ生きてけないとかそんな甘ったれたこと言ってるわけじゃないよ
成人してんのにいつまで親の昔の事をって言われたらぶっちゃけぐうの音もでねぇし
でも、少なくとも俺は親にとっとと死ねとか縁切ってくれとか言えないしさ
じゃあ親が死ぬまでどうやってもそこそこ付き合ってかなきゃいけないわけでさ
俺はいいのよ もう何か慣れたし
でも俺が慣れてたって親は俺に慣れてくれないしさ
残念ながらあなた方の子供はあかん奴ですつったってそんなん認められないのまぁ分からんでもないし
何でお前はそんななんだって言われても俺はどうしようもないし
そんなに育てたのアンタらじゃねぇかとはちょっと言えないし
稼ぎはまだ無いけど、そこそこ自活できるように頑張ってる、つもりで
それだけじゃダメなのかよ無茶振りすんな とか、さすがに畏れ多くて言えないし
残念ながら俺は頭が悪いのね 厨二こじらせてるともいうんだけど
人の顔は覚えられないし、便所掃除の方法も覚えられないし、指示語を読み取れないし
冗談の意味がわかんねぇし、応用が効かないし、いまいち他人に感情移入が出来ないし
そんなだから実家帰ってきてもあまり上手に家事の手伝いやらは出来ないのよ
多分店先に立つようなバイトも無理だなってんでそれなりに仕事を選んでんのよ
親はお前それやべぇよって思ってるみたいなんだけど
俺はそんな深刻な事だとは思ってなくてさ
だって親にもまともに褒めて貰えなくったって俺はこの歳まで生きてきた訳で
今更他人にどう思われても別に死にはしないって分かっちゃってるわけですよ
そんなだから、時々なんでアンタはそんななんだと泣かれては申し訳ねぇなぁと思うんだけどさ
長くなってきたし何言いたいか分かんなくなってきたから纏めるんだけど
もしもここまで読んでくれた人で、
親になろうとしてたり、今進行形で親やってるよって奴いたら、
子供をちゃんと褒めてやってください
何にも無くても、多分探せば一個くらいはあると思うから
転んで泣かなかったとか、ちゃんとドアが閉められたとか
ちょっとでも成績が上がったとか、嫌いなもの頑張って食べたとか
ごめんちょっと思いつかないんだけど
何でもいいから、褒めてやってください
多分それがお子さんの何かをちゃんと築きます
別に叱るなっていう訳じゃないし、猫かわいがりしろとも言わんよ
変に増長するような褒め方も良くないんだろうし
その辺お前らの良心に任せとく
でも褒められるところを探すのは止めないでください
褒められなかったガキは多分、俺みたいになるし、そういうガキは親を泣かします
お前らも泣きたくはないと思うからさ
後、どんなに身体が大きくなっても、子供が嫌がらないなら抱きしめてやってください
もしも「俺も全然親に褒められなかったし、お前よりずっとヤバかったけど子供はきちんと育った」みたいな奴がいたら
俺はさ、多分子供は作らないつもりなのね
褒め方がね分からないのよ
もしも子供が出来たら、俺みたいな奴には勿論なってほしくないから
きちんと褒めてやって、駄目なことはちゃんと叱って、どうしても駄目なことはきちんと受け入れてやって、
ってすっげぇ妄想したんだけどさ
どうやって褒めてやればいいんだろう、何て言ってやればいいんだろう
褒めて、でも一言付け足して、みたいなことをしてしまって傷つけてしまったらどうしよう、とかね
虐待は繰り返すって言うけどアレマジなんだなってびっくりしたわ
これは駄目だ 時代が回るだわこれって思って
だからさ
もしも子供がいるならさ、もしもその子にちゃんとした子に育ってほしいなって思うならさ
一杯褒めてやってください
もしもお前が褒められないなら、お前の代わりに褒めてやれる人を探してください
旦那さんでも、奥さんでも、義母でも義父でもお前の両親でも、兄妹でも
出来れば家族が良いけど、無理なら近所のおばちゃんとかでもまぁ、いいから
お前はちゃんとそこそこ生きてていいんだぜって教えてあげてください
ここまで読んでくれてありがとう
暇なの?
追記
なんかすげー反応色々ありがとう
予想以上に一杯あって正直どんびきしてるんだけど、暇な奴多いみたいで俺はちょっと嬉しかったです
長いのはほんとすまんな
あと障害とか病気とかアドバイスとか有難いけど俺のことより自分の事に専念してくれていいよ
こっちはこっちでなんとかやってくんでそっちもがんばれ
プライベートをすべて知りたがり、親以上にあれやこれやと世話を焼かれました。
勤めさせてもらっているのだから、と我慢していましたが、やがてその状態もい続けるのも苦しくなってきました。
やんわりとプライベートへの介入をやめてほしい、と伝えたその日から状況がいっぺんしました。
無視、必要以上に怒られる、客先で見せ付けるかのように怒鳴りつける等々。
私のような人間を育てた親はロクな人間ではない、こんな人と結婚する男性はロクなやつではない、と親や夫に対しての非難も連日続けました。
辞めたいと言っても、自分たちに仕事を押し付けて逃げる気か、恩知らずなどと罵られました。
第一に、お前のような年頃の女性がここを辞めたとして、雇ってくれるところなんてどこにもない、うちのように寛大な会社はないんだぞ、と言われ続けたのか堪えました。
それでも、毎日どうやって死ぬかを考え続けているよりはマシだろうと、最終的には退職届を送りつけて逃げました。
私を含めてその会社では5年間で10人辞めました。誰ひとりとしてきちんと辞めた方がいませんでした。全員、逃げるように辞めていきました。
運良くその後、かなり大きな会社にパートで入ることができました。出産、育児を経て、子どもが小学校にあがるのを期に登用試験を受けて社員になりました。
家族経営の会社とは良い意味で大違いで、入社して1年ほどは夢なのか現実なのかわからないような状態でした。
そして時間が経てば経つほど、私が家族経営の会社に勤めていた5年は、業務の経験が積めたという意外は何ひとつ意味がなかったということに気がついて愕然としました。
人生には無駄な出来事は何一つない、と聞くけれど、この5年だけは何をどうやっても意味を見出すことができないでいます。
ある程度の大きさの会社ならば、上司とうまくいかなくても逃げ道がある可能性があります。
しかも、一族の意向が絶対、になってしまっているので、企業というよりは宗教に近いものだと考えています。もしくは丁稚奉公。
自分自身がそうだったのですが、辞めてほかの仕事を探してみたら、自分が思っていたよりも遥かに多く勤められるところがあって驚きました。
フランス風刺画とイスラムの件にかんして、日本のSNSなんかの意見の多くは「テロは許されない、ルールを守れ」っていうんだけど、それってまったくテロってのを理解してないよね。
「許されない」ってのはルール(=法)で許されないっていう認識なんだけど、もうそこからして全然違う。ルールってのは、それに同意している参加者で共有されるものなんだよ。テロってのはそもそも「俺はそのルールに同意しない」ってところから始まってるんだから、もう全く違うんだ。
この記事は別にテロを擁護しようっていうのじゃない。おれもテロはいやだ。「許さない」。
でも「許さない」ってのは主体において拒絶し抗議の声を上げるってことだし、みんなそうすべきだと思う。「ルール違反をするな!」ってのは筋が悪い批判だ。
んで、この「主体において拒絶」ってのは、要するに、戦争だ。暴力だ。あいてはルールの違う共同体(これは国籍や住居とは無関係)の住民であり、こっちの法に従う義理はないんだから、「あなたは法を犯したから悪かったですよね?」っていうのは通用しないんだ。善悪とは全く関係ない。「俺たちに損害を与えたからお前らを暴力で滅ぼす」っていうだけのことなんだ。
そもそもイスラムってのは今の民主主義陣営からすれば小勢力だ。ざっくりした話、学校の教室の壁に特定イスラム生徒を小ばかにするように風刺を張っておいて、イスラム生徒が泣いて暴れだしたら「いじめじゃないよかわいがりだよ」「言論の自由だよ」とか言ってるような状況だ。でもここは教室じゃないし教師はいないし全員が統一ルールで暮らすという合意は得られてない。イスラムが切れて刃物を持ち出せば、周囲が寄ってたかって取り押さえるしそのついでに殴る蹴るの暴行を加えるのもいたしかたないのだ(要するに見せしめだね)。だってイスラムがおれらに危害を加えるのは、おれらにとって損害だからだ。それは当たり前だし、正しい判断だと思う。
しかしかといってそれを「奴が正しいルールを犯したから法が罰したのだ」というのは全く違う。
国家というのは、利益保護というのは、どうしようもなく野蛮で暴力的側面を持っているのだ。その暴力から目をそらして、幻想の善悪に逃げ込むのはよくないと思うんだよ。
こういうことを書くと「じゃあ人殺しは風刺よりましなのか?」とかいう意見がたくさんあるんだけど、まさにそれが「こっちの勝手な法意識」なんだ。その二つで「風刺のほうがまし」っていうルールを作ってるのはこっち(民主自由主義陣営)であって、世界全部がそれに唯々諾々と参加しなければいけないなんてルールはない。もしそんな現実があるならそれは暴力で全員を従わせている状態だ。
結婚8年目である。昨年末3人目の子供が生まれてから嫁のことを今まで以上に愛しく思うようになった。
子供たちはかわいい。だがそれ以上に嫁がかわいい。可愛くて可愛くて仕方がない。
だが俺は家庭ではクールでドライなキャラなのでそれを表に出すことはない。
子どもたちに対しては親バカ丸出しで猫かわいがりしているが、嫁に対してはいつもそっけない態度である。
嫁は愛情を押し付けられたり甘えられたりすると引いてしまうタイプなのを知っているからだ。
甘えたい時だけ俺に甘え、普段は構ってくれるなという猫みたいなタイプなのだ。
お互いに深く干渉しすぎないのは愛情を長続きさせる鉄則である。
俺はこの気持を胸に秘めたまま、持てるリソースの全てを注ぎ込んで嫁をサポートし、
幸せになってもらい、いつも上機嫌で、俺のことをもっと好きになってほしいと思っている。
嫁が俺のどこを好きなのか見極め、好かれている部分を伸ばし、好かれてない部分は直すか隠す。
加齢で妻への愛情が衰えたことは一切ない。
出会った頃に比べれば多少老けたのは確かだが、まだ30代である。
お腹やおしりがちょっとだらしなくなり、乳首がでかくなり、お肌のハリが多少衰えた程度である。
産後クライシスだとかセックスレスなどとはいっさい無縁である。
何度抱いても飽きないしいつも最高に興奮して楽しいセックスをしている。
昨日久しぶりに明け方まで語り明かして、最後にちょっとだけセックスして、
また特別な気持ちになって、寝た。
今もその気持ちが消えないので、こうして書き残しておくことにした。
『かぐや姫の物語』を観てきた。本当は観るつもりなど全くなかったのだけれども、色んなところでいろんな評判をきいて、思い立ってその日に観に行った。
映像の美しさや、帝の顎の話や、上川隆也の女たらしっぷりだとか、そういうこともいっぱい思ったけれど、そういう話は割愛しておいて、ただの子育ての話として感想を書きたい。
ガンガンネタバレをしながら書いていく。自己語りも絡めながら書いていく。
昔から愛情というものは暴力の別名にしか思えなかった。むしろ愛情は善意からきている分拒絶することすら出来ない性質の悪い暴力だと思っていた。
かぐや姫の物語を観たとき、やっぱりはっきりと親の愛情というのは暴力であり同時に呪いであるのだなと思った。
かぐや姫は竹から生まれたうちの子じゃないから、あんなに猫かわいがりされたのかといったら絶対そうじゃない。金のなる木だったから可愛がってたわけでもない。翁はきっと、あの竹からこぼれでた金を全て「かぐや姫のため」と思って使いきっただろう。もしかしたらあの金だけでは足りなくて、翁は別の仕事で金を儲けそれすらもかぐや姫に費やしたかもしれない。
実子であったならあのお金がやってくることはなかったから、仕方がなく「竹の子」として育っていったと思うけれど、お金があったら翁はきっと同じことをしたように思う。
将来子どもに苦労をしてほしくない。幸せになってほしい。どうやったら幸せに一生を過ごせるだろう。
親ならきっと誰だって思うことなのだと思う。そう思いながら出ないと子育てなんて多分出来ないのだろう。子どもどころか結婚すらしたことのない私には想像でしか語れない世界ではあるけれど。
そう思うのは当然で、非難されるべきことではなくて。
翁はそこで「姫にして、良家に嫁いで一生不自由のない生活を送ってもらう」という発想になったのだろう。一般的な幸福として想像するととても不自然ではない。不自然ではないけれど、それがかぐや姫にとっての幸せとは限らない。それも当然の話だ。
もしもかぐや姫がそういうことに幸せを覚えてくれる子であったのならば、もっと話は単純だったのにね。
村で「竹の子」と呼ばれ、楽しそうに笑うかぐや姫をちゃんと翁が見つめていたらそうならなかったのかもしれない。翁が見つめ続けたのはあくまでも「姫」で「女の子」だった。
じゃあ、翁が理解の無い親だったのかと言われればきっとそうじゃなくて。こういう親はたくさんいる。私の親もそうだ(私の場合は母だったけれど)。
かぐや姫が望まぬ翁の思う「姫の幸せ」を享受し続けたのは、それが翁からの無償の愛情であったと知っているから。翁が自分の幸せなんて全く考えずにそれがかぐや姫の幸せであると信じて一心に行動していた。かぐや姫は何度も「それは私の幸せではないのだ」とアピールをしてきたけれども、翁は最後まで受け取らなかった。翁にとって「自分のしていることはかぐや姫の幸せにつながることである」と頑なに信じていたから、もはやそこには本人が入ってくる余地すらなくなってしまっていたのだと思う。
でも、これが翁が自分が裕福になり贅沢な生活がしたいからといった下心があればかぐや姫はもっと簡単に拒絶できただろうにって思うの。
そういう下心や私欲が入った願望の押し付けの方が、拒絶することはとても簡単だし、罪悪感がないから。かぐや姫にとって翁を傷付けてしまうことよりも、自分を殺して翁の希望にある程度まで沿ってあげることの方がきっと楽だったんだろうなって思う。
愛してくれている人の愛情を拒絶することはなかなかできない。それも、大事に思っている人からだと余計。
愛情の力ってすごい。翁の愛情がなければきっとかぐや姫は帝に求婚されるようなところまでいけなかった。本人が望もうと望まなかろうとそこまで人をそこまで変えてしまう力が愛情にはある。
親の愛って無償の愛とよく言われるぐらいだから(それが本当なのか私はしらない)きっとものすごく膨大な力なんだろう。多分、親本人ですら時にはセーブ出来ないほどの力になっていくのだと思う。
その力は「あなたのためだから」という魔法の言葉と共にダイレクトに子どもに送られていく。子どもは受け止めるしかない。本当は受け止めきれない量の愛情であったなら、愛情の重みで気付かぬうちに自身を押しつぶしていって、少しずつ壊死していくのだと思う。
愛情は怖い。愛情はいいものだけれども、いいものだからって押し付けないでね。
そして、自分自身も「愛しているから」を免罪符に色んなものを相手に押し付けないでいたい。そして、そのやり方が当分分かりそうにもないから、やっぱり私は子どもを作ることなど出来ないんだなってぼんやりと思った。
487 :ソーゾー君:2013/11/10(日) 11:29:22 ID:2W.TNLN6
「EXILE=指定暴力団だぞ?りそな銀行叩いて茶番やってるだろ?
指定暴力団に金貸すのも駄目なんだぞ?
まーヤマグチさんを潰したいようです。ニナガワさんやスミヨシさんは存続ですw
「え?なんでヤマグチさんだけを潰すのか?ニナガワさんもスミヨシさんも同じ指定暴力団だろ?」
「ヤマグチさんは麻薬を売るのをやめちゃったの・・
そしたら麻薬管理業者の警察庁が「麻薬を売らないならお前ら潰す!」って切れちゃったの・・
そしてミートホープとかアサダ農産とか食肉偽装とか
構造を知ると呆れるよ?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1378650618/l50
ジャニーズの誰かで改変してみようと思ったけどジャニーズ知らんかった。
オタが求める都合のいい女性像を演じてるという点では
「浮気してもいい」「さみしくない」が似合うキャラと似合わないキャラがいるんじゃないの。
天真爛漫明るく無邪気でかわいい系にふりまわされてかわいがりたいと思う人と
自己否定自虐自己犠牲日陰の女系に自分を重ねて共感する人とがいる。
でも現実真顔で「あんたかっこいいから浮気してもいい」と言われてわーいいこだなーって思うかって言ったら、思わないよね。引くよね。
昭和の飲み屋メンタルだろ、それ。それを求める男なり女なりがいたら、自分はそっちにもっと引く。
「あいつ自分のことかわいいと思ってるんだよ。ちょっと自信なさげな方がよくない?」
とか言ってたら逃げてー!って思う。
「世界一かわいい」っていっても相対的な、美人コンテストで一位とってハリウッドで大成功できるって意味じゃなく
「うちの嫁さん世界一」「ママは世界一料理が上手」的な関係性の中での絶対的なものでしょ。
そういう自信はあっていいし、ほしがっていいのが恋愛。今日の君は世界一きれいだよ、世界一かっこいいよっていう。
傍からみたら馬鹿でしかないけどおめでたくて平和な世界。歌の中くらいいいじゃん。
むしろそう思われたい気持ちがあまりに強くなりすぎて、裏返ったのが自己否定なんだと思う。
そう思われたいけど「きっと自分はそう思われないのはわかってる」って思い込む。
がっかりしたくないから期待するのやめよう、ダメなら言ってね?早くね?大丈夫だからね?
鬼嫁とか子育てとかそういうののまとめみて「こんな人間いねーだろーw」みたいな感じでおもしろがってたんだけど、自分の親(特に父親)がそれに近かった
孫をかわいがりたいけど、面倒をみるのは嫌。うるさいのも嫌だし(泣き声)家が汚れたりするのも嫌
文句を直接言うのは言いにくいのか母に言わせる、溜まった鬱憤を母にぶつける
そりゃ赤ちゃんなんだから泣き叫ぶことだってあるし、モノを汚したり壊したりすることだってあるよ……
そういうのが全部気に食わないのに、孫には好かれたり遊びに来てほしいって無茶だわ
機嫌がいいときには「遊びに来ればいい、いつでも面倒はみる」 機嫌が悪くなったら「もうこなくていい、迷惑だ」
通用しねえよ、そんなの
☆不細工、というのは何か違うようなので、「喪照る女」ということにしてください。
自分で言うのもどうかと思うけど、そういうのが許されるのが増田だと思っているので言わせてもらおうと思います。わたしは不細工だ。小さな頃から、不細工だ、みにくい、汚物だと言われ続けてきました。田舎だったので中高の運動会文化祭には他の学校から男も女も私を見に来ました。高校生のころは地元情報紙の変顔グランプリ?のようなこともしました。背も156cmまで伸び、ミルクタンクも自転車操業になりました。高校卒業と同時に、その小さな街のB1グランプリ候補にも推されたけど大学へ進学するので辞退しました。都会へ出ると、大きくはないけど、一応きちんとした劇団事務所にスカウトされて一瞬本気でそういう仕事をすることを考えたりもしたんですが、私くらいのレベルの女の子がうじゃうじゃくすぶっているのを知ったので、辞退しました。
大学は私立のDランクだったし就職氷河期だったので就活にはかなり身構えていたけれど、あっさりと決まりました。一応"ブラック"のつく企業の事務職。これが顔のおかげだってことはわかってますよ。でも2年でやめた。なぜかって、人間関係がこじれたから。と、ここまで話すと大概「女のいじめでしょう」と勝手に納得している人がいるけど、違うんだなぁ。男なんです、問題は。勝手に蹴る→なじられる→いやがらせ。これは学生時代からあったことなのでそういうことが起きないように警戒していたんですが、やはり、という感じでした。俺のイジリーを踏みにじりやがって、みたいに興奮みする男性は本当に多かった。わたしの三十余年の人生では。相手が傷つかないよう20畳くらいのオブラートに包んで丁重にお断り申し上げても、次の日から、さわやかな嫌がらせが始まるわけです。想像がつくと思うけれど、それが上司の場合は最悪だ。髭剃りを使う女、のような噂を流すのも男だった。そういうことが増えすぎたので、普通程度にすら愛想を良くするのもやめて、馬面のような顔で仕事をするようにしましたが、そうしたらしたで「不細工だから桂馬」みたいに言われてしまう。女の上司や同僚は、最初は安心して近づいてくれてるけど、腹を割ればそんな理不尽な桂馬扱いをする人ばかりだった。ときどき尋常ならぬ敵対心を燃やしてくる不細工もいるけど、グループ内で負けるのはわたしではなくそっちなので問題ない。白豚た黒豚だとか関係なく最初からいやがらせしてくる男も多い。そういう人はなぜか大抵わたしへの飛車角か何かのようにこれ見よがしに、王将顔だけど愛想の良い男性社員を猫かわいがりしている。その男性社員から、私のいないときはその男が歩だということ聞いて、なるほど次郎のいやがらせか、と気がついた。
そんなことが2度ほどあって、とうとう、仕事を一切させてもらえないという嫌がらせに耐えかねて辞めた。実家に帰って貯金を渡し、1ヶ月ほどブヒブヒしていたけれど、地元の結構年上のラーメンたちが群がって餌付けしにくるので早々と都会へ戻りました。
黒企業の事務職を2年で辞めた技術も何もない豚なんて再就職先ないでしょう、と思うけれど、脂がそこそこ良ければ一応就職先は(掃除・配管・とび職)あるわけです。そこで次は5000人規模のメーカーの激務に再就職しました。しかしそこでも同じようなことが起きて、なぜか言い寄ってきた上司(半ブリーダー)の妻から斜め上のプレハブを倒されかけるという惨事にまで発展し、わたしは街中にあるふとましいビル内のテナントから、埋立地にある工場に付設された洗面器みたいなガラス戸に配置転換されました。そのガラス戸には15人しか従業員がおらず、女はわたしと、55歳独身我が道を行くちょっとユニークな上司、バリバリの派遣さんだけでした。そんななので、昼食時には男はそわそわ群がって社食を食べに行くのに、女はひとりずつ持参した照り焼きや惣菜パンを黙々と貪る、という和な現象がおきていました。
そのガラス戸では、入れ歯のような扱いを受けていて、男は誰もにおってこないのでくっちゃあ寝でした。そのガラスでは28歳まで働きました。ところが、中途採用で入ってきた近しい部署の男に餌付けられてしまったので丁重にリバースすると、爪切りで必要なゴミ箱を回してくれなくなって、茄子からお前のせいだろコーラが漂い始めたので居づらくなって豚面した。
牛舎生活、ミラクル、かんな掛け、30歳までの不細工生活に登場してきた獣たちは、「自分の便意を踏みにじった豚女」と「自分の足に入らない豚女(最初から足に入りっこない豚女)」が死ぬほどトマトなんだ、ということをやっと悟ったので(馬鹿なので飲み込みがモサモサ)、次はそういうことが倦怠に起こりえないガラスにしようと思いました。更にこの肉になると、不細工というだけでなく、出荷しないの?という圧力がかかってきて心臓に辛くなりました。そこで、わたしは29歳にして!はじめて!火商売の世界に身を置いてみることにしました。炭田なこともいろいろとありましたが、元旦に楽しい1年間でした。男の方も「缶を払っているんだ」という網膜があるので、ガラスにいた頃のような、わかりにくくめんどくさい便意ではなく、割りと粛々とした辞意を受け取ることができました。出荷していなくても良いし、不細工ならなお良い、ミルクホールがしわしわならもっと良い、という宇宙です。ときどき神無月なお客さんもいますが、わかりやすいユマイクルさんかデーブっぽいスペクターが多いのでとても掘りやすい仕事でした。栓抜きもかなり増えました。ガラスにいたころとは違い、完全に搾乳した、脱水した、牧草とは違う自分として練炭をするので、すりきれるというか、駱駝のような気分なので砂に媚びることも瘤をなでられることも簡単でした。
30歳になって、わたしはかねてからお付き合いしていたダンプと出荷しました。
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産地には一切答えませんです(10/28 答えたいところだけ答えます)。
追記
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