はてなキーワード: 比例代表とは
今まで行った選挙で、投票したことに手ごたえを感じたことがない。
1人除いて全員当選する町議会とかはともかく、知事とか国会議員の選挙はいつも入れた人が負けてるし、接戦になったこともほぼないと思う、いつも下馬評通りな感じ。
東京とか大阪とかの知事選の報道見てると、なんか盛り上がってていつもうらやましい。
別に特定の政党を応援してるわけでもないので、チラシに書いてある公約とかをフンフンと読んで投票するようなぬるい感じだけど、
毎回、今回もダメなんだろうなーと思いながら入れた人が案の定大差で落ちてるの見てたら、段々やる気がなくなってくる。
義務だから一応行くけど、ここ数年は本当に一応って感じになってて、こんなことでいいんだろうかって思う。
システムの良し悪しは置いといて、一番手ごたえがあって好きなのが比例代表のやつで、あれだけは選挙速報番組見ながらおーおー結構伸びてるとか思えて楽しい。
テロなんかしたって世の中は変わらない。でも選挙にいくよりはマシだと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20150914225701
というエントリを書いた。
冗談のつもりで、
相撲で決着っていいよな。
若いほうが強いだろうし。
と書いてみたが、その三日後、委員長を囲んでスクラムとか、相撲より面白いことになった。
帝を奪って詔を出させた方の勝ちっていう源平合戦を想起させられざるを得なかった。
欧米型の民主主義なんかではなく、日本の風土に根ざした民主主義といった感じで素晴らしかった。
かねがね思っていた、公平でも中立でも効率的とも言えない多数決で選んだ議員で、これまた公平でも中立でも効率的とも言えない多数決をするっていう件からくるモヤモヤをうまく解決してくれた気がする。
うむ、民意を背負った議員たちが神聖な議会で源平合戦、詔をださせたほうの勝ち。
これぞマツリゴトではないか。
自分としては、これで満足なんだが、ブコメやトラックバックの感じだと、やっぱり選挙を大事にしたいと思っている人が多そうだ。
ならば、憲法改正以前に、一票の格差是正を進めたらどうだろうと思うんだが。
だいぶ合区は進めてもさ、それでもまだ違憲状態なわけじゃないですか。
違憲状態なのを置いておいて、憲法改正を次の選挙の争点にもってきたがってるのはどうしたもんだろうか。
だから、前のエントリで書いたように、10000人なんとかとっ捕まえて、支持政党を聞いて、その割合で議席割り振れば、一票の格差の問題なんてなくなると思うんだけどね。
そのね、デモとか言ってる連中は、安保とかチンポとか言ってる場合じゃなくね?
おらが町からも議員様を!ってわけで、過疎った田舎からも農家の票をあつめて議員を出せるのが自民の強みでさ、まあそれが違憲状態って言われてるわけじゃん。
あいつらも、どうせどうなったっていいと思ってるんだろ?
ほら、自分が応援しにいったって、微塵も勝敗に影響しないわけだけど、勝敗を決する瞬間のあの空気を共有したいってやつ。
だから、法案が成立したら大変な事になるっていっても、成立したら帰ったろ?
熱も醒めたろ?
W杯と一緒一緒。
テロがなくならない本当の理由は、世界を変えるためには選挙に行くよりもテロをしたほうが効率的だからである。
しかしながら、テロなどしたってそうそう世界は変わるわけはなく、選挙に行くより少しマシという程度なわけだが、これは厳然とした事実だ。
私の印象だと、選挙制度というものは民意を抽出する手段として不十分だ。
選挙とは、民意を抽出する手段の一つにすぎないはずなのに、選挙であることに拘り過ぎてる。
そんな時に、国民全員にアンケートをするなんて、無謀だと思わないか?
10000人もアンケートを取れば十分だと思う。
それで、街角でとっつかまえて即答してもらう。
投票所に来てもらうとなると、強烈にそのサービスに好意的な人と、強烈にそのサービスを嫌う人ばかり投票所にくることになる。
比例代表は○○党にお願いします。って別の党の候補者が言ってるだろ。特に連立を組んでるJ党とK党なんかは。
そういう戦略性も含めて、選挙が公平っていう考え方もあると思うけど、手段と目的を間違えてる感がありゃしないか?
例えば、選挙権をランダムに10000人に与えて、選挙権が与えられた人間はかならず投票所に来なければいけない。来なかったら逮捕。
ランダムに選ぶってところが、システムの開発にお金はかかるだろうけど、それだって今よりはお金も安くあがるだろう。
街頭で支持政党をアンケートして、その割合で議席を振り分けたほうがよっぽど民意だろ。
そりゃ、街に出てるリア充と出ないひきこもりで支持政党が極端に違うってこともありえるから、街頭調査という方法が正しいかは検証の余地はあるだろうけど。
あるいは、間接民主制なんかやめて、A法案に賛成か反対かをメールで国民全員に送りつけて返信してもらえばいい。
あ、でもそうするとワタミみたいな会社だと社員全員会議室に集められて、上司の監督の元で投票させられちゃうだろうな。ダメだこりゃ。
あくまで選挙によるということを重要視する価値観は、古代ギリシャのなかでしか通用しない。
イケメン無罪とか、バイセクシャルが普通とか、そういう価値観までひっくるめた、文脈のなかでは、選挙で選ぶことが善なのだろうけど、現代においては、イケメンだって犯罪を犯せば償わなければいけないし、バイセクシャルは少数派だ。
選挙が絶対という考えだけが残っているけど、上記の通り、民意を抽出する手段としては不完全であることこの上ない。
相撲で白黒つける政治や、亀の甲羅を焼いてひび割れの具合で政治するよりは少しマシであるが、その程度でしかない。
バーッカじゃねーの?
相撲で決着っていいよな。
若いほうが強いだろうし。
複雑なんだなー今回の問題。国内や世界情勢の知識が色々備わってないと正確に把握できない。
あと、あらかじめ先に言っておくと、客観的に見て分かるように、右翼サイドも左翼サイドも悪い点があるということです。「どっちだけが一方的に悪い」ってほど簡単な問題ではなさそうです。
2. ISISがブチキレる。
・日本は(というか安倍政権)はアメリカとべったり路線なので、アメリカと関係が深いイスラエルも支援したかった。
・日本にある武器輸出三原則を変えてまでもやりたかった。それもそれで物議をかもす。
イスラエルというのはユダヤ人で構成されている。アメリカは優秀な少数のユダヤ人に掌握されてる面があって、じっさいアメリカの政治家や権力者にもユダヤ人が多い。なのでユダヤ人やイスラエルにあまり逆らえない。ちなみにアインシュタインもユダヤ人。
技術大国イスラエル 日本企業も熱視線:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_82655/
ユダヤ教とイスラム教の聖地が両方ともその辺にあって、競合しちゃってるのが原因。しかもイスラエル軍が無駄にパレスチナ人を殺しすぎている。ひどい。でもアメリカはそれをあまり非難できない。イスラエルは中東らへんの周辺諸国に嫌われている。
・2001/9/11を発端とした、アメリカのテロとの戦いがある。
テロは悪いことなんだけど、それに対する報復戦争のやり方もマズかった。誤爆が多かったし。それがテロリストと無関係な穏健なイスラム教徒や中東の人からの印象も悪くさせた。報復と報復のいたちごっこになっている。
・少し話しそれるが、第二次世界大戦でアメリカがドイツでなく日本に原爆を落としたのは、民族的に近いほうだと抵抗感があったが、日本はそれがが少なかったから。という説がある。イエローモンキーだから。それと同じノリで「民族ちがうし抵抗感ないしテロむかつくしテキトーでいいんじゃね?」と誤爆しまくったんじゃないのかなぁ、と思っている。アメリカってあまり反省をしない気がする。ちなみにアインシュタインは大統領に原爆を進言したのを悔やんでいたそうです。
・そういうのもあって、昔(911前くらい?)までは中東からの日本への視線は同情的なものもあったらしい。なんだけども、「中東からの印象悪いアメリカ、イスラエル」に対して、日本がいままで以上に踏み込んでべったり路線になり、武器を売って支援しようと言うのだから。そりゃあその印象の悪さがそっくりそのまま日本にも適用される。同情の念も薄らいでしまう。
今、このタイミングでネタニアフと会う意味をまったく考えない安倍ちん - みんなどこか変わってるから大丈夫 http://d.hatena.ne.jp/mzponta/20150120/p4
2014/8月の時点ですでに捕まっていたらしい。日本政府は今まで何をやっていたのか?については、まだ調べてない。でも2番で挙げたような情勢を鑑みたら、そんな人質がいると把握している状況なのになぜそんなタイミングでイスラエルに武器輸出をすると言い出したのだろうか?そんなことしたら、こんなことになると予見できたのではずでは無いのか?
テロ組織に人質身代金払ったら、テロの勢力拡大に加担してしまうことになる。だから払えない。それは皮肉にも先述の「イスラエルに武器輸出したらどうなるか」と似ている。天唾ブーメランなのだ。
日本のマスメディアの「人命を救うためにお金を払え!払わない安倍政権は非人道的だ」という意見は全くの逆でしょう。人命を救うためにはテロ組織を拡大させないことが重要。wikipedia見るとわかるけど、いまもなおISISは周辺を侵略しまくって領土拡大しています。マスメディアがやりたいのはどんな手段を使ってでも安倍政権を叩きたいだけ。テロリストに加担してでも。政権叩きよりも他に優先してすることあるだろ?という状況でも。
身代金を出すなんてしたら、穏健派(非過激派)を怒らせてしまう。渋谷のモスクで人質解放の祈りを捧げてくださっているイスラム教徒たちも怒るレベル。
「ヨルダン人パイロット」とか、ISISが要求変更して捕まってる刑務所のテロリスト解放しろと言ってきたこととか、その辺はすみません把握できていません。
NHKスペシャル|追跡 「イスラム国」 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0201/
午後9時00分~9時49分
ふつうに客観的にみて選挙のシステムに色々問題点がある。低い投票率、パンダ議員、一票の格差、小選挙区と比例代表の問題点・・。
でもどんなにプロセスに問題があっても、建前上・対外的には、結果的に有権者が政党を選んだ・信任したことになります。
で、
このメディアリテラシーの低さや、世界への関心の低さで定評のある日本人のなかで、
この記事で調べてある程度まで把握できた上で考えたり発言をしている人は
一体どれだけいるのだろうか。という疑問。
ISISの声明は、日本国内の反政府組織や左翼に対して大義名分を与えている。それもあるけど、「言葉通りの意味」も一理あるのだと思う。つまり、国内でも色々あるけど結果的には「有権者が安倍政権を信任したことになる」わけだから、そんな政権を信任したような日本人(有権者)が悪いんだよ。と。安倍政権をおろせばすべてがうまくいく、とかそんな話でもないです。民主政権を思い出せばわかるでしょう。じゃあどうしたらいいんでしょうね。
平たく言えばこういうメッセージということ:
日本人の政治問題への無関心について自省的な態度で見ると、そう受け止めることができる。
いい歳した大人の有権者の日ごろの行いって、世界につながっているんだなぁと実感した次第。
※ほかにも、イスラム教のシーア派/スンニ派/アルカイダ/ISISの関係とか、過激派/穏健派とか、アメリカは石油を確保するために中東とそれなりに仲良くする必要もあったり、日本とアメリカの安全保障上の関係とか、集団的自衛権とか、いろいろ背景について調べるポイントはあります。
ユダヤ人といえばナチスに迫害されたことが有名ですが、ユダヤ人にも嫌われるだけの原因があったということです。だからといっても迫害は絶対悪ですが。
比例代表で「次世代の党」に投じられた1500票を、「共産党」の票として誤って集計
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141215/k10013977691000.html
117票どこへ? 「国民審査」用紙、投票者数より少なく…不正開票あった高松市選管
高松市の香川1区の開票所で、最高裁裁判官の国民審査の用紙が投票者数より117票少ないことが15日、高松市選挙管理委員会への取材で分かった。
http://www.sankei.com/west/news/141215/wst1412150028-n1.html
今回の衆院選で、仙台市青葉区の比例選の投票者数が、小選挙区選より約1000人も少ない結果になった。
この差は前回2012年の衆院選の26倍で、青葉区選管は「投票用紙の配布漏れなどのミスはなかった」とする一方、調査に乗り出した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141218-OYT1T50035.html
熊本県合志市選挙管理委員会は18日夜、衆院選と同時に行われた最高裁判所裁判官の国民審査の開票で、872人分の投票内容を誤って記載無効として集計システムに入力するミスがあったと発表した。
http://www.sankei.com/affairs/news/141218/afr1412180059-n1.html
他にもどうしようもないのは
秋田県大館市で投じられた比例代表の票に、「日本」とだけ書かれていた投票用紙があり、それを「日本共産党」の票としてカウントしていたというのだ。
http://www.j-cast.com/2014/12/17223553.html?p=all
東区では比例区で投票総数が投票者数を上回った。中区の小選挙区では476票の束を500票と数えていた。
http://www.asahi.com/articles/ASGDH0P8BGDGPPZB00X.html
今月14日に投票が行われた衆議院選挙の福島市の開票所の撤去作業中に、候補者の名前などが書かれた小選挙区の福島1区の投票用紙80枚が、票を分類するために使った籠の中から見つかりました。福島市選挙管理委員会は、見つかった80枚が有効票かどうか調べることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141217/k10014033831000.html
選挙管理委員会による「次世代の党」隠しに抗議する ―投票所で名簿に「次世代の党」があるかどうか確認を
山梨県南アルプス市選挙管理委員会は、県外在住者向けの不在者投票用紙を封書で郵送した際、「次世代の党」の名前が記されていない2年前の比例政党名簿(「衆議院名簿届出政党等名称等掲示」)を同封していたことが本日(12月12日)午前、判明しました。
http://www.jisedai.jp/news/1212news01.html
討議デモクラシーの挑戦 ―― ミニ・パブリックスが拓く新しい政治 ――
小選挙区の死票半端ない 自民2500万票222議席 民主1100万票38議席 共産700万票1議席©2ch.net
小選挙区制の魅力 有権者2割の投票で8割が自民党議席に©2ch.net
今回総選挙の自民党の絶対得票率は、比例代表選挙で16・99%、 小選挙区で24・49%に過ぎない!
一選挙区から一人しか当選しない小選挙区制を採用している場合には、特定の政党に投票する傾向の強い地区を分割し、相対的に多数が別の政党に投票する傾向のある選挙区に吸収させることで、特定の投票を無効化することができる。
共和党のジョージ・W・ブッシュが、民主党の現職副大統領アル・ゴアを破って当選した。
獲得選挙人 271
得票数 5045万人
得票率 47.9%
獲得選挙人 266
得票数 5099万人
得票率 48.4%
Amazon.co.jp: 選挙のパラドクス―なぜあの人が選ばれるのか?: ウィリアム パウンドストーン, 篠儀直子: 本
みんなの心は絶対に一つにできない(アローの不可能性定理) - YouTube
政府の規制や補助金はなぜ醜悪なのか? ―レントシーキングの罠―
「合理的無知=コストパフォーマンス的に、政治の勉強に膨大な時間を費やすより、適当に暮らしてた方が合理的。」
現代社会に生きる私たちは,政治・経済分野に多くの知識と理解を求められます.
ところが,自発的にわざわざ時間を割いて,これらの事柄を勉強しても,選挙で行使出来るのは一票にしかならず,中身よりも知名度の高い候補が当選します.
これでは,せっかく休みの時間を政治経済の勉強に使う意味がない,ミシュランのガイドブックでおいしいレストランを探すことに時間を使う方が合理的だと考えて,難しい勉強はやめて無知であることを選択します.
古典的な多体問題としては、太陽系のような恒星と惑星が、万有引力で相互作用し合う場合の惑星運行の問題が挙げられる。太陽と地球のような二体問題は厳密に解けるが、例えば月の運動も考える一般の三体問題以上になると解析的に解くことはできないとされる(限定された条件(制限三体問題など)では解が存在する)。
弘前大、一般相対論における三体問題の直線解の解析解を導出 | スラド サイエンス
連想ゲーム〜選挙〜不可能性定理〜三体問題 - 愛唱会きらくジャーナル - Yahoo!ブログ
たとえば、ある中学校の生徒300人全員の身長を測って、その結果を見るときに、
「一番多かった最頻値は、154㎝、これが11人」
なんていう報告が、生徒の身長という情報を抽出するうえで正しい処理方法だろうか?
普通に考えて、出すべき代表値は『最頻値』ではなくて『平均値』だろう?
『平均値』、あるいは『中央値』が、この中学校300人の身長を表す数字として、適当ではないだろうか。
票の頻度で、議席を振り分けたら、ある政策に賛成の政党が9つ、反対の政党が1つだったとして、獲得した票数が例えば
1,1,1,1,1,1,1,1,1,2
現実問題として、民意をどの政党を支持するかといった方法以外で数字にすることは難しい。
どのくらい原発反対なのか、TPP参加に賛成なのか、消費増税に賛成なのか、それらを5段階で書けばいいのだろうか?
それをどう選出に、政策にいかせというのだ?
そこで、現時点での最善の策は比例代表制。
衆愚政治、衆愚選挙とはよく言われることだが、自分が選挙に行くたびにその言葉は事実であると実感させられる。
昨日、選挙に行った。周りや世間が行け行け、と騒ぐから、行った。
しかし私は、自分の選挙区で誰が立候補しているかも知らなかった。投票所に行って紙に書いてあるのは、はじめて見る名前ばかりだった。誰が誰だかわからない。当然各立候補者の主張や主義を知るわけもない。わかるのはせいぜい政党名くらい。せっかく選挙に来たのだから誰かの名前を書かなければ。しかしどの政党もいまいち不安だ。なので、全然知らない人だけど「無所属」に一票入れた。
比例代表に至ってはもっと酷い。名前は聞いたことあっても、各党の公約やら主義やらはぼんやりとしかわからない。選べない。入れたいところはない。むしろどこにも入れたくない。なのでこちらは白紙投票した。
こんな自分に選挙権があってよいのか、と思う。まさに衆愚の極みである。選挙に行くだけマシ? 投票率が高い方がいい? そんなの嘘だ。単に衆愚の票が増えるだけだ。ろくでもない奴、目立つ奴、話題になってる奴、タレント議員みたいな名前だけ売れてて身のない奴が当選してしまう可能性を上げてしまうだけだ。投票に行く=政治に関心がある、というわけではない。
一つ、間違いを指摘させてもらいたい。
単純な例で説明すると、縦線が二つ、選ぶべき政党が二つの場合を考えてみよう。
横線が偶数の場合、どんなに横線を増やそうと、選んだ直下の政党が選ばれる。
縦線が三つの場合、横線が偶数だと、やはり選んだ直下の政党が選ばれる。
この法則は、縦線の数が増えても成り立っていて、縦線がいくつあったとしても、横線が偶数だと直下の政党と、その縦線から左右に2つ、4つ、6つ…と、偶数ぶん離れた線の下に書かれた政党のいずれかが選ばれる。
そもそも実はあみだくじはえらんだところの直下にくる可能性が一番高く、そこから離れるほど確率が低くなる。
正規分布になることが知られていて、確率分布の期待値は直下、標準偏差は通過する横線の本数の期待値(横線の本数を縦線で割れば出る)の平方根となる。
横線の数が増えれば、ある程度は公平になるが、完全に公平にはなりえない。
そういうわけで、政党名を書き込んだのが自分自身である場合、やはりランダムに選んだことにはなり得ない。
今回は比例代表が12政党あったので、標準偏差が12の5倍、60くらいならくらいならどの政党も確率分布の期待値にかなりちかいところに来てると解釈すれば、43200本は横線を入れてもらいたい。
もちろん、前述の偶数か奇数かの問題もあるので、偶数か奇数かはしっかり忘れ、一心不乱に横線を引き続けるのだ。
かといって、それはどうランダムにするんだね?
またあみだくじか?
以前からあたためていたネタだけど、開発や運用する時間がとれないのでアイディアを公開します。
例:
優先度[1] 私は[○○]について[反対]である
優先度[2] 私は[△△]について[おおむね賛成]である
以上より、
カッコ[]で囲んだところを選択できる
○○や△△の部分はテンプレから選ぶか、テンプレになければ自由記載(よく使われるフレーズ、注目のフレーズは候補として出す)
facebookなどのアカウントでログイン(多重登録の防止策はどうする?そこまで意識しなくていい?)
登録した行動は公開されるとともに、twitterやfacebookに載せられる(行動そのものの公開でも、登録したことだけの公開でも)
扱うネタがネタで仕組みの透明性を求められるので、githubにソースを公開
実際投票に行った場合、あとで行ったことを登録できる(期日前投票でも)
選挙演説でぼやっとしたことしか言わなくて、中身なくてもそれっぽいこと言えばいいと思っている候補者がそれなりにいる気がする
投票には行っているけど、投票では選択した結果しか伝わらず、ある政策についてはA党を評価するけど別の政策について評価できなくて結果的にどうしたという経緯を示しようがない
投票行動を表明するにしても、ブログやtwitterで政治のことは書きたくない(自分の場合)
起業ポルノ 渡邉美樹氏を落選させたい人へのオススメの投票方法
http://d.hatena.ne.jp/T-norf/20130705/1372957664
togetter ワタミをどうしても当選させたくなかったら…
こんなバカどもがいる。
非拘束名簿方式は、他党より同党で競合する比例候補が敵だというのはただしい。
http://anond.hatelabo.jp/20130703165016
この人も書いてる通り、上すぎる候補でも、下すぎる候補でも、渡邉美樹さんにはプラスになる。
ほどよい候補を見つけるのは難しいというのもあるが、もっと重大な問題まである。
考えてみてほしい、自民党の渡邉美樹以外の比例候補で、今回の選挙より前から名前を知っている人が何人いるだろう。
その人たちと競争して、ワタミが負けるか??テレビにもでてて、教育再生会議にもはいってて、安倍首相から直々に出馬要請されたワタミが。
渡邉美樹さんは、2011年の東京都知事選挙で、民主党の支持をうけて無所属で立候補し、1,013,132票を獲得している。
全国比例区で自民からでて当選するのに必要な票は、前回は約10万票、前々回は約20万票だった。前々回は自民がぼろ負けしたときなので、参考にならないだろう。
単純な比較はできないが、自民全国比例で当選するのに必要な票の、10倍ちかくを東京都内だけで獲得している。
つまり、このときの民主票以外に、1割でも個人への支持票があれば、東京だけでアウト寸前になる。
それに、ワタミホームページによれば、ワタミの会社には65,498名の株主がいる、発行済株式数とかじゃねーからな。もちろん、個人じゃなかったり支持者じゃない株主もいるだろうが、わざわざ株を買う人々がお手紙までもらったら、たいていは入れるじゃないの。
それに、比例区は知名度が鍵なんだから、1位か2位で当選する恐れもある。
そこで提案。
3自民党を強く支持している人は、渡邉美樹トップ当選阻止を狙って投票。
4ブラック企業問題に政治的な関心が高まってほしい人は、左派政党を検討。
解説する。
今回の選挙で、渡邉美樹にいれたい人は、比例区の投票用紙にどう書くだろう。
「渡邉美樹」「渡辺美樹」「わたなべみき」「渡邉」「渡辺」「わたなべ」「美樹」「みき」「ワタミ」
こんなとこだろうか。
実はこのなかで、「渡辺」「わたなべ」「ワタミ」は、疑問票となる可能性がある。
なぜならば、同一選挙区に、みんなの党の比例代表候補「渡辺みちたろう」さんがいるからだ。
たぶん、「渡辺」はみちたろう票になるか、按分票。「わたなべ」は按分票。「ワタミ」はみき票になるだろうが、一応みちたろうさんも「わた」と「み」はついているw
按分票は、得票率に応じて比例配分される。つまり、みちたろう票が増えれば増えるほど、渡邉美樹さんにはいる按分票はへるのだw
「渡辺」「わたなべ」は結構多いんじゃないかな、そもそもテレビでみて渡邉美樹さんに共感して入れようと思う人なんて、どーせ単純で適当だから。
ちなみに、みちたろうさんはみんなの党渡辺善美代表の甥。みんなの党が嫌いだったり、みんなの党は好きだけど江田派だよって人は、この方法は使えない。
2他党を検討
与党の方針がいいと思うなら公明。右派なのがいいなら維新。リフレが好きならみんな。「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」なら共産。
渡邉美樹さんがトップ当選となれば、入ってからもそれなりに重用される恐れが強い。
となれば、有力候補にいれるべきだろう。
前々回は、1位が舛添47万票、2位JA全中の山田としお45万票、3位中山恭子38万票、4位が丸山和也27万票といったところ。
このなかで、山田としお、丸山和也は今回も比例ででている。その他だと、橋下市長の前に大阪府知事だった太田房江も知名度的に有力かもしれない。
単に渡邉美樹が嫌いとかではなく、ブラック企業問題が主眼なら、嫌いでも比例は社民、共産、みどりの風、生活とかにいれたらいいと思う。
俺はみんなの党支持者だから、・・・川田龍平にいれる。みちたろうって誰だよ。
追記
Midas
> 『投票では阻止できない』民主主義の行き詰まりを表してる。
民主主義は、少数意見もよくきいた上で多数派が決めるものだと考えている。
渡邉美樹支持者が一定数いるのなら、支持しない人が彼の当選を投票で阻止できないことが問題だとは思わない。
議席の一つを占めるだけ、むしろ国会で攻撃の的になって、いいんじゃないだろうか。
ワタミの当落よりブラック企業を問題視してるなら、左派政党にいれればよいので、投票で意見を反映できる。
gui1
国政にしっかり向かいたい人は地盤作れる小選挙区からでるし、知名度があってまともな候補は党に縛られず裁量の大きい知事選にでるからね。
参院比例は知名度があるがキワモノな候補か、圧力団体の候補に向くところはあります。
death6coin
tatsunop
>「わたみ」でわたなべみちたろうにも入るかどうかが一番気になる。この辺の按分決定ってどういうプロセスで決定・発表されるんだろう。
詳しくはしらないけど、「わたみ」は、渡邉美樹の愛称と判断されるか、もしくは無効票になると思われる。通称申請なんて制度もあったような気がするが・・・。
プロセスについては、総務省から都道府県選管に参考例が事前に通知されることがあったり、都道府県選管から各選管に通知がいくことがあったりするらしいが、
各選管で、各陣営も立ち会いのもときまるらしい。不服なら、裁判になって、最高裁で確定。
type-100
そうなんですよ。誰からも嫌われてない人じゃなくて、多くの票を集めた人が勝つのが選挙ですから。
また追記
http://anond.hatelabo.jp/20130707223322
お前バカだろ。
まず、渡辺みちたろうさんは仮にも善美代表の甥。
選管によっては、誰の愛称としても認めずに無効票という可能性はなくはないかもしれないが、みちたろうさんに按分票がくる可能性ってどんだけだよ。
そもそも、全国のみんなの党陣営の立ち会いの人に、「ワタミはわたなべみちたろうかもしれない」と開票時に主張してくださいなんて、みんなの党本部も、みちたろう陣営もいわないだろどう考えたって。
小選挙区の死票半端ない 自民2500万票222議席 民主1100万票38議席 共産700万票1議席©2ch.net
小選挙区制の魅力 有権者2割の投票で8割が自民党議席に©2ch.net
今回総選挙の自民党の絶対得票率は、比例代表選挙で16・99%、 小選挙区で24・49%に過ぎない!
一選挙区から一人しか当選しない小選挙区制を採用している場合には、特定の政党に投票する傾向の強い地区を分割し、相対的に多数が別の政党に投票する傾向のある選挙区に吸収させることで、特定の投票を無効化することができる。
共和党のジョージ・W・ブッシュが、民主党の現職副大統領アル・ゴアを破って当選した。
獲得選挙人 271
得票数 5045万人
得票率 47.9%
獲得選挙人 266
得票数 5099万人
得票率 48.4%
Amazon.co.jp: 選挙のパラドクス―なぜあの人が選ばれるのか?: ウィリアム パウンドストーン, 篠儀直子: 本
「合理的無知=コストパフォーマンス的に、政治の勉強に膨大な時間を費やすより、適当に暮らしてた方が合理的。」
比例代表ではある程度議席確保したが、小選挙区では関西以外は殆ど全滅状態。
これって、彼の計算違い、の面もあったのでは?
彼は「維新の勢いなら、全国の1区(県庁所在都市)で、もっと議席取れる筈」と計算してたのに、
アテが外れたんじゃないか、と思う。
橋下がアテが外れた、「勘違いした」理由の一つに、
彼の周りのメディアが「在阪マスコミ」で、橋下の一挙手一投足を逐一伝えていたが、
それを橋下氏は「東京マスコミも、自分の一挙手一投足を伝えている」と壮大な勘違いをしたからではないか?
「在阪マスコミでしか見かけないタレント」というのが、実に数多い。
で、関西人は、これら関西タレントは、「全国的に知名度がある」と勘違いしている節がある。
実際には、関西圏ローカルタレントで、関西圏2000万人しか知らないのに。
橋下氏は、「行列のできる法律相談所」など出演しているから、存在自体の知名度は全国区ではあるが、
彼の一挙手一投足を逐一報道しているのは、在阪マスコミだけだ。
在京マスコミの橋下氏に関する報道量は、在阪マスコミの、せいぜい10分の1程度。
だから、東京の有権者、全国各地の1区有権者に取って、維新候補者っていっても、
あと、関西の有権者は、かつての西川きよし、中村鋭一、横山ノック、等々の
「お笑いタレント支持層」というのが連綿として存在しているから、
この層がある程度維新支持に動いたと思われる。
今回の選挙の争点は色々あったと思うけど、僕が関心を寄せていた争点といえば経済政策しかなかった。
領土問題や安全保障なんてどうせ外務省の官僚がうまくやるだろうからどうでもいいし、原発から遠く離
れた三大都市圏に住んでるから、脱原発なんてのもどうでもいい。(むしろ電気代が上がるなら脱原発な
んてやらないでほしいとすら思ってる)TPP問題は難しすぎてよくわからなかったからスルーした。
しかし、景気がよくならないと自分の生活がどうにもならなくなるのはわかっているので、景気をよくして
くれそうな政党を探すことにした。いくら低学歴でもデフレ下で経済が好転しないことぐらいは知っている。
そして、自民とみんながデフレ脱却に積極的であることを理解した。
16日の昼、埼玉県春日部市にいた。たまたま入ったレストランで、隣に座った60代と思われる女性2人の会話が耳に入ってきた。「…もう結果が出ているからね」「そう。だから〔投票に〕行ってないの」。
メディアは投票日に向けて、選挙結果の予測を「世論調査」の名のもとに執拗に行ってきた。投票日に向けて何度も世論調査を行い、「自民単独過半数の勢い」(『東京新聞』12月13日付)、「自公300議席うかがう」(『朝日新聞』14日付)、「自民勢い変わらず」(『読売新聞』同)…という調子だった。映画が始まる前に、その結末を大声で話すようなものである。これでは映画館に行く気力も失せる。
午後8時。開票が始まると同時に、「出口調査」を根拠とした当選確実が次々と打たれ、朝刊一面トップの見出しがほぼ決まってしまった。メディアが予測していた以上の劇的な結果となった。民主党の地滑り的、壊滅的大敗北、自民党の単独過半数、自民+公明(or/and)維新で3分の2(320)を超えることが確実になった。
いま、開票速報を聞きながらこの「直言」を執筆しているが(16日午後9時現在)、何とも不思議な気分になった。まるで開票が終わったかのようである。『東京新聞』12月15日付「こちら特報部」は、「世論調査が醸成する『空気』」を分析している。この不思議な「空気」のなかで投票日を迎え、春日部市の女性たちのような会話が、全国各地で行われていたのではないか。勝負が決まっている試合や、「オチはこうだ」と事前に知らされたサスペンス映画、表紙の帯に結末が書いてあるミステリー小説に食欲がわかないのと同じだろう。今回の世論調査については、「世論調査が予備選的な役割を果たした」という評価もあるという(『東京新聞』同上)。だが、これは楽観的評価に過ぎよう。調査報道が世論誘導的に機能した可能性は否定できない。しっかりした検証が必要である。
投票率は前回よりかなり低くなった。戦後最低の投票率になりそうである。現時点で推測できることは、結末が見えた試合に行く気がしないで棄権した人々だけではなく、多党乱立、節操のない政党間移動、党内のドタバタ、内容空疎な「マニフェスト」や「公約」などを見せられて、選挙そのものに嫌気がさした人々がかなりいたことだろう。そのなかには、あえて選挙に行かない積極的棄権派(ドイツの現代政治用語では「非選挙人」(Nichtwähler)という)も含まれているのではないか。多党乱立とメディアによる「結果はもう出ている」という報道の連鎖のなかで、一票を使う気力を失せさせてしまったところに、別の意味での「一票の軽さ」があるように思われる。「非選挙人」の選択の結果は投票率の低さであり、それは自民党に圧倒的に有利に作用したと言えよう。
なお、それまでの支持政党の不甲斐なさに怒り、極端な主張をもつ他の政党に乗り換えることを、ドイツの政治用語で「抵抗選挙人」(Protestwäahler)という。今回、「日本維新の会」が「抵抗選挙人」の受け皿となったと見ていいだろう。もっと言えば、民主党政権に対する怒りと絶望の最大の受け皿、「抵抗選挙人」は40%を超える棄権者ではないか。自民党はこの「抵抗選挙人」によって大勝を得たとも言えよう。選挙結果がまだ確定していない段階なので、個々の具体的な指摘は控えておこう。
6年前、直言「『失われた5年』と『失われる○年』――安倍総裁、総理へ」を書いたが、彼はわずか1年で内閣を投げ出した。政治生命が終わったかに見えたが、それから5年で、再び「わたくしの内閣」(安倍氏の口癖)が誕生することになる。安倍氏のいう「美しい国へ」の危なさは、当時、次の3つの点にあらわれていた。(1)「5年以内の憲法改正」、(2)集団的自衛権行使の合憲解釈、(3)「教育改革」と教育基本法改正、である。
(1)は、出来の悪い付帯決議をもつ憲法改正国民投票法の制定である。(3)は教育基本法「改正」と「教育再生会議」による執拗な教育介入であった。5年前、「安倍色の教科書検定」に対して沖縄では県民大会まで開かれたほどだった。今回の総選挙公約には、教科書検定の強化が掲げられているので、沖縄の危惧は深い。ちなみに、安倍氏は大学9月入学を6年前にすでに打ち出していた。私は「『大学9月入学』と『ボランティア』のセットは曲者である。軽薄な私大経営者はすぐに飛びつきそうだ」と当時指摘していた。(2)の集団的自衛権行使を可能にする解釈変更については、「合憲解釈」の報告書が出る2カ月前に安倍氏が退陣してしまったので、しばらく後景に退くことになったが、今後一気に勢いを増すだろう。
「送別・安倍内閣」を書き、安倍氏の復活はほとんどないと踏んでいたので、今年9月の安倍総裁誕生は大変驚いた。「総理大臣の職責にしがみつくことはしない」という奇妙な言葉を使いながら内閣を投げ出した人物が、再び内閣総理大臣になる。この国は何とも不思議な国である。
危惧されることは、石原慎太郎「日本維新の会」代表が選挙中(12月10日)、自民党と組んで憲法改正を行うことを宣言したことである。「9条のせいで日本は強い姿勢で北朝鮮に臨むことができなかった。9条が自分たちの同胞を見殺しにした。…あんなモノがなければ(拉致被害者を)返してくれなかったら『戦争するぞ』『攻めていくぞ』という姿勢で同胞を取り戻せていた」と述べた(『東京新聞』2012年12月11日付)。「日本維新の会」が衆議院に進出したことで、自公連立政権が、今後の展開によっては、公明党の代わりに「維新」が入って3分の2を確保し、「壊憲連立政権」となるおそれなしとしない。
歴史は繰り返すのか。2006年の安倍内閣誕生で憲法改正への動きが進んだ。一度目は憲法にとって悲劇だったが、二度目の安倍内閣は、喜劇(茶番劇)どころか、憲法にとっては命取り(惨劇)になるかもしれない。来年7月の参議院選挙が、最後の防波堤として重要性を増してきた。
そもそもこの選挙は、最高裁によって違憲状態とされた公職選挙法に基づいて行われた「違憲状態選挙」であった。選挙終了と同時に選挙無効訴訟が起こされ、最高裁が「選挙無効」判決を出す可能性もある。選挙で圧勝したかに見える自民党は、小選挙区比例代表「偏立」制に助けられ、小選挙区(4~9人という異例の多数立候補)における大量の死票の上の勝利であることを知るべきである。
「一票の軽さ」の問題は、単に議員定数の不均衡の問題にとどまらない、より多面的で深刻な問題となっている。
《付記》
17日午前5時半に新聞各紙やネットを見ながら、書かねばならないことがたくさんでてきた。選挙結果は、自民党294、公明党31で計325の3分の2超え。民主党57、維新の会54、みんなの党18、未来の党9、共産党8、社民党2、国民新党1、新党大地1。開票作業を見ながら書き上げた上記「直言」をアップすることにしたい。最低限注目すべき点を指摘しておくと、まず59.32%(共同通信推計)という前回よりも10ポイントも低い、「戦後最低の投票率」になったことである。これは本文で書いた。それから、自民党の安倍総裁が、憲法96条(憲法改正条項)を3分の2から過半数にすることについて、「維新」と連携していく考えを示したことである。また、「維新」の橋下代表代行が首相指名選挙で安倍総裁を支持すると発言し、「(首相指名で)独自の候補を出すのはばかげている。日本は多数決の原理が根付いていない。多数決の教育をしてこなかった弊害」と述べたという。これに対して「維新」の石原代表は、「政党の体をなさない。(首相指名選挙で)党首を出すことが政党の沽券だ」と反発した。それにしても、橋下氏の一面的な多数決論、民主主義論は末恐ろしい。指導者民主主義論と接合する兆候がすでに随所に見られる。これらの問題は、折にふれて論じていく。