2018-05-05

褒められて喜ぶ受け皿がない

ないのだ。

気付いてしまった。

今回、とてつもない時間をかけて、それこそ寝るのも惜しんで漫画を描いた。

膨大な時間をかけたはずだ。新しい事にも挑戦した。納得のいく出来だったはずだ。

実際、読んでもらって好評だったし、たくさんの方に褒めて貰えた。

しかしだ。全く。嬉しくない。

全く嬉しくない。

嬉しいと感じず、むしろ次回に期待される恐怖、ここから嫌われるのではないかという猜疑心。そればかりが膨らんでいく。

褒められて嬉しい!と口では言うけれど、本当はちっとも嬉しくない。嘘をついている自己嫌悪もそこで発生する。

褒められたことは嬉しくもないし瞬時に忘れる。逆に、悪く言われると一生覚えている。

こういう人間なのだ。俺は。

頭では分かっている。褒められたら素直に喜んでもいいと。悪口に耳を傾ける必要はないと。

でもダメなのだ。冷え切った頭が、不安身体に纏わせる。

もう漫画描くのやめよう、と思った。でもダメなんだろうな。

何をやっても同じだと思う。こういう風になってしまたからもう治らない。

事実漫画は売れた。たくさんの方が漫画を買ってくれた。お金を出してだ。

紛れもない事実だ。僕の本を読みたくて買ってくれたんだ。それは絶対に本当のことなのに。

いまこうして文章として自分の脳に分からせようとしている。しかダメだ。

「そんなの嘘だ」と脳は納得しない。転売目当てで買った者もいるだろう・・・とかネガティブな考えを最優先で導き出そうとしている。

人間としてこんなものおかしいのに。より良さを求めて、人間は生きてきたはずだ。DNAの反逆だ。

こんなもの死ぬしか方法はないじゃないか。俺の身体はどうしてしまったのだろう。

こんな、人間として最大に喜べる・・・努力が報われても、嬉しさを感じないのだったら・・・

これ以上書きたくない。もうやめておこう。本当に

  • 別に死ななくても、他人の評価あんまり関係ない仕事なり趣味なりすればいいじゃん たとえば花を育てて、綺麗に咲いたのを見て満足するとかさ 褒められも貶されもしないよ

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