はてなキーワード: ワンピースとは
ワンピースとかすごい顕著(街が吹っ飛ぶくらいの爆弾を至近距離で喰らって生きてたキャラがいる、基本的にどんな爆発を受けてもちょっと表面にススがついてゲホッて言う程度)だし、ナルトも起爆札は使うけどそれが決定打になることは全然ない印象
どう考えても殴るより爆風に巻き込まれる方が効くと思うんだよな そりゃあ肉弾戦が強い世界観なのかもしれないけど、鍛えた人間のパンチ以下の威力しか出ないならわざわざ火薬つくって弾に詰めて…って作業をやる意味なくない?
その点ハンターハンターとかはちょっと爆発に巻き込まれると腕くらいは全然取れる感じで良かった
銃を胸に食らったら死ぬが爆風に巻き込まれても服がちょっとボロボロになるだけ みたいな風潮は絶対おかしい 爆弾をなめるなよ
白いワンピースを着たとても写実的な美少女の油絵ばかりを書いていて、いつも美術準備室に白いワンピースがかけてあり、特別かわいい生徒に着てもらい写真を撮り絵にしていた。
資料の中に吸血姫美夕のアニメブックがあり、何であるのか聞いたらアニメ絵は影の参考になると主張していた。
乳幼児スナイパーの主戦場は主に交通機関の中だが、俺のようなプロともなると「親が身動きできない状況」は概ねすべて戦場に様変わりすることも珍しくない。まさに常在戦場。かっこいいなあ、もう一回言ってみよう「常在戦場」。
ここは埼玉県でも有数のとある歓楽街。世を忍ぶ仮の姿で底辺リーマンである俺は仕事の打ち合わせを終え、乗り慣れない黄色の電車を降り、飯でも食って帰ろうと西口から出た。俺が子供のときに観てた、略すとプロレス団体みたいだったタイトルのドラマの舞台ともなった界隈。道行く人たちも何かそんな雰囲気である。俺は身長だけ長瀬智也に似ているので自然と口を開けながら歩いてしまう。
このあたりを歩いていると、黄色い電車の中にもいたが、制服なのになぜか化粧がプロ並みにバッチリ決まったアンバランス女子高生が散見され、大人の俺としては「きみもしかしてコンプライアンスにていしょくするバイトしてない?」と素朴に尋ねたくなるのもこの地ならではである。
立ち並ぶ飲食店の中、大人の疲れを癒してくれる居酒屋を物色して俺が彷徨っていると、おおよそこの界隈に相応しくない赤ん坊の声がする。やれやれ今の俺はオフなんだけどな。常在戦場の身としては仕方ないか。
とある飲食店の前で、泣いている赤ん坊を抱いて一生懸命あやしている父親の姿が見えた。傍らには赤ん坊のお姉ちゃんとおぼしき少女もいる。父親はスーツでお姉ちゃんもちょっとよそ行きの恰好をしており、俺のプロとしての経験則が素早くプロファイルする。「おそらくお出かけ帰りである」と。そして食事中にこいつが急に泣き出して周囲に迷惑だからと父親が抱きあげて席を立ち、お姉ちゃんは「あたしもいく!」とでも言いながら父親について来たのだろう。俺は大人だから瞬時に脳内で映像付きで再現された。もちろん4Kだ。
OK、周囲に迷惑をかけないよう赤ちゃんを連れ出す気配り。さらに嫁さんに食事のゆとりを与えるその思いやり。俺は嫌いじゃないせ。この子のママであるあんたの嫁さんは、あんたの優しい心遣いに安心して今頃好物のエビチリをザトウクジラがオキアミの群れを一気食いするように貪ってるんだろう?素敵な奥方じゃないか。
プロの出番が来るかどうかはわからないが常在戦場を信条とするプロのたしなみとして俺は漠然と戦略を立てていた。もちろん彼が自力で事なきを得た場合「いや俺大人なんで初めから関心ないっす」と言う顔で通過できるようゆっくりではあるが歩みを止めず距離を詰めていると、俺と同じような動作で対象との距離を詰めている者がいた。二十歳かそれを少し過ぎたくらいの女の子だった。む!同業者か?
前述のアンバランスJKの先輩かと勝手に錯覚させる雰囲気。キノコみたいな金髪。モヘアニットのワンピースからべろーんと出ている肩、妙に光沢のあるトートバッグを持っている。俺の経験則ではこういう風貌の女が同業者だったケースはまれで、むしろ赤ちゃんの泣き声に舌打ちするタイプのはずだが人は見かけによらないのかもしれない。なお、信仰上の理由なのか眉毛がない。
(蛇足ではあるが俺が生まれた西の地には「キャンディ☆スパッツ」と言う、主に壮年のご婦人のみで編成された大規模かつ凶暴な乳幼児プレデター軍団が存在するのだが彼女たちもおおむね眉毛がない)
「びゃぁぁん!けほっけほっびゃぁぁぁん!けほっ」。この咳込みながらの泣きに、くぐり抜けてきた修羅場で培った俺の本能が危険を知らせる。これは狙撃では間に合わないかもしれない。そしてこの父親はおそらく赤ん坊を独りであやすのに慣れていない。あの毛布みたいなタオルみたいな赤ちゃん用のふわっとした布が垂れ下がっても気づいてないあたり間違いない。そろそろ来るぞ!回避は間に合わないから衝撃に備えろ!
「っびゃぁぁぁれろろろろろ」そう、泣きゲロだ。
後編へつづく
関東の夕方の電車での話である。車内は席が全部埋まって、立っている人がまあまあいるくらいの混雑具合だった。帰宅の為友人と二人で電車に乗り、唯一空いていた席に友人が座って、その前に私が立った。
隣に座っていたおばさんの台詞である。そのとき私たちは来週出かける話をしており、どうやらその声がうるさかったらしい。女子高生二人が周りに気を遣って世間話をする程度の声が。夕方のそこそこ混み合った電車なので、私達の他にも話しているグループはいくつもあったし、近くの男子大学生グループに至ってはバカ笑いを繰り返していた。毎日この時間はこれくらいの煩さだし、私たちも電車に入れば意図的に声量を落とす程度の気遣いはしている。正直この時点でクソ老害だなとは思ったが、面倒なので大人しく私たちは適当に謝って口を閉じた。
「え、それでそのままそこにいるの?」と呟き舌打ちしながらも満足したようなおばさんは、なんとゴテゴテとしたヘッドホンを付け、いくら至近距離にいたとはいえ音漏れするほどの音量で男性アイドルの曲を聞き出した。
老害すぎる。まず頭が痛いのは100%嘘だし、どう考えても私たちの話声よりヘッドホンから聞こえる音楽の方が大きい。そりゃあ女子高生の話声よりは好きな音楽の方が良BGMになるかもしれないが、うるさいから黙れと優先席ですらない騒がしい電車内で言っておいて、大音量で音楽聞き出したら周りがどう思うかとか考えないんだろうか。そして現代日本において「電車の中では一言も喋ってはいけない」というルールはない。頭が痛い人や体調不良な人もいるかもしれないが、そういう人は優先席付近に行くなど配慮してくださいね、というのが暗黙の了解だ。寧ろ音楽の音漏れの方がマナー違反とされる。
自分の快不快だけ押し付けて、あとはどうでもいいですって態度で生きてきたか、若い私たちに嫉妬したかの二択なんだろうけど、ここまで露骨な老害に遭遇するのが初めてでびっくりしてしまった。言っちゃ悪いけど服装もピンクのひらひらしたワンピースでいい歳でそれ着る……?って感じだったし、頭がおかしい人なんだろうなあ。早めに死ねとは言わないけど不幸になってくれ。
ツイフェミさん達がジャンプにフェミニズムに則った漫画載せろ、みたいなツイートしてそれがまた荒れて揉めてるけど、フェミニズムに則った漫画って何……?
ワンピースとかヒロアカとか、今でもセクハラ描写あるような漫画が人気な雑誌なのも事実だけど、セクハラ描写がなくて、女子キャラが自分の意思で戦ってたり、主人公だったりする漫画も沢山連載してて、それらはフェミニズムに則った漫画には入らないってことなんだろうか。
叩かれがちなゆらぎ荘だって、主人公が故意に女の子にセクハラする描写は全くない。しかも主人公は自分に全く非がない事故でもちゃんと女の子に謝罪する。ワンピース・ヒロアカも未だにセクハラ描写続けるのはどうかと思うが、別にそれが本筋に置かれてるわけじゃない。女子キャラも自我を持って戦っているし、露出が多いと言われるヤオモモのコスチュームにも一応合理的な理由がある。
ジャンプに「フェミニズムに則っていない漫画が連載されているから訂正していってほしい」ならわかる。ただ「載せろ」という主張をする以上、今のジャンプには一作品もフェミニズムに則っていない漫画が連載されていないことになるのだが、ヒロインと言えないほどに強いメンタルを持ち、前線で戦う女の子キャラばかりの呪術廻戦や鬼滅の刃、主人公の天才女優が成長していくアクタージュを初め、ラブコメのぼくたちは勉強ができないもヒロインたちには自我があり、惹かれているのは主人公の人間性だ。そして勿論これらを始めとする漫画達にはセクハラ描写はない。女性が人間として尊重されており、読んだ子供が女性蔑視を抱くようなことは絶対にない。これらはフェミニズムに則った漫画とは言えないのだろうか?
それとも女の子にはセクハラしちゃだめだよ!一人の人間として尊重しよう!みたいなことを延々と訴えかけるお勉強漫画を連載しろとでも言いたいのか?間違いなく人気が出なくて打ち切りだろうし、ジャンプは漫画雑誌であって教科書ではない。フェミニズムを踏まえて描かれており、暗に読者にそれを感じさせる漫画なら既に連載されているし、フェミニズムをストレートに語り続けるお勉強漫画を連載させたいならそれ用の雑誌を作って頂きたい。読んでもいないだろう雑誌にギャーギャー文句言うの気持ち悪いから近づかないで欲しいんだが。
少年漫画の風呂覗き回、またそれに類する表現への「あれは女性差別だ」「差別じゃない」「二次元と三次元の区別をつけろ」みたいな話題についての記事です。
筆者は「危険性は高いのですくなくとも安易には描くべきでない」という立場ですのでご注意ください。
例え話をします。
漫画で、修学旅行の夜とか部活の新入生歓迎会とかで、「よーしそれじゃあ全員で万引きにしいくか!」っていうお約束回があるとするじゃないですか。
「誰がいちばん高いもの/大きいもの/センスのよいものを盗んでくるか」っていうところでゲーム性もあるし、
どういうチョイスをするかでそれぞれのキャラクターの個性も出せますし、
なによりこう全員で同じスリルを味わい秘密を共有するということで、集団としての団結も高まりそうで、悪くないとおもうんですよね。素人考えですけど。
実在の小売店業者のひとから「そういう展開は配慮してくれ」という意見がでたとして、
「嫌なら読まなければいい」が回答として成立していないことは判りますよね?
小売店業者のひとは「こどもたちが影響を受けかねない」ことを懸念しているのであって、一読者としての快不快の問題ではまったくないので。
「こどもが漫画をそこまで鵜呑みにするはずがないだろう」とか、
「こどもが影響を受けることはあるかもしれないがそれは表現者が負うべき責任ではない」とかなら回答としてわかります。
それで、
「万引き回も風呂覗き回もどちらもジャンプで描かれるべきでない」の、この二者の主張なら首尾一貫してて理解できるんですが、
「万引き回は駄目だが風呂覗き回は許されるべきだ」っていう意見は個人的にはちょっとよくわからないんですよね。それってどういう線引きなんでしょう?
性犯罪軽視の価値観を交えずに説明するの、すごく難しいんじゃないかとおもうんですが。
「いや、風呂覗きをしたキャラはきちんと殴られたりして制裁を受けている。犯罪を推奨するのではなくむしろ戒める内容だ」っていうひとは、
小売業者さんに「いや、このキャラは殴られている。警察沙汰にも出禁にもなっていないが、決して犯罪を推奨してはいない」って反論して納得してもらえるか考えてみてください。
わたしは無理だとおもいます。たんこぶ出来たって3コマもあれば消えますもん。
というかジャンプの現役読者なら、こういう風呂覗き的な表現が事実がんがん淘汰されつつあること、みんなわかっているのでは……?
ハンター、ハイキュー、鬼滅、ネバーランド、アクタージュ、呪術あたりは絶対やらない作風、
逆に明らかにやりそうな作風っていうとワンピースとサムライ8くらい?
チェンソーマンは微妙なところですけど、あの漫画はものすごく懇切丁寧に筆を尽くして「この漫画のキャラクターの倫理観は最悪です!!!」って描写してるし、
もし風呂覗き回をやったとしても批判されるような描き方にはならなそうな気はします。
風呂覗きを娯楽として描くからこどもへの悪影響を心配されるのであって、きちんと倫理観最悪なものとして描かれるならそういう心配はされないはずなんですよね。
「ゼルダの伝説 夢をみる島」で泥棒をすると以後ずっと「どろぼー」って呼ばれるのとだいたいおなじ感じ。
またマキマさんは何回も繰り返し「キスやおっぱいそのものがエロいんじゃなくて文脈や気持ちが伴ってこそのエロさですよ」っていうことをデンジに調教してくれてるので、
寂しいということを言いたいだけで、読んでも知らんがなとなるだけだから、暇な人だけ読んでも読まなくてもいい。
10年以上の習慣をやめるこのモヤーっとしたものを吐き出させて。
高校生くらいまでは次の週まで何度も読み返して、作者コメントまで熟読してた。ジャンプフェスタも毎年行ってた。
大学生になってそこまでの熱量はなくなったけど、それでも毎週月曜日に欠かさず買った。
青春を共に駆け抜けたナルトと銀魂が両方終わってしまって卒業時かなと思っていたけど、ワンピースは続いていたし、約束のネバーランドとか面白かったから続けて読んでた。今は社会人。
私は女だから元々少年じゃないんだけど、ここでは「ジャンプの読者層」を少年と表現する。
少年じゃなくなったと感じたのは、篠原健太先生の炎上に関する一連のツイート。先生の意見が正しいのか間違っているのか分からないし、女はジャンプにお呼びじゃないと言われたとも思っていないし、先生の意見は先生個人のものだって分かってる。
でも、ツイートを見ていて悲しい気持ちになった。まったく関係ないのに、スケダン好きだった(全巻持ってるし、今でも面白いと思う)のになと思ってしまった。
表現の自由と差別的表現、難しいよね。時代と共に変わっていく、読者のターゲットをある程度絞る、大いに納得できるよ。アリエスが自分の胸が大きいことに無自覚なキャラでも全然いいと思う。私は気にならなかったし。
だけどね、「女性が普段晒されている性的な目線に無自覚だ」って言われたことに対して「表現の自由だ」って返したのがどうしても歩に落ちない。どうして無自覚でいられるのか(それこそ倫理観が違うとか)、いっそなにも答えないでいてくれたらよかったんだと思う。
先生は「女性が不快になる描写」があることは認めているよね。そしてそれを少年へのサービス(喜ばせるため)としてやっているって言っちゃってない?「少年漫画が少年を対象としている以上作品で女性が不快になる表現はあり得ます」って。誰かを喜ばせるためなら無条件に誰かを蔑ろにしていいの?ダメじゃない?誰かが傷つく以上、そこに理由や意図がなきゃダメじゃない?
もちろん、理由や意図があってもそんな表現はないに越したことはないけれど、そんなのは無理だし、つまらない話になるのは分かる。でも、理由なく人を貶める表現を私は受け入れられない。その表現をするための後付けでもこじつけでもいいんだ、なにか言ってくれ。そうじゃないと私の正義と倫理観が拒絶する。
そう、これは私がそう思うだけで、法に触れるとか憲法に反するとかはまったくない。言ってしまえば差別的表現をしても公共の福祉に反さなければオッケーだし。それについて今は議論しないけど。話が逸れる。
結論を言う。一連のツイートを見てこんなことを思う時点で、私はもう少年ではなかったんだ。小中高、もしかしたら大学生までこんな騒動を見てもなにも思わなかったと思う。色々経験を経て、世間擦れしてしまったんだろうね。大人になってしまった。
ということで、今週でジャンプ卒業です。今までありがとうございました。おかげで立派なオタクに成長しました。友情努力勝利は忘れません。
少年誌で女がひどい扱い受けてるか〜の増田読んで思ったんだけど、確かにワンピースでも風呂覗き描写あったし、スカートめくりがジャンプの漫画で描写されたことはあったよ。スカートめくりはPTAの問題沙汰になったんじゃなかったっけ?ただそれ何年前よ?ワンピースの風呂覗きは2001年だし、他のモノ扱いの描写も少なくとも五年前くらいのものが殆どでしょ。
エロ描写で常に荒れてるゆらぎ荘だって、自我のないヒロインはいないし、エロ要素は事故かハプニング。にも関わらず、主人公は毎回ちゃんと女の子に謝罪してる。そういう人間性が女の子に慕われてる訳だ。今回の透かしの件は流石にやりすぎな気がするけど、女の子がモノ扱いされる描写がないようちゃんと気を遣われてる。少なくとも、ゆらぎ荘読んで女の子にいたずらしようとか、エロいことしても許されるなって考える少年は余程歪んでない限りいないと思う。
今のジャンプで、自我のない女の子や守られるだけの女の子、モノ扱いされる女の子なんて一人もいないんじゃないだろうか。むしろ鬼滅とか呪術とかアクタージュとかチェーンソーマンとかミタマとか、自我が強い女の子キャラがウケる時代になっている。ジャンプがそう言ったモラル気にしてるのは勿論、一番連載順や打ち切りに関わる読者票で選ばれてるからでしょうよ。現に女の子モノ化みたいな描写の連載とか読み切りが入っても、すぐ軌道修正されるか打ち切られてる。少なくとも今のジャンプで、フェミニストの皆さんが気にしてるような女性のモノ化は起こってない。
はじめに言及した増田も言ってたけど、今のジャンプ読んでないんじゃないだろうか?昔読んだ薄い記憶とTwitterで流れてくる写真だけ見て分かった気になってない?本当に今のジャンプでお人形さんみたいな古典的ヒロインがいると思ってるんだったら名前と感じた描写教えてほしいし、ジャンプほど女の子が生きてる漫画雑誌はないから是非読んでみてほしい。風呂覗きあったワンピースが許さなくても、それ以外に面白い漫画たくさんあるよ。
排除しようとは思わないけど(無理だと思うので)、よくはないよなあとは思う。感想として。
レスをもらってわかったけど、どっちかというと非倫理的描写って作者が思ってなさそうなのが気になるのかも。
殺人描写とかは作者はNGってわかっててなお「こういう作風で行くんだ!」って書いてるだろうけど、ワンピースのあげたような例は作者はなんの悪気もなくやってるんだろうなと思って。
作中の女性の扱いじゃなくてそのほかの話なんだけど、価値観の話でワンピース地味についていけなくなった。
子供の頃Mr.ボンクレーのこと無邪気に楽しんでたけど、大人になってカマバッカ王国だっけ?あれが出てきたあたりでオカマの人を無邪気に笑いものにしたりキワモノ扱いしている感覚に違和感を覚えた。
あとチョッパーが2年間の修行先に選んだ原住民ぽい太ったおじさんに「頭悪そうなのにすごいな!?」みたいな突っ込みを入れてて、これいいの…?ってドン引きした。
絵柄がイマイチだなと思って敬遠していたが、つい最近読み始めた。
さて、キングダムにはさまざまな魅力的な武将、人物が出てくる。
キングダムは史実をもとにアレンジしている。当然と言えば当然であるが、そのアレンジも歴史の流れを理解する能力がなければ魅力的な人物を描くというのは大変難しいと思う。
中国に伝わる物語をアレンジした漫画といえば封神演義を思い出すが、あちらに関してはどうやって物語を着地させるのか、そっちが気になって仕方がなかったのを覚えている。ただしキングダムに関しては仙術のたぐいはほとんど出てこないので、超技術でどうこうという話にならないのが確定的な分、安心して読んでいられるのが救いと言えば救いか。
さてそんなキングダムのキャラ、読者はそれぞれお気に入りの人物がいると思うが、私なりにいろいろ考察したことをつらつらと書いていこうと思う。ちなみに私は史書(原作)を読んだことがないので悪しからず。
・信
三国志なんかでもそうだが、古代中国の人物の名前は概ね姓名各一文字の二文字の名前が多く、稀に姓が二文字の人物が出てくる、という感じだ。
その中でも漂や信は下僕であったので、姓がない・・・のかと思ったが、騰はまだしも貴族の出である壁など、意外と一文字の人物が出てくる。
彼は最初、政を助けた後に将軍職を望むが、説得されて結局は戸籍と家をもらうことになる。あまり細かくは語られていないが、これはかなり重要なことだと思う。
物語が進んでいくとよくわかるが、各将軍には有能な副官、部下がいる。彼らの働きこそが将軍たちを支えているのであり、将軍単体でまともな仕事をする人物というのはなかなかいない。ヒョウコウはとくに優秀な副官らしい人物は出てこずヒョウ公自身がひっぱっている感じで描かれているが、その裏では岳雷をはじめ彼のことを理解し補佐する副官たちが存在したはずだということはわかる程度になっている。
仮にあの時点で信がポンと将軍職をもらっていたとすると、部下のいない将軍が出来上がる。それでは夢の大将軍にはなれないので、イチから始めなさいと言われたわけだ。
当時は下僕に限らず、よっぽどの家に生まれない限りはまともな教育など受けられないはずだが、それを差し引いて考えてもおバカなのである。
物語上、登場人物にとっては当然のこと、常識であっても読者にとってはそうでないことを説明させるのに便利なのだ。キングダム内に置いては、特に地理の説明などに重宝していると言えるだろう。また、序盤はそうでもないが、それなりに話が進んでくると登場する人はたいていそれなりの役職にいる人=優秀な人であるので、説明せずとも理解しないで話が進んでしまうこともままある。それでは読者が置いてけぼりになってしまうので、主人公、あるいはそれに近い人物が物を知らないのは大事なのだ。他の作品で言うと、ワンピースの主人公ルフィはおバカなので、要所要所でナミやそのほかの人に解説を受けている。(その多くをルフィは理解していないが)
・昌文君
彼と王の出会い、心酔するに至るエピソードは明らかになっていない。あえて言うなら紫夏の回想のくだりで初対面を果たしているはずだが、その部分はあの話にとって重要ではないのでまったく語られていない。
登場時点ですでに文官に転じているため、基本的に戦闘シーンはない。時代的にも文官だからといって剣は持たないというようなこともないので、ちょくちょく佩剣しているのを見かけるが、信のように一騎打ちするシーンは出てこない。
(元)武官らしい働きをするのはサイの防衛戦くらいか。彼が武官としてどの位置まで上がったかも今のところ語られていないが、風向き有利な西壁において抜かれている辺り、やはりそんなにでもないのかな・・・なんて思ってしまう。
文官としても、時折シシに諫められていたり、超一流ではないことを伺わせるシーンが折々に挟まれている。リシに頭を下げるシーンなど、彼が文官として(も)頂点に上り詰めるほどの才がないことを強く感じさせるが、そんな完璧超人でない部分が重要な人物であるように感じる。完璧でないからこそ彼の脇を支える壁やシシの働きが際立つのであろう。
信からも「オッサン」と呼ばれ侮られている感があるが(盟友である漂を殺される原因となった人物であり、諸手をあげて尊敬することはできないだろう)、その信も昌文君こそが政を支え、自分も手助けしてくれる存在であることを認知している。特に冒頭に述べた「一の臣」であることを信すらもが認めていることがわかるシーンがある。加冠の儀を終え、アイ国軍を鎮圧したあとの「あんたの口から言ってくれよ」というセリフだ。あのシーンは呂不韋との政争の勝利宣言であるが、勝利宣言というのは勝った側の、頂点に立つ人が行うものである。つまりあの場にいる一番は誰なのかという問題であった。殺されてはならない王族を救った信でもなく、実際に反乱軍を鎮圧するのに必要不可欠であった将を打ち取った昌平君でもなく、政に長く寄り添い、支え続けた昌文君に託され(しかも信から)、彼の口から行われることに意味があった。バカな信でもそのことを理解していた。
長年の苦難を回顧し、その一部を共にしてきた読者にとって、勝利を実感している彼の姿はやはり感動的なものがある。映画版がどこまで話を追うことができるかわからないが、このシーンはぜひとも再現して欲しいと思っている。
・壁
昌文君を大王政の一の臣と評したが、その昌文君の一の臣である。
文官となった昌文君に代わり、「武」を司る人物となるべく存在しているはずだが、実際のところそのあたりはだいたい信に取られてしまっている。王センに捨て駒にされたり、食料を焼かれたりと頼りないシーンが多く、出番の割に見せ場は少ない。合従軍戦でも当て馬にされている。
しかしいぶし銀な働きで大王を支える昌文君を支えるだけあって、地味だが必要な仕事をこなし続ける。合従軍戦においてはヒョウ公と信と共に南道に入り、ヒョウ公を討たれ激情に駆られた信を諫め王都に向かい、サイの守城戦では信の南壁に続く東壁を守り抜いた。また、アイ国戦においては本人の出番はないが、旧友に根回しして軍を率いる将を確保している。
今後の彼に見せ場はあるのだろうか。
・龐煖
ある意味において面白みのないキャラだな、という感じはする。個人的には最初から最強のキャラはかなり好きなのだが、非常に自分本位なキャラであり、どうしても強さ以外に魅力がない。
が、おもしろいなと思う部分はある。彼自身が信が説得され諦めた「ポンと手に入れた、部下もいない大将軍」なのである。幸いなことに李牧という強力な参謀の駒として動くことになるためついてくる部下がいるが、もし彼がいなければ本当に裸の大将だっただろう。
そういう対比という点においてはよいキャラだと思う。
あとは気が向いたら
春 on Twitter: "ジャンプの件は「女性に配慮した作品をつくれ」ではなく、「少年がメインターゲットであるという点を譲歩しろ」という話でもなく、「倫理観を持て」という話だと理解している。 男子向けにつくるなら女子への加害はエンタメ扱いするのがまぁ当然、みたいな意識には問題がある。という感じの話。"
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/tiharu4happy/status/1191638835324522496
ちょっと故意にすっとぼけてるのか本気でアレなだけなのか判断つかないので真面目に書く。
ジャンプの件は「女性に配慮した作品をつくれ」ではなく、「少年がメインターゲットであるという点を譲歩しろ」という話でもなく、「倫理観を持て」という話だと理解している。
男子向けにつくるなら女子への加害はエンタメ扱いするのがまぁ当然、みたいな意識には問題がある。という感じの話。— 春 (@tiharu4happy) November 5, 2019
「女子への加害をエンタメ扱いする」とは具体的にジャンプのどれのことなのかがわからない。
女子への加害をエンタメ扱いしてたら確かにグロいし感心できないし当然私もそんな漫画を好きにはなれない。
けれども現在のジャンプでそんな漫画があったっけ?というと思いつけない。
(もしも女性キャラが胸元空けてる衣装などを「女子への加害」と言ってるならかなり話は違ってくるんだけど。)
だからまずジャンプのどの漫画の何ページの描写なのか言って欲しい。
言われればちゃんとバックナンバーを当たって当該箇所を読み直して考えるから。(電子版便利)
でもそれを絶対言わないでしょ。
むしろ「こんなに酷い描写があるから見ろーーッ!」って言いたくなる筈じゃない?
なんでそこ避ける?
雄弁だったのに具体的に質問されると一転ダンマリになる感じが。
…本当にそんなの見たの?
具体的に、何をどのようにすると、何故まずいのかの明文的な基準の提示を規制論者がやらないことにある。※1
その質問を投げかけられても決して答えないので、逃げているようにすら見える。
別にジャンプが無謬だと思わないし「この漫画のこの描写に抗議する」ということなら全然いいと思う。
私も例えばワンピースの単行本のオマケで「男性キャラが女性に性転換したら全員スイーツやサラダの話ばかりするおばかになる」(女性キャラが男性に性転換すると粗暴で野心的になる)という描写にはうわあ~ステレオタイプ!と思ったし感心出来なかった。
スケットダンスにかなりホモソーシャル的だなあと感じた回もある。
そういう具体例について指摘して批判の議論をするならいいと思う。
もちろん納得せずに「それぐらいいいだろ!」って反論してくる人もいるけど、それら全て意味のある議論だし批判だよね。
でも具体的に言わずに「倫理を持て」で規制かけてくるのは怖いよ。
それはもう何でもやり放題じゃん。
でも規制論で「倫理」が基準にされるのは怖すぎ。フリーハンドといっしょじゃん。
ていうかはてなってそういうのを懐疑する側だったと思うんだけど。
「倫理を持て」とか「常識で考えろ」とか「普通にわかるだろ」とかで咎められるのって怖いし理不尽じゃん。
そうやって議論を回避しつつ恣意的に取り締まりたいっていうのは権力的な仕草じゃない?
はてなはどっちかっていうと反権力・リベラル勢力だったと思うんだけど
なんでオタク規制のときだけゴリゴリの保守みたいに問答無用の権力的な顔つきになるの?
そんな長くなかったと思うけどまとめ。
1、ジャンプの問題を指摘するなら問題のある作品名と箇所を具体的に言ってよ。
2、「倫理」とかいう恣意的に内容決められちゃう基準で規制出来たら弾圧国家だよ。
これだけです。わかりにくくないでしょ?
「倫理」なんて人によるんだから、客観的に論じるべき話題でそんな言葉持ち出される時点でちょっと「えーっ?」ってなる。
tweetの春さんは「BLが好き!」って書いてるけど、「ホモなんて論外!」っていう倫理の持ち主絶対居るよ。
倫理ってそういうものなんだけど、春さんや彼女に賛同する人はそこからわかってないのかな。
yas-mal そもそも、元Tweetに「規制」という単語は出てこないようですが…。
2019/11/06
これは予想し得うる限り最もくだらない逃げであると同時に、
「規制」という言葉を使わないようにしているのは気付いていますよ。
で、今回実際起きていることはどうですか。
日赤は弁護士から「セクハラである」と明言され世論への火付けを図られ
ジャンプ作家の篠原健太もクレームへの丁寧なやり取りの中で「不快な表現があり得る」と述べたら
セクハラも差別も一発で社会生命が葬られるぐらい重い疑義であって
挙句に「”倫理観”をもって自主的に”考えれば”これ以上攻撃しないよ?」
ヤクザの脅迫も「誠意を見せろ」と言って具体的に何が問題でどうしてほしいのか言わないそうですが
yas-mal氏の「規制とは言ってない」は「金を出せとは言ってない」とどう違うのでしょう。
segawashin 規制ってどこから出てきたの。表現を考える根拠の一つに倫理を置くことと規制は殆ど正反対の差があるのに。例えば我々が猫虐待画像を許せないのだって要は倫理の問題なんだけど、都合よく目の敵にしないで欲しいね。 33 clicks
2019/11/06
yas-mal氏と同じおとぼけは流すとして、
私は猫虐待画像は全然許します。それ許さなかったらジョジョも読めないですから。
都合よく目の敵にしないではどっちのセリフなんですか、
あなたは日頃からオタクを目の敵にしてオタクの話だと蔑視的攻撃的なツイートする人に見えます私には。
あなたの”倫理”なんてなおさら全然広く共有できる代物でなくないですか。
当人にその自覚もなくむしろ「自明絶対のルールだぞ」ぐらいに勘違いしがちだからこそ”倫理”はあてにならないんです。
noemi_itoh 明確な基準を示さないのは自分の頭で考えろという意味で、表現規制しない為なんだよな
2019/11/06
絶え間ない攻撃と不利益の予告をしながら「自分で考えろ」というのは
あいトレへのクレームや圧力や不利益の予告は「自分で考えることを促していただけ」「倫理の話をしただけ」「規制と正反対」なんですね?
どんな圧迫を加えても「規制」とさえいわなければ規制ではないのだと。
ひどい言い逃れです。
Cunliffe 「「倫理」とかいう恣意的に内容決められちゃう基準で規制出来たら弾圧国家」なんでいきなり「国家」に飛んじゃうのかねえ。「国家」が「倫理」を押し付けてきたらわたしゃ反対するよ。
2019/11/06
私もあなたと同じく国家が倫理を押し付けてきたら反対しますけど、
あなたと違って一部市民が倫理を押し付けてきても反対するんです。
いや、あなただって押し付けられる側に立ったと感じたら絶対反対すると思いますけどね。
題名のとおりなのだが、おしゃれや化粧をしないクセに我が強く主張が激しい女性をみると腹が立つ。嫌悪感がすごい。
連休に職場の定期の総会があり先輩同僚がたくさん参加していた。うちの職場はアラフォー〜アラフィフがボリューム層だ。パーティ形式なので多少のおしゃれが必要な会なのにおしゃれもしないし化粧もしない。それ何時代?みたいな肩パッドのワンピースを着るババア先輩。偉そうにして主張するくせに身なりに気をつかわない、その心は?マジで意味不明。
身なりに気をつかわない分仕事ができる!...というわけでもない。そういう人達に限っていい歳こいて一緒に連れたってトイレに行くとか女々しい。なぜ目立つ行動をするのに美しくいようとしないのだろうか。
素の顔が云々というふうには思ってない。ただそれなりの清潔感や上品さを持っていてもらいたい。こんな話をすると例外自由な「私化粧できない肌質」と言ってくる人がいるが、マジでそういうんじゃなくて化粧おしゃれに価値観を見出せないからしないというババアたちがいっぱいいるんだよ。ちゃんと身なりを整えてほしい。見ていてつらい。