はてなキーワード: ワンピースとは
友人と漫画の話をしていて、鬼滅の刃の主人公の痣がどーたらこーたらっていうときに「結局血統が優秀になるの嫌」と言われた。
「血統がすごいと何が嫌なのかわからない」と言ったら「ああそう」と返されて会話が終わってしまったので、結局何が嫌なのかわからずじまいだ。傷つけてしまったみたいだ。
確かにネットではそういう意見がある気がするが、これといって嫌な理由を見かけた記憶がない。
その前に「ナルトもワンピースもそうだけど」って言っていたからどの作品も同じ展開になるのが嫌なのかな?主人公の出自の偉さが被っているだけで同じ展開と言っていいのかわからんが…
主人公が偉かったり強かったりする家系だと嫌だ、という人がいたらなんで嫌なのか教えて欲しい。
それで友達に傷つけてごめんねと謝りたいんだ。
【追記】
みんなありがとう、共通点を指摘できるのが通っぽいとか感情移入が裏切られるとかそんな理由なのかね。
ちなみに友人は祖父大富豪・父官僚・自身大企業っていう家系的にも自分の能力的にもスーパーエリートだよ。友にいつもコンプレックスを刺激されている平凡な俺だよ。
なるほどあれか、「未成年の飲酒・喫煙は国内では禁止されています」のテロップを出せばよかったって話かな…でも文字を読めない子供もワンピースは見れるのかな。
・少年漫画における性描写・性表現については、大きく4種類に分類できると思う。
・「その方が売れるから」「その方が人気が出るから」という割と身もふたもない理由によって行われる性描写・性表現。名物編集者・マシリトこと鳥嶋和彦氏が担当した鳥山明や桂正和作品に見られるものが特に有名。現在では、いわゆる「ラブコメ枠(ToLOVEる枠)」作品に数多く見られる。正直に告白すると、当時の少年読者としては大変ありがたかったという実感がある。「女性のモノ化」として批判されがちなのはたぶんコレ。
・少年漫画の枠内で、成熟した大人向け要素を表すための性描写・性表現。源流はおそらくニューシネマ、ロマンポルノ。漫画作品においては、特にルパン三世の影響が大きいと思われる。しばしば暴力表現を伴うことがあるため、レーティングの観点で批判されがち(少年漫画ではないが、エヴァにおける加持さんのアレなど)。表現の自由として強く擁護されているのはたぶんコレ。
アナーキーさ、漫画表現の自由さの象徴としての性描写・性表現。しばしばモザイクをどこまで薄くできるか?」的なチキンレースの様相を呈する。(乳頭をタピオカで表現する」「開いた瞳孔を女性器にみたてる」)現代の狂歌。②と同じくレーティングの観点で批判され、表現の自由の観点で擁護される。
・未成熟な少年を表すキャラクター類型としての性描写・性表現。「ダイの大冒険」におけるポップに代表される未成熟であるがゆえに、長期連載に置いて爆発的に成長するキャラクターに与えられる記号としての性描写・性表現。精神的・肉体的に未成熟しばしば覗きなどの犯罪行為を行うため、現代において成立させるのがきわめて難しく、強い批判を受けている。しかしそのキャラクターとしてな爆発的成長はビルドゥングスロマンとしての少年漫画との相性が極めて良いため、しばしば作品内に採用され、また読者からも擁護される。
・④ポップ的性描写・性表現は、現代において時代おくれになっており、仮に成立させようとしても針の穴を通すような作業になる。「未成熟なキャラクターを表す記号としては避けたほうが無難だ」と言わざるを得ない状況になっている。これは「不倫」というテーマが、(親同士・イエ同士が決めた結婚が多くみられた頃は)「自由意志」「純愛」の象徴として成立していたが、現代において『「不倫」は単なる「不義」である』という見方が主流となってきたことで、時代おくれになったことと似ている。(もちろん、これは「不倫をテーマもして採用すべきではない」ということではない。現代においても意欲なある製作者によって「昼顔」のような成功例が作られている)
・①〜③については「少年漫画におけるレーティング」が特に問題となる。しかし、漫画というメディアの特性上、映画のレーティングのように細かな規制をし辛いため、どうしても批判側は「製作者側の自主規制」を求めがち。今後、電子書籍が主流となれば流れは変わるのかもしれない。というか、ジャンプ+アプリなどの動きを見る限り、出版社側はすでにそれ(レーティング)を見据えて行動しているように思われる。
・現在、少年ジャンプに連載中の漫画に上記の類型を当てはめてみる。「僕のヒーローアカデミア」における峰田、「鬼滅の刃」における善逸は、典型的な④ポップ的性描写・性表現。ゆらぎ荘は基本的には①マシリト的性描写・性表現で、たまに③永井豪的性描写・性表現。おれは①については別になくなっても困らない(大人なので)が、③については「ガンガンやってほしい」と思っています(永井豪・筒井康隆ファン)
・ワンピースにおける性表現は、かなり複雑。表面的には少年漫画的サービスとしての①マシリト的性描写・性表現。だがワンピースという漫画はニューシネマに強く影響を受けており②モンキーパンチ的性描写・性表現の要素も強く見られる。それ故、覗き行為を行うのはウソップではなうサンジであり、チャイルディッシュなキャラクターとしての記号は「ロボットや昆虫に対する好奇心」という形で描かれる。また、ワンピースの複雑さは「尾田栄一郎は徳弘正也の弟子」であることにも由来する。徳弘正也は鬼子であり、稀有なエロスとタナトスの作家である。尾田栄一郎はその弟子であり強く影響を受けているが、作品内ではエロスとタナトスを抑制しているため、非常に奇妙な形で表出している。
・PCに意識的な作家の作品は、作品の寿命を延ばす。時代性を感じさせる記述を極限まで廃した星新一の作品は100年先でも読まれるだけの強度を持つが、筒井康隆の作品のいくつかは鋭い批評性を帯びるが故に陳腐化する。PCを意識していない作品の寿命は短くなる。現在、少年漫画作品の寿命・リーチできる距離は飛躍的に伸びている。PCを意識しないことで作品の寿命が短くなるのは単純に「もったいない」。ノウハウを蓄積して対応すべき。そしてそれは(それこそが)しばしば挑戦的な表現になり得る。
まいど、おまたせ
ほかの返信で描いてるんだけど
『
元記事はあくまで『要するに「チェリーピッキングしたな?」ってことですよ。「雑な記事だな」って批判です。
・ジャンプ側も同様に時代に合わせて作中のキャラクターや描写を変化させてきたこと
→それでも(ある種の)性描写については検討の余地があると(私は)考えている
』
という趣旨で書いているので、
『つまり、増田がジャンプは好きだからそれを批判されるのは気に食わないけど
ドラえもんは別に大して好きじゃないからむしろ自ら批判する、ってだけだろ。』
というのは違うよ。
本文中でも、例えばワンピースについては
『ステレオタイプにげんなりすることが無いとは言わないけれど』と留保をつけているでしょう?
だから、増田やブコメで指摘されている描写のいくつか(多くといってもいい)は「失敗しているな」と感じている。
(「ダメだ」ではない。「やめるべきだ」でもない。「成立させるための難度が上がっており、試みの多くが失敗している」という認識)
また今から外出。正直「野暮な追記だな」と思いながら書いている。
こんなもんでどうでしょう。
別の返信を書いた人だけど、
2000年代に女子制服にスラックスを採用した結果、それを選んだ女子からの感想がそうであったというだけで、
大正の時代に初めてセーラー服が誕生した時、お尻の成長を意識したものであったかどうかは分からない。
ただ、セーラー服以前は、「着物にちょうちん袴スタイル」で、やはりお尻の成長に支障が無い服装だったし、
最初に生まれたセーラー服は、ワンピースのセーラー襟だったので、お尻の成長に影響を受けにくい服が選ばれていたんだよね。
参考
https://www.tombow.gr.jp/uniform_museum/style/style03.html#modern
https://www.gentosha.jp/article/14318/
上記を読んで。
といった前提で、まあ、言うけどさ。
ていうか漫画読んでないな?
例えばジャンプで連載してるワンピースっていう日本で一番売れてる漫画があるんですけどね、
その中に「魚人島編」っていうのがあるんです。
そのなかで
差別されてきた魚人の仲間たちや奴隷となっている他の人々を救うために蜂起する」
「英雄は戦いの中で命を落とす。死因は『人間からの献血を拒んだから』」
っていうくだりが描かれるんですよね。
だいたい10年前に連載されていた内容なんですよ。
「差別」だけでなく「被差別者とされる者の中にある差別心」まで踏み込んで、
つい先週のジャンプでも「異形を恐れるは己の無知ゆえ!」って台詞がでてきましたね。
ステレオタイプにげんなりすることが無いとは言わないけれど、かなり前のめりなことをしていると思いますよワンピース。
ブリーチって漫画には主要キャラクターのなかに茶虎っていうメキシコ人クオーターがいます。
他にも「半分死神半分人間」とか「半分クインシー」とか「半分人外」とか、とにかくハーフ・クオーター祭り。
「(あらゆる意味で)マイノリティこと」を物語の核の部分において、
繊細に扱っている漫画です。(それらの試みが、全てうまくいったかは別にして)
http://hoasissimo.hatenablog.com/entry/2019/02/04/000200
1人は「才能には恵まれているが、男性に比べて体が小さくてチカラが弱い。だから毒をつかう」
もう1人は「生まれつき筋肉量が多くて、男性よりもめちゃくちゃチカラが強い」
とても魅力的なキャラクターです。
「生まれつき筋肉量が多くて、男性よりもめちゃくちゃチカラが強い」キャラが
めっちゃ恋に恋する乙女(髪ピンク)なところも最高だと思います。
とりあえず売れてる漫画に絞ってざっと書いてみたんだけどねー、まじで、
「『X-MEN』初の黒人かつ女性のリーダー、ストームを誕生させた。」とか
「ジーン・グレイを、フェニックスという最強の女性ヒーローに進化させた」とか
「新時代のヒーローを誕生させた。16歳のパキスタン系アメリカ人の少女」とかね、
『ジャンプは十分「大人の責任を果たし」ている』ことの反例なんてなんぼでも書けるよ。
ジョジョでだったら、どれぐらい書けるだろうね?
鬼滅の刃の伊之助がなぜかチリ暴動のシンボルになってる話、する?
もし読み返してたら「ジャンプに差別や偏見と戦う象徴になってほしい」
なんて書けないと思うよ。
ていうかもし今のジャンプを読んでいなかったとしても、
往年のジャンプ読んでて幽遊白書の終盤の見事さに思い至らないなら、
たぶん、本当はわかってたんでしょ?
ジャンプも頑張ってるって。
でも、論旨がブレるから書かなかったんでしょ?
筆が滑ったんでしょ?あるよ。あるある。
「ラッキースケベ無くしてほしい」が本当に言いたいことなんだったら、
もっと適切な例を持ってきてほしい。
あるでしょ、ほら。
主な視聴層として男性が想定されていたある種のアメリカ映画に存在した、
話の本筋からあまり関係のないスケベシーンは現代において駆逐された』
みたいな話のもっていきかたとか。
とにかく、あんまよく知らんアメコミの話を無理やりマクラに持ってこなくてもいいと思うよ。
といいつつ、おれもあんまりよく知らん映画のレーティングの話をしているけれど。
ところで、おれには娘がいる。
娘が見たがるから、よくnetflixでドラえもんを見せている。
ドラえもんは面白い。面白いけど、時折出てくるのび太がしずかちゃんの風呂をのぞくシーンは、あまり見ていて気分がいいもんじゃない。
「男爵芋の男爵って何なんだろうね...あ、待って!ググらないで!あなたの想像力を聞かせて。ありのままのイマジネーションを」そう言って顔を2倍の体積に膨らませながら右手で自分の左腕を殴り続ける彼女を僕は止めることはできなかった。外ではサイレンが鳴り響く。しかし雨音でかき消され、救急車なのか警察なのか区別がつかない。ロボット三原則に『人を操らない』を加えロボット四原則を提唱した彼女は、ねとらぼの読者層の中では比較的高い認知度だった。しかし晩年の吉田松陰がそうであったように、薬局はポイント還元より現金値引きに比重を置く傾向が強く、アフリカを将来の成長エンジンに据える中国政府の思惑とも概ね一致していた。「バンバンバンバン晩餐館、焼肉焼いても家焼くな」最後の半年間は壊れたレコードのようにこの言葉を繰り返していたという。ワンピースの読者層が20年で20歳そのままスライドしたと考えれば、何も不思議な事はない。