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はてなキーワード: バイアスとは

2011-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20110510100120

どうして可愛い女の子ほど、クソみたいな男と付き合ったりするんだろうか。

それってよく言われてる法則だけどさ、

実は単にクソみたいな男と付き合ってる女がより可愛く見えてしまう現象があるんじゃないかと思ってる。

「惜しい」「勿体無い」「納得いかない」という感情のせいで過大評価になるんじゃないのかな。

からしかった商品、買おうか迷ってた物が安売りされていた事をそれが売り切れた後に知ってしまい、

買えなかった悔しさでそれがすごく良い物だったように思えてきて、

前よりも欲しい気持ちが大きくなってしまったというような。

そういうバイアス全然かかってないと言い切れないだろう?

増田のその状況は特に。

2011-04-28

首都圏の親ブロガーこそ声を上げろ

福島児童乳幼児/妊婦トンデモないことになっている。

しかし、不思議なことに、ネット上で福島子供への仕打ちを懸念する声が聞こえてこない。

http://www.alterna.co.jp/5516

には「ムラの同調圧力疎開できない妊婦」の実情が書かれているし、

(恐らく「飯館村」にもムラの同調圧力が相当程度掛かっていると思われる)

http://newenergy-hideinu.blogspot.com/2011/04/twitter.html

には「良心に反して『安全です』といい続けるしかない小学教師の心の葛藤」が書かれている。

これらを打破するには、もっと世論を盛り上げて、

「表土の除染なんて余計なことするな」というアホ大臣に方針変更を迫って、

希望者は疎開できる」ような環境作りや、なんらかの対策(疎開理想だが、最低でも除染)を

迫るべきだが、福島の親にそれだけの力はない。

その理由

1.「認知的不協和」により、低放射線児童への影響を「安全であって欲しい⇒安全である」と

  いう希望バイアスを働かせている親が多い。

  (つまり、声を上げる親が少数派)

2.仮に声を上げたくても「ムラのしがらみ」で声を上げられない。

3.都会人ほどネットプレゼンスが高くない

  (これは「ネットが使えない」という意味はない。

   ネットは使えるが、ROMするだけで自分からの発信が少なかったり、

   ツイッターアカウントを持ってなかったり、ということで

   「ネット言論上のプレゼンスが高くない」という意味

4.そもそも、福島県中通り人口が100万人程度しかいないので、

  日本語の言論スペース(1億3千万人)への影響力が1%しかない。

なので、残念ながら、福島の親に出来ることは少ない。

今こそ、首都圏の子を持つ「親ブロガー」が、福島の親子の為に立ち上がるべきじゃないのか?

首都圏ブロガーが動くべき理由

1.福島原発から距離があるので、冷静な判断が出来る、

  つまり認知的不協和を起こすことなく科学的に「危険だ」と判断&発信できる

2.「ムラのしがらみ」がない

3.福島人よりはネットプレゼンスが高い

  いわゆる「アルファブロガー」の大半は首都圏

4.当たり前だが、福島100万人に対し、首都圏は3,500万人と人口の桁が違う。

しかし、腹立たしいのは、首都圏の「親ブロガー」の中で、この件で積極的に発信している

人が少ない点である

他人事とでも思っているのか?

自分首都圏在住で「全然影響力のない」親ブロガーだが、だからこそ首都圏

子を持つアルファブロガーは、「自分の子のこと」と思って行動して欲しい

2011-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20110425144533

100年後の責任回避する為に必死に規制かけてる政権と、それを根拠に現状にバイアスかけて騒いで反核団体

それを新しい娯楽として消費している国民

あとは、避難民資本が回れば丸く収まるんだがな…。

2011-04-21

http://anond.hatelabo.jp/20110421171625

バイアスがかかってるかもしれないが、そう思う。

脊髄反射的に「原発行けよ」などとは言えたもんじゃない。

首相に対する態度にも、似たようなものを感じる。

学歴でないなら、育った環境、の方がいいだろうか。

とかく、均質一様に東電を叩いてるとは思わないし、思えない。

2011-04-17

東大御用学者京大=反権力って本気で言ってるの?

俺みたい低学歴には学者世界はよく分からないんですが、

出身大学だけで研究者政治スタンスが変わるものなのか?

研究内容やコメント出身大学によって左右されると?

文系ならまだしも、理系論文でもそんな事が起こりえるの?

これだと、東大出身者の論文には権力寄りのバイアスがかかってて、

京大出身者の論文には反権力寄りのバイアスがかかってることを前提に読まなきゃいけなくなる。

理系研究者がそんな下らない学閥たいなことで研究発表を歪めてるんですか?

http://anond.hatelabo.jp/20110417191835

原発に関しては別にチームそんなに多くないだろ

震災と関連してる部分もあるので他で混乱すれば悪影響あるのでは?

飯館村は後知恵だろ。

高濃度な測定結果が出てから何週間もたってから避難指定だからあと自絵というのは言い過ぎだし、それまで影響の出やすい子供妊婦避難所に受け入れてもらえなかったりしてる。

事故直後からやれ、はこれまた後知恵だな。

直後からやれという意味はな実施するまでに連絡するだけの時間は十分にあったということ。通信手段も発達して丸一日かからないと連絡できないような時代でもない。どんどん放水すれば水がどこかから出るという指摘も事前にあった。

それと中韓なんて1年前に言おうがギリギリに言おうがどうせ文句言ってくるんだからどっちでもいいだろ。

中韓だけでなくロシアとかも文句言ってる。日本政府情報公開への不満はいろいろな国が言ってること。

そして今まさに君だって保安院以外に何かあると思ってるよね。

事故対応自衛隊消防警察とかほかの役所も関係してる。外国との協力なら外務省も関係する。農産物農水省も関係する。

でも正直軍事機密的な問題があるからさすがに中国は勘弁と思うんだけどどうかな。

福島原発軍事機密みたいなのがあるとは聞いたことないけど。

初日の時点電源車の規格をミスって手配した点、3/15に火災が起こるまで4号機の使用済み核燃料の状態確認を怠っていた点、この2点は人為ミスと言われて然るべきだと思う。事後検証でもこの点は問題視されるんじゃないかな。ただこれは政府ミスというよりは東電ミスではあるけど。

ベントやら直接指示するなら、そういう状況確認の指示だってできたんでは?

結果が良ければ政府の手柄、そうでなかったら東電のせいというのもバイアスかけすぎなような。

2011-04-09

http://anond.hatelabo.jp/20110409165941

そりゃおれも東京電力政府はそれなりにやっていると思うよ。

識者や有名人の誤った言動もあるだろうし、

海外メディアが過激な記事を書くため煽動された面もあるだろうし、

そして不安が高まりすぎた結果、異常性バイアス

情報が隠蔽されているのではないか報道は正しくないのではないかといった

誇大妄想を生じてしまうこともあるだろう。

しか人間は愚かであり、大衆愚民であり、

人は与えられる情報が多ければ多いほど正しい判断が出来る、というのは幻想だろう。

から不確実な情報が広まらないようにして、情報を集約して確実な情報を流すという政府の方針は正しいと思わなくもない。

しかし、国難だからといって東京電力政府を信頼しろなどと言うのは納得がいかない。

信用できないものを信頼などできようか、それこそ盲信ではないのか。

事実を見極めるためには当事者である東京電力政府の発表も話半分で聞くべきではないのか。

自分の頭で考えることなく、音楽家原発に反対することが使命だと勘違いしている、最も滑稽な例。

そして何より、原発に反対する音楽家が頭空っぽのバカのように書いたのは許せない。

パンクロッカーすべからく権力政府企業のやる事なす事すべてにこだまのように反射的にことごとく反対しケチを付けるべきなのだ、ファッキン

日本復興への課題(1/3)

以下は、私がmixiの「友人まで公開」日記に載せたものが元になっています。読みづらい箇所や語調の不統一などもあるかと思いますが、最後まで読んでくださると有り難いです。

妄動する英雄主義者たち

ソーシャルメディアの弊害

2011年3月11日東北関東大地震発生。ソーシャルメディアブログからSNS、そしてツイッターなどマイクロブログと一般に広がっていきました。今回の大震災、特に福島原発事故での情報においてツイッターの果たした役割はどうだったでしょうか。本来は正確で偏りのない一次情報が期待されるソーシャルメディアなのですが、実際には超強力な

デマ拡散装置

として機能してしまったのです。911の時は正確な一次情報を伝達したソーシャルメディアが、311ではそうなりませんでした。それどころか、従来マスメディアと同様に嘘、偽り、大げさ、憶測に基づいた情報が即座に、それこそ秒単位で拡散し、人々を不当な恐怖に陥れたのです。

極めて鋭い分析。震災発生から10日後の記事ながら、以後その通りに事態は推移している。

ネット上でウワサがはびこるのは、現状が正確に伝わっていないことが一番の原因のようだ。直接足を踏み入れると、ネット上の情報とは大きく乖離(かいり)した現実があった。

有力者たちの妄動

顕著なのは次の一例。

片山善博総務相は3日のNHKの番組で、東日本大震災日本赤十字社に届いている義援金被災地への分配について「政府で何らかの目安をつくり、早めに配れるような基準を示したい」と述べた。日赤と関係自治体間では調整に時間がかかるため、異例ながら政府が差配することになった。片山氏は「本来は自主的に民間団体や関係県で配分額を決めるのが一番よい。政府の介入はできるだけ避けたい」と述べながらも、「青森県から千葉県に至る被害があり、(当事者間で)どう配分するかは非常に難しく、うまくいかないようだ」と指摘した

本来は赤十字と各県の当事者協議し分配すべきだが、被害地域が余りに広汎なのでそれでは時間が掛かる、だから政府が分配に介入する、というもの。義捐金がなるべく早く分配されるようにするための、被災地のための措置だ。しかし、これを影響力のあるバカが曲解し、曲解が拡散した

56万人のフォロワーを有する宇多田ヒカルのこのツイートを、100+人(数万人!?)がリツイートし、数十万人の目に触れた。そしてこれをネットメディアまでもが取り上げ記事にした

ここまで拡大すると、バカの連鎖はもう断ち切りようがない。そして、フォロワー100万人を有する孫正義の発言はより有害だった。

100億円の寄付は立派だったが、これは最低だ。自分が影響力ある素人であることを自覚せず国民を煽動するのは、百害あって一利ない。素人感覚の政策提言が如何に危険かを、国民はこの1年半で民主党から学ばなかったのだろうか。

自分の頭で考えることなく、音楽家原発に反対することが使命だと勘違いしている、最も滑稽な例。

上杉隆の愚行

追求のための追及

現在も盛大に進行中の流言飛語は壮大な共同犯罪であり、誰か一人の主犯を特定することは出来ない。しかし、少なくとも最大の元凶の一人は間違いなく上杉隆だ。

27日の東電記者会見で、3号炉についての資料が配られたときに、私はプルトニウムについて書かれていなかったので、おかしいなと思い「3号炉でプルトニウムについて検出されていないというのは本当ですか?どのくらいの期間、検出されていないのですか?」と聞いてみました東電は「検出されてない」と回答したので、「もしかして検出していないんじゃなくて、測ってないのではないですか?」と確認したところ、うわっとなって、結局、測っていないのでもなくて、そもそも計測機を持っていないということがわかったのです。

記者会見では、何でプルトニウムについての記載がないのかを東電広報担当者記憶していなくて、咄嗟に「検出されてない」と答えてしまったが、よくよく調べたら計測していなかったということだろう。嘘と言えば嘘かも知れないが、大した問題ではない。

東電の社長はどこにいったのか?ということですね。〔…〕会見では嘘をついていたんですよね。前々から入院という噂は出ていましたが、実は過労で休んでいた。今度は、それを入院と偽っているという。全部、ウソ。これらが象徴的ですね。

社長の所在がそこまで大問題だろうか。

数日前の深夜、Ustream東電記者会見生中継を見たが、完全に糾弾と吊るし上げの場になっていた。記者たちはネチネチと追及し、東電は平謝りという構図。東電戦場にいるようなものなのだから、資料の記載漏れとかその場でパッと答えられないこととかは、幾らでもあるだろう。それをああも糾弾されたら、東電が極めて臆病になっても無理はない。臆病になればついついその場凌ぎの受け答えに逃げたくもなる。上記の2つの事例については、そういった背景も考慮すべきだろう。

海外メディアの盲信

地震が起きた後のその早い段階で、政府メディアは「安心、安心」と言っていましたが、私は、2日目にメルトダウン可能性がある、と言いました。なぜならば、当時ニューヨークタイムズワシントンポストメルトダウン可能性があると書いていたし、フランス新聞社イギリスのBBCもそう言っていた。だからメルトダウン可能性もあるから最悪の事態を想定して対応するべきだと言った。

今回、海外メディアがどれほどデタラメだったかは以下の記事を参照。

次の記事はまとも。ただし画像は不快。

閑話休題上杉批判の続き。

避難地域も指定していなかったから、30kmまで広げるべきだと言った。実際に、大丈夫だったら、範囲を戻していけばいい。しかし、政府は逆をやっている。だから、これはおかしいからやめた方がいい、と言い続けた。

避難指示には効果と弊害があるため、避難区域の設定には慎重でなければならない。住民の健康被害を予防するためにやや広く設定すべきだが、余りに広く設定し避難する必要のない人まで避難させると、徒に不安を煽るだけでなく農工商などの経済活動に打撃を与えることにもなる。

リスク管理イエスかノーかでやっちゃいけない。絶対安全を求めると、むしろ全体のリスクが増大することがある。一つのリスクを減らそうとすると、別のリスクが出てくる。だから異種のリスク定量的に評価して、その間のバランスを、ほどほどのところに求めるってのが、リスクベネフィットの考え方なんだよね。

避難範囲の設定

それでも結局、避難区域が、2kmから3kmになり10kmになり20kmになり、そして30kmになった。アメリカは50マイル=80kmの避難指示を出しているのに、日本人は今のままで大丈夫だと言う。この件については、一週間前に、一度、枝野長官に質問したんです。「日本では避難区域が30kmですが、他の国は80kmと言っています。これでは30km~80kmに住んでいる日本人不安になるんじゃないですか。私は日本政府を信じたいから、今、オバマ大統領が会見で80km避難指示を出しているけれど、もし自分たちの判断が正しいと思うのであれば、アメリカ政府に抗議をしてください。日本政府として。そうじゃなかったらおかしいでしょ?」と。すると、枝野長官は「日本の評価と世界の評価は違います」と言ったんです。私は「そんなはずはないでしょう、原子力で(苦笑)」と。

福島第一原発事故に伴い、米政府原発から半径80キロ圏内に住む米国人避難勧告を出した根拠は放射線量などの実測データに基づくものではないことがわかった。勧告の根拠となった米原子力規制委員会(NRC)の勧告は、仮想の事故シナリオによるものだったという。NRC幹部が7日、外部の専門家で構成される委員会で語った。

先月16日に出されたアメリカ政府による80キロの退避勧告は、日本政府が出した20キロから30キロという退避勧告とは大きく違ったことから多くの疑念や不安を呼びました

Japan's 12-mile evacuation policy appears "sufficient to minimize public-health impacts," based on available data concerning radiation and dispersal, Mr. Kerekes said.

Rep. Ed Whitfield (R., Ky.), chair of the House Energy and Power Subcommittee, told Dow Jones Newswires that "Japan had the expertise to deal with this issue and they had the scientists who understood nuclear energy," but added that the U.S. has "a right to be involved to protect American citizens and do what we want to do."

原発の80km圏内からアメリカ人全員避難したとしても、日本及び地域経済への打撃はないに等しい。また、たとえあったとしても、他国の経済のために自国民を(極めて低いとはいえ)危険に曝すわけがない。自国たる日本と他国たるアメリカとで避難区域の設定に相違が生じるのは当然だろう。

またその翌週に「間違っていたじゃないですか。30km以上の範囲でも放射性物質は観測されているし、東京放射性物質は絶対に来ないと言ったのに来てるじゃないか。政治は結果責任から、それはきちんと謝るべきだ。訂正しろ」と言ったら、「そんなことはない」と言う。さらに「30kmどころか40kmポストでも出ているじゃないか。ちゃんと訂正しろ」と言ったら「ちゃんとペーパー(書面)で出してください」と言われた。

「30km圏外でも放射性物質が観測された」と「30km圏外でも健康に直ちに影響を及ぼすほどの放射性物質が観測された」は全然違う。そんなことを言ったら、福島原発事故による放射性物質海外でも観測されている。

正気を取り戻せ

加速する不安肥大する陰謀論

結局、政府東京電力に都合のいい情報を入れている、というのが一番危険な状況。最初から「最悪の事態もあり得ますよ」と言っている人はメディアには出られない。ただ、可能性を言っているだけなのに、そういう状態は異常です。

戦慄するほどの陰謀論だ。

これでは、その〔3月21日4時…引用者註〕直前に福島原発で何かが起こったと考えない方がよほど不自然です。

東京電力だけがいろいろと隠し事をしているわけではないようにも思えます。保安院政府も結託して、我々一般国民にさまざまなデータ隠しをしようとしているように思えてならないことが多いのですが、こと放射線に関しては測定器が広く行き渡っていることもありますし、積極的に自ら集めたデータを公開する科学者もどんどん増えてきている昨今ですので、どんなに隠してもほとんどのことは数時間から遅くとも数日のうちには暴かれてしまいます。ここは姑息(こそく)な隠し立てをすることなく、すべてのデータを迅速に公開し、国民が一致団結してことに臨むというのが唯一の正しい対処方だと思います。早速、明日の朝から姿勢を変えていただきたく思います。

しかし、この記事でデータが利用されている東大教授の早野龍五(前回の日記でも登場)は、「3/15朝から現在に至るまで、原発から大気への大量放出は起きていない」と断言している。

また、早野はこうも呟いている。

データを見る.あれこれ見る.いろんな人が測ったデータを多角的に見る.すべてを統一的に騙すようにデータ捏造することなんて出来ません.しっかり見ていれば,嘘があったとしても,いずれバレます.)

一見するとガジェット通信の論調と同じだ。しかしここ数日の文脈からして、早野は恐らく「データの完全偽装なんて無理なんだから、懐疑精神は大事だけど、そんなに疑心暗鬼にならなくても大丈夫」ということが言いたかったように思われる。

ちなみに、早野の一連の呟きは-Togetter - 「@hayano 氏による連続tweet - 福島で 3/15に何が起きたか?」に纏められている。

この独自措置の根拠になったと思われるのが、次の記事。-グリーンピースも似たような提言をしているが、ここまで断言していない。

東京電力福島第1原発事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。

福島第1原発の北西にある福島県飯舘村の一部の地域では、屋外にいると約3カ月で推計最大95ミリシーベルトの被曝(ひばく)線量になり、避難や屋内退避が必要だとする調査結果今中哲二京都大原子炉実験所助教(原子力工学)らがまとめた。

福島第一原発事故により土壌が汚染された影響で、原発から30キロ圏外の福島県飯舘村では爆発から3カ月後も、最高地点では平常時の約400倍の放射線が出続ける可能性のあることが、京都大や広島大などのチームによる現地調査で分かった。この3カ月間の放射線の積算量は、国が避難の目安として検討中の年間20ミリシーベルトを超える値だ。国などの測定でも、汚染は30キロ圏内外で確認されており、今回の調査で汚染地域が不規則に広がっている実態が改めて浮かび上がった。

京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)や広島大の遠藤暁准教授放射線物理学)らは3月下旬に飯舘村を訪問。村内5カ所で深さ5センチの土を採取し、セシウム137などの濃度を分析した。調査地点は全て30キロ圏外で、道路沿いの集落を選んだ。

すべて京大助教の今中哲二の調査。この今中なる人物、どうも胡散臭い。-J-GLOBALの研究者情報によると、1950年9月生まれの60歳。理系業界には疎いので断言は出来ないが、途中どこかの企業で研究していた形跡もなく、60歳の助教でさしたる研究業績なしというのは研究者としての実力をかなり疑わせる。また、原子力安全研究グループHPでは、今中の主要業績として『反原発新聞』への寄稿を紹介していることなからも分かるように、明らかな反原発論者。今週末にも「周辺住民の避難拡大!脱原発への転換を!4・9緊急大阪集会」で講演したという。

つまりどこをどう見ても、政府やその他多くの研究者よりも公正で信頼できる情報を提供できる人物とは思われない。問題は、こんな人物の情報が政府発表よりも説得力を持ってしまっているということにある。

異常性バイアス

震災以来、複数のメディアコメントしている東京女子大教授広瀬弘忠は、去年5月に興味深い解説をしている。

現代人は今、危険の少ない社会で生活している。安全だから、危険を感じすぎると、日常生活に支障が出てしまう。だから、危険を感知する能力を下げようとする適応機能が働く。これまでの経験から大丈夫だ」と思ってしまいがちだ。これが「正常性バイアス」と呼ばれるものだ。強い正常性バイアスのために、現代人は今、本当に危険な状態でも「危険だ」と思えない。チリ大地震の津波が押し寄せているのに、見ているだけで逃げない人の映像が日本でも流れた。強力な正常性バイアスの例と言える。

この解説そのものに異論はない。しかし、上記の文章は次のように書き換えることもできる。

日本人は今、1ヶ月前に比べて危険の多い社会で生活している。危険だから、安全を感じすぎると、日常生活に支障が出るかも知れない。だから、危険を感知する能力を上げようとする適応機能が働く。この1ヶ月間の経験から大丈夫じゃない」と思ってしまいがちだ。これが「異常性バイアス」とでも呼ぶべきものだ。強い異常性バイアスのために、現代人は今、本当に安全な状態でも「安全だ」と思えない。被災地以外では食料が不足していないのに、不安のあまり買い込んでしまう人の映像が日本中に流れた。強力な異常性バイアスの例と言える。」

このように、現在の日本では「正常性バイアス」と逆の「異常性バイアス」が作用しているように思われてならない。広瀬は「正常性バイアス」にしか言及していないため、あたかも人は安全を感じ過ぎることはあっても危険を感じ過ぎることはないかのようになっているが、そんなことはないだろう。「正常性バイアス」にせよ「異常性バイアス」にせよ、人が周囲の状況に惑わされ判断を誤ってしまうことでは同じだ。そのことは広瀬も認めている。

東京女子大広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)は「大地震が起こると、被災地より周辺でデマや流言は起きやすい。『この先どうなるか分からない』という不安に支配されている」と分析する。

東京女子大学広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)は「被災地で厳しい状況に置かれており、普段から抱いている不安や恐怖が流言として表れている。メールインターネットの普及で流言が広域に拡大するようになった。行政は一つ一つの事実を伝えることが大切で、個人は情報の発信元を確かめ、不確実な情報を他人に流さないことが必要だ」と指摘する。

情報過多の弊害

ガジェット通信は先日、後述する日本気象学会理事長コメントをこう批判した

かにでたらめな情報は困りますが、まったく情報が出てこない状態というのも困ります。理事長メッセージから想像するに信頼できる気象観測データの収集が難しい状態なのかもしれません。しかし、放射性物質による汚染に関しては「今、どのような状態にあるのか」「これからどのようになるのか」についてしかるべき情報が示されないと、いつまでも不安が拭い去れないのではないでしょうか。また、情報公開できないのであれば、何故公開できないのか教えて欲しい。その「公開できない理由そのもの」もひとつの大事な情報です。「一般に伝わらない」ところでは、議論がおこなわれているのでしょうが、その議論の過程だけでも公開してもらえれば、安心につながるのではないかと思います。

ガジェット通信に限らず、現在日本の至るところで見られる意見だ。「政府東電はより多くの情報を公表すべきだ」と。しかしここには、人は与えられる情報が多ければ多いほど正しい判断が出来る、という大いなる幻想がある。

被災者でなくとも、人が情報の収集と分析に用いることの出来る時間や手段は限られている。また、たとえ時間と手段があったとしても、その情報が正しく信頼できるかを判断するには専門の知識と訓練が必要だ。情報を収集分析するための知識も訓練も時間も手段も乏しい大多数の人が、正しい判断を下すことは極めて難しく、何も決断しないどころか周囲の状況に惑わされ判断を誤ってしまう。

与えられた情報が多過ぎると正しくない情報と正しい情報を仕分けするのが大変です。

冷静に。正確に必要な情報を手に入れて正しい行動をとって頂きたいと切に願います。

つまり、過剰な情報が「異常性バイアス」を強化し、不安デマを拡大させてしまう。より多くの情報公開不安デマを解消する、という通念は全くの幻想だ。

http://anond.hatelabo.jp/20110409170039へ続く)

2011-04-05

3.11以降三週間の備忘録

原子力を推進する立場であれ反対する立場であれ、今回の原発問題で特にフラットで居べきと感じる問題の一つは原発リスク

経済合理性だと思うんだけど、特に仕事として推進する立場の人間原発の代替電力として伸びてくる分野を生業とする立場では、

条件を公平に捉えた上で、ポジショントーク含め、自分たちの議論を(企業として)展開する機会が増えてくるんだと思う。

フラットに問題を捉えた上での議論は、例え展開する論理自体は(恣意的にでも)偏重してるとしても、つっこまれどころを把握して

る事になるから

最近AC理事に電力会社が多いことが少し話題になってたけど、電力事業は仕事の公共性や地域への影響を鑑みてPublic Acceptance

重要仕事として位置づけているから、事業推進時に大衆心理を考慮することが他業種と比べても多いという話を聴いた事がある。

から公共広告を事業目的としているAC理事に電力会社が多いのかなと個人的には思う。

癒着などの陰謀論的な意味はなく、純粋に公共広告ノウハウ蓄積が多いから。)

意思決定時の理論原発問題について

最近では、放射性物質に対する大衆心理分析として、色々な人間心理の理論や現象に関する話を目にする機会が増えた。

例えば、プロスペクト理論 (100%で100万円貰えるのと、50%で200万円 Or 0万円だと前者の選択が多く、100%

で-100万円の借金が帳消しになるのと、50%で-200万円帳消し Or 0万円だと後者の選択が多くなる。期待値は同じ。)

では人間は目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスク回避を優先し、損失を目の前にすると、損失そのものを回避

しようとする傾向があるらしい

従って、放射線漏洩事故という損失を目の前にした現在大衆心理としては原発リスクを正しく判断できず、全廃にしたいという

心理が働くという論理展開なのかなと思う。

(よくタバコ飛行機自動車リスクと比べてリスク判断として公平でないという議論が展開されている。また単kw当たりのDeath

Rateとかも併せて比較されがち。 

元ネタ?:http://www.newscientist.com/article/mg20928053.600-fossil-fuels-are-far-deadlier-than-nuclear-power.html

逆に、推進したがる側の心理でも、いわゆるサンクコストに囚われて、廃炉処置、原子力ビジネス撤退に対して公平に判断できなくな

ることもあると思う。この場合のサンクコストには企業レベルの営業努力投資から個人レベル勉強などのために費やしてきた時間

なども含まれる。

などなど諸々。

理論適用における有意性の是非はまた違う議論だと思うけど、上記はよく展開されている論理の一例として。

もちろんこれらを後付け的に、持論擁護もしくは相手への反論に向け、ポジショントーク布石として展開する事も多く見られると思う。

まとめ


これらの意思決定時の理論や現象の原発問題への派生・応用はこれからたくさん議論されてくのだと思う。忘れてはいけないのはこれら

政策やビジネス上の決定の際に考慮される大衆心理はあくまでPublicであって、直接被害を受けた人間に対して、あなたバイアスに陥

っています、という目的はない事。また逆に被害者に公共が同調し過ぎるのも問題だということ。

個人レベルの話


感情は否定できないのでしょうがない部分はもちろんあると思う。ただ、人間心理を現象として捉える種々の理論を知ってるかどうかだ

けでも、自分や他人に客観的になれる瞬間は増えると思う。

ただし、理論適用是非は慎重にならなくてはいけないし、仮に有意だとしても、空気読まず理論を振り回す人間も知識に振り回されて

いる訳で、知識から得る便益と自分の評判を落とす不利益(ただの知識のひけらかしに見える、面倒くさい人間に見える、など)のトレ

ードオフになる瞬間は日常に多い気がする。

(要は得だと思って勉強した知識の使いどころを間違って、自分人生結果的に不利益を被る。)

という訳で、この問題に限らず知識を個人的に活かすのはなかなか難しい。。

あと、仕事や政策上など理論実行・周知の際の大義名分の有無も大事な気がする。

以上、前半は備忘も兼ねて色々あった3週間の考え整理、個人レベルの話は良く感じてた事を改めて自戒として。

亡くなられた方々のご冥福と、現在も被災されている方々や色々な現場で尽力なされている方々のご健康を祈ります

2011-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20110325153942

見抜かれてるからだよ。

目的は主張内容じゃなくて承認だっていうことをね。

主張内容に対する意見や評価を得たいなら、バイアスの要因となる身分を明かさないこと。

2011-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20110322164251

いやw俺からすれば君のが言ってることおかしいよw

「おかしい」の判断基準は「君の主観」であり「俺の主観」だ。

そこに優劣はないだろ。なんか意味あるか?

しか統計とかデータとか言えば思考停止する人って実際いるよね。

統計的手法の不確実性やデータバイアスについてはどう思ってるんだろうか。

2011-03-04

敬意ってなんだろう

http://anond.hatelabo.jp/20110303182614

↑これ書いた増田です


あいろいろ思うことを書きなぐる第二弾です。便乗マーケですね。えがみひろゆきが得意の。


個人的に思うことしか書いてないので、興味ないなら読まなくていいですよ。


敬意というのは内発的、誘発的なもので、自発的なものではないですよね。

たとえば、ホリエモンに敬意を持っている人ってのはやっぱり取り巻き見ればいるんだけど、だけど実際前科者ってだけでリスペクトはないわーって人もいる。どっちが多いかは知らない。

ひろゆきもそう。裁判所の申告踏み倒す奴だぞー!って言っても、リスペクトする人はするんだよね。

禿(孫正義)もそう。Xevra先生がどれだけ禿を嫌っても、リスペクトする人はする。というわけでリスペクトってのは各人に於いて差があるのが普通なわけだ。



少し僕の話をしたい。

僕は「誠意」と「敬意」は使い分けている。僕なりの「誠意」というのは、自分仕事上に対する責任だ。言ってしまえば、プライド。仁義っていうとあれだけど、他のすべてを曲げてもこれだけは貫く、というものは、勤め人でも自己意識低い人でも何かはあるはず。僕はこれを「誠意」としている。だから、相手が差別的な目線で何かを語っても僕はそれをそのまま文字に起こす。仕事上の僕は徹底的に自意識を殺し、空気化するように努め、それをただ淡々と文字にすることを心がける。それが僕の誠意。

から、前から繰り返し書くけど、罵倒芸にも満たないただのクソガキなグラスィーズキングが、彼なりの信念を持ってそういう活動をしているというなら、僕は彼のやり方を支持しよう。(残念ながら、今までの彼、これからの彼にはそれが見えそうもないが。)



で、次に「敬意」の話だ。僕は仕事自意識を殺すと書いたように、僕は仕事上「敬意」は払わない。だから、敬意が見られないから依頼は断ると言われれば、(それは当然のことなだが)、では叉の機会に、ということになる。

ただし、相手と対面するという性格上、円滑に事が運ぶよう取り計らうということは欠かさない。少なくとも相手をバカにすることはしないし、仮にバカにしたいことがあったとしても、その場では絶対に言わない。もしかしたらそれが「敬意」だとか言う人がいるかもしれないが、先にも書いたように「敬意」と「誠意」は僕は使い分けるし、僕はそれを「敬意」だとも思わないし、敬意自体に個の差があるのだからそれを敬意だと主張すること自体もナンセンスだと思うし、僕がこうして敬意とはなんだリスペクトが何だとつらつら書き並べること自体も愚かしいことだと思う。

で、前の記事にも書いたけどそれはマナーと似たようなもんで時に形式化して強制されるんだな。僕はそれが一番嫌いなんだけど、それはいいや。



で、ちぇすこさんとグラスィーズキングやりとりってなんかいろいろ論旨論点が飛んでるんだけど(そもそも議論の体も為してないただの罵倒合戦にすら見えるんだけど)、

アレの何がヤバいって、要は「生理的嫌悪感」なんだよね。「あなたとは付き合えません、生理的に」ってやつ。ブコメにも吐き気したとか言ってる人いたけど、そりゃそうだ。読むのも不快だもん。

だってグラスィーズキング属性

などなど、はてなーのみなさんにしてはやはりカモ、ハト擬態するカモなんですね。で、実際鍋にしたけど毒で食えねえってとこに居ると思うんですが、人間好き嫌いあるもんで、ああい人間が嫌いって人はやっぱり多いと思う。私も嫌い。



から、前にあんな事書いたけど、今回のあれっていわゆる「敬意」とは違うんじゃないか、と思うわけです。ヤベーキモイブロック、で済んだ話だと思うんです。ほんとはね。

なんというかいい感じにマッチングしちゃったというのもあるんでしょうが、そこまで騒ぐもんかね、と個人的には感じております



まあ、そっからいろいろ見れるもん見れたんで、外野ブクマーとしては面白かったんじゃないでしょうか。当事者たるちぇすこさんとしては納得しない点もあるでしょうが、そこはまあ、本気なら裁判所で、とかいろいろあるでしょう。まだTwitterとかでやってたらメガネの土俵にいることは明白ですし、周りはなんだかんだ言いながら観客として満足しちゃうし、あまりネット上というのはい場所はないんじゃないか、と思うところでご飯が炊けたので撤収しようと思います。


そんじゃーねー。

2011-03-03

ネットに接していると情報がとても早く入りすぎる

http://anond.hatelabo.jp/20110303213737

海老蔵事件の時にも、相撲騒動の時にも思っていたことだけれど、

最近私が目にするニュース番組はものすごく間延びしてるのが多い印象。

(実際に間延びが多くなったのは最近からなのかどうかはわかりません。

 です最近から多くなっていると仮定して話を勧めます

あんまり関係ないんだけどさ、俺もあなたと似たような事を最近、感じているよ。

っていうかね、間延びしているように思えるのはたぶん、そのニュースの第一報に触れるタイミングがとても早い時点になっているからだと思うんだ。恐らく、あなたが間延びしていると感じると言う事はきっと、感覚が昔の感覚なんだよ。俺もそうだけど。

昔は、新聞だってテレビだって、何かニュースが書かれている場合、それはすでに過去のモノだったり、話が決着した後だったりする訳。だから、話の頭から話の最後まで、統一感のある文章で、まとめられているから非常に解りやすく簡潔。紙面の物理的面積に応じて、深く掘り下げたり、シンプルしたり、好きなように加工する時間もあった。さらに、編集内容に関して、かなりの人間が公表される前にタッチ出来たから、政治的圧力も入れられたし、ほどよく偏向する事も可能だった。なんせ、夜中の23時位に締め切りがあって、翌日の朝にならないとオープンにされないのだから

そしてテレビ週刊誌は、新聞の後追いとなるので、速報性よりも内容の充実に重点が置かれた為に、間延びしたような話なんてありえなかった訳。

ところが、今では、ニュースが出た場合現在進行形でコトが進んでいる事が多い。今の京大カンニング事件なんかがそうだ。テレビニュースになってから逮捕されるまでの時間がとても長く感じる。そして、人によっては、ネット上で、これってカンニングじゃね?って話題が出て、どうやら確定的だとなった場面なんかに遭遇していると、逮捕という事実が知らされるまでが長い長い。ネット上ではすでに、憶測を含めて様々な話がある。防止策はこうするべき、バレ無いためにはどうするべきか、警察対応の話、大学対応の話、容疑者の人となりや地域の話、ありとあらゆる話がいくらでも入ってくる。ところが、公式なテレビ新聞報道はまだまだ始まったばかり。テレビでちょっと突っ込んだ話になってみても、とっくにどこかで語られていた話題だったりして、なんだよ、まだそんな事、言ってんのかよとなる。

ネット上のニュースに触れていると、話題の咀嚼速度が早くなり、テレビ新聞スローな展開がダルく感じてくる。間延びしているように見える。そしてテレビ新聞はそれを知ってか知らずか、とっかかりの速報性を上げようとしているのか知らんが、どこどこで何々が起きた。事実関係を確認中。というような、消化不良も甚だしいニュースが流れる事になる。5W1Hどころじゃなかったりしてきている。そんで、政治的な圧力とか微妙なさじ加減が必要な偏向報道時間をかけられないから、極少数の人間が、わが社はこのくらいのバイアスでいいよなと動くので、何かおかしいぞと気づかれてしまったりする事も増えているように思う。バイアスをかけている意識があるうちはいいが、素でバイアスがかかっている人間だとさらに酷くなる。

で、まさにここ数日、とある事案で、間延びの違和感を感じていたので聞いて欲しいんだけど、ネット上で知るニュースを咀嚼していると、テレビ新聞よりもかなり先に、ニュースの内容を理解する事が出来てくる。そうすると、自分の理解よりも、現実世界が送れてやってくるというか、反応がとても遅く感じてくる。リビア政変なんかは、世界各国の様々な相場に影響を与えているけど、こちらの理解よりも遅れて相場が反応しているんだ。ネットニュース解説の方が早く、相場の反応が確実に遅れている。

ああーこんなんじゃ、株式市場暴落だ。と思っても暴落しない。次の日に暴落したりしている。原油価格上昇も同様。

ファイナンス系のニュースじゃ、立派な会社から今日は、何々によって買い優勢か。とか、何々の為に底堅いとか解説されてるけど、ネット上のニュースに触れているだけでその程度の事は理解できてしまう状態になる。

テレビ新聞は後追いの状態になるから相場ですら、遅れてやってくる。

日本語ニュースを読んでいるだけでコレ。英語ソースニュースをなんとか拾い読みしてるとさらに速く様々な事を理解できることもある。

でも、恐ろしい事に、24時間突っ込んだ話が聞けたり、議論できるのは日本語の方じゃないかと感じている。なぜか日本人は寝ないのではないかとすら思えるくらい。アメリカEUはあれだけ東西に広くて時差もあるくせに、特定の時間になるとぱったりと話題が更新されない。もう夜も遅いし、続きは明日な。みたいにあっさり中断してしまう。日本だとどうでもいい話題ですら、夜明けまでガンガンやりあったり、話題が伸びまくる。伊勢丹への内定が取り消しになった某学生の話題とか時間関係なく加速しまくっている。

さらに恐ろしい事に、どんな話題でも、誰かが超高速で"まとめ"ていたりするので、テレビ新聞で第一報が報じられた時には、すでにネット上では話が完結している事すらある。

きっと、そこらへんのニュースが間延びしていると感じるのは正しい感覚だと思うよ。そしてそれを感じたのならば、自分なりに考えて、その感覚を鍛えた方がいいと思う。ネット一口に言っても利用の仕方は様々。その人なりの感覚の伸ばし方も違うし、伸ばした感覚の利用方法も自ずと変わってくると思う。

2011-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20110223191952

でも実際のところ、顔や姿の良さってそれなりに知性のよさと相関がある気がするんだよなあ。

それはなんか観測に凄いバイアスがかかってる気がする。

2011-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20110206190916

お返事ありがとうございます

http://anond.hatelabo.jp/20101111151244増田です

とってもお返事遅くなりましたすみません

いただいたお返事,ちょっといろいろ話が入っているので,

ひとまずある側面だけ取り出してまとめると以下のような話でいいでしょうか.

上記の解釈が正しいとすると,

解雇規制緩和の是非や,実現方法について議論をしたいわけではなく,

たくさんいるであろう解雇規制緩和反対派の方を説得したいわけなんですかね.

正社員職が(契約社員派遣フリーターなどの非正規雇用職に比べて)特権的なものであると薄々自分でもわかっているからこそ、解雇規制に反対する。まさか、自分の今の地位的経済的な裕福さが、非正規雇用の人の”犠牲”の上になりたっているという厳然たる事実を、正社員の人は明示的にでないにしてもわかっている。無意識的に理解はしていても、それを事実であるとは(口に出して、明示的に)認めたがらない。「自分が、他人の“犠牲”によって成り立たせるような”悪い”人間はない」と思い込みたがるというバイアスがかかっているから。

実際に、民間企業正社員として勤めてる友達に話そうとしても、仲がこじれそうで気軽に言えないわけですよ。理解力ある人ならいいけど、そうでない人に関しては絶交されるのも覚悟するくらいの意気込みで(それくらいの強い意志をもって)話さなきゃいけないのは辛いです。

ううむ,絶交を覚悟してまで友達にその話をする意味があるでしょうか.

そもそも元増田も納得してくれたように,

3.ロジカルに正しいかどうかではなく,既得権層が納得できる(合理的に選択しうる)シナリオの提示が解雇規制緩和には必須

なわけなので,真正面から解雇規制緩和論を,

しか解雇規制下の既得権層の不道徳を指摘しながら言えば,

そりゃまぁ誰だって気を悪くしてしまうのでは.

先進国の裕福さは途上国犠牲によって成り立っている!有り金すべて寄付しろ!」とか,

人間の裕福さは他の生物犠牲によって成り立っている!霞を食って生きろ!」とか,

頭ごなしに言われたら誰だって気を悪くするでしょう.

元増田が挙げた内田樹氏の話(http://blog.tatsuru.com/2010/04/02_1243.php)の中にもあるように,

解雇規制問題に無理解なバッドガイ」を安易に設定して議論するのはあんまり得策ではないと思います.

むしろ典型的反対派である友人の話に耳を傾け,前述の説得シナリオのヒントを得ようとする方が建設的では.

法的な問題は詳しくないので、あくまでも、一人の法律に関する素人として、日本社会の一人の市民としての意見として読んでください。

えーと,整理するとこんな感じでしょうか.

問1については納得です

問2の「安易な正義感に私たちが乗っからないこと」というのも,なるほど.

ただ,元増田も同意してくれたように,

>つっこみを入れる人は意見を言うだけにとどまって具体的なアクションにつながっていないので変化が見えない,

これはまさにそのとおりだと思います。リアルにしてもネット上にしても。

突破するためにも,問2についてもう少し踏み込んだ話がほしいですね.

もちろん私も元増田素人なので,私たちだけじゃあんまり実のある議論になりませんが.

ということで,ぜひどなたか燃料投下をお願いしたく.

こちらの増田への返信でも可ですhttp://anond.hatelabo.jp/20110201001407

あと,話がまた説得モードに飛んでいますが,

解雇規制問題点について整理するとこんな感じですか.

個人的にはいずれも納得ですが,

問題となるとすると「解雇規制緩和格差拡大は本当に防げるのか?」という点,

一歩踏み込んで解雇規制緩和ありきで考えると,

格差拡大を防げる解雇規制緩和とはどのようなものか?」でしょうか.

結局のところさっきの「踏み込んだ話がほしい」になるわけですが.

http://anond.hatelabo.jp/20110222001247

元増田の話って

テレビに異常者が出てきた」

「ああいう奴等はもっとマシな生き方せいよ」

っていうだけでしょ?

どこにも一般化なんかしてないし女叩きでもないと思うけどw

というか女異常者の話と同じぐらい男異常者の話も長いし

元増田を読んで「女叩きだ」って解釈する人はそーーとーーー目にフィルターかかってると思うよ。

メディアバイアスの前に自分の目をどうにかしたほうがいいかも。

2011-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20110207200303

言いたいことはわかるけど、誰かも言ってたけど、

中高生ならまだしも、10歳相手だとそういうバイアスかかっちゃうのはしょうがない。

匿名でのやりとりじゃないんだから

http://anond.hatelabo.jp/20110207193221

現実子どもなんだからギャラリーの目線がそうなるのはしょうがないじゃない。

それはその子当人の問題でなく、見てる側のバイアスの問題でしょ。

2011-02-06

[]正社員既得権ってまだタブー視されてるの?(´・ω・`)

正社員既得権ってまだタブー視されてるの?(´・ω・`)

http://anond.hatelabo.jp/20101111151244

中の人です

結構多くの人に読んでもらえたようで嬉しいです

トラックバックの中の内、http://anond.hatelabo.jp/20110202044044に対して、自分の分かる範囲で答えたいと思います。

自分もすべての事に関して詳しいわけではないので、わからないところもあります。その点はご容赦頂きたい

http://anond.hatelabo.jp/20110202044044

ということで,

と言えると思いますが,どうですか.

まさにその通りだと思います。

正社員職が(契約社員派遣フリーターなどの非正規雇用職に比べて)特権的なものであると薄々自分でもわかっているからこそ、解雇規制に反対する。まさか、自分の今の地位的経済的な裕福さが、非正規雇用の人の”犠牲”の上になりたっているという厳然たる事実を、正社員の人は明示的にでないにしてもわかっている。無意識的に理解はしていても、それを事実であるとは(口に出して、明示的に)認めたがらない。「自分が、他人の“犠牲”によって成り立たせるような”悪い”人間はない」と思い込みたがるというバイアスがかかっているから。

実際に、民間企業正社員として勤めてる友達に話そうとしても、仲がこじれそうで気軽に言えないわけですよ。理解力ある人ならいいけど、そうでない人に関しては絶交されるのも覚悟するくらいの意気込みで(それくらいの強い意志をもって)話さなきゃいけないのは辛いです。

ということで,

と言えると思いますが,どうですか.

的確にまとまっていると思います。私にこれだけキレイにまとめるだけの文章力はないですw

5.については、あまり深刻に考える必要はないと思います。

解雇比較的自由な理想的な労働市場想像してみればわかると思うけど、今の正社員職と非正規職の垣根がなくなるわけです。つまり、(理想的な市場であれば)全員が正社員といってもいいし、全員が非正規雇用者になるようなものだと思います。解雇されやすい代わりに再就職もしやすい、そんな環境です

解雇規制緩和脊髄反射的に反対している人は、「会社に必要とされていない」と本人が一番感じているから反対するのかもしれない。解雇規制が緩和されたとして、会社労働者解雇しだすのかどうかというと実際はそんなことはないと思うのですだって企業が、その企業に固有の慣れ(職場人間関係や慣習)を身につけている人をわざわざ解雇して失われる利益と、新しい人間を雇ってその企業に慣れさせるコスト比較したら、手間をかけて解雇して手間をかけて新たに雇うのはバカバカしくなるだろう。

だとしても、「自分解雇されてしまう」と思う人は、「自分のやっている仕事は誰にでもできる仕事だ」ということに薄々感づいていて、言ってみればその会社に見切られたときに、他に行くあてがないということが分かっているのだと思う。つまり、その会社にしがみついていて、放り出されるのが怖い。クビにされたら再就職もままらいから怖い。それは労働市場において自分価値が低い、と自分でもなんとなくわかっている人だと思う。

日本雇用終身雇用年功序列新卒採用- を撤廃させるには、つまり雇用が流動化されるには少なからず混乱が起きるだろし、 落ち着きを取り戻したとしても決して全員の給料が良かった時代には戻れないだろう。 雇用流動化によって損をするのは既得権をもった人★29だ。誰も損をしない革命★30なんかありえない。 彼ら、いやあなた自身が血を流さなければ状況は全く変わらない★1-10

「彼ら,いやあなた自身が」というのは誰なんでしょ?

解雇規制により恩恵を受けている人(既得権を持った人)ということなですかね.

解雇規制により恩恵を受けている人(既得権を持った人)

そういうつもりで書きました

上にも書いたとおり、労働者の大半をしめる正社員職の人にこそ、むしろ読んで欲しい、考えて欲しいと思って、先のエントリを書きました

ちなみに http://anond.hatelabo.jp/20110130114254 のつっこみによると,

解雇規制や法の問題ではなく,企業労働者ルールの問題らしいですね.

その辺の「具体的に何を変えるべきか」も明らかにしていかないといけないですよね.

法的な問題は詳しくないので、あくまでも、一人の法律に関する素人として、日本社会の一人の市民としての意見として読んでください。

http://twitter.com/theophil21/status/26808239597289472#

(1)同感です。周知のように日本の法制度は、ドイツなどと異なり「正当な理由がない解雇違法」というルールを設けてはいません。先進国ならどこでも違法である差別解雇や、期間を定めたにも関わらず期間途中で解雇する場合規制しているほかは、労契法16条があるだけです

労働契約法に関してです

解雇)第16条: 労働契約

http://roudoukeiyakuho.seesaa.net/article/89148150.html

◆ 定年制 ◆

 就業規則に定めた定年制が、労働者の定年に達した日の翌日をもって、その雇用契約自動的に終了する旨を定めたことが明らかであり、かつ、従来この規定に基づいて定年に達した場合は、当然雇用関係が消滅する慣行となっていって、それが労働者にも徹底している限り、解雇の問題は生じない。    

しかし気を付けなければならいのは、定年後引き続き継続雇用されるという慣行があり、特定の労働者だけを継続雇用しないということになったら、定年による退職はなく、解雇の問題が発生してきます。☆   

まさにこの法律が反映された司法判決に関して城繁幸氏が指摘したことがある

http://twitter.com/joshigeyuki/status/8467969965297664

これ結構キツイかも。ますます内定率が落ちていく様子が目に浮かぶ。:定年後の雇い止めは無効「雇用継続期待できる」 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/467815/

http://twitter.com/joshigeyuki/status/8483360695394304

裁判官コメント意訳「業績悪いか嘱託雇い止めしたいっていうけど、新卒採っちゃダメでしょ。まず新卒採用から中止しないと」 もう無茶苦茶http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/467815/

http://twitter.com/joshigeyuki/status/8629180774227969

問題の企業、従業員46人の中小企業なんだな。よく中小はクビ切り放題って言う人がいるが、だいたいはこういう風に法律守ってる。つまり、この判例はそういった多くの中小企業にも「負の影響」を与えるということ。

定年後の人を解雇できずに、新卒採用が絞られる。

この司法判決一つで、数百、数千の新卒採用の枠が狭まっていく。

それはつまり世代間格差を助長させる。

http://twitter.com/theophil21/status/26813074828697600#

(8)わかりやすく言えば、「雇用は保障するから企業に服従せよ」という使用者側の提示に労働者側も応じていた、というのが実態でしたしたがって、それにもかかわらず使用者が「めったなこと」も生じていないのに解雇することは、約束違反になるので、裁判所はこれを「裏切り」と判断してきました

終身雇用年功序列賃金とは、若い時の給料を不当に安くされるかわりに、ある程度年をとってからその分を貰うという後払いのことだ。

今までなんとなくは分かっていたのだが認めたくなかった。

それはつまり、今まで(バブル以前まで)の経済発展はある意味虚構だったのだ。

それはつまり、使用者は本来支払うべき賃金を後回しにして、その分を設備価格競争投資して業務拡大してきた。それが通用したのは団塊世代が40を超えるころになる1990年ごろまでだった(下記の画像参照)。1990年代バブルの後処理でおわれたのでなんとなくやり過ごした気になっていたかもしれないが、団塊世代が高年齢化していくにつれ構造的に人件費が膨らんでしまう。

そして、そのツケは先の氷河期世代が負ったわけだ。なぜ、1990年以前はそれが通用したのかというと、すべての人、低所得者も含めての人の賃金があがっていったからだ(少なくともそういう幻想を抱けた)。それができなくなったのは、先の構造的欠陥もあるのだろうが、一番大きいのは物価が上がらないことだろう。そういう意味財務省日銀が(インフレ目的した)大胆な財政金融緩和を打たないのかが皆目わからない。

団塊世代が引退していく2006-2008年だけは特に景気が良く新卒採用も活発だったが、2010年から次の就職氷河期がツケを払っている最中だ。

今、画面の目の前で「んなモン、今の大学生勉強してなくて馬鹿なだけで自己責任だろ」なんて思ってるそこのアナタに朗報!

そもそも、いつの時代も8割の大学生勉強なんかしてないでしょう。団塊の世代学生運動ばっかだったし、バブル期入社の人も研修旅行と称した拘束旅行に行ってたわけで。ちゃんと勉強している2割の人はいつの時代でもちゃんと就職出来てるわけで。ダメ人間で何もしない2割の大学生はいつの時代でも就職できないわけで。で、俺が問題にしているのは、遊んでいたとしても6割の普通の人は昔は就職できたのに、今の時代に生まれちゃっただけで就職できないっていうのは可笑しな話でしょう?

百歩譲って、そのことは認めたとしよう。それでも、この上下世代間格差と同一世代内の格差をどうにか吸収できるシステムを構築しないと、勝ち組アナタも結局不幸になるんですよ?え、だって、今の30代(=氷河期第一世代)って、世代内でものすごく格差があるでしょ?(参考→格差世代 - Chikirinの日記 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080421)

これ、ほっとくと危ないですよ。まだ、30代で派遣だったら今のところ問題がないように見えるかもしれないけど、20年後、30年後は間違いなく社会に負担が掛かる。それは生活保護受給者の激増という形に現れてくるだろう(予言)。正直、今の生活保護制度が問題ありすぎるから、そのころまで今のままの制度っていうのはありえないと思うけど、それに変わるセーフティネットに負担がものすごく掛かるだろう。それを負担するのは「自己責任だ!」と叫ぶ我々自身だろう。

この国の労働構造を変えないで子ども手当も何もあったもんじゃない。

そもそも定職につけなければ子供を生もうなんて思えやしない。

それが大半の人の思うところだろう。

日本GDP画像http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/04122001/013/image/001_002_01.gif

(ソース)http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/04122001/013/001.htm

http://twitter.com/theophil21/status/26814303956897793#

10)これに対して、濱口桂一郎先生が強く指摘されているように、中小零細企業では、「解雇の自由」という原則がずっと定着しており、国際的にみてもそれほど日本が異質なわけではありません。 他方で労働者の移動も頻繁であり、雇用保障と絶対的人事権の取引関係は希薄です

中小企業にとっての解雇規制大企業にとっての解雇規制は大きく異なる。

大企業は、裁判沙汰になって信用が失墜するのを恐れて今の法制度(法律司法判断、省令等)では整理解雇をできない。事実上倒産したJALですら整理解雇違法であるとして元従業員から訴えられている。普通に考えればそこまでリスクを取って整理解雇しようと思わない。

一方で、中小企業社会的信用はそこまで気にしなくてもよいので、バシバ解雇してしまう。

下でも言うように法律による解雇規制はそこまで厳しくないが、規制を頑なに守って身動きがとれない大企業規制を建前として遵守しようとしないブラック中小企業に二分化されている。

参考↓

規制”と“規制監視監督”の違い - Chikirinの日記

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090112

世代間格差若者犠牲者!? 老人天国ニッポン~」 - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/5061847/?p=7

一方で、解雇規制の緩和方向に法律を変えたら、状況も変わると言う人が多いけれど、もっと根深い問題ですよね。実は法律上の解雇規制はそんなに厳しくない。大部分は司法でやっています。しかも、その司法判断を支えているのが、マスコミ正義感です労働弁護士とか、昔ながらの左翼的な人がたくさんいますよね。現在日弁連会長を含めて、正義の味方でメシ食っている人がいっぱいる。そういう人たちがマスコミは大好きなんですよ。

解雇規制に関しては、法律による規制が問題・なんじゃなくて、それの法律を元にした(城繁幸氏が指摘したような)司法判断が問題になっている。

このことは池田信夫氏が言うように非常に根深い。そして、私自身は(法律に疎いので)法律をいじれば解決するのかどうかはわからない。解雇規制法律上の問題ではなくて、司法判断の問題だとしたら、そしてそれがマスコミ正義感(つまり日弁連社民党共産党のように、正義を実践しれいるつもりなのだがそのことによって構造的に不幸を作り出している偽善的な正義感)に支えているとしたマスメディアの問題でもあるし、そのマスメディア情報を無批判に受け取っている我々自身の知性の問題であると思う。

参考↓

マスメディアの凋落 (内田樹研究室)

http://blog.tatsuru.com/2010/04/02_1243.php

正社員既得権ってまだタブー視されてるの?」というタイトルだけど,

個人的には別にタブー視なんてされていないけど,それでメリットを受けている人がたくさんいるのでつっこまない,

つっこみを入れる人は意見を言うだけにとどまって具体的なアクションにつながっていないので変化が見えない,

>個人的には別にタブー視なんてされていないけど,それでメリットを受けている人がたくさんいるのでつっこまない

私は、上にも書いたように、頭の硬い友人には「話せない」わけですよ。

別に本人は自分幸せならいいのかもしれないけど、彼は社会がどうあるべきか、という理念がない(ようにみえる)。

で、鋭い友人は先のエントリとこのエントリくらいのことなら大体分かっている。

で、大半の人(私の周りの友人含めて)は前者なわけであって、リアルではカンタンに話せることじゃない。

それを、私は「タブー」といっただけです

>つっこみを入れる人は意見を言うだけにとどまって具体的なアクションにつながっていないので変化が見えない,

これはまさにそのとおりだと思います。リアルにしてもネット上にしても。

2011-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20110203170428

それは自分も知りたい。本人たちにも聞いたけど、分からないって言ってた。

ぼくは、詳細なメカニズムはともかく、

基本的には、共産党の影響だという仮説を信じている。

というのも、台湾香港出身者が、

その類型に当てはまらないから。

阿Q正伝に描かていた中国人ダメダメだっとしても、

その後の90年で変わる場合もあれば、

変わらない場合もあるのではないかと…。

ただ、ぼくの観察には、「留学バイアス」が入っているので、

本当のところは分からない。

つまり、大陸における留学生のセレクションプロセスと、

台湾香港における留学生のセレクションプロセスは違うので、

それがぼくの観察に影響を与えている可能性を否定できない。

一応言っておくと、

自分中国通でもないし、専門も国際政治とは何も関係ない。

仕事旅行中国に行ったことがあるという程度。

そんな自分が見聞きしたことのちょっとした記録です

しい分析は、専門の方にお願いしたいと思っています。

2011-01-19

成功者からアドバイスが使えない理由

タイトルはやや釣りで、「成功者からアドバイスに疑ってかかるべき理由」というのが正確なところだと思う。ここでいう成功者というのは、年齢も性別も成功の規模も問わない。さて、さっそく本題。その理由というのは、ほとんどのケースで自分が成功した要因を正確に認識できていないからだ。実際の所、成功した要因は以下の二つのものが大部分を占める。

  • たまたま選択したやり方がその時点で能率の良い手法だった
  • 本人がなんらかの能力・適性・習慣などを持っていた

そのやり方が今現在も有効である保証は無いし、あるいはそのために必要な能力自分が備えてる保証も無い。したがって、アドバイスを素直に受け入れたところで成功できるとは限らない。たちの悪いことに、下手に成功体験があるせいで自分のやり方はパーフェクトだと思ってるし、偶然という要因を認めたがらない。こういうのも「勝者のバイアス」っていうのかな。というわけで、アドバイスに対してはまず疑ってかかるべきで、そこから得られるものがあったらラッキーくらいに思えばいい。

ところで、現実問題として何かアドバイスされたときにそれを真っ向から否定すると間違いなく喧嘩になる、というか大人げない。なので、本当の成功の要因を探るために具体的な質問をしまくってみると面白いかもしれない。論理的な矛盾点が出てきたとしても突っ込みはほどほどにね。

2011-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20110112135831

は?だからお前に合わせてバイアス掛けまくった返しをしたんだっつーの。

なんなの?何もかも手とり足とり解説しないと理解できないの?どうなってんの?

http://anond.hatelabo.jp/20110112135411

お前が女視点バイアスかかりまくりからだよ。わかれよそのくらい。

2011-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20110111131431

あんまよくしらんけど、それが(他の「先進的な」萌え作品より)売れてる以上、時代遅れという形容はちょっとおかしいんじゃね?

パリコレキチガイたいな服を着て歩いてる奴はレディーガガくらいしかいないように、それを時代遅れと言ってしまうのはギョーカイバイアスがかかりすぎだと思う。

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