はてなキーワード: コピペブログとは
2000年代後半に自分は、2chのヲチ板をよく覗いていたし、コピペブログも巡回していた。2chの差別意識の強さにはうんざりだったが、他人を貶める空気は居心地がよかった。
Hagexは、2chまとめサイトにしては珍しく、嫌韓ではなかった。それに、ほっこりブロガーを揶揄しているようで、女そのものを叩いているわけではないようだった。炎上案件のまとめにしても、すすんで対象にガソリンをぶちまけていくスタイルは、片手間にはできないだろうと面白く眺めていた。
学校を中退して引きこもっていた時代にネトウヨにならなかったのは、もしかしたらhagexの読者だったからかもしれない。なんやかんや仕事が決まって働きだしてからは、本日の一曲や映画や本のレビューも楽しみになった。hagexがきっかけでオーディションも観た。
自分にとってhagexはただのウェブ上のコンテンツに過ぎない。過ぎなかった。けれど、もう二度と彼のゲスゲスゲスという呟きを目にすることはない。人間の悪意や嫉妬や自尊心や虚栄心をつつく遊びは下等であると、わかっているからこその視点があったと思う。今はただ悲しい。
法律の話をしたいのなら『個人的な認識』ではなくて法律や裁判例を調べるといいですよ。これを基準にして考えないと『世間的』とか『時代』とか意味がないですし危険です。もし自分でも画像を貼るなら『世間的には完全にOK』だからではなくて法的根拠を持ってやるべきだと思います。
その上で当該記事を見てみました。よかったら参考にしてください。
前提:引用の要件で重要なのは主従関係・必要性・区分性・出所の表示。
チェックした記事:https://sakihuwahuwa.hatenablog.com/entry/gotoubun41
藤田嗣治絵画複製事件:http://kida.biz/law/court601017ne2293.html
<参考>
・増田の『絵が無いなら見ない』というのは『絵がなければ理解しにくい』という意味なら、それこそ引用の必要性があるとなる。絵を見せるのが専らの目的となっている場合は引用にならないが、その判断はあくまで要件に合致しているかどうかが基準。
・漫画は文章と絵が一体なものであるので、セリフとともに絵を引用するのは合理的である。
脱ゴーマニズム宣言事件(地裁判決) http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/663/013663_hanrei.pdf
<参考>
・引用画像の分量に明確な基準を示した判例はない。主従関係などの要件を満たしているなら『引用が必要最小限度のものであることまで要求されるものではない。』としている。(脱ゴー裁判)
・ただし id:nyaaat さんのコメントのように20〜30行という弁護士の見解は目安として合理的だと思う。しかしいくら本文が多くても『あらすじ』など創作性が無い文章では『自己の著作物が主』とは言えないのでダメ。
・増田は4000字に一枚というが、主従関係や必要性は文字数よりも意味を重視する判断が多い。脱ゴー判決文(第三 当裁判所の判断/4 原告カットの採録が被告書籍の読者に対して与える効果)などでも、分量より意味(必要性)を重視しているのは明らか。
・各画像、文末などには表示が無い。
・タイトルに『作品名』がある。作品名でも表示とすることができるが、タイトルに記載があることが『明示』と見なせるのかの問題がある。
・タイトルに記載があるから明らかという考えは、認められる可能性もゼロでは無い。しかし脱ゴー裁判では『カットの欄外に出典が表示 』されていることを明瞭区分性の根拠の一つとしており文中での表示が望ましいと思う。
<参考>ちなみに初期のヒドデ氏なんかがやってた、漫画コマの切り抜きは、引用の要件に全く当たらないので単なる無断転載。今回の記事とは問題が別。
以上
余談:ちなみに自分も『ぺたぺた画像貼り感想ブログ』を書いてます。画像引用の詳しい記事を書いているのでよかったら参考にしてください。でも、自分も『初期のヒドデ氏』みたいな転載や『あらすじコピペブログ』を無くしたいと思って書いています。そういう意味で考え方は近いと思うのですが。
http://kato19.blogspot.com/2015/05/cyosakukenanime.html
脱ゴー判決文の『4 原告カットの採録が被告書籍の読者に対して与える効果/(四) その他の採録箇所/(1) カット1』には 『原告漫画の特徴に関する記述の理解を助けるものである 』と記載があります。
感想(批評)を読むにあたり、言及する登場人物を文字だけで記載するより、参考資料として画像を合わせて提示したほうが明確になります。意味は少し違いますが、そういう点で判決文の『理解の助けになる』と同じ文脈で理解できると解釈しました。(もちろん否定する判例があれば別ですが私には見つかりませんでした)
また同『8 原告の主張について』にある『一般に著作物の引用は、右1で示した引用の要件を充たす限りにおいて、引用著作物の著者が必要と考える範囲で行うことができるものであり』との記載があります。これは地裁判決ですが参考になると思います。(これを明確に否定する判例を知っていれば教えていただけると幸いです)
検察と警察とか被告と被告人とかよくわかってないし、知識教養なしで書いてるからわかってる人が読むとイライラする日記になってそう。すまん。
平日に時間があったので前々から気になってはいた傍聴に行ってきた。
事前にネットで軽く下調べした。
・高裁以降は「地裁の続き」の話になる。地裁の「新件」のものが事件の話を最初からするのでわかりやすい
・地裁の作りや傍聴の流れは趣味の人や専門家などの個人のブログなどで予習ができる
という感じ。
午後は13時からと聞いていたので、12:45ぐらいに着いたのだけれど、開廷表と言う「今日のスケジュール」を見たら、刑事事件は実際は13:30くらいから始まりだすようだった。民事も傍聴できるみたいだったけど、ほとんど5分くらいしか枠がないやつだったり、そうじゃなくてもなんとなく傍聴者ほかに居るのかなって思って行きづらかったのでスルー。
「新件」は1事件50分が基本のようで、ただ授業の時間割表と異なり、興味のある複数事件を同日にハシゴしたくても、効率よく繋がるとは限らず、間が40〜90分程度開くことが多くなりそうだ。
開始時間の5分前くらいに傍聴席に着席する人が多そうだった。柵の内側の関係者で10分前くらい。傍聴席に入るドアや関係者席に入るドアに、目線の高さに小さい扉付きののぞき窓(外から中の様子が観れる)があるのが面白かった。
傍聴者は、常連っぽい私服の中高年のオッサン(失礼だがギャンブルとか好きそうな感じ)が各数人、被告や被害者の関係者っぽいスーツのリーマンが各数人、ひそひそきゃっきゃした女子大生二人組、修学旅行か課外授業かの中学生(私服だったから小学生か?)など。
道路交通法の方は、「ごく普通の一般人が、安易な気持ちで違反行為をしたら大事故になり、免許も取り消され、ついに今日、被告人と呼ばれて裁判に…」みたいな感じだった。
こんなこと本当にあるんだなぁと思った。被告人はわざとじゃなさそうだったけれど、しらじらしいくらいに最後まで「被告人は○○してください」の呼びかけに気づかず、えっ自分呼ばれました? みたいなもたつきがあった(毎回、弁護士さんが背後から小声で呼びかけてジェスチャーしてやっと動いた。)
検察が手元の紙を見ながらすごい早口で「したがってこの行為は○○法○条および○条に該当し被告人の行為は極めて悪質かつ重大と考えられます。」みたいなことをまくしたてるのがドラマっぽ〜いと思った。無駄に長い定例文だからあんなに早口になるんだろうな。
あの日はなんでそんなことしちゃったんですか? と、弁護士や裁判官、検察(警察?)から質問があって、被告人が青い顔でしどろもどろに答えるのを、素人ながらにそれ誤魔化して嘘ついてるだろって感じだったけど、裁判官も検察も、ねちっこく問い詰めたりは全然しないで、いや、それはないだろ…と内心思ってそうな間がちょっとあるだけでスルーしてたのが正直意外だった。悪い奴をバッシングして叩きのめす・いじめるんでなくて、どうすればよかった? これからはどう改めればいい? を、皆で考えましょうね、被告人はそれこそを心に刻もうね、みたいな。もしかしたらこの裁判は傍聴に中学生(小学生?)が沢山いたから、そういう傾向がひときわ強かったのかもしれないけど、(性質としても悪巧みじゃなくて事故だし)、自分の思い込みに気付かされた。
あと、弁護士からの被告への質問は、ヤラセというか、打ち合わせ済みなんだろうけど、被告が弁護士の誘導と違うことを答えちゃってそうな場面がいくつかあって、緊張するんだろうなぁ素人っぽいなあ(?)とハラハラした。なんなら検察側も、しおらしく反省してもうこんなことは二度と起こしませんそのためにはこういう風にします、という言葉を言わせようとしているんだけど、なかなか被告がそれに乗らなくて、聞かれてもないことをペチャクチャ喋っちゃって、見ていて大変に歯がゆかったです。被告人、事故は辛く思ってやらかした認識はあれど、道交法違反の方の、自分は犯罪を犯したんだって意識はあんま無さそうだったな…。
求刑って最後の最後に言われるものなんだね。最初かと思っていた。この裁判は求刑の直後くらいに判決があって閉廷だった。道交法の初犯テンプレ事件だったからかな。
判決では執行猶予について、小学生や素人被告を意識してか、裁判官から丁寧な説明があった。牢屋の中じゃなく社会の中にいながらの更生期間ということらしい。意識したことがなかったので勉強になった。
2件目は窃盗。被告の両サイドを制服の警官が挟んでいて、おおおーと思った。
開廷表からは罪名の「窃盗」と被告の氏名しかわからないんだけど、最初に検察?警察?から、詳しい説明があった。スーパーの万引き常習犯の被告はもともと警備員にマークされていて、ある日、酒とツマミを万引きして店から出た瞬間に警備員に肩を叩かれ、カバンを捨てて逃走。監視カメラの映像と、カバンの中の私物から後日警察が来て逮捕。窃盗と公務執行妨害で前科があるし、犯行は前回の裁判が終わった直後で執行猶予中。とのこと。
途端に傍聴常連っぽい人が何人か「なーんだ万引きかぁ」という感じでぞろぞろ離席したのが面白かった。
さっきの道交法といろいろ対照的だった。席もなんか左右逆だったし。さっきのは検察側が3人いたけど今度は1人。かわり?に、被告側に制服警官。下世話な話だけど、被告の身なりもホームレスみたいなヒゲ伸び放題のくたびれた初老で、弁護士が若くて化粧濃いめのお姉様で、検察がスポーツやってそうなアゴヒゲ青年で、キャラ濃かった。
ちなみに裁判官は2件ともなんかお医者さんっぽかった。熱が出たのは何時頃ですか?とかここ押すと痛いですか?みたいな感じで、スーパーに行ったとき手持ちの現金はいくらでしたか?とか訊いていた。インフルエンザは陰性でしたみたいな感じでアナタの執行猶予は何年ですと言った。
窃盗の方も、なんでそんなことしたんですか? 同じ過ちを繰り返さないためにはどうすれば? を詰めていく流れはだいたい同じ。被告は淡々と、とつとつと反省の思いを挟みながら適切に答えていった。慣れている。進行もスムーズ。ただしこちらは、嘘っぽくねそれ?という供述はつぶさに突っ込まれたいた。ただし被告の受け答えも短く適切。面接で受かるやつ。突っ込みに対しても予習済みだったのかなという感じでそれっぽく言い訳できていた。判決は数週間後の後日だった。
全体として、まあなんていうか、下世話な楽しさがあった。他人の本物の人生の、やばいことになってる部分を切り抜いて生で見ているわけで。ネットの炎上とか小町とかコピペブログの胸糞悪かったりスカッとしたりの話を見ちゃうタイプの面白さがあって、楽しいし刺激的だけど、悪趣味な楽しさだなとちょっと後ろめたい。
社会勉強になったなぁという気持ちもある。一回見といて良かったなという感じ。今回の二件とも、そういうことがあると知っていながらも、関わりはなかったので、「本当にこういうことってあるんだ…」と体験できたのは、漠然と経験値積んだというか、実績解除したぜ感がある。
本当にこんなことあるんだといえば、今回は2件とも、被告のプロフィールがわりといかにもそういうことしそうな感じというか世間的な偏見通りだったのが印象的。被告の生い立ちだ家族だ仕事だって裁判の場で言われちゃうのも個人的にはコレつらいなと思ったし、聞いて正直、あ〜ぽいわ〜と思ったし。偏見で決めつけるのはよくないと今でも思ってるけど、偏見が存在するだけのことはあるもんなんだなあと。
またいくかは微妙。平日に暇になったらタダで楽しめる…とも思うけど、時間割が当日朝現地でしかわからないし。組織的なプロの犯罪とか裁判員裁判みたいな重大なものならまた違った印象があるかもしれない。裁判員裁判は事前に日程がわかるけど傍聴は抽選制(当日朝抽選券配布)なので行けるかどうか一長一短。
彩樹 @saki_1990_
今度は保守速報さんがパヨクから一斉抗議されている。誰か知らない人の5ちゃん(前2ちゃん)コピペブログ、そりゃミスもあるだろう。誰も完璧とか求めてないだろう。ニュースを面白くまとめてくれてありがとうとしか思ってないよ。パヨクは保守速報さんをめちゃくちゃ意識してたって事か…ちっさいな
つまり面白おかしくまとめてくれれば嘘もミスも許されると。それが完全な勘違いから来る個人への攻撃でも
どれだけまとめサイトが炎上しようが見る人間が一向に減らないのは、結局こういうリテラシーの低い人間が大多数だってことなんだろうね
東名追突死亡事故の時に別人を犯人扱いにし晒していたキュレーションサイト「モノローグ」も謝罪せずサイトだけ消して逃亡
やったもん勝ちってことかなぁ
はてなブックマークを使い始めて、いろんなブログ、ニュースや話題を読む楽しさも味わえるようになった。
一月ほど前「ブログ・日記の人気エントリー」毎日エントリーされるブログがあるのに気づいた。
何かの記事コピペか、1日の発電量が書かれているだけ。ブクマは同じメンツが多い。
そのブログが、はてなID「hiro-aug-1st」がやっている「サラリーマン大家の太陽光発電日記」。
https://blogcircle.jp/user/riekorieko
フォロワー950、所属サークル40。すごいよ。ブックマークしてほしい旨も明記している。
フォロワーでブクマ頻度が高い人をピックアップして8月以降のブクマ数を見てみた。
8月1日から9月5日まで計81本。うち35本が発電量だけの記事。残りは新聞社サイト等のコピペ記事。
はてなID、太陽光発電日記をブクマした合計数、ブログ名の順です。URLは書きません。
Nobuyukihoshi 67ブクマ「公認会計士 税理士 星伸之のブログ」
moririnpapa 40ブクマ「もりりんパパと二匹の怪獣姫」
mileget 30ブクマ「ANAマイルとiPhoneポイントで」「iphoneのある暮らし」
tora_char 29ブクマ「おーい猫さんこっち向いて」と思われる
nekoyamafuutarou 27ブクマ「イイモノワルイモノ」
celiapagibig143 23ブクマ(※8月上旬から参戦)「ゆらゆらと千鳥足人生」
nikib184 21ブクマ「ニキビに悩む40代のメンズ肌ケア」
Darly 17ブクマ(※8月下旬から参戦)「兼業トレードで気楽に生きる」
他にもまだまだあるけど、この辺で。
tmatsuura、79ブクマ sho11070714 29ブクマ sin-jack-in-a-box 23ブクマ
tmatsuuraは、サブのブログもマメにブクマ。本人の別アカ?
IDを見ると、それぞれ色んなところとつながっているのがうかがえて、
どれだけの広がりがあるんだろうかと気が遠くなっちゃった。
セルフブックマークメーンで恩恵のみ享受しようという姿勢なのか?
いつもブクマアピールする人のブログにも、どうやらこの人のブクマがつくことはない模様。
はてなの運営に伝えたら、「ブログサークルに対して利用停止措置依頼等を考える」という趣旨の回答が返ってきた。
「自分とこのルールに違反しているから、利用させないでくれ」。そんな理屈が通るはずがない。
ブログサークルの規約に違反していない限り、無理な話でしょうよ。
でもすぐ解除された。何か改善があったのかと思ったらそうでもない。
「違反ブログ」との認識があったから、「ブログサークルへの利用停止措置等の依頼を検討する」と言い、
スパム認定して表示制限措置を取ったから、20~30ブクマ集めても表示されない時期があったんでしょう。
今も自分のとこの規約に違反するサービスを使っている利用者たちがブクマを繰り返している。
通報が毎日、山のように来て対応が大変なのは分かる。でも新たに調査対応を求めているんじゃないよ。
スパム認定しておいて改善が見られないのに解除しちゃうのは何なのか。
そこまで緩いものなら、いっそ禁止行為にするのをやめたらいいのに。
もう一つ、このブログは、ほぼ毎回、著作権侵害をしている。記事コピペして感想が一言あるだけ。
楽してアドセンスで稼ぎたいってこと?オリジナル要素がなければポリシー違反になるんじゃなかったっけ?
著作権侵害の可能性も、はてな運営には指摘した。回答は「ぱっと見では無断転載か分からない」という趣旨。
ブログに「無許可です」と書くわけない。見れば許可の出ない手法だと分かる。
他社のブログだから仕方ない部分があるにしても、確認する術がないみたいなことを言ったらダメよ。
面倒くさいとは言えないだろうけど、そんなわけない。んじゃ、聞いてやると複数の転載元に確認した。
やっぱり無断転載だったよと、はてなに伝えたけど変化なし。そんな姿勢で大丈夫なのか。
著作権問題を言い出したらキリがない。画像の無断使用なんか日常茶飯事。
でも、このブログって著作権侵害前提に成り立ってるでしょ。あまりに悪質。
転載元の記事がエントリーされることもあるわけで、後日このコピペブログが同じ内容でエントリーされるという現象も起きている。
こういうブログが毎日エントリーされる。それを許す運営。通報が多すぎて大変なのは分かる。
でも新たに調べてと言ってるんじゃない。いったんスパム認定したのなら、状態が改善されないのに解除したらダメでしょう。
最近のエントリーについても、やっぱり回答が帰って来たところのは全部無断転載だった。
ブログサービスの運営会社に削除申請するってところもあったし、ブログ主が削除に応じないから法的措置検討するってところもあった。
そこまで踏み切るかわかんないけど、一度ぐらい訴えられれば懲りるのかしら。
それも、はてな運営には伝えているのに、スパム解除するってことは、そういうブログが大勢の人に読まれる手助けをしているようなものでしょ。
ある意味大胆というか、すごく疑問。そんなのでいいのかな。
どこで知り合った相互フォロワーなのかによると思う。自分が交友関係の続いている大学時代の友人はオタクだらけだけど、法律系の学部だったせいか(かなり政治系の講義もやる)ネット右翼はほとんどいない。逆に、今は疎遠になった中~高時代の友人にはその毛のある人がちらほらいる。
自分の年代(30前後)では2chから輸出される極右系のスレッドを、コピペブログやニコニコ動画を介して目にしてきた人がものすごく多い。残念だけどこれはもう一種のエンターテイメント化しているので、もし仮にあなたが今のフォロワーを切って同年代や別のクラスタに移住しても、必ずそれなりの割合に遭遇することになる。自分の場合は「ちらほら」なのでスルーで事足りているけど、どうしても辛ければSNSではない、ある程度の秩序がある同好のコミュニティを探したほうがいいと思う。
Googokibuliさんたちは自分らが儲けるための建前さえ崩れなければいいので
だって真偽なんてGoogleは確かめてなくてほとんどロボット任せだったってことだろ?
自分とこの広告とか収益に強く結びつきそうなやつを自動で上げてるだけじゃねーか
お前が上げてくるのコピペブログと食べログとネイバーまとめくらいじゃねーか
本当に使えねーなGoogleは
人工知能完成させても自分が儲かる順位しか提示できないんだったら検索エンジン事業から手を引けよクズ集団が
むしろウェル区は「Googleって結局未だに手抜き評価と調査しかしてなくてうわべだけのSEOでも物量さえあればこうやって嘘書いてても平気で上げてしまう、
そしてユーザーがおかしいって指摘してやっと後手で気づく企業なんですよ」って証明してくれたようなもんだな
こんなの読んで思い出した。
Spotlightの食レポは、食わないし行かないで書くんですかそうですか
ぼくはSpotlightを始めとするその種の媒体が名乗っている「キュレーションメディア」という言葉は、2chコピペブログの延長上の「まとめサイト」と同義であると、この言葉を初めて聞いた当初から思い込んでるので、昨今の「キュレーションメディアはコピペだらけ」「取材しない」という批判には違和感があったりもするのだけれど、まあコピペされた人が怒るのは分かる。
「取材しないネットメディア」という話だと最近では、ハフィントン・ポストがやらかしたみたい。
「マッカーサーの言葉」名取市長が出所不明の情報を掲載(全文)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/02/the-rumor-of-mcarthur_n_6788700.html
この記事は、日本の右派が広げた「マッカーサーが太平洋戦争は日本の自衛戦争だったとアメリカで証言していた」というデマを名取市長が自分のブログに掲載してしまい謝罪したというニュースのまとめ記事なのだけど、記事内容にわざわざデマと分かってる市長のブログを全文コピペして更に拡散している愚かさ。
さらに最後に、過去にマッカーサー発言の原文に当たってチェックした井口さんという方のFacebookの記事が引用されているのだが、井口さんは英語原本を翻訳する際に注意深く「自衛」という言葉を使わずに、マッカーサーが戦争での日本の正当性を認めた文章ではない、と結論づけているのに、引用したハフィントン・ポストは石井さんの記事を「彼女によるとマッカーサーが『日本は自衛戦争だった』という趣旨のことは述べている」と説明し、恣意的な引用で本来の趣旨と違った結論を導きだしている。
この辺の解説は既に書かれていたりするので参照を。
話をハフィントン・ポストに戻すと、ハフィントン・ポストはアメリカでものすごいメディアとしてちからを伸ばしたネットメディアで、日本だと朝日新聞と提携して記事を量産してるのだけど、すごいネットメディアという触れ込みだった割に、日本のハフィントン・ポストはまとめサイトもどきのコピペを貼って一言解説する記事ばかりでほんとガッカリ。多分既存のマスコミ、まともなメディアならば、ネット引用で終わらせず直接執筆者に取材して、極力文章の解釈に記者の誤解が生まれないようにする。
他人のコンテンツを変に引用してアクセス稼いでるのは「キュレーションメディア(笑)」や「バイラルメディア(笑)」だけじゃないくて、まともなマスコミと手を組んでるハフィントン・ポストもだよ。こういった件はたくさんシェアされて改善に繋がってほしいのではてブほしい。
シェアされた保守速報の記事は、「民主党が小学4年生のふりしてアベノミクス解散に疑義を唱えるステマサイト開設か!? ネット炎上」というもの。
記事を普通に読めば見出しのように民主党が関わっている根拠はどこにも書かれていないことは一目瞭然であり、安倍首相もその点は言及しているが、民主党批判さえされていればいいと思ったのでシェアすることにしたのだろう。安倍首相にとっては特に珍しくもない行動と思われる。
安倍首相も、保守速報の記事内容を読んで、「なんだ民主党関わってる証拠ないじゃん」とさぞがっかりしたことだろう。見出しを読んで色めき立った気持ちを返せと保守速報に怒っているかもしれない。
ただ保守速報は単なる2chコピペまとめサイトなので、元記事がある。元はnetgeekの「【炎上】民主党が小学4年生のふりをしてアベノミクス解散に疑義を唱えるステマサイトを開設か!?」という記事だ(現在タイトル変更済み)。
はてなブックマーク - 【炎上】民主党が小学4年生のふりをしてアベノミクス解散に疑義を唱えるステマサイトを開設か!? | netgeek
保守速報はnetgeekの記事を丸コピペしただけ。コピペまとめにありがちな見出しを勝手につけてデマを煽ることをしただろうと文句のある人もいるだろうが、残念ながら見出しもnetgeekをコピペしただけだ。つまり安倍首相が紹介した内容はnetgeekの記事そのものである。
今回の件では「保守速報という媒体」の政治的性質を問題視する批判意見が目立ち、首相が紹介した記事の内容の質等についてはあまり議論が起こっていない。週刊誌以下のネット記事を首相が紹介するのはどうなのって議論はあってもいいはずだ。また、著作権上の違法性も指摘されているコピペコンテンツを首相が紹介した是非というのも議論になるかもしれない。
netgeekといえば、最近は他バイラルメディアのパクリ問題などを上手く煽りながら追及していて炎上大好き、祭り上等というイメージがある。しかし、せっかく自分の記事が一国の首相に言及されたというのに、そのことについて書かれた記事は未だにない。というか安倍首相に言及されたのが自分の記事だというのを完全スルーしている。
この記事でも、安倍首相がシェアしたのは保守速報の記事であると書かれているだけで、保守速報にコピペされる形でnetgeekの記事が安倍首相に言及された件は書いていないのだ。安倍首相に紹介されたバイラルメディアの記事なんてそうそうあるもんじゃない。初めてのことかもしれない。シェア問題への批判の多くは「保守速報をシェアしたこと」であるので、「コピペブログではなく元記事をシェアしてください」と首相のFBに投稿すれば、絶好の宣伝の機会にもなるのに。