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はてなキーワード: オマージュとは

2024-09-24

漫画日記

2024/9/23

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

ざっと一通り読んだ。東京上空に鎮座するエイリアン母艦という明らかな異常と、無関心な人々が織りなす愚にもつかない日常とが、アポカリプスへのカウントダウンと共に描かれる。民衆に正確な情報がまるで行き渡らず異変への無関心を助長する様や、敵性エイリアンを前にしても権益拡大に余念のない支配者の描写が生々しく、私自身もこの無関心な人々と同じようにすぐ隣にある異変に気づかない振りをして仮初の日常を維持しようとしているのかもしれない、という不安を喚び起こす。途中までは面白かったが、主人公と周辺人物の行動がエイリアン出現の分岐点であった事が分かり、8巻以降ではタイムトラベルが話の中心になってしまう。ポストアポカリプスの中でも継続される日常を見たかった私は興を削がれたが、ドラえもんオマージュを含む漫画でもあるのでこの展開も致し方ないとは思った。

2024-09-19

任天堂にパルワールド訴訟させたのはお前らなんだよなぁ

別に任天堂が強権発動した訳ではなく、そうせざるを得ない状況になるまで外野が騒いだから訴訟した。ただそれだけ。

それすらもわからん馬鹿向けに懇切丁寧に説明すると、まず事の発端として、パルワールド発売後に株ポケからこんな声明があった。

https://corporate.pokemon.co.jp/media/news/detail/335.html

お客様から2024年1月に発売された他社ゲームに関して、ポケモン類似しているというご意見と、弊社が許諾したものかどうかを確認するお問い合わせを多数いただいております。弊社は同ゲームに対して、ポケモンいかなる利用も許諾しておりません。

なお、ポケモンに関する知的財産権侵害行為に対しては、調査を行った上で、適切な対応を取っていく所存です。

そう、あくまで「お客様からの問い合わせ」へのレスポンスなのだ。そうでなければ黙認でもなんでもしただろう。

今回の訴訟に対する非難として、ソウルライクは訴訟されないじゃないかということを言っているが……

そもそもお前らは、ソウルライクが発売されるたびに「このゲーム御社ゲーム類似してるんですが、許可出してますか?」なんて問い合わせるほどバカなのか?しないだろ?そう言うバカも極小数はいるかもしれんが、多数派ではないだろう。問い合わせずとも、オマージュであることが明白だからだ。

スジモンもそうだ。まさかあれに対して、株ポケに「許可取ってますか?」なんて問い合わせたバカはいるのか?いないだろ?

から黙認されている。だから株ポケも、「お客様から、スジモンがポケモン類似しているというご意見と、弊社が許諾したものかどうかを確認するお問い合わせを多数いただいております。」なんて声明を出さない。

でもパルワールドはそうじゃなかった。ポケモンパクリだどうだとSNSで持て囃され、その結果として炎上商法ぎみに売り上げを伸ばしてしまった。そしてSNS本来無関係だったはずの株ポケ任天堂を無理矢理パルワールド騒動に巻き込んだ。犯人が誰かと聞かれたら、パクリゲーが評判になることを面白がって騒ぎ立て、株ポケの重い腰を上げさせたバカどもに違いないと答える。

これを一度でも見過ごしてしまったら、世界ゲームデベロッパーは「有名タイトルパクリ」を自称して知名度を売ればよいことになってしまう。それは業界全体にとって不健全であるとして、今回の訴訟に踏み出したのだ。そして、その引き金を引かせたのは間違いなく、パルワールド発売時に好き勝手騒ぎ散らかしたお前らだろと言いたい。

第一ポケモン類似ゲーム任天堂が許容しないスタンスだったら、真っ先に訴えるべきはTemtemだろ。それを差し置いてパルワールドを訴えてるんだから、まずその差分確認することから始めろよ。それもせずに雑にお気持ち垂れ流して人を不快にしてトラバ集めて承認欲求を満たそうとするなんて、人として恥ずかしくないか?少なくともファンを名乗る資格はないよ。ゲハカスもの方が己の醜さを弁えているだけまともといえる。

2024-09-07

オタク特有の話し方を辞めたい。

オタク特有な話し方だと思うのは

・目を見れない

・堂々と話せない

・口先だけで話してしまい、口全体で話せてない

早口になる

・言い切れない

・すぐミームを使ってしまう。

相手が知ってるだろという前提で作品オマージュパロディを利用して話してしまう。

・目の使い方が下手(凝視してしまう)

・表情は硬いし、表情とコミュニケーションの内容と合ってるか不安

・「ちょっと待って」とかオタク特有言葉をすぐ言ってしまう。

・声が大きくなってしま

・すぐ否定してしま

絶対自分が正しいと折れない(よく間違えてる)

マウントをとってしま

共通話題を見つけた瞬間一気に距離を縮めてしま

自分の興味のない内容だったら聞かない

多分他にあると思うけど、これらのことを意識してしないように会話するから疲れる。

2024-09-03

呪術廻戦展の楽しみ方がよくわからなかった

友人に誘われて呪術廻戦展へ行った。デジタル原画と大量のネームを見て一体何をどう楽しめば良かったんだろう……というのが正直な感想単行本は発売日に買うしアニメも観てるけど、そこまで強い熱量で追ってるファンではないのに行った自分が悪いとは思う。

しばしば作品説明に「(作品名)がスリマンセルなので呪術も…」「(作品名)のあのシーンみたいな迫力を出したくて…」というようなことを書いてあったが、あれだけHUNTER×HUNTERをパクりまくっているのに(敢えてこの表現を使います)、私の覚えている限り1〜2点しか触れていないのも不気味だった。最早言わんでも皆わかるだろってこと?

HUNTER×HUNTERこそ随所で他作品オマージュしてるだろ!と言われればそうなのだが、呪術とは比べるのもおかしレベルだと個人的には思う。

まぁチケット代が安かったのが救い。皆もHUNTER×HUNTERを読もう!

2024-08-31

俺的・カッコよさナンバーワン絵画を見てくれ

https://www.aci-iac.ca/art-books/alex-colville/key-works/pacific/

Alex ColvilleさんのPacificという絵

見てくれましたか

まず見てくれ!!!頼む!!!!!!

バチクソカッコよくないですか?

明るい昼の(しか電気はついてないので薄暗くもある)、海の見える部屋で、上半身裸で窓枠に腕をついて(たぶん)海を眺めている男

部屋は殺風景で窓が大きく、男の他に部屋の中にあるものといったらなにやら目盛のついた机と、その上に無造作に置かれた拳銃だけ……

人も船もいない昼の海の某洋とした静けさと、男のリラックスした立ち姿からただよう穏やかな雰囲気

いちばん手前に置かれた無機質な拳銃から醸される、剣呑雰囲気

この対比っつうか、対比でもなく、二つが混じり合った感じが、本当にもう、めちゃくちゃカッコいいと思うんですよ

最初に貼ったリンク解説だと、テーマとしては自殺なのかも、しかし本人は自殺についての絵だとは考えてないと言ってる、的なことをいろいろ書いて、最後には「この絵が描いているものが迷いなのか決意なのか、希望なのか絶望なのかは、鑑賞者によってのみ決められるのだ」みたいなことを言ってる

そうなんだよ

わかんないんだよこの絵がなんなのかって正直

しかし一つ言えるのは、とにかくバチクソカッコいいということだ

絵のことって全然わかんないけど、これはなんというかビビとき

そんでPacificってタイトルも激マブですよ

オーシャンのパシフィックでもあるだろうし、原義としての"太平"でもあるんだろう

パシフィック!なんせ響きがいいよな

この絵の醸す雰囲気バッチリハマっていると思う

もし将来、どこかでアレックス・コルヴィル展が開催され、この絵が来るみたいな話になったら、俺はかなり頑張ってでも行くだろうと思う

逆にたとえば、俺がこの絵をまったく知らなかったとして、何かの偶然でちょうどアレックス・コルヴィル展に入って、そこでこの絵を初めて見たら、確実に絵の前で立ち尽くすことになるだろうと思う

うわっ、かっけ〜……とか言ってさ

わかりますか?この絵のカッコよさ

わかってほしいんだよ

あとこの絵、あまりにカッコよすぎて映画オマージュされてもいるらしいな

メチャクチャわかる

たとえば俺が漫画家だったら、扉絵オマージュするもん絶対 でも原作がカッコよすぎるから恥ずかしくなってボツしかできないかもしれん

とにかくカッコいい

カッコいいと思うんですよ

2024-08-29

しかアニメ村上隆のものではないが、お前(村上隆批判者)のものでもねーだろ、といつも思う

しろ村上隆既存作品の取り込みにはすごく慎重な立場で、漫画アニメ尊重しているからこそ、下手なオマージュコラボレーションは行わない姿勢で一貫していると思う

呪術廻戦オタでありフジファブリックファンが抱いた巻頭カラー感想

Twitter(X)でもいいけど、TLの雰囲気を悪くしたくないからとりあえずここに吐き出しておく。お披露から二晩三晩経っても、脳内から感情が消えなくて生活に支障が出だしたので供養の意味も込めてる。割と感情のままに書き殴ったから乱筆乱文。

先に本旨を要約すると、私はポジティブ感情からネガティブ感情に変化し、今は少しずつ前向きになってきている。

雑な言い方をすると、呪術オタが雑考察してフジを腫れ物扱いして燃やしてんのがキツすぎ。作者よりも呪術オタの挙動フジファンの傷を抉ってる。でもだんだん立ち直ってはきてるしついでにお願いがあるよ。ということ。

【↓↓↓↓↓以下約5,500字↓↓↓↓↓】

8/25の夜、配信でじゅじゅフェスを観ていて、最後巻頭カラー絵のお披露目があった。人生の半分をフジファブリックにどっぷり浸かって生きた私は、ひと目でアルバム『CHRONICLE』を模していると気付いた。

結論から言うと、好きなバンドと好きな作品が思わぬ形でコラボしたことに驚きと歓喜が止まらなかった。

そのとき感情Twitter本垢(フジファブリックはじめ音楽日常メインにつぶやく)に突発的に書きなぐって投稿した。ひと目見て気付いたこと、そして作者も私の好きなバンドファンであることが伝わってきたことなど。

そして、呪術廻戦にハマってから作った、漫画アニメだけをつぶやいたり、ファンアートにいいねしたりするアカウントで、ファンたちの感想(じゅじゅフェス)を拾っていった。

そこで私はショックを受けた。呪術廻戦ファンの間でイラストに対して「正気を疑う」「倫理観ない」「不謹慎」「バンドファンや遺族に失礼」などの言葉が並んでいたからだった。

さらにはひと目見て「犬がいる!かわいい!」と好意的に受け取っていたアカウント主すらも「オマージュ元を知って地獄に落とされた」という主旨の投稿をしていた。

このショックを言語化するのに時間がかかって、友達の力も借りながら受け止めて今に至る。

正直に言うと、これらの呪術廻戦ファンの声を受けて、私は ①悲しみ ②怒り を感じている。

そして今は、これらを踏まえて ③祈り に近い感情も浮かんでいる。

①悲しみ に関して

私の人生をかけて愛したバンドアルバムの名を用いて作者にヘイトを向けている投稿散見されること。

フジファブリックという文字志村正彦人生結集といえるアルバム『CHRONICLE』の文字と、「吐きそう」「気持ち悪い」「正気を疑う」「地獄に落とされた」「倫理観おかしい」という強い批判、もとい軽蔑言葉が並んでいること自体が悲しくて悲しくてたまらない。

彼らにはもっと前向きで明るい言葉が似合うのに。「変態的かつ普遍的な美しさ」「クセになるサウンド」「新境地」「世代を越えて愛される」など、フジファブリックを応援してきたファンメディアは素敵な言葉を紡いできた。

作者に批判言葉を向けさえすれ、誰かを不快にさせる行為言動行為者の一面に過ぎず、行為者そのもの価値観人間性否定するものではないと私は思う。

そして私は同時に五条悟オタでもあり、作中で亡くなったことに悲しんだ経験もある。

ちょうどその話が掲載されてから1年弱経とうとしていることも思い出し、その当時は私の落ち込んでいる様子を見かねた友達や同僚が励ましてくれた。一方で、デリカシーなく「死んじゃったねw」と心のヒビを直接割る言葉をかけてきた人にも遭遇した。

このようなことを、五条悟を愛する人なら、少なから経験したのではないだろうか。

同じように、五条悟を愛するがあまりフジファブリックファンの心に残る微かな傷を、その強い言葉でほじくり返しているかもしれないことは考えられないだろうか。

作者はこういうことも勘定に入れて、「諸々の意味を込めて」とあえて濁したコメントしたのではなかろうかと私は思う。

6年半も続く大作を描き上げるにあたって、これだけ出版業界不況の中、掲載誌の売上を落とさぬよう、耐え難いプレッシャー責任を感じながら物語を続けていく自身を、軸となるフロントマンを喪って再始動した経歴をもち、過酷プレッシャーの中それでいて15年も走り続けたバンドと重ねたのかもしれない。

②怒り に関して

こっちのほうがショックの中に占める割合が大きい。

前述した強い軽蔑言葉フジファブリックを並べてほしくないという怒りは先立つ。

次に、メンバーのパーソナルな情報が、漫画ファンによる考察(という体裁下衆の勘繰りと言いたいくらい)の道具として利用されたことに怒りを感じている。

ご存知の通り、志村正彦2009年12月24日に29歳という若さで突然この世を去った。これは揺るぎない事実である

しか本来、生年月日と同じように命日も非常にデリケート個人情報である。彼がミュージシャンとして世に出ることがなければ、近親者は知れども、世界中の誰もが知り得なかっただろう。

対して創作物登場人物はどうだろうか。物語において読者は、登場人物の動きを第三者的に、いわば神視点で見守ることができる。キャラクター同士の内緒だって筒抜けだ。そうした舞台上の人物たちと観客とはいわゆる“恋愛テクニック”のように「秘密の共有」ができる。この恋愛にも似た興奮を私たち読者は楽しんでいる節があると思っている。

フジファブリックはバンドという周縁はコンテンツだとしても、メンバー実在人物であるがために、当然プライバシー尊重されるべきである。実際、ファンインタビュアーメンバー私生活に関して踏み入ったり聞き出そうとしたりしない。

命日や享年というデリケート情報を持ち出して、その事実安易に繋げたうえに、尾鰭をつけてありもしないストーリー勝手に繋げていく行為が、私には他人の家に土足で上がりこむ行為に見えてならない。

曲がりなりにもオタクなら、プライバシー情報コンテンツたらしめるものを分けて考えてほしい。

例えば、2つの事実にA、B、C、Dの4つの共通点があるとして、AとBとを繋げば万人が心地よく終われるものを、いくら線で結べるからといって、CとDを繋いで、恣意的ストーリーを生み出されては、どちらの側も良い気持ちはしないだろう。

から、「この位置五条悟が配置されているから…」「バンドは存続しているか五条悟は死から復活する」など、死去の事実からの逃避や不確かな根拠を並べ立てられるのは、両者のファンとして理解に苦しむ。

Twitter(X)では常日頃からしょーもない話題炎上しているが、よくある例として「これでは〇〇が可哀想」という構造をしているものがある。

こんな親に育てられて可哀想、こんな飼い主に育てられて可哀想、こんな環境に放り込まれるなんて可哀想…など枚挙に暇がない。

それと同列で、当人感情勝手想像してバンドファン家族に対して「嫌がっている」「失礼だ」とレッテルを貼る行為はそれ自体が失礼に値するように思える。

私自身、人生の半分といえど他と比べるとまだまだファン歴は浅いものだと自覚しているが、

曲がりなりにも十数年応援してきた身としては、苦しみや悲しみを押してまで志村正彦の全てを提供してくださっている志村家と地元有志の皆様には感謝してもしきれない。どんなに苦しもうとも、それ以上に彼の生きた証を残したいという使命のもとご尽力くださっている姿を見れば、どんな形であれ、一人でも多くの人に彼の存在が知られることは彼らへの報いではなかろうかと私は考えている。

からこそ、彼を取り巻く話題は明るいものであってほしいし、そうなるよう関係者ファン努力している。

それを、「ファンではないけど」「バンドは存じ上げなかったけど」と枕詞を載せて外野から関係者ヅラして物申していることが腹立たしくて仕方ない。許可取り云々の話ではない。無知蒙昧を晒し、それがフジファブリック関係者に届くことこそ最大の無礼ではないのか。

あとイチャモンついでに、現体制の3人のメンバーを「残りのメンバー」って言ってるのは何なんだ。3人は残りものなんかじゃない。言葉尻を捉えるようだが、夫を亡くした妻を未亡人と呼ぶような気味悪さが残る。甚だ不快だ。

個人的言い得て妙だと思ったのが、志村時代リアルタイムで知っている先輩ファンの「ファンでもない奴らが騒いでいる」「不謹慎厨じゃねーか!」という発言だった。正直この発言のお陰で少し溜飲が下がった。

フジファブリックはメンバー関係者ファンも優しい人ばかりだから、強い言葉に対して萎縮する(私もその内の一人)のではと思っていたが、ファンコミュニティで軽蔑ではない言葉で真っ当に怒りを表出できる人の存在に救われた。持つべものは信頼の置ける先輩ファン

もちろん、一連の話題モヤモヤが抑えきれず、私が呆れた呪術廻戦オタクのように作者や作品への痛烈な批判を長文で述べた先輩ファンもいた。

奇しくもこれの執筆最中更新され、何周も読んだが、確かに納得できる内容で、その視点も勿論いちファンとして持ち合わせている自分認識できた。

あらゆる表現物すべてにおいて、意味意図が付随する。それら全てを拾ったとして、特に何を取捨選択するか、とりわけ「何を言わないでおくか」も巷で話題の“教養”とやらに含まれるのではないだろうか(一つ留意しておきたいのが、表現意図として無意識に語られるもの特に特定属性への偏見差別に関しては無視してはならない)。

少し脱線するが、ネットで語られるような“教養”と“雑学”はしばしば混同されているように感じる。いたずらに知識量を増やし自己のための娯楽として完結するものではなく、悲劇の再来の抑止や自分自身や後進の未来社会を豊かにするために、蓄えた知識の中から取捨選択し、それらを原動力として行動することを教養と私は呼びたい。

祈り に関して

簡潔に言えば、こんな言いがかりイチャモンをつけている暇があったら、問答無用フジファブリックを聴いてください!ということ。

件の『CHRONICLE』でいえば、志村くんの犬(モジャっていいます)だけが正面を向いていて、それ以外の総くんダイちゃんかとをさんの犬は横を向いています

対して、巻頭カラー絵は、五条悟と虎杖悠仁の犬が正面を向いています

この背景には、『CHRONICLE』まで(厳密には志村Vo.時代最後アルバムMUSIC』まで)のフジファブリックは、明確に「リーダー志村正彦」という線引きがあって、いわばフジファブリックという物語主人公をずっと務めてきた事実があります

そしてリーダー亡き後、3人がパワーバランスを強化しながら調和させ、いわば三位一体の形でそれぞれが主人公になって物語を作っていきました。

これを踏まえて考えてみるとどうでしょう

映画化も決定した懐玉・玉折編で主人公だった五条悟、そして本編で主人公の虎杖悠仁、両者は同格に物語主人公であることが示唆されるでしょう。

さらに、アルバムスウェーデンメンバーが寝食を共にして制作されたこともあり、寮生活を送る4人とレコーディングに勤しむ4人の仲睦まじさを重ねることができます(詳しくはアルバム同梱のDVDドキュメンタリー映像が収録されています)。

また、10thシングル及び3rdアルバム収録の「若者のすべて」が現在進行形で大ヒットしたこともあり、そこだけを世間一般に切り取られがちという煮え切らなさをファンは常々抱えています。「五条悟?イケメンから人気なんでしょ?」にも通ずる消化不良です。

フジファンなら同意してくれるかもしれませんが、志村正彦変態で捻くれていて一途でお茶目で繊細で孤独な男なんです。

暇つぶし花屋女性店員デートする妄想をしたり(花屋の娘)、酒の力を借りないと甘えられなかったり(ロマネ)、海辺で泣いている女性お嬢さんと呼ぶ気障ったらしさがあったり(NAGISAにて)、自分を獣に喩えて思いっきり飛び出す大胆さがあったり(モノノケハカランダ)、

それなのに、否定される事が怖かったり(バウムクーヘン)、大切な人を亡くして何年経っても忘れないと覚悟を決められるのに(黒服の人)、相手自分のことをすぐに忘れてしまうと悩んだり(クロニクル)、そんな卑屈な考えをを誰かに否定してもらいたがったかと思えば(エイプリル)、君がいなくても元気でいられると強がるふりして泣いちゃったり(Bye Bye)、非常に魅力的な人物です。

そんな男の姿も、たった一人の大切な人に素直になれなくて、だけども本当はすごく寂しかった不器用な男の姿も、どこか似ている気がするんです。

ちなみに私の見解としては、志村正彦は相当なハジケリストです。

北欧の熊と太極拳使いの髭面の男性を戦わせたり(熊の惑星)、踊ろうぜと誘っておきながら黙れと言ったり(TAIFU)、走る足音ドラえもんタラちゃんの比ではない異音だったり(銀河)、かなり尖ってます

このハジケリズムは3人にも受け継がれ、サルバドール・ダリが発起人となってタコスパーティーをうやむやに開催したり(アンダルシア)、言い間違いから曲を生み出したり(東京)しています

最後に、現体制の3人のメンバー言わずもがな、たくさんの名曲を生み出し、私たちを慈しみ寄り添ってくれています

ツアーラストや周年のホールでも、招待されたフェスアリーナでも、地方の観客がすし詰めになるような小さいライブハウスでも、必ず「僕たちは誰かの居場所になりたい」「今フジファブリックでい続けられるのは皆さんのお陰」と伝えてくださってます

Twitterにも書いたのですが、私の本心は、「どんな形であれメンバーが生み出した楽曲を愛してもらいたいし、バンドと共に豊かな人生を送ってほしい。生きていようが亡くなっていようが、その人が存在した事実バンドの曲が生まれ事実楽曲が様々な人の人生に関わった事実は消えないので、悲しみも抱えつつ前を向いて生きていく糧になってほしい」ということです。

フジファブリックのお陰で人生が豊かになって、呪術廻戦に生き様を教わったオタク感想でした。

P.S.それっぽいキーワード検索したら筆者を特定やすいように書いたつもりです。もしそれっぽいな〜というアカウントを見つけたら、私事ですが現在就活中ですので、オススメホワイト企業を教えてください✌️

2024-08-18

ドラマがどの程度漫画に忠実かわからないけど、「降り積もれ孤独な死よ」の原作者ゴールデンカムイがめちゃくちゃ好きそうだ。

ちょこちょこオマージュを捧げてる要素が見え隠れしている気がする。

ストーリー人間関係の要素もだけど父親殺しを報じる新聞が鶴島新聞とかストレート月島って被虐児童キャラクタが出てきたりなどする。

今実写になってるもうひとつの某漫画原作月島さんちのはじめ(犬)が出てくるんだよな。

好きなお笑い芸人を見た目そのままで作中に出す作家とかもいるし、こういうのって漫画家ならではのオマージュを込めたお遊びという趣だな。

anond:20240817054617

ベタと言われるだろうけど、俺のオススメ百合SFはやっぱり、うえお久光紫色のクオリア』(電撃文庫2009年)。

これは本当にすごい。人間ロボットしか見えない少女という題材からクオリア問題を扱うほのぼの百合なのでぜひ読んでみてください(にっこり)。古今東西SFへのオマージュが詰まりまくっていて(クライマックス直前のシーンはまんまグレッグ・イーガンの『万物理論』やんけ! ってなった)、その上にこう友情以上恋人未満の絶妙百合が描かれていて最高なんですよ(語彙力)。「1/1,000,000,000のキス」、いいよね……あとできれば原作に忠実なコミック版(全3巻)も買ってゆかりから手紙も読んでほしい~~~~~~~~。

次点が、小川一水ツインスターサイクロン・ランナウェイ』(ハヤカワ文庫JA2020年~)。宇宙で泥をこねあげて漁をするというセンス・オブ・ワンダーあふれる設定から叩きつけられる体格差百合。2巻ではヤンデレな昔の女も登場してきて、ゴリゴリ異性愛主義権化みたいな作家だった小川一水がついに百合に目覚めたんだなぁという謎の感慨が湧いてくる。

あと、小説じゃなくてアニメだけど、『プリンセス・プリンシパル』(2017年~)は百合スチームパンクの傑作だから見て。壁で分断された煙の街ロンドンで繰り広げられるスパイアクションが最高なのよ。メインはスパイなんだけど、ちゃんスチームパンクもしているのでぜひ。

百合スチームパンクだと、エリザベスベア『スチーム・ガール』(創元SF文庫2017年)も面白かった。都市伝説を扱ったやつだと、宮澤伊織『裏世界ピクニック』(ハヤカワ文庫JA2017年~)も割と面白い。

2024-08-08

anond:20240808112822

から引用やす子のネタを知らない人にも分かるように、オマージュしてる事を示す為だろ

やす子に死んでくれって言うならリプでいいんだよ

なんならDMでいい

なんなら、実際に会ったときでもいいんだよ

逆に、何でここまで根拠示されてやす子に死んでくれって言ってると思うのか謎

やっぱり自分の間違い認めるのってしんどいの?

フワちゃんは実は悪くないの気付いてるのワイだけ?

逆張りでも何でもなく、状況を客観的に見ればフワちゃんは何も悪いことしてないんだよ

結論から言うと、フワちゃんやす子に向けてじゃなくて普段自分に向けて誹謗中傷してるやつらに対して言ってるんだよ

そもそもとして

なぜお前らは“フワちゃん”が“やす子”に対して死んでくださーいって言ってると思ってるの?

フワちゃんは、“お前は”としか言ってないだろ?

これに答えられるやつはいないんだよ

かってにお前=やす子と置き換えてるだけだから

けど、状況を考慮すればお前って言うのは、フワちゃん誹謗中傷を書き込むアンチだってのはすぐ分かる

やす子に死んでくださいって言うなら、リプをつければいいわけであって、全員に向けてポストする必要なんてないだろ

まりフワちゃんは“普段自分に向けて誹謗中傷してくるアンチ”に対して

お前は偉くないから死んでくれください、予選敗退でーすとやす子のバズってるポストオマージュして引用ポストしたわけ

こんな簡単ことなんだけど、世間はお前の主語が誰かも理解出来ないぐらいに頭悪過ぎるから炎上してしまった

一度勘違いされると、違うと説明しても言い訳するなと言われて余計炎上するから説明も出来なくなってる

社会的には何故か一般人暴言は許されて、芸能人が同じこと言うと、芸能人だけ処罰対象になるんよな

けど、俺は普段死ねと言われてる芸能人は、死ねと言い換えしていいと思ってるよ

2024-08-03

加賀美健って人の作品

現代美術としても美術とは言い難いし、どこらへんが評価される要因だったのか全くわからない。

現代美術って別にどんな表現でも美術ですよ~ってやるための保険言葉じゃないだろ。

そもそも誰が評価してたの?PARCOとかの現代美術パトロンやってそうな企業

わざと酷い作品作るのは「泉」とかの初期の現代美術オマージュみたいなモノなのか?

ホントにこの界隈はわからない…

2024-07-29

anond:20240727123052

新居の向かい精神異常者が棲んでる

https://anond.hatelabo.jp/20230504110406

読み終えた。

この日記へのアンサーかオマージュだと思った

参考までに載せておくわ

2024-07-25

anond:20240725151426

しろ東方同人誌書いてる人だからオマージュ元の一つではあるだろうが、

パクリではないでしょ

2024-07-20

anond:20240720111806

二次創作って熱意の表れだったりオリジナル認知を広げることにもなるから黙認している作者も多い

タグ付けして二次創作だって分かるようにしてるし、一種オマージュ(尊敬)だよね(お金を稼ぐための人もいるだろうけど

絵師がどんな権利を主張をしているのか分からないけど、AI作品二次創作次元が異なる話であるように感じる

2024-07-16

しかのこの逆張りってどっち?

逆張りが好き、いやもはや宿命増田ズに聞きたい

いま放送のしかのこのこのこのこのこんこんこんは面白いというのが逆張りなのか?つまらないというのが逆張りなのか?

自分感想を正直言うとつまらない

まらないんだけどネットを見ると腹抱えて笑っただのがぽろぽろ出てくる

感性おかしいのか「あー、はいはい、そういうネタね」なのかが測りかねている

やっぱりみんなつまんないのわかっててあえて面白いってネタに乗ってるだけだよね

あと、しかーって効果音って幾原邦彦監督ユリ熊嵐オマージュ

2024-07-07

ガールズバンドクライ、人生で1番入り込めなかったアニメだった

途中から面白くなると言われて全話観たがガチマジで一切面白くなかった。箇条書きで書いていく。

・とにかくリアルから遠く遠く離れていた。まずいない筈のベースを鳴らすなクソが。大切な人から貰ったギターを濡らすなクソが。雨でコケる苔むした演出も、エレキを裸で雨の中で落とすとかい地獄行きの行動が耐えられない。もう二度と音楽に携わるな。いやそれフィクションから演出からと言われてもクソ of クソ

・とにかくキャラが好きになれなかった。特に主人公がクソ。ボーカリストになるまでの説得力が無さすぎるし、いじめ張本人との関係性や家族関係描写も全て嘘くさい。方言も嘘くさすぎて九州出身の俺は別の意味鳥肌が立ちまくった。すばるの演技の才能の無さもやばい、もう絶対演技の世界には立ち入らない方がいい

オタクおっさん達がおっさん向けのバンド幻想アニメを頑張って作ってる感がきちい。NewJeansを筆頭に完全にKポの時代なんだよ。動員数も、若い子の耳も。おっさんだけだよこんなのに喜んでるの。

・展開に無理がありすぎる。ガラガラだったフェス会場で1曲の間に人が集まってくるとかないから。時間にして1分とかだからBECKオマージュか知らんけど。フェイアニメで行くならそれで貫けばいいのに最後対バンもせずに謎の事務所脱退でクソエンディング。何その底は少しリアルしました、みたいなしたり顔は?きしょい。前話でライバルバンド楽曲をフィーチャーした意味が皆無。話の展開が下手すぎ。

演出もあの不機嫌な時に出る赤い雨みたいなのなにあれ?なんか一人だけスタンド攻撃受けてるのかと思ったわ。

総じて、ロックに見せかけただけの反骨野郎をそれっぽく描いたロックとはかけ離れた作品になってる。

2024-07-03

anond:20240703141204

モモちゃんとアカネちゃんシリーズは2巻までは長女(モモちゃんモデル)に自分赤ちゃんの頃の話をせがまれたから書いて、離婚の話がある3巻以降は次女(アカネちゃんモデル)に自分父親がいない理由を続編で書いて欲しいと言われて書かれたらしい。

登場する家族4人は松谷の家庭がモデルで、話を作るきっかけも当時4歳の長女(モモちゃんモデル)に「自分赤ちゃんだった頃の話をして」とせがまれた事による。オリジナルシリーズ構成デザインは元夫の瀬川拓男(パパのモデル)。細かいエピソード言及の中にも、実在した小さな出来事オマージュとされているものが多数ある。

6巻あとがきによると当初は2巻で終わる予定だったが、当時まだ5歳だった次女が「モモちゃんモデルは姉だ。なら続きが出れば、自分に父がいない理由も判る」と気づき、松谷に続編をせがんだことで、(第3巻は)出たという。赤い鳥文学賞受賞。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A2%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%8D%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E6%9C%AC

同作者による大人向けの自叙伝の『棄てていく話』では離婚に至るまでが赤裸々に書いてあったけど結構から仕打ちがすごかった記憶

確か夫がやってる劇団員みんなの前でほぼ裸?にされて夜通し総括みたいな人格否定言葉を浴びせられたとか

2024-07-02

anond:20240629011812

そういえばクラナドのあるキャラシナリオが、Kanonオチとほぼ同じで当時はショックだったな

この人引き出し少なすぎない?! って思った

まあセルフオマージュといえばそうだけどさ...

2024-06-29

anond:20240629011812

ユーフォ12話、あれだけセルフオマージュを混えたのは間違いなく"全て"へのアンサーなんだろうな

ひょっとしたら9年前に想定してた着地点じゃなかったのかもしれないけど、それでも5年かけて絞り出した答えなんだと思う

anond:20240629011812

セルフオマージュと焼き直しは全く違うぞ

セルフオマージュ」とは、自分自身過去に手掛けた創作物に対して、オマージュした作品をつくることを指している。

焼き直しは

すでにある作品に手を加え、新しい作品として発表すること。

ホキ美術館って過大評価だよね

凄いリアルな絵が飾ってあるだけ。

そこらの写真よりも解像度が高いだけ。

完成品を見ながらレタッチしてるから加工写真よりも更にリアルっぽく見えるだけ。

館長の個人的出資の影響が見え隠れする若干気持ちに余裕のある題材の作品が多いだけ。

写実風景画の方向に進んでいる人もいれば、幻想風景画っぽい人もいて、想像よりも作品の幅が広いだけ。

エヴァコスプレしてる人の写実画とか、子供の遊び風景っぽいのとか、そういう日本的風景の絵もあって地域密着性みたいのも感じられるだけ。

昔の名画を現地行って別角度から描いたオマージュ作品や、写実を活かした哲学的な問いかけの作品もあって意外と飽きないだけ。

建物自体が一つのアートとして存在しながらも、落ち着いた雰囲気で導線もシンプルな回りやす建築デザインになっているだけ。

企画展示はスマホサイトと連動していて各作品ごとに作家の細かい解説が見れるだけ。

本当にただそれだけの美術館でしょ。

別にわざわざ行くほどではないと思う。

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