「実力主義」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 実力主義とは

2013-09-08

http://anond.hatelabo.jp/20130908223911

それは、公共事業をなぜやるのか?という質問に近い。

 

発展途上国で言えば、インフラ整備のためだ。日本だって鉄道を引いたし、スポーツ設備を作った。

新幹線は今でも役に立ってるだろ。モチベーションを上げる。という意味では役に立つし。

観光客を呼べる。

 

アメリカに関して言えば、スポーツが好きだし、消費の国だからな。ガス抜き必要だし。

第一、実力主義で、資本主義アメリカが、採算を考えてないわけがない。

バカなんじゃなくて、スポーツで採算をとることが上手いのがアメリカもっとも大借金に悩んでいるのも事実だがそれでもアメリカAs No1であることも事実

 

対して日本は まず、発展途上国ではない。

首都高なんかの整備は必要だが、それは、純然と計画的にやるべきものであって、オリンピック予算でやるものじゃない。

次に、日本スポーツアメリカほど採算に乗せているわけじゃない。

それに何より、海外がバカなんじゃなくて、日本公共事業費の使い方が問題で、 高速道路天井が整備不良でおっこってくるような事態を引き起こしおい

大規模公共事業投資って言われても トンネル天井が整備不良でおっこってくるような事態をひここす様な組織のまま、大規模公共事業投資をしたいって本気か?

 

っていうのは間違ってるか? トンネル天井が整備不良で落ちてきたんだぞ? 整備不良だぞ? 大規模公共事業を本当に『仕切れる』のか?ってのは不安になるだろ。

原発だって、『仕切れてるのか』不安になってるのが国民だろ。

 

何をやるにしても、タイミングが悪すぎる。不安になるのも当然じゃね? 返すがえすも、祭り成功させて欲しくて苦言を弄するわけだが・・・

賛成派にすれば、抵抗勢力とか、邪魔者とか、盛り下げるって言われるんだろうな。 報われないよ。

2013-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20130809085547

それが現実世界人生ゲームの中でどれだけ受け入れられるかってことだけどね。

その恩恵を受けるのは中間層の一部だけで、収入が明確に可視化されることで特に底辺レベルのやる気を削ぐことにもなりかねないし、家庭間の差別を生む原因にもなる。実際に、競争原理を取り入れたところで、それに乗れる層なんて限られていることは実力主義導入の失敗事例からも明確だし、全体の最適化観点では到底利にかなったものとは言えない。所詮まらない虚栄心を満たす以外の効果ほとんどないだろう。

2013-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20130720224141

それは、所謂中二病というやつだよー、まあ伊集院がそう言ってるから自覚はあると思うけども。

あなただけじゃなくてね、世の中殆どの人は、周りは自分がやっていることを正統に評価していない、って感じることはあるよ。

例え、その

しかし、普通のことすらまともにできないやつら

も、色々な所に対し、親にも先生にも、同じ事を思ってたはずだよ。

人は誰でも自分過大評価しているし、まあ、それは悪くないけど、自分の中の評価と周りの評価の差には常に不満を持ってるものだと思う。

それがあるからこそ成長も出来ると思うけどね。

でも、それを周りのせいにしたらそれで終わりだろう、と。

普通の事を普通にして、勉強してれば少なくとも受験で結果は出るだろう。

まあ、内申点だけでいけちゃう様な場合もあるが、上へ行けば行くほど単なる実力主義世界だ。

そこならある程度、努力をそのまま評価してもらえるよ?

今もそうだったら、生きるのがもっと楽になれるのだと思います

あんな単純さも、分かりやすさも、若さもみなぎってきません。

今もそうなんでしょうけどね、と言うのは、

「周りは自分を正当に評価してくれない、

俺はこんなもんじゃないんだ、周りは明らかに間違った過剰評価をされている」

と今も思っているんではないでしょうかね?ということ。

違うのは、過去もっと単純で、それこそ勉強でもちょっとやれば簡単に結果が出たでしょう。

ただ、社会に出たら、それ程単純じゃないので、自分の頑張りがどの様に反映されるか分かりづらいし、

でも一方で自分はやっている、なのに評価されない、もっと悪い世界だ、と思っているのでは?

2013-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20130715165525

ぶっちゃけ工学でいうなら東大は迷ったほうがいいぞ。医学ならともかく工学東大かといわれると

どうかな。

これから日本年功序列学閥派閥主義だとおもうなら東大に行くべきだけど

これから工学は、実力主義だとおもうなら、東大に行くべきじゃないと思うよ。

東大が優れていると思うのは予算だけ。むしろ、変なエリート意識が身について、丸いあたまが四角くなる。

学閥派閥主義なら、それが優れているが、発想力だとおもうなら、私立にした方がいい。

 

東大に行くというのは、医学官僚銀行かそんなところに行く人が目指すべきもの・・・

官僚銀行東大というのは、どうなんだろうね。

2013-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20130607112528

ああハイハイ

グローバル実力主義仕事をしてるボクチン」「未婚者差別なんて寄せ付けない立場のボクチン」て話がしたかっただけなのね

真面目に目撃談を答えちゃったよ

あほくさ

2013-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20130523105613

なぜ、本人の努力関係なしに、若手だからと言う理由で給料を上げなきゃならないの?

若くても沢山稼いでいる人はいるでしょ。

何でもかんでも自己責任だとは言わないが、子供を生むためではなく、一般論として、若手の給与水準実力主義にするべきだ(年功序列を辞めろ)という議論には納得するけど、

若いんだから金を上げろという議論には賛成できない。

 

というか、結婚したがる男はクズで、結婚したがらない男ほどカッコイイだろ?そういう風に見えるんだよ。女子からは。

逃げる男がかっこいいみたいなな。 結婚したがらない男じゃなくて、結婚してくれて経済力の有る男を選ぶのが本来だろ。

 

結婚しないとわかってる男を捕まえて、結婚してくれないというタイプは、いくらなんでも、論外。

それ以外は普通に28歳ぐらいで結婚してるだろ今でも。

2013-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20130417010940

インタビュー記事ってどこにある?

今週の日経ビジネスに載っているものではないよね。

  

年功序列破壊はけっこうなことだけど、それに代わる何かが生まれているのかな。

成果主義能力給?私も疑問に思う。

或いは、旧来の働き方を取りやめて、それで人生設計が成り立つのかどうか。

まともな暮らしができない人が現実にいるわけで。

それを自己責任とするのは、あまりにも無責任で乱暴な事だと思う。

実力主義的な環境を求めるのなら、併せてセーフティネットの構築が必須になるはず。

  

グローバルだの国際競争だの、そんなに大事なら日本からさっさと出て行けばいいのに。

優秀で勤勉で、日本人比で安い賃金でも働いてくれる外国人を好きなだけ雇ってください。

本当に良いものなら、日本企業でなくなってしまった企業製品でも、日本人は買ってくれるよ。きっと。

2013-01-27

自身にとって不利益でも理に適った側を支持するのは是か否か

政治の事は本当によくわかっていないのだけれど、橋下という人を筆頭にして年金等の既得権益の見直しをしたい一派が居るらしい

その一派は扇動のようなやり方で人を焚きつけているようで、結果としては既存権益は見直されるが

実力主義の世の中になり、煽られている人の大多数が被害を被るらしい

ところで私には一切の実力及び能力はなく、他人に誇れるようなアピールポイントは持たない

橋下派による革命というのが本当に起きるのであれば、起きた先で淘汰されるのは目に見えている

私を取り巻く状況は今より悪くなるだろう

だが、現状よりは改革後の方が公平である様な気がするので、どちらかと言えば改革を支持したいと思っているのである

このように自身にとって不利益でも理に適った側を支持する、というのは資本主義下の民主政治において推奨されていないのだろうか

不利益な側を支持する事で資本主義のもの破綻したり、幸福の最大化が図れないのであれば

おとなしく自民党あたりに入れるつもりである

2013-01-25

叫びたい

最近話題の高学歴ワープアです。女です。

叫ばせてください。

結婚出産なんてできねーよーーー!!

研究者」として生きていくのは、いい。自分の好きなことだからがんばれるし、ほぼ実力主義世界から男女差別もあまり感じることはない。いわゆるガラス天井の問題も研究世界では少なくなってきていると思う。でもそれは常に競争の中を生き残っていかなければならないということでもある。

ここで研究者人生についてもう一度考えてみたい。高校卒業後、大学進学、研究室に入って学部卒。ここで22歳としよう。まだぺーぺーだ。修士課程の二年間で研究者としての資質を見極められ、認められた場合博士課程へ。ここで24歳。そしてそれから短くて3年間、文系だと大体5~6年かけて博士号取得。ここには3年で博士号をとれる理系ポスドク留学文系留学してから博士号、という違いがありそうだけれど、いずれにせよ博士号取得&留学で通算5~6年かかるという計算だ。つまりなんとかして研究者の「免許」をとったところで、だいたい三十路前後

そしてここで襲いかかる高学歴ワープア問題。

三十路にさしかかった研究者の卵はこれから数年間で、バイトなりポスドクなりしながら、研究の業績を積み、非常勤講師をしながら教育の実績を上げ、一年に一回あればラッキーアカデミックポストの募集に応募を続けることになる。もちろんその募集には他の優秀な研究者たちが100人単位で応募してくるし選考の条件もさまざまなので、最終的には実力だけじゃなくて運だ。2、3年でアカデミックポストにつけた人は超ラッキー。5,6年以内に常勤の職を見つけられればいいな~というところ。そうすうると30代半ばになる。100人単位の応募者蹴落としてやっと大学講師になれました。大学側も教員ポスト減らされて困っている時に待望の若手の登場です。雑用、教育研究に八面六臂の活躍を期待されるわけね。

そうやって仕事がんばって数年がすぎたときふと気づけば、出産リミットを超えてしまっている。

ものすごく頑張ればこの人生の中でも出産ってできると思う。でも、周りを見てると同年代か少し上で結婚出産に至っている人は、博士課程かポスドクの時点でキャリアから降りてる。もっと上の世代になると「結婚すべし」「出産すべし」っていう価値観というか社会的プレッシャーがあったから、女性研究者でも子供をもっている人は多い。でもね、話を聞くと壮絶なのね。「女」ということで表立って差別はしないかわりに「母親」ということで差別する。出産したことそのものを隠し通した人もいたとか。

そうやって上の世代ががんばってきたから、我々の世代が男女間のギャップを感じないで研究に打ち込めるっていうのはわかっている。だから研究を口実に結婚出産をしないということに申し訳ない気持ちにもなる。ただ一方で言えることは、上の世代は今よりずっと就職やすかったということだ。昔は博士号もとらないでよかったし、キャリアが若干出産で遅れても、十分アカデミックポストを見つけることができた。あるいは定職についてもまだ若かったから、仕事が落ち着いてから出産することも可能だった。でも今はそうじゃない。博士号とって研究業績の本数(質じゃなくて)を積み上げないと、スタートラインにすら立てない。言ってみれば「研究者の修業期間」が昔と比べ物にならないくらい長くなっている。それを普通にこなしているだけで、出産リミットオーバーだ。

博士課程からポスドクにかけてはいろいろな意味不安定だ。金銭的な面でもそうだし、明日どこで何をしているかもわからない。ポストがあればどこにでもいく、というスタンスでないと就職は難しい。僻地の、小さな大学任期講師の職にすら、応募者が殺到する時代だ。「定職ありません」「どこに住むことになるか分かりません」「いつ就職できるかもわかりません」この状態で結婚できるだろうか。いや、できまい。結婚どころか恋人をつくるのも難しい。ただでさえ高学歴学校歴のほう)で敬遠されるのに。

それでも男性はいいなと思う。30歳代なかばから40歳代にかけてアカポスについたころに結婚して子供持っていいパパになれる。産休とる必要ないしね。出産の予定があるとか、小さな子供がいるということが採用の妨げになることもないし。

でも女性は? まず20歳代後半から30歳代前半にかけての「産みどき」にワープア状態になる。このとき結婚していまどきめずらしい専業主婦しながら研究続ける、といっても実際この激しい競争のなかでそういう人はふるい落とされて消えていく。じゃあアカデミックポストについたとき出産できるかっていったら、それも普通心臓のひとには難しい。上にも書いたみたいに、待望の若手として研究室の期待と雑務を一身に背負っているのに、就職して1-2年で「じゃあ、産休、育休とりますんでよろしく♪」と言えるだろうか。(言える人もいるらしいよ。そしてそのせいで、その後のアカポス募集のとき女性応募者が敬遠されることに… 大学講師採用面接で「出産の予定は?」と聞くとかアカハラも甚だしいんだけど、それだけ大学側も厳しい状況にあるということのあらわれでもある)

まとめ

1.「私、研究するから職に就くまで養ってね♡収入ないけど忙しいから、家事育児協力してね。遠距離別居婚になるかもだけど我慢してね」と夫に言える

2.アカポスについた時点ですぐに仕事投げ出して産休とって出産できる

このどちらかができるくらい心臓に毛が生えてないと、女性研究者結婚というか出産するのは難しい。

なんとか出産に辿りつけたとしてもただでさえ忙しい仕事こなしながら子育てしていくのは難しそうだな~と思う。子供は大好きだし本当に欲しかったけど、自分はたぶん無理だ。それは研究がそれだけ大事だ、ということなので単に自分わがままなんだと思う。私は研究犠牲にしてまで子供を持つことはできないということだ。研究者仲間の男性がその両方をやすやすと手に入れていくのをみると、少し悔しいというか悲しい気持ちになるけど。

出産育児して社会に貢献できなくてごめんなさい。そのかわり一生研究がんばります教育もがんばります。そういう形で社会に貢献していこうと思うので、子供産めなくても許してください。一応の「研究者」になるまでにどれだけの支援を大学や国や諸々の機関から受けてきたかということを考えると、自分研究を捨てて家庭を持つということはモラルとして許されない気もするのです……

以上、女性高学歴ワープアの苦悩をお伝えしました。そんなこと言ってないでとっとと論文書けよ、明日の飯もおぼつかないぞ、という悪魔だか天使だかの声が聞こえてきたのでここで筆を置かせていただきます

2013-01-22

http://anond.hatelabo.jp/20130122113046

塾の優れている所は実力主義なところだけど・・・

 

学力を上げる事が目的じゃなくて、大学に入れることが目的から・・・

その2つは似ているけどイコールじゃない。

大学に入った後に、塾が無くなったら何もできなくなるような(言い過ぎ)人間生産しているのもまた塾。

塾が悪いんじゃなくて、ま、そういう社会制度が悪いわな。

2013-01-18

ブラック企業in営業

ブラック企業in営業

この項目の内、一つでも該当しないのがあればブラック(労基違反)

残業手当が出る。(みなし残業ではない)

・営業手当が出る。(交通費支給分に含まれない)

・基本給(大卒平均初任給19.5万円前後)+インセンティブ制(完全歩合制でない)

・基本給が普通。(営業手当+地域手当+調整手当が別途でつくが基本給が低く抑えられていない)

この項目の内、一つでも該当したら身体を壊す可能性あり

生保営業。(震災後の需要に対して供給過多。不払い問題。大手のつぶし合いのため中小零細が死亡。大手は未だ女性向けに求人を出しているが求職者が殆ど来ない悪循環に陥ってる)

不動産営業。(サブプライムローンリーマンショック等でポスティング営業が死亡。不況の影響でBtoCが急増したため潰し合い。ノルマが多い。その割に営業ノルマへのインセンティブが異常に低い。完全実力主義)

証券営業。(先物取引現在もっと不況煽りを受けている営業種。肉体労働メインのため自殺者が最も多い(日経調べ)。粉飾決算が多く詐欺も多いため殆ど違法行為で何かしらの罰則を受けている)

・提案営業。(ブラックによくある「コンサルティング営業」のこと。飛び込み営業や新規開拓営業がとりわけ多い。企画営業よりも難しくノルマが厳しい上級者向け。新卒で勤まるのはOFFJT・OJT教育が万全の主要大手のみ。残業手当がないことが多く、当然営業手当もない。人脈作りにはもってこいなのでコミュニケーションの取れる体育会系向け。俗に社畜と呼ばれる人は大抵この営業種)

金融営業。(気苦労の多い営業種。やや飽和気味。インセンティブはそれなりだが、BtoB(ルート含む)でさえ人格破綻者が多く鬱にかかりやすい。)

ホスト(ホステス)。(完全歩合制。主に人間関係トラブルが多く、指名が取れれば取れるほど負担の大きい内勤営業。一部カリスマを除き格差の多い構造暴力団との繋がりが根強くたびたび警察マスメディアに御厄介になる華やかな営業種。学歴は中卒以上であれば誰でも、犯罪者でも指名手配犯でもなれる楽な業界。実際に15歳程度から働いているところもある。実は風俗の方が管理体制が行き届いており、ホストクラブは非常に劣悪な環境にある事が多い。)

飲料営業。 (ルート営業の一つで飲料の配送や配達などを行う。普免必須ビール主要大手、特定健康飲料系を除いてブラックと呼ばれる。冬場の過労死がきわめて多い。基本給が低く、インセンティブも全く出ない社畜スペシャリストが集まる営業種。何故か文系が多い)

移動販売。 (化粧品・布団など自社製品売れ残りを高く売る詐欺商売。体育会系が多く、肉体労働メイン。ノルマは実はそれほどでもない。というのも自爆営業という画期的な商売によって成り立っている。誰にでもできる簡単なお仕事です)

サービスエンジニア。(IT土方の草分け。残業手当が出る所もあるが出向会社次第。実はIT派遣が一番儲かる。土日は完全週休2日制の所が多いが1日の拘束時間が相当なので負担が大きい。3年以内の離職率が高いため入社難易度がきわめて低い)

郵便局員。 (契約社員だけでなく正社員にも多い、自社の商品を社員に買わせてノルマを達成させる「自爆営業」で成り立っている。民営化以前までは羽振りが良くカラ残業も多かったが民営化後は自爆営業によって保ってきた。のちに公社化すると共に正社員カラ残業も復活。但し契約社員以下長期パートなどは特に給与都道府県最低賃金待遇も変わらず奴隷のまま。正社員登用有の甘い罠に注意。)

家電営業。(エコポイントの終了と共にバブルが弾けた。それ以前から問題視されていた自爆営業ますます酷くなった。メーカーと異なり社員割引がなくノルマですらない。給与が低くインセンティブ便りだが家電が全く売れず。詐欺まがいの営業でたびたび話題になっている。社長神様本社玄関肖像画が置いてる所もある(ワタミじゃないよw)

芸能人。(大手事務所だったり軌道に乗ると問題ないが、中小事務所供給多気味で最近着エロからAV転向スライドさせている。枕営業存在し、日本以外にも韓国アメリカ社会問題にまで発展したケースもある。給与固定給(5~10万)+印税(事務所90%)。超絶ブラック学業優先の事務所が多いため拘束時間はそれほどないが肉体的負担が多い。常にマスメディア世間の目を気にして生きて行かなくてはならない。バーニング系事務所は要注意)

2013-01-15

物事なんでも程度問題じゃね。

スキル必要だし、調整力も必要だし。ただ、調整力がスキルの差を圧倒的なまでに捻じ曲げると開発力は無くなるわな。

バランスの問題であって

実力主義でも、超調整力主義でも どっちでも破綻するだろ。

2013-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20130112212518

からだが、俺が危うく家庭の事情で進学できなかったかもしれない組みなんだが。

そもそも、金があれば進学したくても、家に金が無い=親が低学歴なことがあって、そもそも親が 子供低学歴で十分!って言ってそこがハードルだったぞ。 

それと、確かに学力のある貧乏人と、学力のない富豪では 後者のほうが学歴は高くなる傾向にあるから、応用の利かない高学歴という物が生まれちゃうんだが・・・

それって、企業フィルタリング学校名前を使っていることが悪いんであって、システムの問題じゃないからな。

どっちかといえば、企業入社関連を実力主義にしていくしか無いよ。

 

塾によって、効率的入試だけ高得点が取れることと、その後の大学の授業について行けることは全く別問題だ。という事が丸無視からな。

2012-12-30

http://anond.hatelabo.jp/20121230124540

どうせ人文系の話だろそれ。

嫌なら理系に行け。もちろん理系にもコネや人脈に左右される部分はあるが、

文系よりはずっとクリア実力主義だ。

数学なんか特に

2012-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20121105161419

同じ事を言っているぞ。その市場価格に合わせる方法ってなんだ?

営業とかを見てればわかるが、コネクションを部下に引き継ぐとか当然やってるぞ。

実力見合いになった場合コネクションを引き継がなくなる、チームプレーをしなくなるなどの懸念点も含め

 

『チームプレーや、経年のプレーを どうやって評価するか!?

 

がわからいから、みんな実力主義に移行できないだけ。

たとえば、不動産業務なんて、土地を取得することが一番の功労で、あとは管理してるだけだからな。

すっごいヒマで すごい儲かっていても(極論だが) 給料は高くていいだろ。

 

こういう経年の価値というものがあるから実力主義を測りにくいからみな苦労している。

そこに、年俸の定年劣化という考え方は面白いが、現実的には問題が多すぎて無理なんじゃない?という話。

 

多くの若い奴が、会社看板で勝負しているが、その看板若い奴が作ったものじゃない。

http://anond.hatelabo.jp/20121105154142

実力主義が徹底されていて、既得権益を許さないなら、

 

貴族だって没落する

 

し、没落したくない貴族が優秀な血を迎え入れようとすると思うが?

逆に、実力主義が徹底されていないということは、既得権益がはびこって血族主義になるという事だから能力が下がっていく。という事かと。

http://anond.hatelabo.jp/20121105152103

そりゃそうだw

から結局、若いとか年寄りとか関係なく、能力がある奴が給料高くてない奴は低い、というのが競争社会での自然な姿。

それで、現代日本の平均的生活水準世界的に見てハイレベルすぎるので、競争原理を真面目に適用すると日本人は平均的にもっと貧乏にならないとおかしい。

あと、実力主義をきちんと適用すると、親族全員(または大半が)優秀という家以外はたまに優秀な奴が出てきても親や兄弟に足引っ張られて貧困に引きずり戻されるので、

貴族社会になって終わり、という感じ。

そういう方向に持っていきたい奴が、とにかく単純に無能年寄り給料を下げろ、と主張しているわけだ。

2012-10-16

http://anond.hatelabo.jp/20121016163550

男に自分子供を産むという選択肢は無いわけだが? (少なくとも今は) 何を言ってるの?性による区別は少なくとも受け入れろ。 差別は良くないが妊娠するというのは立派な区別で。

男が自分妊娠できないのは差別だといわないだろ。 

痴漢えん罪だろうと 女に有利だし 離婚問題も 女に有利だし どれだけ優遇されていると思ってるんだ。 女性専用車両であるんだぞ?

 

性別によって男子選択肢が狭まる事を男子は受け入れてるんだから女子だって 多少は受け入れろ。

その上で 仕事は 実力主義というのは納得だ。だが、妊娠するという事実は受け入れろ。

2012-10-02

職場での未婚差別が案外すごかった。

うちの部署には40超えて50に近づいてもまだ平社員男性が3名いるが、全員未婚。

薄々感じてはいたがやはり 結婚しないと出世できない というのはホントかもしれないなと思っていた矢先

昨年結婚した32,3の先輩が、そのヒラのおっさんたちをすっ飛ばして、

この秋の異動でめでたく役職付きになった。

リアル社会の怖さをチラっと垣間見たね。

財閥系やインフラ系や金融のようなカチコチにお堅い体質でもない、実力主義バリバリ外資でもない、

普通日本メーカーでこれである

でもまあ考えてみたら当然のことなんだよな。

独身なら自分が食っていくだけだからうそ昇給しなくてもやっていけるが

出産子育てにはかなり大きな金が必要で、仮に奥さんが働いてても出産前後の1年ほどはどうしても一時的に無収入になるもんな。

未婚差別、大いにやっていいと思います

2012-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20120819232801

しか年功序列タイプの方がなんだかんだで社員が定着するから安定するんだよね。業種にもよるだろうけど。

完全実力主義制にしちゃったらベテラン自分仕事守るために新人に何も教えなくなってしまってオオゴトになった会社を二、三知ってる。

会社側が、新人ノウハウ身についたら高給取りのベテラン追い出す気満々なんだから仕方ないんだけどさ。

2012-07-28

文楽問題に関するいくつかのこ

以前、大阪市が公開した文楽問題に関するメール交信記録を読んで一文を記したが、

大阪の文楽問題をめぐる公開メールを一読して

文楽の問題に関して、Twitterを見ていていくつか誤解があるようなので、書いてみたい。

文楽大阪市補助金だけで成立しているのではない

産経の記事によれば、

橋下市政 揺れる文楽 補助金凍結…地方公演厳しく+(2/2ページ) - MSN産経ニュース

 同協会の収入は興行収入が8割、補助金が2割を占め、その内訳は国が8千万円、市が5200万円、府が2070万円(23年度)。

記事中「同協会」とは文楽協会のこと。今すぐ見当たらなかったが、たしか本公演に影響が出る額ではなかったように記憶する。少なくとも文楽の存廃に関わる額ではない。

大阪市補助金カット後、別名目の補助を出す可能性がある

公開されたメール記録から。池末浩規参与3月24日メール

http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000174249.html

③-1.技芸員のマネジメント機能のうち、「都市魅力向上に資する伝統芸能に関する若手技能者の育成支援事業」に対する事業補助を行う。これは当 初金額を××円(試案:2,000万円)とするが、××年度(試案:平成27年度)以降の分については、前年に(府)市の文化芸術に関する補助についての委員会名称未定)により決定する。

③-3.経過措置として、✕年間(試案:平成24年度に限って)は、✕✕万円(試案:3,200万円…現状の5,200万円と上記2,000万円 との差額)を新たな公演の試み、協会の機能向上の試みに対して事業補助する。この補助の使途および成果については、事後に報告するものとする。

ただし、同じく池末参与6月5日メール中、橋下市長とのやりとり部分。(→は池末参与の返事)

文楽についてはその構造 も、担当者以外は理解していないところもあります

文楽守れ!=(国も地方も)税を入れろ!となりがちです。

文楽を守る役割は結局国に あるということがはっきりとしてきました。

→結局文楽の振興については国しかコントロールできない形にしておきながら、大阪府市も金入れろという図式ですね。

そうなると若手育成も国では?

→本来はそういうことになります

また若手育成について、国 と地方役割はどうなのでしょうか?

→原則国主体でやるべきという考え方がベースになると思われますが、国が新たなスキームに乗ってくるまでの短期間(3年以内を想定)人材育成につい ては大阪奨励金を出す考え方もあるかもしれません。

将来、技芸員が自分の子息に芸を継がせたいと思い、家業として芸の継承が出来れば安定するのでしょうね。

市長とその周辺の意図としては、「文化財保護」よりも「振興(観光資源としての活用)」なのでこういう書きぶりになる。しかし、文楽においても、もちろん「家業」となっている場合もあるが、原則的には歌舞伎と違い、あくまでも実力主義だという側面が全く閑却されている。

文楽では過去様々な新作が作られてきた

文楽伝統に胡坐をかいている、敷居が高いなどという意見を散見したが、事実文楽も新作を試み、様々なチャレンジをしてきた。たとえば、子供向けに作曲された新作があげられる。

文楽の入門編として最も手軽だと思われるのは、国立文楽劇場で毎年夏の公演で演じられる演目だ。夏休みのため子供の観客を対象としたものが必ず演目にあがる。今年は「西遊記」がかかっている。

そこで近年演じられてきた演目を振り返ると、「舌切雀」「雪狐々姿湖(ゆきはこんこんすがたのみずうみ)」「瓜子姫とあまんじゃく」「東海道中膝栗毛」「金太郎の大ぐも退治」「鼠のそうし」「大江山の鬼退治」。。。などなどがあげられる。ただし、必ずしも中身が充実している演目ばかりとは言えない。

こういった子供向けの演目だけでなく、大人向けの演目も様々な試みが繰り返されてきた。

例えば歌舞伎演目コピーがある。そのなかで、「勧進帳」はもっとも有名な演目の一つだろう。

またあまり知られていないかもしれないが、近松門左衛門の「曽根崎心中」は歌舞伎の影響で戦後に復活した演目だ。その事情は次のサイトコンパクトにまとめられている。

素人控え「操り浄瑠璃史」

 その人形浄瑠璃にとって難題だらけの「曽根崎心中」の復活上演を、まず試みたのが本家人形浄瑠璃ではなく、歌舞伎であった。

 昭和28年(1953)8月、近松門左衛門生誕300年を記念して宇野信夫が「曽根崎心中」を新しい歌舞伎に脚色し、の新橋演舞場舞台にかけたのである。徳兵衛を上方歌舞伎の第1人者の2代中村鴈治郎、お初を長男の2代扇雀(のちの3代鴈治郎)というコンビで演じたところ、大評判をとって扇雀ブームまで起こった。

 この反響の大きさに驚いたのが、本家文楽である人形劇としての「曽根崎心中」復活上演に意欲を燃やし、現代向きにという松竹大谷竹次郎会長の意向を入れて、西亭(にしてい)こと三味線弾きの初代野澤松之輔が脚色・作曲担当、鷲谷樗風(わしたにちょふう)の演出で、昭和30年(1955)四ツ橋文楽座1月公演の舞台にかけたのである

 よく復曲といわれるが、昔通りの演奏復元は不可能で、新しい作曲と割り切った方が誤解が少ない。語りを8代竹本綱大夫、三味線を10代竹澤弥七コンビ主人公・徳兵衛役の人形は序列7番目だった吉田玉男が遣った。

 上演すると、元禄の初演当時のようにお初徳兵衛の純愛葛藤が評判を呼んで、興行的に大成功を博したのである

これらのものは本公演でもしばしばかけられる演目だけれども、より実験的な演目としては、蝶々夫人ハムレットテンペスト(「天変斯止嵐后晴」)など。また、市長が再三ふれている三谷幸喜の新作に代表されるようなそれも、しばしば作られる。聖書福音書物語文楽で、といった試みまである

まり文楽に携わる人たちは、新しい観客開拓への意欲はあり、チャレンジ精神も問題意識もある人たちなのであって、この点は文楽を知らない人たちによく認識しておいてもらいたいと切に願う。

したがって、ちゃんとした台本さえあれば、たとえば百合文楽でもけいおん!文楽でもなんでもできるはずだ。文楽人形は、女子高生でもイエス・キリストでも、なんにでもなれるのである

なぜ文楽が他の「伝統芸能」「大衆芸能」と同じでないのか&なぜ継承が難しいのか

しばしば、歌舞伎落語と並行して文楽を論じられているのを目にする。しかし、文楽は他の古典芸能と全く違う側面があるので、「伝統芸能」「大衆芸能」という大雑把なくくりで論じられるとやや面食らう。

まず、文楽音曲として非常に格の高いものだったという歴史的な事情である。これは歌舞伎竹本葵大夫さんが軽く書いている。

歌舞伎義太夫の世界

人形芝居で創りだした演目歌舞伎流出して、歌舞伎で大当たりを取る。それがために、人形芝居は経営に打撃を受ける。これは対策を講じなければいけない。そんなこんなで、人形芝居の組合で「歌舞伎に出演した太夫・三味線は除名処分にする。歌舞伎の太夫・三味線とは同席しない」などと取り決めます。「われわれは宮中お召しがあると参内して芸をお目にかける。そして掾号も受領することさえある。歌舞伎などの河原者とは身分が違う」と息巻いたかどうかは知りませんが、これくらいのことは充分おっしゃられたでしょう。

今でこそ、私など文楽の9綱大夫師にご指導いただいたり、ほかにも三味線の方が文楽の方のご指導をいただいたりしておりますが、昔でしたら考えにくい現象でしょう。

もちろん実力の裏付けがあってこそで、

 ただいまでも「文楽座出演」と銘打って歌舞伎演目文楽座の皆様が演奏で出演なさると、たいがい新聞劇評は「○大夫、△△以下、文楽座の演奏に量感がある…」というようなことが書かれます。ところが、同じ曲を私ども竹本演奏いたしますと、あまり賛辞を頂戴することがございません。

ということになる。

葵太夫さんも触れておられるが、そもそも人形浄瑠璃皇室関係の深いもので、その一つの表れが掾号だろう。名人上手は皇族から掾号を受領することがあり、豊竹山城少掾、人形遣い吉田難波掾を最後に掾号受領するものはいないが、しかしながら皇室との関係はあったわけで、昭和38年松竹が興行権を手放し文楽協会が成立したとき松竹がこれを「献納」と言っているのは故なきことではないのだ。

繰り返すが、このような人形浄瑠璃における格の高さは、実力の裏付けがなければ意味を持たないし、まして現代において補助金の投入を正当化するものには必ずしもならない。

しかし、他の芸能と一括りで論ずることができないという側面の若干は感じてもらえるのではないか

また、義太夫節の特性について若干ふれておきたい。

義太夫節構造のものは簡単で、決まったメロディーパターンを詞章に合わせて組み合わせて行くだけだ、という説明でいいと思う。したがって、このパターンの組み合わせは無限に広がる。

ところがそう簡単にいかないのは、文楽古典場合演目に合わせて様式が成立しており、義太夫節ではこの様式を「風(ふう)」という。かねて様々な論者により、風を語り分け伝承するのが最大の難物だとされてきた。というのも、非常に微妙・繊細なものだからだ。

以前書いたように、私は国立文楽劇場に通って図書閲覧室にもよくお邪魔をするような人間だったが、さすがに義太夫節を語るところまではやらなかった。だから断定はできないけれども、この様式の問題は最後は幼少時の音楽環境の問題になると思う。と考えたくなるくらいに、微妙な代物であって、これだけ洋楽が氾濫して耳が慣れてしまっている現代日本で、こういうもの継承することが可能かどうか、はなはだ疑問だと言わざるを得ない。

やや話がずれたかもしれないが、たしか落語歌舞伎などのように、時代に合わせて姿かたちを変えることで人形浄瑠璃においても生き延びることだけなら可能かもしれない。しかし、文楽場合、繊細な中身が変わってしまってはもはや文楽ではなく、ただの人形芝居、「文楽のようなもの」が残るだけだろうと強く危惧するものだ。

この点が、私の文楽の将来に対する悲観や「古格を維持している限りは、文楽は補助されるべきだ」と考える所以でもある。

観客動員を増やそうという努力必要、ただしその限界も率直に認めるべきだ

大阪市長やその周辺が模索しているように、観客動員を増やそうとする努力、そのための宣伝や統括的なプロデュースマネジメント必要だろうというのは、私もかねがねそう思っていた。まんざらではないと思う。

ただし、それには一定限界があるだろうとも思う。要因はいくつでもあげられる。

音楽環境がもうまったく変わってしまっている。古典に対する教育ほとんど日本ではなされないのだから理解できなくて当たり前。そもそも、松竹ですら経営が難しくて50年前に放り出したものを今の時代に観客が増えるわけがない。ちゃんと語れる人がもういなくなりそうだ等々。

一定限界を認めなければ、たとえば市長がいろいろ言っているように古典であっても演出をもっと現代的にしなければならなくなるだろうし、本も変えなければならない。本来、国立劇場国立文楽劇場での公演は一作品全部を舞台にかける「通し」を主として行われるべきだが、観客動員を上げたいのであれば歌舞伎のように「見取り」だけでプログラムを構成し、有名な売れそうな場面だけ舞台にかけておけばよい。しかし、それで本当にいいのか。

まり観客動員をどうしても上げたいのであれば、中身にも伝承にも確実に影響が出てくるだろうと思われるのだ。これで本当に「古格」が維持できるんだろうか。

「なぜ大阪府市が文楽の保存に公金を出さねばならないのか」という疑問に対する私の考える答え

私は、文楽だけでなく、歌舞伎も好きだし(そもそも文楽に触れるきっかけは歌舞伎で知っている演目文楽ならどうなのかという興味だった)、西洋古典音楽も大好きな人間だ。そうやって比較をすることで両方を消化するのが、誇張して言えばあるいは日本人だけの楽しみだとすら思っている。

そこで西洋音楽比較した場合文楽匹敵するものワーグナーの楽劇ぐらいしかないのではないかな、と感じている。長大さや感動の深さの点で比肩する物は相当に限られてくると思う。

それだけの値打ちがあるんだということ、それだけの値打ちがあるものに対して、日本のものなのに、その日本人の大多数が興味関心全くゼロだということは、まず言っておきたい。

その上で、しばしば「補助金なしでやっていけない芸能芸術は滅び去るべきだ」という意見が見られる。非常にもっともな意見で、公によって支えられている文化事業は常にこういう問いを問われるべきだと私も思う。

ただ、一方で、ヨーロッパオペラしろオーケストラしろ、「補助金なしでやっていけない」わけだが、「だから滅び去るべきだ」とは言われない。ここは必ずしも論理としてリンクするものではない、ということも、またもっとなのだ

文楽匹敵するのはワーグナーくらいしかないのではないかと書いたけれども、ワーグナーには過去歴史から政治的な問題が色々あり、また採算が取れないからといってドイツ人ワーグナーを「過去のもの」として捨て去るだろうか。欧州においてすら西洋古典音楽のファンはそれほど多くないはずだが、さらにそのなかのごく一部のワグネリアンしかたいした興味関心をもたないかワーグナーの上演は無駄だと批判されるだろうか。そういうことは今のところまずあり得ないと思う。なぜなら、ワーグナードイツの宝だからだ。文楽よりはるかにカネがかかるにもかかわらず。

大阪の先人たちは、文楽という芸能に対して文字通り心血を注いできた。一時期を除いて基本的には客が入らない芸能だったので、名人上手ですら「明日のご飯がない」という貧乏話は普通にある。奥さんが小料理屋を営んでいてそれで食わしてもらったりしている。それでもなお、大阪の偉大な先人たちはこの芸能に打ちこみ、奇跡的に現代に伝えてきた。

彼らはお金はなかったかもしれない。貧乏だったかもしれない。その代わりに得られたのは、感動を与える喜びであったり、誇りだった。掾号の問題はまさしくそれで、名誉けが彼らの糧だったと言っても言い過ぎではない。ワーグナーにも匹敵する芸能であるからこそ、それだけ打ち込む価値があったのだ。

ただ、現代社会では、残念ながらこの芸術価値に見合うだけの犠牲を技芸員たちに求めるのは、無理になって来ている。(それでも彼らは贅沢な生活をしているわけでは決してない)

現代大阪人はそういう偉大な先人の子孫だ、そういう偉大な芸術を生んだ共同体の中にすむ一員なんだという矜持、その矜持が文楽に金を払わせるのであって、他に理由は見あたらない。

そして、、、私はこれが最も大事な点だと思うけれども、、、大阪人に持ってもらいたいこの矜持に対して、文楽に携わる人たちはお返しをしなければならない。

それは、新しい観客を獲得する挑戦を一方で続けながらも、文楽の本格を維持すること、継承すること、古格を守ることではないか。それが、文楽座に課せられたミッションであって、それが出来なくなった時、文楽文楽でなくなり、公金を投入する理由もなくなるだろう。

もちろん、大阪市長やその周辺の人々が考えるように、観客動員を上げて観光資源として活用されるように生き延びる方向もある。しかし、それはもはや「文楽」ではない。

もし「文楽のようなもの」という形でしか生き延びられないのであれば、偉大な先人の名誉のために、大阪人の矜持のために、近い将来、しかるべきタイミング文楽の死を宣告してもらいたい、最低でも名前だけは変えてもらいたい、無形文化財世界遺産の認定も返上してもらいたい。私がこのように希望する気持ちやその理由も、これまでつらつらと書いてきたことから感じ取ってもらえるのではないか

そして同様のことは、なぜ国が補助金文楽に対して投入するかという理由づけにもなるように思う。大衆に受け入れられない芸能は補助金を打ち切ればいい、この財政難の折から文化事業に投ずる財源はないとよく言われるが、ことはそう単純ではない。

予算全体から見れば、補助金として文楽に投入される額は巨額とは全く言えない。しか大阪場合は、対象を悪玉・敵に仕立て上げて財政削減しても、すぐに無駄プロジェクトに走るのでせっかくの財政削減が全く無意味なことになっている。大阪市長文楽に対して様々な批判を繰り広げているが、予算と比較した場合にあまりにも不釣り合いな煽りであると言わざるを得ない。

日本の偉大な芸術しかもまだかろうじて本格が維持されている繊細な芸術に対して矜持を持って維持するに、大阪はもとより、日本市民社会全体「も」維持しなくて他に誰が維持するというのだろうか。

(追記)

これまで書いてきたように、私自身は文楽の将来にはかなり悲観的であるし、芸の質についても相当程度批判的だ。したがってTwitter を見ていて古典芸能ファンによる「日本の伝統芸能なんだから維持されるのが当たり前」や「とにかく文楽は素晴らしい」に類する議論を見ると鼻白む思いをする。自分の楽しみのために税金の投入を是認しろというのであれば、それはまさに橋下市長の批判通りなのではないかと思う。

したがって、古典芸能ファンの言動にもいささかついていけないものを感じる時があると、これは明記しておきたい。

また、もし何かご意見などあれば、Twitterの私のアカウントに何か書いていただきたいというのは、前回の増田に書いたとおりだ。https://twitter.com/SignorTaki

2012-06-20

http://anond.hatelabo.jp/20120620142150

最近(っていってもかなり前からかも)、真面目っていうとほぼ確実に貶し言葉に近い意味で使われてるのが嫌だ

嫌も何もそれ以外にそいつに良いところとか特徴がないんだからしょうがないじゃん。

昔と違って真面目だったり純朴であるだけの人間なんて実際使えないんだから評価されない。

これが実力主義(笑)なのかな。

2012-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20120330015310

日本大学教授のうち、アメリカでテニュア取れんの4割もいないだろwww

そもそも教授の選出方法実力主義じゃないんだから

追記:

あとさ、お上からお金(つまり税金から収入ほとんどなんだよね。 いい加減自分グラント取れない教授は辞めるべきだよね。

http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20090323/1237734027

2012-03-02

社会人IT業界就職をする2つの方法

なんか就職活動生が目立つので、就職のことについて書こうと思う。僕はIT業界に居るのでIT業界就職事情しか書けないが。

まず、一般的な就職方法としてある新卒募集。これを勝ち抜く方法単純明快学歴大学での研究内容だ。

これが一番簡単でわかりやすい。大きな企業に入る為には必須条件だし、なにぶん同年代が同じ条件で戦えるフェアな方法だ。

また、ほとんどの企業が未社会人に対しこの選考方法以外を提示しない。有名で大きな会社に入りたければ受験やら大学生活をがんばればいい。

そしてまた、特殊な手段でこの業界に入る人が少なからず居る。わかりやすく例えると、大学高専に行っていなかったり22歳未満であったりと

本来であれば正当な入社方法すらないはずの人がこのIT業界には存在する。

ITベンチャーにそういう特殊な人が存在する事を知っている人は多いが、実は大企業と言われる会社にも特殊な人が存在する。

では、どのような経緯でそのような人が現れるのか。

主にエンジニアと呼ばれる人々にとって年齢=スキルということは断じてない。エンジニアリング能力は才能と努力世界だと僕は思ってる。

なので、例えばネット上で有名でとても凄いコードを書く人が例えば15歳であるかいうことはなにもあり得ない事ではないのだ。

そういう能力ある特殊な人は同族(この場合エンジニアから注目されるのは必須で、IT業界に居るエンジニアもまた例外ではない。

簡単に言うとIT業界業界自体が若い故に組織確執なども少なく、実力主義場合が多い。実力の在る者は注目され、また必要とされるのは当然の結果とも言える。

また、実力主義という考えはベンチャー企業や小さな会社であるとより強く考えられている。故にスキルがあれば簡単に仕事をもらえる事ができるし、

さらなる実力を示す事ができれば業界全体に名前が効くようになる。

このようにして、特殊な人材が生まれるのだ。

学歴がないとか、自分には特殊な才能がないだとか言って就職できない人は試しにプログラミング勉強をするのはどうだろうか?

自分にあっていればあとは努力次第で案外簡単に早くある程度のスキルを得る事ができる。

正直言って新卒でやってくるエンジニアほとんどには学歴のない人間でも勉強すればエンジニアリングスキルの上で簡単に追い越せるだろうし、

彼らのほとんどはエンジニアリングなんてほとんどできないのだから

2012-02-20

http://anond.hatelabo.jp/20120220152723

はーい、最低な人間でーすw w w

いやーどこ見に行っても実力主義だし高い報酬提示してくれるし、正統な評価をもらってるよw

何よりみんな若くてアホな老害がいないw

知識が浅いやつはいるかもしれんが若いし勉強すらばそらで済む

ぶっちゃけ仕事くらいで原爆がーとか頭わいてるよね

いちいちコピーとったりするくらいで、この仕事世界が、、とか言ってんの?

ただの中二病だろお前w

おまえみたいな奴はNECみたいな旧来の古い会社老害と一緒に座して死を待てばいいじゃん

プライドばっかりで役に立たないなんて考え方そっくりじゃんw

まぁぶっちゃけ言ってお前のくだらない価値観なんぞ俺等は知ったことではない

そこまでイライラするのはやっぱり痛いところ突かれてる後ろめたさがあるからなの?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん