年上の知り合いはゼミの先生がすごい人だったらしくて、何をやるにも「○○先生の教え子」という事で一目置かれる。
彼がゼミで知り合った友人が業界の中で注目の若手で、何をやるにしても友人の後ろ盾があるから成功する。
人を集めるときも注目の若手君が来るよと一声かければみんな集まる。
注目の若手君とお近づきになりたいという野望見え見えで彼に近づく人も居る。
周りにすごい人が居たところで、本人の力量がダメならダメでしょ、と行きたいところだけど、
厄介なのは、普通+七光りが、できる人より注目されたり応援されたりするところなんだよね。
誰しも飛び抜けてる人になれるわけじゃない。
頑張って少しずつステップアップして行ってるのに、注目の若手や先生の教え子というレッテルで人を評価する人から注目される機会が多く、結果たくさんアドバイス貰えたり、もっと良い物があるのに「これは凄い」とほめられて、それを見た周囲も偉い人が褒めてるからそっちの方が凄いんだと基準そのものを変えていく。
でもこれって完全に運だろ。
自分の世代には高名な先生は隠居してたし、同年代でそんな優れた人は排出してない。友達になる機会すらない。
なんで他人にゲタはかせてもらった奴のほうが評価されるのか?
そんなこと気にせず自分は努力するしかないと頭ではわかっていても、絶対に埋められない差に絶望する。
一人だったら何も出来ないくせにあいつ、クソが。
どうせ人文系の話だろそれ。 嫌なら理系に行け。もちろん理系にもコネや人脈に左右される部分はあるが、 人文系よりはずっとクリアな実力主義だ。 数学なんか特に。
ああ、これは人文系の意見だね。