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はてなキーワード: 実力主義とは

2012-02-20

http://anond.hatelabo.jp/20120220132457

はーい、最低な人間でーすw w w

いやーどこ見に行っても実力主義だし高い報酬提示してくれるし、正統な評価をもらってるよw

何よりみんな若くてアホな老害がいないw

知識が浅いやつはいるかもしれんが若いし勉強すらばそらで済む

ぶっちゃけ仕事くらいで原爆がーとか頭わいてるよね

いちいちコピーとったりするくらいで、この仕事世界が、、とか言ってんの?

ただの中二病だろお前w

おまえみたいな奴はNECみたいな旧来の古い会社老害と一緒に座して死を待てばいいじゃん

プライドばっかりで役に立たないなんて考え方そっくりじゃんw

まぁぶっちゃけ言ってお前のくだらない価値観なんぞ俺等は知ったことではない

2012-02-09

http://anond.hatelabo.jp/20120209112051

問答無用で偉い」と書いているのに実力を問うのは矛盾

問答無用ということは「偉いから偉いのだ」というクソな理屈が前提ということ。

「年をとっているならよりできるはずだ」は、それ自体実力に価値を置く実力主義理屈

あなたが言っているのは「年功序列実力主義ではないから駄目なのだ」という一種のトートロジー

2011-09-30

http://d.hatena.ne.jp/pha/20110929/1317278563

phaさんのいつものやつ、なんだが・・・


昔の終身雇用制度は、その責任ほとんどを会社が担保していた。

就職すれば定年まで働きあげることが出来、年齢に伴い賃金が上昇する。

会社を辞める時には退職金が出され、さらに会社も多くを負担する年金制度があった。

その世の中では社員の首を切ることは、社会保障を失うに等しいので、当然のように規制がかかることになる。

昔の日本(それも労働階級)にとって、社会とは会社だった。

その世の中で、画家音楽家などを目指すと言うのは、社会保障の一部を自らの意志で捨てる事になるので、

自己責任」が問われるのも致し方ない。


障碍を抱えたりすると、この日本社会保障から外されてしまうため、当時の日本では「障碍者枠」などを会社に設けるように求め、

社会(国)がその枠について補償を行うようになっていった。

この時期の社会主義に近い日本を、良い時代と思うか暗黒時代と思うかは、立ち位置によって異なるだろう。



時は移って、いま日本は過渡期にある。

日本社会保障制度であった、終身雇用は失われつつあり、実力主義での雇用が労使ともに推奨されている。

雇用については会社保証するのではなく、個人がその実力で担保するように変わっているし、雇用流動性を謳ったところで、

雇用に足る能力がなければ「働きたくても仕事がない」状態になる。

本来であれば、これらの人が従事すべきであった単純労働も、技術革新海外低賃金労働力などにより、どんどん失われていっている。


さて、ではこれらを改善するのに「自己責任雇用に足る能力)」を問わないとすると、これはもう「能力に応じた雇用社会が必ず用意する」か

労働無くしても生活を保障する」よりない。

結果として社会生産効率が上昇すればするほど、「雇用に対して能力の足りない人」は増えることになり、格差が広がっていくことになる。

「働きたくても働けない無能」が増えるのだから、「納税の義務」も一部で機能しなくなる。




で、だ。

「働きたくても働けない無能」とか「多動性障害などにより社会の枠にはまれない人」に自己責任が低い(社会排他性が高い)として、だからどうだと言うんだろ。

生活保護と言う制度は今でも存在する。

時代が変われば申請の敷居が下がっても良いとは思うが、財源は無限じゃない。

現在で200万人。

これが、1000万人になったとして、それを養う生産性をどこで担保するのか、また養っていく人の同意をどこで取るのか。


それとも彼らが生活できるように、社会はもっと非効率であるべきとか言い出すのだろうか?

2011-09-24

学歴は関係あるけどないよ。

学歴無用論・実力主義が叫ばれて久しい。

社会に出て10年くらい経って、学生さんを見る機会もあるし上も下も見る部署にいて思うんだけど、学歴って関係あるけど関係ないよなあ、と思うので書いておく。

学歴は関係あるけど、関係ないよ。

まり、「学歴はあることが前提であって、それだけじゃなくて、実力もいるよ」という話。

学歴不要で実力だけが大事」という話じゃない。

こんなもん誰でも知ってる当たり前のことなんだけど、未だにたまに「いや学歴じゃない、実力だけが大事なんだ」という人がいて驚く。

学歴がある」とはどの大学以上を指すのか。

これは僕の感覚でアレなんですけど、具体的には「関西学院大学」以上の偏差値大学、じゃなかろうか。

僕の周りの環境とかリクルーターとかなんやらかんやら見てると、大体関学以上の大学にはレースの招待券が届いているイメージがある。

レースの招待券とは就活における説明会の席数やらリクルーターの数やら大学採用予定数やら入社後のキャリアやらエトセトラ

関関同立で言うと、関大微妙関学はOK、立命はよくわかんないけどOK?、同志社は当然OKって感じ。

それ以下の大学にはそもそもレースの招待券が届かない。

レースが始まると、番狂わせしょっちゅう起こる。

で、不思議なことに、レースが始まると関学東大を打ち負かすこともある。

もちろん東大京大人達って基本的にめっちゃ頭いいから(ほんでコミュニケーション上手でスポーツもできて、ほんとなんなんだよ一体)、意外でもなく偏差値順に実力が見える人が多い。

ただ、関学とか同志社とか「東大京大に比べたら偏差値的には見劣りする大学卒」の人達が極端に実力がないかというと全然そんなことはなくて、普通に番狂わせがある。

東大京大を打ち負かすと言うと極端だけど、少なくとも早慶とか旧帝国大学とかとは全然普通に伍していけるというかなんぼでも足蹴にしてくれちゃってる。

官僚とかだとこういうのは無いかも。あくまで僕の見聞きした範囲内です

とにかく関学以上の大学に行け。あとは実力次第だ。

万一高校生以下がこれを読むことがあったら、なんとかして関学以上の大学に行け、と言いたい。

偏差値なんて意味が無いと言うのは簡単だが、それを言うのはい大学に受かってからだ。

いい大学に受かってから思う存分言って供養してやれ。

大学ランクが上がるにつれて出会える人間レベルも大概上がる。

広い世界を見て、世に出たいと思うなら、よりいい大学へ行け。


※やけに関学関学書いてるけど、僕は関学卒でも関係者でもありません(大学早大政経学部卒)

2011-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20110816131523

そのあたりの分析はたまに見かけるよ。

韓流ドラマK-POPは、日本80年代90年代文化を引き継いでるんだよね。

朝ドラ昼ドラ的な、陳腐なくらいの愛憎劇が多くて、だからおっさん・おばさんに受ける。

あと、韓国実力主義から踊りや歌が上手い。

日本女性アイドルAKBを筆頭に素人路線がますます顕著だし、

男性アイドルジャニーズを除けばEXILEしかいない状態。

その隙間にK-POPが入ってきてる。

2011-07-07

セミプロ以外の体育会運動会)の存在意義

 先日、高校の頃からの友人と食事をする機会があった。彼は体育会所属する学生で高校の頃は優秀だったが大学では知への放棄をしてしまった残念な人である。その彼から珍しく食事を、ということだったので楽しみにしながらその日を待っていた。

 「体育会存在意義って何だと思う?」


と、ひとしきりお互いの近況報告が終わったあと彼は言った。彼は体育会所属しているが、うちの大学セミプロ存在しない。当然、彼の大学にも純然たるセミプロ存在しない。彼の疑問点はここにある。セミプロ場合、その体育会はひたすら勝つことを目的に活動すればいい。つまり早慶に代表されるセミプロ集団に属する人間は(例えば野球部ならば)チームとしての実績を積み、その中で個人としてレギュラーの座を射止め活躍することにより、ドラフトで指名され晴れてプロ集団の仲間入りすることが目標であり同時に目的化される。つまり、常に就職活動をしているようなものなのであるしかし彼は違う。

 彼は週に5~6日活動し、過酷な(ただしセミプロのそれと比べれば実に緩いであろう)練習を積み、筋トレに励み、より良いパフォーマンスができるような身体を作る。彼自身はチームの中では指折りのキープレーヤーである主将候補筆頭でかつ1年生の時から出場している。彼がよく体育会に加入した理由を聞かれた時に答えていたのは「すぐに試合に出れる自信があったから」であった。とはいえ、彼のスキルは、セミプロも含めた場合、並以下である。彼の個人的なスキル組織内の比較優位としては高いがとてもじゃないけれどプロにはなれない。

 とまぁここまで詳しく語れるお前は何なんだと思った人もいるかもしれないが、それは当然のこと、ぼくは彼と高校の頃に同じ部活所属していた同期なのである。これはかなり重要事実であるが、ぼくも同じように比較優位があったので体育会加入はよくよく考えた結果、しなかったのだ。これが正しかったのかは別問題であるけれど。つまり、彼と同じように学部1年の頃、「セミプロ以外の体育会存在意義」について悩みに悩んだ末に体育会所属することなく大学生活を送ることを選んだだけの話であるが、体育会には体育会論理で彼らは仲間にしようと誘ってきた。その話を彼にも同じようにした。セミプロ以外の体育会には最終目標がないじゃないか

 

 高校球児はみな甲子園を目指す。果たしてこれは本当なのであろうか。ルーキーズの様に、その先に待っているものがなければそれでもいいかもしれない。しかし、現実はそうではない。進学校高校生部活をやっていたとしても、当然その中には「受験勉強」を優先する人たちが一定存在する。当然、受験勉強に精を出した方が、「比較優位」で彼らは部活人生を注ぐよりもはるかに有益なものになるだろう。

 同じように比較優位を考えるとセミプロ以外の場合体育会所属してそのスポーツに精を出すよりも、勉強に励んだり留学したり等々のそれ以外の活動に大学生活を費やすほうが有益なものとなるだろう。セミプロは全国から指定推薦などで才能ある選手を集めてくる。しか旧帝大の様な国立大学はそういうわけにもいかない。受験勉強を勝ち抜いてきた人間趣味としてスポーツをやるのならばやはり体育会ではなくてサークルでやればいい。ぼくははっきりと言った。

 

 「勝てない体育会には存在意義がない。」


 いや、口では「リーグ2部昇格を目標に活動...」とか言っているような奴らだってプロになれるとは思っていない。勝負事に負けることを意識して臨んでいる時点でクズだと言える。あの大学には勝てないな、とか、あの大学には負けるけど他で勝ちを拾おうとか。ではもう正直に、セミプロ以外の体育会所属しているなら正直に言えばいいのに。

 就活のためにやってます

って。それがむしろ潔い。勉強することから逃げ、好奇心のままに自由な大学生活を送ることを犠牲にしてまで手にしたコネクションであり、「運動会」という肩書きなのだから必死になって守ればいい。守るために努力する。その身体を鍛えるのも組織内での評価を上げることととほぼ同義だ。やるなら徹底的にやれ。

 「たしかに俺らはセミプロじゃない。けど、やってる以上は勝ちたい。すべて。」

と、彼は少し悲しそうな顔をしながら言った。そんな後ろ向きな努力をしているとは知らなかった。どうせやるなら勝つためにやるのが普通のような気もした。とはい就活意識していないのも嘘ではなさそうだ。彼に限っての話だが。どう考えても好きなことを好きなだけやっているように見えるが組織全体としては違う。

 彼らは新歓期に仲間を増やそうとするときに「うちはOBが強いか就職有利だよ」とか見当違いの勧誘をする。まだ大学入学して数日しか経っていない、明るい未来しか見えていないフレッシュマンに対する誘い文句としてはエゲツないんじゃないか。まるで高校生が同じクラス女の子を口説く時に、「うちのお父さん年収5,000万だから俺と付き合えば金持ち気分味わえるよ」とか言うようなもので、下品な上に、まるで自分たちの活動には価値がないかのような言い分である。正確に言えば価値がないのだろう。

 

 では、なぜ体育会所属するのか。

 当然、一つ目の理由は情報の非対称による格差である。簡単に言えば、新入生という情弱を騙して、雰囲気や勢いで仲間に入れてしまうそ常套手段のことだ。往々にして体育会に勢いで入ってしま人間に限って、やめる勇気がない。やめる勇気がないのだからやめられず続ける。そのうちどんどん体育会論理が身体に染み付いていく。さらにやめられなくなる。そうして、やめようと思ってもサンクな部分に気を取られて続けることを選択してしまう。そして続ける。続ければ成果が出るのは間違いない。事実運動会就職に有利なのだ。

 二つ目の理由は、これが複雑とも言えるけれど、組織内における優位性だ。高校の頃は公立高校で勉強ができた人間が一流大学に入ったら都内進学校や灘、ラ・サールのようなレベル人間勉強というフィールドで戦うことを(本能で?)避けてしまった結果として、自分の得意分野に所属するのというアレだ。体育会の序列は年功序列だが、その中にも実力主義な部分があると聞く。つまり、実力さえあれば試合に出れるし試合に出れれば活躍できてチームに貢献できる。チームに貢献する人間が劣悪な状態にされるはずもなく丁重なもてなしを受ける。それが実力主義な部分である

 

 しかしこの友人は違う。バンプオブチキンでもなければもしドラでもないが、圧倒的不利な状態で勝ちたいらしい。はて、どんな夢物語を考えているのか。しかし、人の夢を哂うことは許されない。ぼくは真剣に話を聞いていた。

 「俺は勝ちたくてやってる。本気でセミプロに勝つための努力をしている。だけど周りはそうは思っていないらしくて温度差がある。練習中にサボっている奴もいる。そいつらにどうやって注意すればいいのかわからない。俺には注意する権利があるのかもわからない。そいつらの体育会存在意義が俺のそれと違えばサボる自由があるのかもしれないじゃんか。」

 間違いなくこういう人間がいる限り、周りからすれば迷惑だろう。なぜか。生きていく上で、本音と建前の使い分けは非常に重要だ。体育会所属していることだって就職活動のためかもしれないけれど、やはり外受けが良いように「勝つため」と言うしかない。もちろん他の理由がないわけでもない。ぼくが体育会所属している他の友人になぜ体育会所属しているのか聞いてみたところ、次のような理由(建前)があった。「(そのスポーツを)本当に好きだから」「精神を鍛えられるから」「高校の先輩がいて逃げられなかった」「新歓でお世話になったから」「先輩がいい人だったから」「同期がいい人だったから」「酒の勢いで」。。。。。。中には建前にすらなっていないものもあるけれどそれはまた別の話だが、彼らがいかに物事を考えていないかがよくわかるような気もした。

 しかしそれとはまた別の話であるセミプロ以外の体育会存在意義はあるのだろうか。ぼくの立場は一貫して「勝てない体育会には存在意義がない。」というものなので、セミプロ以外の体育会には存在意義が一つしかないと思っている。そのスポーツが好きで大学でもやりたいのであればサークルに入ればいい。練習は緩いし拘束時間も少ない。サークルがないのであればクラブチームに入ればいい。野球で言えば、草野球チームだ。高校時代の友人とチームを作ってもいいだろうし、親の会社のチームに参加させてもらうのもいいだろう。

 「勝ちたい」のであれば、セミプロに行けばいい。セミプロがない大学場合は、再受験して早稲田慶応に行けばいいだけの話である別に体育会所属しないからといって精神が鍛えられないわけでもないし高校の先輩がいようが強い意志さえあれば断ることはできる。新歓中にお世話になったからという理由で大学4年間を犠牲にするほど安い期間ではないだろうし、先輩がいい人なのは新歓中はどこに所属している人も自分たちのいいところしか見せないだろう。同期なんて概念を捨てて外に飛び出せばより多くの同世代がいるし酒の勢いってお前は未成年ではないのか?という話だ。

 つまりセミプロ以外の体育会の唯一にして最大の存在意義は「日本就職活動で有利である」ということだ。要するに就職活動を4年間やっているようなものであって、体育会就職活動で有利と言われるのはセミプロ存在があっての事であり、セミプロ以外はその恩恵に肖っているだけの存在とも言えるような気がする。

 これだけ書いておいて言うがぼくは決して体育会disっているわけではない。が、ぼくは個人的にこのぼくが大好きな友人以外で、本当の意味真剣に「体育会」を全うしている学生を知らないというだけだ。彼のような人が煙たがれるような体育会であればさっさと滅びるべきだしぼくは彼の姿勢に心底尊敬の念を抱いている。

 Twitter上にいる体育会学生をちらほら見るけれど、本質的に描く「体育会」像が違う。勝つつもりがない体育会の連中が一般に言う「意識高い学生」をしている状態に違和感を感じてやまないしそういう奴らをぼくは、体育会におけるフリーライダーと呼びたい。

 体育会所属している人、特にセミプロ以外の体育会所属している学生はその辺をよく考えた方がいい気がする。人生は有限である。貴重な時間体育会に費やしているのならば堂々と「就活に有利だからテキトーにやってるわ」と宣言するくらいの図々しさがあってもいいような気もするけれど。

 特に大学入学して3ヶ月ほど体育会でぬくぬくやっているキミへ。強い意志でやっているのではないならば、今すぐやめるべきだ。高学歴な人たちは尚更やめるべきだ。身体を鍛えるついでに頭を鍛えるのではなく、頭を鍛える気分転換程度でスポーツをやった方が楽しめるんじゃないか



まとまってないけどこんなところで。

2011-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20110630200646

それなら今のたるみきった教育をやり直して、最低でも

ぐらいはしないとね。

2010-12-26

http://anond.hatelabo.jp/20101226225238

んー・・・。どんな業界であれ、ってのはわからないんだが。世の中色んな業界があるし。

俺の勤め先はまぁ、政府系の金融機関で、一般でいうところの「係長」に30歳まで行ければ結構伝説的って感じなんだよね。

大手企業とかだと大体こんな感じだと思う。部下を持つってことは役職付きで、二十代、入社3年そこまで行くっていうのは

まぁ、オカタイ職業はまずありえないかなー、と。あ、でも政府系と括られる中でも最強のあそこの総合職ならあるのかな、別格だと聞くし。

所謂大御所企業で、25までに役付きってあるかなぁ。

営業バリバリ実力主義なところ、例えば証券とかだとあるのかな?野村とかだとありそうな気がしないでもない。

2010-12-08

絵の世界

絵の世界って完全な実力主義だから「好きなだけ」じゃ飯食ってけなくて辛い

2010-11-17

ニート上がり

ニート上がりだけどやっと人並みの年収になってきた

http://i.2chblog.jp/archives/1444791.html

という記事を読んで思ったこと。

ニート上がりの人って、二極化するんだよな。ニート時に膨らんだ自尊心を抱えたまま脱却できない人と、現実を受け入れて身の程を弁えて努力していく人にさ。

で、後者タイプ人生を挽回しやすい。なぜかというと、謙虚・素直で努力するから。

社会的に下層にまで落ちぶれたという現実を受け入れている以上、傲慢になんてなりようがないし、謙虚な態度になる。周りは自分よりも賢いんだと分かっているから素直に話を聞く。自分が周囲よりも落ちこぼれていることを認めているから、追いつこうと努力する。

うい場合に、会社社員教育する義務があるんだから自助努力しなくて良いんだという計算はしない。部下の監督上司責任だからと甘えない。自分馬鹿だってことを受け入れているから、変な言い訳をして自尊心を保とうとしない。ただ、自分過去の過ちを認めて、堅実に努力していこうとする。

もちろん、そんなことをしてもニートなんかにならずに謙虚・素直で努力する人にはかなわないままなんだけど、多くの人は大学受験なり就職活動なりで努力を止めちゃうんだよな。そのままでもエスカレーター式に上がっていける以上、必要性を感じないから。そうすると、努力する元ニート努力しない一般人の勝負になって、時間の問題でどこかで元ニートが追いついて逆転することが多い。で、人生の挽回が成し遂げられる。実力主義の分野だと特にそう。

安直に人を見下して、ニートはどんなに努力をしても一般人には追いつけないんだとレッテル貼りをしたがる人がいるかもしれないけど、そんなことは決してない。結局、若い頃の一時期に周囲と比べて未熟だったかどうかで大きく分岐しているだけで、元々の素質それ自体には大差はないから。問題があるのはむしろ人格的な幼さで、そこを克服できれば同じ土俵の勝負になる。

ま、現実を受け入れて身の程を弁えて努力していこうと決意できるニート自体が少数だというのが根本的な問題なんだけどw

2010-08-21

ネナベの薦め (ネットゲーム版)

http://anond.hatelabo.jp/20100820215214 にてネトゲでのネナベを薦めている方がいて、かなり同意する所があるので書いてみる。

俺自身は男だけど、今の彼女はネナベをやっていたことがあり、いままでに経験したネトゲでもネナベをやってた知り合いや色んな女性を見ている。彼女らの体験談自分の体験がソース

ネトゲでの友情はどのようなものか

俺のやったことのあるネトゲPvP(対人戦)可能なものが多かったので少し考えが偏るかもしれないけど、PvPのないネトゲでも基本は同じ。ただ、PvPのあるネトゲより無いネトゲの方が、他人と関わらずオフゲに近い感覚で生きていけるので都会の近所付き合いのように淡白になりやすいかな。

ネトゲ世界実力主義である

本人にはどうしようもない格差差別といったものが基本的にない。年齢が評価基準に関わらない。古参でもダメな奴はダメだし、新参でも出来る奴は出来る。加えて頑張りや鍛錬の成果が、数字勝敗という形で見えやすい。

この傾向を「出来ない奴は根本的に救われないのか」と思う人もいるかもしれないけど、ネガティブ意味実力主義が使われる事は"リアルに比べると少ない"。他人を叩き貶めても、自分が上手くなったり他人からの信頼を得られないと本質的メリットがないからね。

One for All, All for One世界

例えるなら、スポーツに見られるような信頼関係、自信と信頼の上になりたつ健全依存関係、そこから得られる充実感がある。

「俺らはよくやった」「君のことを信用していたから、僕は判断できたよ」「君ならあの時ああしてくれるって信じてたさ!」「俺らってすげー!」こんな少年漫画のような充実感がフツーに存在してる。リアルじゃ恥ずかしくて言えない台詞も、ネトゲだと言っちゃう人は結構いる。

何故信頼がキーになるのだろう

ネトゲなんて、皆軽々しくつきあってるんじゃ?いつでもやめられるんだし、リアル人間関係なんてないよね?信用とか馬鹿馬鹿しい。と思う人もいるかもしれない。確かに画面の向こうに人間がいることを考えずモノのように扱う人もいるけど、とても少数派だ。

ネトゲではなぜ信頼という要素が重要なのか。それは、本当の意味で蓄積される経験値がそこにあるから。

ネトゲでのキャラクターの見た目というのは人間関係の上ではインターフェイスでしかなくて、人間関係の評価の対象になることはまずない。キャラをころころ変える人だっている。ネトゲ歴が浅いうちはアイテムキャラクターレベル価値を感じるかもしれないけど、それもいつかなくなる。全てがかりそめのものであるネトゲでは、本当の意味で蓄積される経験値は、人間関係自分経験の中にこそあるんだ。

軽々しくつきあえる、いつでもやめられる。切ろうと思えば簡単に切れちゃう。だからこそ、信頼というパラメタの価値が高いというのかな。これは、やってみないとわかりにくい面かもしれないね。

ここまで書いたことに、男女で差なんてない

ここまでで書いたことは少年ジャンプ世界の話みたいで、幾分か男性的に感じられるかもしれない。だけど、女性だからわからないなんてことはないよ。信頼を得たい、信頼したい、仲間と充実したい・・・そんな要求は男女関係なく人間として共通のものだ。

もし、優劣があると感じてるなら「私は女だからこうであるべきだ」「相手は男だからこうであるべきだ」と無意識に背負ってしまっているから。リアルではそういう鎧を着ていないと生きていけない面があるけど、ネトゲでは重荷にしかならないことが多い。でも、"女らしさを捨てろ"という意味ではないんだ。これについては後述するよ。

先入感という問題

残念ながらネトゲをやっている全ての人が、先入観を持っていないわけではないんだ。ここではありがちなパターンをあげてみる。

直結君

先入観以前に、ネトゲが女漁りの手段になってしまってる人たち。こういう人は、相手を人間としてみる前に男か女かでしか見ていない。そんな付き合いを求めているのでなければ、相手にすることはないよ。

ちなみに、ネトゲだから直結君がいるというよりは、SNSでも職場でも学校でも、コミュニティのあるところには一定数の直結君がいると言った方が正しい。ネトゲは基本が中立的だから、直結君が目立つだけ。

女を武器にしてばかりの人

直結君の逆バージョンと言ってもいい。直結君相手に女を売りにしてアイテムを貢がせたりするような人。こういう人は女性が付き合っても疲れちゃう。愚痴ばっかり言われてうんざりしてしまうかもしれない。ぶっちゃけ直結君と遊んでいてもらえばいいと思う。

女性に対する先入観

女性実力主義に弱い」「女性クリティカルなシーンで感情論を持ち出すから面倒だ」というようなものだね。こういう考えを持ってる人は大抵、本当にゲームが上手い女性人間として信用できる女性ネトゲ内で会った事が無いのだと思う。はっきり言って、同じだけ努力して同じだけ向上心があれば性別は関係ない。

この手の先入観は大抵は悪意から生じてるものではないから、一度考えを改めるきっかけがあると無くなることが多い。

女性自身にある先入観

「私は女だからこうであるべきだ」「相手は男だからこうであるべきだ」と無意識に背負われると、女性としてではなく人間として見ようとしていても、それが難しくなってしまう。

男性に対する先入観から、ネトゲでも「男性は怖い。だから防御しなければ。」と身を固めていると逆効果になってしまうんだ。そんな態度は暗に、「私は女性だ!だからそのように扱え!」と発しているのと同じだ。自分から特別扱いを求めてしまってる。

優しい人なら、「本当は他の友達と同じ感覚でざっくばらんに付き合いたいけど、特別扱いしないといけないのかなぁ」と思ってしまう。そうすると、「女だからってそういう扱いしないで!」となって悪循環に・・・まあこれは最悪のケースだけどね。

ネナベは初心者モード

現実では、「私は女だからこうであるべきだ」「相手は男だからこうであるべきだ」という考え方は身を守る為に最小限必要なものだ。だから、ネトゲでこれをいきなり捨てろといわれても出来ない人は当然いる。それに直結君をいなすのも、ネトゲになれていない女性にはストレスが溜まるものだろう。

ネナベは、そんな人の為の初心者モードだと思う。ネナベという建前が、女性自身にある先入観から開放してくれる。直結君から自動で守ってくれる。自然に振舞えるきっかけを与えてくれる。

当然、ネナベがロールプレイとして面白いからやってる女性もいるけど、本題とずれるからここでは触れない。

ネナベから次のステップ

男性に対する先入観女性自身に対する先入観が薄れ、自分向上心技術、仲間との信頼に自信を持てるようになったら、ネナベという盾を捨ててもいいと思う。

女性らしくあることと、相手に女性として扱うのを要求する事は全然違う

お互いに人間として評価しあえているなら、女性であることを公言して女性らしい振る舞いをしても、人間としての信頼や友情、評価が揺らぐ事はないよ。

ちょっと難しいかもしれない。だけどこの段階までいければ、素のまま振舞っていても女性である前に人間として評価されるし、男性側にある先入観さえ無くする効果がある。それはその人が"そういう女性だから"ではなくて、人間として魅力的だからなんだよね。

"女らしさを捨てろ"という意味ではない、といったのはそこなんだ。女性らしくあることと、相手に女性として扱うのを要求する事は全然違う。

リアルでは、その学習をするのが難しい。そういう意味で、ネトゲでネナベというステップを踏むのは、かなりアリだと思う。

リアルへ生かす

ネトゲで学んだ先入観を解消する考え方や体験は、リアルへも還元される。たかがネトゲと思うかもしないけど、人間相手の感情経験は本物だ。生かせるかどうかはその人次第だよ。

俺自身ネトゲを通して色んな女性を立場や縛り無しに見れて、女性に対する先入観がかなり無くなった。

ネトゲという場所に生き生きした女性がいるのは、男性にとっても学ぶ機会になる。もちろん、現実にもそういう場所はある。理想的な職場とか創作活動の場とか。ただ現実では、女性男性自分自身を守ることや社会的な要求の為に、先入観や防御や損得の意識を完全に捨て去る事は難しい。ネトゲだと簡単にそれができるってだけ。

恋愛に生かす

異性に対して必要以上の先入観を抱かない事は、相手の警戒心を薄くして素直に振舞ってもらえる余裕に繋がる。

"みんなとセックスレス恋人でいたい。" を書いた元増田さんは、一人の男性と関係を持つことは、他の男性との友情まで制限すると考えているように見える。俺はそうは思わない。信頼や友情は恋愛関係とは別枠で継続できると思うし、実際出来てる。恋愛関係がなくなっても親友でいる選択ができるということでもある。二組のカップルの異性同士が親友同士なんて、全然おかしくないと思う。

異性との付き合い方が、すべて恋愛の延長になっている人には色々と難しいかもしれない。相手にも異性の親友を認めないとなるとさらに異性との付き合い方の選択肢が狭まる。でも、ずっとそんな考えに縛られるのは、辛くはないのかな。

2010-08-16

問題は新卒偏重ということではないのだが

最近就職活動に関する報道を見ていると、新卒既卒では企業採用方法が違い、結果として大学卒業するまでに就職が決まらなければその後の就職活動は何かと大変だそうだ。そのため、「卒業後2年は新卒と同じ枠で採用しましょう」などという動きもあるらしい。残念ながら、物事の本質を見ない議論だと言わざるを得ない。

いきなり個人的な話をするが、私は大学院に入ったばかりのときに婚約した。就職が決まったら結婚するつもりだったが(後に実現する)、就職活動は思いのほか大変だった。

理系大学院生だった私は、就職活動では日本メーカーを中心にまわり、うまくいかなかったら公務員試験を受けるつもりだった。企業の人と会うたびに現実の厳しさを思い知った。

学生結婚するの? 前例がないなー。うちに入ってもらうのはちょっとどうかな」(会社と関係なくないですか)

最初の年は地方支店まわりだからきついと思うよ」(ちゃんとがんばりますけどね)

結婚を何年か延ばせないんですか」(会社ってすごく個人的なことに介入してくるんですね)

「うちの初任給知ってる? 実家の援助があるの?」(そんなものはない)

赤ちゃんでもできたんっすか」(そんなことはないが、なんというデリカシーのない言い方)

別にこちらから学生結婚の件を持ち出したわけではないが、それが世間話であっても「家族構成は」のような質問をされるとこの話題は避けて通れない。隠してもよいが、内定後「どうして言わなかった」と怒られることも避けたい。

話には聞いていたが、私が就職活動を通して学んだのは、多くの企業において画一的人材が求められるということだ。

  • 新卒
  • 男(逆に女であることを求める一般職という妙な職種もあるが)
  • 独身
  • 年齢が一定の範囲内(一浪まで、とか)

新卒でないとダメ新卒でも二浪ダメ新卒浪人してなくても結婚するような奴はダメ

あたかも能力は二の次であるかのように。

そんなある日。とある外資系企業採用担当者と会う機会があった。留学した経験もない上にTOEICも受けたことがない私は外資系なんて眼中になかったが、会社説明くらいは聞いてみようと思ったのだ。

採用担当者日本語のできるアメリカ人だった。いろいろと仕事の話を聞いた後、

担当者「他に質問はありマスカ」

私「近々結婚しようと思っているんですが」(会社的にどうなんでしょう)

担当「おおっ! すごいな。おめでとう」

私「(この会社は嫌な顔をしないぞ……)結婚している上で何か留意することはありますか」

担当「奥さん働いてるの?」

私「いえ、できれば働かない方向で」

担当「オー専業主婦だね。きみはもしかすると亭主関白タイプではないか。そういうのもいいねHAHAHA」

担当就職前に結婚する学生さんはあまりいないけれど、関係あるのは税金関係だけじゃないか? 結婚する日にちは確定しているの?」

私「はい、一応」

担当者「一つ質問なんだが」

私「はい」(やや緊張する)

担当者結婚式に行ってもいいかなHAHAHA」

冗談とわかってはいたが、妙にうれしかった。外資系の「実力主義」を嫌悪していた私だが、初めてそういうのもいいかなと思った。

新卒偏重に話を戻そう。企業は本人の実力や潜在能力ポテンシャル)に加え、いろいろなところを見て採用を決める。性別・年齢・国籍、私の場合配偶者の有無。そして新卒かどうか。

企業営利目的に活動する以上、経営判断として新卒学生を優先的に雇用する企業はあってもよいのかもしれない。ただ、これは「規格外」の人を排除する、わかりやすい言葉でいえば就職差別であることに気づいてほしい。

一番大切なこと企業が未経験者の採用過程において本人の実力以外の余計な属性で門前払いをしないこと。新卒だろうが既卒だろうが未経験者のエントリーはまとめて受け付けて、書類審査筆記試験など一緒に行えばよい。志願者が増えて大変? それは企業の人気が高まったと受け取れば良い。面接官の人数が足りなければ書類審査を厳しくすればよい。なによりも、この現状で「既卒の未経験者も歓迎」というのはかなりポジティブ宣伝になると思うのだがどうか。

企業の方に属性にかかわらず「できる」人材採用することが長期的な利益になると認識していただきたい。そして、新卒優遇という悪しき習慣が一日も早くなくなるように、地球の反対側から願っている。

2010-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20100811210036

大卒資格足切り程度にしか使えないのが現実なんだから

入社試験をきちんとできれば、大学なんて減っても構わん。というのは、アリな考え方だと思う。

名大学卒だがヌルイってのは困る。だからといって、現段階で高卒・専門卒がヌルくないか?といわれれば、もっとヌルいんだが・・・。

もっと実力主義・実務主義になっていけばいいとおもうよ。

大学はいったら遊ぶなんて、バブルの風習がさっさとはじけて消えればいい。

2010-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20100805163113

沢城なんかは実力主義を強調してるな

中学生デビューしたときにはアイドル行きかと思っていたが

意外にも良い演劇人に育ってきた

2010-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20100719113222

厳しいことを言うようだけど、実力主義ってのは、まちがっていないんじゃないかい?

現実問題、リアルサイトで稼いでいる人は知っているし。

お茶を引いてるくらいなら、就職して、転職にすればいいよ 無職のままだと履歴書書きにくいだろう?

2010-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20100621063446

優秀とかの評価が・・・諸外国に負けはじめた・・・現在の ゆとり日本を生み出した世代

に言われても 書類で落とせるなんて ゆとり ですね。 としか思わない。

 

だから、実力主義の諸外国に負けるんだよ。と。

どの観点も結局、官僚主義じゃないか。

バイトパート・事務ならわかるが・・・

芸術クリエイティブ分野なんて、究極、書類かけなくても絵が描ければいい、音楽が作れればいい、プログラムが作れればいいって世界だろ本来は

2010-04-29

http://anond.hatelabo.jp/20100429225044

そこはもっとシンプルに「実力主義」の一言で良いんじゃないか。

学生のうちは大学名とかのレッテルで内容を推し量ってくれるけど、その後年が経つほど自分の実力そのものが評価されるようになる。だから、東大を出ていようと、その後の10年近くを何も成し遂げられなかったような人は、実力不十分で落とされる、と。

職歴も大事な要素だけど、何でもいいから仕事で役立つ能力を寄せ集めて、トータルで実力が基準ラインを超えないことには切られるという世界なんだと思う。

2010-03-17

学歴

当たり前だけど、学歴実力主義のうちだよね。実力を推測するための要素として学歴が使われている訳だから。

ついでに、人脈だって実力のうちだよね。結果を出せるかどうかを判断されているんだから、人脈は有用だし。

2010-03-16

ttp://twitter.com/t_c_bomber/status/10508200351

外資の人事と懇談「ぶっちゃけ大学名は見ないですよ」では、完全実力主義かと思ったら「高校で見てます。それで家庭環境と本人の持つ富裕層人脈が推察できますから。地方公立東大より、御三家慶応ですね。」とのこと

2010-02-25

アメリカで働いたり住んだりするとこうなるのか?

http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20100224/1266992162

で、実際に海外で働くとどうなるか

コレを読んでいくつか思ったことを述べてみる。

簡単にまとめれば、だいたいはあってる。少しは情報が古い。

あと、アメリカの一部の都市の話を拡大している気がする。

グリーンカードは要らない。ビザで十分。でもビザはちょっと降りづらい。

20代のうちにアメリカできちんと働くには理系大卒が必須。中退だとビザすらもらえない。

 アメリカ失業者対策として労働者人口を著しく制限している。

 その結果、いわゆる「サラリーマンのような仕事(寿司職人とか俳優とか特殊なものでない仕事)」に就こうと思ったらビザグリーンカードが必須。

観光であればアメリカへはビザ不要でいける。観光ビザとか要らない。

それが日米関係

じゃあ就労ビザは?っていうとなかなか降りない。9.11以降はとくにとれない。

「きちんと働く」の意味が難しいけど、普通ビザを取って働きながらグリーンカードを取る。

あ、ちなみにグリーンカードって永住権ね。昔は緑のカードをもらえたらしい。いまは緑じゃないけど慣習でそう呼ばれてる。

グリーンカードって出るまでに2年とかかかるので、在米で働きながら取るしか無い。

研究職なら日本在住で取れるのかなぁ…?ちょっと知らない。

ただし就労ビザは最長でも6年(いちおう例外もあったはずだけど)。そういう意味で落ち着いて仕事するならグリーンカード、というのは正しい。就労ビザで2年、そこからグリーンカードの申請や抽選を経て、3年目~5年目の間にグリーンカード取得、ってイメージかなぁ?

ビザ周りは法律とか絡んでややこしいし、真面目に書けばそれだけで1エントリー書けちゃうし、昨今の海外情勢に応じて変わっちゃうので(日米関係悪化したらビザおりなくなっちゃうかも!)、このへんで。

ただ、中退だとビザが貰えないかと言うとそんなことはない。

中退無職とかだと貰えないかもだけどね…。

単純労働者の受け入れ制限は昨今厳しいらしいね本当に。

これはどっちかというと発展途上国から流れてくる人をふさいでるのだと思うけど。

クビがよくある反面、採用もすぐある。

ボスの気分を損ねたらその瞬間にクビ

 日本では即日解雇違法行為だが、アメリカでは合法。よほどのことがない限り、解雇に正当な理由は必要ない。

アメリカの主要都市では失業者が町に溢れ、車を信号待ちしているだけで「花を買ってくれ」とか「金をくれ」とかいう物乞いや、「仕事が欲しい」というカードを掲げた浮浪者はもはや珍しいものではなくなっている。

解雇に関しては、人種や性別や宗教に基づく差別で無い限りほぼ合法。

「あいつが気に入らないから」は合法だけど「あいつがゲイだから」はダメってよくわかんねー。

そのため、ある程度は気に入られるようにしないといけない。

ボスのまわりがイエスマンだらけ、というのは、とくに古いアメリカ企業ではよくある話。

主要都市では失業者があふれ…という話だけど、どこの街のいつの時代だろう。

昔に比べれば圧倒的に少なくなった。ああ、でも日本じゃそういうの一人も見ないね…。

失業者が多い地区ってのは決まっているので、日本でいえばあいりん地区とか、山谷とかなのかな?そっちに近づかなければOK。

あと、日本に比べて住んでる人がきっちり分かれてるので、道路の反対側は移民地区で超治安悪いとかあるから注意かな。

西海岸だとそんなに極端じゃないけどねー。

わりと治安もいいし。

新大久保だけ治安悪いとか、神戸中華街エリアとかみたいな・・・神戸は美しい街だけど、ぽっと中華街があるよねみたいな。

あと、本当単純労働者は速攻クビ切られるよ。

めちゃくちゃ安い賃金で働かされるし。トヨタ期間工派遣労働者?とかがテレビでおこってたけど、月に30万近くもらえて何言ってるの…。

ロッキードボーイング工場で働かされてる人たちなんかは、時給500-600円(6-7ドル)とかだぜ。

高度技能職もそれはあるし、大きな企業だと変なコンサルタント会社契約しちゃって、「労働者が多すぎますクビ切れば儲かりますよヒャッハー」みたいなアドバイスを受けて従業員半分レイオフ、とかあるけどね。

その変わり、雇うのは簡単に雇う。

それに最初に提示された給料はちゃんと貰える。

日本だと提示された給料が貰えないとか、転職して1年目は給与が少ないとかもあるんだっけ?

反面、業績上げないと昇給しない。あげても昇給しないことも多い(笑)

給料上げるための業績基準が明示されてることも多い。ので結構ずるいコトをして業績出す人が多い。

今は多分無いんだけど、ソースコードを書いた行数が生産性=業績、みたいな理屈で、ひたすら長いコードを書いたりとかね。

何年前の話かって?2000年の話のアメリカの某企業。。。

大雑把に言えば

適当

「やる気ねぇー」

「他人に甘いし、それ以上に自分に甘い」

ってところか。

賄賂と考えるからいけない。チップとか口利き料だと思えばいい。

賄賂のやりとりは当たり前。仕事が欲しければメリットをよこしな

 一部の大企業では取引をするに当たって担当者賄賂を送ることが通例化していることがある。

 日本ではいまどきその手のリベートを要求されることは滅多に無い。

アメリカに限らず、日本以外はどこでもそうだと思うんだけれど、従業員への感謝の気持ちをチップとしておまけをあげる文化がある。

あ、でも台湾チップ無かったかな・・・?

なのでお世話になるのなら、現金を渡すのは比較普通感覚だったりする。

日本だと「賄賂はだめ!」ってなるけど、仕事の付き合いなので普通にお金を渡す。

親しい仲だとお花とかもうちょっと贈り物贈るけどね。

日本お歳暮お中元とか、いい文化なのに贈り物っていうより義務化してるよね。

もうちょっと楽しめばいいと思うよ。

たとえばダンキンドーナツは「警察官制服パトカーで来店すれば、ドーナツコーヒー無料にします」って言ってるので、警察官がよく立ち寄る。

これも賄賂といえば賄賂なんだろうけど、これのおかげでいろんな地域に、防犯対策の追加コストなく、多少危険地域でも出店できたりする。(治安悪いところは本当に悪いからねー)

基本従業員は、同じ仕事なら同じ給料。若い内ならそれでいいよ

当たり前なんだけど、40歳のベテラン社員と、20の若造がいて、同じ仕事をしてたら同じ給料がもらえる。

日本だと40歳の方に少し色を付けたりするけど、それは「年齢による差別」とかになるのかなアメリカ

ウォルマートの店員さんの給料は本当にひどいみたい。

なんかウォルマート出店されて、地元肉屋さんが潰れちゃって、ウォルマート内の肉屋さんで再雇用・・とかあるけど、いままでは土日休みで10時17時で働いてたのが、休みは平日に1日のみで8時から19時まで働いて、でも給料は半分以下、とかね。

ってかこの肉屋、もとが怠けすぎだろ…と思うけど、あいつら怠けられればとことん怠けるしね。

安くても暮らせるよ

そんな給料落として暮らせるの!?って思うけど、暮らせるんだコレが。

日本に来た外国人が「日本物価高いよ!」ってよく言う。そんなことないよーと思ってたけど、最近意味がわかってきた。

日本は、下が無い。

吉野家牛丼、おいしいよね。290円だっけ?320円?そのへんじゃん。

5ドル宅配ピザを頼むと、ピザデブになれる。そのぐらいの量がくる。

あとパンも安いよね。1ドルで6個いりみたいなパンが売ってる。

あと、コシヒカリ買ったことあるけど5kgでいくらだったかな…

とにかく、自炊すると安い。あ、でも外食は高いかな。

安い外食はまずい。でもまぁ一応腹には入るし量が多い。

安いし、まずい。安くてボロいアパート。そう言うのが日本には無いから生活できないんだよね。給料少ないと。

ってかとにかく広い。

日本でも大阪東京じゃ商習慣違うんでしょ?言葉だけじゃなくてさ。

西海岸東海岸は、沖縄北方領土くらい離れてるんだし(もっとかな?)、南北方向だってひどい。

ニューヨークドカ雪が降ったって、マイアミじゃ海水浴してるっていうの。って言うか繁盛しすぎて人でごった返してるっていうの(行ったことないけど)。

死刑の有無が州によって違うのは有名だけど、東海岸じゃ黒人が多いし、西海岸じゃ黒人あんまり見ないでラテン系中国人が多い。シリコンバレーは、東京中国人を見る確率くらい黒人見ないかなぁ?

あとうるさい

日本人はしゃべらないんだなぁと思う。

自己主張足りないよ。

日本の駅とか来ると、「え、お通夜!?」って思うくらいしゃべってる人少ない。

でもご飯屋さんで静かなのはいいと思う。

あんまり幻想もつな

アメリカ理想の国でもなんでもないよ。

実力主義だし、適当だし、だだっ広いのはいいと思うけど、安いメシはまずいし。

自然が多いのは最高にいいけど、都市部に多いわけじゃないし(でも車でちょっとでれば自然満喫。都内からだとどれだけ行けば自然にあえるの?とか思う。昭和記念公園は素敵だよね)。

歴史を見るとほんとインディアン黒人悲惨だし、それがつい40年前のことだぜ?

ゲイの開放は30年前くらいだっけ。だからまだまだ実際そんなにいいもんじゃない。

ただ適当なのはよい面もあるし、西海岸はそれでも真面目な奴ら多いし、東海岸はどうなんだろうなー。わかんねぇなー。

日本より「いい」か「悪いか」はともかく、生きるだけなら楽だと思うよ。

日本は生きるのが大変だから、つらいから、つかれて自殺するんだと思う。適当仕事をして生きていっても変な目であんまり見られない、というかそういう人達の集団がちゃんとある。

楽ではあるけど、差別とか格差とかほんと思い知らされる。

日本はホントクオリティ高い。クオリティ高須クリニック

海外から見れば極楽浄土、楽園に見えるだろうなー。

とりあえず元記事のひとは、アメリカのどこに、いつ行ったのか書いてください。

それが言いたかった。

2010-02-10

メンヘラになったボンクラをばっさり切り捨てる一方で

(まだ)若くて使える社員退職するのを引き止めて休職扱いで世界一周旅行に送り出したわが会社

実力主義ってすてきー。

そのくせ帰属意識強要してくる。だったら派遣ヤメロっての。

2010-02-05

http://anond.hatelabo.jp/20100205164225

心が弱いようなので、実力主義でない地方公務員などになるといいのではないでしょうか。

2010-01-16

新聞テレビが絶対に書かない「ホリエモン」こと「堀江貴文」の真実~ロングインタビュー前編~

ttp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090302_horiemon01/

幻想を抱かせて、要は安くこき使ってたわけじゃないですか、若い層を。だから会社作ったときにそれはすごく大きいところがあったんですよね。俺は損したくない、と。会社入ったばっかりの時にね、20万くらいの給料でこき使われるわけじゃないですか、それがずっと上がっていかないわけですよ。50代・60代になったら年収2000万になるって言われてもね、そんなジジイになって2000万貰ったってしょうがない。単純にそう思います。たぶん40年も働いて、今になって2000万貰ってるおっちゃんが、こういう話を聞くとすごいカチンと来るのだろうとは思います。まじめに働いて年収2000万になっている人からすればこの主張は「あぁっ?」みたいな話になるわけじゃないですか。それは確かにそう思うけど、実際僕の言っていることも真実じゃないですか。それをわかってないと若い人間は損するわけですよ。で、更に言うと、自分たちが60代になる頃はそんなシステムが崩壊してるのは火を見るより明らかなわけですよ。だって人口が減っていくんだから。どう考えたって支えられないでしょ。どこからお金が降って来るんですかって話じゃないですか。それがわかってたから、会社を作ったんですよね。自分会社を作って、実力主義会社を作った。給料も同じ。だから、「早いうちにお金を稼いでリタイアしなさい」「それで好循環を作りなさい」ってことを僕は言いたかったんですよ。要は、会社を作って、30代・40代くらいでリタイアして、充分それまでの間に稼いでね、と。生涯賃金くらいは少なくとも稼いで、それを年を取ってから投資しなさい、と、若い人に伝えたつもりだったんです。

2009-12-29

研究者には社会性がないといわれることへの考察

 研究者には社会性のない人が多いという話はよく聞きます。自分大学にいた4年間をみてみると、研究の深いとこまでは何してるかわかんないのですが、しっかりしている人もいたし、そうでない人もいました。それは、約束時間を守る、人と親しくする、挨拶をする、気を配る、自分が間違っていた時には謝るなんてことなど一般的なことです。中には、そういったことのできない(だけなら、まだいいですが・・・)社会性というか社会人として人としてどうなの???とう人も見たり聞いたりしました。例えば、学生を道具のように扱っている、お茶を入れてもありがとうの一言もない、研究しかしない、人と接しない、他人を侮辱する人間性を否定するようなことをを簡単に言ったり、etc.

 それって何でだったんだろう?と今日は考えてみました。

社会性のない研究者タイプ

 恐らくいろんなタイプの人がいる、社会性に関しても、ある人、ない人、出来るけどやってない人、そういった人が、どうやって出来てくるのか?ということを考えてみました。

研究者社会性が無くとも何とかなってしまう

 研究して業績があって、会議や最低限の講義をこなせばどうにかなってしまう(実力主義なこの部分は、個人的に好感がもてます)。周囲にも、社交的でなくて大丈夫な人が多いので許されちゃったり、本人も学ぶ気がない。

出来るけどやんない

 「僕って、理系なんで社会性なくって、イヤ~、人と違うからまいっちゃうなww」みたいなナルシズムがあるタイプ。(これは私がオタリーマンを読んだ時に、この種のナルシズムをプンプン感じて、作者の鼻の穴が開いてる映像が浮かびました。あ これ完全にオタリーマン感想です。)

ニワトリが先かたまごが先か?: 社会性がなかったから研究者になった?

 これが一番に思いついたこと。昔から勉強ができるタイプの友人には、3種類の人がいた。

1.知的探求心、処理能力が高く、勉強が好き(正に研究者向きの性格という感じですかね)

2.ちっちゃい頃はそんなに勉強しなくてスポーツや遊びに夢中で、塾や高校に行きだしてからポテンシャルの高さを発揮する。

3.人付き合いやスポーツは苦手。勉強でなら勝負できる、勉強面でしかやることを見出せない。また、勉強しなければいけないという思い込みが強い。

 1.と2.は持ち前の処理能力の高さが目立つ人たち。

 3.のタイプの人って結構な割合を占めていると思うんですよ。たまに、3.のタイプは、成績いいけどそんな頭良くないよねなんていわれることがあるが、私はそうは思いません。そのタイプでも、本当に頭がいい人はいます。

 ただし、3.のタイプの人の社会性を問われると、根底にある(んではないかと私は思う)劣等感嫌悪感や、思春期青年期の複雑でやや乱暴な世代の中で人付き合いを学ぶ機会を拒否してしまったりで、コミュニケーション技術を育てず、結果的に社会性がなくなってしまうのではないかと思うんです。

(3.になれないタイプ、どこかで勝負できる場所を見つけたいけど、勉強やっても無理だったって場合には、別の場所を見つけることにはなるんだろうけど・・・うーんって感じ。)

 3.の場合、他のレパートリーがないから、勉強に特化して掘り下げることが出来たんだろうし、そのレパートリーの無さが、研究能力を高め、その人を生かしているとも言えなくはないと思う。成長過程で何かしらの傷をおって、人から離れ、それでもそれが本人を生かしているとしたら、その混沌さがまた、人間らしくも思えて、昔理解できなかった大学研究職の方々とも少しは歩み寄れそうな気がしました。

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