はてなキーワード: 実力主義とは
手厚い社会保障をした上で年功序列と派閥の政治をセットにしたことが問題だった。
競争社会であれば派閥の政治が起きても実力主義で派閥が作られる。その上で社会保障があるなら弱者も安心だろう。
社会保障が弱ければ、弱者は死に絶えるから年功序列でも問題なかった。
派閥がなくて社会保障が強くても、問題ごとに組織を作り直すから事実上年功序列が20年30年続かない、数年ごとにリセットされる社会だから大丈夫だった。
ただこの3つがセットに成ったことで、いわゆる封建社会みたいな市場ができてしまって成長しなくなった事は事実として認識しないといけない。
勤続40年で年功序列で派閥の政治をして社会保障が強いと、社会が硬直化してしまった。40年間会社組織の組み換えなしは長すぎた。
もちろんそれが、民間ではなく官僚組織であるとかなら話は別だし、簡略化して話しているから、必ずしも年功序列が悪いとかそういう話もしていないことには注意
博士後期課程1年目。
修士の段階で、研究してる分野で1.5流くらいの雑誌に論文を出した。研究室の学生史上、最高のインパクトファクターを記録した。今は2本目、3本目の論文も投稿に向けて準備中だ。
一応、国内でトップと言われる大学にいるけれど、博士号の取得に必要な要件は、「国際誌に投稿論文を最低1本」だ。だから、僕はもう学位の要件を満たしている。一方で、周りをみると、D3,D4にもなって、論文がなくて卒業できない学生がたくさんいる。でも彼ら・彼女らは、「いつまでも研究室に居られても面倒見きれない」という理由で、結局は、国内の学会が出す「一応国際誌」にお情けで何とか1本ねじ込んでもらい、博士号を取得するのだろう。
そうして彼ら自身が、また世間が彼らのことを指して、「ポスドク問題」だのなんだのと騒ぐ。プロの世界はどこだって有期雇用の実力主義なんだから当然だ。ビジネスの世界だってそうだろう。問題の本質は、全員を研究者にしようとして、有期雇用のくせに中途半端な給料しか払えないことだ。ビジネスの世界のプロと違うのは、ここだ。本当に世界のトップを目指す、少数精鋭の研究者だけを残し、有期雇用でいいから、高給で雇うべきだ。研究者は互いに高給のポジションを奪い合い、研究所は優秀な研究者を高給で引き抜き合う構造をつくるのだ。
だから、お情けの博士には、これ以上情けをかける必要はない。彼らに世界のトップを目指す自覚なんてない。絶対に研究者になれないんだから、彼らはテクニシャンや事務方として安定的身分で雇ってやればいいのだ。それは決して「敗北」ではない。プロの研究者が世界のトップで戦うのを、裏でサポートする、立派な仕事だ。そういうキャリアを、もっと一般化させてほしい。頼むから、世界のトップを目指す研究者の邪魔をしないで欲しい。
博士号は「とらないと気持ち悪いけどとっても食えない」、だから足の裏の飯粒と一緒だ、とよく言う。僕にとっては、「とっても何も変わらないのに、とらないと許してもらえない」から社畜の有給と一緒だとでも言おうか。ああ、はやく独立した研究者として活躍したい。自分のアイデアで研究費をどんどんとって、周りの研究者とどんどんコラボして、「あいつらマジやべぇ」ってなって、世界を驚かせ、人類を前進させる発見をしたい。なんであと3年も授業料払って、学生をやらなければならないんだ。いや、2年でとってやる。
今年の新卒で思う事、今年は多く8人取った。そんでその中で一番使える子が女新人Aだ。
優秀なんで最近は皆で優遇していた感は有る。そしたら別の男子社員が飲みの席で「女は良いですよね!男女雇用機会均等法のおかげで採用してもらって上にも行ける!本当に優秀な人間が上に行くべきなのに!男と同等の能力が有るなら上に行っても文句は言いませんが!」とほざいて来た。
この男子社員も含め新人の半数以上が、愛想もたいして良く無く、学生気分でメモを取っているにも関わらずよく指示を忘れる。
しかし、女新人Aの子はその逆、愛想も良く、指示を忘れる事も無く、大学で習っていたらしく教える前からPCソフトも上手に使える。
自分は高校時代に3年連続で国体に出て、メダルこそ取れなかったけれども全てベスト8には残った経験あり。
就職活動で運動部に所属してたとは書いたけれど、目標としていた優勝はできなかったコンプレックスがあるので詳しい成績のことは聞かれても社内の人には言わないようにしてた。
で、今年配属が変わって男性社員が9割くらいの営業部に入れられた。
管理職のおっさんは自分がもと運動部ってことをやたらとアピールして「うちは体育会系だぞー」みたいなことを嬉々として言うタイプ。
んでしばらく仕事して気づいたのが、ここにいる人間は世間とはまた違った意味で社畜が多いということ。
管理職のおっさんが「おっし!今日はみんなで食事に行くぞ」と言い出せば、仕事がたまっててもみんなすぐ手を止めて席を立つようなところ。
スタッフの一人が「俺ソバアレルギーなんですよね」と前から言っていたのに、管理職おっさんがソバ食いたいといえば誰も指摘もしないし文句も言わない。帰り道で黙って肌をボリボリしてる。
プライベートでどこかに出かけるときは、誰とどこに出かけるかを出発前から管理職おっさんに必ず報告。もちろん恋人の有無も正直に言わないといけない。
管理職おっさんが「この前こんな宿に行ってさあ、よかったんだよ」と雑談すれば、我先にと争ってその宿に自分でも出かけていきそのことを報告するスタッフたち。
ほかにもいろいろあるけど、とにかく管理職おっさんが「カラスは白」と言ったら全員起立して「その通りです!」とか言いそうなところ。
聞いてみたらその管理職おっさん、体育部出身つっても全然強豪校でもなんでもないし、小中高と続けて最高は地区大会の予選が最高位なんだと。
いやね、いいよ。社畜でも。スタッフさんたちは不満があっても従った方が楽だと思うからそうしてんでしょ。
でも「おかしくないすか?」とか俺が尋ねたときに「キミは世間のことをよく知らないからね」みたいなふうに言わないでくれるかな。
ましてそういうのを体育会組織の見本みたいに言うのもやめてほしい。
俺がいた体育部は強豪校だけあって実力主義で後輩でも能力があればどんどん試合に出してもらえてたし、負けた先輩も試合に出る後輩のサポート役に徹してくれてた。
どうも中途半端にスポーツかじって中途半端な成功体験があるやつがやたら「体育会系の特権」を振り回してんじゃないかと思えてきた。
この会社を辞める日も近いかもしれない。
極端に言えば、裕福な家庭で一通りの努力と苦労をすれば大会社の跡取りとなれるのが見えてる子どもと、ものすごい幸運で奨学金に選ばれるか、奨学金とは名ばかりのリスキーな学資ローン無しでは大学には行けずその見返りも不透明って子どもでは、努力をするインセンティブに天地の差があるだろ。
で、そのインセンティブの差によって子どもの時に努力したかしないかの差が、次の段階において努力が実りやすい環境になるかどうかを大きく左右する。そういったものが次々と積み重なって現在がある。
努力した、苦労した、リスクとった、成果を出したと言ってる人の行動の根っこが生まれという大きな運に左右されるものだったなんてことはザラなんだよ。
努力した人、成果を出した人がそれを理由に報われるべきというのは、初期条件が揃っていてのことだ。だが、その機会の平等ってやつは一般に思われているよりずっとずっと昔の段階から揃えなきゃならないものなんだわ。
東大卒には優良顧客の多い一級地の営業担当をさせて、そいつが同期で一番の成果を残したからそいつを昇進させる、みたいなものを「うちは完全実力主義だ」とか経営者が言ってる恥ずかしい会社がたまにあるが、そんな浅い考え方をすることないよう学べよ、いろいろと。
農業に興味がない限り縁がない業界であり、農協とか国とズブズブの関係だ等と言われれば知らない人でも関心を持つに違いない。
ここの良い所はアスベスト公害問題が起これば被害者や遺族に誠心誠意を込めて謝罪して賠償にも応じている事だ。
但し、ここの悪い所もアスベスト問題で、このメーカーは機械メーカーではトップ3に入る国内最大手メーカーでありながら
同じミスを繰り返す事でも知られる。
東大や京大だけでなく、Fラン大でも個性を重視して採用するという事で就活生からも絶大な信頼がある。
しかし、内実は例え東京大学を出たとしても身内にコネクションが無ければ一次選考の初っ端で落とされる事だろう。
就活においては様々な意見が盛んに交わされる会社の一つでもあり、入社試験も割と簡単で面接も卒研のプレゼン等で営業力を量ったりと
就活するにあたって何気にやりがいを持たせる会社としても評判が良い。
なるほど正社員(新卒)については甘すぎな程ぬるま湯な環境である事も知られるが、一方それはコネ採用がある場合に限られる事は留意しておきたい。
会社内にはコネクションの有無でカースト制度が形成されており、コネクションを持たない者は正に実力主義の環境(事業所によって異なる)なわけだ。
コネクションさえあれば、営業成績が芳しくなくても一定以上の昇進があり、上層部にいる人達は当然このカースト制度に沿って昇進昇格してきた者たちであろう。
例えば、そのように苦労せずに上役になった人たちが、アスベスト問題に際して謝罪し、そして賠償請求に応じるのである。
俗にクボタ・ショックと呼ばれる公害問題では、未だにアスベスト 被害 からいのちと 健康を守る 尼崎の会による訴訟問題が行われている事からもクボタのこれまでの行いは実に不親切であり、基本的に賠償さえ済ませれば同じ過ちを繰り返しても痛くも痒くもないというスタンスを取り続けているため反発も大きい。
要は上辺だけはしっかりしていてその実は安全管理を平気で無視する企業なので、就活生たちが夢見ているような優良企業とは残念ながら言い難いのが現状である。
確かに社員待遇は良いが、CSは到底優良とは言い難いのである。
クボタに似た企業を例えるなら、東日本震災の時に被災者よりも社員の安全を第一としたコネクションが強力な事で知られる東京電力がそうであろう。
実際この両社はよく似ている。
正社員待遇はかなり良いが、部署によっては劣悪な労働環境にある。
クボタの場合は工場勤務、東京電力もそうではなかっただろうか。
東電の場合、当時福島第一原発で指揮を取っていたが後に放射能汚染による死亡疑惑が確認された吉田元所長がそうである。
クボタの場合も同様で尼崎の工場勤務の社員二名が会社が使用していたアスベストによる石綿肺で死亡している。
また、去年暮れに発覚したO-157事件の元凶で元雪印冷凍食品部門から分社化しマルハニチロの子会社となったアクリフーズの農薬混入事件も他人事とは思われない。
こうしたカースト制度は未だに改善されないままである事を就活生の何割が知っているのだろうか。
仮に知っていても得意満面にそれを喋れたとしても遺族の怒りは収まらないのは明らかである。
こうした問題があってもまだ同じ事を繰り返し、問題が起これば一部の人に対する賠償請求に応じて後は放置する会社のどこが優良企業なのだろうか。
世間で言う優良企業は、世間的イメージを大いに大事にするが、クボタのように機械国内シェアTOP3の優良メーカーですらも一連の問題の収拾やカースト制度で、
本当に世間で言われるような優良企業だと言えるのか、疑問である。
少なくともホームページの「美しい地球環境を守りながら、人々の豊かな暮らしをこれからも支えていくことを約束します。」のような企業理念は上辺だけであろう。
この前同期と話をしていた時に、とある後輩の話題になった。
村田(仮名)はコミュニケーションは凄い良く出来るんだけど、そこにあぐらをかいていて、ちょっと技術が追い付いていない、っていうのがうちの評価。
それだけならまだ後輩と上司のメッセンジャーとしての地位を確立できそうかな、って思ってたんだけど、どうも観察しているとそうじゃなかった。
村田(仮名)はそのコミュニケーション能力を使って、「自分が楽する、自分が甘える」ことにしか視点が向いていないように見えたわけ。
例えば上手いことチームリーダーや上司に上手いこと伝えて自分だけ納期をずらしたり、自分のことで手一杯アピールして自分のチームの他のPGのフォローしなかったり。
最初はコミュニケーションが上手いから、「なんとかなるんじゃないか?」って感じでみんな見てるんだけど、しばらく時間が経つと「あれ、ダメじゃね?」って評価に変わっていく。
でも、最初騙せるだけのコミュニケーション能力があるんだから、もう少し利他的な発言をすれば、村田(仮名)の評価はまた大幅に上がるはずなんだよ。
だから上司連中は村田(仮名)に対して色々アクションを仕掛けてるんだよね。
――って話を同期としてたんだけど、同期が一言「それって大きなお世話だよな」って言ってさ。
え? って思ったんだよ。
自分としては、村田(仮名)はコミュニケーションの視点さえ変えれば、技術的にも成長できる余地があると見ているし、ここで成長しなかったら今後も評価は下がる一方だと判断してる。
だから成長して欲しいと願っているし、成長しなければ村田(仮名)と一緒に仕事なんてしたくない。
でも、村田(仮名)評価が下がったとして、村田(仮名)はどうなるの? って言うと、どうにもならないじゃん。
村田(仮名)と一緒に仕事する奴がイライラするだけで、村田(仮名)の給料は下がるわけでもないし、村田(仮名)をクビにすることはできないから。
他の社員の給料が上がって相対的に村田(仮名)の給料を下げることはできるかもしれないけれど、村田(仮名)以外全員の評価をプラス査定なんてできないし。
だから、どんな教育をしたって村田(仮名)にとっては大きなお世話なのは間違い無く、ウザがられるのも理解できる。
でも、会社としては、このまま村田(仮名)を放置すると、村田(仮名)の下の年代に不満を持つ人が増えていくんだよ。
そういうのが増えて「実力主義でいこう」って方針転換したらどうすんだよ。
村田(仮名)のクビを切って、「大きなお世話だと思ったから特に指摘してこなかったけどお前もう使い物になんないからクビな」って言えるのかって話だろ。
言えないじゃん。
だから、弊社は年功序列があるよ、とか仕事を頑張ったらボーナスを多めにあげるけど、特に頑張らなくても定期昇給はしてあげるよ、って言う曖昧な空気のうちに村田(仮名)に教育しておいた方が良いと思うんだよね。
この話の根本的な病理は、男が女が以前に「実力主義系」の上司を嫌って「派閥主義系」の上司を素晴らしいと理想化しちゃってることなんだよなぁ。
この手の「責任は俺が取る」って、要は自分の派閥に加わってくれる奴を贔屓してくれるだけの話なんで、その責任は派閥に加わらない者へ流すって意味なんだよ。
もうゴリゴリの虐めの温床。
それを理想としちゃうあたりが、色々とアレな日本式駄目会社の根底にあるというかなんというか。
まぁ、こういう「ホモソーシャル」でいじめやら何やらするから男は自殺が多いような気がしているので、そういう意味では男女問題と言うか、日本の男がなぜ不幸になるのか問題ではある気がするけど。
全くの思いつきだけど軽くメモ。
最近流行のマイルドヤンキー、久しぶりにいくつかの記事やコメントを眺めたら全くわけが分からなくなっていた。
どうやら僕が目を通していた斎藤環氏のヤンキー論と、原田曜平氏が提唱する「マイルドヤンキー」では内容が別、というか逆になってるようなのだ。
シッカリ読んだわけじゃないけど、確か斎藤氏のヤンキー論は「日本にはヤンキー的なものが潜在していたのではないか?」という作業仮説のもと、ヤンキー文化をリサーチするとともに丸山真男の「つぎつぎとなりゆくいきほひ」に代表される日本人論にアクセスしていく……というものだったはず。
ここにはざっくばらんに言えば「日本人って昔からヤンキーだよね」「俺もお前も根っこはヤンキーだよね」というそれ自体ヤンキー的な(?)直感があったはずだ。
他方、原田氏が唱える「マイルドヤンキー」では、地方在住で、酒・タバコ・車で消費を回し、地元や仲間を大事にする人々……といったように対象が抽象的にせよ指し示されているようなのだ。
これはどういうことなんだろう?
僕にとって、この斎藤氏のヤンキー論から原田氏の「マイルドヤンキー」への移行はそれ自体興味深いように思える。
例えば(書いてていやになるくらいありがちだったけど)次のようなストーリーを考えてみるならばどうだろう?
近年、「ヤンキー的なもの」は僕たちの周りのあちこちに露出し始めている。橋下徹氏でもいいしワタミでもいい。
僕たちはこの動向を自覚的にせよ無自覚的にせよ不気味に思っている。
そこで一部の人間をピックアップして「マイルドヤンキー」とレッテルを貼ることによって、世界のあちこちに、あるいは自分の中にも潜んでいるヤンキー的なものをお祓いしているんじゃないだろうか?
……とはいえ、今の俺にとって大事なのは、増田でくねくねすることなんかじゃなくて自分の研究だ。
http://think-taro.hatenablog.com/entry/2014/02/09/164612
この記事を読んだおっさんが考えを書いてみるよ。
もうね、最初の企業選びの前提が間違っているのだわ。まず、ベンチャーの定義を改めて考えてみると、
1. 急成長していること
2. 機動力があること(意思決定が早い)
3. 実力主義
そして、最後にIT企業(若しくはITを活用している)だということ。
上の3つは割愛するけど、最後のIT企業というところが面白いところで、もちらんIT関係じゃないベンチャーもあるかもしれないけど一般的にはIT(SIerは除く)が多い。
ちょっと考えてみればわかることで、今の時代に自動車会社や鉄道で起業するなんて現実的に無理だし、結局コストをかけないで起業するにはこの分野しかほとんどないし、あったとしてその業界経験者じゃないと無理だな。
その証拠に、元の記事で紹介されているベンチャー向けの就活サイト(http://www.goodfind.jp/)は多くがIT関係である。
だから、多くのベンチャーを志す就活生は乱暴だけどIT分野に自分は合っているかどうかまず考えるべき。
じゃあ、ここでどういう人が向いているかという話になるんだけど、正直千三万別すぎて分類は不可能だし、こういう人が向いていると自分で最初から無理やり当てはまるのはよくない。これはUnix哲学でいう「早すぎる最適化は諸悪の根源である」というおじさんが大好きな言葉だ。何故なら、今この業界に向いている人が必ずしも10年後に向いているかは分からないからだ。
ただ唯一、その分からないことに対して不安を持つよりも面白いと思う感性はあった方がいいかもしれない。
で、話を戻すと大企業とベンチャー企業の比較なんだけど元の記事の分析だけど概ね正しい。
ただ、一つケチを付けるとしたら大企業からベンチャーは気持ちの面で転職しずらい。
人間新しいモノを買うよりも、捨てる方が大変って言うでしょ?
だいだい、20代後半になってきたら今付き合っている彼女との結婚とか、今住んでいる物件は家賃補助が出ているけど転職したら給料減る上に負担しないととか…
もうすぐで出世できそうだから、もう何年間は耐えてから考えようとか
そうやって、自分だけでは解決できない問題が多くなってくるわけで、ベンチャーへの転職は新卒での就職よりも何倍も勇気がいるってこと。
これが、ベンチャーから大企業だったならあんまり問題ないのよ。
逆にベンチャーの悪いところは、正直どこの企業が伸びるのかというのがわからない。もちらん、ある程度観察していればもっと伸びそうだとかはわかるけど、そこに自分がタイミングよく入社できるとは限らない。伸びていることは重要で、エンジニアとかはプロジェクトが失敗しても技術力は上がるからなんとかなるけど、そうじゃない人達は大変なんじゃない。転職のアピールに使いづらいから。
あと、残業。これは、もうある程度するもんだと覚悟しといた方がいい。一秒でもサービス残業したくない人はやっぱり向いてないから、大企業か優良中小企業を目指しましょう。
それで、最後に企業の選び方なんだけどまずどうしても行きたい業界がない人向けでおっさんの経験を少し話すと、
高校生の時からある業界にずっと行きたくて、それで大学生の時もずっとその業界について学んだりして、あしかけ7年近くずっと目指してたんだ。
でも、就活の時に不況が直撃して就活難。本当に前年と比べてどの企業も求人が1/3ぐらいに減少して、それはもうみんなが必死だったんだ。そして、結局実力が無かったのかもしれないがおっさんはその業界に挑戦し続けてみごと失敗した。そりゃあ、7年間目指してすぐ諦めるなんかは出来なかったし、他に志望している業界もなかった。まさに「早すぎる最適化は諸悪の根源である」を実践してしまったわけです。
だから経験から、好きなだけではどうしようもない問題があるから、自分が好きとか合っているとか現時点でそこまで考える必要はないんじゃないかなあと思うのですよ。でも、ちゃんとあるなら頑張った方がいい、ダメになるにしても後悔が残らないから。
それから色々あってプログラマーになったわけ。今はすごく楽しいし、あの時落としてくれた人事さんありがとうと胸を張って言える。
何故この職業を選んだかと言うと、
http://practical-scheme.net/trans/hs-j.html
この記事を読んだからだ。ここには、はっきりとして答えは書いてないが方向性ぐらいは少しは参考になると思う。
就活生のみなさん頑張って下さい。
手塚治虫の虫プロダクションが無理してアニメなんて作るから、と言ってしまえばそこまでだが、
手塚治虫がそれでそこそこ品質の良い作品を仕上げてしまったために、アニメーターには夢を抱かせ、そしてアニメ会社には拝金主義思想を植え付けてしまった。
そもそも現在はデジタル化やIT化が叫ばれる中で未だに作画枚数を何百、何千、と一人当たりに描かせていてそれに見合った報酬が支払われているかというと全くそうではない。
声優業界も同じで一時期は声優ブームの裏側で声優として賃金上げを求めた抗議活動も盛んではあったが、今は完全な年功序列が組み込まれており実力主義的な世界でありながら、
それに見合う給料が一切支払われていない。
アニメーターは一枚当たりの原価(単価)、声優は一つの作品とか番組コーナー一枠辺りの報酬が果たして見合ったものかというと現状はノーだ。
一部週刊誌によると、その労働条件や環境はブラック企業のそれに等しいものだという批判がある。
一方で夢を売る商売であるために、差し引きゼロのような思考回路を持ち合わせているため、給与が見合わなくてもテレビに出演したりアニメ番組にレギュラーで出る等という、ほんの一握りの人間しか立てない夢の舞台というプライスレスな劣悪な労働条件の何よりも大事な事があって、それで辛うじてストライキが起こり難いのかなと感じる。
アメリカでは、ウォルトディズニー社やピクサー等のアニメ会社や海外アニメの声優というのは、ギャランティーが高品質の仕事と比較しても日本の数十倍もある。
アメリカは夢の舞台に立つだけでなく、その人材を評価しているのでビジネスとして成立してる側面がある。
日本のアニメ産業というのは、衰退しつつあり、また年々人件費を削減傾向にあって、そのくせBDなどのメディア媒体がアメリカの4,5倍程度の価格設定であり、明らかな中間搾取構造が見て取れる。それだけに日本アニメ会社の拝金主義というのは深刻であり、アニメーターや声優などを軽視している風潮があるのも頷ける。
その根本たる原因が、今以て日本国内外で素晴らしい評価を得ている手塚治虫にあるのだ。
この労働条件を顧みてもっとアニメーターの質を維持ないし向上させるためにも、また政府が行おうとしているクールジャパンによる海外へのアニメ文化の浸透させる等といった文化交流促進というのも、彼らあってこそであるから、これを改善すべきだ。
家庭の事情などもあり、大学入学と同時に自分で商売をしてきた。
自分は飽きる事もなく小さな商売をしてきて。
それなりに結果も残せてきたし、
少し飽き足らないという思いがなかったらウソになる。
そんな時ちょうど自分の商売が行き詰まって、
これからどうしようかなと。
そんなことがあって、今の仕事と別の仕事をしてみようと思ったのがきっかけ。
かつらかぶって、セットして、ジャケット羽織るとどんな人でもそれっぽくなるものです。
1.お給料が低い
2.年功序列
3.好きじゃない
仕事はできないなぁと。
基本的に実力主義で、先輩後輩はあれど、実力があれば認めてもらえる。
たいてい水商売の女の人にお世話になっていたので、
もともとそういう仕事には抵抗がなかったのもある。
それで、写真を送ったらそれだけで2店ほど体験入店させていただけることになったのです。
だけど、友達でもホストとして働いた事がある人は一人しかいない。
そこで、はじめて説明を聞いてびっくりしたのが、罰金の高さ。
恥ずかしながら、こんなに高額な罰金制度が水商売に厳然と存在することを私は知らなかったです。
遅刻とか当欠。
これは多分やらかさずに済むだろう。
同伴ができないと罰金という日があるのです。
何人かの子にそれとなく話を振ってみました。
そしたら、
ホストクラブ行きたいと思ってるんだけどなかなかいけないんだよねー
みたいなノリで、来てくれる友達の多さには正直驚いた、驚きました。
料金も決して安くはないのに、
え、そんなんでいいの!
どうしていままでこの子たちと遊ぶ時全部払って来たんだろうってつくづく思いました。
女の人がよくわからないのは、
数百円数千円のことで凄く悩むのに、
数万円数十万円数百万円となるとほとんど悩まないこと。
これは本当に不思議。
とはいえ、
商売がうまくいっていたときは遊んで来たので、
やっぱしリピートしてくれるかどうかは心もとないし、
それだけでは一番にはなれない。
だから本当はやっちゃいけないけれど、
街中でいけそうな人に声をかけたりしてました。
いけそうな人の見分け方ですが、
歩き方がふらふらしてる感じの人(まっすぐ歩いてない人)で、
靴やバックが痛んでる感じの人がいいです。
そういう人は深く物事を考えていないから。
そういう人は、悩みを解決できないし、だから深い闇というか空洞みたいなものを心に抱えてる。
もっというと、胸は大きい方が良くて、
下唇が太くて、涙袋が厚くて、
全体的にあぶらっぽい感じのする人ならまず間違いないです。
これはどうしてか分からないけど。
欲が強いからかな。
そういう人に、それとなく
道迷ってる? とか
だいたい行ってみたいっていわれます。
これ本当に不思議です。
どうしてなんだろう。
ホストしている時期が長くはなかったので、
とりあえずこうすれば店に呼べるというのは分かったのだけれど、
どうして女の子がこれでひっかかるのかは正直最後までよくわかりませんでした。
(とまでは言わなくても男と話したくて)、
その言い訳を作る事を男に求めているだけなんだって思うようにしてます。
■ やればできる。
ああ、同伴罰金なんて無理だよなぁ。
やってみてわかったのは、やればできる、ということです。
ちゃんと本気で仕事にあたっていれば、たいていのことはできます。
これは別にその人の元々の頭の良さとか素質とかなんてほとんど関係ないです。
これは大学受験とかでもそうだけどね。
私だって風采は決して良くない方だと思うし、友達からもよくそういわれます。
その人が本気でさえあれば、どんなことだって大体できる。
指で石を削るような努力をすれば、どんなこともできる。
自分が選んだことを、結果として正しくしてしまうような力の強さ、やる気、本気さが大事なんだ。
ホストをしてみて、そんなことがよくわかった。
■ どんな仕事でもそうだけど24時間365日命を賭けて120%の力で突破しないと事は為せない
バイトなんていうのは無理で、レギュラーで毎日来てほしい、ということです。
ああ、これって大事なことだなって後で気付きました。
みんな世の中の人はなんだかんだ本気で生きてるんです。
したくない仕事をしている人もいるし、それでも必死に生きようとしてる。
商品を買っていただくお客様に失礼なんだ。
当たり前の事だけど、そんなことを、生まれてはじめて、身を以て痛感しました。
■ 与えて与えて与えた先にだけ、売り上げがある。
人と人が接して、
人には自分を認めてほしい、自分はこんな人間なんだ、自分はこうなるべき人間なんだ、
みたいな「器」があると思うのですが、
甘えたり甘えさせたり、誰も気付いてない内面褒めたり、構ったりすることで、
極力その相手の「器」みたいなものを大きくして、
そこに愛をいっぱい注いで満足してもらったところで、
相手を俗世間の荒波に戻して、愛がするする摩耗するのを見届ける。
それで、次に相手が愛を補充して欲しいと思った時には、
その愛には値札がつけてやる。
その値札がだいたいべらぼうに高いわけです。
それでも人は、その愛を買う。
高い値札のついた私の愛を買う。
骨を折って手に入れるよりは、遥かに楽に手に入る「値札がついた愛」を買うわけです。
あるいはエステもそうかもしれないけれど、
仕事をしながらこんなことを学びました。
それで、私が出した結論は、天職はいましてる仕事だなと思った。
自分がホストをやることには、なんの使命も競合優位性もないけれど、
少なくとも自分が今している商売には、使命も競合優位性もある。
ならその仕事、今している仕事、一度はつまらなく思えた仕事をもう一度本気でやってみようと思えたのです。
もう一つ思ったのは、
つまらない仕事なんてものはなくて、つまらない仕事の仕方があるだけだということ。
どんな仕事でも、降り掛かって来る問題に、
自分の今までの能力以上の能力を発揮できるような「やる気」「本気」を持って当たれば、
これはとてもよくないことだなと思いました。
別の世界を覗いたことで、本気でそう思えるようになりました。
■ そして私はホストを辞めました。
だから、お金に困らない限り、私が水商売をすることはこの先ないと思います。
とにかく水商売の仕事に24時間365日120%の力を持って当たれるようにするでしょう。
今の本業にもとても役立つなと思いました。
たとえば、名乗りを上げる、有名になることの大切さ。
あっさりしつこく何度も口説き続けることの大切さ。
これを学んでからいままで全然契約がとれなかったのが取れるようになりました。
あと、出会い系サイトに誘導するTwitterアカウントの運営の仕方とかも、
個人向けの集客システムを考える上では本当に良く出来た先行事例です。
ナショナルチェーンではなく一社多業態で攻めるやり方にも通じる戦略がそこにはあります。
これからは多分小さいNo.1を積み上げていく形でしか勝てないと思う。
実際、いろいろ研究してみて、集客を改善したら、一気に結果が良くなりました。
さらに勉強して、月に百万人が知って、月に十万人が興味をもって、月に一万人が新しく使ってくれるような
そんなサービスをつくることを目指して、
このまま突っ走りたいなと思います。
たまたま商売が行き詰まったように感じて、
いろいろ寄り道してしまったけれど、
本当にいい勉強になりました。