はてなキーワード: 食品とは
先天的な容姿レベル上位15%が若いころは何の努力もしなくても爆モテ、16~84%が脳機能次第、下位15%がごめんだけど後天的に何をやってもどうしようもないゾーンだと思う。美容整形しても「う、うん…」って感じの仕上がりにしかならない人はいる。骨が終わっていると厳しい。現代の美容整形技術では正直、もともと並以上に生まれている人が美のレベルを上昇させるようなものしか実装されてない。ビューティーコロシアムの類似企画動画、だいたいそういう現実を見せてくれる。
脳機能次第で恋愛・結婚可能性が決定されるゾーンに7割の人が属している。脳機能の内訳をいうと、忍耐力・自己抑制・社交性・精神安定あたりになってくる。「人間は中身が大事」とか言われるときの「中身」ってやつ。これも努力次第のようで、先天的に結構決まっていると最近の研究でわかってきてる。つまり親が二人とも貧乏で低学歴でメンヘラのデブの離婚家庭だったりした場合は、子供の脳機能も高確率でそんな感じになってしまうということ。結局、容姿+脳の合わせ技で決まる真ん中70%のゾーンでも、脳機能もだいたい先天的に決まってるから、親ガチャの時点で終わってる決定論ってことになる。
そして、生まれつきの容姿のレベルが高さが若い時に無双するのに対して、忍耐力・自己抑制・社交性・精神安定あたりの脳の強みは年をとるほどきいてくる。あと収入に影響するのもこれ。異性だけじゃなく同性に好かれるかどうかもこれ。人生の幸福を決定してんのもこれ。上司・同僚・恋人・家族など、長時間を一緒に過ごす相手にこそ高スキルであってほしいのがこれ。逆にここが壊滅していると自分自身も不幸だし、相手も不幸にする呪いの存在になる。先天的に非常に美形に生まれ、芸能人になった男女が、反社と付き合って容姿も精神もボロボロになるケースがあるけど、あれは脳のほうの防御力が低かったためにこうなってしまうパターン。生まれつき容姿に恵まれていても、脳が追い付いてないとせっかくの強みを守り切れないことがある。もちろん、両方恵まれている人もいるし、そういう人こそが最強。どっちも悲惨な人は生まれてきても何も良いことがないはず。
女性が男性の振る舞いに対してアレルギー反応のようなものを見せるとき、そこには自閉傾向のサインが隠れていることが多い。たとえば食券式飲食店以外に入店できないとか(システムが分からずパニックを起こす)。たとえばポケモンカードやゲームの高額課金は否定しないのに、衣類・食品・住居に対する日常支出についてはかなりケチで他者の常識的な金額の消費であっても、節約を怠っている愚かな浪費とみなして全否定するとか。自閉があると生活の傾向としてあらわれる特徴があって、それを察知すると女性は激烈に拒絶したりする。自閉は遺伝しやすいし、キャパの小ささにより他者を否定してしまうことが多い障害なので社会適応がかなり難しくて、IQが高く偶然フィットする職業が見つからない限り、不幸な人生になる確率がものすごく高い「個性」だから。アメリカでは自閉だと職が得られないことが多い、自殺率が何倍も高いなど、まったく希望がない統計データが出てる。
だから生まれつきの上位15%の美形ではない、真ん中70%のゾーンの人がやっているモテテクみたいなものって、ほとんどは自分は自閉じゃないですっていうシグナリングみたいなものなんだよね。忍耐力・自己抑制・社交性・精神安定のポイントが高いです、自閉傾向ないです、人に興味あるしパニック起こさないです、みたいなサインを出してる。婚活エージェントみたいな人のアドバイスも、自閉っぽく見えないようなふるまいを会員にさせようとしている。でもまあ、偽装なんだよね。自閉もスペクトラムで、重症から軽症までいる。軽症の人についてはエージェントのアドバイスに従ってみたり、従っているうちに自然と発達したりして(そういうことも軽度なら結構ある)、徐々に健常寄りになっていくかもしれない。そうなったら幸せな結婚生活なども可能かも。でも重症だったらアドバイスなんかまず無意味。そもそも結婚の手前、人としてただ生活していくところで躓くのが重度の自閉というものだし。そして治療の方法は無いわけだし。「初心者向け婚活アドバイス」みたいなものに対して初手で怒りの気持ちがわく人は、傾向として自閉持ちが多いと思う。これは女性向けアドバイスに怒る女性であってもそう。重度の人はそのまま結婚を否定してほしい。定型発達者のほうが間違っていると思っているままでいい。「すっぱいぶどう」みたいな揶揄は無視して。重度の人は結婚しても不幸だし、相手も不幸にするし、何より子供ができてしまうと子供が一番苦しむことになる。そういう人が、結婚には価値がないって考えていたほうが、社会・個人双方のメリットになる。
フードドライブに食べきれない食品を寄付しに行ったら、担当者の1人に「もったいない!」「なんで自分で食べないの?」と言われ、もう寄付したくないと思ってしまった。
もう1人の担当者は「ありがとうございます」と言ってくれた。ありがとうございます。
もったいないのは言われなくてもわかってる。
買ったものを自分で食べない時点でもったいないけど、食べ物を粗末にするともっともったいないから、せめて必要としている人に食べてほしいと思って寄付したのに、なぜ責めるようなことを言われるのか。
受け入れ基準は満たしているのだから、もったいないなんてわかりきったこと言わずに受け取ってほしい。
欲を言えば感謝してほしい。褒めてほしい。
もともとそんなにひどい不眠だったわけじゃない。
1週間のうち3日くらい、布団に入っても2-3時くらいまで寝付けない日があったくらい。
仕事がキツイ時期とか、大事なプレゼンの前日とか、精神的に興奮している時はより酷くなる感じ。
そしてあまり寝れなかった翌日は調子が悪くなり、それが原因で長い目で見た時のパフォーマンスにムラが出てしまっていた。
改善しようという思いはあり色々なことを試してきた。
カフェインやアルコール、寝る前のブルーライトなどを控えたり、運動をしたり、眠りに良いとされる食品をとったり、寝具にこだわったりなど。
でもどれもこれも目に見えた効果は出ず、自分は寝るのに苦労する体質なんだと決めつけていた。
寝れないことで明確な不利益を被っているわけではないので(パフォーマンスのムラはあくまで主観、日中眠くなるとかはない)医者にかかるなどまで手間をかける気にはなれなかった。
そんなこんなで高校以降20年近く睡眠の問題と緩く向き合っていたが、ここ最近とてもよく寝れている。
朝6時起きを習慣にしてからだ。
コロナ以降は仕事もリモートになり、心ゆくまで寝て目が覚めたら起きるような生活だった。
6時起きを始めたのは仕事が立て込んできて夜残業時の集中力低下を感じたから。
当時は12時くらいまで仕事をしていたが、夜遅くなるとあからさまにガス欠状態になっていたので、朝方にシフトした。
起床から始業前はとても集中でき、仕事の方はとてと順調に回るようになった。
これはいいぞとしばらく過ごしているうちに、夜もとてもよく眠れていることに気づいた。
睡眠時間自体は変わっていない。以前は25時〜8時の7時間、今は23時から6時の7時間。
でも今の方がしっかり眠気を感じ、質の高い睡眠が取れていると感じている。
6時起きはしんどいし、好きなだけ寝られるというのは幸せでもある。
が、決まった時間にスパッと起きる、ということが夜健全な睡眠に落ちる上でとても大事だと感じている。
そして1日の始まりのもっとも頭の中がキレイな時間に、自分にとって一番重要なタスクに割り当てられることが、自分のQOLを大きく高めてくれていると感じる。
もともとそんなにひどい不眠だったわけじゃない。
1週間のうち3日くらい、布団に入っても2-3時くらいまで寝付けない日があったくらい。
仕事がキツイ時期とか、大事なプレゼンの前日とか、精神的に興奮している時はより酷くなる感じ。
そしてあまり寝れなかった翌日は調子が悪くなり、それが原因で長い目で見た時のパフォーマンスにムラが出てしまっていた。
改善しようという思いはあり色々なことを試してきた。
カフェインやアルコール、寝る前のブルーライトなどを控えたり、運動をしたり、眠りに良いとされる食品をとったり、寝具にこだわったりなど。
でもどれもこれも目に見えた効果は出ず、自分は寝るのに苦労する体質なんだと決めつけていた。
寝れないことで明確な不利益を被っているわけではないので(パフォーマンスのムラはあくまで主観、日中眠くなるとかはない)医者にかかるなどまで手間をかける気にはなれなかった。
そんなこんなで高校以降20年近く睡眠の問題と緩く向き合っていたが、ここ最近とてもよく寝れている。
朝6時起きを習慣にしてからだ。
コロナ以降は仕事もリモートになり、心ゆくまで寝て目が覚めたら起きるような生活だった。
6時起きを始めたのは仕事が立て込んできて夜残業時の集中力低下を感じたから。
当時は12時くらいまで仕事をしていたが、夜遅くなるとあからさまにガス欠状態になっていたので、朝方にシフトした。
起床から始業前はとても集中でき、仕事の方はとてと順調に回るようになった。
これはいいぞとしばらく過ごしているうちに、夜もとてもよく眠れていることに気づいた。
睡眠時間自体は変わっていない。以前は25時〜8時の7時間、今は23時から6時の7時間。
でも今の方がしっかり眠気を感じ、質の高い睡眠が取れていると感じている。
6時起きはしんどいし、好きなだけ寝られるというのは幸せでもある。
が、決まった時間にスパッと起きる、ということが夜健全な睡眠に落ちる上でとても大事だと感じている。
そして1日の始まりのもっとも頭の中がキレイな時間に、自分にとって一番重要なタスクに割り当てられることが、自分のQOLを大きく高めてくれていると感じる。
タリーズでもスタバでもいいけどグランデくらいでかいサイズのブラックコーヒーをそこで飲んでる時間だけ弛緩してる
ショートでもトールでもだめ、グランデサイズしか気持ちが落ち着かない
その時間のほかはどこにいても何をしていてももう得も言われぬ不安にさいなまれる瞬間の連続でしかない
たぶん別にカフェインが欲しいっていうんじゃなくて同じ量を家や職場で飲んでも全然ほっとしないからそこでは飲まなくなった
たまに個人の店でもでかいマグカップでコーヒーを淹れてくれる店があるけど本当に助かる
食品価格高騰の折カップが高級だけど小さいものにどんどん変わっていく店には行かなくなってしまった
もうデミタスじゃんそれ仕方ないけどってくらい小さくなってしまったのだ一番好きなお店のコーヒーは
本当は浅煎りが好きなんだけどそういうものを出しているところはでかカいップになみなみ注いでくれる感じではない
だから今は人生で5、6番目くらいに好きな店でだけコーヒーを飲める人生になってしまった
この不安はなんだろう
県内で唯一おいしいある食品のお店の主が「未だにマスクとかw」タイプの人だということがわかりしんどくなって行くのをやめた
好きだったけど
店に入る前にみんながマスクをするのは感染症対策もあるけど、唾液の飛沫が他の人も買う食品に直接かからないようにって気つかってるからだと思うんだよ…
野ざらしの食品売ってる店パンデミック以前も苦手で入れなかったけど、それにまつわる報道で↑みたいな状況が浮き彫りになってからというものみんなの衛生に対する意識がちょっと向上して、
件の店は狭いからこそそうやってお客さんも次に買う人のためにこそ気遣ってたと思うし、私も早めのまだ人来てない時間に行けばあんまり気にせず買えてありがたかった
それを店主がちょっとお客さんのことを揶揄するみたいに読めちゃう書き方するとさ……もう自分に向いて門戸の開いてる店ではなくなってしまった
このインフルコロナダブル流行期にその認識でいるし表に出しちゃうの本当に驚いたよ
悲しいけど仕方ない
また流浪の民になるだけだ
女オタクのオシャレは自分を盛り上げるため、外部の人間からあのファンは見苦しいという認識をされないため、逆に男オタクは自分よりも推しにお金を使っていることが大事というのをよく見るし、不潔じゃないとか最低限の身なりさえ整えていれば別にこれに関して何か思う所は無かったが、最近セクシー女優さんへのプレゼントを見てこれは本当か?となった。
話題になった女の子がイベントでもらったプレゼントを並べた写真には、カップ焼きそばやその辺の薬局で買える数百円のクレンジングオイル、ミンティアみたいなタブレット、ペットボトルのお茶等。
比較画像で挙げられてた女ファンが多いインフルエンサーの写真にはブランド物の紙袋やかわいくラッピングされたプレゼントがズラっと並んでいた。
流石にこの方はすごいレベルだしハイブランドとかここまでやれとは言わないが、男オタクは推しにお金を使うから自分の身なりは多少おざなりになるという話はどこに行った?推しにもお金を使ってなくないか?
中にはブランド物より消えものの方がいいだろと言っている人もいたが、あのクレンジングオイルはかわいいとかのイメージが一切ないまじで最低ラインの値段のもので正直もらっても全然嬉しくないし消耗品にすらならないし宣伝のシールくらい剥がしたらどうなんだプレゼントなんだから…
あんなにかわいくて自分の身体を資本にして働いているからケアにも凄く気を遣ってるだろうしコスメの質問にも答えてる女の子にあげるものがそれなのか?
過去の写真でたまにハイブランドのものやセンスの良いプレゼントがあったがこういうものをあげられる人の方が推しにお金を使っているし身なりにも気を遣ってる 相手の気持ちも考えられる。
お金を使えばいいとかいう話ではないし全員がこうではないが、プレゼントの配慮の無さに引いたのと、推しにお金を使っているから人に会うのに身なりを適当にしてる言い訳になってないがどうなんだと感じた話題だった。
少しだけ伸びててびっくりしました。
推しに関する認識が違う、コンテンツにはお金払うけど本人に貢ぐとかではない。というのには、ちょっとなるほどなと思った。
あと、周りでこんなセクシー女優さんが好きって言ってる友人も時々いるが、その子の顔がかわいい、スタイルも身体も綺麗で推してるという感じでAVに興奮とかではないからまず女優さんに対する認識が違うのはあるなと思った。オタクじゃなくてその辺のおっさん枠だというのは結構納得。
でも画面上で下半身のお世話になるだけじゃなくて、その子が好きで会いに行けるイベントまで行くのはそれはもう推し活に入るんじゃないのか…?違うのか…?
プレゼントに関しては、
「軽めのコスメ」としてリップモンスターを選ぶのは失礼、自分はDiorのリップマキシマイザーを定番にしてた
自分に当てはめてプレゼントでキレイキレイもらって嬉しいか?そもそもそれは日用品であって自分で買うものだが?Aesopのハンドソープが良い
と言っていたのにすごく頷いた。
これは全部4~5000円くらいでめちゃくちゃ高いわけではない。
食品は正直自分なら何入ってるかわからないから怖いけれど、ご本人が良いなら包装の中に更に個包装のような何重にもなってるやつとか、カップ麺だって+αでついでにこれ美味しいかったから食べてほしくて!とかなら…?
プレゼントというのはそういうものだと思っていたから4°C論争とか起きるのかと思っていたがそれ以前の話だった。
4°Cみたいなプレゼントとして好き嫌いの話ではなくまず大人として失礼。
それでコメントとかもざっと見て、ビジネスとはいえ本人が騒ぐの嫌がっているというツイートも見たのでこの辺にしときます、ごめんね。
イトーヨーカドーもイオンも閑散度は似たようなもんだ、というブッコメに★が多く集まっていて(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/735015)、それを書いた人がどの立場でそう感じているのかは分からないのだが、それはとても正しい。ロードサイドだって平日はガラガラだというブッコメもあり、それもとても正しい。ただまぁ一方で平日は都心のファッションビルやデパートだって閑散としてるし休日は駐車場の入庫行列するようなショッピングセンターだって閑古鳥なので、そこの時間帯を比較することには、本件を読み解くためにはあんまり意味はない(このご時世に小売って厳しいよなーという文脈なら検討に値する視座ではある)。
まぁ、今のところはイトーヨーカドーが劣勢でイオンが好調である。GMSの世界というか小売業は本当に栄枯盛衰の移り変わりが速い業界で、イオンがいつまで好調を維持しているかも分からない。分からないが、これまでのところはイトーヨーカドーが降り、イオンが勝ち残っている。ヨーカドーが降りざるを得なくなった理由にはいくつかあるが、それは客足以外のところにある。
イトーヨーカドーの駅前店舗は、多くが賃借ビルの一棟貸テナントである。これはイトーヨーカドーが飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃には効率経営が高い(BSを圧縮したまま事業拡大できる)として称賛されていた。少し話はずれるが、イトーヨーカドーと地元商店街の対立図式は、単なる客のパイ争い以上に「駅前の再開発」に絡むものだから、要するに再開発の線引きエリア外の商店主が怒っていたという側面もないこともない。
話を戻して。ただし賃借方式だと賃料を支払い続ける必要があるため、薄利な小売店にとっては経営のかじ取りが難しい。イトーヨーカドーはドミナント出店(回りをイトーヨーカドーだらけにして、低価格の目玉商品を大量投入して周囲の競合を脱落させる手法)が上手だったと言われているが、それは当該の前項記事にもある通りhttps://toyokeizai.net/articles/-/734323?page=2昭和時代のダイエーとの比較においてであり、駅前に地域旗艦店GMSを置き周囲にSMを置くという手法は、次項に説明するが、消費者の買い物行動の変化に伴う商圏の変化に付いていけなくなっていたのだろう。ドミナントの難しいところは、囲い込んで他に選択肢を無くさせる過程の「手段」において安売りキャンペーンを続ける必要があるところで、そこも賃借だと館全体の利益を圧迫することになるというリスクもある。
また、イトーヨーカドーはGMSであることをアイデンティティにしてきたためか自社のPB衣料品ラインの損切りがかなり遅れたのだが、アイデンティティへの固執に加えて、もともと店舗が賃借であるためテナントを入れると自前で仕入れた商品の販売や自社PB商品を売るよりも利ザヤが小さくなってしまうのがその理由だと推測できる。PBの衣料品も昭和の頃は「衣料品は腐らないから賢い」と称賛する人もいたんだけどね…。
一方でイオンは(買収や方針転換もあるので全てではないが)多くの施設が賃借ではなく自社開発だ。拡大戦略の初手から自分で土地を調達し自分で建物も建てる戦略。発祥が地方都市だからということもあり「田舎の安い土地を二束三文で借り(または買い)自前で建物を建て、広大な駐車場を持つ巨大スーパー(GMSというよりも巨大スーパー)をあちこちに作っていった。
自前開発なので建物を建てたコストが償還できればその館の運営はかなり安定的に行えるようになる。またちょっと話はずれるが、イオンはGMS店舗もイオンモールも建物の作りはかなり安普請というかお金をかけない割り切った作り方をしていて、SCの競合であるららぽーとはもちろんゆめタウンよりも安普請。清掃などの館のマネジメントもお金をかけていない(全てのイオンモールがこの限りではなく都市部店舗などはもう少しハイグレードになっているが)。この割り切りが、ある意味イオンの現在までの堅調さを支えていると思う。
このイトーヨーカドーは賃借店舗が多かった、というのが、まぁ10年以上苦境が続いている最大かつほぼ唯一の理由じゃないかと思う。そして一つ歯車が狂うと、どんどんうまく行かなくなっていく、経営って本当に難しいな。
住宅の郊外化が進んだことで商圏(客がどのぐらいの範囲から来るかの推測で店の形態ごとに違う)が変化した。スーパーマーケットの商圏が拡大する。毎日の買い物に車を使う人が増えて、駅前出店を中心にドミナント出店をキメてきたイトーヨーカドーは駐車場の確保に苦慮することになる。イオンはハナから広大な駐車場が付いている。スーパーマーケットの商圏が拡大すると、駅を中心にした半径に「ドミナント城」を構えていようがあまり意味がなくなってくる。
そのタイミングにイオングループは巨大スーパーの次の拡大策としてショッピングセンター開発を本格化する。イオンは建物を自前で建てているのでテナントを入れたらまるっと賃料が入ってくる。ヨーカドーが賃借部分をまた貸しするのと比べると旨味が大きい賃料収入になる。要するにイオンモールは実は半分不動産事業(デベロッパー)である。一般的にデベロッパーが作るSCにはコアテナント・キラーコンテンツとしてスーパーマーケットを誘致するのが常なのだが、イオンは自分がコアテナントであるのが最大の強み。
このビジネスモデルでイオンは全国の「ここに商業施設は建つのか」という郊外やロードサイドにバンバン巨大なイオンモールを作っていく。同時期にSC競合である三井やゆめタウンもバンバンSCの出店拡大を行っていった。これで「家族の日常の買い物」という消費行動における商圏が変化する。まずは商圏がいったん拡大(毎日の買い物でも車で30分のSCに)、そしてSCの出店が増えることで「道路網に沿うように」商圏が縮小(もう少し近いSCができたね)という順番で商圏が車前提に変化していった。ここでチェックメイト感は正直あったと思う。他デベロッパーのコアテナントでイトーヨーカドーが入ることはもちろんあっただろうがやはり賃借モデルなので利益は(イオンと比べて相対的に)小さくなってしまう。
イオンはさらにドミナント戦略も巧みで、多様な店舗のラインナップを作ることで出店用地を比較的選ばずに囲い込みができるようになっていたのもデカい。巨大SC、巨大SM、安売スーパー、小型店、コンビニなど、他の小売店の買収も効率的に使った出店戦略が巧みだった。イトーヨーカドーが、買収したSMチェーンを集約化する(「鳩のマーク」に変えさせるのが象徴的)のと逆に、ラインナップ自体を増やす方向に舵を切ったのが成功の要因だろう。敵がどこに出店しても、何らかのカードを切ることができる体制を作った強さ。イオンは買収したチェーンのブランドをしばらくそのまま使っていたりが全然平気なのだが、買収された店舗はじわじわと数年かけてイオンに変貌する。怖いね笑。
商売がうまいといえばイオンの食品PBトップバリュも複数のラインアップを出しているがこれも恐らく同様の「多様志向」を捉えた戦略で、セブンアイおよびセブンアイプレミアムでやってきたイトーヨーカドーとの経営の方針の違いが出ていると思う。ネット民に不評な「黄色トップバリュ」だが(美味しくないよね笑)価格訴求に全振りする商売上手ぶりは、要するに下請企業との関係を保ちながら「安いものが買いたい」客を掴めるし、グリーンアイという単なるグレード分けではないような見せ方がうまいし消費者をよく見てるよなぁと感心する。会社として戦略的柔軟さがある(というかイトーヨーカドーが柔軟さがなさすぎるというか)
これは私見だが、「車で肉や野菜を買いに行く」ライフスタイルが定着した理由には、日本人の共働き化も大きいと思っている。あなたも私もそうだが、働いている人たちは平日に買い物ができないからだ。休日にデカいスーパーに色々なものをまとめ買いする、という行動様式自体は米国(SCを生み出した国でもある)などを中心にすでに存在していたライフスタイルだが、これが日本に定着したことで、自転車で買い物に行ってる場合じゃねえ!という感じになる。一週間分の買い物は重い。保育園や学童から子供を連れて帰る足で出来る買物はたかが知れている。
当該のブコメにもあったが、イトーヨーカドーがかつて誇っていた衣料品のニーズは、ユニクロなどのカテゴリーキラーが現れたことで魅力がなくなってしまってたがそれに気づけないままたぶん10年以上ぼんやりしてたと思う。IYGはぼんやりついでにそごう西武を買収して案の定うまく行ってなかった。よりによってそれを買うのか笑、という感じは正直あったけど、駅前旗艦店が華やかだったころの夢を組織が忘れられなかったのか。一方でカテゴリーキラー業界は活況を呈して、駅前にはヨドバシカメラが続々と出店していっている。栄枯盛衰…。
実はネットスーパーはイトーヨーカドーの方が先んじて頑張っていた。頑張っていたが、どうも、生鮮品の配送は本当に儲けが出なかったらしい。また足元ではそもそも「店員がいない」問題が起きていて配送している余裕がなくなっているという話もちらほら。
生鮮品の配送については巨大な「生協」という存在がいる。実は生協も、いくつかの狂信的ナチュラル系生協以外は生鮮品の扱い量はそれほどは多くはないらしいのだが、卵や牛乳などを定期配送してくれて安全基準も高い生協の生鮮宅配が一強で、他の小売はどこも大苦戦しているよう。イオンもグリーンビーンズという宅配サービスを始めたが、さてどうなるかとワクワクドキドキである。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/45027695e530e051763275a72d54d44c1509526a
昆布(自然?)と味の素(化学?)が対立概念である、という図式をスンナリ受け入れている人々が多いようだけれど、そういう人々はいまだに味の素を石油化学合成食品だと考えているのだろうか。
味の素が化学合成を中止して発酵製法に切り替えたのは1973年のことだ。
1973年5月14日にMSGの最終晶析、23日に最終分割を行い、試運転開始以来10年10カ月にわたり続けてきた合成法によるMSG生産に終止符を打った。
(※MSG = グルタミン酸ナトリウム)
60年代~70年代の日本では公害が大きな社会問題となっていて、石油化学工業全体に対する消費者からの風当たりは非常に強かった。四大公害病(水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそく)を小学校で習った人も多いだろう。
味の素の基幹工場は、ほかならぬ四日市市にある。上の資料でも、石油化学製品を過剰に警戒する消費者の忌避感に逆らえなかった苦衷が(かなりあけすけに)綴られている。
1960年代前半には高い評価を得ていた技術が、わずか10年余りのうちに一転して受容されにくい技術になった。その背景には、化学に対する消費者の劇的な意識変化があった。化学合成技術を最先端技術としてもてはやす時代から、公害の元凶として排撃する時代に変わったのであれば、食品を化学合成で作るというコンセプトは受け入れられない。
「化学調味料は得体の知れない身体に悪いモノ」という風評やマイナスイメージは70年代にはすでに一般的だったのだ。時代はPCBや水銀やカドミウムが重大な食害事件を起こしている真っ最中である。化合物食品や食品添加物に対する不信感は、現代のオーガニック信仰などとはまったく次元の違う切実さがあったはずだ。
味の素の失敗は、せっかく製法を切り替えたのに商品名を変えなかったことに尽きると思う。すでにブランドを確立していて手放しがたかったのだろうが、味も成分も商品名も同じままだったら、誰も作り方が変わったなんて思わない。新・味の素とか味の素ネオとか、あるいは全然違う名前をつけた化学じゃない方の旨味調味料を売り出して、オリジナルの味の素は静かにフェードアウトさせるべきだったろう。令和の今に至っても味の素を「化学調味料」「化調」と呼ぶ人がたくさんいることが失敗をよく物語っている。
味の素系のブクマでコメントを見ていると「親が味の素を嫌いだったから自分にも使う習慣がない」という2世アンチも散見される。事実を知らないまま「味の素は悪者」というイメージだけが親から子へ、子から孫へと語り継がれてしまった結果である。
古いイメージをアップデートできていないだけならまだいい。それは無知なだけだ。
『美味しんぼ』には、露骨に旨味調味料を貶めるエピソードがある。山岡たちは(現在は味の素が発酵食品だと知りながら)わざと「化学調味料」という言葉を使い、味の素が化学合成していた時代のままの主張を展開する。まるで電気自動車の排気ガスが汚いと言っているようなものだ。
味の素の味が嫌いなら使わなければいいし、昆布の味が好きならば昆布を使えばいいし、「身体に悪いって言ってる人がちょいちょいいるから」くらいのよくわからん理由で使わないのもその人の自由だと思う。
私は基本的に増田に追記ってしないんだけど、スカタンなブコメひとつだけ晒し上げときます
安全とわかっているのだけど、遠慮したいのだね。味の素を愛好していた歌手・タレントの方が「がん」で亡くなった。生前に特製ソースと謳って、味の素を大量に投入していたのテレビで観ていた。