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はてなキーワード: 電通とは

2016-10-17

電通過労死に言わせてくれ(自己保存用)

ブラック企業問題全般に言えるんだけど、やりたくてやってる長時間労働との折り合いはどうつけたらいいのかな。

もしイチロー過労死して誰か球団文句いうの?村上隆過労死してカイカイキキは責められるの?

広告業界ってのはサラリーマンだけどそういう意思でやってる人が多いのよ。

俺もそう。やりたいの。朝までクオリティあげたいの。土日返上クオリティあげたいの。

強制なんかされてない。マジで帰ったって怒られない。クビにもならない。

でもいい広告を創りたい。新しいコミュニケーションを生み出したい。

そして、そういう業界だってことは受けるやつなら知ってる。

電通博報堂ADKはそういうやりたくてしかたないやつが集まってるって。

じゃあなんでこんなことが起きるのか?

基本は採用&配属ミスマッチのせい。

1.広告業界を「とはいエリート普通企業」って思っていた、そして思わせていた。

テレビ局が激務なのは知られた話で、しかもそれはみんなやりたくやってるってことは比較的みんな知ってる。

多分、本気で広告上位狙う学生って他業界志望がテレビ新聞商社コンサル、外銀と被ってると思うんだけど、

その中でも広告ってまともな働き方よりだという勘違いを生んでる気がする。内資だし、上場企業だし。

多分それは、総合職採用して営業クリエイティブもぜーんぶ可能性ある採用してるのがひとつある。

クリエイティブホント最後まで粘る、営業クリエイティブに任せて帰ることも多い。でも、接待は多い。

そういう、辛さのポイントが違う職種を一括でとっちゃうからズレが出る。

テレビ局制作報道ビジネスでつらさのポイントも楽しみポイントも違うし採用も別。

2.ダイレクト業務やばい

デジタル運用系(この前不正発覚したやつ)、ダイレクト業務(今回の過労死の件)はマジでやばい

何がやばいのかは時間かかっちゃうので解説しないけど、いわゆる総合広告代理店の入るやつの趣味趣向から一番遠い業務

一旗あげやるぜ!っていうサイバーエージェント志向はどんな業務でもやれるんだけど、

電通博報堂ADKみたいな総合代理店入るやつのマインドのやつがモチベーション感じれるのとは真逆

しか業務量とか細かさは、他の業務と比べものにならない。

電通に入るやつは優秀だから適応できるやつもそれなりにできるけど、基本は中途のスペシャリストで回してるような業務

オリンピックやりてーんだー、とか、おましろCMやりたいんだーみたいなやつが入るとやばい

例えるなら、広島カープピッチャーで入ったのにサンフレッチェ球団事務になった感じ。

どっちが上とかではなくて、どっちも誇り高い仕事なんだけど、職種も業種もちがうくね?みたいな。

俺はこの業務やりたくないし、もっとやりたかったやついたんじゃね?ていう。

それくらい違う。ほんとにやばい。どの代理店はいわないけど、あの業務に俺が異動させられたら

命じられた時点で辞めるレベルに違う。

まとめると、多分あの子電通に向いてなかったのに受けたし、人事が向いてないと読みきれずとっちゃったし、向いてない部署に配属しちゃったし、やめる判断はしなかったし、できないくらい追い込んだし、もうなんか不幸の積み重ね過ぎて見てらんないって感じ。

あとちなみに、あの部署アナル栄養ドリンクに一番遠い部署だと思うし、そんなこと俺はマジでどの代理店でも聞いたことない。革靴ビールとか陰毛燃やしは聞いたことある。でもそれは、大学サークルでそれをやってきたやつが社会人なっても空気読まずに自らやってるイメージコンプライアンスとか以前に、どの業界でも俺含めてゆとりも増えてきててそんなことしたら社内も社外もドン引きするだけ。

偉大なる先増田様 http://anond.hatelabo.jp/20161016224105(削除逃亡済)

アーカイブ http://archive.is/JTC8f

エリートサラリーマン会社ブラック企業は違う

電通のは手取り十何万円の貧民からしたらブラックまりない話だろうけど実態は違う。

 

給与が違う。

これが決定的に違う。

年間1千万円もらえる会社

それが電通

 

時間勤務してサービス残業して雀の涙ほどの給与しかもらえないブラック企業電通は全く違う。

電通エリートサラリーマンのための会社

働くマシーンが金欲しさと自尊心を満たすための入る会社

まずその理解ができてない人間ヤバいほど多い。

まりそれだけ国内エリートと貧民の接触が減って格差が広がってるってことだ。

高い給与や人命に関わる仕事で過度なプレッシャーが掛かるのは当たり前のこと。

そんなことを平気で跳ねのけるモンスターけがはいればいいし、そういうのしか求めてない。

 

要はマッチング問題

どうも世間様は理解できてないらしい。

長時間労働対策

この記事を読んで思い出した。

電通過労死に言わせてくれ』

http://anond.hatelabo.jp/20161016224105

とある不動産屋(お部屋探しは○○で)の会社社長講演会でこんな話をしていた。

--

過重労働対策に困ってる。

残業が多い会社としてブラック扱いされている。労基に指導を受けたことも社員から訴えられたこともある。

そこで残業することを禁止した。

すると、「残業代いらないんで働かせてください!」という社員が中には出てくる。

当然、残業しない社員より成果を出すので出世する。

出世すると今度は部下に残業を強いる。

結果、その拠点若い社員が離職したり、労基にかけこんだりする。

どうすればいいんでしょう?

--

どうすればいいんでしょう?じゃねーよ、おめーのせいだよと思いながら聞いてたんだけど、実際問題こうなるよね。

働きたいやつは勝手にすればいいけど、他人にも同じこと求める人が出てくるし、そいつ権力もってたりするから個人自由でしょ。では絶対に済まない。

からこそ、法律罰則で縛る必要があるんだ。

※書いてる間に元記事削除されたみたいですね。

電通に入るようなエリート層は「降りたら死ぬゲームを生きている - トイアンナのぐだぐだ http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/10/15/102629

はてなブックマーク - 【胸くそ注意】トイアンナさんに聞いてみたいんですが… http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20161015135908

宴会芸大全」あんたっちゃぶる 4 | マンガ図書館Z http://vw.mangaz.com/virgo/view/3704/i:29

この三つを読んだ週末明けの月曜日。いつもの満員電車の中でいつものように目にする車内広告

ちょっとおしゃれだったり工夫が感じられたり、安らぎや癒やしや生きる事への励ましや、そんなメッセージが伝わる広告が流れている(下品ゴシップ誌の吊り広告もあるけれど)。

今までは何気なく「きれいだな」「上手いな」「洗練されているな」と感じていた広告たちが、今朝は全く違って見えた。

きれいで、上手くて、洗練されているデザインメッセージモデル俳優笑顔の向こうに、上の記事で読んだ接待芸の数々が二重写しに見えるような気がしてしまった。

またいつか、広告販促物に込められたメッセージを素直に受け止めることができるようになるのだろうか。

電通過労死事件特別視しすぎだよね

駅弁卒とか早慶理科大卒とかが激務で自殺しても「自己責任」で闇に葬られるだけだよね。

東大卒美人労災認定されたかネットNHKで騒ぐわけ?

駅弁卒でパワハラにあって自殺未遂して閉鎖病棟に担ぎ込まれて、出てきた途端に「過労死自己管理(自己責任)」という雑誌記事を見て絶望した俺の気持ちなんか分かってたまるか。

受験就職頑張って、自己責任自己管理と言われて、再就職も出来ずにコンビニバイトで最賃で糊口をしのぐ俺の立場はどうなる。

何で自殺した東大生電通に入ったんだろう

電通で稼いでもせいぜい年収千万天井がいいところだろ。

大手電機とかに入れば幹部育成コースに配属されて、30代で部長職で1千万超え、その後は役員狙える。

外資金融入れば、激務だが億単位年収が貰える。厳しいけど女子力が無いとかパワハラはないし。

電通よりももっと命の危険さらさずに高年収稼げる企業はたくさんあっただろうに、残念だな。

2016-10-16

ユーザビリティを考えれば、スマホ専用サイトなんてものが一番の癌であることは明らかなのに、Googleはどうしてああなのかねえ。

手間かけてますアピールすればユーザーが喜ぶってわけじゃないんだぞ。電通かよ。

http://anond.hatelabo.jp/20161016113650

下請け現場を如実に表現している。これは事実のもの

今回、中間搾取者たる電通内で不幸が起きてしまった。

この件がキッカケとなり電通体質改善がなされたとしても、現実とのギャップは埋まらない。

ではギャップフィルはだれの役目か?

その答えが見えたとき、末端の制作ソルジャーたちの屍の山が出来ている事は間違いない。

私もかつて下請けの末端にいた。

ほとほとイヤになり、転職して今は某メディアに在籍して代理店(電/博etc)を使う立場に逆転した。

「なんでも言うことをきく代理店」に発注承認する立場だが、承認ボタン押下の、その行為場合によって

誰かの人生を狂わせる事になるかも、と思うと、なんだかやるせない。

電通人間の大半は他人事だし、下請け制作会社のことも書いてみる

昨日話題になっている、トイアンナさんのブログ

トイアンナのぐだぐだ/電通に入るようなエリート層は「降りたら死ぬゲームを生きている

http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/10/15/102629

から引用以下、

上記のアナルといいエクストリームパワハラセクハラは一部のクライアントに限られるだろうが、「明日までにこの映像修正して納品してください。寝なければできますよね。この企画成功したら10単位で追加予算ますから」なんて目の前に人参をぶら下げた地獄労働はよく聞くし、私も依頼したことがある。その後、同じように低予算で何度もギリギリ納期で依頼せざるを得なかったことも。

こちらについて、少し考えてみてほしい。

電通マン編集パソコンの前に座ってチマチマ映像修正作業をするわけではない。

実際に寝ないで作業を行うのは、下請け制作会社人間である

そして私はCM映像制作会社人間である

せっかくなので誰かの目にふれればと思い、少し書きとめておきます

広告代理店の「徹夜してでもギリギリまで作業し続ける体質」は人・部署によるがだいたい本当である

(ちなみその体質は、実は電通よりも博報堂ADKのほうがひどい。彼らは二番手番手なので必死&一番手よりだいたい無能なのである

昨日も電通の人と接してて感じたが、今回の痛ましい事件も、

「ヨソで起きた僕と関係ない話」である

電通社員が7000人もいる。仕事の内容も本当に多岐に渡る。

新聞広告欄を取る営業からデジタル広告、TVCM制作から商品開発、東京オリンピックの仕切りまで…

から、みな自分部署以外のことはほとんどわからないし、あまり興味もない。

から自分の居場所とは違うとこで起きたこと」なので反省しようもない。

きっと今この日曜日午前中も多くの広告代理店社員仕事をしているだろう。

だって私も、今日代理店とのプレゼン企画会議のために出社している。

(今は会議が始まるまでの待ち時間である。)

から今日も延々と仕事は続く。

……

プレゼン前の昼夜問わず延々続く作業には、

実際に資料体裁を整える

グラフィック制作会社映像制作会社(以下、プロダクション)の人間も当然つきあう。

しろ

何をするかがやっと決まったあとから制作作業が始まるので、

打合せの拘束時間+作業時間を考えると、一番疲弊するのはプロダクションである

打合せ(or待機)数時間、そして打合せが終わってからひたすら修正修正エンドレス作業開始…

というのがプロダクションの全く通常運転である

そして、

晴れて競合プレゼンに勝って実制作が決まったあとも、

納品まで続く、営業経由でやってくるクライアントの様々な事情代理店クリエイティブの(どうでもいい)思いつきを

納品まで延々と具体の形にし続けるのはプロダクション人間である

延々膨大な効率の悪い作業を経て、やっと納品が見えてきた頃に、代理店社員の誰かが言うのだ。

「◯◯さん、今度こんなプレゼンをやることになったのだけど…

意外に思うかもしれないが、代理店人間はだいたいプロダクション人間にやさしい。

徹夜作業を実際に行うのはプロダクション人間なのである

どちらかといえば代理店は、平身低頭の勢いで電話してきて「なんとかやってくれませんか…」という風になる。

代理店営業さんは大変である

そして、

私たち普通にその作業を受け入れる。なんなら笑顔である

だって代理店の言うことはなんでもやります」という姿勢がないと仕事がなくなってしまうのだ。

クライアントの言うことはなんでもきく代理店」という構造は、ここで再生産される。

ちなみに、徹夜での特急作業量はだいたい見積もりには載せられない。

バジェット最初から決まっているので、

納品までに発生する作業は、どんなに理不尽なことがあっても全てグロである


だが、プロダクションは決してその体制に声をあげることはない。

なぜか。

それは、代理店から仕事がなくなると会社がつぶれるからである

これは大手プロダクションも同じ。

利益率の高いTVCMの減少と、デジタル化による「すぐつくれるようになったんでしょ」という意を暗に含む、

クライアント代理店と順繰りにかかる)値下げ圧力により、

プロダクションはどこも疲弊しきっている。利益がでなくて自転車操業である

受注しても利益は出ない、しかしどんな仕事でも受注しないと会社がつぶれる、だからどんな理不尽案件でも(笑顔で)受け続ける…

プロダクション仕事を取り仕切る営業窓口はプロデューサーであるが、

プロデューサーは圧倒的にだぶついているので、仕事は取り合いである。

そして、実務を担当するプロダクションマネージャーは今、圧倒的に人手不足である

当たり前だ。

代理店を超える超絶激務、同じ仕事をしているはずの代理店社員よりも給料の半分以下、

TVCM頼りで生きている業界には将来性もない…

しかし、今日死ぬまで終わらない膨大な仕事作業をこなし続ける。

彼らはどこにも発言する機会はない。

プロダクション社員で団結する話をするほどのプライベート時間なんかあるわけがない。

どこかに実態告発するほどの時間人生にないのだ。


下請けの最下層、プロダクションの末端社員のことを少しでも想像してみてほしい。

真のブラックにいる人間は声すらあげない(あげられない)ということに気づいてほしい。

たとえば、今必死に叫ばれているように奇跡的に電通を始めとする広告代理店の体質が圧倒的に改善されたとする。

しかし、クライアントからオーダーされる仕事量は減らないだろう。

そうすると、

そのギャップ仕事量はどこが引き受けるのか。

間違いなく、下請けプロダクションである


次の自殺はどこで発生するだろうか。

電通過労死村上春樹

自分若い頃、よく「自分の殻を破ってこそ一人前だ」的なことを言われた気がする。

その「殻を破る」とは、例えば宴会で一気飲みして記憶を失うほどになるとか、度胸試し的なものだった気がする。

そんで自分はなかなか殻が破れなくて、社会人として生きていく自信ないなぁと思ってた。

しかし今になって、そういったものへの嫌悪をみんながネットで表明するようになって、あれは決して絶対的ものではなかったんだなと思った。

そんでたぶん、「自分の殻を破る」の延長線上にあるのが、中川さんやトイアンナさんの記事など電通過労死に関連する記事に書かれていることなんだなと思った。

http://jnakagawa.blog.jp/archives/1061586847.html

http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/10/15/102629

要するにあれは社会人として一人前というより、組織人として使い勝手が良いか指標だったのかなと思う。


そんでふと、ほぼ同時期に話題になってた村上春樹のことを思い出した。

ノーベル賞を取れない理由として、政治性やメッセージ性がないからと分析されているのを読んで、なんとなく彼の「卵と壁」を思い出していた。

http://anond.hatelabo.jp/20161014174630

「卵と壁」になぞらえるなら、電通などの企業社会は「システム(壁)」で、卵は個人だ。過労死した高橋まつりさんだ。

卵は壁に叩きつけられ、自我の形を無くし、壁に吸収されることを余技なくされた。

村上さんやその他の大勢自分の殻を護ったままクリエイティブでいられる例もあるのに、殻を破らないとクリエイティブになれないと刷り込まれていたのかも知れない。

(そんで殻を破った電通的なクリエイティブより、自分の殻の中の世界表現している人のほうが今の時世では共感を得やすい気もするし)


ということで、何年も前に村上さんはこういったことを言っているのだけど、婉曲的で控えめがゆえに「メッセージ性」としては弱い。

なぜ弱める必要があるかというと、メッセージ性が強く、世の中を動かそうとする意図を持ってしまうと、自分が「壁」の側になってしまいかねないからかもしれない。

ノーベル賞権威であるから壁の側だ。そして彼が卵の側でいる限り、政治的ではあり得ない。


話があっちこっち行くけど、個人的には村上さん方向でクリエイティブでいたほうが今後未来があるのではないかという気がする。

今の私たちが、昔はしょっちゅう戦したりハラキリしたり野蛮だったんだなぁと思うように、組織自我尊厳を奪われ、過労死させられるなんて昔の日本野蛮だったんだな、って世界になるよう、若くて賢い人たち、がんばってください。



※あ、私もがんばります

言っておくが

電通の行状より、自衛隊の方が酷いからな。

秋山木工と電通で言えば秋山木工が遥かにマシに見える(賃金は除く)

2016-10-15

「おまえはケツにポッキー入れて食うやつと結婚できるのか?」

玉の輿狙いというか、結婚するなら相手収入は多いほうがいいし、優秀(将来安泰そう)な人ならわりと誰でもいいみたいに思ってたけど考えが変わった。

合コン相手電通マンだって聞いたら、今までならやばいって気持ちになってたけど、今ではもう「あ、こいつら全員ケツにポッキー刺してそれを食うんだ」って目でしか見れない。若い人なら今まさにケツにポッキー刺してるんだろうし、おじさんでも「この人も若いころはケツにポッキー刺して食ってたけど今では若手にケツポッキーさせてるんだ」っていたたまれなくなる。「どんな味でした?」って質問が喉まで出かかるのをぐっとこらえるのに精一杯でもう合コンどころじゃなくなってしまう。

ケツポッキーがかっこいいっていうシチュエーションがあるのはまあわかる。仕事ミスってヤクザ監禁されて「オトシマエどうすんだコラァ!!」とか言われてさ、自分と後輩が床に正座したり土下座したりする。でもヤクザ全然許してくれない。兄貴的な人が買ってきたお菓子を出していきなり「おまえ、ほんとに申し訳ないと思ってんならケツにこのポッキー刺して食えや」とか言い出すとするじゃん。これ拒否したら自分も後輩もどうなるかわからない、やるしかない、でもやりたくない、だいたいやったら許してくれるって保証もないしなあ、とか迷ってて、ふと後輩を見るともう目が据わってる。いますぐケツにポッキー刺すぞっていう気迫が漂ってる。あんなにがんばって電通に入って毎日マジメにやってきた後輩にそんなことさせるわけにはいかない。急に使命感が湧いてきて、己を恥じて、「わかりました」つってベルト外し始める。後輩は「オレがやります!」って言うけど、「バカ。後輩が謝ったって誠意は伝わんねえんだよ」って妙に冷静に止める電通マン。「今回のことはオレの責任です。オレがこいつの分も謝罪します。ポッキー2本ください」とか調子に乗ってかっこつけたら、1箱丸ごとやれっつってぽんと渡されてアホな自分発言に後悔しつつも、覚悟はもう決まってるわけだから粛々とケツにポッキー刺す。んで食う。変な味するしクサい。そのまま流れ作業みたいにケツにポッキー刺しては食う、刺す、食う、刺す、食う。後輩は涙目で、ていうか号泣しながら、すいませんっしたっ!!とか言いながらも、先輩のケツに吸い込まれてくポッキーから目を背けない。1箱分のケツポッキー食って、ごくんと飲み込んで、また改めて完璧土下座ヤクザもまあ飽きたし、いいやって感じで解放してくれる。帰り道、後輩がなんて声かけたらいいのかわからなくてもじもじしてるのを見て、「ポッキーメーカー、うちのクライアントなんだよな。今度ケツ味の提案してみようぜ」とか小粋なジョークを飛ばす。朝日を背にして。

でもさ、現実電通ケツポッキーマン全然違う。同じ会社の先輩とかが「おーい誰かケツにポッキー刺して食え」とか軽いノリで言うだけで、ケツポッキーマンたちは「はい喜んで〜」つってへらへら笑いながらケツにポッキー刺して食うだけじゃん。高学歴高収入大人はい喜んで〜つってケツにポッキー刺して食ってるんだよ。大学入学時点ではたしかに知能が高かったのかもしれないけど、もうそこらのヤンキーよりバカになってる。

まあバカでもケツポッキーでも電通勤務なわけだから高収入高収入かもしれない。じゃあもし電通のケツポッキーマン結婚したらどうなるか。普段から別にすごいミスしたわけでもないのに、軽いノリでケツポッキー食えって言われて、全然逆らえなくてはい喜んで〜つってケツポッキー食べてるくらいだから仕事はすごいストレスフルなわけ。するとストレスのせいで家ではひどいことになる。DVで済めばまだいいのかもしれない。「うちの旦那電通勤務で(毎日ケツ味のポッキー食ってるから職場ストレスがひどいみたいで家ではすごい暴力ふるわれるの…」とか言えば、まあ周囲は同情してくれるだろうし、ほんとに生命とかに関わりそうなら逃げ込む先だってあるだろう。でもさ「お前もオレみたいにケツポッキーしてみろよ!!」とか言って、電通宴会で仕込んだ無茶苦茶を嫁にやらせ可能性がすごい高い。これもDVなんだろうけどさ、「旦那にケツポッキー食えって強要されました」って相談するの、すごい難しくない? 殴られたとか、言葉暴力とかなら、まあ、相談相手も深く立ち入らずにいてくれるのに、「で、旦那さんにどういうことをされましたか?」って聞かれて、そこからケツにポッキー刺して食わされましたって言わなきゃいけない。私、そんなこと言える自信ない。でも電通マンはケツにポッキー刺して食えって間違いなく言ってくる。他にもわけわからないことをいろいろやらされる。相談相手も作れない。旦那会社でケツにポッキー刺して食う仕事してるし、家では私がケツにポッキー刺して食わないと旦那が安らかに過ごせない。子供なんて出来たらいったいどうやって育てればいいのか想像もつかない。

電通マン結婚したいっていう人を止めるつもりはないけど、そのことについてちゃんとよく考えておいたほうがいいと思う。旦那がケツにポッキー刺して食うときあなたもまたケツにポッキー刺して食うことになるんだってことを。

電通、って東大より強そうなのにな

最近許せない言葉

ccで飛んでくる、営業顧客に飛ばすメール


「○○○○○社 ■■■様


 いつも大変お世話になっております

 ▲▲▲社の×××です。

 (略)

 つきましては、御社規定をご教示いただきたく、

 (略)」



「ご教示」ってなんだ。

こういう「教えを請う」謙り方って、

弟子師匠に、とか、若輩が年輩に、とか、

経験技術などで明確に立場上下が明らかである場合

から上に対してとるものであり、

ギブアンドテイクのビジネスとして

対等であるべき関係で用いるべきではない。


「お客さまは神さま」がおかしなことになってる分かりやすい例だ。


電通問題で受注産業から云々ってのを読んでて、これを思い出した。

なんかもー、気持ち悪いんだよ、謙り方が。

行き過ぎてて卑屈。

しっかし電通営業利益ゴミだな

従業員給料しっかり払ってるてことで良しとしよう

電通ブラック問題日本人価値観について

そもそも他人の目を気にしすぎなんだよ、みんな。

レールから外れることが不幸だと思い込んでいる。

レールに乗っていることで得られる一番の幸せは「周りからこう思われる」という部分が満たされること


そして自身もレールから外れた人間を見下し、今日自分はレールの上に乗っている!安心だ!真っ当な人生だ!と感じる。

これを無意識で行っていることこそが日本人根付いている価値観根本

下の世代も同じように教育されこの連鎖は続いていく


私の価値観で言えばブラック企業正社員として身体を壊しながら働くよりは、そこそこの収入まったり働く方がずっと幸せ人生


でも人目を気にしてマウントを取り合って精神をやられながらも働き続けるんだよなみんな


他人の目を気にするのなら

うわ今時残業とかしてんの・・・?ありえねww人生の浪費じゃんww可哀想wwみたいな価値観社会全体がなればいいよ

ブラック長時間労働=悪、ダサいという流れに早くなれ

そうすれば他人の目を気にする人はうわー俺の働き方ダサすぎたわって気付けるでしょ

http://anond.hatelabo.jp/20161015125608

大半の電通社員は、徹底的に鍛えられているので、特に問題に思ってないんだよ。

それにみあった報酬ももらえているしな。

生きづらい世の中である理由

トイアンナ氏の記事

http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/10/15/102629

は、ガチガチ生存者バイアスのかかった価値観を持った集団の考え方をよく表している。

そういうバイアス学歴一般的な頭の良さに関係なく誰でも持ってしまう。

(実際大学教授でも女性研究者に対して女のクセにと粗探しをする人間現代でもいたりする。

本人の属性研究成果の正当性無関係である論理的に考えればわかるにもかかわらずだ。)

 

こういう偏屈価値観を持ってしまうと自殺に至るかもしれない。

トイアンナ氏のこの記事自殺した電通社員生前に伝えたかった内容なのだろうと思う。

この主張を受け入れ別の価値観可能性を見出せば、自殺以外の手段も自ずと見えて来るはず。

だが、それだけでは今後の悲劇を減らすことは難しいだろう。

 

人は幸せになるために生きていて、幸せになるためには周囲の承認必要になってくる。

今回の事件は、おそらくパワハラけが主要な要因だったのではなく、承認が得られないこととプライド問題なのだと思う。

プライドが高くなれば、より厳しい条件での承認を得られないと満足できない。

そして社会はよりプライドが高い人間肯定し、より良いものしか肯定してくれない。

  

例えば、富士山登山成功することも立派であるが、一度エベレストの頂上に到達した人間が出てくると、

富士山程度では誰も承認してくれなくなってしまう。それがどれだけ大変であっても、だ。

 

このように、社会はどんどん承認必要な条件を厳しくしていく傾向がある。

人間は上を目指す生き物で、それは本能なのかもしれないが、本能から絶対視するのはナンセンスだろう。

例えば、ヤギは本能でどんどん高い場所へ登るのだが、最終的に降りれなくなり転落死するものが出てくるのと同様だ。

結局人間動物しかないのだ。

からいか本能がそう訴えていても、理性を持った我々は危険本能を知恵を使って抑制する必要がある。

 

さて、今回の自殺は、電通から起こったことではない。というのが必要視点だろう。

電通の体質が今後改善したとしても、根本的な解決にはなっていない。

それは抽象化して考えれば、承認を得られなくなることへの絶望が人を死へ導いているからだ。

これは仕事以外のこと同様で、恋愛ができない、結婚ができない、就職ができない、子供ができない、収入が少ない、人に認められない......

社会からまれる項目を満たすことに希望を感じれなくなり、自殺に至る人間なんて山ほどいるだろう。

それらは決して注目されることはない。「電通社員」ほど希少性もインパクトもないからだ。

だが、おそらくそれらの自殺要因は共通している部分があって、結局は社会の目とプライドの要素が大きいのだろう。

 

本人がプライドを高くすることを抑えても、社会価値観を変えることをしない限り、劇的に自殺の数を減らすことは難しいのではないだろうか。

ネット上の意見を見ていると年々ルッキズム人間が台頭してきているように思える。

容姿という要求に対しても、どんどん厳しいものになっているだろう。

あるアンケート高学歴なら人生幸せになるかという問いに対して、yesと答えた割合の高さも衝撃的だった。

 

こうした、「承認の達成条件の厳格化」が、山羊山登りと同様に愚かなことだと、世間認識抑制しない限り、

物質的には豊かになっても精神的には貧しい状態がどんどん加速していくと想像する。

そのためには、こうした考えを一人でも多くの人間に内在した愚かさを認識させ、それを頒布し、

一人一人が社会を変える意識を持つようにしていくことでしか悲劇を劇的に抑制することはできないだろう。

これらの議論オピニオンリーダーインフルエンサーが行ない、周辺の人々もそれに続けば、世の中は少しずつよくなるのだと思う。

ただし、オピニオンリーダーインフルエンサーになるには、厳しい条件を乗り越える必要があるため、

彼らもまた、生存者バイアスのかかった価値観に毒されている可能性もあるだろう。

社会の生きづらさというのは根の深い問題なのだ

ヘルマン・ヘッセ車輪の下

過労死学歴話題を目にすると思い出す

電通過労死するか鍛冶屋の息子で一生を終えるか


現実鍛冶屋ゲームに出てくるお気楽トンカチおじさんとは訳が違う

鍛冶屋父親子供に学をつけてやりたいと思うような人生だった


電通鍛冶屋の間が一番”オイシイ”のだろう

この果実の中心には次世代への持続性や素朴さが保存されている

心が平穏でいられる


そこを狙ってアキバ加藤が凶刃を振るったのだろう

【胸くそ注意】トイアンナさんに聞いてみたいんですが…

今日のトイアンナさんのブログはなんかもうすごかった。

アナル栄養ドリンクの瓶を突っ込むくらいは女性でもやらされる」(20代、元電通社員

私が電通社員へかつてヒアリングしたエピソードには「今すぐXXへ来いと言われ東京から深夜タクシーに飛び乗った」「道端で脱げと言われて脱いだら留置場へ入った。すぐ出してもらえたのでそのまま出社した」なんてのがある。

http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/10/15/102629 より

トイアンナさん関暁夫顔負けの都市伝説ハンターとお見受けしたので、せっかくだから、このコピペ(僕の知ってる限り、2ちゃんねるに何年も前から存在する)がどこまで実在するのか聞いてみたい。

(以下、コピペ

神 ウンコ食べる

十段 公開脱糞

九段 公開オナニー、、アナルセックス(女ならマンコでバナナ切り、「産卵」、人間燭台) 

八段 路上全裸全力疾走ラップなしフェラ全裸で擬似SM(女なら路上全裸全力疾走わかめ酒、女体盛り)

七段 ケツで生け花きゅうり花火挿入、ラップ有りフェラ、女の頭にちょんまげ(女なら野球拳全裸になる、公開フェラ

六段 陰毛ファイヤー、男同士でディープキスエリマキトカゲ、ケツにプリッツ挿入(女なら野球拳パンツ一枚まで)

五段 マジックで体に名前書いてお盆使わず裸踊り路上でセミ、ちょんまげ(女ならトップレスだっちゅーの、男と公開ディープキス

四段 革靴でビールイッキ飲み

三段 取引先の前でお盆使って裸踊りウォッシュレット(女ならバニーガールコスプレレオタードで踊る、非公開売春野球拳で下着まで) 

二段 ポッキーゲーム女装コマネチTバック(女ならポッキーゲーム、擬似フェラ、異性とチークダンス

初段 土下座ピッチャービール一気 

語句解説

人間燭台・・・全裸でまんぐりがえしの体勢になってアナルに燭台を置き蝋燭に火を灯す。実在します。

産卵・・・マンコにウズラの卵を挿入して排出する宴会芸。実在します。

わかめ・・・マンコに酒を垂らして男に飲ませる。陰毛わかめに見えるからこうなづけられた。実在します。

女性MR製薬会社営業)専用の芸です。

エリマキトカゲ・・・全裸になって玉袋を掴んで引き伸ばし、「エリマキトカゲエリマキトカゲ♪」

と愛らしくがに股宴会場を走り回る芸。

ウォッシュレット・・・仰向けに横たわり口に含んだ水を全裸になった男の肛門に噴出する芸。

このランキングの段位はその段位の芸が全て出来て初めて認定されます

初段まで 一般企業で頑張ってください。

五段以上 証券生保損保で十分勤まります

八段以上(女性なら7段以上) 商社広告でも十分戦えます

九段以上 MR製薬会社営業)でも頑張れます

ネタだと思ってたけど、トイアンナさんのブログを見てたら「あれ?実在するんじゃね?」と思えてきたので、勝手ながら質問を投げておきます

ちなみに、このコピペを発掘したスレ10年前のものでした。

http://money4.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1167786586/

電通内部から記事をあまり見ない

こんだけ電通話題が溢れているのに、内部から意見記事をあまり見ないのは不思議に感じる。

他の企業なら、増田Twitterで「現在電通で働いているものですが~」的な意見が出てくるのに、企業規模から考えてもなさ過ぎじゃない?(2ch最近見てないかわからん

心まで奴隷なのか、はたまた、記事を書く暇もない程激務なのか。

広告代理店の中から見る、異常な勤務実態是正方法

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161014/3505981.html

電通労働局調査が入ったようだ。メディアが立ち入りと同時にニュースリリース電通の友人に聞くと特に社員にはアナウンスもなかったようだから、おそらくこの調査自体は抜き打ちでも何でもない。今後、どう対応していくかということだろう。

さて、広告代理店おかし勤務形態是正するために、どうすれば良いか中の人として率直なことを言おう。3つの問題解決される必要がある。

企業文化問題

この問題が、一番是正可能問題と考える。

十年、二十年前と違って広告代理店も「フツウの会社」になってきているといいつつも、様々な場所で指摘されている通り、日本的企業の悪いところを極端にして集めたような企業文化であることが、広告代理店残業が果てしなく増えていく大きな原因となっている。

例えば、徹夜をして時間をかければかけただけ、質が上がると無邪気に信じていること、あるいは、社内の宴会の出し物のために若手社員を初めとして残業して取り組むことが是とされていること、リスクヘッジのためと称した無駄作業オーバークオリティをするのが誠意と考えているということなど。ある種、「普通にやるべきこと」を超えて「そこまでやらなくてもいい」レベルまでやることが当然という文化が、電通でなくても少なから大手広告代理店にはある。

そしてこれが純粋に求められている仕事に対するクオリティではなく、依頼するクライアントからすれば不必要ものをやって悦に入っている。そうした自己満足的な仕事を取りやめることで、大きく心理的負担作業量が減るはずだ。

評価体系・報酬体系の問題

この問題は急に手が入ることは難しいだろうが、既に取り組まれ始めており、ここが解決することで大きく是正するだろう。

大手広告代理店は、日本的企業文化が強いこともあり、昇進の体系、評価体系において年功が強く重視される。電通の亡くなった新入社員Twitterを見た人はご存知かもしれないが、ほとんどの大手広告代理店において年次は絶対価値観で、仕事ができるからといって上司よりも昇進が早い、なんてことはあまりない。博報堂はやや年功序列が緩んでいるが、それでも一部の非常に目立つ社員に限られる。電通は数千人の社員がいるが、早期昇格する人は十数人程度とのこと。

ではこれだけ年功序列だとすると給料はどう決まるのか?答えは簡単残業時間の量によって決まる。そう、残業しなければお金が稼げないというシステムなのだ。(博報堂は多くの社員年俸制になったそうなのでこの限りではない)その人が優秀か否かは関係ない。会社にいれば、お金が稼げる。だからこそ、残業常態化するのである。密接に仕事評価と結びついた評価報酬体系、あるいは年俸制にすれば大きく残業時間の「見た目の量」は減ると思われる。

・受注産業であることの構造問題

しかし上記2点は本質的問題ではない。広告代理店ビジネスモデルは受注産業であり、広告代理店残業問題解決するには、この「発注側」の協力が不可欠である。自社がどれだけ制度を変えても絶対に「本当の残業量」は変わらない。年俸制にしたところで、ヤミ残業が増え、むしろ報酬体系と見合わなくなり、自殺する人が生まれるだけのはずだ。

この問題は、前述の「企業文化問題」とも結びついている。受注産業として広告代理店が競合しているため、発注する企業側としては「どれだけウチのためにやってくれるか」というのが評価基準になる。結果、オーバークオリティが当然となり、「クライアントファースト」を錦の御旗としてすべての時間を注ぎ込む、どれだけ尽くせるかが問われる。発注企業担当者もそれが当然と思っており、結果として忠誠を確かめるために無理難題を言い始める。「明日来年キャンペーン企画をすべて考えて持ってこい」というような無茶な依頼である。これは実際にその企画がどうというよりも、「仕事がほしいなら汗をかいてこい」という関係性によるものだ。結果、仕事の内容よりも、どれだけつらい思いができたか?ということが、社外的にも、社内的にも評価基準となってしまい、結果として仕事量は増える。また一番分かりやすい「汗のかき方」は時間をかけることなので、長時間残業がむしろ推奨されるというおかし空気が生まれしまっているのだ。

インターネットにおいて広告代理店は嫌われており、特に電通博報堂はすべてを裏から操る悪の枢軸と、ある意味評価”されているが、受注産業なので実際は立場発注企業よりも下。クライアントに対してNOを言わないのが、広告代理店的の(無意味な)美学である

これを是正するためには、双方が考えを改める必要がある。

・無茶な要求にはNOと言い、かけた時間仕事関係ない誠意をクオリティとして評価せず、純粋に納品物で勝負するという広告代理店側の変化

・無茶な要求で試したり、丸投げするようなことはせず、適切な金額スケジュール発注し、誠意や時間といったことでは評価せず純粋に納品物を評価するクライアント側の変化

ただ、この構造問題をどれだけの人が理解しているだろうか。電通に立ち入り調査が入ったが、もし労基がただ残業時間を減らせ、と電通に厳命すればおそらくさらなる自殺者が出るだろう。ヤミ残業が横行し、かつ給料も大きく下がるからだ。

私は広告代理店社員として、今回大きく社会問題化したことは非常に好意的にとらえている。これだけ社会的問題として広告代理店の異常さが取り上げられれば、一般の反応はともかくとして多くのクライアント企業が自社の発注のやり方に関して少しでも疑問を持ってくれるのではないかと期待しているかである電通経営陣もそう思っているかもしれない。これだけ社会問題化すれば、残業時間是正、働き方改革という旗のもとに、クライアント企業側に仕事のやり方を変えるようお願いしやすいかである。そして電通が変われば、そこに続く博報堂以下の企業も同じように追随できる。

私自身は、広告代理店企業文化、あるいは遅れた評価報酬体系に関して大いに不満がある一方で、広告代理店仕事自体は(理解してもらえないかもしれないが)好きだし、もっと本質的クライアント企業に貢献したいと考えている。これを契機として変わってほしいという願いを込めて。

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