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はてなキーワード: 量的緩和とは

2024-04-08

anond:20240408174718

リフレ派の理論量的緩和インタゲにより民間銀行の貸出の予想実質金利を下げることで貸出が増えて投資が増えて需要が増えて、みたいな理論だったわけだが今思うと希望的観測に基づく神頼みみたいな政策やなこれ。

いやまあだからリフレ派は財政も出して需要作れとは言ってはいたか

2024-01-05

anond:20240105061710

民主党政権下での円高は、あきらかに政権特に財務相)が志向していたものだっただろうが。

国会円高問題だと発言してるから。例えば

第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号 平成24年5月23日

馬淵澄夫

また、二〇〇八年の世界金融危機以降、アメリカ英国、こういった国々のいわゆる量的緩和マネタリーベースの増大によって、我が国金融政策が十分ではなかった、その結果、円高が進みました。さらには、東日本大震災、こういった出来事があるにもかかわらず、円高は実は変わらない状況になっている。三年たった現在においても、実は日本経済は完治していない状況ではないか

探せば似たような議事録はいくらでも出てくるよ

2023-11-09

2012-06-28勉強不足の人ほど高飛車日銀非難する傾向について

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2012/06/post-7a96.html

偶然はてなブックマークの上の方にあがっていた極東ブログ記事を読んでうんざりしたので、思うところを書いておきたい。とは言え、finalvent氏の議論それ自体批判するつもりはない。その裏側にある、「不景気の主因を日銀に帰さないと気が済まない人たち」の困った思考パターンに対して一言もの申したいのである

日銀は「議論余地無く」間違っているのか

氏のちょっと出来の悪い陰謀論については措いておこう。気になるのは、というより、前から気になっていたのは、日銀非難する人たちは何故こうも自分意見の正しさに確信を持てるのだろうかということだ。自分たちの意見の方が間違っている可能性を慎重に考慮した議論をついぞしばらく見たことがない。現状の日本金融政策有効であるインフレターゲット採用すれば期待インフレ率は上がる、量的緩和すべきだ、等々、自信満々でまくし立てておられる。たまに反論があってもまるで聞く耳を持たないご様子だ。

しかし、当の経済学界においては、これらの意見はどれもコンセンサスとは言えない。どちらかというと、2000年代半ば以降「ゼロ金利下での金融政策有効性」についてはあまり目新しい論考が出ていないというのが現実と言って良いのではないか。「不景気から脱却した後も利上げをせず、過剰なインフレ放置することを約束すれば、ゼロ金利下でも中銀は影響力を行使できる」というKrugman他の議論は、「でもその約束を信じる理由がないじゃん」という十年来のツッコミに対して依然として回答できていない。この議論が死に絶えたわけではないが、最近議論ではこの「約束」を信じてもらえない(=金融政策機能しない)可能性にあらかじめ言及する論文が多いように思う(Mankiw and Weinzierl (2011)など)。

ゼロ金利下での新しい世界

一方で、財政政策研究は急速に進んでいる (ゼロ金利下では財政乗数が大きくなるとしたChristiano et al (2011)やWoodford (2010)などが代表的だろうか)。これは、むしろ復活したという表現の方が正しいのかも知れない。いわゆるDSGEマクロモデルでは財政政策効果は無きに等しくなるので、マクロ経済学者の間では「景気対策金融政策で行うべき、即ち、中銀が責任を取るべき」、という理解一般的になった。いわゆる「リフレ派」とかその界隈の人たちが日銀をやたらと非難したがるのも、元々はこの理解を出発点としている(はずである)。だが、ゼロ金利下では、この常識それ自体が成立しないらしいことが少しずつ分かってきたのである

この「常識通用しない世界」では、色々なことが起こりうる。「ゼロ金利下では減税が景気を悪化させうる」としたEggertsson (2009)の論文もそうだし、逆に「消費税増税デフレから脱却できる」と論じた論文もある。今年のアメリカ経済学会で話題になったCorreia et al (2011)の論文がそれだ。結論は、「ゼロ金利の下では金融政策有効ではなく、むしろ消費税を緩やかに増税していく(同時に裏で所得税を減税する)ことで利下げと同等の効果が得られる」というものだ。大雑把に言えば、消費税増税でも物価は上がるわけで、これがインフレ(=実質金利低下)と同じ効果をもたらすという理屈になる。ちなみに、所得税減税を伴わず消費税増税単体で景気回復可能とする論文Wren-Lewis (2000)が10年も前に書いている。彼のブログ簡単解説があったので、興味のある人は読んでみると良いだろう。

http://mainlymacro.blogspot.co.uk/2012/04/more-on-tax-increases-versus-spending.html

ちなみに、アメリカ経済学会ではこれ以外にもゼロ金利関連で面白い論文が発表されていたのだが、The Economistの以下の記事が良い要約になっているのでそちらを参照してもらいたい。金融政策に対して学界が悲観的になりつつあることも、これを読めば概ね理解できるだろう。書き手金融政策有効性を信じる人らしく、金融政策はもう無効だという考えを少し批判的に書いている記事なので、自分に都合の良い記事しか読みたくない類の人も気持ちよく読めるのではないかと思う。

http://www.economist.com/blogs/freeexchange/2012/01/monetary-policy

蟲毒の壺の物語

さて、ここまで読んでなお「日銀議論余地なくワルモノ」と思えるものだろうか。日銀改革景気対策の最優先課題と断言できるのだろうか。別にリフレ信仰を捨てて日銀を真の神として崇めなさいと言いたいのではない。世の中には正誤定かならぬ「よく分からない」ことが山ほどあるのであって、この金融政策をめぐる議論もそのひとつだと理解してもらいたいだけのことだ。

知識の足りない人ほど目の前の景色世界の全てだと思い込む。その景色を共有しない人を見下したがる。知識が足りないことが悪いのではない。自分だって景気対策門外漢で、趣味で気が向いたとき論文を追っているに過ぎない。大切なのは自分は世の中をろくに理解できていないということを理解した上でモノを語ることだと思う。

Twitterでの議論を見ていると、知識の足りない人同士が互いの誤解を肯定しあって自信を漲らせていく過程をたまに見かける。なんだか、毒虫が相食んで更に自らの毒を強める蟲毒の壺を覗き込んでいるような気分になったのを今でも覚えている。たまには壺から出て外の空気も吸おうよ。

参考文献

Christiano, Eichenbaum, and Rebelo (2011) “When is the Government Spending Multiplier Large?”, Journal of Political Economy.

Correia, Farhi, Nicolini and Teles (2011), “Unconventional fiscal policy at the zero bound”, mimeo.

Eggertsson (2009), “What fiscal policy is effective at zero interest rates?”, FRBNY Staff Paper.

Mankiw and Weinzierl (2011), “An exploration of optimal stabilization policy”, Brookings Papers of Economic Activity.

Wren-Lewis (2000), “The limits to discretionary fiscal stabilization policy”, Oxford Rev of Economic Policy.

Woodford, (2010), “Simple analytics of the government spending multiplier”, mimeo.

2023-04-14

Japan, Germany and the challenge of excess savings Martin Wolf

Tokyo is trapped when it comes to managing this structural issue

日銀総裁植田和男氏は、現在日本金融政策の2本柱であるマイナス金利イールドカーブコントロールが引き続き適切であると強調した。これらの政策固執することは正しいかと問われれば、私の答えは「イエスである。この政策リスクが無いからではない。しかし、代替案もリスクが高いかである

日銀資産購入(または「量的緩和」)や最近イールドカーブコントロール政策無視したとしても、日銀短期介入レートが1995年以来0.5%かそれ以下であるという驚くべき事実がある。このような緩和的な金融政策を30年近く続けながら、需要の低迷と低インフレ懸念する国があると、どれだけのエコノミストが予想したであろうか?

これは明らかに根深構造的な現象である。何が原因なのだろうか。答えは、慢性的な過剰貯蓄である

日本では民間投資が非常に多いにもかかわらず、民間部門の余剰貯蓄は例外的ものである

日本民間部門の総貯蓄は、2010年から2019年の間(COVIDやウクライナ戦争のショック前)、GDPの平均29%という異常な数字を記録した。日本民間部門GDPの21%という大きな投資を行っていた。しかし、それでもGDPの8パーセントの貯蓄余剰を残している。(29-21=8)ドイツ民間貯蓄の余剰は平均してGDPの6パーセント米国は5パーセント英国ゼロに近い。

日本企業部門でも、国内投資より貯蓄の方がはるかに多い

経済全体では、政府外国人を含めれば、貯蓄は投資と等しい。問題は、このバランスをどのようにとるか、そして重要なのはケインズが教えてくれたように、どの程度の経済活動のレベルでとるかである

高い貯蓄率を誇る日本では企業貯蓄が主流だが、ドイツでは家計貯蓄が重要視されている

まともな政策立案者であれば、不況によって過剰貯蓄を解消しようとすることはないだろう。むしろ生産的な投資で貯蓄を吸収するか、国の貯蓄性向を低下させることを目的とした政策選択するはずである

1990年代初頭以降、日本政策立案者が行ってきたことを考えると、民間部門の膨大な貯蓄超過の中で総需要を維持しようとした、ということになる。

企業貯蓄は、日本GDPに占める割合が一貫して高い

超低金利は、例えば、民間投資を増やし、民間貯蓄を減らすことを意図している。しかし実際には、民間貯蓄の余剰、特に企業の余剰は巨大なままである。緩和的金融政策は、政府投資が貯蓄を上回ることによって、余剰の民間貯蓄を吸収(相殺)することを容易にした。

企業貯蓄は、一貫して企業投資ニーズを上回っている

日本が何十年も苦しんできた(そして中国も同様に苦しんでいる)構造的な余剰貯蓄問題管理する他の方法はなかったのだろうか。以下に3つの方法を述べる。

1つはドイツのやり方で、2010年から2019年にかけて、対外資産の純取得額は平均してGDPの7%。これにより、民間部門公的部門の両方が貯蓄黒字を計上し、総需要供給バランスをそれなりに高い水準で保つことができた。これが日本にとって真似しにくかった理由は2つある。一つは、貿易黒字アメリカ重商主義に真っ向からぶつかることである。もうひとつは、円相場に激しい上昇圧力がかかり、日本デフレに陥る可能性があったことだ。実際、ユーロ存在しなければ、為替レート・メカニズムにおける通貨危機によって、ドイツ・マルクは大きく切り上げられ、ドイツ経済デフレに陥っただろう。

日本企業家計部門の余剰貯蓄は、政府やその他の国々の純貯蓄不足で相殺される

第二の選択肢は、経済における企業内部留保(あるいは企業貯蓄)の極めて高い割合を低下させることを目的とした構造政策である。これは本質的に分配の問題であり、賃金が低すぎ、利益が高すぎるのである。これを解決する最も簡単方法は、企業利益に対する税率を上げる一方で、投資の完全な費用計上を認めることである。他にも、従業員利益を分配するなどの方法が考えられる。しかし、目的は明確で、過剰な利益を消費に振り向けることである

第三の選択肢は、構造的な問題には手をつけず、金融財政を引き締め、日本人にその収拾を委ねることである。これは「清算主義である最近流行りつつある。しかし、それは日本が膨大な民間貯蓄超過を続けている限り、政策はそれを減らすか相殺する方法を考えなければならない。日本経済はまだ追い詰められている。また、簡単な出口もない。

2023-01-06

円高の正体              安達誠司

http://www2u.biglobe.ne.jp/~itou/hon/endakax.htm

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日銀量的緩和政策デフレ円高からの脱却するメカニズムを次に示します。



(1)日銀が、マネタリーベースを十分に供給しつづける。(日銀銀行当座預金口座に現金を十分に供給しつづける)



(2)銀行は今後インフレがくると予測日銀から振り込まれ資金を原資に、株や外債での運用を増やす



(3)銀行が起こした株高と円安を目にした一般投資家株式投資為替取引を活発化させる。



(4)日銀マネタリーベースを増額することで、株式投資為替取引の活発化した期間が続けば、投資家に株の運用益と為替差益が入り、かつ輸出企業輸入品競合産業漁業酪農業地方地場産業観光業など)の収益改善しはじめ、景況感改善する。



(5)日本全体の予測インフレ率の上昇がはじまりさら日銀ベースマネーの増額がそれを後押しつづけ景況感改善が広がれば、日本全体の予測インフレ率の上昇が本格的なものとなり、銀行以外の一般投資家も、株式投資為替取引さらに活発化させる。



(6)日本全体に予測インフレ率の上昇が浸透していく過程で、株価の反転によりバランスシート改善しはじめた企業や、同時に円安によって収益改善した輸出産業輸入品競合産業は、生産設備拡張したりなどの設備投資を行ったり、工場稼働率を上げたりする。そのことを通して、日銀金融緩和から端を発した経済へのプラス効果が、産業周辺の取引企業下請け企業に波及しはじめ、日本景況感さら改善しはじめる。



(7)業績の回復した企業従業員ボーナスを増額する。基本給のアップをする。そして日本全体の企業活動が活発になる過程で、新しく雇い入れられる人も増える。新卒採用を増やす企業も出てくる。



(8)日本全体で給料が増え、雇用情勢も改善されれば、多くの人が消費活動を活発化させる。この過程で、日本全体の予測インフレ率がしっかり上昇し、実際のインフレ率もさらに上昇して、日本デフレから脱却する。



(9)日本デフレから脱却し、本格的な景気回復局面に入れば、いよいよ銀行リスクをとって、企業への貸出を拡大させる。これによって資金が借りられるようになった中小企業活動が本格的に活発化することになる。

2022-12-30

anond:20221230165529

日本円価値を高めるには税率を上げるのが簡単からだよ。

日銀量的緩和で国の借金の重さを薄めながら日本円自体価値を守って、政府会計黒字にしながら国際的な円の価値を守るという順序で考えたら残念ながら割と筋が良い手を打ってはいると思うよ。

それはそうと増税ふざけんな。

2022-10-28

anond:20221028222640

外国との金利差と世界的な供給網の機能低減による価格上昇。量的緩和は停止できないので家計支援による影響緩和をするしか無い

ブログ増田どころか、Twitterブコメ字数でも収まりそう)

2022-10-21

anond:20221021114052

日銀当座への金利は0%にしてもええで。もともと0やったし。量的緩和で0.1%つけて、マイナス金利で-0.1%つけるって小手先のことをするからあかんねん。一律0%や。

anond:20221021114052

日銀当座への金利は0%にしてもええで。もともと0やったし。量的緩和で0.1%つけて、マイナス金利で-0.1%つけるって小手先のことをするからあかんねん。一律0%や。

円安についてFXトレーダーがざっくり説明する

https://anond.hatelabo.jp/20221021063413

だいぶ違う

 

※書いたのはあくま素人なのでちょいちょい変なとこあるかも、コメントなど指摘してください

結構この状況は説明してるプロ沢山いるから大はずしはしてないと思うけど

 

前提知識

現代金融政策では「丁度いいインフレ」「丁度いい経済成長」が良いとされている

そのために中央銀行政策金利操作している

 

政策金利を上げる → 銀行等は金を保持するため景気抑制

政策金利を下げる → 銀行等は金を貸すため景気刺激

 

それでも景気が刺激しきれなくなってきて、最近マイナス金利量的緩和QE)という方法が使われるようになった

量的緩和はつまり、無理やり銀行に金を与えることを意味する(代わりに国債を買い取る)

なお量的緩和の逆は量的引き締め(QT)という

 

量的緩和QE) → 金を巡りを増やす、景気刺激 → インフレになる、株高

量的引き締め(QT) → 金の巡りを減らす、景気抑制 → デフレになる、株安

 

デフレはよくないが、ハイパーインフレもまずい

デフレ → 物が売れない、投資が行われないからまずい

ハイパーインフレ → 物が買えない、今持ってる金が紙くずになるリスクがあるのでまずい

 

登場人物(覚えなくていい)

日銀 日本中央銀行

FRB アメリカ中央銀行

ECB EU中央銀行

機関投資家 何兆円何百兆円も運用してる奴ら、年金基金とかも含まれ

 

今起こっていること(基本)

2020年コロナパンデミックになった

景気を下支えするため、各国が量的緩和を行った

まり市場の金をめちゃくちゃ増やした

金は余るので当然株価も上がる

例:NYダウは20000割った後対策されて35000を付けた

https://finance.yahoo.co.jp/quote/%5EDJI/chart?trm=10y&styl=cndl&frm=mnthly&scl=stndrd&evnts=&addIndctr=&ovrIndctr=

 

インフレになる

例:アメリカインフレ

2020 1.2%

2021 4.7%

2022 8.0%

インフレ上がってきたし、コロナが落ち着いてきた

ぶっちゃけ8%はかなりやばい(らしい)

アメリカが量的引き締めと金利引き上げにより景気を抑制しようとする

ドル高になる

株安になる

インフレ率が抑えられる(予定、まだあまりされえない)

他国アメリカと似た状況だったので慌てて同じことをする

各国金利上昇合戦になる

日本だけ量的緩和・低金利を続ける

圧倒的な円安

 

ウクライナ戦争もかなり影響してるけど、大筋の原因はコロナという認識なので割愛

 

今起こってること(投機の話)

為替や株は投資対象であり、投機対象である

ただ負けることもあるので、今回のような誰が見ても明らかな状況は大口機関投資家にとって大チャンス

から必要以上に円が売られている

例えるならビットコインみたいな感じ

皆でドル買おうぜ!円売ろうぜ!みたいな過熱感がある

 

なぜ日本他国と同じようにしないのか?

日本の状況は他国と少しだけ違う

コロナ対策他国は金をばらまきまくった結果インフレになったが、日本ケチったためインフレ率が低い(コロナ対策が上手くいってしまった、あくまでお願いベース対策だった)

他国ウクライナ戦争の影響を多く受けている(?)

日本は今「QEで景気刺激する作戦」の真っ最中だった、それを放棄するかどうかという話になる

 

から日本方針自体はそれほどおかしくはない

ただし他国が一気に量的引き締め・金利上昇に動いたため悪目立ちし、大口機関投資家に狙われる羽目になった

こういうことはよくある

 

日本対策は間違ってないのか?

他国も利上げしてるんだし日本為替安定のためやればいいじゃん」という意見があるだろうが

今の米株を見るとわかるように、同じようにすると株が暴落する

他国追従していないため日本株はあまり下げていない

例:日経平均コロナから他国回復に釣られて上昇しそのまま維持している

https://finance.yahoo.co.jp/quote/998407.O/chart?styl=cndl&frm=mnthly&scl=stndrd&trm=10y&evnts=&ovrIndctr=sma%2Cmma%2Clma&addIndctr=

※株が暴落するというのを「銀行融資してくれなくなる」に置き換えると分かりやすいか

 

じゃあ正しいのかと言えば、そもそも量的緩和マイナス金利でも景気刺激あまり効いてないじゃん」という批判がある

これはアベノミクスから言われていたことで目下国内金融政策の一番の悩みだと思う

ただ、他国追従したら株価が下がるわけだから、どっちに転んでも批判されると思う

他国インフレを抑えるか、株価安定を取るかの2択だが、日本為替安定を取るか、株価安定を取るかの2択になってる

 

これからどうなるのか?

アメリカ次第だけど

アメリカ11月12月にまた金利を大きく上げるとほぼ断言してるのでドル円はまだ上がっている

でも「来年ちょっと上げるか横かも」って言っていて、何ならやりすぎると景気後退リセッション)するから金利を下げるのでは?と言われている(アメリカリセッションしないもん!って言ってるけど)

からピークは年末か、来年のどこかで、来年末にはドルももっと戻してるだろうというのが多くの専門家の予想(特に投機筋がやりすぎた分戻す)

来年にはもっと戻るだろうと言われている(まだ不透明だけど)

から日本も「こんなの一時的だ」と余裕ぶっこいてる

余裕ぶっこいてるから投機筋が調子に乗るんだけど

(一応為替介入はしている、まあ介入すると大口煽りに行くから余計に過熱感が出ちゃうんだけど)

 

なお日本はずっとこのままで行くと黒田が言ってる

黒田そろそろ辞めるらしいけどね

 

円安は悪いことなのか?

業界ポジション次第で変わるらしい

ただ急激な変化は企業対応できないのであまりうれしくないらしい

今回なんて1年以内に結構行ってこいしそうだから混乱するだけだよね

 

為替介入はしないのか?

なんかする気なさそうだししても効かなそうなチャートの形してるよね

→ 訂正:今したじゃんw 儲かったわサンキューちゃん

 

介入は2回は最低限したっぽい

まりやるとアメリカが「為替操作国だ」とかい認定してくるからしづらいらしい

よほどのことじゃないとしないし、する時もある程度アメリカに根回しはしてるだろうと見られている

あと1回でうん兆円も両替する関係で、何発も打てない

蛇足だけどイギリス最近介入っぽいことした

 

QE, QT為替に及ぼす影響

基本的金利政策と同じ方向に動く認識だけど

そうじゃない時もあるらしい

原理不明

 

個々人ができること

・慌てない、来年春に150円だったら焦る

海外製品を買うのは控える、海外旅行を控える

アメリカ株が年末来年上旬くらいに底打つと見られているので積立NISAとか始めるなら大チャンス(?)

外国人旅行者に爆買してもらう

金利上昇、金利下降が始まったらガチ為替が動くので投資してたら気をつける、中央銀行の声に耳を傾ける

ドルショート(この冬か春)

他国の株を買う(この冬)

・金やビットコインを買う(この冬)

 

個人の感想です、慎重にお願いしま

※すいませんドルベースで考えてました、円ベースだと米株買いは為替差益出ちゃう

 

蛇足

投資ブームタイミングすげー悪かったよな

始めるならコロナ禍かこの冬じゃないか

 

アメリカ国債が今4%超えてるらしいよ

買うだけで毎年4%増えるってすごくね

日本人が米国債買おうとしたら為替差益の方がでかいから無意味なんだけど

 

最近アメリカインフレ率の.1%で為替右往左往してるわ

あほくさ

元となるデータエネルギーとか家賃らしいからそりゃ変わんねーよ

 

そういえばアメリカ給料増加を羨んでる声が聞こえるけど

インフレ率(物価高)には追いついてないらしいよ

まりアメリカ人も苦しくなってる

コロナのツケを払ってる感じ

 

今の日本株が耐えてる理由円安にあるかどうかは正直わかりません、たぶんプロもわからないのでは

 

私のFXトータルはマイナスです

昔何も知らなくてQE逆張りしてたせいだな

ファンダメンタルズあんまり当てにならないものも多いけど、金利QEQTだけはガチ

この知識だけで致死率減ると思う

 

あ、ごめんなさい米株買う時に為替差益が発生するのに気づいていませんでした(株は素人すぎる)

いつもドルベース信用取引なもんですいません

 

この話難しいようで、わかってしまうとインフレ促進させるかインフレ抑制するかの2択だからそんなに難しくない

難しいのはその手段がたくさんあるってことと、影響がどう出るかあたり

日本の状況は非常に特殊出口戦略が求められてるけどそれはまた別のお話(難しくて説明する自信ない)

 

ところで今のアメリカの状況は国が「もっと不景気になれ!」って言ってんのにそれが効かないみたいな状況で面白い

物を買うな!金を貸すな!国債かって大人しくしてろ!失業しろ!と言ってる

ウケる

 

元増田のどこが違うんだ?って言われたから一応書く

ー>米ドルは市中に流れこんでしまうからインフレも止まらFRBさらに利上げをする

ここが違うと思う、FRBドル高にする事でもインフレ抑制を狙っているからそんな無限地獄になってない

 

じゃぁなんで利上げができないのかっていうところだが、それはい日本住宅ローンを組んでいる人たちが大惨事になるからだ。国の判断によって国民トラブルに陥ることだけはしたくない。

住宅ローンの話もあるかもしれないけど基本景気全体という理解をしている

会社への融資が減ることを意味してるわけで

 

そんなに大したことは起きないかもしれないが、政府支持率がガタ落ちになることだけは間違いないのでやりたくないだろうな、政府

やってるのは政府というより日銀

 

FRBCPI自分たちにとって気持ちのいい数字にならない限りは何も考えないで利上げを続けるか利下げに踏み切らない。

FRBはすでに計画を出しているし、CPIを気にしてるのはむしろ市場投機

 

日銀黒田が利上げに転じられもしなければ、首にもならないことの徹底的な検証なんじゃないのか。

黒田はもう辞める

利上げに転じられないのは検証済だと思う、詰んでるだけ

 

あと投機筋の話が足りてない

2022-07-20

anond:20220720083855

90年代から氷河期人件費企業の単なる負担と見た財界意向に政官が無批判に乗っかって政策的に誘導したものでしょ

わずか3年3か月の民主党政権下でそのような政策が執り行われたのかって話

ネトウヨは「民主党日本破壊するために円高にした」とか言うけど

言い換えると、「民主党日本破壊するために日本経済を強くした」という内容を含んでるって気づいてないのかね

定性的に、自国経済が強ければ通貨高に、自国経済が弱くなれば通貨安になるという常識すら抜けてるんだよね

単なる無知なのか、党派性から分かった上で嘘をついてるのか知らんけど

でも、ひいき目に見ても民主党時代経済が記録的な円高につながるほど好調だったとは言えない

では、なぜ円高になったか

金利引き下げやEUソブリン危機による円買いが起こったか

外的要因で起こったことなんだ

ゼロ金利解除

円高局面日本金利を引き上げたら、さら円高が加速することになる

おk

もしこれを、90年代半ばからゼロ金利~超低金利にへばりついていた日本金利さらに引き下げるべきだったという意味で言ってるなら

マイナス金利や非伝統手法による量的緩和を初政権2009年の時点で採用するのは政治的に困難だったろう

長年与党として君臨してきた自民党麻生政権ですら、この当時そこまでは踏み切れなかったのだから

追記

政治結果責任から民主党政権下でも就職難が起こり、その結果民主党氷河期難民が生じたことまで否定するつもりはない

2022-07-16

anond:20220714231019

スナイパーライフルとかで実行されていたら、反安倍がついにプロヒットマンを雇ったんだというナラティブ形成されただろうけど、

周囲の警護がついてた状態で怪しげなお手製武装を片手に飛び込んでいったことが個人的私怨の深さとその課題意識を鮮明に表現している

最初アメリカ協調して量的緩和を止めない日銀に対して、圧をかけるために国際金融資本が放ったヒットマンなのでは?

と思ってたけど、あのいかにも成功しなさそうな攻撃映像を見て、ここまで丁寧なプロットをアメリカヤンキーは書けるわけもないことに気づいたので

この線は自分の中では消しました

2022-06-08

anond:20220608215612

ゼロ金利になるとそれ以上効果的な金融緩和ができない(効果が弱い量的緩和マイナス金利しかない)から物価を上げる事が難しくなるが

外的要因で実際にインフレ率が上がれば政策金利を上げることでそれ以上インフレ率が上がるのを止めることは(デフレ下の金融緩和より効果的に)できるから

2022-04-24

anond:20220424223139

GDPマネタリーベースリーマンショックの時も日本のほうが多かった定期

0金利量的緩和日銀がずっと前から先行してて欧米が後追いしただけ

2022-03-25

anond:20220325012917

銀行利益出ようが出なかろうが関係ない。

銀行に体力があれば取り立てを厳しくしなくてすむから関係ある

2006年量的緩和やめた後だって総量規制並みに倒産が増えたわけでもない

2022-02-23

anond:20220223223156

GDP比で言うと日本は最悪の状態

しか日本けが量的緩和を止めようとしていない

日本ますますやばい状況になりつつある

このヤバさがわかる人は意外と少ない

anond:20220223222745

リーマンショック後も黒田ほどではないが欧米以上に量的緩和をしてたんやで

量的緩和最初にやってたのは日銀黒田が従来以上にやったからお前は後だしと勘違いしてるだけや

anond:20220223215909

日本のほうが先に刷ってたやん

しろ欧米ゼロ金利量的緩和日銀の後追いをしてたんやで

2022-01-28

anond:20220128083015

岸田関係ないんだぞ笑

アメリカテーパリングと利上げ

日本安倍元総理黒田総裁量的緩和政策で利上げができない(財政ファイナンスをやってしまった報い)

というのが現状

アメリカ金利引き上げのリスクオフアメリカ株価が落ちていて、その煽り日本株価も落ちている

ちなみに最近ではリスクオフの時にときに円が買われるというのは無くなってきている

2021-12-25

今日だけは絶対上がるだろ」っていう日にレバナス投資するのってどう思う?

例えばFRB量的緩和するって発表した直後の日とか

2021-09-21

かつて(今でも)リフレ派だったあなたへ

アベノミクス格差置き去り 立民が検証「明らかに失敗」 (時事通信)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092100914&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

この記事を見てふと考えました。黒田東彦日銀総裁の前任である白川方明氏が日銀総裁の座を退いたのが2013年(平成25年)。あれから8年が過ぎました。

リフレ派(※だった人も含む。有名無名問わず)は何か総括なり反省なりなんらかの評価感想を示すべきだと思う。

蛇足ではありますが、私もリフレ派でした。過去形です。かつてはその理論というか考え方を正しいと思っていましたが、いつからか、そう思えなくなってしまいました。

インフレ目標ゼロ金利政策資産買い入れ、量的緩和(異次元緩和)、マイナス金利…等々。いまどう思いますかね?

今の状態私たちが望んできた結果でしょうか?どうですか?

2021-08-23

anond:20210823135402

もしリーマンショック後に自民政権を握ってたら民主と同じように増税とかしてしくじってたと思う

結局量的緩和民主やらかしたのを見たからやれたんだと思う

自民が引き続き政権を守ってたら量的緩和をせず、やっぱ量的緩和がいいやと思っても今までの方針否定することになるからできなくて…ってなったと思う

2021-08-11

anond:20210811150301

そうなんだよな

日本量的緩和お金ばら撒いてるのに全くインフレにもなってない

どこにお金が回ってるんだ?

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