2022-10-21

anond:20221021063413

書いてる内容は大体正しいけど、利上げができない原因は住宅ローンなんかよりも遥かに大きくて根源的なところにある。

それは日銀当座預金への付利(預金に対する利息)

利上げをすると500兆円に膨れ上がった日銀当座預金の付利を上げないといけなくなる。

現在ゼロ金利なので高々0.1%程度で額にして5000億円だが、仮に1%にすると5兆円になる。

日銀純利益は1兆円で損失に備える引当金10兆円程度なので、すぐに債務超過に陥ってしまう。

では利上げをしながらも相応の付利まで上げないとどうなるか?

日銀当座預金は各銀行日銀に預けている金である

銀行商売なので、より良い利率が望まれるところに投資するため当座預金から引き出して市中に出す。

すると、市中に出回るお金の量が増えるのでさらインフレが進む。

※正確にはある程度は預けたままにしないといけないが、全体の500兆円に対して数十兆円程度なので議論には影響しない

結局、異次元金融緩和で散々国債を出してきたツケが回ってきたんだわ。

  • 日銀当座への金利は0%にしてもええで。もともと0やったし。量的緩和で0.1%つけて、マイナス金利で-0.1%つけるって小手先のことをするからあかんねん。一律0%や。

  • 日銀当座への金利は0%にしてもええで。もともと0やったし。量的緩和で0.1%つけて、マイナス金利で-0.1%つけるって小手先のことをするからあかんねん。一律0%や。

    • 利上げをしながら付利を上げないなら、数百兆円の超過準備金が市中に出回るで。 その金が株か不動産かどこに回るかはしらんけど、さらにインフレが加速するのは確かや。 まぁ、金...

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