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2023-01-06

円高の正体              安達誠司

http://www2u.biglobe.ne.jp/~itou/hon/endakax.htm

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日銀量的緩和政策デフレ円高からの脱却するメカニズムを次に示します。



(1)日銀が、マネタリーベースを十分に供給しつづける。(日銀銀行当座預金口座に現金を十分に供給しつづける)



(2)銀行は今後インフレがくると予測日銀から振り込まれ資金を原資に、株や外債での運用を増やす



(3)銀行が起こした株高と円安を目にした一般投資家株式投資為替取引を活発化させる。



(4)日銀マネタリーベースを増額することで、株式投資為替取引の活発化した期間が続けば、投資家に株の運用益と為替差益が入り、かつ輸出企業輸入品競合産業漁業酪農業地方地場産業観光業など)の収益改善しはじめ、景況感改善する。



(5)日本全体の予測インフレ率の上昇がはじまりさら日銀ベースマネーの増額がそれを後押しつづけ景況感改善が広がれば、日本全体の予測インフレ率の上昇が本格的なものとなり、銀行以外の一般投資家も、株式投資為替取引さらに活発化させる。



(6)日本全体に予測インフレ率の上昇が浸透していく過程で、株価の反転によりバランスシート改善しはじめた企業や、同時に円安によって収益改善した輸出産業輸入品競合産業は、生産設備拡張したりなどの設備投資を行ったり、工場稼働率を上げたりする。そのことを通して、日銀金融緩和から端を発した経済へのプラス効果が、産業周辺の取引企業下請け企業に波及しはじめ、日本景況感さら改善しはじめる。



(7)業績の回復した企業従業員ボーナスを増額する。基本給のアップをする。そして日本全体の企業活動が活発になる過程で、新しく雇い入れられる人も増える。新卒採用を増やす企業も出てくる。



(8)日本全体で給料が増え、雇用情勢も改善されれば、多くの人が消費活動を活発化させる。この過程で、日本全体の予測インフレ率がしっかり上昇し、実際のインフレ率もさらに上昇して、日本デフレから脱却する。



(9)日本デフレから脱却し、本格的な景気回復局面に入れば、いよいよ銀行リスクをとって、企業への貸出を拡大させる。これによって資金が借りられるようになった中小企業活動が本格的に活発化することになる。

2019-06-06

MMT

田中秀臣先生高橋洋一先生安達誠司氏、上念司氏がMMT一所懸命に叩いているのを最近ます

本家MMTって「経済成長なんてどうでもいい」思想を割と明確に押し出していてはるのですけれど その筋から否定しているのは見ませんね

「もう日本は昔のようには成長できないという人」を見かけるやいなやツイッターリフレ派が

デフレ派=既得権益サヨクラベリングして

条件反射のように叩いていたのを思い出しますね

2019-02-01

anond:20190131135844

4%の名目成長、ですかね…

円高の正体 (光文社新書)

作者: 安達誠司

発売日: 2012/01/17

マネタリーベースを200兆円まで拡大すれば、「1ドル=115円」までの円安局面が訪れ、日本経済デフレから脱却し(その時のインフレ率は3%程度)、4%の名目経済成長が訪れ、日本経済は完全復活を遂げることができる。

 
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