はてなキーワード: 少年漫画とは
「もちろんこちらも男性性を搾取するのはよくありませんね!少女漫画もジャニーズのグラビアもBLも当然ご法度!」
なんて話なら(賛成するかはさておき)筋は通ってると思うんだけど、現実女ばっかり女ばっかりでよく分からない。
元増田は全員が~って所凄い気にしてるらしいし、中にはそういう人もいるのかもしれないが、表に現れなかったらいないも同然よ。
半妖の夜叉姫というタイトルで、ヒロインは犬夜叉の娘一人と殺生丸の娘二人の計三人。
みんな十四歳で、女子高の王子だとか記憶喪失だとか口紅でパワーアップとか、令和なんだか昭和なんだか分からないようなコンセプトの設定を背負っている。
もう本当にいや。犬夜叉の続編を今更作るの本当に何。あれはあれで終わったんだよ何が殺生丸には娘がいるだ。
まあ、別にね、エンターテインメントはお金を払う顧客のものであって、いつまでも小学生の頃に買った単行本を大事にしているファンなんて、今後1円にもならない存在がどうでもいいのは知ってますけども。
高橋留美子も売れる漫画が面白い漫画って言ってるしね。続編、それなりに売れるんじゃない?
でも本当にいや。
幸せになってほしかった犬夜叉やかごめや殺生丸やりんが、娘が記憶喪失だの2歳で親と生き別れだの背負わないでいい悲しみを、なんかアニメの視聴率のために背負わされてる事実も死ぬほどいや。
高橋留美子の描く少年漫画の魅力は、永遠に青春を閉じ込めることでしょうよと思うわけ。それは私が古いのかな。
一生かけて言わせてみせるっちゃ。いまわの際に言ってやる。
そうやって大事に閉じ込めておいたはずの時間を勝手に動かさないでくれ。
オンリー・ユーのエルじゃないが、私は面堂終太郎も他のみなさんも最終巻で冷凍保存しておきたいの。
まあ、犬夜叉は、犬夜叉ね、私と犬夜叉は明日へ繋がっていく、で終わったからね。彼らの時間は鮮やかなほどに動いてるから、続編も許されるのかもしれない。
百歩譲って許されるのかもしれないが、娘たちを親と年単位で引き離していらん試練を背負わせるとか、いらんことをするな。
殺生丸とりんだってくっつくか否かどちらでも選べるようにって選択肢が用意されてたのに、勝手に娘を登場させるな。二次創作でやるような雑な続編を公式でやらんでくれ。本当にいや。
見なきゃいいとかいう話じゃないんだわ。公式から意味わからん情報が流れてきた現状が既に嫌なの。
だいたいサンデーはいつまで高橋留美子に頼って生きていくんだよ。今更犬夜叉の続編って他にやることないんか。
インタビュー載る週とかしか買わんが買ってた頃はマガジンと張るぐらい部数あったのに、ほとんど読むものないクソ雑誌に成り下がってしまって悲しい。
そりゃあデビューから今日まで高橋留美子が看板作家でいてくれるの、ファンとしては嬉しいけどサンデーはそれでいいんか。
いや、いいならいいけど。いいよ。永久に高橋留美子先生を看板作家として重用し続けてくれ。
関口さん。署名活動お疲れ様です。あなたに是非とも伝えたいことがあり、久々に (おそらく数年ぶりに!) 長い文章を書こうと思い立ちました。長い文章は書き慣れておりませんので、乱筆乱文お見苦しいかと思いますがどうぞご容赦ください。
インターネット上には、あなたが非実在男性なのではないか、ジャンプ読者の男性に対する偏見を持つ女性が書いたのでは無いか、などと疑義を表明する人が沢山いるようですね。
あなたがそのような声をどのように受け止めておられるか私にはわかりませんが、ただ、今のところ私はあなたが実在していて本当に苦しんでいると信じています。理由は、あなたが書かれる文から読み取れる苦しみにいたく共感したからです。
いらぬ誤解を招きたくありませんので早めに明確にしておきますが、私自身は今回の署名活動に賛同も否定もしません。
今回の署名活動にあたって名指しされた漫画やそれに類するもの (子供を対象とした媒体上で連載されるセクシャルな要素を売りにした漫画、と理解しております) を読んだことがなく、この活動に対し何か声を上げられる立場にないと考えるからです。
(私の生家は子供に小遣いを渡すという習慣のない家で、バイトを始めるまで私の手元には私の自由になるお金がなく、漫画雑誌や漫画本を購読する習慣がありませんでした。家族内に漫画を読む者もおりませんでした。たまに同級生宅にお呼ばれした時に読むのが小学生時代の私にとっての漫画のすべてで、そして少なくとも他人を家に招く際にその種の漫画を本棚に出しっぱなしにしている同級生はおりませんでした。)
では私がどこに共感したかと言えば、自分の理性では制御しきれぬ「こだわり」を抱え、それに振り回されて心も体も千々に乱れる苦しみを味わっているあなたに、です。
はっきりと言います。私は、ASD傾向のある発達障害者の一人として、あなたもASD傾向を持っておられるのではないか、と推察しております。
セクシャルな要素を含む漫画を愛読し、読んでいないという友人に対し興奮して問い詰めてしまうかと思えば、翻って自分が親しんできたセクシャルな漫画およびそれに類するものに注釈をつけよ、性表現レベルを読者に合わせよとの署名活動を始めておられる。
これらの両極端な行動は、単に考えを改められたというわけではなく、行動のベクトルが真逆なだけで、いずれの場合もその動機となっているのはセクシャルな漫画に対する強い「こだわり」(より正確に言えば、「セクシャルなことに興味関心がある自分」というアイデンティティに対する「こだわり」) ではないか、と考えます。
女性差別や性暴力は重要な社会問題だと思いますが、それよりも今のあなたを苦しめているのはあなたご自身の「こだわり」であり、それは署名活動をすることによってではなく適切な医療機関を訪れ適切な治療を受けることによってのみ解決への道筋がつけられるものだと考えます。
おそらく、あなたが「セクシャルなことに興味関心がある自分」というアイデンティティに対するこだわりを身に着けてしまったのは小学生の間ではないでしょうか。
その過程も、なんとなくですが想像がつきます。
友人関係の構築に難があるASD傾向のある小学生にとって、小学校生活をサバイブするというのは大変な苦難です。
一般の方々ほど友人関係その他コネクションの力に期待できないという前提の上で、自尊心を守りいじめられっ子の立場に転落しないようにするためには、舐められないポジションの確立が必要となります。
私の場合は、それは「頭が良い」「博識」というポジションでした。友達が少ないが故にほとんど無制限にある放課後の時間を勉強に当てたおかげで、そこそこ頭の良く博識な「ハカセ」ポジションを確立することができ、私の小学校生活は以後の人生と比較しても平穏なものでした。
(それでも、私立中学受験を前提に有名塾に通っているようなグループには決して叶わない程度の成績でしかなかったのですが。)
しかし、必要に迫られて装っていただけのはずの「頭のよい自分」「頭がよくて周りから一目おかれる自分」像はいつしか私の強いこだわりとなり、その後長きにわたって (成人し大学生になり、そして社会人となった今ですら) 私を苦しめ続けています。
「頭のよい自分」像が脅かされる事態に直面すると、錯乱して大きなショックを受けてしまうのです。ちょうど友人に対して錯乱してしまったあなたと同じように。
あなたにとっては舐められないためのポジション戦略が「セクシャルなことに興味関心がある自分」であったのではないでしょうか。
小学生にとって、セクシャルなことに対するタブーというものはなかなか強いもので、興味関心があるというスタンスをとることははばかられるものです。
ただ同時にだいたいみんな内心では興味関心を持っているものですから、タブーに対しおおっぴらに触れられる、というのはある意味では大変強い立場です。
だから、某漫画はじめみなが敬遠する(そしてその実興味があったりする)「セクシャルなものを強く意識する自分」のキャラクターを小学生の間に自分自身で構築されたのではないでしょうか?
そう推察すると、あなたがこだわるのがアダルトビデオや実際の性犯罪でなく少年漫画雑誌上のセクシャルな漫画であることにも、あなたが心残りとして取り上げておられる棒アイスの差し入れのお話にも得心がいくのです。
(棒アイスを差し入れすることと性的なことを結びつけ、男子の笑顔をいやらしい笑いと受け取ってしまうのは、どうにも一般的ではないと思います。小学生にとってはエロいことなんかじゃない、というだけでなく、すでに成人した男性にとってもそうです。男子グループのメンバが気になっている女の子に気に入ってもらいたくて差し入れをした、と受け取るほうがずっと自然でしょう。性的なことを常日頃から強く意識していなければ、たいして記憶にも残らないごくありふれた出来事のように思います。なお、他人の表情を読み解く力 = 表情認知が弱いのは ASD の特徴の一つだったりします。)
関口さん。いかがでしょうか。
これまでの文章は今も心療内科を受診している一患者が自身の経験と照らし合わせて妄想したものでしかなく、その正しさを保証するものはどこにもありません。
ASD傾向があるのではないかという疑いを向けられたことを不快に思われたら、心からお詫びいたします。ですが...
ですが私には、関口さんと過去の私がどうにもダブって見えます。自分の「こだわり」に振り回されて疲弊しつつ、「こだわり」を認知することすらできなかった過去の私に。
もし少しでも心当たりがあるようでしたら、ぜひともお近くの心療内科を受診することをお勧めいたします。
「少年漫画雑誌に載ってたエッチな漫画も大人になってみたら大したことなかった」って話、つまりは「18禁にならないスケベ表現なら少年誌に載せていーじゃん」論なんだけど、まともな性教育が行われていない国で小中学生が見たら性癖歪むよね。
大体ラッキースケベ見せてくれるキャラも10代の女の子キャラであることが多いし、恋愛の過程を丁寧に描いて結婚や妊娠のリスクなんかにも触れている作品ばかりでもないし、実際、30過ぎても10代の女の子と遊びたいとか思っちゃって本当にそれやっちゃう成人男性のニュースには事欠かないわけじゃない?
(イケメンが歳とっても若い子と遊びたいのは自分が若い時に若い女子にモテていたという成功体験があるからで、オタクが歳とっても若い子が好きなのは若い時に2次元の美少女キャラや漫画雑誌のグラビアに載ってる若いアイドルに夢中になってたからと考えると、男が若い子好きというのもただの刷り込みなんじゃないかと思うことがある)
「性教育的な漫画以外エロ表現禁止」と言いたいわけではないけど、未成年の読者を想定している雑誌ならもうちょっと考えて欲しいかなと思わないでもない。
「性に関する話題をオープンに語れるようにしよう」という主張をする人たちには共感するけど、「娯楽目的の媒体で安易にエロ使う」のはちょっと違うかな。
性的知識を全く与えないまま育てた場合も青年期になったらオナニーするようになるのかな
少年漫画内の性的消費がけっこう批判されてるけど、実はあれって「性的行為には価値がある」「女体は魅力的」みたいな価値観を植え付けるのにひと役買ってる気もするんだよな
清く正しく美しい恋愛をしましょう、性行為は絶対に同意を取った上で安全に配慮して行うこと!って描写ばっか見て育ったガキがどの程度の性欲を持つようになるのかわりと興味深い
ガキ特有の加害性というか残虐さみたいなところに乗じて加害性ある表現で興味を惹きつつ性的欲求をすりこんでんのが少年漫画で、そこから加害性をとったら興味を持たれなくなるのでは?みたいな
まあそうなったらすげー嬉しいけどな 馬鹿な男が少しでも減ってくれると男が楽になっていい
小中学生くらいまで一般小中学生女子みたくりぼんとかなかよしとか別マとか少女漫画を読んでたんだけど、中学の途中からジャンプを読み出してそこからは少年漫画か青年漫画かせいぜい花とゆめとか岡崎京子魚喃キリコやまだないとくらいしか読んでなかった。
花とゆめは少女漫画じゃねーかと言われたら少女漫画なんだけど、あそこはちょっとジャンルが違うと思っているんでカウントしていない。あれは少女漫画といっていいのか?と疑問符が浮かぶ。その花とゆめも高校生でやめて、進学して一人暮らしするときにコミックも全部売って、とにかく王道の「どうですか少女漫画ですよ」みたいなものを読まなくなって何十年か経つわけよ。少年漫画でも恋愛ものは避けて、コミックスも全然買わなくなって、読まなくても興味もないし困らないなと思いながらもう何年も生きてきた。
でも今ってネットでマンガサイトとかマンガアプリ(めちゃコミックとかシーモアとかピッコマとか色々)があって、何話無料とか試し読みみたいなのでちょっと読めたりするでしょ。昔聞いたことあるけど読んだことないのとかもちょっと読めるでしょ。それで、暇な時期に無料で読めるやつだけ適当に流し読みするようになったのね。
そうやって読んでいく中で、タイトルも全然聞いたことないし作者も全然知らない人だけど面白い少女漫画があって、無料分しか読めないから先がどうしても気になっちゃって、アプリ落として買ったんだよね、18冊。18巻完結。正直こんな年になって漫画に課金するなんて思ってなかった。つい数ヶ月前までは考えられなかったこと。
感想としてはもうキュンキュンして笑って泣いて素晴らしかったのよ。ご都合主義で大団円で、設定はちょっと変わってるけどストーリーの流れ自体は少女漫画のクソ王道なわけよ。増田はこういうご都合主義が嫌で少女漫画読まなくなったのに、そのご都合主義が素晴らしかったのよ。大人になってからは少女漫画なんてバカバカしくて読んでらんねえわと思ってたんだけどバカにしてごめんって思った。
そこで少女漫画を読まなくなった理由を思い返したんだけど、増田、高校生になったら彼氏できると思い込んでる痛い子供だったのね。漫画みたいな世界が自分にも広がるって信じてたの。でも増田ブサイクだし思春期は特に頭おかしすぎてびっくりするほどモテなかったから、なんだよ漫画の世界なんて全部嘘じゃんって初めて気付いたっていうの?そのときまで気付かなかった増田はやっぱり頭おかしいと思うんだけど、本当に増田は増田の将来に期待してたんだよね。姉がいて子供の頃から少女漫画ばっかり読んでた影響もあると思うんだけど、すっかり恋愛脳だったから当然ステキな彼氏ができるって信じてたんだよ。でも現実にはできないわけよ、頭おかしいブサイクだもん。できるわけねーわ。
それで少女漫画を捨てたんだよね。こんな嘘の世界いらねーわって。信じてたのに裏切られたわって。勝手に信じて勝手に裏切られただけなんだけど。
そうして離れている間に、小説でも映画でも恋愛ものが苦手になったんだよね。
増田にはこんな素敵なことは起こらないんだ
って恋愛ものに触れるたびに勝手に傷ついて、ストーリーへの感動とかじゃなく自分が可哀想すぎて本当にボロボロ涙が出てくるんでどんどん距離を置くようになって何年も恋愛ものを避けてた。
友達が観たいという映画に一緒に行ってうっかり泣けてしまったときは本当にどうしようと思った。幸い終演までに泣き止めてさりげなく涙も拭えて化粧も崩れなかったんでバレず事なきを得たけどあの時はやべえ!でも悲しくて涙が止まらない!とだいぶ焦った。
でも今回少女漫画をしっかり読んで面白かったと思えて大丈夫になったんだなあと感慨深く思った。たぶん自分自身と漫画をようやくしっかり切り分けて読めるようになったんだと思う。もともと頭がおかしかったんで他人より遥かに時間がかかってしまったけど、ニュートラルな気持ちで漫画が読めるようになってよかったなあと思ってる。
わたしも女だからセクハラにあったこともチカンにあったこともあって、嫌な思いをしたことはたくさんある。
職場で女だからさせてもらえない仕事があって悔しい思いをしたこともあるし、どうせ結婚して辞めるでしょ?って煽られたこともある。
女というだけで嫌なことたくさんありました。
たしかに現実と空想の区別つかない人いますけど、全員そうじゃなくない?
区別つかない人のために少年誌のちょっとした性描写にクレームいれるの?
少女漫画なんてもっと過激なのあるしドラマでだってちょっと強引な男に責められるラブシーンありますけどそれはいいんですかね?
いま話題のananはよくてエロ本をコンビニに置くのはだめなの!?
ツイフェミさんの中には少年誌のキャラでBLやってたりする人もいますよね。
子供に悪影響というなら漫画やアニメのことは現実にやっちゃだめって親や学校がきちんとしつけるべきだし。少年誌って教育雑誌ではないですよね。
宇崎ちゃんが献血ポスターになったうんぬんより宇崎ちゃんがフェミニストにこの方がいいとかイラスト修正されたり殴り殺されるイラスト作られている方がよっぽど最低だし作者さんかわいそう。
結局は自分たちの気に食わないものを口汚く罵りたいだけに見えて、嫌な気持ちになる。
男の人もよくセクハラ痴漢するやつと自分たちをいっしょくたにするなと言いますけど、女としてもあんな過激なフェミニストたちと一緒にしないでっておもいます。
どう見ても「性嫌悪こじらせた女性のイメージする想像上の男性ジャンプ読者」なんだよな。今はどうだか知らんがToLOVEる連載してた頃に「リアルでToLOVEるについて語り合える」というのは(特に中高生では)極めて特殊な環境で、圧倒的に排斥されるマイノリティの側じゃん— ニド (@2ewsHQJgnvkGNPr) August 20, 2020
どう考えてもフェミニストが想像した典型的なイマジナリー男性にしか見えないし、実在したら実在したで、ToLOVEるを読んでないだけで発狂するような狂人に必要なのは教育とかではなく病院に行って適切な治療を受けることでしょ— ニユリム@C98(土)南ユ32a (@niyulym) August 19, 2020
あれ多分書いてる女性にとってはToLOVEるを大学生くらいの男性がみんな読んでるのが当然だと思ってたんだろうな。
ToLOVEるを最も熱心に読んでいる男子は小学生高学年~中学生くらいだろうが、その年代の男子にとってはToLOVEるを読んでいるというのは誇らしいことではなく、たとえ読んでいたとしても友人にひろく公言できるようなことではない。一方で大学生にもなれば成人向けコンテンツが溢れているためToLOVEるをそんなに必死に読むことはない。雑なんだな。
おそらくオタク友達の女性に「女性なのにBLを読まないの?ありえない!」と言われて不快に感じた個人的体験を基にしてエピソードを作ってそう。となると筆者はノマ厨、夢女子とかかな。女オタクだがジャンプを主食として育ち、BLには馴染めないタイプ。男性社会との接点がジャンプしかないため、男性といえばみんなToLOVEる愛読者だと思っている。
以前盛り上がった「かつてのネットでは女性は迫害されていた」という話題のときに、「その証拠に、2ch少年漫画板のジャンプ関連スレでは女性は迫害されていた」という事例がいくつも女性オタク側から出されていたが、いやいや、男性といっても「ジャンプを読んでいる」、「2chをやっている」、「少年漫画板に書き込む」という時点でめちゃくちゃ偏って選抜された属性だよ。あなたが当時男性社会とつながるのが2chのそんな特定の板のスレしかなかったのもしれないが、それを社会全体と思うのは認知のゆがみですよ。
「株式会社集英社: ぼくたちは/男子たちは 狼なんかじゃない。 少年ジャンプは「エロ」と「性暴力」の違いを区別してください。」 https://t.co/pkzmYuVeYp
このキャンペーン、男性が発信してる。体験がリアルなので、署名しなくても読んでほしい。
僕と少年ジャンプの話をします。僕は小学四年生の頃から現在社会人3年目の今まで週刊少年ジャンプをほぼ読み続けていました。
当時小中学校の時はToLOVEるなど女子と性的なコミュニケーションを取る漫画をハラハラドキドキしながら読んでいました。しかし大学生も後半の頃に当時ToLOVEるを読んでいなかったという友人(男)に出会いました。その時僕は理解ができなくてしどろもどろ興奮しながら「男なのに!?意味がわからない」と発狂しました。しかし今は「性暴力」と「女性も同じ人間」だという事を知っているので、彼がなぜToLOVEるなど性的な作品を読まなかったのか理解できます。「相手の同意を取らずに性的な行為をするのは性暴力で、相手の心を傷つけること」「女性の体を見境なく性的に見ることは当然のことではないこと」ということを当時の僕が知っていれば僕も彼と同様ToLOVEるなど性暴力を扱う作品を楽しく読むことはなかったでしょう。「性暴力含むエロを豪胆に愛して憚らないのが男らしさ」という少年誌のメッセージを内面化してしまい、性暴力を含む作品を声高に称賛して、男らしくなれてると錯覚してた自分は本当に恥ずかしいし迷惑なことをしていたなと思います。
小学校高学年の頃、東京に住んでいた僕は秋葉原もそこそこ近く、「非実在青少年」の話を皮切りにした漫画の規制の話をよく耳にしてました。少年ジャンプの作者たちも「読者は現実とファンタジーの区別ができる」と言った論調で規制を反対していました。ぼくも「その通りだなー」と思っていました。しかし今思い返してみると当時の僕は区別なんかできていないことに気づきました。今でもすごく心残りの事件があるのですが、僕が小学生の頃公園で遊んでいると同級生の男子が女子に棒アイスを差し入れました。僕は少年漫画でアイスやチョコバナナを男性器に見立てて、それらを普通に食べている女子をエロい目で見るというセクハラの存在を知っていました。しかし女子たちはそれを知らずに暑い夏だったので棒アイスを感謝しながら食べてました、男子たちは僕の予想通りいやらしい笑みを浮かべて彼女たちを見ていました。その時は嫌な奴らだな、でも「男子はそういうものだからな」ということが当たり前だと思い込んでいたので、問題な行動だとして注意をするという発想がありませんでした。男子たちも仲間内で露悪的だけど楽しいことをしているといった雰囲気でした。その男子集団のリーダーだった男子は高校生の時に風呂覗きをして学校を退学になっていました、風呂で盗撮した写メを男子のグループに共有したらしいです。多分いいことをしていると信じての行為だと思います。僕も彼も「男子はそういうものが好き」という少年ジャンプが発信する嘘の常識を信じ込んでしまっていた点は同だと思います。そのために、セクハラをされたらその人の心は傷つくという当たり前のことに気づけなかったのです。
小学生の頃、僕は少年ジャンプを作っている人たちに「子供は現実とファンタジーの区別ができる、倫理観や道徳観を持っている、判断がつく」というような期待をされました、そして今の僕がそれに答えるとしたら「性的な表現に関しては、十分な性教育を受けていなかったので正しい判断はできてなかった」と答えますし、現実とファンタジーという区切りではなく、「社会的責任がついて回る空間と、そうでない空間」での影響を論じるべき内容だと思います。
僕は面白い漫画を読むためにジャンプを買ってきたつもりです。大学の頃に出会った彼もそうだと思います。極論、ジャンプにエロ表現がなくても僕たちは大学生までジャンプを購読し続けてただろうと思います。
ジャンプ作品の性暴力表現は誰のために描かれているのか、僕は今、甚だ疑問です。
個人的に、女体を切り売りして、それを喜ぶ層に商売をする今のジャンプは見ててつらいものがあります。女女でやれば批判されないと思っているのか、この頃女から女にセクハラするという作品が増えています。今一度、同意のない性的な行為は相手が誰であろうと性暴力であり相手は傷つく、という認識をジャンプ編集部は持ってください。
漫画を使って教育しろと言う気はないですが、今のジャンプの作品内での女子の扱い方は、パブロフの犬のように、読者に「女体=エロ」と脊髄反射でつなげてしまう、そういう訓練になってしまうという一面があると思います。
「男は、女性の性的な部分を力づくやラッキーで見たいと思ってる」というような「男=狼」観を決めつけで小さい子供たちに信じ込ませるようなメディアを作るのは大人としてやめて欲しいです。
そもそも作品でよく描かれている高校生以下の女子は、大人が守るべき児童の枠の中にいます。倫理的にそういう枠の子をエロく描くのはいけないのではと思います。
結局、漫画はファンタジーだから現実に落とし込んで欲望を満たしている人間がいるのかいないのかどっちなんだよって話だわ。
これが「少女漫画でイケメンに壁ドンされる展開にドキドキしちゃう女の子」という話なら「現実との区別ついてるにきまってるだろバカか」って話になるのに、「少年漫画でチョコバナナを女の子の口にジュボジュボするのにドキドキする男の子」の話になると「現実との区別はついてなかった」ってなるのが当然なのはマジで意味が分からん。どっちやねん。ボケが。
「株式会社集英社: ぼくたちは/男子たちは 狼なんかじゃない。 少年ジャンプは「エロ」と「性暴力」の違いを区別してください。」 https://t.co/pkzmYuVeYp
このキャンペーン、男性が発信してる。体験がリアルなので、署名しなくても読んでほしい。
僕と少年ジャンプの話をします。僕は小学四年生の頃から現在社会人3年目の今まで週刊少年ジャンプをほぼ読み続けていました。
当時小中学校の時はToLOVEるなど女子と性的なコミュニケーションを取る漫画をハラハラドキドキしながら読んでいました。しかし大学生も後半の頃に当時ToLOVEるを読んでいなかったという友人(男)に出会いました。その時僕は理解ができなくてしどろもどろ興奮しながら「男なのに!?意味がわからない」と発狂しました。しかし今は「性暴力」と「女性も同じ人間」だという事を知っているので、彼がなぜToLOVEるなど性的な作品を読まなかったのか理解できます。「相手の同意を取らずに性的な行為をするのは性暴力で、相手の心を傷つけること」「女性の体を見境なく性的に見ることは当然のことではないこと」ということを当時の僕が知っていれば僕も彼と同様ToLOVEるなど性暴力を扱う作品を楽しく読むことはなかったでしょう。「性暴力含むエロを豪胆に愛して憚らないのが男らしさ」という少年誌のメッセージを内面化してしまい、性暴力を含む作品を声高に称賛して、男らしくなれてると錯覚してた自分は本当に恥ずかしいし迷惑なことをしていたなと思います。
小学校高学年の頃、東京に住んでいた僕は秋葉原もそこそこ近く、「非実在青少年」の話を皮切りにした漫画の規制の話をよく耳にしてました。少年ジャンプの作者たちも「読者は現実とファンタジーの区別ができる」と言った論調で規制を反対していました。ぼくも「その通りだなー」と思っていました。しかし今思い返してみると当時の僕は区別なんかできていないことに気づきました。今でもすごく心残りの事件があるのですが、僕が小学生の頃公園で遊んでいると同級生の男子が女子に棒アイスを差し入れました。僕は少年漫画でアイスやチョコバナナを男性器に見立てて、それらを普通に食べている女子をエロい目で見るというセクハラの存在を知っていました。しかし女子たちはそれを知らずに暑い夏だったので棒アイスを感謝しながら食べてました、男子たちは僕の予想通りいやらしい笑みを浮かべて彼女たちを見ていました。その時は嫌な奴らだな、でも「男子はそういうものだからな」ということが当たり前だと思い込んでいたので、問題な行動だとして注意をするという発想がありませんでした。男子たちも仲間内で露悪的だけど楽しいことをしているといった雰囲気でした。その男子集団のリーダーだった男子は高校生の時に風呂覗きをして学校を退学になっていました、風呂で盗撮した写メを男子のグループに共有したらしいです。多分いいことをしていると信じての行為だと思います。僕も彼も「男子はそういうものが好き」という少年ジャンプが発信する嘘の常識を信じ込んでしまっていた点は同だと思います。そのために、セクハラをされたらその人の心は傷つくという当たり前のことに気づけなかったのです。
小学生の頃、僕は少年ジャンプを作っている人たちに「子供は現実とファンタジーの区別ができる、倫理観や道徳観を持っている、判断がつく」というような期待をされました、そして今の僕がそれに答えるとしたら「性的な表現に関しては、十分な性教育を受けていなかったので正しい判断はできてなかった」と答えますし、現実とファンタジーという区切りではなく、「社会的責任がついて回る空間と、そうでない空間」での影響を論じるべき内容だと思います。
僕は面白い漫画を読むためにジャンプを買ってきたつもりです。大学の頃に出会った彼もそうだと思います。極論、ジャンプにエロ表現がなくても僕たちは大学生までジャンプを購読し続けてただろうと思います。
ジャンプ作品の性暴力表現は誰のために描かれているのか、僕は今、甚だ疑問です。
個人的に、女体を切り売りして、それを喜ぶ層に商売をする今のジャンプは見ててつらいものがあります。女女でやれば批判されないと思っているのか、この頃女から女にセクハラするという作品が増えています。今一度、同意のない性的な行為は相手が誰であろうと性暴力であり相手は傷つく、という認識をジャンプ編集部は持ってください。
漫画を使って教育しろと言う気はないですが、今のジャンプの作品内での女子の扱い方は、パブロフの犬のように、読者に「女体=エロ」と脊髄反射でつなげてしまう、そういう訓練になってしまうという一面があると思います。
「男は、女性の性的な部分を力づくやラッキーで見たいと思ってる」というような「男=狼」観を決めつけで小さい子供たちに信じ込ませるようなメディアを作るのは大人としてやめて欲しいです。
そもそも作品でよく描かれている高校生以下の女子は、大人が守るべき児童の枠の中にいます。倫理的にそういう枠の子をエロく描くのはいけないのではと思います。
https://twitter.com/say_a_blur/status/1293140181529182209?s=21
もともとこのツイートに対して思ったことを書いたんだよね。もちろんセックスについてちゃんと書こうとしてる少女漫画はたくさんあるけど、少年漫画と比べてそんな過剰に持ち上げられるほどなのか?と思ったんだよ
少年漫画は主人公が下手にでなくていいように「物事」が「かってに偶然」相手の心をみせてくれるしくみをなぞるものばかりだから
そんなフィクションを信じて育つほうが悪い
少女漫画はセックスについてちゃんと描こうとしてる(単なる性描写のことではない)のに少年漫画だとそれができなくてラッキースケベに逃げるってのは、性教育を嫌がる親と同じような感じがするなぁ。
男子向け漫画のラッキースケベって、女子向け漫画の壁ドンとかに相当するんだよな
「たぬき顔で没個性の主人公に惚れて特別扱いしてくるワルなイケメン」は
こういうのをラッキースケベと同一視出来ないのは、フィクションの無味無臭なイケメン壁ドンに嫌悪感がないからよね
「ホストでもないのに、たぬき顔女相手にそんなことさせられる悪イケメンもトラウマもの」とか思わんのよ
関わったら間違いなく人生を棒に振るタイプのワルが「自分にだけ真実の愛を囁く」が
そのアプローチは嫌がってる主人公お構いなしの強引なものであることが殆どで
優等生イケメンと、悪イケメンが天秤にかけられる場合、結構な確率で悪イケメンが勝つしな
自分は、自分で言うのもなんだけどちょっと性格が変だけど、優しくて、一途で、コミュ障で、誠実な人間で、いじられキャラだと思う。
初めて恋愛工学を使ったのは、友達に紹介された女の子と付き合う為に使った。モテますアピールをしつつ、相手をドキドキさせるために小技を使った程度。
その後は素の自分を出して、所謂非モテコミットをして、フラれた。
それで本気を出して、ネトナンってやつをしたわけだ。正直恋愛工学ってのを信用してなかったから、誠実に、付き合う人間を探して頑張ろうとした。
その日行く場所や話題を考えて準備を整えて臨む。相手の言う言葉には、自分なりの言葉で一生懸命考えて、相手の為になるような言葉を重ねる。
全部ダメだった。下に見られて、ホテルに誘ってもないのに男として見れないと言われた。
そこで徐々に、徐々に恋愛工学で言われたとおりに、「イジり」だの「共感」だののメモが増えていった。
弄った後はフォローする。イジりが深く、フォローが上手いほど良い。
LINEの文字数も少なくなった。過去の恋愛経歴も偽装した。AだのCだのSだのでフェーズを分けるようになった。
相手も絞らなかった。女子にしなかった下ネタも入れるようにして、過去の性経験もあけすけに聞いたし、自分は嘘を言いまくった。
間が空いたら暗記したナンパ師の会話をぶっこんだ。
自分より見た目や雰囲気が「相手から見て」「格下」の相手は兎に角褒めると反応が良かった。逆に「格上」だとほめない方が上手く行った。
自分は自己評価が低い。人の価値はコミュ力とかではなく、思慮深さや真っすぐな気持ちだと思う。
でも相手の反応から「格上」か「格下」かどうか決定し、その後の態度は決めると上手く行く。
「自分に都合の良い」結果にする為に、相手の価値観へ洗脳まがいの事をしたり、今まで自分がされて嫌だった事をしまくった。
半ば別れた腹いせに、心がドキドキじゃなくて、ズキズキしながら誘導した。
相手を人ではない、何かモノのように感じた。ただの数字、エビデンスだと思うように頑張った。
自分が軽薄な詐欺師のように感じ増える自己嫌悪とは裏腹に、女の子は良く笑い、楽しそうにしていた。今までとは全然違う反応だ。
口から思ってもない共感をし、人として素晴らしいと思っても褒めずに貶した。
今まで俺がしていたことは自分本位だった。自分が素晴らしいものと思ったものを素晴らしいと言い、素敵なものを素敵という。
そんなのは2chやはてなでしとくべきことで、相手を思うなら嘘を言うべきだったのだ。
恋愛工学は男の化粧だとおもう。暑苦しく、苦しい。
女をホテルに誘導すると、口ではブツクサ言いながらついてくる。
その日は熱中症で倒れそうだったので自分から解散したが、確かな手ごたえを感じていた。
男同士や仕事でも、積極的になって友達が増えた。遊びによく誘われるようになった。
今まで以上に、俺といると楽しそうに友達は笑うようになった。仕事も上手く行くようになった。
だが自分で自分を偽って、軽薄で薄っぺらい人間になったと感じていた。自分の目的の為に平気で人を欺く、糞な人間だなと思った。
でもそういう思いに反し、そんな俺の方が人を笑わせ、楽しませて、存在価値がある。
性格はまともで、意地悪で、軽薄で、コミュ力があって、不誠実で、兎に角人をイジる人になっていった。
軽薄になったと思う。つまらない、信念の無い人間になったと思う。
薄ければ薄くなるほど、人の願望や心の深い所が見えてくる。強いと思っていた女性は非モテの前の姿で、
実際は自分は責任を取らずに益だけ取ろうとする弱くて自分の無いクズばっかりだった。
性格が変だけど、優しくて、一途で、コミュ障で、女性には優しく、誠実な人間が最後には勝つ。少年漫画で見てきた勇者は、霧になって消えた。
少年漫画に出てくるような、強くて自分を持って真っすぐ前を向いて戦う女なんていなかった。
そんな勇者の邪魔をするような軽薄でクズなナンパクズの方が、友達が沢山出来て、人を喜ばす人間になる。
今の方が楽しく、生きてる感じがする。
真っすぐで誠実な生き方は、自分本位で自己中心的で、優しくなくて弱い。歪んでいて嘘ばっかりついている人間は、他人の事を考えられて優しく強い人。
私には10歳年の離れた姉が居た
姉は少年漫画をよく読む人で、幼い私にも自分の漫画をよく貸してくれた
私は現在20代半ばだけど、今でも漫画が大好きなのは間違いなく姉のお陰だと思う
ライジングインパクト、ヒカルの碁、遊☆戯☆王など2000年代初頭のジャンプ作品が好きだった姉は熱心にジャンプを買っていた
中でも姉はテニスの王子様が特にお気に入りで、今でいう所の推しは青学の海堂薫だった
私はテニプリに関しては姉と一緒にTVアニメを見るくらいであまり興味が無かった。それよりワンピースが好きでたまらなかった
姉はワンピースならサンジさんが特に好きで、私はルフィ、ゾロに次いでサンジさんは三番目に好きだった。
今なら本当の意味でサンジさんの良さが理解出来る。当時の私には、ちょっと大人なキャラだった
どうも姉は今思うと少女漫画より少年漫画の方が好きな人だったらしく、少女漫画はあまり貸してくれなかった
私も主にジャンプ派だったのでそこは気にしなかった。私はちゃお、りぼん、なかよしなどを読んで育った訳ではない。
「世紀末リーダー伝たけし!」や「花さか天使テンテンくん」など私が好きで買っていたギャグ漫画を姉も一緒に読んでよく笑っていた
まあ二人の間で一番盛り上がったギャグ漫画はボンボン坂高校演劇部だろうけど…本当に絵が綺麗な漫画だったなー、あれ
という訳で、私はジャンプで育ったジャンプっ子である。マガジン、サンデー、チャンピオンなどに掲載されていた作品は単行本で少し持っているだけだ。
ちなみにチャンピオンの作品だとやはり姉が私に薦めてくれた「覚悟のススメ」が好きだ。グロテスクな描写も多いが、同時にとても耽美な作品だと思う。
中学生以降は幼い頃怖くて敬遠していたあのジョジョの奇妙な冒険にハマってそれはもう奇妙な学生生活を送っていたような気がする。気がするだけだった。
少女漫画に関してはカードキャプターさくらなどファンタジー要素がある作品ならともかく、そうでない内容の漫画はその時あまり興味が無かった
姉が時々貸してくれる少女漫画もあの長寿漫画「パタリロ!」で、ギャグマンガかつ作者が男性という事でどうも正道の少女漫画ではないと思う
姉は花とゆめやプリンセスGOLDに一時ハマっていた時期があったと何年か前に教えてくれたが、私の趣味ではないと思ったのか雑誌を貸してくれた事は無かった
しかしやはり嗜好は似るのか、私は少女漫画を読むにしても「彼氏彼女の事情」「フルーツバスケット」などの白泉社作品や「エロイカより愛をこめて」などの秋田書店作品が多い
それ以外ではパタリロの中でパロディとして登場したポーの一族、風と木の詩、ベルサイユのばらなど昔の作品を少し齧った事しかない
私に少女漫画読みとしての経験値が圧倒的に足りていない事は分かる。長らくの間、私にとって漫画といえば少女漫画ではなく少年漫画だったのだから。
だからかもしれないが、あるいは全く何の関係もないのかもしれないが、私は今でもボーイズラブの良さがよく分からない
パタリロもボーイズラブ的な要素がある作品ではあるが、魔夜峰央先生は女性キャラを描くのが苦手でやむをえなく美少年を描いていたそうなので、パタリロの同性愛カップルはほぼ異性愛カップルと認識しても間違いないかも
萩尾望都先生や竹宮恵子先生など少女漫画の祖と言える人達の作品にもボーイズラブ的な描写はよく出てくるし、「こういうの好きな人多いよねー」と思いながら読んでいた
しかし私は、そういう大御所先生の描いた名作でも、ポーの一族やトーマの心臓のようなボーイズラブ的な要素がある作品より、11人いる!など異性愛的な描写が多い作品の方が自分に合う、と感じる
詳しくは知らないけれど、ボーイズラブというジャンルは少女漫画や女性作家さんが描かれた作品から生まれた、という話は聞いた事がある
私がボーイズラブ作品にどうしてもあまり興味が湧かないのは、基本的に同性愛要素が出てくる事のない少年漫画を育って読んだからか、はたまた生まれ持っての気質か、どちらなんだろうか
でもBL二次創作が好きな人って少年漫画好きな人多いよね?という事はやっぱり自分の気質の方かなあ。
幼い頃にBL系の二次創作に全く触れずに育ったこともあるのかもしれないけど、ボーイズラブの良さが分からない人ってどれくらい居るんだろう?
【追記】
タマネギ部隊、という主人公パタリロ殿下を護衛する武官達が作品に登場するのだけど、
この部隊は隊員のほぼ全員が同性愛者で、数少ない異性愛者は奇異の目で見られている
「女が好きなんてあいつ変態じゃないか?」とマジョリティの同性愛者がマイノリティの異性愛者を蔑む光景は、ギャグなんだけどどこか悲しい物があった
デビュー当初の読み切りなどには女性キャラがメインの作品もありましたが、ある時期から同性愛を扱った物が多くなりましたね
女性を描くのが苦手だったから代わりに美少年を描いたって何かで見た気がするけど何だったかなあ…
バンコランの奥さん(?)マライヒのモデルが魔夜峰央先生の奥さんとも何かで聞いた気がするけど…はて?
【追記2】
お姉さんに『崑崙の珠』と『ゴー!ゴー!ヘブン!』は好きか聞いてくれませんか……私は好きです。
今後機会があったら是非…姉は私の知らない漫画についてよく知っている漫画の師匠!みたいな感じです
徳大寺ヒロミ部長をボーイと呼んで良い物か…あの人性自認「女性」なんですよね…オカマと男性の恋愛も広義の意味ではボーイズラブなのかなあ?
逆に少女漫画に慣れ親しみすぎてたまにBL読んでもシナリオに必然性がない限り男女でよくない?ってなるなぁ(単純にイケメンより美少女が好き)。
これまで自分が触れたBL要素のある作品だと、所謂「受け」側の少年が少女のような顔だったり男性にモテモテだったりでこれ美少年である必要あるのかな?美少女で良くない?とはよく思います
確かに!自分の知ってる作品でも知らない作品でもこういう漫画を読んで育ったって話を聞くのは面白いです
BLというか少女漫画的恋愛全般が理解出来ないのでは?/BL=少女漫画的恋愛という意味ではなく、この増田は「BLが理解出来ない」のではなく「少女漫画的恋愛が理解出来ない」のでは?という意図です
BL要素のある作品は主に古典しか読んだ事が無くて、最近(?)の少女漫画もフルバとカレカノを読んだくらいなので確かに少女漫画やBLについては全然理解出来ていないと自分でも思います
ただ私の場合は作中BL要素も匂わせてある少女漫画(例えばカードキャプターさくらの雪兎さんと桃矢お兄ちゃんの関係みたいな)を読む事はあっても
男性同士の恋愛を中心に繰り広げられる作品を積極的に読む事はあんまり無いかもしれません…吉田秋生先生の作品は読んでみたいなあ、と前々から思ってはいるんですが…
【蛇足】
そういえば私は創作におけるボーイズラブにはこれまで生きてきて接点があまり無かったけど、同性愛者の人に苦手意識がある訳では無い
私の姉は90年代ゆず、スピッツ、KinKi Kidsなどのバンドに熱をあげていた事があって、同時期のJ-POPだと槇原敬之さんの曲も好きだったらしい
その影響という訳じゃないけど私も槇原さんの曲は好きだった。まあ長い間どんなときも。以外の曲を知らなかったけど…とにかく一曲しか知らなくても好きだったと言い張る
何年か前に姉と槇原さんについて話した事があるのだけど、姉は当時槇原さんの曲の中でも「Hungry Spider」が特に好きだったらしい。ちなみに私は「軒下のモンスター」がお気に入りだ。
この二曲は腹を空かした蜘蛛や軒下のモンスターという他者に恐れられる存在の視点から叶わぬ恋や秘めた想いが歌われているという点で近い物を感じる。
やっぱり感性が近いというか今現在の私の嗜好って滅茶苦茶姉の影響を受けているんだなあ…とこういう時に思う。
私は同性愛者の人がどういう立場に居て、どういう思いを抱えているか、我が身の事として理解する事はきっと出来ないだろうけど、
自分の思いを周囲に打ち明けられなくて苦しい、自分の好意を好きな相手に打ち明けられなくて辛い、嫌われたくない…という苦しみを感じるマッキーの曲には共感出来る所が多いし心が揺さぶられる
ところで姉、Hungry Spiderが好きで少女漫画初心者に薦めた漫画がパタリロって…やっぱり私には早すぎるから、と打ち明けなかっただけでボーイズラブ好きだったのかなあ…
20年ほど昔、カードキャプターさくらのアニメを雪兎さん目当てに見ていると言った時「へー、お姉ちゃんは雪兎さんが好きなんだ」くらいにしか思わなかったけど…
今思うと雪兎さんと桃矢お兄ちゃんの二人組が好きだったのかな、姉…私はその時さくらちゃんと小狼くんの二人が好きだったよ…
【蛇足2】