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2023-06-21

anond:20230616132131

大島弓子男性読者で思い出した

やまだないと福田里香よしながふみが「男には大島弓子先生の魅力はわからない」と言って炎上してたこ

https://anond.hatelabo.jp/20141227174519

https://togetter.com/li/763228

何度読んでもヤマダトモコの「さかしらにわずかな不幸をひけらかすな」には腹立つな

そんな基準じゃ大島漫画主人公全否定されるだろ

anond:20080226120600

大島弓子男性読者で思い出した

やまだないと福田里香よしながふみが「男には大島弓子先生の魅力はわからない」と言って炎上してたこ

https://anond.hatelabo.jp/20141227174519

https://togetter.com/li/763228

何度読んでもヤマダトモコの「さかしらにわずかな不幸をひけらかすな」には腹立つな

そんな基準じゃ大島漫画主人公全否定されるだろ

2020-08-21

もう何年も離れていた少女漫画を読んだ

小中学生くらいまで一般小中学生女子みたくりぼんとかなかよしとか別マとか少女漫画を読んでたんだけど、中学の途中からジャンプを読み出してそこから少年漫画青年漫画かせいぜい花とゆめとか岡崎京子魚喃キリコやまだないとくらいしか読んでなかった。

花とゆめ少女漫画じゃねーかと言われたら少女漫画なんだけど、あそこはちょっとジャンルが違うと思っているんでカウントしていない。あれは少女漫画といっていいのか?と疑問符が浮かぶ。その花とゆめ高校生でやめて、進学して一人暮らしするときコミックも全部売って、とにかく王道の「どうですか少女漫画ですよ」みたいなものを読まなくなって何十年か経つわけよ。少年漫画でも恋愛ものは避けて、コミックスも全然買わなくなって、読まなくても興味もないし困らないなと思いながらもう何年も生きてきた。

でも今ってネットマンガサイトとかマンガアプリ(めちゃコミックとかシーモアとかピッコマとか色々)があって、何話無料とか試し読みみたいなのでちょっと読めたりするでしょ。昔聞いたことあるけど読んだことないのとかもちょっと読めるでしょ。それで、暇な時期に無料で読めるやつだけ適当に流し読みするようになったのね。

そうやって読んでいく中で、タイトル全然いたことないし作者も全然知らない人だけど面白い少女漫画があって、無料しか読めないから先がどうしても気になっちゃって、アプリ落として買ったんだよね、18冊。18巻完結。正直こんな年になって漫画課金するなんて思ってなかった。つい数ヶ月前までは考えられなかったこと。

感想としてはもうキュンキュンして笑って泣いて素晴らしかったのよ。ご都合主義大団円で、設定はちょっと変わってるけどストーリーの流れ自体少女漫画のクソ王道なわけよ。増田はこういうご都合主義が嫌で少女漫画読まなくなったのに、そのご都合主義が素晴らしかったのよ。大人になってから少女漫画なんてバカバカしくて読んでらんねえわと思ってたんだけどバカにしてごめんって思った。

そこで少女漫画を読まなくなった理由を思い返したんだけど、増田高校生になったら彼氏できると思い込んでる痛い子供だったのね。漫画みたいな世界自分にも広がるって信じてたの。でも増田ブサイクだし思春期特におかしすぎてびっくりするほどモテなかったから、なんだよ漫画世界なんて全部嘘じゃんって初めて気付いたっていうの?そのときまで気付かなかった増田はやっぱり頭おかしいと思うんだけど、本当に増田増田の将来に期待してたんだよね。姉がいて子供の頃から少女漫画ばっかり読んでた影響もあると思うんだけど、すっかり恋愛脳だったから当然ステキ彼氏ができるって信じてたんだよ。でも現実にはできないわけよ、頭おかしブサイクだもん。できるわけねーわ。

それで少女漫画を捨てたんだよね。こんな嘘の世界いらねーわって。信じてたのに裏切られたわって。勝手に信じて勝手に裏切られただけなんだけど。

そうして離れている間に、小説でも映画でも恋愛ものが苦手になったんだよね。

増田にはこんな素敵なことは起こらないんだ

って恋愛ものに触れるたびに勝手に傷ついて、ストーリーへの感動とかじゃなく自分可哀想すぎて本当にボロボロ涙が出てくるんでどんどん距離を置くようになって何年も恋愛ものを避けてた。

友達が観たいという映画に一緒に行ってうっかり泣けてしまったときは本当にどうしようと思った。幸い終演までに泣き止めてさりげなく涙も拭えて化粧も崩れなかったんでバレず事なきを得たけどあの時はやべえ!でも悲しくて涙が止まらない!とだいぶ焦った。

でも今回少女漫画をしっかり読んで面白かったと思えて大丈夫になったんだなあと感慨深く思った。たぶん自分自身と漫画をようやくしっかり切り分けて読めるようになったんだと思う。もともと頭がおかしかったんで他人より遥かに時間がかかってしまったけど、ニュートラル気持ち漫画が読めるようになってよかったなあと思ってる。

2019-04-22

anond:20190422180646

なんか最後天気のいい日に目を閉じて笑顔で死にそう

イメージだけはめちゃめちゃあるんだけどこれだ!って作品名が出てこない

やまだないととか楠本まきとかおーなり由子とかが描いてそう

2014-12-27

やまだないと福田里香の「男には大島弓子は分からない」発言の悲しさ

私は男性大島弓子ファンです。最近福田里香藤本由香里やまだないと著の『大島弓子にあこがれて』(ブックマン社)という本を読んだのですが、収録されているやまだないと福田里香の対談にあった以下の内容を目にしてとても悲しい気持ちになりました:

やまだ「男の人は大島弓子をわかりたがる」よね(笑)

(略)

やまだ「まあ、その言葉のあとに、『少女にうまれなかったんだからあきらめな』ってのが続くんだけど(笑)。」

(略)

やまだ「私は、男の人が大島弓子をわかりたがるのはね、大島先生に対抗意識をもっているからだと常々思っているのです。」

福田「なんか、男の人の逆鱗じゃないけど、何かに触れちゃってるってこと?」

やまだ「あれだよ。「君が夢中な大島弓子より、僕は君のことをわかってる」みたいな、「ほら、君って、こういうことを考えているだろう?」「僕が本当のことを教えてあげよう」って。ああ、大きなお世話(笑)

なんというか・・・とても悲しい気持ちになります・・・ポリティカル・コレクトネス的にどうかという問題は措くとしても、そもそも「大島作品についての語り」としてこれはとても悲しい気持ちになるんですよね。。

まず思うのは、特にキャリア後半の大島作品(『綿の国星』後の『ロングロングケーキ』あたり以降)は、もう作品の内容自体として読者の性別がどうのという類の物語ではないように思うんですよね。これは真摯やまだないと福田里香に問いただしてみたいのですけど、例えば、『夏の夜の獏』『つるばらつるばら』『毎日が夏休み』『ロストハウス』『グーグーだって猫である』等々の素晴らしい作品に心を打たれることにおいて、読者の性別とかが何か関係あるんですかね?

また、もう少し以前の例えば『バナナブレッドのプディングだって自分セクシャリティをうまく受け入れることができていないような読者(私もそうでした)にとっては、性別関係なく、この物語にひどく心を打たれるところがあるでしょう。(まさかやまだないと福田里香は全ての男性自分セクシャリティを素直に受け入れることができているとおもってるんじゃなかろうな)

それにさ。

私が大島弓子作品を愛しているのはその世界に「自由」があるからなんですよね。本当は「年齢」なんて関係ない(『夏の夜の獏』)、本当は「性別」なんて関係ないし「時間」さえも関係ない(『つるばらつるばら』)、本当は「学校」なんて関係ない(『毎日が夏休み』)、本当は「家」なんて関係ない(『ロストハウス』)、本当は「人間」か「猫」かなんて関係ないし「飼う/飼われる」の非対称性関係ない(『グーグーだって猫である』)、といったように、この世界の通念を「本当は〇〇なんて関係ない」と突き崩した先の「自由の輝き」が大島作品にはあるんですよ。

そして、大島作品大島作品たらしめているのは、その「本当は〇〇なんて関係ない」という「自由」の輝きと、その「本当は〇〇なんて関係ない」と突き抜けた先で(のみ)生じる「ひとつの生きもの」対「ひとつの生きもの」の関係性におけるある種の「フェアネス」の美しさなんですよね。

で。その大島作品存在する「自由」の輝きと「フェアネス」の美しさに照らし合わせるとですね、やまだないと福田里香の「男の人は大島弓子をわかりたがる」という一連の揶揄に含まれる「自由」と「フェアネス」さの欠如には、本当に、とても、悲しい気持ちなってしまうのです。

なんか本当に悲しいんですよ私(ちな来月昇給

 
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