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はてなキーワード: 入学式とは

2019-04-14

入学式は祝いの場ではないというブコメ

ではなぜ入学おめでとうと学校から発言するのだろう

anond:20190414103050

金メダルの祝賀会と入学式をごっちゃにしてるのがアホなんだよなあ…

入学式はゴールではなくスタート、祝いの場ではなく激励の場。

スポーツであっても、例えば大きな大会へ向かう選手団の祝賀会で

そういった話が出るのはおかしくはないだろう。

特に過去不祥事話は「過去こういう事があったから気を付けるように(同じ事すんなよ)」ってんで出る可能性は普通に高い)

anond:20190414092422

もしその頃に「子育て終了した親を祝え」ってなら、大学入学式じゃなくて高校卒業式だよな…

つーか子は親べったりで親がいなけりゃ受験も出来ない、って前提なら

大学生活だって親いなけりゃ出来ない(ほとんどの学生学費生活費出してるのどうせ親だし)んだから

子育て終了した親を祝う」場は卒業式だよな。

入学式で親祝ってどうすんの。「親はこれから学費大変だけど頑張ってね」って方がまだ分かる。東大でする事じゃないだろうけどな。

anond:20190414090014

東大生どころか、その親でも式典の最中スマホで遊んでるアホがいた…

https://note.mu/hirotakai/n/n7e4d16fb2257

入学式の主役は当然、新入生だ。

でも、親たちを中心とした家族も、準主役なのだ

子ども大学生になる、というのは、ほぼ「育児のゴール」に近い、大きな節目だ。

ほんと幼稚園レベル

幼稚園卒園式の祝辞なら、保護者向けに「これで子育ても一つの区切りお疲れ様でした」ってな内容が入るのは分かるよ?

でも大学で?そういった内容を入れろと??本気で言ってんの???

ってか卒業じゃなくて入学なんだけど。

説教世界

入学式入社式、4月はえらい人からありがたいお言葉を聞く季節ですね。


そんな季節なので私から見るとどうみても傲慢に見える人が、

他人傲慢さについてお説教しているのをメディアインターネットではどうしてもたくさん見かけてしまます

そんなとき私がどう反応するか感じてみました。


・それはもしかしてギャグで言っているのですか?と笑う

傲慢な人が何を偉そうに言っているんだと怒る

・どんな人でも自分客観視するのは難しいと悲しむ

・どんな人からも学べるところはあると言葉を楽しむ

・私がこの人を傲慢だと思うのは間違っていると自省する


私は上からいろいろ都度組み合わせているのかもしれないと感じました。


最後に、他人にお説教をする人でどういう人を思い出しまたか男性ですか?女性ですか?

それがあなたジェンダーバイアスかもしれません。特に直す必要もないのですが、気づき

上野千鶴子祝辞が「東大生には不評」とか言われてるのの根拠

入学式最中スマホtwitter実況していた東大生に不評」なのってバイアスかかりまくってないか

東大生でも式典の最中スマホで遊ぶアホがいるのか」って感想の方が先に出る

耳で聞くのと文章を読むのの違いもあるだろうしね

耳で聞いた方が理解しにくいし、最初東京医大女子差別話題になった時点で

フェミガーになって後は聞いてないアホが多かったんだろうし

スマホいじってるなら元々ろくに聞いてないんだろうしさ)

から話題になり、「話題になった文章」と言う前提の元でじっくり読んだ人と理解度が違うのは当たり前

平成31年東京大学大学院入学式 人文社会研究科長式辞

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_06.html

学問学説にも流行りがあります。主流の学説に乗って論を進めると、批判リスクは減らせるかもしれません。流れに乗るのは楽なことです。しかしそれでは本当の意味での学力は身に付きません。ブレイクスルーも生まれません。たとえ一般に受け入れられている考え方であったとしても、絶えず自分の目でその拠り所を検証し、納得できなければ受け入れない勇気必要です。乗るか乗らないか自分学問良心に依り、責任を以て判断する、それが「知のプロフェッショナル」としての矜持ではないでしょうか。これは学問だけではなく、世の中の全てについて言えることだと私は思います

これ例えば世の中の大半の学識者が褒め称えているような学説でも、統計的計算方法や論拠の細部におかしいところがあると感じれば即座に受け入れなくともよく、検証対象としてもよいという意味なのだろうか?

もしそうだとすれば、さすが東京大学人文学は懐が深いと言わざるをえない。

[]2019年4月13日土曜日増田

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本日の急増単語 ()内の数字単語が含まれ記事

祝辞(33), 赤い悪魔(12), 上野千鶴子(40), 悦び(3), 総長(4), スピーチ(33), 平成30年度(4), 入学式(17), NAND(3), 嘆願(3), icsFiles(3), component(3), afieldfile(3), 東京大学(20), 東大生(27), 法学部(13), 東大(49), 診察(6), 頭が悪い(10), 性差別(7), 公正(5), 報わ(7), 権限(8), 入学(15), ロリ(11), ヘイトスピーチ(8), 絶賛(9), 医学部(9), 合格(12), 自分語り(6), 各種(6), PM(16), 統計(16), ヤクザ(9), ブサイク(9), 男子(13), 数学(11), 文系(9), AM(12), ジェンダー(8)

頻出トラックバック先(簡易)

平成31年東京大学学部入学式祝辞は名文か /20190413013400(16), ■ネットの「サイゼリヤは美味い」みたいな風潮 /20190412104456(15), ■バカにされたので増田で吐き出す /20190412195859(14), ■現役東大生だが上野千鶴子祝辞ゴミだと思う /20190413114026(11), ■日本語おかしい /20190413004658(10), ■数学言葉意味理解できない /20190411221341(10), ■フィクションにおける人物の歯並びが気になる。 /20190411233827(9), ■今のTwitter治安悪すぎ&Twitter民の民度低すぎ /20190413171247(7), ■野菜はめんどくさいんだよ /20190411194500(7), ■権限を持つと人は偉そうになってしまう /20190411195215(7), ■財布がパンパンになる理由 /20190411125708(7), ■俺にも遂に猫型ロボットがきた。 /20190413005221(6), ■ /20190413163739(6), ■女性差別を語る奴 /20190413201945(5), ■フェミニスト環境が同等なら男女に能力差はないと本気で信じてる? /20190413120020(5), ■上野千鶴子祝辞を絶賛する流れがどうしても腑に落ちないので書いておく /20190413062427(5), ■何が何でも上野千鶴子スピーチを悪いものにしようとする人たち /20190413190447(4), ■上野千鶴子祝辞が素晴らしいという話だけど /20190413201014(4), ■異性に私物を貸す行為 /20190412025023(4), ■育成要素はゲーム性を阻害する /20190413205815(4), ■映画館マナー /20190413000029(4)

増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

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2019-04-13

anond:20190413203922

この文章皮肉として読解することができない時点で東大入学式スピーチにどうこういう資格がないわ

anond:20190413194807

ほら、言ったそばから相手のことを「上野から批判してる」と決めつけてる。

男女関係ないなら男子生徒サゲも女子上げも要らないだろ?そしたらいい加減な統計ゴッコの不備を突かれることもなかった。

あれは上野にとって必要な部分で、むしろアレこそ主題だったのだ。長々と語ってるしな。

そしてアレを「普遍的に感動させる」って言ってる辺りも、ナチュラル批判者を「普遍的から排除してるね。

スピーチ無謬を疑ってないと俺が指摘した側から証明してくれてる。

実際は違う。あのような男叩きの悪文はどこの大学入学式にも相応しくないし、男性嫌悪者以外には感動を与えない。

何が何でも上野千鶴子スピーチを悪いものにしようとする人たち

上野千鶴子田嶋陽子と同レベルの男憎しのクソフェミおばさんだと思って馬鹿にしてきた人にとっては

東大入学式でしたスピーチ世間的に絶賛されてるのって耐え難い苦痛なんだろうな

中には服装がどうとか髪の色がどうとかでスピーチ内容に触れずに人間性避難するような人もいるし

自分はこれまで正直上野千鶴子にはあまりいい印象はなかったけど、あのスピーチは本当に素晴らしいと思った

しろこれまでちょっと嫌な感じの人と思ってきた印象を覆された気がした

それまでさんざん馬鹿にしてきた人も素直に良かったところは良かったと認めればいいのに


あ。これを期にフェミニストが勢いづかれると困る人か

最近はてブブクマ数が優に1000以上になる記事多くね?

今、東大入学式の式辞が注目されてるけど

今見たらブクマ数3000…うえっ?ってなったわ

昔は1年に3~4記事ブクマ1000超えだったような記憶なのだが(ソースなし)

今年に入ってすでに1000超えの記事10以上見ているような気がする(個感)

そりゃあ「はてなの会員が多くなったから、自然ブクマの総量が増えるんじゃあないの?」って考えが思い浮かぶけど、

はてなってそんなにサービス会員が増えたっけ?そんなに伸びしろのあるSNSだっけ?

みんな同じ話題をそんなに見たがるのかなあ

ツイッターとかのリツイート文化が広まったせいなのかもしれない

本当にみんな、そんなに「みんなが騒いでバズっている出来事に乗っかりたい」人たちだけなのか、ってい疑問に思うわ


この現状に、同じ東大の式辞が逆に刺さる

「実際、最近世界情勢を見渡すと、何が真実かよりも、何が多くの人々の感情を揺さぶるかということがより重要視されている」(平成30年東京大学卒業式 総長式辞 より)

東大の人はすごいな

入学式スピーチでこんなに熱くなれるなんてさ。

Fランのワイはもう入学式に何をしたか一切覚えていない。

この探究心というか、好奇心みたいなパワーが学力に繋がったんだろうな。

超読解・上野千鶴子スピーチ男性差別とは真逆である

東大入学式祝辞で著名なフェミニストである上野千鶴子スピーチを行い、その内容についてインターネット上では賛否の声が上がっている。

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html

個人的感想を端的に言うと、内容の正否以前にわかりづらい部分があって、ときおり彼女が何を主張しているのか理解できない部分があった(私だけだったらすいませんでした)。インターネットの皆さまは内容を理解した上で議論しているのだろうか?まあ実際のところはこのようなスピーチを真面目に読む人暇人なんぞは少数派だろうから雰囲気で流し読みしてあーだこーだと感想を言っているのだろう。それはいいとしても、このスピーチでは、いか東大生の頭がいいと言っても口頭ではロジック理解できずに混乱してしまったのではないだろかと心配になる。

女性学パイオニアとして」の章は著者の自分語りであるし、「変化と多様性に拓かれた大学」と「東京大学で学ぶ価値」の章は良い雰囲気一般論なのでこれらの章に特に理解が難しい点はない。問題なのは女性学差別にまつわる内容が記述されている「女子学生の置かれている現実」の章であり、その中でも特に理解が難しく、思わず男性差別的なのではないか脊髄反射してしまいそうなパートは、第3パラグラフである。以下では、同パラグラフの読解を行うので、私と同様に一読してわからなかった人、特に男性差別的に感じた人は読んでほしい。

事実、各種のデータが、女子受験生偏差値の方が男子受験生より高いことを証明しています。まず第1に女子学生浪人を避けるために余裕を持って受験先を決める傾向があります。第2に東京大学入学者の女性比率は長期にわたって「2割の壁」を越えません。今年度に至っては18.1%と前年度を下回りました。統計的には偏差値正規分布に男女差はありませんから男子学生以上に優秀な女子学生東大受験していることになります。第3に、4年制大学進学率そのもの性別によるギャップがあります2016年度の学校基本調査によれば4年制大学進学率は男子55.6%、女子48.2%と7ポイントもの差があります。この差は成績の差ではありません。「息子は大学まで、娘は短大まで」でよいと考える親の性差別の結果です。

このパラグラフはいきなり衝撃的なトピックセンテンス「事実、各種のデータが、女子受験生偏差値の方が男子受験生より高いことを証明しています。」で始まる。おまけにサポートセンテンスの中には「男子学生以上に優秀な女子学生東大受験している」という主張が入ってくるので、恐らくこれを口頭で聴いたら「上野千鶴子はとりあえず男が馬鹿だと言いたいのか?」と感じてしま可能性がある(実際にTwitter上ではそのようなリアクションが少なからずみられる)。さらに、冒頭で「女子受験生偏差値の方が男子受験生より高い」と言っておきながら、サポートセンテンスでは「統計的には偏差値正規分布に男女差はありません」と真逆のことを言われて、読者(聴衆)は混乱の極致に達する。しかし、このパラグラフの本意はそうではない。鍵は、この前にある第2パラグラフにある。

女子学生男子学生より合格しにくいのは、男子受験生の成績の方がよいからでしょうか?全国医学部調査結果を公表した文科省担当者が、こんなコメントを述べています。「男子優位の学部学科は他に見当たらず、理工系文系女子が優位な場合が多い」。ということは、医学部を除く他学部では、女子の入りにくさは1以下であること、医学部が1を越えていることには、なんらかの説明が要ることを意味します。

まり、著者はひとつ前の第2パラグラフで、「医学部以外の女子の入りにくさは1以下で、医学部が1以上であることの理由をこれから説明するよー」と宣言しているわけだが、実際に次の第3パラグラフ説明されるのは、前者の「なぜ女子合格率は(医学部以外において)高いのか」ということに対する理由だけだ。この宣言と実際のズレが、まずもって2パラと3パラの繋がりを分かりづらくしている。

それを踏まえて第3パラグラフトピックセンテンスである事実、各種のデータが、女子受験生偏差値の方が男子受験生より高い」を解釈すると、これは実はかなり曖昧で、「受験生全体としてみたとき女子の方が偏差値が高い」という解釈(A)と「ある大学受験プールをみたとき女子の方が偏差値が高い」という解釈(B)の両方が必要となる。このトピックセンテンスの意味曖昧さが、続くサポートセンテンスとの繋がりを不明瞭にすることで、このパラグラフの読解を困難にしている。しかしながら、これらはいずれも、「なぜ女子合格率は男子に比べて高いのか?」という第2パラグラフの問いに対する明確な解答となっている。

では、このトピックセンテンスの解釈(A)、(B)を前提として、そのあとに続く3つのサポートセンテンスの内容を読み解いていこう。

①「第1に、女子学生浪人を避けるために余裕を持って受験先を決める傾向があります。」⇒要は、女子は余裕を持って受かる大学を選ぶため、ある大学受験プールで見たとき女子の方が偏差値が高い、という話なので解釈(B)を支持する内容。

②「第2に、東京大学入学者の女性比率は長期にわたって「2割の壁」を越えません。(中略)統計的には偏差値正規分布に男女差はありませんから男子学生以上に優秀な女子学生東大受験していることになります。」⇒これも①と似たような話。男子の方が相対的に下方の学力学生まで東大受験するため、平均的にみれば女子東大受験生の方が偏差値が高いということ。解釈(B)を支持する。なお、ここでいう偏差値正規分布とは、「東大受験する/しない」「大学受験する/しない」という条件を一切つけない高校生全体の分布の話をしていることに注意しよう。一方でトピックセンテンスの「女子受験生偏差値の方が男子受験生より高い」は、これらの条件を付けたとき条件付き確率分布の話をしている。ここもわかりづらいポイント

③「第3に、4年制大学進学率そのもの性別によるギャップがあります。」⇒要は、学力順に大学受験をするとしたら大学進学率の高い男子の方が下方の学力学生まで大学受験をするため、平均的にみれば女子受験生の方が偏差値が高いということ。これは受験生全体の話なので解釈(A)を支持する内容。

以上の様な形で、一見意味不明みえる第3パラグラフも、落ち着いてよく読んでみればしっかりと論理的構成になっている。では、結局のところ上野千鶴子はこのパラグラフで何が言いたいのか?私の理解は次の通り。「女子学生は、性差別の抑圧の結果として、浪人リスクをとって上位校を目指したり、東大生になろうとすることが忌避され、その上そもそも大学進学率が低いことから結果的大学合格率が高くなっている(除く医学部)。」つまり女子受験生偏差値が高い(⇔合格率が高い)というのは性差別による抑圧の結果なので、上野千鶴子はそれをポジティブに捉えてはいないということになり、男性差別的な意図とは真逆であるということがわかる。


以上、誤読しそうな一章第3パラグラフの読解を、ややスピーチ擁護しながら行ったが、以下ではこのスピーチに対する批判的な私見も+αで少し書く。

まず1パラグラフ目について。

その選抜試験が公正なものであることをあなたたちは疑っておられないと思います。もし不公正であれば、怒りが湧くでしょう。が、しかし、昨年、東京医科大不正入試問題が発覚し、女子学生浪人生に差別があることが判明しました。文科省が全国81の医科大・医学部の全数調査実施したところ、女子学生の入りにくさ、すなわち女子学生合格率に対する男子学生合格率は平均1.2倍と出ました。問題の東医大は1.29、最高が順天堂大の1.67、上位には昭和大、日本大慶応大などの私学が並んでいます。1.0よりも低い、すなわち女子学生の方が入りやす大学には鳥取大、島根大、徳島大、弘前大などの地方国立大医学部が並んでいます。ちなみに東京大学理科3類は1.03、平均よりは低いですが1.0よりは高い、この数字をどう読み解けばよいでしょうか。統計大事です、それをもとに考察が成り立つのですから

しか東京医科大では女性差別的な入試不正が行われていたのは事実だし、ここに列挙されている私大についても不正をしている可能性はある。それ自体は何らかの形で是正されていくべき問題であることは同意。ただ、私はこのパラグラフで拭えない違和感を覚えてしまう。それは、東大理3にもこの議論敷衍している点と、「地方国立大医学部が並んでいます」という記述である

当たり前だが、どれだけ男女平等選抜してもこの男女合格比率は1を超えたり1を下回ったりしてフレる。奇しくも彼女自身記述している通り、「鳥取大、島根大、徳島大、弘前大」では1を下回って、女性有利の結果となっているのだが、これは単なるフレであると考えられるので、彼女は「これらの大学では男性差別されている」とは主張しないだろう。にもかかわらず上野千鶴子は、断言はしないものの、この比率が1.03しかない理3に入試不正の話をつなげる訳だが、これは誰しもが感じる通り、さすがに無理筋である。1.03という差はどれほどなのか考えてみよう。理3女子合格率が概ね25%だとすると、男子合格率は25.75%であり、わずか0.75%ポイントの差でしかない。つまり100人受けたときに1人未満の合否の差が発生するということであるが、これは統計的有意な差たりえるだろうか?もちろん私は実際の分布についての情報を持たないので統計検定は出来ないが、理3受験者数の少なさ(標本の少なさ=この比率のフレも大きい)まで含めて考えれば検定するまでもないと思う。こんな微妙な差を以って、東大理3の入試においても男女差別存在しうることを仄めかす様な物言いをするのはいかがなものか。

また、些末過ぎて私しか感じないかもしれないが、「地方国立大医学部が並んでいます」という記述にもなんとなく違和感というか、いやらしさを覚えた。彼女がわざわざ先ほどの4校を持ち出して、「地方国立大医学部が並んでいます」と記述した理由は何なのか。うがった見方をすれば、「女子地方のless prestigiousな大学に追いやられ、東大理3を含む首都圏のprestigiousな大学差別により入れない」という印象を明確にしたいがために、これらの地方国立大医学部を拾ってきて並べたように思える。しかしながら、もしも彼女がこの様な印象操作を図ったとすれば、それはやや牽強付会みえしまう。なぜなら、理由は2つあって、そもそも地方国立大の方が医学部が多いということと、加えて、(平成30年入試データではあるが)帝京大学北里大学東京医科歯科大学医学部医学科、東京女子医科大学(当然)、自治医科大(首都圏微妙だが)、など首都圏大学でも女性有利の結果となっている大学存在しているので、地方国立だけ取り出してみせるのはいささか正当性に欠けるように思えるてしまうからである。(ソースhttp://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/09/10/1409128_002_1.pdf

もう一つ、東大生によるレイプ事件言及した第6パラグラフをみてほしい。

東大工学部大学院の男子学生5人が、私大女子学生集団性的凌辱した事件がありました。加害者男子学生は3人が退学、2人が停学処分を受けました。この事件モデルにして姫野カオルコさんという作家が『彼女頭が悪いから』という小説を書き、昨年それをテーマ学内シンポジウムが開かれました。「彼女頭が悪いから」というのは、取り調べの過程で、実際に加害者男子学生が口にしたコトバだそうです。この作品を読めば、東大男子学生社会からどんな目で見られているかがわかります

具体的に「どんな目」でみられているか上野千鶴子言及しないが、文脈からいえば、「他大学女子頭が悪いからと見下していて、彼女らをレイプしてもいいと考えている異常な選民思想を持った人々」と解釈できるだろう(この解釈は行き過ぎだろうか?否、これが男女差別文脈スピーチのおいて、レイプ事件と関連した東大"男子"学生イメージとして語られた以上、性的加虐意味必然的に含まれている)。「彼女頭が悪いから」という作品はたった一冊のフィクション作品であり、しかモデルとなった事件もおよそ東大一般に当てはまるようなものとは思い難い。そこに描かれた東大男子像を持ってして、お前らはこう見られてるから自覚しろ、と彼らを脅迫する行為はいくらなんでも行き過ぎであろう。少なくとも私は普通東大男子たちが、もしかしたらうちに秘めたエリート意識ぐらいは持っているのかもしれないが、それを以ってレイプに及ぶ様な集団だとは思っていない。世間東大男子のことを選民思想レイパーだと思っている、と本当に言いたいなら、アンケート調査統計をとってみてはいかがだろう。統計大事です、それをもとに考察が成り立つのですから

https://anond.hatelabo.jp/20190413013400

 なにか「自分達にはどうしようもない事柄に関して責め立てられている」ようには感じなかっただろうか。

それらを知りもしないはずの上野氏に「環境のおかげだったこと忘れないようにしてください」などと言われる筋合いはないだろう。

まさに「自分達にはどうしようもない事柄に関して責め立てられている」ように感じさせているのがこの祝辞の1つのキモだと思う。

東大入学式はどうやら今年も武道館で行われたらしいが、入学式より前にもろもろの歓迎を受けて、「武道館入学式とかすげえ」とかふわふわとしている新入生からしてみれば、祝辞(おそらく退屈な祝いの言葉が知らないひとからだらだら聞かされるのだろう)に全くらしくない言葉を聞かされるわけだ。「何だコイツ」ってなるだろう。異物との遭遇だよね。そういう意味では、この祝辞がいきなり医学部入試不正の話から始まるのは、違和感を置く意図が感じられて好ましかったりするが、まあそれはヨイ。

異物と出会うのは誰か。

今回の上野氏の言葉真摯に新入生のことを考えたものだとは私には受け取れなかった。

とあるが、この祝辞は少なくとも、新入生の8割を占める「男子学生」に向けられたものであることは間違いないんじゃないかと思う。たとえば、「彼女頭が悪いから」に言及したところで、

この作品を読めば、東大男子学生社会からどんな目で見られているかがわかります

という言葉が出てくる。これは東大男子学生はどうだ、ということではなくてあくまで「どんな目で見られているか」という話だ。もちろんそれは「大きなお世話」で「知りもしないくせに」であって、基本的には「自分達にはどうしようもない事柄」だ。東大生のうちある程度の割合は、所謂中高一貫男子進学校から入ってくる。これは彼ら個人から見たときに「自分特別である」という認識よりもむしろトップではない」自分認識する時間のほうが長かったことを意味している。地方公立小中→県トップ進学校とずっとトップであった学生とはまた自己認識が異なるだろう。彼らからすれば彼らは「ふつうの人」で、それは誰にも否定できないものだと思う。だから、やはり上野千鶴子の祝辞理不尽いちゃもんであり、何割かは「怒り」(これはこの祝辞キーワードひとつになっている)を覚えただろう。

そして、上野千鶴子はこの祝辞の中で彼女が「怒り」によって駆動されてきたと語っている。自分語りも混じっているようにも聞こえる。「息子は大学まで、娘は短大まで」のとことかね。上野千鶴子は1948年まれ富山田舎出身らしい。ほぼ同じ世代人間(まあ俺の母親なわけだが)を知っているが、彼女京大ではなく東京女子短大に行って田舎に戻ってきて結婚して子供を産んだ。頭の回転が速く人当たりも好い方で、女子短大を選んだ理由はわからないがもしかしたら「娘は短大まで」があったのかもしれない。

理不尽もの、異物をまず最初にぶち当てられる。「なんで?」は怒りでもあり、知ろうとする好奇心にも接続される。この祝辞内ではまた、その感覚学問(「知」という形状)に広がっていくと実例が請け負っている。学びの場への「ようこそ」(初回の講義)としては、やはり名文なのではないだろうか。

anond:20190413013400

同意

言ってることは間違っちゃいないし賛同できるところも多いけど、入学式祝辞としてふさわしいのか疑問を感じた。

すっごい努力して競争を勝ち抜いて参加することができた入学式でこんなこと言われたら萎えると思う。

現役東大生だが上野千鶴子祝辞ゴミだと思う

女子学生の置かれている現実

その選抜試験が公正なものであることをあなたたちは疑っておられないと思います。もし不公正であれば、怒りが湧くでしょう。が、しかし、昨年、東京医科大不正入試問題が発覚し、女子学生浪人生差別があることが判明しました。文科省が全国81の医科大・医学部の全数調査実施したところ、女子学生の入りにくさ、すなわち女子学生合格率に対する男子学生合格率は平均1.2倍と出ました。問題の東医大は1.29、最高が順天堂大の1.67、上位には昭和大、日本大慶応大などの私学が並んでいます。1.0よりも低い、すなわち女子学生の方が入りやす大学には鳥取大、島根大、徳島大、弘前大などの地方国立大医学部が並んでいます。ちなみに東京大学理科3類は1.03、平均よりは低いですが1.0よりは高い、この数字をどう読み解けばよいでしょうか。

ソースはここhttp://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/09/10/1409128_002_1.pdfで、六年間の推移が1.17→0.76→1.31→0.95→1.04→1.04でその平均が1.03なので仮説検定をすれば有意でない、すなわち平等とわかる数値なんですが、なんでこんなに持って回った言い方するの?

統計大事です、それをもとに考察が成り立つのですから

↑こっちのセリフだわ

女子学生男子学生より合格しにくいのは、男子受験生の成績の方がよいからでしょうか?全国医学部調査結果を公表した文科省担当者が、こんなコメントを述べています。「男子優位の学部学科は他に見当たらず、理工系文系女子が優位な場合が多い」。ということは、医学部を除く他学部では、女子の入りにくさは1以下であること、医学部が1を越えていることには、なんらかの説明が要ることを意味します。

↑ここまでの話をまとめると、私立医学部ではどうやら不正入試が行われているが東大では医学部はじめ全ての科類で平等入試が行われている。ということなんですが、これはもはや私大医学部問題(もちろん背景にもっと大きな差別問題はあるのだろうが)で、東大入学式祝辞の一発目に持ってくる話題としては不適当では?

事実、各種のデータが、

↑ここ統計データを示せよ。なんで女子差別されてる話は具体的な数字しまくったのに女子が優れている話は具体的な数字さないんだよ。

女子受験生偏差値の方が男子受験生より高いことを証明しています。まず第1に女子学生浪人を避けるために余裕を持って受験先を決める傾向があります。第2に東京大学入学者の女性比率は長期にわたって「2割の壁」を越えません。今年度に至っては18.1%と前年度を下回りました。統計的には偏差値正規分布に男女差はありませんから

↑これどういう意味だよ。偏差値の平均は女子の方が上ってさっきお前が言ったんだろ。

男子学生以上に優秀な女子学生東大受験していることになります

↑まあ偏差値が高い順に受験していたらそうだよね。

第3に、4年制大学進学率そのもの性別によるギャップがあります2016年度の学校基本調査によれば4年制大学進学率は男子55.6%、女子48.2%と7ポイントもの差があります。この差は成績の差ではありません。「息子は大学まで、娘は短大まで」でよいと考える親の性差別の結果です。

↑なんで親の性差別って断言してるんだよ。統計どこ行ったんだよ。

↑並列された三つの主張から導き出される結論は何だよ。ちゃんと言えよ。

↑てか普通に考えたら 第一女子安全志向 第三:親が性差別している を要因として 第二:東京大学入学者の女性比率が二割以下 が発生してるって話になるだろ。なんで並列なんだよ

最近ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんが日本を訪れて「女子教育」の必要性を訴えました。それはパキスタンにとっては重要だが、日本には無関係でしょうか。「どうせ女の子だし」「しょせん女の子から」と水をかけ、足を引っ張ることを、aspirationのcooling downすなわち意欲の冷却効果と言います。マララさんのお父さんは、「どうやって娘を育てたか」と訊かれて、「娘の翼を折らないようにしてきた」と答えました。そのとおり、多くの娘たちは、子どもなら誰でも持っている翼を折られてきたのです。

↑「娘の翼を折らないようにしてきた」という父親の事例を挙げて得られる結論がどうして「多くの娘たちは、子どもなら誰でも持っている翼を折られてきた」なんだよ。

そうやって

↑どうやって?

東大に頑張って進学した男女学生を待っているのは、どんな環境でしょうか。他大学との合コン合同コンパ)で東大男子学生はもてます

↑突然男子学生を画一化したなお前。性差別って知ってるか?


東大女子学生からはこんな話を聞きました。「キミ、どこの大学?」と訊かれたら、「東京、の、大学...」と答えるのだそうです。なぜかといえば「東大」といえば、退かれるから、だそうです。なぜ男子学生東大であることに誇りが持てるのに、

↑突然男子学生を画一化したなお前。性差別って知ってるか?


女子学生は答えに躊躇するのでしょうか。

↑突然女子学生を画一化したなお前。性差別って知ってるか?

なぜなら、男性価値と成績のよさは一致しているのに、

↑突然男子学生を画一化したなお前。性差別って知ってるか?

女性価値と成績のよさとのあいだには、ねじれがあるからです。

↑突然男子学生を画一化したなお前。性差別って知ってるか?

女子子どもときからかわいい」ことを期待されます。ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手絶対におびやかさないという保証が含まれています。だから女子は、自分が成績がいいことや、東大であることを隠そうとするのです。

↑突然女子学生を画一化したなお前。性差別って知ってるか?

東大工学部大学院の男子学生5人が、私大女子学生集団性的凌辱した事件がありました。加害者男子学生は3人が退学、2人が停学処分を受けました。この事件モデルにして姫野カオルコさんという作家が『彼女頭が悪いから』という小説を書き、昨年それをテーマ学内シンポジウムが開かれました。「彼女頭が悪いから」というのは、取り調べの過程で、実際に加害者男子学生が口にしたコトバだそうです。この作品を読めば、東大男子学生社会からどんな目で見られているかがわかります

↑どんな目で見られてるかちゃんと言えよ。マイナスイメージ持たれてることはわかるが、それが実情に反して不当ということなレイプ事件の話持ち出す意味がわからないし、そのイメージが正しいと言いたい(文脈的にこっち)ならそれは性への圧だろ。

東大には今でも東大女子実質的に入れず、他大学女子のみに参加を認める男子サークルがあると聞きました。

男子サークルって書き方からして完全に男子悪者にしてるけど他大学女子競争相手を減らすために東大女子を入れないようにしてる可能だってあるだろ。性差別か?お?

わたし学生だった半世紀前にも同じようなサークルがありました。それが半世紀後の今日も続いているとは驚きです。この3月東京大学男女共同参画担当理事・副学長名で、女子学生排除は「東大憲章」が唱える平等理念に反すると警告を発しました。
これまであなたたちが過ごしてきた学校は、タテマエ平等社会でした。偏差値競争に男女別はありません。ですが、大学に入る時点ですでに隠れた性差別が始まっています社会に出れば、もっとからさまな性差別が横行しています東京大学もまた、残念ながらその例のひとつです。
学部においておよそ20%の女子学生比率は、大学院になると修士課程で25%、博士課程で30.7%になります。その先、研究職となると、助教女性比率は18.2、准教授11.6、教授職で7.8%と低下します。これは国会議員女性比率より低い数字です。女性学部長・研究科長は15人のうち1人、歴代総長には女性はいません。

↑その原因が東大内の性差別という意味?だったらこんな時代性が交絡するようなデータじゃだめだよね?

↑これを祝辞で喋る意図が明確になるように主張のギャップを埋めて欲しい。

女性学のパイオニアとして

こういうことを研究する学問が40年前に生まれました。女性学という学問です。のちにジェンダー研究と呼ばれるようになりました。私が学生だったころ、女性学という学問はこの世にありませんでした。なかったから、作りました女性学は大学の外で生まれて、大学の中に参入しました。4半世紀前、私が東京大学に赴任したとき、私は文学部で3人目の女性教員でした。そして女性学を教壇で教える立場に立ちました。女性学を始めてみたら、世の中は解かれていない謎だらけでした。どうして男は仕事で女は家事、って決まっているの?主婦ってなあに、何する人?ナプキンタンポンがなかった時代には、月経用品は何を使っていたの?

↑これ普通に気になるな

日本の歴史に同性愛はいたの?...誰も調べたことがなかったから、先行研究というものがありません。ですから何をやってもその分野のパイオニア、第1人者になれたのです。今日東京大学では、主婦研究でも、少女マンガ研究でもセクシュアリティ研究でも学位がとれますが、それは私たちが新しい分野に取り組んで、闘ってきたからです。

↑後述の話を先取りするけどお前のは恵まれ環境のおかげじゃなくて努力の成果なのかよ。

そして私を突き動かしてきたのは、あくことな好奇心と、社会の不公正に対する怒りでした。
学問にもベンチャーがあります。衰退していく学問に対して、あたらしく勃興していく学問があります女性学はベンチャーでした。女性学にかぎらず、環境学、情報学障害学などさまざまな新しい分野が生まれました。時代の変化がそれを求めたからです。

変化と多様性に拓かれた大学

言っておきますが、東京大学は変化と多様性に拓かれた大学です。わたしのような者を採用し、この場に立たせたことがその証です。東大には、国立大学初の在日韓国人教授姜尚中さんもいましたし、国立大学初の高卒教授安藤忠雄さんもいました。また盲ろうあ三重障害者である教授福島智さんもいらっしゃいます
あなたたちは選抜されてここに来ました。東大生ひとりあたりにかかる国費負担は年間500万円と言われています。これから4年間すばらしい教育学習環境あなたたちを待っています。そのすばらしさは、ここで教えた経験のある私が請け合います
あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会あなたたちを待っています

↑冒頭で不正がある話したの私立医学部だけだろ。

そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。

↑そこ断言するの流石に祝辞としてダメだろ。毒親から逃げて東大来たやついるけどそいつにこれ言えんの?

あなたたちが今日「がんばったら報われる」思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。

↑これはまあそういう意見もあるよね。

世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます

↑だからなんだよ。ここから得られる教訓って何?

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれ環境と恵まれ能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。

↑恵まれない人を助けることに繋がらない学問やっちゃいけないの?ブラックホール撮影しちゃだめ?ニュートリノ観測しちゃだめ?

そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。女性学を生んだのはフェミニズムという女性運動ですが、フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者強者になりたいという思想ではありません。フェミニズム弱者弱者のままで尊重されることを求める思想です。

↑「環境能力に恵まれ東大新入生はそれを恵まれない人々(=弱者)を助けるために使いましょう。」と述べた後で「弱さを認め生きましょう、フェミニズム弱者弱者のまま尊重されることを求めます。」と締めるの、結局東大生に弱者であって欲しいのか弱者を助ける存在であって欲しいのかが見えてこない。弱者を助ける存在もまた弱者で、だから他の弱者に助けてもらいましょう。ということなのかな?全員弱者なら女子受験生の話をした意味は?

↑まずこの弱者って特に女性を指してるの?だとすれば女性は謂れなき差別を受けていてそのために被害を受けているという話だったよね?てことは女性は謂れなき差別を受けたままで尊重されるべきってこと?意味不明じゃない?

東京大学で学ぶ価値

あなた方を待ち受けているのは、これまでのセオリーが当てはまらない、予測不可能な未知の世界です。これまであなた方は正解のある知を求めてきました。これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界です。学内多様性がなぜ必要かと言えば、新しい価値とはシステムシステムあいだ、異文化が摩擦するところに生まれからです。学内にとどまる必要はありません。東大には海外留学国際交流国内地域課題解決に関わる活動サポートする仕組みもあります。未知を求めて、よその世界にも飛び出してください。異文化を怖れる必要はありません。人間が生きているところでなら、どこでも生きていけますあなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたし確信しています。知を生み出す知を、メタ知識といいます。そのメタ知識学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。ようこそ、東京大学へ。

最後はいいよね。

総評として、全称記号任意記号恣意的混同によってデータ自分の都合のいいように改変して使用する、統計学ひいては学問を完全に馬鹿にした祝辞であったように思える。思想としてのフェミニズムであればこのような「過激な」スピーチにより注目を集めるのも一つの作戦なのだろうが、この人は「学問としてフェミニズムを修めている人間」として「これから学問を修める3000人の東京大学新入生」にスピーチしたわけで、その内容としては甚だ不適当だと言わざるを得ない。

はっきり言って、こんなものを褒めそやす人間は、たとえそれがどれだけメタ的な視点から評価のつもりでも、科学世界を脅かすありふれた権威主義愚か者集団に含まれる一人にすぎないと言えよう。

追記

https://anond.hatelabo.jp/20190414151912

環境要因を言及し始めると収拾がつかなくなる

東大入学式における上野千鶴子氏の祝辞について、思いついたことを書いてみたい。

「がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください」

上野氏の祝辞の中の一文であるが、環境要因について言い始めると社会は混乱してどうしようもなくなるのではないか

かに上野氏の言う通り、全てが公正・公平な社会であることが建て前になっていたとしても、環境要因で決まることもあるのだろう。

例えば東大女子入学者の比率は約17%。

この理由を「女は努力が足りない」「男の方が頭がいい」と裁定するのは現実的ではなく、女子東大に行きにくい環境的な要因があると思う。

しかし、表題の通りこの環境要因に対して言及すると、改善すべき課題が際限なく発生し続けて社会が混乱し始める。

極論かもしれないが、憲法男女平等規定が既にあるので、それ以上の改革をするべきではないのだ。

anond:20190413013400

弱者に耳障りがいいこと言ってるからはてなウケしてるんだと思う。

でも実際は東大入学者のプライドを上手にくすぐるものであって、下民があれ聞いて入学式の場でよくぞ言ってくれたとか喜ぶのはなんか違う気がする。

よっこらせ。ふう。どれどれ。きょうのはてなブックマークの出来はどうかな。

まずはいものように総合カテゴリを覗いてみよう。ほう。一位は東京大か。うわわびっしりだな。2292もブックマークが付いているのか。コメントの味はどうだろう。うん美味い。なかなかまったりとしていてそれでいてしつこさを抑えている。とはいえ大半が東大の新入生でもないくせによくもまあ頑張ってコメント残せるよ。まあでも祝辞の内容は印象的なことを言っているのだろうなあ。入学式ってなんかめでたいし。本日ブクマ数一位もむべなるかな。東大の他には何か面白そうなものなさそうだな。全部どうでもいいものばかりだ。

いつもはここで学びカテゴリに移るところなんだが。うーん。ちょっと趣向を変えて今日おもしろカテゴリでいってみるか。ダブルクリック、と。どれどれ。ふむふむ。げげっ。一位はtogetterじゃん。うっわ最悪だよ。なんかあれわざとらしくて苦手なんだよね。740ブクマもあるけどちょっとこれはいただけないなあ。端によけておこう。うーん他にはなんかないかなあ。おっ。これよさそうじゃん。「川沿いを散歩するヤギ」っての。デイリーポータルは毎度幸せそうな記事を書くなあ。恐れいった。どれどれ。ふぉっふぉっふぉ面白いなあ。コメントの味も上出来だ。

ふう。ま。今回はこんなところかなあ。ほかにも良さそうなのがあるけどあんまり採りすぎると次に生えてこなくなるかならなあ。また時間をおいて覗いてみるか。

平成31年東京大学学部入学式祝辞は名文か

まず最初に。

私は上野千鶴子という人をさっきまで全く知らなかった。

今回の東大入学式祝辞に関するコメントの中に

「これまでの上野千鶴子言動に反感を持っている人は素直にこの祝辞の良さを受け取れない」

というようなものがあって、まぁそういう人達もいるのかもしれないが、

私はこの人に思うようなところがあるわけでは決してない。

さて、入学式祝辞に関してであるが、東大入学式では毎年とても素晴らしい祝辞が送られていると思う。

特に去年(平成30年度)のものは強く印象に残っていて、ふと内容を思い出すことがある。

しかし当時(そして今も)、これが話題になることは全くなかった。

まぁ世の中には名文があふれているので、全ての名文が必ずしも脚光を浴びることはないのは当然だが、

今年の祝辞に感動したと言っている人達は、去年の祝辞を読んでも同じようにこれ見よがしに賞賛してくれただろうか?

どうも当の新入生の中に、上野氏の祝辞文句を言っている人達がいたらしい。

私はただの部外者だが、確かに読んでいて多少イラついてしまった。

その理由言語化して置いておきたい。

1. 新入生は受験という枠組みに従って入学しただけであり、不正入試だの女子教育だの言われても、彼らにはどうしようもないではないか

 むしろ「じゃああなたがなんとかしてくださいよ」と感じてしまっても不思議ではない。

 なにせ言っているのはウィメンズ アクションネットワーク理事長なのだ

 もちろん、上野氏としては、氏一人で出来ることには限界があり若い世代意識を変えていくことで、

 より長期的な視点でも社会を良くしていきたいという気持ちがあったのだと思う。

 しかし新入生にそのような意図が伝わるような話の運び方だっただろうか。

 なにか「自分達にはどうしようもない事柄に関して責め立てられている」ようには感じなかっただろうか。

2. 上野氏は

あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。

 ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会あなたたちを待っています

 そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。」

 と述べている。

 私も同意である。正しいことを言っているように聞こえる。

 しかし、それは赤の他人から釘を刺すように言われなければならないことだったのだろうか。

 受験突破した本人が「環境のおかげでした」と自発的に思えるのならそれは良いことだが、なぜをそれを強要しようとしたのだろうか。

 新入生それぞれに彼らなりの「環境」がある。

 なかに努力が公正に報われない思いをした、またはしている人達もいるのではないか

 それらを知りもしないはずの上野氏に「環境のおかげだったこと忘れないようにしてください」などと言われる筋合いはないだろう。

3. 最後に、細かい違和感であるが、上野氏は

女子学生合格率に対する男子学生合格率は(中略)ちなみに東京大学理科3類は1.03、平均よりは低いですが1.0よりは高い、この数字をどう読み解けばよいでしょうか。

 統計大事です、それをもとに考察が成り立つのですから。」

 と述べており、私はこの部分を読んだ時、純粋に心の底から、その数字をどう読み解けばよいのかがわからなかった。

 そして上野氏は、それを読み解いてくれることも、考察することも結局なかった。

 あまりにも無責任ではないだろうか。

 「統計大事です」というのであればせめて「1.03」という数字統計的に有意なのかどうかだけでも言及してほしい。

 ちなみに調べてみると、理科3類の合格者数は毎年100人前後であるようだ。

 上野氏が「1.03」という数字をどこから引用しているのかは不明だが、これを「1.0よりは高い」と評価することにはたしてどれほどの読み解きがあるのだろうか。

入学式祝辞とは新入生に向けた言葉であるべきだと私は思っている。

しかし、今回の上野氏の言葉真摯に新入生のことを考えたものだとは私には受け取れなかった。

もちろん人によっては「何か」は得られたと思う。

しかしそれは「聴き手の意識次第ではどんなスピーチでも良い点を見つけられる」程度でしかない。

はじめの方に書いた通り、東大入学式祝辞はどれも見事であり、公開して残しておく価値のある言葉たちである

それら歴代の名文に比べると、上野氏の祝辞はるか駄文であったと言わざるを得ない。

東大植民地と言われた女子大出身者が、東大入学式祝辞を読んで思い出したこと

卒業して数年のOGタイトルの「東大植民地」は、大学合格時に塾の先生から言われた言葉

今年の東大入学式上野千鶴子による祝辞Twitterで流れてきたので読んだ。その中でも、

東大には今でも東大女子実質的に入れず、他大学女子のみに参加を認める男子サークルがあると聞きました。わたし学生だった半世紀前にも同じようなサークルがありました。それが半世紀後の今日も続いているとは驚きです。この3月東京大学男女共同参画担当理事・副学長名で、女子学生排除は「東大憲章」が唱える平等理念に反すると警告を発しました。」

という箇所に色々と思い出すことがあったので吐き出す。

やっぱり私が入学した時にもそういうインカレサークルが少なからずあった。新歓で渡されたビラに、男子東大のみ、女子はうちの大学やほかの女子大の学生構成されている、と明記してあるのだ。当時ピカピカの大学一年生だった私は死ぬ程ムカついた。だって自分たちより劣った存在が欲しい」と言って、そういう都合のいい存在として自分たちを見ているのだ、としか思えなかったから。

特に記憶に残っているのは、「部長」の他に「女部長」なる役職存在するサークルだ。もし男女それぞれでまとめ役が欲しいんだったら、「男部長」「女部長」とすればいいのに。東大男子でなければ、ちゃんとした「部長」にはなれないのか、と愕然とした覚えがある。高校女子校だった私にとって、それは初めて身近で目撃した女性への差別だった。

もちろんインカレサークルの全てがそういう形態をとっているわけではなく、東大女子もいれば他大男子もいる、というようなところもたくさんあったけど、私としては男女混合のサークルに入ると「女」としての役割を果たすことを期待されるんじゃないかと思えてしまって、結局学内の、女子しかいない小さなサークルに入った。

一番腹が立ったのは、うちの学生自身が、そういうサークルに平気で入り続けているということだった。ふだんジェンダーがどうの女性活躍がどうの言ってるのは結局建前だったんかい。同期にも「女子大だと出会いがないから」と言ってインカレサークルに入った人がたくさんいた。私が感じたような違和感は、野暮なもの世間知らずなものだった。みんなそんなこと気づいていなかったのか、それとも気づいていたけど無視していたのだろうか。いずれにしても、友達が入ったサークルdisることになるので、私もこのことについては蓋をして、やがて忘れていった。

今回の祝辞を読んで、(あれは「東大女子サークルに入れないこと」にフォーカスした発言だけど)私の感じていたことは決しておかしいことではなかったのだと言ってもらったようだった。あの時ほとんど誰にも言えなかった気持ちをやっと外に出せるような気がして、こうして増田を書いている。

今年の新歓はどんな感じだったんだろう。祝辞に「女子学生排除は「東大憲章」が唱える平等理念に反すると警告を発しました。」とあるから、少しは改善されていたらいいのだけど。

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