2019-04-13

環境要因を言及し始めると収拾がつかなくなる

東大入学式における上野千鶴子氏の祝辞について、思いついたことを書いてみたい。

「がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください」

上野氏の祝辞の中の一文であるが、環境要因について言い始めると社会は混乱してどうしようもなくなるのではないか

かに上野氏の言う通り、全てが公正・公平な社会であることが建て前になっていたとしても、環境要因で決まることもあるのだろう。

例えば東大女子入学者の比率は約17%。

この理由を「女は努力が足りない」「男の方が頭がいい」と裁定するのは現実的ではなく、女子東大に行きにくい環境的な要因があると思う。

しかし、表題の通りこの環境要因に対して言及すると、改善すべき課題が際限なく発生し続けて社会が混乱し始める。

極論かもしれないが、憲法男女平等規定が既にあるので、それ以上の改革をするべきではないのだ。

  • 上野さんの世界観では、環境があるはずなのに東大に落ちた男性(例えば兄は東大生なのに弟が不合格)ってどんな扱いになるんだろう? 合格したのは環境のおかげ、不合格になったの...

    • 心の中では当然軽蔑していると思う。 はてな界隈でもいるよね。 男社会の特権を生かせないKKOや、女性の特権を生かせないブスカネおばさんに対する蔑み視線がいい参考になる。

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