「遺伝性」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 遺伝性とは

2022-11-25

遺伝子検査って何処で受けれるんだ?

遺伝子検査受けてみたいんだけど、調べて出てくるのはキット送って〜みたいな胡散臭い奴ばっかり

○○って遺伝子があるから△△って病気の因子が遺伝してまだ発症してないだけとか、遺伝性の癌になる確率とか具体的な病名が知りたい訳

そういうのって大学病院とかで自費診療すればやって貰えるんだろうか

2022-11-15

anond:20221115002428

ドグラ・マグラ主人公母親が、遺伝性のキツい精神疾患あるの隠して子供を産むんだわ

子を思う 心の闇も照らしませ ひらけゆく世の智慧のみ光

これは妊娠中の母親が、いずれ医学進歩して精神疾患治療可能になってほしいと願って詠む句なんだが、一方の胎児の方は

胎児胎児よなぜ踊る 母親の心がわかっておそろしいのか

描写されるほど将来の不安に包まれている

昔の小説だが現代発達障害の出生問題とよく似ていると思うよ

2022-11-09

anond:20221108235505

事実といえば…精神系の重い障害や疾患のいくつかに家族性・遺伝性があることが医学分野で明らかになってきたという話を児童に伝えても良いものかどうか…。

児童には親やきょうだい呪縛を忘れて自分人生を切り拓いて欲しいが、精神疾患の遺伝性についての事実を教わったことが呪いのように彼女未来に暗い影を落とさないだろうか。

教師としては例え科学に反してでも、不利な遺伝なんて一切ないよと道を示してあげたいのは山山だが。

2022-11-08

糖尿病という名前を巡るアレコレ。

発症すると、尿から糖があふれ出てくるので発覚する。

から、昔の人は糖尿病と名付けたのだが、

薬で血糖値を抑えているから、治っていると言っていいのか、病気から薬を飲んでいるというべきか一般人には分かりづらい。

また、血糖値コントロールができているなら、合併症心配もないので、病気扱いするのもおかしい。

尿から糖がでる病気なのに、尿から糖を出す薬を飲むの?という時点で一般人には分かりづらい。


糖尿病いっちょかみしてきた人が、1型は遺伝病で、2型は不摂生が原因なんでしょ?ボク知ってるよ。

って言ってくる人が多いけど、既に、2型糖尿病に関わる遺伝領域も多数見つかってきて、

遺伝性の病気であることはほぼ確定している。

遺伝性疾患持ちの人は子供作るの禁止したら?

2022-10-31

子供産めおじさん「子供産め」遺伝性疾患持ち障害者ワイ「おっそうだな」

百人くらい生むか

2022-10-22

親が統合失調症なんだけどさ

お前、今朝私のことをキチガイだと言ってただろう。聞こえてきた。(以下長文の罵詈雑言のため省略)

とかLine来るんよね。ちなみに離れて暮らしてるのでそもそも聞こえるわけないし、俺はキチガイじゃなくてトーシツと言っているのでそれも違う。妄想被害を受けたと思い込み、その報復行動をしようとするのでガチめんどいしかもさ、トーシツって遺伝性があるらしいのよね。俺はまだいい、トーシツと診断されたら妻子に迷惑かける前に自分死ぬ予定だ。でも俺の息子は?あのトーシツの母親呪いが息子にまで及ぶのだとしたら勘弁してくれまじでマジでマジでって感じ

2022-10-21

anond:20221020011014

はじめに

モチ

漫画感想

増田解釈ではこの漫画の要所は、【自己理解発達障害の把握)】と【自己理解により過去経験価値が出たこと】。

話の流れ上旦那さんは登場しなくちゃいけないけど、上記要所を考えると大して触れる必要のない存在

個人的面白かった点

こう書いてみると、そもそも定型発達向けの漫画ではなく発達障害向けの漫画に見える。

というか、この手のジャンルそもそも発達障害向け」なのでは?(あるいはゴリゴリ承認欲求

元増田への言及

構成と言うか表層面では確かに【辛いこともあったが乗り越えた克服者】的になっているかもしれないけど、

上述の通り主人公の「気づき」と「成長」が主題に見えるので、「男に支えられただけやん!」がまったくわからん

それと、自分発達障害は「付き合っていくもの」と考えているから、「克服」という言葉に強い違和感を抱く。

そもそもTwitterを中心に発達障害女性自伝漫画がちょくちょくバズってて

けどそれが否定的な読者からの「毎度同じこの変な展開」「彼くんキター」のような揶揄や反発的な反応も集めて作者らが傷つきを表明してて

この対立的なレスポンスは何からまれてんのかな、解決する方法あるかな

これは無理でしょ。

発達障害者クリエティティ創作意欲)や自己完結(自己満足)性の傾向の高さ、なんかをみんなが理解してくれるアンパンマンみたいな世界は来ないと思う。

更にそこに、人それぞれの大小ある承認欲求が加わってくるからカオス

そもそも発達障害」との一括りも本来誤っていて、定型発達と発達障害者の間はグラデーションですよ?

本質的には、「発達障害」とか関係なくコンテンツ価値観の多様性の急速な拡大に、人類は表面上でしか追いついてないだけ、とか言えちゃうかも。

ただ、「発達障害者は気分の浮き沈みが大きい傾向にある」というのは一般的に言われているので、問題顕在化しやすいのかもしれないし、その解決方法を考えようとしてくれる元増田には非常に好感が持てる。

さいごに

冒頭書いた通り眠い中の書きなぐりで整合性も何もないぐちゃぐちゃだと思う。

本当はきちんと整理・推敲して書きたかったけど、鉄を熱いうちに打ちたかった。

けど、数年後自分自身で読み返すのが楽しみでもある。

追記

改めて元増田よく読むと、↓を読み落としていたけど、

現実には漫画というコンテンツにまとめた時点ネット流通させた時点で

読む側の人の多くには「コンテンツ消費者」や「客」の型が出てくるので

作者が肯定的バズや理解やあわよくば商業成功なんかを収めたいなら

枠と中身が違うグロい仕上がりは直した方がいいし

受け取った反発については別に人生否定されてるのではなく

コンテンツの出来への反応と受け止めた方がダメージ減るし建設的になる。

この部分が最も共感できる。でも『コンテンツの出来への反応と受け止める』は土台無理だろうね。

客側の表現にも一定の水準が求められるし。

あと眠い

anond:20221020011014

はじめに

モチ

漫画感想

増田解釈ではこの漫画の要所は、【自己理解発達障害の把握)】と【自己理解により過去経験価値が出たこと】。

話の流れ上旦那さんは登場しなくちゃいけないけど、上記要所を考えると大して触れる必要のない存在

個人的面白かった点

こう書いてみると、そもそも定型発達向けの漫画ではなく発達障害向けの漫画に見える。

というか、この手のジャンルそもそも発達障害向け」なのでは?(あるいはゴリゴリ承認欲求

元増田への言及

構成と言うか表層面では確かに【辛いこともあったが乗り越えた克服者】的になっているかもしれないけど、

上述の通り主人公の「気づき」と「成長」が主題に見えるので、「男に支えられただけやん!」がまったくわからん

それと、自分発達障害は「付き合っていくもの」と考えているから、「克服」という言葉に強い違和感を抱く。

そもそもTwitterを中心に発達障害女性自伝漫画がちょくちょくバズってて

けどそれが否定的な読者からの「毎度同じこの変な展開」「彼くんキター」のような揶揄や反発的な反応も集めて作者らが傷つきを表明してて

この対立的なレスポンスは何からまれてんのかな、解決する方法あるかな

これは無理でしょ。

発達障害者クリエティティ創作意欲)や自己完結(自己満足)性の傾向の高さ、なんかをみんなが理解してくれるアンパンマンみたいな世界は来ないと思う。

更にそこに、人それぞれの大小ある承認欲求が加わってくるからカオス

そもそも発達障害」との一括りも本来誤っていて、定型発達と発達障害者の間はグラデーションですよ?

本質的には、「発達障害」とか関係なくコンテンツ価値観の多様性の急速な拡大に、人類は表面上でしか追いついてないだけ、とか言えちゃうかも。

ただ、「発達障害者は気分の浮き沈みが大きい傾向にある」というのは一般的に言われているので、問題顕在化しやすいのかもしれないし、その解決方法を考えようとしてくれる元増田には非常に好感が持てる。

さいごに

冒頭書いた通り眠い中の書きなぐりで整合性も何もないぐちゃぐちゃだと思う。

本当はきちんと整理・推敲して書きたかったけど、鉄を熱いうちに打ちたかった。

けど、数年後自分自身で読み返すのが楽しみでもある。

追記

改めて元増田よく読むと、↓を読み落としていたけど、

現実には漫画というコンテンツにまとめた時点ネット流通させた時点で

読む側の人の多くには「コンテンツ消費者」や「客」の型が出てくるので

作者が肯定的バズや理解やあわよくば商業成功なんかを収めたいなら

枠と中身が違うグロい仕上がりは直した方がいいし

受け取った反発については別に人生否定されてるのではなく

コンテンツの出来への反応と受け止めた方がダメージ減るし建設的になる。

この部分が最も共感できる。でも『コンテンツの出来への反応と受け止める』は土台無理だろうね。

客側の表現にも一定の水準が求められるし。

あと眠い

2022-10-17

弱者男性って何で精子バンク登録しないの?

精子バンクなら外見や学歴などで判別できないか

弱者男性だとバレずに子孫を残せるぞ?

https://www.haramedical.or.jp/content/provision/bank#sec06

(1)健康男性であること

年齢は満20歳以上、満40歳未満

日本国籍を有する者

適正身長、適正体重

専門学校生大学生、あるいはこれを卒業した者

(2)生活

たばこを吸ったことがない、あるいは、喫煙歴が合計1年以下であり、過去3か月以内ではないこと

麻薬覚せい剤などの使用歴がないこと

犯罪歴がないこと

(3)精子所見

精子所見が良好であり、WHO基準を満たしていること

(4)感染症

次の感染症が全て陰性で、既往もないこと。また、これを6ヶ月ごとに継続的検査すること

B型肝炎

C型肝炎

エイズ検査(HIV1/2)

梅毒

HTLV1

クラミジア検査

(5)遺伝リスク

50歳以下で亡くなった3親等以内の血族が2名以下であること

本人と3親等以内の血族の家族から特定遺伝性疾患、先天性疾患、難病指定の疾患における家族歴がないこと

(6)倫理観

生命倫理観を持ち、社会的配慮があること。精子提供における倫理観について自分意見をもっていること

(7)精神

精神疾患の既往がないこと、安定していること

当院で健康調査をうけること

(8)その他

他の精子バンク精子凍結をしていないか、他の精子バンクで既に精子の凍結をしている場合はその凍結バイアル数が2バイアル以下であること

配偶者がある者は、配偶者同意必要とすること

2022-09-05

anond:20220904185739

ぐぐってTOPに出てきた提供条件

弱者男性でこれらにまったく該当しないやつなんかいないだろ

つーかこれらを満たせないか弱者男性なんだから本末転倒

https://www.haramedical.or.jp/content/provision/bank#sec06

(1)健康男性であること

年齢は満20歳以上、満40歳未満

日本国籍を有する者

適正身長、適正体重

専門学校生大学生、あるいはこれを卒業した者

(2)生活

たばこを吸ったことがない、あるいは、喫煙歴が合計1年以下であり、過去3か月以内ではないこと

麻薬覚せい剤などの使用歴がないこと

犯罪歴がないこと

(3)精子所見

精子所見が良好であり、WHO基準を満たしていること

(4)感染症

次の感染症が全て陰性で、既往もないこと。また、これを6ヶ月ごとに継続的検査すること

B型肝炎

C型肝炎

エイズ検査(HIV1/2)

梅毒

HTLV1

クラミジア検査

(5)遺伝リスク

50歳以下で亡くなった3親等以内の血族が2名以下であること

本人と3親等以内の血族の家族から特定遺伝性疾患、先天性疾患、難病指定の疾患における家族歴がないこと

(6)倫理観

生命倫理観を持ち、社会的配慮があること。精子提供における倫理観について自分意見をもっていること

(7)精神

精神疾患の既往がないこと、安定していること

当院で健康調査をうけること

(8)その他

他の精子バンク精子凍結をしていないか、他の精子バンクで既に精子の凍結をしている場合はその凍結バイアル数が2バイアル以下であること

配偶者がある者は、配偶者同意必要とすること

2022-08-05

子作りを考えるカップル夫婦の方々へ

学生子供目線で考えて見ました。子作りの前に是非ご利用、ご確認ください。ちなみに犯罪者がいないという要件以外は全て空白なのが僕の家庭です。チェックリストに空白がある場合はたった一度、一瞬だとしても子供から「産まなきゃよかったのに」と思われるか、直接言われることを覚悟して子供を作ってください。

子作り前チェックリスト

自分パートナー自分パートナーの両親全員が平均以上の身長である

親族犯罪者ゼロである

自分パートナー自分パートナー親族に先天性、遺伝性病気障害を持つものゼロである

女性パートナー自分パートナー母親巨乳でも貧乳でもない

男性パートナー自分パートナー男性親族に若ハゲがいない

自分パートナーが最低でもMARCH地方国立以上の学歴

自分パートナー学生時代に数学物理化学に苦手意識がなかった

自分パートナー学生時代にリレーマラソン部活動などで活躍していた

自分パートナー学生時代が楽しかったと感じている

パートナー男性パートナー必須女性パートナーはなるべく)が技術職、公務員情報産業上場企業総合職などに従事しており、営業職、飲食接客業金融業理系エンジニア職は除く)、職人肉体労働中小企業勤務ではない

幼稚園から高校まで全て私立私立大学医学部に進学したと仮定しても奨学金を借りる必要のない資力

子供に一人部屋を与えられる家が用意できる(二人なら二部屋、三人なら三部屋)

歯科矯正スポーツ幼児教室ピアノ教室中学受験大学受験の際の塾、留学などに必要な資力がある

子供が好物を聞かれて「カレーライス」や「ハンバーグ」などと可哀想な返答をしないよう日々の食事に手間をかけられる、又は外注できる

子供が成人し社会に出るまで何があっても離婚、別居をしないと確約できる

2022-07-16

anond:20220715230043

ちなみに家に知的障害の妹と身体知的障害の兄がいるし、母は精神障害で入退院を繰り返した上に自殺だし

父は診断受けてないけど予定変更とか予期せぬことが苦手でこだわり強いので、多分アスペ自閉症の類。

よく言えば職人気質から研究職でそれなりに稼いでたみたいだけど、祖母に家庭はまるなげで家庭内では空気みたいな人だった。

ここでも良く言われる「理解ある彼くん」が作ってしまった家庭だったと思うよ、我ながら。

めちゃくちゃ遺伝性が強いんだね。

このような家庭からでも、歳の差婚で幸せになれたこと、素晴らしい(障害があることは不幸ではないが、結婚に不利になることはある)。

きょうだい児やヤングケアラーも、家庭の事情で進学できなかった子も、少なくとも女の子であれば希望を捨てないで欲しい。

2022-07-07

anond:20220311005750

氷河期世代の42歳で交際歴のない男だけど、まだ結婚できる可能性は0.01%ぐらいあるから別に願望があるわけではないけど、そういうifストーリー妄想ぐらいはできる。身長175cm、早稲田卒、年収1200万とスペックは悪くない。顔と性格ウンコだし厄介な持病(非遺伝性)はあるけどな。体重20代から100kg超えていたのも厳しいが、氷河期世代でまともな就職していたら人生変わったかもね。まぁ今から結婚できる可能性は0%ではない。

どうしたらこんなヤバい妄想できるんだろうな

から見たら、こんなの結婚できる可能性は0.00001%なんだけど自己評価高すぎてワロタ

40すぎた女の方がまだ結婚できる可能性は高いよ。さらに年上のおじさんから見たら若い女の子、ちょうどいい熟女から


42歳の性格と顔のクソな持病持ち100kgなんか年収1200程度じゃ絶対に無理、お断りだよ

お金ももらえないのにウザくて面倒くさい豚の下の世話係になるんでしょ?刑務所で暮らす方がマシ

どんな女も性格が良くて顔のいい健康20〜30代年収200万と結婚するわ。間違いなく。人間との結婚生活が送れる

2022-07-05

内密出産で生まれ里親に引き取られた赤ちゃんって、遺伝性疾患の可能性が出てきて遺伝外来受診する時、どうするんだろう。

血縁者の疾患の発症状況が重要情報となるはずだけど、そこが一切断たれてしまっているので、医師側も大きな手掛かりを失った状態で診察しなくちゃいけない。

万が一そういう事態になったら、赤ちゃん不利益を解消するために、国が血縁者を呼び戻し遺伝情報提供してもらうのかな。

2022-06-27

異性の近親婚は駄目だけど同性なら認めてもいいよね

海外発!Breaking News交際して2年の同性カップル姉妹かもしれないと分かるも「デートは続ける」(米)<動画あり>

https://japan.techinsight.jp/2022/06/ac06231823.html/2

なお過去にはアメリカで、実の兄と5年にわたり性的関係を続けてきた女が、出産後に逮捕されていた。子供遺伝子検査で、親が近親者同士であることが判明したという。

異性近親婚は赤ちゃんが産まれると取り返しのつかない事態になる。

遺伝性障害が強く出る危険もあり、誤って産み出した女が逮捕されるほど重い罪と見なされる。

しか同性婚となると話が別。

同性カップルから子供は生まれいか問題ないのでは?」

この意見の通りで、異性婚と違って同性婚は何をどうあがいても子供が生まれることはない。

異性近親婚は決して認められることはないだろうが、誤った生命が産まれてくる危険性がゼロの同性近親婚に限って合法化してはどうだろうか。

2022-05-30

理解がある彼くんと結婚した女よ、産まないでくれ

理解のある彼くんと幸せ結婚をし、この度妊娠しました!元気な赤ちゃんを産みたいです♡

 ~fin~

そうして俺が産まれたってワケ。マジで苦労したから、第二の俺が生まれるのを阻止したい。

シンプル容姿ゴミ


健全社会から忌避されるような異性と結婚する奴なんて精神健全でも容姿が終わってるんだわ。うちの場合父親がそう。

お陰で目は小さいわ、鼻はとんでもないわ、肌質はニキビ肌だわ……。1パーツが終わってるだけならパパッと整形すりゃいいんだが、骨格レベルになるとウン百万飛ぶんだわ。もう諦めた。

あ、ニキビスキンケアでなんとかなると思ってないか遺伝性だとそんなことないぞ。

母親の常駐ケア要員


母親の病状でしばしばメンタル崩壊するんだが、その看病を誰がするって子供なんだわ。

当時の理解のある彼くんは働けない母親と子を養うべく一馬力でせっせこ働いてるからケア要員は必然的に…ね。

自分記憶だと6歳ぐらいから“都合の良い子供”としてケア言葉をかけてたぞ。ちょいちょいぐらいならいいが、受験部活大事な時にメンタルぶっ壊されてたから正直たまったもんじゃなかったわ。

明日テストがあるってのに自○しようとするんじゃない、しかも何回目だ?止めはするけどさ。

自分も“なるかも”という恐怖


精神疾患の家族を持つ人間なら一度は聞いたことがあるだろう、“精神疾患は遺伝する”という俗説。

遺伝子云々の要素のみというよりは性格的な遺伝子×病識の有無×非一般的な家庭環境という合わせ技により、一般健全家庭の子供よりも発病しやすいというだけなんだろうが、俺もいつかふとしたきっかけで”そっちサイド”に落ちるかもしれないと思って常にヒヤヒヤしている。

生きづらそうなのは家を出るまでこの目で散々見てきたから正直なりたくねえよ。

産む前に一度考えてくれ

とまあこんな具合に一般社会カースト低下層に陥りやす人間が量産されるだけだから良心があるなら正直産まないでくれと自分は思ってる。

あと、慣れない子育て発狂しても誰も責任は取ってくれず、実家からは送り返されるし、理解のある彼くんはただのモラハラ野郎に成り下がる可能だってあるんだからな。(そんで病状が悪化する)

金の力で解決できる自信があるやつならまだ救いはあるかもしれんが……。

未来のお前らの子供に近しい人間からは以上だ。

まれたからには生きる努力はしてきたがやっぱ辛かったわ。

2022-03-11

40過ぎた独身女の人生ってどれぐらい悲惨なの?

氷河期世代の42歳で交際歴のない男だけど、まだ結婚できる可能性は0.01%ぐらいあるから別に願望があるわけではないけど、そういうifストーリー妄想ぐらいはできる。身長175cm、早稲田卒、年収1200万とスペックは悪くない。顔と性格ウンコだし厄介な持病(非遺伝性)はあるけどな。体重20代から100kg超えていたのも厳しいが、氷河期世代でまともな就職していたら人生変わったかもね。まぁ今から結婚できる可能性は0%ではない。

でも40過ぎた女が今から結婚しても子供産める可能性ってないでしょ。そろそろ閉経してるんでしょ。そうなると、もう夢を見ることすらできないんだよね。

自分の「膣」や「子宮」はなんのためにあったんだろうかとか虚しくならない? 毎月必ずあそこから出血して体調悪くなって体臭が臭くなるんでしょ。そんな生活を30年ぐらい続けていたら、そりゃ一匹ぐらい子供生んでいないと割にあわないと思う。

いずれにしろ、君たちがもう子供産む可能性は0%なわけだ。そうなると残りの人生はどうやって過ごす気?

日本みたいに男尊女卑が激しい国で、氷河期世代の君たちが要職についてるって事もほとんどないだろうし、ぶっちゃけ社会にいなくてもいい存在なんじゃないのかな。

2022-01-25

anond:20220122010439

もうなんか間違ったこしか書いてなくて増田が何でこんなもの書こうと思ったのかちょっと意味が分からないんだけど

一応気になったところだけ訂正・説明を入れておく。(ほぼ全文にわたっているが…)

途中で「なんでこんな中間テストの採点みたいなことやってんの…」みたいな気分になったけど

万が一これを読んで本気にしている人がいるといけないので義務感で最後まで書きました。

まりの衝撃に最初からテンション高いですけどね。もう疲れたからこのまま上げます

なんなんやいったい...

      

遺伝病の断種は、遺伝病の根絶について特に有効ではないと考えられています。まず、潜性遺伝病の場合どうでしょうか。これは、両方の染色体に、多くは遺伝機能欠失型の遺伝変異があると起こります。親は、片方しか持っていなければ健康なのですね。すると、両方の遺伝変異を持つ遺伝患者を断種させたところで、片方だけを持つ親が世の中にたくさんいるわけです。どれくらいの数いるか?実はね・・・地球上の全人類で、これを持ってない人はいないと考えられています。今、個人の全ゲノム塩基配列決定とか普通にできてますからね。観察的にそうです。さてそれでも、両方の遺伝子欠失を持つ遺伝病の人を断種させれば、徐々に遺伝病は減っていくでしょうか?実はね・・・そうならないと考えられますハーディワインベルク法則って言うんですけどね。

  

まず、

ハーディワインベルク法則って言うんですけどね。」じゃねーよ。

選択があるのに対立遺伝子(A、a)や表現型(AAAaaaの組み合わせ)の頻度が変化しなければハーディワインベルク法則じゃないだろ。 

潜性のホモ接合aa(つまり発病してる人)を継続的人口から取り除いていけば人口中の対立遺伝子Aに対する対立遺伝子aの頻度は低くなるにきまってるだろ。

対立遺伝子aの頻度が低くなるんだからAAAaの組み合わせに対するaaの組み合わせの頻度(発病する人の割合)は低くなっていくにきまってる。

まり両方の遺伝子欠失を持つ遺伝病の人を断種させれば、徐々に遺伝病は減っていくんだよ。ハーディワインベルクによれば。

学部レベル以下の知識がないぞ自称ゲノム科学者。というか論理的思考が出来てないだろう。どうやって大学はいったんだ?

頑張れ。もっと頑張れ。

      

さてそれでは、顕性遺伝病の場合どうでしょうか。これは、染色体の片方にでも遺伝変異があれば発症するもので、つまり遺伝病を発症している人を断種させれば理論的に根絶できます、が、実はね・・・ヒトゲノムには突然変異が起こるのです。もちろんこれが進化原動力なわけですが、これにより、顕性遺伝病も発生します。つまり、両親が健康で、遺伝変異を片方持つわけではない場合でも、子に突然変異が発生して顕性遺伝病は起きるのです。デノボ突然変異って言います

  

「実はね・・・」じゃねーよ。今どき突然変異が起こることを知らねー人間存在するのか? 進次郎か。プラスチックの原料か。

そもそも突然変異の発生率がとても低くて、ひとつ遺伝子につき平均で一世代で一万分の一から百万分の一(*1)。しかアミノ酸のコドンには冗長性があるからベースペアが一ヶ所変異してもアミノ酸は変わらないことの方が多いし、アミノ酸ひとつ変っても即タンパク質の働きに影響が出るわけではないか機能不全が新たに発生する率は実際にはひとつふたつ低いオーダー(十万分の一から一億分の一)。

から新しい変異による発病はほぼ無視できるんだけど、実際の変異率がいくつにしろ発生率より速いレートで変異を取り除いていけば全人口中の有病者の割合が下がっていくのは当たり前のことだし、変異を取り除かない場合の有病者割合の増加率は継続して取り除いた場合に比べれば絶対高くなる。当たり前の話だ。

そもそも(十万分の一から一億分の一の確率で)「子に突然変異が発生して顕性遺伝病は起きる」ことと「顕性遺伝疾患を持つ親の子供は100% 50%-100%の確率で(素で間違えた。恥ずかしい)おなじ遺伝性疾患を持つ」ことは別の話だ。子に突然変異が発生して顕性遺伝病が起きたら当然「その子が」生殖することを許さず新たな有病者の発生とそれによる社会負担の増加を防止しようというのが優生思想だし、それは可能なんだよ。

優生学は「特定個人病気を持つかどうか」の話じゃあない。優生学集団遺伝の話(集団中の有病者の割合・それがどう変化するか)なんだよ。この違いが分かってない生科学者なんて存在するのか?

  

まり断種政策遺伝病の抑制有効ではないと考えられます

  

有効だよ。上に書いた通り。「抑制」は「根絶」じゃないしそもそも根絶は目指してないから。

問題は「個人遺伝病が起こるか起こらないか」じゃないんだよ。問題は「全人口の中の有病者の割合をどう抑えるか」だよ。

しろどういう理屈有効じゃねえんだよ。

  

さて、ここまで読んでくれば読者は気づいたでしょうが運動能力、見た目の美醜、学歴、といったものは、これは単一遺伝子型ではありません。もし、学歴を問わない父親と、東大卒母親からまれた子の1/2が東大卒になると言うなら、これは単一遺伝子型の顕性遺伝と言うことになりますが、そんなわけはありません、経験的に。誰も行かないこともあるし、佐藤ママみたいに4人全部行くこともあるでしょう。単一遺伝子型なら、こういうばらつきは起きません。ばらつきが起きるが、一定遺伝性はあるように見える形質、これは多遺伝子型です。

  

ちょっと待て。

単一遺伝子型なら、こういうばらつきは起きません。」じゃねーよ。

たとえ「東大卒業する」が顕性単一遺伝子だとしても子供がその顕性遺伝子をもつかどうかは確率問題で、必ず「生まれた子の1/2が東大卒になる」わけじゃねーだろ。ひとりひとりの子供が「東大卒業する顕性単一遺伝子」を持つ確率が1/2なら「子供4人中誰も東大卒業しない」も「4人全員が東大卒業する」も6.25%の確率で(ばらつきが)起こるだろ。

染色体ひとつ遺伝子じゃないけどXとYはクロスオーバーしないから単体として遺伝するだろ? 男が生まれ確率子供がYを持つ確率)は常に1/2だな? それでも全ての家庭で常に「生まれた子の1/2は男」になるか?経験的に。誰も男じゃないこともあるし、佐藤ママ(誰やそれ)みたいに4人全部男のこともあるでしょう? 遺伝というのは確率から顕性だろうと単一だろうとばらつきは起こるんだよ。

ゲノム科学者かどうか以前に、おまえ大丈夫か?

  

この多遺伝子型の形質には、単一ではないとするならどれくらいの数の遺伝変異が関与するでしょうか。これはここ10年くらいで確定してきた最新のところではあるのですが、どうも最低数千あるようです。それぞれの形質に、それぞれ数千です。こんなにたくさん因子があるとどうなるかというと、中心極限定理により正規分布します。多遺伝子型の形質は、正規分布するのです。すると何が起こるでしょう?

   

平均への回帰です。

  

「平均への回帰です。」じゃねーよ(笑)溜めをつくって関係ねーことを言うな。渾身のボケか。(ちょっとウケた)

無数の試行の平均が母集団平均値回帰するのは母集団が(またはサンプルが)「正規分布から」じゃねーよ。大きい値も小さい値もランダム抽出するからだよ。

親と子の身長に相関があり、長身の親(正規分布の一方の端)だけ取り出したら(つまりランダムではない。これが優生理論)、その子供の平均身長は「長身の親の平均値」に近づくにきまってるだろ。「長身も低身長も含めた母集団平均値」に回帰するわけがない。

おまえ本当に大丈夫か? なんかわざと間違ったこと言おうとしてる? ツッコミ待ちか?(たぶんそうなんだろうなぁ...)

    

いみじくも優生学創始者ゴールトンが明らかにしたのが、親の身長とその子身長比較すると、極端に身長の高い親の子は、どちらかというと平均側、普通っぽい身長の方にシフトする、と言う現象です。それで回帰というわけですね。平均に戻る、ってことです。

  

ゴルトンの観察が平均に回帰した(ように見えた)のは実験の条件が一定じゃなくて子供サイズが親のサイズよりも環境から受ける影響の方が大きかった(つまり親のサイズという変数に対して無作為抽出になっていた)からだろ。だいたいゴルトン自身が気付いて生物学根拠のない統計上のアーチファクトだって言ったものを掘り出して差し上げるな。晒し上げか。

  

どういうことでしょうか。メジャーリーグMVP大谷翔平の子は、みんなメジャーリーグとかよりもずっと普通っぽい才能になるだろう、ってことです。ええ、皆さん、知ってますよね。長嶋茂雄の子もそうだった。野村克也の子もそうだった。あれが理論通りなんです。教育環境がいいから、それでも普通よりはいい方に行くわけですけど、親と同じような超絶スーパーエリートにはならなくて、それは統計学的に予想通りでして、確率統計の基礎の基礎、正規分布性質により説明できます。大体さ、大谷翔平の親はどうなのよ。メジャーリーガーだったわけじゃないわけですね。

  

大谷翔平長嶋茂雄野村克也が周りより一歩も二歩も抜きんでてたのは遺伝形質(身体特性)に加えて本人が努力たかに決まってんだろ。努力の結果が遺伝するわけがない。遺伝疾患や体格と一緒にするな。わざとか。どっかの詭弁テンプレートにこういう例があるのか。

  

まあ、それでも、意味があるじゃないかっていうかもですね。平均への回帰って言っても極端だったのが極端でなくなる、ってわけで、身長が高い親の子平均値は、身長が低い親の子平均値よりは高いです。平均だけの話で、大幅にオーバーラップしますが。それでも平均を徐々に上げていけばいいじゃないかと。

  

から初めから優生学対象特定個人能力大谷翔平の子供は野球が上手いかどうか)じゃなくて集団全体の性質だって言ってるだろう。もともと「全体の平均を上げること」「全体の中で望ましい(くない)もの割合やす(減らす)こと」が目的だ。「背が高いことが社会にとって良いことだ」となったら(どういう理由でそうなるのか知らんが。軍事強化?)長身の者に優先的に生殖の機会を与えて国民平均身長大きくするのが優生学目的手法だろう。しろそれ以外になんだと思ってるんだ? 

いずれにしろ身長が高い親の子身長身長が低い親の子身長も平均に回帰する」というのは単純に間違い。もしそうなら長身の者だけに生殖させても平均値が高くなるわけがないし(どういう理屈で「平均への回帰」と「平均を徐々に上げていく」が両立できるんだよ?)長身のものが優先的に子供を残せば集団の平均身長が高くなるのはすでに事実としてわかってる。(*2)

  

ところが、多遺伝子型には数千もの遺伝変異関係するというのはどういうことかというと、単一遺伝子型のように、どれか一つの遺伝変異はどれか一つの遺伝病に対応する・・・ということになりません。重複しちゃうんです。ある遺伝変異は、ある形質にも、別の形質にも、関係する。多面的関連と言います。例えば身長を高くする遺伝変異は、同時にがんになりやすくする多面的関連を持つことが多いことがわかっています。するとどうなるか。身長を高くするように、集団結婚相手操作していくと、がんが多くなって寿命が短くなるでしょう。では学歴はどうか?学歴を高くする遺伝変異は・・うつ病になりやすくすることがわかっています

  

ここの部分は必ずしもすべて間違っているとは言えないが、身長の高さとガンの発生にについてはそれぞれが関連する遺伝子座の間に統計的な相関が見つかったというだけで身長を高くする遺伝子がガンの原因になるというわけではないし、長身集団が低身長集団に比べ短命であるという証拠もどこにもない。後者学歴)に至っては関連が指摘されているのは「うつ病」と「低学歴」だし(*3)、それが共通遺伝子の多面作用によるものだという考えは否定されている(*4)のである

ていうか今気付いたけどこいつ遺伝変異ってずーっと 「mutation(突然変異)」の意味で使ってない? 遺伝変異は variation だから「数千もの遺伝変異」とか「どれか一つの遺伝変異」とかないんだけど...

おまえマジで大丈夫か?(三度目)

これ、マジでまちがい探しかなんかか? なんで書いてあることがことごとく間違ってるんだ? 罠?

  

どうでしょうか。基本的優生学というのは、国家文脈で語られます学歴の高い国民をより多数生み出し、国家生産性を上げたい、というわけです。しかどうでしょうか。うつ病が増えると、生産性どうでしょうか。私はうつ病の人は生産性が悪いと言いたいわけではありません。しかし、優生学論者のロジックは成立しますか?(明示的に成立するとは言えないのではないですか?)と言いたいのです。

  

遺伝子型の遺伝構造はまだわかっていないことも多く、「優生学操作」をしてどうなるかすらわかっていないんですよ。形質に遺伝的因子があるなら、優生学操作をすれば人類は必ず優秀になる・・・というのが元増田議論の開始点だと思いますが、そこ、すでに間違ってるんです。

  

からなんで話を「まだわかっていないこと」だけに限定するんだよ。じゃあわかってることには優生学手法を使ってもいいのかよ。国や医療システムにかかる負担を軽減するために「遺伝患者子供つくっちゃいけません」っていいのか? 問題はそこじゃないんだよ。

  

優生思想ダメなのは科学的に間違ってるから」でも「有効じゃないから」でもないんだよ。優生論の生物学遺伝学的手法有効なのは動植物繁殖で既に実証されてるから元増田優生学とは何かをそもそも理解していないのは確かだが、おまえの言ってることもほぼすべて間違ってる。

  

結論としてすでに社会的に受け入れられてない優生思想否定したいんだったら、ウソを書いてまで「科学的」根拠でっちあげる必要がないだろう。

なにが目的だ?

まさかゲノム科学者自称がこれらの間違いを本当に信じているはずがあるまい。

特にうつの「高学歴」と「低学歴」入れ替えてるところなんてワザとじゃなきゃどうやって間違えるんだよ...

やっぱ間違い探し? なんかのテストなの?

  

*1 https://www.sciencedirect.com/topics/biochemistry-genetics-and-molecular-biology/mutation-rate

*2 https://www.science.org/content/article/did-natural-selection-make-dutch-tallest-people-planet

*3 https://www.nature.com/articles/s41598-021-83801-0

*4 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25917368/

2022-01-22

anond:20220120142843

まあ、なんちゅうか、トラバも盛大に伸びているので、私の書くここまで、元増田は辿り着かないかもしれませんが・・・

私はゲノム科学者ですが、元増田の持つ疑問は、別に自然ものだと思うんですよね。というより、ゲノム配列決定が非常に身近になっている昨今、ちゃんと向き合っていかなければならない疑問だと思っています。私は私の持つ知識範囲で、疑問にお答えしたいと思います倫理は専門外なので扱いません。タブーとか扱いません。裏の意図を読もうとしているブコメが多数ありましたが、理系なのでよくわかりません。

まず、元増田の挙げているような、運動能力将棋能力、見た目の美醜とか、学歴、といったヒト個人ごとに異なる特徴を「形質」と言います。形質を遺伝学の観点から見ると大きく分けて二つあり、単一遺伝子型(メンデル型)と多遺伝子型(多因子型)です。

おそらく優生学にせよ遺伝にせよ、専門外の人が通常頭に思い浮かべるのは単一遺伝子型です。この場合メンデル法則により顕性(優性)または潜性(劣性)のモードで、親から子に形質が伝達されます単一遺伝子型の形質として最も簡単に思い浮かべられるのは遺伝病です。あと、お酒飲める飲めないもギリギリそうです(これは本当は少数遺伝子+多遺伝子型だけど)。あと、耳垢が乾いてるか湿ってるかとか。親指が90度以上後ろに曲がるかとか。

そして、この遺伝病に対して優生学政策を行ったのがナチスドイツというわけです。遺伝病の人を断種させようとしたんですな。流石に元増田はそんなことが良いと思っているわけではないと思いますが。

遺伝病の断種は、遺伝病の根絶について特に有効ではないと考えられています。まず、潜性遺伝病の場合どうでしょうか。これは、両方の染色体に、多くは遺伝機能欠失型の遺伝変異があると起こります。親は、片方しか持っていなければ健康なのですね。すると、両方の遺伝変異を持つ遺伝患者を断種させたところで、片方だけを持つ親が世の中にたくさんいるわけです。どれくらいの数いるか?実はね・・・地球上の全人類で、これを持ってない人はいないと考えられています。今、個人の全ゲノム塩基配列決定とか普通にできてますからね。観察的にそうです。さてそれでも、両方の遺伝子欠失を持つ遺伝病の人を断種させれば、徐々に遺伝病は減っていくでしょうか?実はね・・・そうならないと考えられますハーディワインベルク法則って言うんですけどね。

さてそれでは、顕性遺伝病の場合どうでしょうか。これは、染色体の片方にでも遺伝変異があれば発症するもので、つまり遺伝病を発症している人を断種させれば理論的に根絶できます、が、実はね・・・ヒトゲノムには突然変異が起こるのです。もちろんこれが進化原動力なわけですが、これにより、顕性遺伝病も発生します。つまり、両親が健康で、遺伝変異を片方持つわけではない場合でも、子に突然変異が発生して顕性遺伝病は起きるのです。デノボ突然変異って言います

まり断種政策遺伝病の抑制有効ではないと考えられます

ただしね・・・現在では、人工授精の際、受精卵の染色体ゲノム配列を調べて、遺伝病になるゲノムを持つ受精卵を選択しない、という医療、これって、実現化してるんですよ。ダウン症はすでに一般化してますが、単一遺伝子疾患もできます。この、遺伝の子になるなら産まない選択・・・これは優生学判断ではないのか?これってめっちゃ難しく、元増田を多くの人が簡単批判しているほど単純な問題ではないと思います。私は、個人選択優生学とは言わず個人自由であるとは思うものの。倫理専門家ではないので理論武装がしっかりしているか、自信はありません。受精の時点で人権が生じるという考えからすれば、これは殺人であり、虐殺です。ただ一つ言えるのは、ナチスドイツの断種法と異なり、この受精選択は、科学的に有効医療であると言うことです。

さて、ここまで読んでくれば読者は気づいたでしょうが運動能力、見た目の美醜、学歴、といったものは、これは単一遺伝子型ではありません。もし、学歴を問わない父親と、東大卒母親からまれた子の1/2が東大卒になると言うなら、これは単一遺伝子型の顕性遺伝と言うことになりますが、そんなわけはありません、経験的に。誰も行かないこともあるし、佐藤ママみたいに4人全部行くこともあるでしょう。単一遺伝子型なら、こういうばらつきは起きません。ばらつきが起きるが、一定遺伝性はあるように見える形質、これは多遺伝子型です。

単一遺伝子型は、確かに遺伝情報を調べると病気になるかどうかかなり高い確率がわかって、この事実だけを見ると、遺伝決定論を信じたくなります。ところがですね、幸いなことに、遺伝病ってとっても稀なんです。世の中のほとんどの病気は多遺伝子型です。あなたコレステロール値すら予測が難しい。多遺伝子型は、遺伝変異が多数関わるだけでなく、環境によって大きく変化するんです。学歴も、運動能力・・・そして見た目もです。

この多遺伝子型の形質には、単一ではないとするならどれくらいの数の遺伝変異が関与するでしょうか。これはここ10年くらいで確定してきた最新のところではあるのですが、どうも最低数千あるようです。それぞれの形質に、それぞれ数千です。こんなにたくさん因子があるとどうなるかというと、中心極限定理により正規分布します。多遺伝子型の形質は、正規分布するのです。すると何が起こるでしょう?

平均への回帰です。

いみじくも優生学創始者ゴールトンが明らかにしたのが、親の身長とその子身長比較すると、極端に身長の高い親の子は、どちらかというと平均側、普通っぽい身長の方にシフトする、と言う現象です。それで回帰というわけですね。平均に戻る、ってことです。どういうことでしょうか。メジャーリーグMVP大谷翔平の子は、みんなメジャーリーグとかよりもずっと普通っぽい才能になるだろう、ってことです。ええ、皆さん、知ってますよね。長嶋茂雄の子もそうだった。野村克也の子もそうだった。あれが理論通りなんです。教育環境がいいから、それでも普通よりはいい方に行くわけですけど、親と同じような超絶スーパーエリートにはならなくて、それは統計学的に予想通りでして、確率統計の基礎の基礎、正規分布性質により説明できます。大体さ、大谷翔平の親はどうなのよ。メジャーリーガーだったわけじゃないわけですね。

まあ、それでも、意味があるじゃないかっていうかもですね。平均への回帰って言っても極端だったのが極端でなくなる、ってわけで、身長が高い親の子平均値は、身長が低い親の子平均値よりは高いです。平均だけの話で、大幅にオーバーラップしますが。それでも平均を徐々に上げていけばいいじゃないかと。ところが、多遺伝子型には数千もの遺伝変異関係するというのはどういうことかというと、単一遺伝子型のように、どれか一つの遺伝変異はどれか一つの遺伝病に対応する・・・ということになりません。重複しちゃうんです。ある遺伝変異は、ある形質にも、別の形質にも、関係する。多面的関連と言います。例えば身長を高くする遺伝変異は、同時にがんになりやすくする多面的関連を持つことが多いことがわかっています。するとどうなるか。身長を高くするように、集団結婚相手操作していくと、がんが多くなって寿命が短くなるでしょう。では学歴はどうか?学歴を高くする遺伝変異は・・うつ病になりやすくすることがわかっていますどうでしょうか。基本的優生学というのは、国家文脈で語られます学歴の高い国民をより多数生み出し、国家生産性を上げたい、というわけです。しかどうでしょうか。うつ病が増えると、生産性どうでしょうか。私はうつ病の人は生産性が悪いと言いたいわけではありません。しかし、優生学論者のロジックは成立しますか?(明示的に成立するとは言えないのではないですか?)と言いたいのです。

遺伝子型の遺伝構造はまだわかっていないことも多く、「優生学操作」をしてどうなるかすらわかっていないんですよ。形質に遺伝的因子があるなら、優生学操作をすれば人類は必ず優秀になる・・・というのが元増田議論の開始点だと思いますが、そこ、すでに間違ってるんです。

2022-01-21

ガチャ論者は30年前なら正しかった

遺伝は半分の要因しかいか

それこそ昔の本一冊読むことすら贅沢でバクダットの知恵の館か天竺にでも行かないと経典見れねーじゃんって時代

環境要素より遺伝性が優位だったからという背景があって優生学というものがある

でも今は環境要因の方が多く左右されるってだけ

まれついて身長180cmの恵体DQNの小汚い団地で行う腕立て伏せ程度でカロリー以外取り柄のない安飯と我流殺法よりも

スポーツとして技術トレーニング技法が発達してその恩恵を受けてる金持ち格闘技やってる子とかに絶対勝てないようになってるのと同じ

だって情報自体の取得は理論上ほぼ平等だもん

貧困底辺ホームレス浮浪者でも6時間1000円でネカフェネット使える時代なわけで

ガチャ論者は30年くらい前で言えば正しい理屈だったと思う

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