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はてなキーワード: 研究とは

2024-06-07

ナチス・ドイツ歴史から学ばず、弱者排除しろと主張する増田達。その行く末は...。 (2327)ナチス。私は最初ナチスってなに盟約? 何者?」と知らなくて混乱していた。そのうち「国に強制力が働くんだー」っていう知識を得られるようになっていた。そうしてナチス研究を開始して、ようやく分かったことですがナチス親衛隊とは(中略)国家親衛隊のことをさします、と! (2325)なぜ?なぜ?ナチス敵対していた人々はどうなったの?どんなことをしていったの? (2314)なぜ?

Anond AI作成

虫歯予防効果があることからガムなどによく使われる甘味料のキシリトール摂取量が多いと、心臓発作や脳卒中などの心血管疾患のリスクが増加することが、新しい研究で判明しました。

人間の浅知恵なんて・・・・ふっ

木目がまっすぐな板を平目板と名付けて研究創作がうまくいくお守りとして売ったらどうかな?

anond:20240607120426

変数不動産価格を入れて研究しないとダメな気がするな

不動産価格が高くなると少子化するという研究はたくさんある

とはいえ、おっしゃる通りで金持ちも三人で打ち止めところが大半だよなとは思う

anond:20240607022501

よっしゃ、ジェンダーセクシュアリティ専門家による超わかりやすホモソーシャル解説記事ソースとして貼るね。しっかり読めよ。

https://gendai.media/articles/-/83547

もともとは「同性間の非性的関係」を示す語として歴史研究などで使われていました。

これね、ホモソーシャルそもそも同性間の関係性に着目した言葉なのね。

女性あくま男性同士の関係性を構築するための「ネタ」であって、その関係から排除されてしまっています

元増田は、女性同士が関係性を構築するためにパートナーの性事情を「ネタ」にする、ということを書いているのでこれに該当する。

ネタにされることは間接的に被害ではあるし問題なんだけど、そこは注目点ではなくて同性の関係性が主題

SNSなどでは、「ホモソ」と省略して使われているのをよく目にしますよね。その使われ方を見ていると、セジウィック分析した上記ホモソーシャルの特徴のうち、どちらかといえば、「ホモフォビア」よりも「ミソジニー」に力点を置いた使われ方をしている印象を受けます

男性から女性に対する「からかい」や、そうした揶揄を通じて形成される内輪ノリのようなものミソジニーにつながったり、ミソジニー的な感覚培養したりして、ホモソーシャルを強化していくといった側面はあると思います

SNSではミソジニー的に使われてるけど、仮にミソジニー意味が含まれるとしてもそれは「嫌悪」であって、加害そのものではない。

加害の要因になり得るというだけ。

どう?わかった?

この画像2015年11月NHKラジオ番組内で、毛髪研究が専門の板見智医師解説したものです。

内容は残念ながら真実で、ハゲに関するほとんどの俗説に科学的根拠はありません。

 

インプレゾンビなので元ポストへのURLは貼らないけど、こんな無慈悲なコミニティノートをはじめてみたわ。やっぱコミニティノートをつけるような奴はサイコパスだよ。自分の信じる正義の為なら殺人もできるキチガイだよ。人の心がない。

  裁判官今崎幸彦の補足意見は次のとおりである

     フェルマー定理通称、FLTは、平成8年までは、法学界の至宝のようにいわれていた理由として、歴史的な経緯があったが、最近では、そもそも技術を編み出そうとした形跡すらない

  ほとんど嘘であることがばれてしまたことによる。FLTは、 昭和20年代から東京大理学部数学科志村五郎谷山豊、アンドレヴェイユなどが日光旅行をした際に共同研究していたとされ

  るが、その概要平成時代の者に説明する書籍論文もどこにも存在しておらず、実質的に考えた形跡はどこにもないと言ってよい。その、実質的に考えた形跡はどこにもないことがとっくにばれてしまって

  いるのが現況である平成初年の老人は、背理法によるアプローチを思い付いたらしいが、そのようなことすら実行されている形跡がない。30年前の数学者は、背理法研究して、完全背理法

   または、背理法帰納法を強く使うとかそのような手段を考えたとか、5000通もの証明案が世界中から出たが、全て間違っていたことが判明したというような解説の本しかない。しかし、その

 5000通の証明案の内容すら公表していないのだから、やはり完全な嘘だろう。またそのような哲学モデルを構築したからといって、幸福に生きていくうえで何か参考になるのかというときに、ここ

   10年の状況では何の参考にもならないから誰も考えていない。1つ参考になるのは、発達していて偉大で完全なものでないと技術的に応用できないとかいうことであるが、最近女の子が、

  発達していて偉大で完全で強力なもの自体忌避しているのであり、なんの魅力があるのか理解できない。発達していて偉大で完全なものとして、高速計算機の、Sicamoreなどがあるが、行政

   や大学がそのテクノロジー悪事転用していることはとうに露見しているのであり、日本列島に住む、その極めて悪質なもの関係せずに生活している者が、なぜその悪質なもの存在に気が

  付かないのか理解できないという他がない。

   裁判官宇賀克也の補足意見は次のとおりである

      フェルマーの最終定理存在しないことの定理から存在すると仮定して背理を導出する背理法の強力なものを編み出すことによって初等的に解ける可能性が高い。しかし、我が国

   理学部数学科ではそのようなアプローチを試みた論文存在しない。これについて、行政地区担当から、そんなテクニック存在しない、という囁きがあるだけで、東京都内数学者

   地方数学者からも、初等的な解法なるものは1つも聞かれない。Wikipediaには、無限降下法という不完全なもので極めて不完全に終わったという10年一日のような記載があるだけで、

   具体的な論文はどこにもない。それどころか、10年前から、 FLT、FLT、と連呼されて、バクサイのSNSでも、到達不可能定理とだけ言われるだけで何の具体性もなく、自分で考えた形跡

   どころか、 n=4の場合の完全な証明は、実は赤チャートの一番最後掲載されているが、それも理解できないといったような状況であるから、何が面白いのか理解できない。無限降下法は、

   不完全なものであって不完全なものでは数学技術にならないことはもちろんであるが、いずれにせよ、具体的に研究した形跡はどこにもないのであるから、完全な噓であるバカは到達不可能

   ものを設定し、多くの技術によって到達できると喜ぶが、現在ではもはや状況が変容し、そのような技能必要がないと解される。数学技術はいわば光っているものとか概念でもよいが、

   数学の多くの偉大な定理出版されたとき驚愕されると書いているだけなので、しかし、文化的構成物で技術的に光っているものはどこにあるかといっても、最も分かりやすいのは、

   バクサイSNSにいる者が何らかの人工知能を用いていることは明らかである。仮に行政が完全なものによる技術を開発し、人工知能から電波をヒトの大脳送信しヒトの大腸操作して排便を

   促す装置発明作動させたとしても、事理の当然に、その人工知能がある場所ヤクザ拳銃を撃ちこんで終わりになるだけである特定個人がその人工知能の中にいるか自分人工知能

   の中で活躍できない結果として、刺されたり燃やされたりするのではなく、そもそも、その人工知能があることによって、自然状態として生活ができないことから人工知能装置自体破壊した

   方がいいように思われる。しかし、金が清掃工場に運ばれて燃やされたことが一度流行し、ただの紙屑になったという事実と、平成25年から今更になって金が全てと言っているのは甚だしく矛盾

   している。

anond:20240606122811

愚論すぎてびっくりした。

女性結婚しない非婚化している理由として、男性側の非協力、家族に対する貶しやミソジニー発露、家事等の生活雑事についての視野と行動力の少なさ。

そういうことが出来ないことによりしわ寄せが女性側に来て、男性側がまともに生活して仕事をして、と生活が出来る中、女性側が旦那給料依存になって金銭自由がなく実質上の奴隷化しており、関係性が非対称で、「主人」の善良さにすべての人生を預けなきゃいけないという状況が生まれているんだよ。

こんな状態結婚するわけないじゃないか。まず必要なのはこの増田を含めた視点のかけた男性が、女性人間視するために何が必要になるかの論点じゃないの。

常にこの問題は挙げられていて、そこの改善なしには少子化対策なんて進まないのに、女性金銭的自立とその支援策について対等さをかける愚論。

必要なことを全く論じてなくて男性視点問題ばかりこの令和6年にエラソーに上げていてびっくりした。

これ書いた人、もし何らかの研究機関にいるんだったら名前書いてほしい。

残念ながら副業は広まっている

anond:20240605220045

弊社は従業員が数万人単位企業だが数年前から社員副業許可が出ている

管理職副業許可が出ているし

なんなら率先して副業するようなお達しまで出ている

一方で副業をやっている人はそんなに多くない

なぜなら副業をできるような能力がなく、ただただ自社独自文化に詳しい人として企業に飼われているだけだから

特殊規約を知っているかどうかやExcel調書の書き方のお作法を知っていても他の企業では役に立たない

副業をしている人はほとんどは本社系の人材

研究職・ソフトウェア開発・ビジネス開発の分野に集中している

これらの分野の人材基本的に高い能力必要市場価値も高い

一方で雇用体系は組合との協議で決まるために高い報酬は払えず、市場価値より安い報酬雇用している

そのため転職による流出も防ぐ方法として副業効果的に機能している

そもそもこれらの分野の仕事は定常的な業務ではなく、期間限定で高い出力を求められることが多いので

他の期間はやることがなく、副業もしやすいし仕事を用意しなくて良いので管理職も楽なんだと思う

研究職は知り合いのスタートアップを手伝うことが多い

彼らはハイレベル大学出身なので知人にスタートアップ起業するような人も多く

その繋がりでお手伝いをしていることが多いように見える

また起業してる人も珍しくない

ソフトウェア開発はオフショア開発が多く、ほぼほぼ個人事業主フリーランスとして活動している

この分野が一番副業としては多い

ビジネス開発はデザイナー系が多い

Figmaソフトウェアデザインをすることもあればチラシのデザインをすることもあるが

ただ単にデザインするだけではなくビジネスプラン広告戦略あたりまで任されていることが多い

以上が人事関係の知人から聞いた話だが

要するに社会的必要とされているスキルを持った人は副業するし、会社側も副業許可せざるを得ないんだと思う

2024-06-06

歩道橋の上から、見つけた阪大教授、息切らし駆け寄った、人混みの中♪

遠くからでも歩行パターンから誰だか判別できる、って研究やってたみたいだから研究の一環だったのかもね…😟

BBCトランス医療の闇が明るみに

BBCラジオインタビュー:キャス博士に訊く、キャス・レビューついて。

https://www.jegma.jp/entry/CassReview-BBC

女性司会者英国の18歳未満を対象としたジェンダーアイデンティティ医療サービスに関する報告書レビュー)によると、医学的介入に関する調査不足と著しく弱いエビデンス失望させられているといいます小児科ヒラリー・キャスの報告書は、こうも語っています専門家たちは、彼女ジェンダーに関する議論の有毒性と呼ぶもののために、自分たち意見オープン議論することを恐れてきた、と。

 

男性インタビュアー:待ちに待った、子どもジェンダー医療に関するキャスの報告書結論は、医学界に響き渡るシンプルで手厳しい一文を含んでいますほとんどの若者にとって、医学的な治療法はジェンダーに関連した苦痛対処する最良の方法ではないと、ヒラリー・キャス博士は述べているのです。

 

インタビュアー思春期ブロッカー安全使用できるという証拠はありますか?

 

キャス博士:いいえ、今のところ、使用しても絶対安全だという十分な証拠はありません。

思春期ブロッカーは、思春期が早すぎるという全く別の症状の子供や、ある種の癌を患う大人にも使われていますしかし、これは思春期抑制するという新しい使用法です。ブロッカーが脳の発達に長期的にどのような影響を与えるかは分かっていません、というのも思春期には脳の発達が急速に進むからです。

また、ブロッカージェンダーや性心理の発達の軌跡を変えてしまうかどうかも分かっていないのです。

 

インタビュアー医学世界では、未知のものが一つの分野で大量に使用されるというのは標準的ことなのでしょうか?

 

キャス博士研究チームは臨床試験から始めましたが、臨床試験結果が出る前に日常的な処方に移行し、さらに幅広い若年層に処方するようになった時点で、エビデンスから逸脱しました。

タイピングが遅い

「ChatGPTのLLMのサービス開発に取り組みたい」

「Reactを使ったモダンな開発をやっていきたい」

ML最先端研究に取り組みたい」

みたいなキラキラしたこと言って入社してきた技術新人、どいつもこいつもタイピングが遅い

VimEmacsVSCodeとかそういう派閥争いする前にそもそもタイピングが遅い

画面共有してもらって見ながら指示してるんだけどタイピング遅すぎてめちゃくちゃ生産性低い

当然ながらキーボードショートカット全然使わなくて

カーソル移動はマウスだしコピペマウスなのでくっそ遅い

普段からチャットしてないかSlackとかも全然返信来なくて

書き込み中のままかなり時間経過してちょろっと文章だけ送られてくる

世界一スピードとか求めては無いけど流石に遅すぎる

例えるならサッカー選手で足がクッソ遅いみたいな

どこのポジションでも無理だよ

結婚産業の適当な統計や調査は根拠にならない

ググってみるとそれと矛盾するような結果の統計も山ほど出てくるのがこのあたりの業界なのよ。

コンセンサスがまるで取れてないものも多くある。これは転職とか、年収とか労働関係の話でもそう。

そういうのを取り除いて、ずっとその研究をしている研究者が利用しているものだけを取り出したのが元増田なので、もうすこし丁寧に、コンセンサスがある話を基礎にしてほしい。


基礎的な話を踏まえた上で、異端の一意見として言うならアリだけど、そうじゃないんだというために探してくるようなものはやめてほしい。

  志村刑事組織犯罪対策課の佐藤がうれしそうな顔をして、ものであるといっていたが、ものじゃねえから全然面白くないし、何言ってるのか分からなかったな。

    法学技術先にありきだろ。  品田幸男も、とにかく、ものであると言いたがるが、 法学は、 技術ものを一体として研究する学部からな。

  

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

入らなかったので別エントリ

https://anond.hatelabo.jp/20240606122811

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

子育てができない→子育てする金がないか結婚しないのであって、既に金がある奴を支援しろ

今までの話を読んできてもらった人には、完全に誤った議論であることはわかっていただけると思うのだけれど、どうしてもこう言う事を言う人がいる。

ただ、一点だけ「既に金がある奴を支援するべき」はその通りで、そのための施策マッチングサービス非婚対策なのである

統計で見ると、結婚しない・出来ない理由は、トップが「出会いがない」で次いで「経済理由である

経済理由出会いが無いはほぼ同率なので、両方に手当てをする必要がある。

そして未婚男性で最も多いのは年収500万円以上なので、経済だけを協調して、マッチングサービスなど出会いを作る施策を非合理的だとする理由はない。

両方やれば良いし「合理性」で考えるならば、マッチングサービスなどの単純な婚活支援最初に来るだろう。

参考: ttps://president.jp/articles/-/63789 婚活市場では"高望み"の部類だが…「年収500万円以上の未婚男性」が最も余っている皮肉理由

引用

涯未婚率対象年齢である45~54歳男女の未婚人口年収別にみると、未婚男性もっと人口が多いのは500万円以上の年収層になります(2007~2017年10年推移)。これは2007年も同様で、比率にしてしまうと小さくなるのですが、実数としては「婚活女性高望みといわれてしま年収500万円以上の未婚男性」がもっとも余っている


婚姻が下がっているか少子化しているのではない、少子化しているか婚姻率が下がっているのだ

まり相関であって因果ではないと言いたいらしい。

わずかにそう言った傾向はあるかも知れないが、基本的には誤り。根拠としては、結婚する理由に「子どもが欲しいから」と答える人が減っているという事を上げることが多いが、子どもが欲しいからと上げていた Permalink | 記事への反応(0) | 12:26

コミュニケーション方法による、世代間の分断について

おそらく、このようなことはコロナ禍前から散々語られてきたことだろうが

アラサーになってようやく自分の中で腑に落ちたのでカキコ

何か関連する書籍研究があったら教えてください

いわゆるガラケー世代スマホ世代間の分断について

ガラケー世代、おじさん、年代でいえば40代後半以上だろうか。

スマホ世代若者年代でいえば30代前半くらいまで、だろうか。

この、たかだか10年か、15年かそこらの間に、深く、広大な溝が広がっている。

対面・会話中心から、遠隔・文字

コロナ禍でも浮き彫りになったが、おじさんたちはテレワークに向いていない。

ただ、やはり単純な人数比から言っても、決裁者の比率から言っても

対面・会話が中心にならざるを得ず、結局9割が出社することになっている。

特にJTCでは、その橋渡し役になったであろう、氷河期世代がごっそりといないか

その溝を埋める役目がいない。いたとしても、そこに掛かる労力がとんでもなく、辞めていく。

若手がスタートアップや、外資など効率性を求める組織に飲み込まれていくのは仕方のないこと。

とはいえ、どちらが優れているか、という単純な話でもない

要は、慣れの問題だ。

対面や電話でのコミュニケーションで教えられて、自身もまたそれを重視してきた人間にとって

相手の表情が見えない、遠隔・文字コミュニケーションには慣れていない。

逆に、遠隔・文字中心に育ってきた人間にとって

対面・会話でのコミュニケーションには慣れていない。

そう、結局は自分が慣れている方法固執しているだけの話

から、おそらくどちらのコミュニケーションにも精通している、そんな世代

おそらく、30代後半~20代後半くらいまでの、どちらもほどほどにいける人材

こういった存在が重宝されているのだろう。

でも、結局現場ではどうしたらいいのさ

それはもう、今いる現場の人たちの意見を聞いて若手に選ばれない組織のままでいるか

おじさんたちを無視しで無理やり文字文化に慣れさせるか

の二択になるのだろう。

JTCでも頑張って効率化に舵を切り成功している企業もあれば

変なコンサルに引っかかって結局無理でした~wという企業もいる

から一概にどちらが優れているか、社風にもよるだろうが

世の中の流れとしては遠隔・文字コミュニケーションに移るのだろう。

日本人が得意な空気を読む、とか文脈を読むといった能力よりは

きちんと言語化ができて、誰にでも分かりやす説明ができて、理解力がある

そういった能力が無い人間には仕事はない。

単純作業ロボットAIに任せればいいから。

取り留めもなく書いたが

あと10年くらいはハイブリッド的な運用になるのだと思われる。

40前後の、あと20年以上働かなくちゃいけない層は新しいものを学ばなくちゃいけないだろうし

50代半ばくらいの、あともう少し踏ん張ればいい層はふんぞり返っていてもいいかもしれない

自分のような30前後人間は、その橋渡し役としてどちらも勉強しなくてはならないのだろう

なぜわかる

ナショジオ菌類特集読んでたら、霊芝(干からびたカタツムリみたいなキノコで、漢方になる)はマジで癌に効く可能性があるらしい。

西洋科学分析でわかるのはいいが、昔の人間はなぜ、これが体にいいとわかったんだ。癌患者AとBの一方には霊芝を食わせて、もう一方には食わせない、を百年単位で繰り返し、別のコミュニティと共有する中で確立したのか。

それとも、薬効を謳ったもので偽物もたくさんあるわけで(水銀とか)、近代研究迷信が淘汰された中でたまたま残った本物が、いかにも昔からの叡智の結晶みたいに見えるだけなのか。わからん

追記

不思議な点をもっと書き連ねると、同じ癌患者Aと Bに霊芝を与えるのでも、Aと Bで体質も違えば癌の種類も違うだろうから、薬効はそう簡単にわからないはずだ。

A Bどころじゃない膨大なサンプルが必要だと思うが、今度は誰が、それを記録して伝承しているのだ。シャーマンとか本草学か。

また、霊芝だけに使用限定したとも思えないので、薬草も使えば、動物の骨とか、鉱物とかも併用しただろうし、その中で、「よし、霊芝だな…」と特定され成果として残るのはマジですごく不思議

いや、特定されきってないから変な迷信とかがまだいっぱい残ってるんだ、とか、動物進化奇跡的な形を生むように、膨大な時間の流れにはそれだけのトライアンドエラーを許す余地があるとか、今は人道的にNGだけど、昔は奴隷とか賎民にめちゃくちゃやれたから発達したんだ、とか、合理的説明はつくかもしれないが、「?」というデカ疑問符は消えない。

もっとも、ナショジオでも「効く可能性がある」ぐらいに書かれているだけなので、実際にどの程度奏功するかどうかは知らない。「信じて飲んだけど効かなくて俺死んじゃったよ」と言われても、線香ぐらいは立ててもいいが責任は取れないので、付記しておく。

anond:20240606080455

世界規模で精子が減少してるんですよ。

ヒトの精子の減少加速 70年代から6割減、打つ手見えず

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD226TU0S2A121C2000000/

これではいくらエッチしても妊娠できないから、少子化が進行する。

原因は、マイクロプラスチック

すべての男性の精巣からマイクロプラスチック」が見つかったとの研究結果、生殖能力に影響を与えている

https://gigazine.net/news/20240522-microplastics-human-testicles/


人類の衰退は避けられない。

anond:20240606063148

田舎には「とりあえずの仕事」と「ホワイトカラー仕事」がほとんど無いんだよ

高収入仕事」も少ないけど、立地する工場によっては専門職研究職、技術職で高収入田舎暮らしもありうる

うちの地元にはでかい企業のでかい工場があって、研究員とかが転入してきている

小学校で飛び抜けて頭いい子がいたら、だいたい研究員のご家庭の子

地元民はバカと優秀な子は東京に出て行って、普通のやつだけが残ってる

普通のやつ向けの仕事しかいか

   幾何学でいってなんでパスカル定理は完全無欠と言われるかと言うとまだ分からない。1つには2000年前から研究があるという割にはろくな書物存在しておらず

    大量の研究があると言いながら、ほとんどの定理が知られていない。 方べきの定理パスカル定理は何が違うのか、それすら教えてもらっていない人が多いのではないか

      完全無欠な定理があれば、ゆくゆくはなんでもできる。 だから完全無欠なもの教科書でなるべく集めた方がいい。それがあれば行き詰まることはない。

    とはいいながら、何をもって完全無欠であるかというと、まだ分かっていない。 超対称性原理というのは、ただの対称性ではなくて結構、Higherな対称性でよく分かっていないので

  チェス問題に出てきた操作超対称性ではなくてまったく間違っていて、おぺちさんという天才がいてそれはただの簡潔なテクニックで、超対称性はお前が考えるよりもっとレベルの高い

    対称性で、そういうものではないと言われ、なんでも、そういったものは界隈で完全無欠と指定され、可能性があるから、魅力があるのに決まっている。

   

2024-06-05

I.GPT-4からAGIへ:OOMを数える (11)

補遺 OOMを駆け抜けるこの10年か、それとも破綻

私は以前、AGIへの短期的なタイムラインには懐疑的だった。その理由ひとつは、この10年を優遇し、AGI確率質量を集中させるのは不合理に思えたかである(「我々は特別だ」と考えるのは古典的誤謬のように思えた)。私は、AGIを手に入れるために何が必要なのかについて不確実であるべきであり、その結果、AGIを手に入れる可能性のある時期について、もっと「しみじみとした」確率分布になるはずだと考えた。

しかし、私は考えを変えました。決定的に重要なのは、AGIを得るために何が必要かという不確実性は、年単位ではなく、OOM有効計算量)単位であるべきだということです。

私たちはこの10年でOOMsを駆け抜けようとしている。かつての全盛期でさえ、ムーアの法則は1~1.5OOM/10年に過ぎなかった。私の予想では、4年で~5OOM10年で~10OOMを超えるだろう。

https://situational-awareness.ai/wp-content/uploads/2024/06/this_decade_or_bust-1200x925.png

この10年間、我々はOOMの数を競ってきたが、2030年代初頭以降は、ゆっくりとしたスローグに直面するだろう。

要するに、私たちはこの10年で1回限りの利益を得るための大規模なスケールアップの真っ只中にいるのであり、OOMsを通過する進歩はその後何倍も遅くなるだろう。もしこのスケールアップが今後5~10年でAGIに到達できなければ、AGIはまだまだ先の話になるかもしれない。

まり、今後10年間で、その後数十年間よりも多くのOOM経験することになる。それで十分かもしれないし、すぐにAGIが実現するかもしれない。AGIを達成するのがどれほど難しいかによって、AGI達成までの時間中央値について、あなたと私の意見が食い違うのは当然です。しかし、私たちが今どのようにOOMを駆け抜けているかを考えると、あなたのAGI達成のモーダル・イヤーは、この10年かそこらの後半になるはずです。

https://lh7-us.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXe0r6fnJI53YqKa4sRV8xUwQtJLVqoBk16MCRwi8PYQWnOifB3rGVIl-3FbSdDosEIHyAnVe3xdni6Wy5MG1J020VeIM14qeZ25X4QMAvQQ1hVMxT9oey0h5Nae64Hy44P-ujLKOQb_WXM5ushSj3-2at8?key=dBAH1mD-mi8jAGZnPZl-1g

マシューバーネット(Matthew Barnett)氏は、計算機と生物学境界だけを考慮した、これに関連する素晴らしい視覚化を行っている。

I.GPT-4からAGIへ:OOMを数える(10)

繰り返しになるが、非常に賢いChatGPT想像するだけではいけない。趣味的な進歩ではなく、リモートワーカーや、推論や計画エラー訂正ができ、あなたあなた会社のことを何でも知っていて、何週間も単独問題に取り組めるような、非常に賢いエージェントのようなものになるはずだ。

私たち2027年までにAGIを実現しようとしている。これらのAIシステムは、基本的にすべての認知的な仕事リモートでできるすべての仕事を考える)を自動化できるようになるだろう。

はっきり言って、エラーバーは大きい。データの壁を突破するために必要アルゴリズムブレークスルーが予想以上に困難であることが判明した場合データが足りなくなり、進歩が停滞する可能性がある。もしかしたら、ホッブリングはそこまで進まず、専門家の同僚ではなく、単なる専門家チャットボットに留まってしまうかもしれない。もしかしたら10年来のトレンドラインが崩れるかもしれないし、スケーリングディープラーニングが今度こそ本当に壁にぶつかるかもしれない。(あるいは、アルゴリズムブレークスルーが、テスト時間計算オーバーハング解放する単純なアンホブリングであっても、パラダイムシフトとなり、事態さらに加速させ、AGIをさらに早期に実現させるかもしれない)。

いずれにせよ、私たちOOMsを駆け抜けているのであり、2027年までにAGI(真のAGI)が誕生する可能性を極めて真剣に考えるのに、難解な信念は必要なく、単に直線のトレンド外挿が必要なだけである

最近、多くの人がAGIを単に優れたチャットボットなどとして下方定義しているように思える。私が言いたいのは、私や私の友人の仕事を完全に自動化し、AI研究者エンジニア仕事を完全にこなせるようなAIシステムのことだ。おそらく、ロボット工学のように、デフォルト理解するのに時間がかかる分野もあるだろう。また、医療法律などの社会的な普及は、社会選択規制によって容易に遅れる可能性がある。しかし、ひとたびAI研究のもの自動化するモデルができれば、それだけで十分であり、強烈なフィードバックループ始動させるのに十分であり、完全自動化に向けて残されたすべてのボトルネック自動化されたAIエンジニア自身解決することで、非常に迅速にさらなる進歩を遂げることができるだろう。特に、数百万人の自動化された研究者たちによって、アルゴリズムさらなる進歩のための10年間が1年以内に圧縮される可能性は非常に高い。AGIは、まもなく実現する超知能のほんの一端に過ぎない。(詳しくは次の記事で)。

いずれにせよ、目まぐるしい進歩のペースが衰えることはないだろう。トレンドラインは無邪気に見えるが、その意味するところは強烈である。その前の世代がそうであったように、新世代のモデルが登場するたびに、ほとんどの見物人は唖然とするだろう。博士号を持っていれば何日もかかるような信じられないほど難しい科学問題を、間もなくモデル解決し、あなたコンピュータのまわりを飛び回り、あなた仕事をこなし、何百万行ものコードからなるコードベースゼロから書き上げ、これらのモデルによって生み出される経済的価値が1年か2年ごとに10倍になるとき、彼らは信じられないだろう。SF小説は忘れて、OOMを数えよう。AGIはもはや遠い空想ではない。単純なディープラーニング技術スケールアップすることがうまくいき、モデル学習したがり、2027年末までにさら100,000倍を超えようとしている。私たちよりも賢くなる日もそう遠くはないだろう。

https://situational-awareness.ai/wp-content/uploads/2024/06/gan_progress-1.jpeg

GPT-4はほんの始まりに過ぎない。GANの進歩に見られるように)ディープラーニング進歩の速さを過小評価するような間違いを犯さないでほしい。

続き I.GPT-4からAGIへ:OOMを数える(11) https://anond.hatelabo.jp/20240605212014

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