はてなキーワード: 洒落とは
僕の誕生日の前日である昨夜、長い間過ごしてきた彼女とお別れをした。
悲しすぎて感情的な別れになってしまったけど、きっと人生最後の恋愛だったろうから、彼女との思い出をここに吐き捨てて、これを墓標にしたいと思う。
彼女と初めて出会ったのは7年前。友達が開いた飲み会の場だった。
彼女は僕よりだいぶ歳上な感じがしたが、お洒落な服装と上品な化粧のせいか、家庭的な雰囲気を感じない人だった。
小柄で人懐っこい笑顔、そして気取らない性格で、可愛らしい人だなあと思った。
後日、立ち呑みの居酒屋で共通の友達と飲んでる時に呼び出して再会。
その時にどんな話をしたとかはもう忘れちゃったけど、お互い酔いが回り、居酒屋の外でキスしたのは覚えている。
僕は仕事のことで妻とかなり険悪になっていたし、彼女の方は夫婦とも無関心のようだし、お互いともに家庭不全になっていたのは間違いなかった。
そんな不満があったせいか、初めてキスをした夜から、毎日のように愛し合った。
僕は自営業だったし、彼女も少しパートに出てただけだったから、時間の都合はつけやすかった。
ホテル、浜辺、車内、色々な所で、とにかくたくさんたくさん彼女を抱いた。
彼女の身体にキスをして、彼女の中に入り、彼女の眼を見つめる。
今まで抱いた女性の中で、1番といえるほど相性が良かった。
ある時、彼女を抱いた後に2人で赤ワインを飲んでいると、ふと彼女には俺のすべてを知ってもらいたいと思ったことがあった。
今思えば、あの時こそ彼女への愛が芽生えた瞬間なのかもしれない。
私は米国のある分野で有名な企業に勤めている。誰もがどこかで聞いたことある所だが職階も低く裁量も持たされていない。1980年生まれである。
ある概念の言葉をカタカナに次ぐカタカナの言葉が繋がるのはまだ良い。何が酷いのか。すでに日本語で概念に対する適切な単語があるのにも関わらずそれを用いず英語の動詞を自分の発音のカタカナ語に書き換えて提出してくる。かくして、ルー語の塊のような顧客向けの文書が出来上がり星条旗をつけて日本の会議室で文章から音声として展開される。
こんなものに理解を追いつくことが現代人の教養である昨今に些かの寂しさすら覚える。物珍しさで優位性を持たせようた暴力的なカタカナ語に翻弄され、明らかに元の英単語と違う含みで復唱し頷く人々。契約は締結され、また新たな米国製の商品が不思議な日本語で梱包されて世の中に出回る。
誰が翻訳しているのかというと、英語が分かって日本語がわかる日本人、ではなく、英語が分かる英語で育った日本語話者、が翻訳者にとても多い。父母が日本人であった、日本の大学か大学院に行った(中等教育までは全て別言語圏)日本語で小説が読め、契約書が読める、等。
その程度の日本語話者である。正直、彼らの語彙は舌を巻くレベルではあり経歴も大変優秀だ。文法も正しく用い、文章構成も理解しやすい。だが、ほとんど全ての彼らは過去の偉大な知識人たちが用いた日本語の底にある様な漢文の素養はほぼ持たず、古文についてもラテン語を習う感覚でほぼ用いられないものと考える人々の方が遥かに多い。恐らく明治時代に書かれた文章もそのままでは読めないものもいるだろう。違うんだ、その中にこそ、一般的な日本人が分かりやすく捉えられる言葉が眠ってたりするんだ。だが、彼らの中にあるのは現代日本語で頻出する語彙でその様な言葉は出てこない。
持たされる英語の文章の量は膨大であり締切は迫っている。そして新聞社や出版社の校正部の様に真っ当な日本語を司る期間も通らない。
しかし乍らある製品の説明として、物珍しく新しくて生かしてるカタカナ語を代理店の広報は選び、広告になり街に出てくる。
日本語育ちで日本でのみ教育しか受けてこなかった私でも、目を引き魅力的だと思う。
こうやって不思議なカタカナ達はやがて普通の日本語と変化する。
きっと私より20歳下の人々はまた違った世界が見えているのだろう。
更に20歳下の人々が言葉の潮流を作り出す頃には、案外中国語の簡体字を使う事が人目を惹き洒落て洗練されたものと扱われる様になるかもしれない。
きっと、その頃には我々はカタカナにもアルファベットを混ぜて使う事に飽き飽きしてる。
そうして出てきた中国語の単語の中にかつて我々が学んだ漢文と同じ単語が含まれていて、案外明治時代とそう変わらない意味で用いられたりしたら、なんとなく世界は面白いのではないかと思った。
明治時代に欧州圏の概念を漢字化し東亜圏に広めたのは当時の学者達でその言葉を我々はつかっているのだから。
アウフヘーベンについては小池百合子が言い出すよりも前に普通に小説や漫画で普通に使われていたのでそこにだけ元増田に違和感を覚えた。私は川原泉のフロイト1/2が初見だったので。
盛り上がったサッカー日本代表の選手を見て、私の記憶にある(20年前くらいの)サッカー選手と比べて、なんか全員おしゃれ感あってちょっとびっくりした。
ちなみに文系インドア系で、そもそもスポーツはやることも見ることも興味ないので、もうずっと前からこんなだったのかもしれない。。。自分が知らなかっただけかもですが。
私の記憶にあるサッカー選手は、全体的にお洒落じゃなくて、なんかイキり倒してミサンガとか謎のダサい紐ヘアバンドつけてて、私服もデカい腕時計とかとにかく似合ってなくてすべてがダサかった。(自分にとっては。)加えてサッカー好きな人たちは演歌のメロディラインにうるさいギター被せたメロコアが大好きで、(偏見です、たまたま2,3人の友人たちがサンプル)大勢で集まって大合唱するのが大好きという、とにかくその頃の自分がカッコいいと思うファッション、音楽、スタイルのあらゆるものの対局にいたので。
今の日本代表ってなんかみんなシュッとしてて髪型とかもダサくない。。。顔もイケメン多くてびっくりした。全員イキりファッションとかしなさそう。ミサンガとかつけなさそう。
聞いてた話と全然違ってた。
線の細いシュッとした、小ぎれいでお洒落な10~20代くらいのお嬢さんお坊ちゃんばっかり。あとはそこそこ、俺と同じく小学生くらいの子連れのファミリーがいた。「何日も風呂に入ってない、異臭を放つ小太り」は少なくとも一人も見かけなかった。
広い会場にちょっと少ないくらいの出店ブース、全然商売っ気のない物販ブース、基本はアニメキャラの等身大パネルとアニメの名場面をプリントアウトしたものが飾ってあるくらいの、ゆるい感じのイベント。
だけどステージではアニメ好きなら絶対知ってる売れっ子声優さんのトークライブとかあって良い感じだった。
コスプレイヤーさんもちょくちょくいた。
ウマ娘、かと思ったらウマ"息子"だったり
ミクさん、かと思ったらミク"くん"だったり。
会場外の遊歩道スペースでは、コスプレイヤーさんの撮影会が行われていた。
11月も下旬だというのにぽかぽかの暖かい日の下で、みんな楽しそうだった。キラキラしてた。
アニメのキャラクターって10代前後が圧倒的に多いから、同年代の子たちがコスプレすると本当に似合ってた。
40すぎのおじさんはもう、立ち入ってはいけない世界なように見えた。
ああ~ 俺もずっとアニメ好きだったのなら、若いときにやっとけばよかったなぁ。。。
一緒に連れてきた娘が、アーニャちゃんのコスプレしてる子見て自分もやってみたいって言った。
ぜひさせてあげようと思う。
よく来るパキスタン人のお客様と、そのお客様のご友人でたまに来る何人かは不明な(見た目的にパキスタン人のお客様とは人種と宗教が違っていそうだが、人種と宗教が違うってだけでやはりパキスタン人なのかもしれないものの、英語でコミュニケーションしておられるのでよくわからない)お客様が久しぶりに来店。この人達、時々ジョークを言うけど笑いのツボが日本人とは全然違うらしくて、店員の方がノると真顔になるところが地味に厄介だ。以前、彼らへの対応に困って私とAさんは話し合った結果、取り合えずスルーでいいんじゃね?(愛想笑いしても「は?」とか言われるし)という結論を出した。
パキスタン人のお客様とそのご友人のお客様が来店した時、私はトイレ掃除をしていたのだが、彼らはわざわざトイレまでやって来て、
「ハーイ、元気~? すごく久しぶりだねー!」
と声をかけてきた。めっちゃノリいいな今日。この人ら、「会えて嬉しいよ~」とか言ってきがちだけど、こっちが「私も~」と言うと急にテンションダウンして「ほんとはそんな事思ってないでしょ」とか言うので面倒臭いんだよな、と思いつつ、
「お久しぶりです~。元気です~!」
と答えた(ちなみに、外国語の授業のテンプレみたいに迂闊に「あなたは?」なんてつけると、スッゴいテンション低く「いや、僕はあんまり……」とか返して来て以後無言になるので面倒臭い)。でも今回は、
「僕、最近は夜にここに来なくなっちゃったから本当に久しぶりだよねー。会えて嬉しいよ~」
「私もお会いできて嬉しいですー」
と答えても寒い展開にはならなかったのでよかった。
で、トイレ掃除が終わった後、そのお客様達はまだ店内にいたのだけど、私がレジに戻ると買い物籠を持ってこっちにやって来きた。そしてパキスタン人のお客様のご友人なお客様は藪から棒に、
と言った。センシティブな話題でも果敢に切り出して来るなこの人。
「そうなんです、残ったの、私とそこの彼(Aさん)だけ」
と私が答えると、
「女の子達(女子フリーターアルバイトさんとDさん)はクビ?」
Oh……! 思わず肩を竦めたら偶然にもお客様とジェスチャーが合ってしまって、すごくノリいい店員みたいになってしまった。
女子フリーターアルバイトさんは本当にクビになったんだが、だからってええクビですなんて言うのは心証が悪いかもなと咄嗟に思った、それで、
「彼女らは二人とも、それぞれやることがあって辞めたんです。一人は他に稼げる仕事を見つけて、もう一人は外国に行きました」
と私は答えた。おっしゃ嘘は吐いてない! こういう時私は顔に色々出やすいらしく、よく外国人のお客様達から「今、嘘吐いたでしょ」と突っ込まれがち(例えば三色団子を美味しいかどうか聞かれて、よりによって好みが別れがちなものをと思いつつ「はい」と答えた時とか)なので、緊張する。今回の場合は、お客様は、
「そっかー。それは残念だけど仕方ないよねー」
と納得して機嫌よく「またねー!」と帰って行った。お客様、彼女達は絶対クビにならなさそうなタイプだと思って「クビ?」と聞いて来たのか、それともいかにもクビになりそうだったからそう聞いて来たのか、微妙。個人的は、彼女らは二人ともめちゃめちゃ有能だったが、それぞれクビになりそうな要素はわりとあったと思う……。
当店の付近には多くのパキスタン人が住んでいる。時々、彼らと結婚した日本人女性も当店に買い物に来る。ムスリムと結婚するには改宗必須なので、彼女達もムスリマらしい服装をしている。イスラム教徒の女性は他教徒からは色々言われているけど、規律の範囲内では案外自由なのかなという所もある。服装は決まっていてもメイクはしているとか、ここいら辺では治安とか夫の仕事の事情とかの関係か、一人で買い物に出歩いている姿もよく見かける。
けれども、当店に買い物に来るムスリムと結婚した日本人女性は……なんか、とても幸薄そうな感じなので、地味に気になる……。大丈夫か……?
当店の辺りにパキスタン人が多いのはけっこう昔からで、十数年前に私がとある工場でパートをしていた時に、先輩にパキスタン人の若者と結婚した女性(60代くらいかな)がいた。その人は旦那さんの実家に里帰りしたときは、一族郎党歓迎してくれて楽しかったと言っていた。皆と仲良くなって、本場のひよこ豆のグリーンカレーのレシピを教わって帰って来たと。
山田詠美の小説に出てくるようなファンキーな女性で、そうとう遊んでいるお洒落なヘビースモーカーだったけど、そういう人でもパキスタンに行っても馴染めるもんなんだなあーと感心してしまった。彼女と、現在当店に時々やって来るパキスタン人と結婚した若い日本人女性とは、タイプが真逆で、なんかすごい……。
最近、行政書士だかなんだかの政治家の人が、イートインの閉鎖されたコンビニの店内でおにぎり食ってそこの店員と揉めたニュースが話題になっている。当店にも店内で色々無視して店内飲食をする客はしばしば来るけど、そういう事をやるだけあって、人の皮を被った獣みたいな連中ばかりなので、注意するのはもう諦めた。オーナーも、ああいう輩はマトモじゃないから相手をしちゃいけないと言うので、私ども従業員も大人しくオーナーに従っている。
しかし、去年の暮れだったかに来た家族連れは凄まじかった。夫婦とその子供が四、五人というご一行だったが(とか言うとどうせ若い夫婦なんだろという偏見を持たれるのだが、別に若くない40代くらいの夫婦だった)、大量のパスタやグラタンを会計に持ってきて、すぐレンジで温めろと命じて来た。そして温まったそばから店内の、イートイン跡地に持って行っては子供達に立ち食いをさせるのだ。
両方のレジを使って大量の商品の会計をさせられた私とAさんは最初何が起きているのか分からなかったが、子供達がうまいうまい言ってる声が聴こえて来たところで、「あっこれ注意したら死ぬほど揉めるやつだ」と悟った。そこでもしわざわざ「店内飲食は禁止です」なんて言えば、
「もう子供達食べ始まってるだろ! なのに今から外で食えって追い出すのか!!」
なんつって、私どもの胸ぐら掴んで怒鳴り散らすパターン。悪い奴っていうのは、平気で子供を楯にして店員を恫喝してくる。コンビニバイト以外の接客業も私はしたことがあるけど、本当によくあることだ。これじゃ悪質クレーマーの英才教育だよなあと思って見てる。
ホッテントリに何度目かのにんにく食べすぎるとヤベエよってやつが上がってたけど。
コロナでリモートワークになって、口臭体臭を気にしなくてよくなったのでいっちょにんにく祭りでもやるかと思いたったわけ。
タコの刺身におろしにんにく山ほど乗せてしょうゆかけて食べた。
酒飲みの父親がつまみにしてた食べ方で、自分は酒は飲まないんだけどこれが超辛くて美味い。
今までは人ににんにく臭振り撒いたらいかんし…という自制で食べるとしても金曜の夜だけとかだったのが、人への迷惑という枷が外れたことによりめちゃくちゃにんにく乗せタコを食いまくるようになってしまった。
多い時で週4とか。さすがに腹を下した。
生にんにくは食べすぎると洒落にならないという話は知っているものの、山ほど乗せて食うのが美味いので一食3〜4片くらい消費する。
今んとこ連続しすぎるとちょっと腹を下すくらいで、それものっぴきならない痛みと下痢に襲われるとかいうこともなく、一、二回トイレ行きゃ治るくらいのレベルだけど、診てもらったら胃腸がボロボロになってたりするんだろうか。
そもそもコロナが落ち着いた空気になってきたことで出社の機会も増えてきており、体臭面の都合からもそろそろ控えないといけないのだが…
ちょっと前に有名ゲイバーのママさんの訃報が流れてきて、曰く糖尿病を診断されてからも毎日3Lのコーヒー牛乳を飲み続けていたということで、明らかな死を目前にしても好きな食べ物って我慢できないものか…と思ったんだけど全然他人事ではない。
今すぐやめたいです。理由は学科全員が嫌いだからです。学科の大半がオタクで、容姿を気にするような子もいなくて、本当に4年間ずっと同じ学科でやっていくモチベーションなんて無いです。
入学する前から4年間同じ学科いうことは知っていました。でも、高校と同じように明るい人たちがいて,お洒落な子がいて、19〜22までの大切な4年間を過ごせると思い楽しみにしていました。ここまで皆んなが幼稚で容姿も気にしないのだと分かっていたら絶対に普通の旧帝に入ったのにと悔やんでいます。
東工大を選んだのは私ですが、一回の過ちで4年も無駄にしたくないです。私はもちろん勉強がしたいのですが、今しかない青春も謳歌したかったです。
転入,編入なども調べましたが時期的にも理由的にも無理で絶望しています。
死なない限りこの絶望から抜け出せないんだなと思うと涙が出ます。
このまま東工大で4年間を過ごせば確実に就職できますが、4年と言うのは本当に長いとやっと気づきました。一度の人生、貴重な20歳をこんな学校で過ごすのかと思うと本当に本当に悔しいです。
今すぐやめたいです。理由はクラス全員が嫌いだからです。クラスの大半がオタクで、容姿を気にするような子もいなくて、本当に5年間ずっと同じクラスでやっていくモチベーションなんて無いです。
入学する前から5年間同じクラスということは知っていました。でも、中学と同じように明るい人たちがいて,お洒落な子がいて、のクラスで16〜20までの大切な5年間を過ごせると思い楽しみにしていました。ここまで皆んなが幼稚で容姿も気にしないのだと分かっていたら絶対に普通高校に入ったのにと悔やんでいます。
高専を選んだのは私ですが、一回の過ちで5年も無駄にしたくないです。私はもちろん勉強がしたいのですが、今しかない青春も謳歌したかったです。
転入,編入なども調べましたが時期的にも理由的にも無理で絶望しています。
死なない限りこの絶望から抜け出せないんだなと思うと涙が出ます。
このまま高専で5年間を過ごせば確実に就職できますが、5年と言うのは本当に長いとやっと気づきました。一度の人生、残りの10代をこんな学校で過ごすのかと思うと本当に本当に悔しいです。
私の人生は終わりました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11250843931
世の中のあるあるなんだろうけど、結婚~妊娠~子育てで、あまりにも義父母と自分の考え方が違って辛すぎる。
ここで吐き出させてください。
私(夫)は父親が中学の頃に家を出てって、実質的にシングルマザーの家庭で育った。
別に母子の仲が悪いわけではないし、それで寂しい思いをしたことはないし、まったく気にせずに過ごしてきた。
妻もそんなに裕福ではなさそうだが、家族は仲良い様子だった。ご両親と義姉の4人家族。
入籍は、私と妻が共通で好きな某ミュージシャンの誕生日にでもしようか、という話をしてた。
覚えやすいし、結婚のきっかけとなった人だし、クリスマスとか2人の誕生日とか行事ごとの無い月でプレゼントを買ったりするのにもちょうどよいと思ったから。
が、妻から「義父母に『その日は仏滅だからやめろ』と言われた。今年の11月22日・いい夫婦の日は大安だからその日にしよう」と提案があった。
妻の誕生日は12月なので、それでは短い期間に結婚記念日と誕生日とクリスマスが連続してしまう。
なにより私は仏滅とか大安とか気にしたこともなかった、というかその存在をほぼ初めて認識した。
でも、義父母のいうことなのだから、まあ聞いたほうがいいのかな…と11月22日にすることに決めた。
結局その日は大雨、役所もとても混んでいて、あまりいい思い出にはならなかった…。
ここから少しずつ、義父母のいいなりになることに後悔としんどさを覚えるようになっていった。
妊娠して数か月、お腹のふくらみも目立ち始めてきたころ、妻が「義父母から『家族みんなで某県のお寺に親戚の七回忌に行きたいんだが、一緒に来てくれ』と言われた」と告げられた。
世の中はコロナ禍の真っ只中だ。
妻は妊娠中の大事な時期で、しかも(これは私が悪いんだろうけど)我が家には車がないので、60代の義父の運転で行くという。
義父母の家族は全員喫煙者なので、申し訳ないが非喫煙者の私にとっては車の中はとてもタバコ臭くて苦手だ。
タバコ臭のする高齢者の運転する密な車内に、妊娠中の妻を載せて往復4時間以上…、おなかの子供が心配だ。
結婚式やお葬式ならまだしも、7年前に亡くなったご親戚のために侵すリスクではないのではないか、と反対したが、妻は「義父母が、あなたを親戚みんなに紹介したがっている」と譲らない。
そういうものなのだろうか…、親戚づきあいや冠婚葬祭に無頓着な家庭に育った私には判断がつかない。
また、これも私が悪いことなのだが、冠婚葬祭に無頓着かつ幸いなことに社会人になってから身内に不幸もなかったので、喪服というものを持っていない。
会社も私服勤務なので、フォーマルな衣装は結婚式用のもの一式のみ。
革靴はウィングチップなのでどうやら葬儀にはダメらしい、シャツもネクタイも柄物なので当然着ていけない。
なので結局、会ったこともない7年前に亡くなった義理の親戚のために、数万円かけて喪服一式と革靴を新調して某県へ向かった…。
七回忌後では、マスクもろくにせずに十数人の親戚と会食をした。
「これで万一クラスター感染して妻が流産しても、世間からは『自業自得』と言われるだろうな…」と、みじめな気分になった。
子育てのことを考えて、義父母の家から車で数十分のところにした。
これならいざという時に妻は義父母のことを頼れるし、妻にも子にも良い環境だと思ったからだ。
そして時は立ち、妊娠が発覚してしばらくしたころ、義父母が引っ越したという。
私たちのマンションからさらに近くなり、バスで1本、歩いても行ける距離だ。
近くなる分にはそりゃあ嬉しい気もするけど…、なんの相談もなく、なんだか、急に距離を詰められた気がする。
そして。
我が家には猫がいるのだが、品種的に人懐っこいタイプじゃなく、こちらから撫でようとしても撫でさせてくれない、なんならひっかいてくるような猫だ。
人と猫、お互いあまり干渉せず程よい距離感、たまーにデレるのがかわいいタイプなのだが。
こちらからちょっかいを出さなければ基本的にひっかき癖は顔を出さないし、もし何かのきっかけで興奮してひっかいてこようとしても、おもちゃで遊んであげて気持ちを鎮めれば大丈夫。
上手い距離感で遊べるように躾けていた(まあ、猫に躾けは無理なので、そういう習慣付けていたというのが正しいか)、のだが…。
週一でやってくる義母はそんな思惑など関係なしで、素手で猫にちょっかいを出す。
私がいるときは「遊ぶときはおもちゃで遊ぶようにしてください」とやんわり注意するようにしてるのだが、不在の時はどうしようもない。
猫は当然興奮して、人の腕をひっかいてよいものだと認識するようになり、お行儀もどんどん悪くなっていく…。
猫は何も悪くないのに、時にはゲージに閉じ込めなくてはならなくなった。
つらい。
そんなモヤモヤが少しずつ積み重なっていきながら、ついに妻が出産を迎えた。
コロナ禍で出産に立ち会えないどころか、出産後の2週間、妻の入院中も面会はNG。
スマホのビデオ通話でしか赤ちゃんの姿に会うことはできなかった。
そして待ちに待った退院の日!
妻ははじめての出産でとても疲れていたが、私は嬉しくて仕方なかった。
家に着いて、母と息子と父と猫、3人と1匹きりのはじめての時間…、ゆっくり過ごして嚙みしめたいな。
義母は、どこで買ってきたか、ペラペラの子供用布団とシーツ・キッチンに置き場の無い大きくて安っぽい哺乳瓶ケース・すでに我が家に用意してあった哺乳瓶を洗うスポンジなどなど…、何の相談もなしにたくさんのベビー用品を我が家に持ち込んできた。
もちろん、私たちもお店やネットでたくさん候補をリストアップしていたのだが…、Amazonプライム会員なので、注文すればすぐ届くのだが…、そんな言葉を飲み込んだ。
妻が妊娠してから皿洗いは私の当番なので、モチベーションを上げるためにコツコツと自分なりにお洒落なキッチン用品を買いそろえていたのだが…、統一感のない安めのプラスチックのグッズがキッチンに並んで一気に台無しになった。
皿洗いや哺乳瓶洗いが、視界に入る100均製品のおかげで全く楽しくなくなった…。
また、私の母は衣料品の工場勤務で、ちょうどちょっと高級なセレモニードレスやおくるみを作っており、お祝いに送ってくれた。
大変ありがたかったのだが…。
我が家に何があるかなど全く気にせずものを買ってくださる義母、もちろんセレモニードレスもおくるみもある日突然、何の相談もなしに持ってくる。
デザインもよく似た、父方と母方から贈られたセレモニードレスが2着…、行事ごとでどちらを着せるか胃が痛い。
そのほかにも、裁縫が趣味である義母は、自作のベビー服やおくるみをたくさん持ってきてくれる。
ありがたいとは思うけど…、いつ買った布なのか、白かったであろう生地部分が少し黄ばんでいるように見える。
義両親の家は全員喫煙者。
不安だ…。
前述の、私たち夫婦が共通で大好きな、結婚のきっかけになったミュージシャン。
そのミュージシャンの名前から取った、2人とも気に入っていた名前があったのだが…。
画数が良くない、言葉の響きが大昔の隠語を連想させる?といった、腑に落ちない理由で難色を示された。
その名前を書く命名ボードも、自分たちなりにモダンなものを買おうと思っていたのだが、結局は退院日に義母が勝手に(おそらく100均あたりで)用意してきたもの…。
その命名ボードを見るたびにモヤモヤしてしまう事が、子供に対して本当に申し訳ない。
例えば生まれて一か月の「お宮参り」、100日後の「お食い初め」、女の子ならひな祭り、男の子なら端午の節句、そして大きくなったら七五三。
私の実家では、そういったことはあまり無頓着だったし、やったとしても親子でしか祝ったことがないのだが、義父母にとっては「祖父母や親戚も含めて行う行事」らしい。
お宮参りも義父母家の近くで行ない、写真館で祖父母込みで写真を撮り(はじめて知ったけど、子供の写真を撮るのにこんなにお金がかかるとは…)、その後はコロナ流行真っただ中でも会食。
うちの母は遠くに住んでいて高齢だが今でも工場勤務をしているので、お宮参りのためだけに往復4~5時間を日帰りだ。
お食い初めも、もちろん食器も料理も私は選ぶ権利を与えられなかった。
そんなに行事ごととか親戚づきあいとか縁起を担ぐのって大事なのかな?
自分たちの好きな日に、親子でささやかにお祝いして、スマホで写真を残せば十分なんじゃないかな?と妻に言ってみたことがある。
すると妻には「我が家はずっとそうだったし、それが一般的だよ。そういうのが嫌なんだったら、結婚前に言っておいてよ」と返された。
だってそういうものがあるということを知らずに育ってきたから…。
まるで、私と私の母親は一般的じゃない異端な家族…そういわれたようで悲しかった。
十分、幸せだったけどなぁ。
この後の端午の節句も、七五三も、私や私の母の意向は関係なく進められるのだろう。
親子水入らずで何かイベントをするということは今後なく、義父母と一緒の写真がアルバムに並ぶんだろう…。
ずっと後悔としんどさを抱えて子供を育てていかなくてはいけないこと、そして自分の子供時代が否定されてるような気がして、寂しい。
https://twitter.com/kuondou/status/1588815754438508544
よくある「IT系ネタ」なんだけど、ちょっと疑問に思ったことがある
なんでこういう業界ネタっぽいものはいつもIT系だけバズるんだろうか?
Linuxのコマンドで遊ぶ人がいるなら、例えば法律の条文をイジって笑ってみたり、日常語彙とは違う使い方をする学術用語で笑ってみたりされてもいいと思うんだよな
「sudo rm -rf / --no-preserve-root!wwwww」
「ちょwww」「それは洒落にならないってww」
みたいなノリは人気なのに、
「株式累積投資契約を月101万契約してたのに重要事項を知らされてしまった人←」