はてなキーワード: 千差万別とは
朝は痛みで目を覚まし、動かない脚で何とか薬までたどり着き、朝ごはんより先に薬を飲む。座ればほんの少しだけ楽になるけど、もう立ち上がれる気がしない。歩けないけど頑張ってバイトやら学校やら。そして再びの薬。けど痛みはまたすぐに訪れて、泣きながらゲロ吐く。落ち着いたら、水分と一緒に薬。本当はあんまり効かないけど、気休めに飲んでた。箱には「六時間以上あけて、一日二回まで」って書いてあるけど知るかそんなもん。
あまりに痛くて痛くて、腹をくくって産婦人科に駆け込んだのが大学一年生のとき。月経困難症だった。ピルを処方されてから、生理が劇的に軽くなった。保険適用とはいえ金欠女には痛い出費だったけど、あの痛みが金で解決できるならいくらでも払う。
ネットでよく炎上してるのを見かける生理ネタだけど、よくいるのが「生理痛ひどい自慢」。立てない、歩けない、倒れる……。
それね、病気。詳しくは「月経困難症」で調べてもらえばわかるけど、誇張してんじゃないかってくらいの痛みを訴えてるそこのあなた、それ病気です。病院へ行って下さい。
そりゃあ生理痛なんて千差万別だし、医者でもない私がどうこう言うのもおかしいけど、生活に支障をきたすレベルの痛みなら病院行ってください。まあ、痛みが軽度でも、何か気になれば産婦人科へGO。
母を喜ばせたいと思い、年の離れた弟たちと"日頃の感謝"の表明として、サプライズをしようと思った。
予想以上に時間がかかってしまい、夕方のご飯時になっても部屋でコソコソと準備をしていた。
部屋から出て手伝いをしろと親から何度か言われたが、私はプレゼントを作っていたので、弟に"そっち"を頼んで、黙々と作業をしていた。
やっと準備が整い、いざプレゼントを持ってリビングに行った私を待っていたのは、カンカンに怒った父と、泣いている母の姿だった。
震える手でプレゼントを渡そうとしたら、母には「そんなもの要らない」と跳ね除けられた。
失敗した、と思った。
学校ではいい子だが、家では大体怒られるか、母が父の容姿を貶して父親がプチンとキレるという流れが定番だった。
親からは、よく「バカ」「大根足」「ブサイク」と言われていた。これは大人になっても続いている。
あれは反抗期だったのか今ではわからないが、明確な「生きづらさ」と「家に居づらい」といった感情を持つようになった。
私の事で両親が喧嘩をしたり、私も発狂したり、親に警察を呼ばれそうになったりしたとか。
仲の良かった友人には、「ちゃんと食べてる?」「生きてる?」と心配され、ある日「たまに別人みたいになるよね」と言われた。
あの頃の自分が笑えていたのか、今となっては知る由もないが。その場で逃げられない状況に居た弟たちには、とても申し訳なく思う。
ただ、愛されたかったのかもしれない。それだけ、未熟な子供のまま大きくなってしまったのだ。
二十歳くらいの頃に、「もしかして自分の家庭環境は自分にとってちょっと違う(合わない)のでは」という疑問が確信に変わった頃に、それまで棒一本で支えられていた精神が崩れ落ちた。
それまで何度か亀裂が入って折れかかっていたのにも関わらず、よく堪えたと思う。
でも、出来ることなら、もっと早く気付けたら何か変わっていたのかなぁとも思う。
昔から家族ぐるみで交流のある人には「それが貴方にとっての"家族"なんだよね」と悲しそうな顔で言われた。今でも心のどこかに刺さって抜けない。
私は愛されたかった。
子育てに正解はない。家族の形も千差万別。自分は確かに両親から「愛されていた」。
過去を振り返ってフラッシュバックを起こすことも少なくなったし、自立してから、あの頃の親の気持ちが少しずつ分かるようになった。
あの頃の自分は未熟で、間違った行為も多い。到底、褒められた人生じゃない。
だけど、あの時苦しくて死に損なった自分の記憶は紛れもない事実で、あの環境を「許す」ことは出来ても「無かった」ことには出来ないと。
「結局許すことができていない」感情に押し潰されそうになる時に、どうすればいいのだろうか。
言ってるのは別にいい。ほとんどの人は痛みに苦しんでいるのは間違いないだろう。千差万別のようだが。
だけど、痛みを感じないのはビビりだから脳が何か出してるとか、どこで聞いたのか書いてわざわざ嘲ってくる人はそうとう嫌な奴だよね…(ビビりだから脳が解決しようとするとか、興味深いがそんなに上手くいくものだろうか。面白いけど。調べる。)
しかも怒りの対象の自分にだけ嘲りをぶつけるのではなくて、引き合いに知り合いを出してきて知り合いごと嘲ってるのが気持ち悪い。
その知り合いが相当に嫌いで全く関係ない場所で馬鹿にするのを我慢できないか関係ない場所だからこそ突然ぶっこんできてるのか。
求められてない自分語りを最悪のタイミングと、そういう空気の読め無さが絶対悪みたいな場所でやってしまい怒りに触れた。良くなかった。
あと、自分自身悔いている私が良くなかったことは、その場所に集まった人たちには特に品性の無い卑しい事だと嫌われるだろう事を書いてしまった事。それへ意趣返しのようなことが(気のせいの可能性もある)時間差で書かれていて、直接非難されるよりも、その人には論外なことだったんだなとわかった。良くなかった。
陣痛がなかったこと、リアルでは特に人に言わない方がよさそうだな。
陣痛が無かったからって、妊娠中何もなかった訳じゃないし、みなそれぞれ違うだけだけど、憎悪を掻き立てるきっかけに飢えてるような人のおもちゃになる。
「今の若い人って…」そんなことを言い出したら「この老害はまた説教を始めるのか?」とか思われそうだけど、ちょっと違う。
今の若い人って昭和の時代と比較するとよほどストレスが多いのだろうと思う。
昔は良くも悪くも発散する機会は多かった。夜の校舎窓ガラス壊して回るようなことが身近にあったしね。
その分、割を食う人もいたわけだけど、それぞれである程度のバランスは保ってたように思える。
しかし今はどうだろう?
何かすればすぐ晒されて不特定多数に誹謗中傷や嫌がらせを受けるから、法的にあるいはモラルに反する大胆なストレス発散はリスクが大きすぎてできない。
これは表面だけ見れば健全な社会への進化途上ともとれるが、一方で個々人の内面は強く抑圧された不健全なものになりつつあるのではないか?
一応断っておくが、ちょっと道を踏み外して違法行為やモラルに反した言動でストレスを解放すればいいじゃんってことではない。
それらが封じられた若者に別の何かが必要な時代になっていると言いたい。
もちろん、若者といっても千差万別十人十色なので、自分で何かしら趣味を見つけたり友人と遊んだりして抑圧を無視できる人もいるだろう。
だけど昔からしたら全体的にストレスの材料は増えてるとしか思えないから、それをどこかで発散させてやりたいよな。
まあ、ストレス増大は若者に限った話ではないんだけどね。社会の発展と同時に様々な仕組みやそれに伴う感情も複雑化してるからどうしたってストレスは増える。
ツイッターの話を増田でするのもなんだが、140文字×数回で収まる感じでもないのでこちらで。
ツイッター利用者ならわかるだろうが、クソリプという言葉がある。
この言葉もいろいろな使われ方をしているので「こういう意味です」と定義しにくいのだが、
たとえば「りんごが美味しかった」という画像つきツイートに対して、
「おいしそう!」とか「どこのりんごですか!?」というのは自然な会話だからクソリプ認定はされづらい。
しかし「ナシのほうがおいしいですよ」とか「ジャムにすればいいのに」とか、
「おいしいかどうかは人それぞれなのでは?」みたいな、会話の流れとしてちょっと変だったり、
上から目線だったり、まあそういうのがクソリプ認定されがちだと俺は認識している。
まあ実際、俺もこれはクソリプだなと思う。んなこと聞いてねえよと思う。
でもわざわざ「クソリプやめてください」「クソリプ乙」と言い返す、あるいは第三者がそう返すのは、見ていて嫌な気持ちになる。
あまつさえ事前に「クソリプ禁止」なんて書いてあろうものなら不快感すら覚える。
りんごを見て美味しそうだと思う人もいれば、デッサンしたくなる人もいるだろうし、
iPhoneのことを思い出す人もいれば、丸かじりするのがかっけーんだよな……みたいな厨二病もいると思う。
でも、それぞれが思ったことを表明したときに美味しそうだと思った人以外は奇人変人扱い。そんなのってないだろう。
しかし現実として、想定された反応以外を返すとクソリプ認定されて、最悪の場合は叩かれて炎上までする。
そこまで行くことは稀かもしれないが、それでも「クソリプされました」と悪しざまに晒すやつは一定数いる。
相手の意見や考えを受け入れず、押し付けるのは、なんだか気分が悪い。
会話はキャッチボールだと言われるように、相手にとって取りやすいボールを投げるのは確かに大事だ。
上手に会話するスキルを表現する言葉としてはよくできた例えだと思う。
でも別にネット上の、どこの馬の骨ともわからないやつとキャッチボールをする義務はないはずだ。
クソリプを投げられたんなら無視すればいいんだ。わざわざ「クソリプ投げんじゃねえよ!」と悪態をつく必要はない。
キャッチボールできるやつとだけすればいい。それができるのがツイッターだろう。
なんだろうな、あれって2ちゃんや増田みたいな掲示板形式だとあんまり起こらない気がする。
「荒らしはスルーで」とか「スルースキル」なんて言葉もあったくらいだ。
よく他人の打ち筋にイチャモンをつける人間がいるが(初心者に指導するなどの行為は別)、この種の人間は麻雀を打つべきではないと思う。
たしかにリーチ後に大明カンされたり親にツモ順を回すようなクソポンの連発をされたら萎える事には違いないが、それでも口に出して文句を言うことは筋違いなのである。(心の中でこのヤローと思うのは全然構わない)
麻雀は所詮自分勝手なもので最終的に勝てばいいだけでその過程なんてゴミほどの価値もない。鳴こうがクソリーかけようが差し込もうが勝手なのだ。
こういう人間は中級者あたりに多く、自分の腕に何故か根拠もなく自信満々である。
「クソ鳴きして面白いのか?」「そんな安い手であがるなよ」「そんくらい絞れよ」「片アガリとかアホじゃねえの」「そんなもん即リーすんなよ」「そんなのも止まらないのか」etc....etc...
自分の手が潰されると怒り、負けると運、勝つと実力というのもこの人種の特徴である。
相手が下手糞だと思うならば放っておけばよい。
自分が負け越しているなら単に自分の方が麻雀が下手ということなんだから上手くなるように努力するか、諦めて遊びとして楽しく麻雀をうてばいいだけだ。
俺はこう打つからお前もこう打てよっていうのは物凄くガキの理論で、人によって打ち方は千差万別だから麻雀は面白い。
それを否定してみんなに同じ打ち方をしてもらいたいなら、人とは打つべきでなく、一人で麻雀すればいい。
思いついたのは歌詞の具体性だった
恋愛経験の無さが歌詞に固有体験を出せないことから浮き出てしまっている
童貞でもかける曲がラブソングとして出されてヒットしているのはどうなんだろうかと
具体的にいうと20代前半の男性で彼女に奥手で恋愛に不慣れで夢もなくて自分に自信がなくて振られたくないと怯えている
主人公としての男性像がどれも同じような感じで同じ人物のオムニバスを歌っているように思える
主人公A君の1度目の恋愛をA氏が、2度目の恋愛をB氏、3度目の恋愛をC氏が歌っている
有難いことに親の庇護下にあった時代はお金がなくてご飯が食べられないことはなかったし、奨学金を貰って学校に行くこともなかった。そう、衣食住は満たされていたのだ。家に帰れば専業主婦の母がおり、父が働いたお金だけで家族全員が暮らすことができた(バイトはした)。
もちろん周りの友人達の親の中には共働きの人もいたがその理由については特に考えることもなかった。他人の家の経済状況なんて全く興味がないし、考えもしなかったからだ。寧ろ流行りのゲームも買ってもらえない自分の家よりディズニーランドにいつも行っていて、最新ゲーム持っていて、正月夏休みには親戚から万単位のお小遣いを貰っている友人の方がお金持ちだと思っていたくらいだ。私の親に対して大変失礼な考えだ。
初めに違和感を持ったのは私が大学に上がった時だった。奨学金の説明があるため、該当の人は残ってくれ、とアナウンスがあった時多くの人がその場に残っていた。その時点での私の中の常識は学費というものは親が出してくれて当然だったのだ。今思えば非常に傲慢な考えだ。
また、ニュースなどで貧困問題が取り上げられてる際も自分の身近に該当する人がいなかったし、この飽食の時代に食べるものがなくて苦しんでいる人がいるという事実自体どこか夢物語の様だった。
唯一若い人の収入が少なくて生活が苦しい、ということだけが実際に働いて実感を持つことができた。
SNSを見ていると最後まで文章を読まずに感想を書いたり、文章の正しい解釈が出来ていない人が多い。最近話題の漫画を読んだときに作者が「本編のこのキャラのこの行動の理由はこういう事です。」と注釈をつけていた時は絶句した。人の受け取り方は千差万別あるとはいえ特に漫画は読んだ受け取り手が意味がわかる様に描かれていることが多い。さらに作者だけではなく編集者もチェックして他者に伝わることを確認している筈だ。それなのにコミックスで作者が注釈を入れなければならないくらいにキャラの行動の理由がわからないという手紙が届いたということだ。それはつまり読解力のない人間が増えたと捉えることもできるのではないか。読解力がないという事は正しく相手に伝わらないし、伝えられないことに繋がる。それはコミュニケーションが正しく取れないから満たされないことに繋がるのではないか人は喜怒哀楽の中に細かい感情の機微があるはずで、感情表現や、行間が読み取れない事は学だけでなく人としての感情も乏しい事だと私は思う。
冒頭に書いた様に私はオタクだ。二次創作はよく見る。最近の二次創作で疑問に思うのは大食いキャラが食べ方が汚い様に描写されることが多くなったな、という事だ。私個人としては「大食い」と「食べ方が汚い(行儀が悪い)」は全く違うことだと思っている。しかし何故か大食い=食べ方が汚いのイメージが定着しているのだ。作中でキャラクターの育ちがいい描写をされていても何故か二次創作では飢えた獣の様な食事方法をさせられているのだ。よくオタクは「沢山食べる君が好き」と言っているが、自分の推しが飢えた獣の様にご飯を食べていることには抵抗がないのだろうか?私はものすごく嫌だ。二次創作に限らずテレビを見ていても食べ物を上から食べる、口に物が入ったまま話す、迷い箸などの芸能人はよく見かける。定期的に箸の持ち方が炎上もしている。正しい持ち方はその持ち方である根拠があるのに、自分ができないからそれはおかしい!という人間が増えた気がする。(勿論、懐石料理の様に部屋の開け方から食べる順番まで守れ、とは思わない。私だってそこまで出来ない。一般常識の範囲の事ができていない人がいるのだ)
あくまで私個人の見解だが、人間は自分が体験、経験したことを主軸に物事を考えたり行動する為、それだけちゃんとしたテーブルマナーや躾がなされていない人が増えたのかとすごい貧しさを感じてしまった。
よく本に出てくるフレーズとして「知識は宝だ」の様な文章がある。実際に知識があって頭がいい人ほど腰が低く、心にも余裕がある様に思える(この場合の頭がいいは勉強ができるだけでないということも補足しておく)。心の穏やかさはそのまま豊かさに繋がっていると私は思っている。最近のSNSを見ていると、世界の実情が辛いことも踏まえても、貧富格差広がっている中全体的に貧しくなっていってるのと、絶え間ない情報と自分に都合のいいところしか見ない様な状況になっている気がする。それによって(それだけではないけれど)感情のコントロールが効かなくなってるのを、SNSやら、二次元キャラやらに当てがって発散してる様に見える。昔からいたのかもしれないがガッツリ目に見える形になっていて、経済的にも精神的にも貧しさを感じて私は怖い。
これは半分釣りです。業界関係といっても日が浅く、決して専門に勉強しているわけではないのです。ここからより詳しい増田がでてくることを期待します。
最近、水道関連で立て続けにニュースがありましたね。浄水業界に少しだけ関わっているのでちょっとだけ。
まず、水道事業は古くから各自治体が主導であり、地域ごとに歴史や文化やしがらみがあります。なのであなたの地域では当てはまらないケースは多々あると思いますし、自分の知るものがマイナーだってケースもあるはずです。
水を生産する浄水場においては、主に以下の薬剤を使うのが一般的だと思います。
濃硫酸や苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)。今回の事件(https://gigazine.net/news/20210209-hacker-poison-water-supply/)で入れられたのはこのph調整剤の一つ。硫酸はアルカリ性のものを酸性へ、苛性ソーダは酸性をアルカリ性に中和させます。濃硫酸というとどこぞの高校生探偵を思い浮かべやすいのですが、実際に添加されている量は僅かなので人体に影響はありません。もちろん水酸化ナトリウムも微量なら問題ないのですが、今回のハッキングのように大量に添加されると危険です。
PAC(ポリ塩化アルミニウム)。これを添加すると効率的に泥などの汚れが凝集して塊になり沈殿します。水道水は法律によって厳しく規制されているので、濁り(濁度)が高くなると大問題となります。
次亜塩素酸ナトリウムなど。これによって細菌等を殺します。塩素と呼ばれるものの元です。水道法によって蛇口からでる遊離塩素の濃度は0.1mg/L以上となっています。
さらにここに臭気等取り除く粉末活性炭を時期によっていれたり、オゾンで殺菌もします。
苛性ソーダについてですが、通常の川の水はアルカリ性によっているため濃硫酸だけで済ますケースが多いと思います。自分の知る浄水場でも苛性ソーダは単に保存されているだけでずっと使われていません。硫酸が過剰に添加されてしまうケースでの中和が主な目的かと思います。仮に川が酸性によっても、次亜塩素酸ナトリウムがアルカリ性なので中和されてしまうでしょう。
この冬は自分の地域で雨が少なく、川のアルカリ度が高い傾向にあります。なので硫酸が活躍しても苛性ソーダはまず使われないでしょう。事故がなければ。
大丈夫です。水に対して極々微量ですから。薬品は、主に濁りのもとを取り除き細菌や微生物を殺してきちんと飲める水にするためのものです。これがなければ日本の多くの家庭では水道水をそのまま飲めなくなります。
水道水は法律によって厳しく規制されています。殆どの人には、味・匂い・濁り・残留塩素が大事かと思います。そこに細菌や微生物、各種化学物質等の基準が設けられています。浄水場ではほぼ毎日検査をして基準にあっているかを確認しており、安心して飲めるように配慮しているとのことです。
この基準も国際的にはかなり抑えたものらしく、それで健康に害がでるなら別な要因を疑うべきかと。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/kijunchi.html
大昔は残留塩素がかなりある状態で送り届けていたそうです。しかし、いまは味や臭気を気にする人が増えたこともあって、そのままでも美味しく飲めるようにだいぶ薬品の量を変えている自治体が多いそうです。もちろんそれでも水質基準はクリアしています。洗濯に使うような水でも平気で飲めるのはかなり恵まれていると思います。
わかりませんが、日本の浄水設備の一部はリモートになっていると聞きます。浄水事業はどこも人手不足なので設備の一部は民間に委託したりリモートが常態化するでしょう。お金もなく設備が古いままなケースも有り水道管の破裂は今後も増えるでしょう。水質測定装置が故障しても直せなかったりすると大変です。管が破裂したところの職員は復旧まで徹夜だそうです。ハッキングよりそちらのほうが心配です。
主な水道施設は「取水場」「浄水場」「配水場」なのですが、わかりやすい浄水場を簡単に。
設備や能力は浄水場ごとに千差万別です。近くの浄水場同士で全く違う浄水設備なんてのもみます。そっくりなものを探すのも大変かと思います。自治体による運営が基本なので仕方ないんです。
https://www.kitachiba-water.or.jp/site/facility/1035.html
簡単に言えば、水に薬剤をまぜて汚れをろ過して消毒する、という単純な仕組みです。
そうするとこの着水井という場所に集められます。ない場合もあります。
ここで凝集剤やpH調整剤や消毒剤が投入されます。機械で急速に混ぜたり、滝状にして混ぜることもあります。接触地と呼ばれるケースもあります。別にここだけでなく色んな場所で薬剤を注入するのですが最初に入れるのはここですかね。
取水場によって水源の汚れはある程度除去されていますが、それでもかなり濁っています。その濁りは凝集剤によってフロックと呼ばれる塊に成長し、沈でん池でゆっくりと沈んでいきます。沈んだ汚れは一箇所にまとまり最終的には脱水されて適切に処分されます。フロック形成池は縦移動か横移動のどちらかのケースが多いようです。ゆっくりと長距離を移動することでフロックは成長します。沈でん池の中には傾斜板という斜めになった大量の板が配置されており(ない場合もあります)、そこを通過する過程でフロックが比較的澄んだ水と分離していきます。
見学してみるとわかりますが、単に水を流しているだけでよくここまで汚れが落ちるなと感心します。
ここは匂いや様々な有害物質を取り除く場所です。オゾンや生活性炭等によって、匂い物質やトリハロメタン等が取り除かれます。この高度浄水施設は急速濾過池の前後どちらかに設置されているケースが殆どです。北千葉は急速ろ過の前段階で処理していますね。高度浄水処理施設自体がない場合もあります。
殆どの浄水施設にはこの「急速ろ過池」があり浄水施設の要です。ようは砂や砂利を使って水をろ過する装置です。重力式といって水を上から注いでろ過するのが一般的だと思います。浄水施設を航空写真で見たときに並んでいるどでかい四角形の水槽の半分はこの急速ろ過池です。残りの半分はフロック形成池や沈でん池。
急速ろ過池には色んなタイプがあって、機械でぐるぐるかき回す奴もあるそうですがメンテナンスが厳しいとか。
急速ろ過池と反対に緩やかに濾過するのが「緩速ろ過方式」。東京都の一部にあるそうです。これは微生物の力を使って広大な土地を用いる古い手法だそうで、今でもやっているところは少ないとか。他にも膜を使ったろ過装置もあるらしいのですが、それはよく知りません。
なお、ブラック・エンジェルズという漫画でろ過池に浮いているシーンが有りましたが、あれってまだろ過の前の濁った水なので全然きれいではありません。
きれいにした水をためておく場所です。大抵は地下に埋まっているはず。ここに至るまでに何度か消毒剤が添加されたりします。濾過の過程で薬剤も同時に失活するので。最終的にここからポンプによって配水池に飲水が送られます。
全部を通った水は驚くほどきれいです。高度浄水処理を通らなくとも、大抵は薬剤と沈でん池と急速ろ過だけで結構きれいになるそうです。もちろん水源や季節に大きく依存するのですが。
でも大抵の浄水処理ってかなり単純な作りで、こんな程度で濁った水を飲めるようになるのか?って思います。でもちゃんと飲めるのは凄いことなんですよ。
そもそも皆さんが日常的に利用している水道は色々な種類があります。殆どの家庭の蛇口からでるのは浄水場で作られた水ですが、実際は浄水場から直接送られているケースはそれほど多くないと思います。浄水場で作られた水が各家庭に送られる前に、大抵は配水池(配水場)等に入り、そこからさらに消毒剤を添加して各家庭に給水されています。つまり浄水場は工場ではあり、家庭に届く前に卸し問屋である配水池を経由しているわけです。
時々水道管が破裂するケースがあります。しかし水道管と言ってもその区別は「導水管」「送水管」「配水管」「給水管」と別れています。どれが破裂するかで管轄がぜんぜん違うのです。
導水管は水源から浄水場のあいだまで。ここを受け持つところは浄水場とは別なケースが大半かと思います。
送水管は浄水場と配水池の間にある管です。浄水場が所有する管です。
配水管は配水池送られる管で、各自治体の受け持ちです。
去年の年末に発生した千葉県富津市の水道管破裂事件は、送水管によるものでした。つまり管轄は浄水施設を持つかずさ水道広域連合企業団。地下深くにあるため難航したようです。気の毒に。なおどこの自治体や浄水場でも管の老朽化は深刻です。特に送水管は圧力が高くて太い所が多いため、破裂したときのリスクも高いでしょう。配水場に水を送れないので断水の範囲が非常に広くなります。
浄水場で作られた水が各配水池に送られる過程で、塩素の濃度は低下します。浄水場の送り出した水が0.6mg/Lの塩素濃度だとすると、15km離れた配水池にたどり着くと0.4mg/Lくらいまで低下します。これは管の状況や施設ごとに違ってくるので概算です。水道基準的にはそれで大丈夫ですが、そこからさらに各家庭に配るため、配水池を管理する自治体によって改めて消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)が添加されるようです。なので「浄水場に近いと塩素が濃い」は必ずしも当てになりません。自治体や場所によります。単純に配水池から遠いほど残塩は減るでしょう。
水道事業はお金になりません。そんなところに民間がくるメリットが全然わかりません。優秀な人を沢山雇って送水管をどんどん改修して計器を新しくしてトラブルにも即時対応してくれるならいいでしょう。でも水道料金が高くなるのは否めません。皆さんの飲料水は公務員の安月給(たぶん)で支えられています。
苛性ソーダの事件で水道水に多くの薬剤が入っていると知った人は多いはずです。水に携わる人からすると、水道水は工業製品と言っていいと思います。どの過程でも水質には気を配っていますし、薬剤やオゾンや活性炭をたくさん使います。その上で安全でおいしい水を安価で供給するのって凄いと思うんですよね。管理している人たちは大変でしょうけど。
大学で工業を習っている人は、地元の水道事業に携わるのも手かと思います。
もう一度いいますが、水道水の工程は自治体によって千差万別なので今いったことが全てではなく、間違いも当然あると思います。
いまは多くの浄水場が見学を見合わせ中ですが、非常事態が解禁されてコロナが収束したなら再開されるかもしれません。
そうしたときにそれぞれの浄水場や配水池等の違いを見比べると、地域毎の特徴がわかって面白いと思います。
勉強がてら書いてみました。
いわゆる結婚適齢期ではあるのだけど、彼女が4年間いなくてコロナで去年から新規の出会いが全くないのでマッチングアプリをやってみた。
最大手のペアーズは男女比が歪で男性がプロフィールを盛りまくりとの情報を見たので、もう少しフェアそうなアプリを選択。週末の方が時間が取れて反応いいかなと思い1月半ばの三連休前の金曜日に登録。いよいよ女の子を検索だ。
加工バリバリの写真を載せてる子、異様にキメ顔のキラキラ女子、変顔で面白キャラの子と色々なタイプがいた中で、スナップ写真の自然な笑顔を載せてるタイプが1番好感度が高かった。
次に何人かのプロフィールを開いてみた。ここも千差万別で、働いてる業界とか好きな料理や音楽、休日の過ごし方とか具体的な情報が載ってる子がわかりやすくてよかった。逆に恋愛観的なこと(おじいちゃん、おばあちゃんになっても手を繋いでいたい的な)を書いてる子は、性格的な判断がつかなくてびみょーだなと思った。
自分が好感を持つタイプの女性は同じタイプの男性に好感を持つだろうと仮定して、自分の写真とプロフィールも同じような内容に修正する。
友人との旅行で撮った自然なスナップ写真を載せ、プロフィールには登録した動機(大学まで地方で、男女比歪な技術職なので出会いがないというような自然な感じ)と、趣味、特技、週末の過ごし方等を箇条書きにして、最後に見てくれてありがとう的な一言を添えた。
好みのタイプに乱打。
登録した直後に75「いいね」くらい押す権利をもらったので、彼氏のいない女の子が暇を持て余していそうな時間帯、金曜夜の20時〜22時と土曜午前の10時〜13時くらいに押しまくった。
ちなみに検索条件は年齢差 -5 〜 +2 / 大卒 / タバコ吸わない / 東京神奈川埼玉千葉在住
結果、
押したいいね75
マッチング率4%というのはまあまあな数字なのだろうか?女性からもいいねが意外にたくさんきたのは驚きだったが、沖縄在住とか、写真もプロフィールもない人とか、どう考えてもマッチしないだろう的な人が多くてビビった。
ちなみにマッチングした3人とは3,4日でやりとり終了。メッセージはせいぜい6,7往復で、はじめましてのあいさつと、仕事在宅ですか?とかレベルの無難な内容くらいしか送ってないので切られた理由は謎である。まあ、相手のいいね数が200とか300とかかなり多かったので同時並行してやりとりしてる人も多いだろうし、よほどマメじゃないと、優先度が低い相手は面倒になってくるのかなとは思った。
そんなこんなでもうじき登録から1ヶ月。マッチング率だけで見れば、半年くらい続ければ彼女出来るかもという気はするが割と不毛な印象も受ける。実際にやり込んでる人はどんな感じなんだろうか?