「今の若い人って…」そんなことを言い出したら「この老害はまた説教を始めるのか?」とか思われそうだけど、ちょっと違う。
今の若い人って昭和の時代と比較するとよほどストレスが多いのだろうと思う。
昔は良くも悪くも発散する機会は多かった。夜の校舎窓ガラス壊して回るようなことが身近にあったしね。
その分、割を食う人もいたわけだけど、それぞれである程度のバランスは保ってたように思える。
しかし今はどうだろう?
何かすればすぐ晒されて不特定多数に誹謗中傷や嫌がらせを受けるから、法的にあるいはモラルに反する大胆なストレス発散はリスクが大きすぎてできない。
これは表面だけ見れば健全な社会への進化途上ともとれるが、一方で個々人の内面は強く抑圧された不健全なものになりつつあるのではないか?
一応断っておくが、ちょっと道を踏み外して違法行為やモラルに反した言動でストレスを解放すればいいじゃんってことではない。
それらが封じられた若者に別の何かが必要な時代になっていると言いたい。
もちろん、若者といっても千差万別十人十色なので、自分で何かしら趣味を見つけたり友人と遊んだりして抑圧を無視できる人もいるだろう。
だけど昔からしたら全体的にストレスの材料は増えてるとしか思えないから、それをどこかで発散させてやりたいよな。
まあ、ストレス増大は若者に限った話ではないんだけどね。社会の発展と同時に様々な仕組みやそれに伴う感情も複雑化してるからどうしたってストレスは増える。
ソシャゲに重課金とか、ネットいなごとか、何でも警察ごっことか、SNSいじめとか、 今の時代には今の時代のストレス発散法があるんだよ。
昭和の映画観たり小説読んだり、アニメや漫画観たりアイドル追っかけたり、現実をどうにかするのは諦めて創作で気晴らししてます。