2024-11-01

扶養控除の上限を上げても金持ち優遇にならない方法

Xのここら辺で議論されているのだけど、現状の税控除が高い側の税率から控除することになっているのが問題なので、低い側の税率から控除するようにすればいい。

https://x.com/kazzuaki/status/1851799454560719282

所得税の税率は次のようになっている。

  • 〜195万円: 5%
  • 195万円〜330万円: 10
  • 330万円〜695万円: 20
  • 695万円〜900万円: 23
  • 900万円〜1800万円: 33

なので、従来通りに控除を適用して例えば控除の上限を50万円上げた場合:

  • 年収180万円 → 50万円×5% → 2.5万円の減税
  • 年収1800万円 → 50万円×33% → 16.5万円の減税

となって金持ちほど減税額が大きくなる。

これを低い側(5%側)から控除するようにすれば

  • 年収180万円 → 50万円×5% → 2.5万円の減税
  • 年収1800万円 → 50万円×5% → 2.5万円の減税

となって、不公平感は無くなる。

さらに、このやり方だと、控除上限を上げても減税額が限定的なので、財源についても問題ない。

そして、主目的の控除上限を上げて働きやすくすることは達成できる。

国民民主党の玉木さん、このアイデアパクっていいよ!

  • 税控除全部を、所得を削る方式から、課税部分の端を切り落とす方式にしたら、実質増税だよね?

    • それはその通り。 だから 「課税部分の端を切り落とす方式」は、税控除全部ではなく今回変更する扶養控除のみ適用する 一般的なサラリーマン家庭で増税にならないように扶養控除...

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