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はてなキーワード: pvとは

2019-02-28

そろそろWEB作家投稿サイト搾取されていると気付くべき

投稿サイト今日(2019.02.28)付けの日間ランキングの上位5作品過去5日分のアクセス数を見てみた

少なくても4~5万、多い日は20万以上の日もある

アドセンスでのPVあたりの収益は0.2円とかいわれているので、数千円~5万円の収益に相当する。月間ではなく日々の収益

大手投稿サイトで連載するメリットとして、

・人気作には出版社からの声が掛かる

コンテストが開催されてたりする

・読者が多い

投稿簡単

と、良い事だらけなのではある

ではあるが、

・上位は人気作家実験場と化している

→既に書籍化作品があり、ファンも多い作家が次の書籍化狙いで投稿している。複数作品同時進行もよくある。

・人気作家以外でもライバルがべらぼーに多い

書籍化以外の恩恵ほとんどない

ということを考えると、別にお金なんていらないと考えている書き手以外は別の選択肢を探し始めるのが当然だろう

数年前からいろんな投稿サイトを見ているが、書籍化コンテスト入賞以外での金銭面にメリットのあるサイトほとんどない

自前のアドセンスを貼れるサイトはあることにはあったが流行らなかった

小説投稿サイト運営しているのは、昔からあるサイト出版社が絡んでいるところばかり

ユーザー獲得のための売り文句ほぼほぼコンテスト書籍化

PVあたり0.2円とはいかなくても、とりあえず分配するよーというサイトが出てきて出版社と組めば、

それなりに書き手が集まり

PVでの収益を狙った書き手が読者を誘導

大手の牙城を崩せると思うのだが、裏で協定でも結んでいるのかなんなのか、一向に出てこない

WEBサイト運営には詳しくないのでわからないが、維持費にめちゃくちゃ金がかかるんだろうか?

にしたって多くのサイト広告料で利益を上げているはずなのだ

ちなみに、某大手サイトの累計1位はわりと最近アニメ化もされた作品に変わったのだが、総PV公式によると

5億超

上手く広告を張っていれば何千万円分のPV

今でも毎日50万ほどのアクセスがある

作者に還元される投稿サイトがあれば、作品掲載先を変えるだけでかなりの額が作者の手に入るわけだが……

2019-02-27

anond:20190227101813

アクセスごとに結果が変わらないとPV減って広告貼っても稼げないんじゃねーかな

わたし元号予想は「○○」  元号予想メーカー URL

こんな投稿をみんなで出来れば漢字リストよりは面白がって遊んでくれる人が増えるだろ、どちらにしても1週間経たないうちに飽きるだろうが

ブログがバズった増田

そういえば俺も先日ちょっとバズったというか1日で5000PVくらいになってビビった

アクセス元がsmartnewsとなっていてなぜかと思って調べたらsmartnewsアプリはてなタブを追加できるそうでたまたま載ったみたい

で、それらは別に構わないんだけど普段アクセスなんて良くて10PV/日くらいで普通に0PVの日もある程度なので

突然5000PV/日なんてことになると困るのがアクセス解析なんですよね

PVグラフは縦軸MAXをその日に合わせてしまうので他の日とのスケールが違いすぎてグラフ意味をなさな

アクセス元率もsmartnews100%になってしまい他のアクセス元が消えてアクセス解析にならない

1ヶ月経過してようやく日常を取り戻しました

そもそも10PV/日くらいじゃ解析もクソもねえだろってのはごもっともなんですが

はてな提案したいのはアクセス解析から事後に特定ドメインフィルタかけられるようにするのはどうでしょうかね

検討願います

2019-02-24

イケハヤ批判pv稼いでたブログFXアフィ始めるとか言ってて流石に醜すぎるだろと

2019-02-23

はてブを出よ、ヤフコメを書こう

Yahooニュースコメント欄ネトウヨばかりなのはネトウヨ以外の人が寄り付かなくなったからだ。

自分ヤフコメには近寄らず、はてブコメントに思いを込めて、はてなスターをもらって少し安堵していた。

だけど、ついさっき統計不正問題ヤフコメを見て、潮目が変わってきていることに気付いた。

政権擁護するコメントが少しも見当たらない。ネトウヨも少しはいるが少数派だ。

自分も、政権交代を望むコメントをつけてみた。瞬く間に、好評価が積み上がっていく。

はてなスターの勢いとは比べ物にならない。見ている人数が一桁か二桁は違っているのだ。

ヤフコメが今までネトウヨばかりだったのは、俺が近寄らなかったからだ。

はてブに今まで書き込んでいたようなコメントを、これからヤフコメに書き込む必要がある。

俺のコメント社会を変える影響力を持つはずがない、と思ってしまうけど、そんなことはない。

ネトウヨたちのコメントは、すっかり社会を変えてしまった。自分コメントにも同じだけの力がある。

Yahooはきっとコメント欄を閉鎖したりはしない。PV数さえ稼げればいいからだ。

それならそれでいい。この際、Yahooにもしっかり金を稼がせてやろう。

時間はかかるけど、ヤフコメは必ず変えていけるし、世の中もかならず良くなっていく。

はてブは今後も続けるけれど、ヤフコメに背を向けるのはもう今日で終わりだ。

2019-02-22

anond:20190222113147

ブログに載せる=ポスターを作るだろ

その話題を取り上げる(ポスターとして使う)ことでPVを得て広告収入につなげるのだから

強い女メーカー著作権インターネット

https://ut-vessel.com/2019/02/21/%E3%80%8C%E5%BC%B7%E3%81%84%E5%A5%B3%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%95%86%E7%94%A8%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%BD%93%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80/

画像引用してブログで紹介したら、著作権者から著作権侵害だと訴えられたでござるの巻。

スクリーンショット違法化の話が出てきて、著作権侵害範囲が拡大されようとしている中でのこの話題

この程度で50万も取られたら、インターネットが窮屈で何もできない!って思うだろうけど、本当それな。

でもさ、まとめサイト叩きで「他人著作権勝手にパクっておいて金儲けしやがって」って言ってた人が多かったように見えたけど、

今回は弁護士側を叩いている人が多いのを見て、非常に興味深いです。

今回のブログ主とまとめサイトって、他人著作物で金儲けしようとしている点では一緒って思っちゃうんだけど、どこが違うのかな。

結局は著作権がどうとかじゃなくて、本質は「金儲けしようとしてるヤツをやっつけちゃえ!」じゃないの?

とりあえずポイントとしては以下の感じかな。

引用範囲内じゃないの?

かに著作権引用範囲内で使用することが認められているけど、主従関係をはっきりしなきゃいけないとか、

引用範囲必要最低限じゃなければならないとか色々とあるみたいだよ。

とりあえず、著作権者からしたら、「何勝手に人の作ったものフリーライドしてアフィで金儲けしようとしてんだよ、この田吾作が」って思っちゃたんだろうね。

★これがNGだったらまとめサイトとかどうなってんだよ

2ちゃんまとめとかの場合引用したテキストが「著作物なのか」が争点になるけど、ただの書き込みに「著作性」がなければ、引用しても問題なさそうね。

ただ、イラストとか詩とかは勝手掲載したらダメよ。

Google画像検索とかどうなってんだよ

画像検索場合特定の条件下で許されてるよ。著作権者ロボット避けしてたり、Googleに消してねって言えば消してくれるそうよ。

★どこに50万の妥当性があるんだよ

本当それな。ここが一番の問題になりそうね。

写真素材サイトとかだと、それが売り物として価格提示してたりもするから、1PVあたりいくら請求しますとかもあるみたいよ。怖いね

★これが許されるなら、適当写真とかイラストとか載せておいて、掲載したヤツ訴えたら金儲けできんじゃね?

うん、金儲けできると思うよ。

それが他の人にとってスクショしてネット上にアップしたいと思わせられるくらいのクオリティならね。

でも、今回みたいにそれで訴えたらめっちゃ叩かれるかもしれないね。辛いね

基本的他人著作物スクショしてネット上にアップロードする行為ってかなりアウトな行為に見えるんだけど、実際に訴えられるとびびるよね。

これがネット上にアップしなくても、スクショしただけで違法化される方向になってるってんだから利用者にとっては面白くない流れだわね。

2019-02-16

ツイも棘も良くも悪くも話の流れがクリエイター贔屓だよな

いいように働けば「絵を描くところだけを見れば簡単に思えても、どれだけの積み重ねがあると思ってるんだ」「同人誌の値段なんて自由。出してくれるだけでありがたい」ってなるけど、

悪いように働けば「広告だと書くとPV落ちるんだから広告と書かないのは当たり前。読ませてもらってる身で図々しい」「漫画家の状況がヤバすぎてなりふりかまっていられないから、なにしてもいい」になる

クリエイター自身自分立場をあげようとするのは分かるけど、読み専もクリエイターage傾向が強い

(もちろん意見は様々あるし、あくまで傾向の話)

2019-02-14

Yahooニュース見ない運動(仮)

Yahooニュース産経FNN記事が増えてきた。とくにここ何日かは国会での追及が厳しくなったせいか与党擁護するような見出しYahooトップページに出ていて、印象操作がひどい。

ただし注意深く見ていると、時間帯によって傾向が異なる。夜8時くらいから深夜にかけては、与党批判する記事Yahooトップページに出ることが多い。

推察されるのは、Yahooニュース中の人トップ政権寄りということ、しか時間帯によってはチェックが甘いのか政権批判記事を載せやすいということ。あるいはもっと単純に、政権産経からお金が流れていて経営判断として割合が多いのかもしれない。

もともとYahooコメントのひどさには定評があるけど、これもPV数を稼ぐために放置している説があるし、あまり深く考えずお金のために産経を増やしているのかもしれない。そしてYahoo別に報道機関ではないので、中立的でないと批判するのも難しい。べつに中立的である義務はないからだ。

とすれば考えられる方策は、Yahooニュースをなるべく見ないこと。最新のニュースが見たければ新聞社サイトを直接見るか、またはYahoo以外のポータルサイトを見に行く。はてブの新着記事を見るのもいいだろう。とにかくYahooを見に行かないことが大事だ。

あるいは、ほかにもっと有効手段があるなら、教えてほしい。

2019-02-12

anond:20190211202811

最初広告である事を明言するとPVが減る」ってのは一理あるように思ってたんだけど今「後から広告です』って言うな!」と言ってる(先に出そうが後に出そうが顧客となりえない)層を除いたらそこまで多いのか?

有意な影響を与えるほどいないんだったらPRを先出ししといたほうがリスクヘッジとして有効だと思うんだが

2019-02-10

20年前くらいにミュートマで見たMVを探している

20年前くらいにミュートマで見たMVを探している

当時渋谷系音楽界を席巻していてフリッパーズギターから小山田圭吾やら初期のカジヒデキなんかを聴いていた。

フリッパーズギター難解な音楽ヒットチャートにあがっていたいい時代の話で

深夜にやっていたミュートマを録画予約して観ていた

その曲はものすごく長いタイトル

おそらく5~6人からなるバンド(ここ曖昧

MV(当時はPVと言っていたかもしれない)の色味はモノクロっぽく

ダウナー雰囲気で全編ドラマチックな展開もなくその長い長いタイトルのようなものポエトリーリーディングみたいに歌う曲

2019-02-07

別にQiitaポエムサイトになっていない

お前がそれしか見てないだけだ

もっと言うとトレンド記事がそうなってる

技術系でランキング作るとああなるっていう悪い例

 

でもあれPV増やしてるだろうしぶっちゃけ事業としてはアレだよね

仕事でやらなくちゃいけないことはあるが、退屈で退屈で仕方がないのでネットブラウザで知ったこと。

https://www.vanschneider.com/behind-the-scenes-of-the-westworld-ui洋ドラWestWorldのGUI周りのデザイン担当した人がChris Kiefferと知る。

映画パッセンジャープロットはいまいちだったけど、機器周りの操作画面は確かにかっこよかった!!宇宙船映画で見た中では1、2に美しいデザインだったし。なるほど感。

関係ないけど、久々にTerritory StudioのGoGのPV思い出した。仕事が終わるまでずっと見ていられますわ。これ。https://vimeo.com/103533906

What Happened to the 100000 Hour LED Bulbs? という記事で、カルテル?と気になって調べてソニータイマーがすでに100年前から概念として存在したことを知る。

同じく100年を超えて点灯可能電球ウェブカムに映されている姿も。http://www.centennialbulb.org/cam.htm

今日も日が暮れていく。

きめつのやいばのPv見てさすがUFOやなーって思ってたら、ヴィンランド・サガビースターズPVが来てウヒョーってなった。

まあ欲を言えば完全手書きを願ってたんだけど、これってあれかな?

漫画デジタル作画を認めない老がいみたいな感じなんかな?

2019-02-02

日本人って日本企業製品サービス嫌いなのによく持ってるな

先行投資ガンガン値下げするとかポイントお金を配ってくれる企業は好きだけど、製品サービスが好きで使うのがダサい

自分の払った金で儲かって給料高いヤツがいるのが気に食わない。

俺が転売して稼ぐために、高値で売れる商品作ってくれな。あ、俺は使わないけど。


転売したあとは、ニュースになるような不正とか、不良出してくれ。

叩く記事かいたらPV稼げるから


こんな感じじゃないだろうか。

収益報告とかする人たち

嬉しくてしてるのか、PVを稼ぎたくてしてるのか、自慢したいのかわからないけど

それを読んで落ち込む人がいるんだよ。

仲良くしてるつもりだったけど、それ以降絡みたくなくなってしまった。

どんなに良いことを言ってる人でも収益報告、PV自慢をした時点でもうミュートしてる。

2019-01-31

anond:20190131081609

かになあ

PV数じゃなく自分だけのモチベーションで動けなきゃ意味ないし、後はどこまでコンテンツ化できるかって感じか

2019-01-30

PVごっこはいいぞ

もう一度言う。PVごっこはいいぞ。

どんだけいいか、おれの経験をもとに少し書かせてもらおう。

おれがこの遊びを編み出したのはとある国に留学してた時。大きな湖のそばにある街で、とにかく散歩が楽しかった。

晴れた日にはポルノグラフィティの「World Saturday Graffitti」を

寒い朝カフェではUnchainの「Until dawn」を

学校終わりに寄った昼下がりの中心街ではFozztoneの「Jaguar in the stream「を

なんでもいい。その時の気分に合う曲をかけて、まるで自分がその曲のPVを演じてるかのように、時には口パクなんかしちゃったりするのだ。その曲に対するイメージを存分に出してやるのだ。これがなかなかにハマる。浸りたい気分にズブズブにはまれる。ところがある日、そんなおれの楽しみがふっつり消える。

女人禁制の我らがホーム(当時留学生何人かと一緒にホームティしていた)に女の子がやってきた。それも日本人の。

お互いに留学環境を楽しんでいる身ではあったが、そりゃ日本語の方が考えを素直に発信できるわけで。おれらは久しぶりに味わう自分気持ちを存分に言葉にできる楽しみに浸り、毎夜散歩をして、語り合った。友達バーに行かない時にPVごっこをしていた時間はすべて必然とこの”発散”に費やされた。

時に彼女の部屋の鍵をこじ開けようとする他の留学生を追い出したり、彼女に猛アピールしかけるブラジル人をどう撒くか2人で作戦会議したり、深夜にふらりと散歩して、街道沿いのドーナツ屋でおしゃべりしたり。そんないまだになんていえばいいのかわからない日にも終わりがくる。

彼女が遠いヨーロッパに発つ前夜、おれらはリビングでひたすらコーヒーを飲んで、お絵かき大会をして、気づいたら空は明るくなっていた。昼にでかいキャリーバック抱えて出発。小さい体してるくせになんてでかいもんもってるんだか。からかいながらバスに乗る。空港までは電車バスを乗り継いで1時間半くらい。バスから見える景色がどんどん寂しいものになってく。彼女の白いキャリーバックが夕日にすっかり染まってたのを覚えてる。お互いなんも喋らなかった。いままであんなに話題尽きなかったのに。

「やっぱずっとここにいようかなあ」

聞こえないふりをした。

ここにずっと留まってちゃだめだから、笑って送りだそうってずっと決めてた。ゲートでハグして、楽しんできてねー!なんてせっかく明るく振舞ってんのに、結局あの子は泣いた。ぐずぐずに泣いて、行きたくないダダをこねるあの子を、行きゃ変わるからって無理やり送り出した。何度も何度もぐしゃぐしゃの顔で振り返るあの子に大きく手を振った。ゲートの係員が、本当に送り出しちまうのかい?と話しかけてきた。留学して初の苦笑いで返した。

帰ったらやることは一つだった。夜の散歩をしようと思った。いつもおしゃべりして歩いたあのコースを、あのドーナツ屋までやけに遠回りの道を、今日から1人で散歩するんだ。手が寒くて、ポッケに突っ込んだ手にイヤホンが触れた。耳に差し込んだイヤホンから曲が流れてきた。自然と口が歌詞をなぞる。

旅立つ空に出会いと別れ

青春の日々全てを描き

いつか互いに大きな花を

きれいな花を咲かせまた共に笑おう

濡れた頬に当たったあの北風のするどい痛みを、おれは忘れない。

PVごっこはいいぞ。

2019-01-28

anond:20190128121313

なるほど

ひょっとして商品レビューYoutuberってそういう狙いもあるのか?

カメラとか、どう考えてもPV数少ない人居ると思ってたが

ブギーポップ視聴者が笑えない糞ラノベアニメ

さらセカイ系(笑)の出来損ないみたいな90年代ラノベ引っ張りだしたところで、ガキが食いつくわけもないと分かりきってるのがクソ。どうせ昔のファンも大半はとっくに趣味変わってるだろ。

無意味時間が行ったり来たりするのがクソ。カッコイイとでも思ってんのか?分かりにくいだけだわアホ。

キャラデザ全員モブ過ぎて誰が誰だか分からないのがクソ。ブギーポップは分からない(爆笑

ラノベ業界もそろそろ弾切れで苦しいのは分かるけどさあ、さすがにこんなもん引っ張り出してくるぐらいなら、他にもっといい原作あるだろ。たとえば……お留守バンシーとか!





 そこまで打ち込んだところで〝増田〟は確認画面に進み、実際に表示される際の見え方をチェックする。特に問題のないことを確認して「この内容を登録する」ボタンクリックした。

 大きく息を吐き、しばし目を閉じて時間が過ぎるのを待つ。ヘッドホンからは、路地裏の秘密クラブについて女性ボーカルが歌うハスキーな声が流れているが、別に増田〟の趣味ではない。無音よりは多少の「雑音」があった方が集中しやすいという程度の理由で、適当にまとめて違法ダウンロードしたファイルランダム再生しているだけだ。

 曲が終わったのを合図に目を開き、さきほど投稿した「記事」のページをリロードした。夜の10時過ぎというお誂え向きの時間だけあり、セルクマなどという姑息な真似をせずともブックマークが既に30ほど集まり始めている。トラックバックも、上から目線傲慢評価への反発が7割、同意が2割、元記事ほとんど無関係独りよがりのつまらないネタが少々という予想通りの傾向で、活発に反応してくれている。

 当然だ。〝増田〟の書く記事が狙いを外すことは有り得ない。

 たった今書き込んだ記事で扱ったアニメにも、その原作ライトノベルにも、〝増田〟は特に興味がなかった。ただ、SNSなどでの他人発言を眺めていて、こういうことを書けば「バズる」だろうなというイメージが、なんとなく頭に浮かんだのだ。あとは、このアニメを叩きたい人間の「設定」に自分を重ねるだけで、溢れるように文章が湧き出してくるのだった。

「……」

 自分がそれを書いたという証が何一つない文章が、回線の向こうで人々の注目を集めるさまを、〝増田〟は静かに見つめた。

増田〟は昔から、「自分」というものを持たない人間だった。

 自己主張が少なく控えめな性格、という程度の話ではない。何が好きで何が嫌いなのか、何が得意で何が苦手なのか、人に聞かれるたびに例外なく言葉に詰まった。単にそれを表現するのが下手というだけではなく、自分がどんな人間なのか〝増田自身どうしてもよく分からないのだった。

 そのため、自己紹介はいつもひどく苦労させられた。胸の内を語ることのない秘密主義人間と見なされ、親しい友人を作ることも難しく、いつも孤独に過ごすこととなったが、それが嫌なのかどうかすら〝増田〟には判断ができなかった。

 その感覚は、対面での音声によるコミュニケーションだけではなく、ネットでの文字を介したやり取りでも特に変わりがなかった。たとえ単なる記号の羅列に過ぎないとしても、自分を表すIDが表示された状態で、何か意味のあることを言おうという気にはどうしてもなれなかった。

 そんな〝増田〟がある時、一つの匿名ブログサービス出会った。

名前を隠して楽しく日記。』

 良識のある人間ならば眉をひそめるであろう、その醜悪な売り文句に、増田はなぜか強く引きつけられた。

 そこに書き込まれる、誰とも知れぬ人間の手による、真偽のさだかならぬ無責任言葉たち。数日の間、寝食を忘れてむさぼるように大量の匿名日記を読みふけった後、それらのやり方を真似ることで、〝増田〟は生まれて初めて自発的文章を書き出したのだった。

 特に書きたい内容があったわけではない。ただ、睡眠不足と空腹でからっぽになった頭を満たす、得体の知れない衝動に従いキーボードを叩いた。

 出来上がったその文章は、保育園の子供の入園申し込みをしていたが落選してしまった母親、という「設定」で、政治批判もまじえつつ全体としてはどうにもならない怒りを乱暴な口調で八つ当たり気味にぶつける、といった感じの記事になった。

 実際には、保育園への申し込みどころか、当時から現在に至るまで〝増田〟は結婚すらしてはいないのだが。

 これを軽い気持ち匿名ブログ投稿したところ、予想外の爆発的な大反響を呼んだ。ブクマは2000以上付き、「記事への反応」は100を超え、ニュースサイトどころか国会で取り上げられる事態にさえ発展した。

 遂には記事タイトルがその年の流行語大賞トップテンにまで入ってしまたこの一連の動きに、もちろん驚きはあった。だがそれ以上に、自分の指を通して生まれ落ちた自分のものではない言葉、という捩れた存在自体に、〝増田〟は震えるような感動を覚えたのだった。

 ここでなら、自由に「言葉」を操ることができる。

 その確信を得てからは、坂を転がり落ちるように、この匿名ブログへとのめり込んでいった。

 様々な立場人間になったつもりで書いた記事投稿し続けるうちに、〝増田〟は奇妙な現象に気がつく。ひとたび題材を決めて書き始めてしまえば、それまで全く知識も関心も無かったどんな分野についても、どういうわけか淀みなく言葉が湧き出すのだ。

 ある時は、フリーランス13年目のWebデザイナーだったり。

 ある時は、新人賞を受賞してデビューしたもの限界を悟って引退を決意した兼業作家だったり。

 ある時は、セクシーキャバクラの元女性接客係だったり。

増田〟は、記事を書くたびにありとあらゆる種類の人間に「なった」。そしてそれらの「設定」の元に、このwebサービスの読者たちに、感動や、怒りや、笑いを提供してきた。〝増田〟にとって、読者から引き出す感情の種類はなんでもかまわない。自分の書いた言葉が、多くの人間に読まれることだけが重要なのだ

 実際、〝増田〟の書いた記事には、著名人ブロガーですら不可能なほどの高確率100を超えるブクマが次々と付いた。SNSでも拡散され、ネット上の話題を取り上げる(といえば聞こえは良いが他人の褌で相撲を取るしか能がない)ニュースサイト元ネタにもなり、つまり――「バズって」いた。

 本格的に活動を始めてから、〝増田〟は毎日多数の記事投稿し続けている。〝増田〟以外の利用者は誰一人気づいていないが、今ではこの匿名ブログサービスにおける人気記事の、実に九割以上が〝増田〟一人の手によるものなのだった。もはやここは〝増田のしろしめす王国なのである

 そして、〝増田〟の支配電脳空間にとどまらずより大きく広がろうとしている。〝増田〟の記事が読者から引き出す強感情。これを利用し、流されやすい一部の読者の行動を誘導することで、〝増田〟は既に現実でも大小さまざまな事件を引き起こす「実験」を成功させていた。だが、それぞれの事件自体に関連性は全くなく、膨大な投稿量を多数のID分散しているため、運営会社ですら事件の背後にいる〝増田〟の存在には手が届いていなかった。

 この影響力の、深く静かな拡大。これが順調に進めば、いずれはサービス運営会社の中枢に食い込むことすら時間問題だった。

 匿名ブログ支配過程で〝増田〟の掴んだ情報によれば、この運営会社はただのIT企業ではない。その実態は、途方もなく巨大なシステム下部組織なのだ。そこを足がかりに、「世界」にまで手が届くほどの――

「……っ……っ」

 果てのない野望の行く先に思いを馳せ、〝増田〟は声もなく笑った。

 そこに、

――♪

「……?」

 ランダム再生にしていたメディアプレイヤーから、奇妙な曲が流れ始めた。

 口笛である

 音楽に興味のない〝増田〟でさえ聴き覚えがあるほど有名なクラシック曲を、どういうわけかわざわざ口笛で演奏しているのだった。それは、アップテンポで明るく力強い原曲を巧みに再現してはいものの、しかしやはり口笛としての限界で、どこか寂寥感のある調べとなっていた。

「……」

 これのタイトルはなんだっただろうかと〝増田〟にしては珍しく気にかかり、プレイヤーの最小化を解除して現在再生中の曲名を表示した。そこにはこうあった。

 John Cage『4'33"』

「!!」

 違う。この口笛は、ヘッドホンから流れている音ではない。

 その事実に気づいた〝増田〟はヘッドホンを頭からむしり取り、音の出どころを探った。

「――♪」

 耳を澄ますまでもなかった。口笛は、明らかに増田〟の背後から聴こえてきている。それも、ごく至近距離で。

「……!」

 背筋を貫く寒気を振り払うように、〝増田〟は回転式のデスクチェアごと素早く振り返った。

 片付いているというより極端に物の少ない部屋の中央。そこに、それは立っていた。

 金属製の丸い飾りがいくつか付いた、筒のような黒い帽子。全身を覆う黒いマント。男とも女ともつかない白い顔に浮かぶ唇までが、黒いルージュで塗られている。

 まったく見覚えのない顔であり、衣装だった。

 普通に考えれば、異常な格好をした不法侵入者ということになる。今すぐに警察通報するべきだ。だが〝増田〟は、そんな常識的思考をこの黒帽子適用することが、なぜかできなかった。

 部屋のドアには鍵を掛けておいたはずだが、こじ開けられた様子もなくきれいに閉じている。いくらヘッドホンから音楽が流れていたとはいえ人間がドアを開け閉めして部屋に侵入した物音に全く気づかないということがあるだろうか?

 カーテンを閉め切り照明の消えた部屋の中、ディスプレイの微かな灯りに照らし出された黒帽子の姿は、床から突然黒い柱が生えてきたようにも見えた。

匿名アノニマス)、か――」

増田〟の当惑をよそに、黒帽子は口笛を止めて言葉を発した。黒い唇からこぼれる声は澄んだボーイソプラノで、やはり性別特定することはできなかった。

「人には、自分にとって切実な何かを伝えるために、敢えて何者でもない立場をいっとき必要とすることもある。だが、『匿名』こそが本質であり立ち返るべき『自分』を持たない存在――それは『自分』という限界に縛られないが故に、無目的にただ領土だけを広げ続け、遠から世界を埋め尽くすことだろう。その新世界では、根拠となる体験を欠いた空虚感情けがやり取りされ、真の意味での交流永遠に失われる……間違いなく、世界の敵だな」

 人と世界について語りながらその声はどこまでも他人事のようだったが、最後の断定には一点の迷いも無かった。

 世界の敵、という言葉が指す意味の本当のところは分からない。だがこいつは、〝増田〟こそが「それ」だと言っているのだった。

 なぜ初対面の異常者にそんな決めつけをされるのか。そもそもこいつは一体何者なのか。

 そんな疑問を込めて、〝増田〟は目の前の怪人物を睨み付けた。黒帽子にはそれだけで意図が伝わったらしい。

「人に名前を訊ねる時は、まず自分から名乗ったらどうだい?」

増田〟の耳にその言葉は、それができるものなら、という挑発を含んで聞こえた。

 できないわけがない。変質者に名前を教えるのは危険だが、自宅に押し込まれている時点で大差ないだろう。

増田〟は椅子から立ち上がって息を吸い込み、自分名前を告げようとした。

 しかし、

「…………!」

 声が出なかった。いくら喉に力を込めても、最初の一音すら形にならずに、ただかすれた吐息漏れるばかりだ。

「それこそが、君が世界の敵である証なんだよ」

 そう言った黒帽子が肩ほどの高さに上げた右手を、ついっと振った。その指先から細い光の線が伸びてきて、空気を切るような鋭い音がしたかと思うと、〝増田〟の首の周りに熱い感触が走った。

「?」

 次の瞬間には、〝増田〟の視界はゆっくりと下降――いや、落下し始めていた。

 途中で回転した視界の中で〝増田〟が目にしたのは、頭部を失ったまま直立する、肥満した成人男性身体だった。

「……っ!?

 直前までまとっていた「自称アマチュアアニメ批評家」の「設定」が霧散したことで、〝増田〟は意識を取り戻した。思わず首の周りに手をやるが、傷一つ付いてはいない。

「なるほど。君の能力にはそういう働きもあるわけだ」

 感心したように言って、黒帽子は宙空をかき混ぜるように右手の指を動かした。そこにまとわりつくように、光の線が見え隠れする。目を凝らして見れば、それは極細のワイヤーだった。

増田〟の首に巻き付けたあれを素早く引くことで、瞬時に切断を行なったのだと、遅れて事態を把握する。

「……」

 いま首を斬られたのは、あくまで〝増田〟の「設定」に過ぎない。だが、味わった「死」の感覚は本物だった。それを実行した黒帽子は、今も平然とした顔をしている。

 目の前の怪人が何者であろうと、もはやこれだけは間違いがない。こいつは〝増田〟を殺しに来たのだ。無慈悲に、容赦なく

「……!」

 黒帽子と向き合ったまま〝増田〟は、後ろ手に恐るべき速度でキーボードを叩いた。わずか数秒で4000字超の記事を書き上げると、そのまま確認もせず匿名ブログ投稿する。

『現役警察官ですが、容疑者を射殺したことがあります

 記事はすぐさま炎上気味に100オーバーブクマが付き、新たな「設定」が〝増田〟の全身を覆った。そこに立っている姿は既に、制服を着た男性警察官そのものだった。

 実のところ〝増田〟にとっても、匿名ブログのこのような使い方は初めてのことだった。だがその事実意識することすらなく、〝増田〟はこの応用をごく自然に行っていた。まるでこれが本来用法だったかのように。

 警察官の〝増田〟は、いかにも手慣れた動きで腰のホルスターから素早く拳銃を引き抜いて安全装置を外すと、黒帽子の頭に狙いをつける。この距離なら外すことはないだろうし、さすがに銃弾を正面から受けても平気ということはあるまい。

 しか弾丸が発射されるより早く、引き金にかけた〝増田〟の指をめがけて光が走った。

「そんな危ないものは下ろした方がいい」

 切断された指がぽろぽろと床に転がり、〝増田〟は拳銃を取り落とした。重い金属が床に叩きつけられる、ごとん、という音が響く。

「!」

 失った指の痛みにのたうち回る間もなく、再び飛び来たワイヤーが〝増田〟の首に絡みついた。鋼糸はそのまま、いともたやすく肉に食い込み――

「……!」

 一瞬のブラックアウトの後、警察官の「設定」もあえなく消え去ったことを〝増田〟は悟る。

増田〟は、次の「設定」を求めて、慌ててキーボードを叩き始めた。殺されないためにはそうするしかない。

 黒帽子がワイヤーを一振りするたびに、現在の〝増田〟の「設定」が消滅する。〝増田〟は超スピード匿名ダイアリー記事書き込み、新たな「設定」を得る。その繰り返しが続いた。

 格闘家ヤクザ猟師力士刃渡り50センチ牛刀で前足を切り落として熊を倒した撮り鉄、1200万ドル機械義手を身につけ「捕らわれざる邪悪」の二つ名を持つ元アメリカ特殊部隊員……

 考えうる限りの、個人戦能力の高い人間立場で書かれた記事投稿し、その「設定」を使って制圧を試みる。だが、いずれの力をもってしても、〝増田〟は黒帽子の体に触れることさえできなかった。

「……」

 異常なまでの適性ゆえに普段意識せずに済んでいたが、この匿名ブログサービス本来、少しでも油断すると「あれ?増田さん、この話前にもしませんでしたっけ?」と指摘を受ける、投稿者に厳しい場だ。いかに〝増田〟の記事とはいえ、短時間に似たようなネタを続けて投稿したのでは、ブクマPVを稼ぐことなどできない。「設定」を定着させるためには、読者からのそういった「承認」を得なくてはならないのだ。

 少なくとも同じ職業ネタにすることは避ける必要があった。とすれば、「設定」を潰されるたびに書ける記事選択肢は少しずつ限られていく。

増田〟は、徐々に追い詰められつつあった。

 その焦りが引き金となったのか。

「!!」

――字数制限

anond:20190128020421

2019-01-27

イケハヤ先生YoutubeチャンネルPV登録数がともに頭打ちらしい


今はステップメールのほう頑張ってるからじゃない?

2019-01-23

バクソ畑でつかまえて

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1901/22/news119.html

ライターの人が、この記事に対して反応があったことを個人ツイッター愚痴ってたけど、そもそもこの連載がテーマからしヘイトを集めることで炎上的なPVを稼ぐことが目的なんだから、そこは割り切るというか飲み込みなさいよ。

なんで自分被害者だみたいな文句言ってんの。見苦しい。

(これまでの他のゲームでも同じことがあったのかは追えてないけど。)

anond:20190123064843

小説家ならエヴァ最後みたいに読者全員が???となる文章ビジネスからいいよ

増田でやる増田は何なんだ

はてなPVを増やすために送り込まれ社員

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