はてなキーワード: めくらとは
この話題について。
ネットに広まる「魔女っ子は放送禁止用語」説 調査して分かった「放送で扱いにくい理由」と「一般人が納得できない理由」 - ねとらぼ
先に結論から言えば「放送禁止用語」という言葉は放送局では使われていない。「使用を注意する言葉」というものがあるだけだ。言葉の言い換えかよ、というツッコミが入りそうだが、そういうことではないのだ。以下は、そのお話である。
まずはこれだ。最近はそれほどの差もなくなってきたが、それでもニュースでは絶対に使ってはいけない言葉、というのがある。例えばおおよその量を示す「約」。別に規制する理由もなく普通に使われている言葉だが、これを「やく」と読むニュースは稀だ。おおよその量を示す言葉のあとには必ず数字が来るが、どんなにいい滑舌でこれを読んでも「ひゃく」と聞き間違う人が出てくるから、必ず「およそ」と読むことになっているのだ。だから、訓練されたアナウンサーは完成された原稿でなく普通の文章を読むときもふりがななしで「約」が出てくると「およそ」と読んでしまう。ミステリーなんかの伏線に使えると思うので使いたい人は使って欲しい。
「ら抜き言葉」には気がついている人もいるかもしれない。別に放送禁止用語でもなんでもない言葉なので、街頭インタビューを受けた人でもそれを修正するよう言われた人はいないと思うが、文字起こしでは必ずら抜き言葉ではない表記に修正される。これはバラエティでもそう。お笑い芸人は言葉を使うプロではあるが言葉遣いのプロではないので、ら抜き言葉は時々登場するが、テロップ上では大体の場合ら抜き言葉ではない表記になっているはずだ。逆に訓練されたアナウンサーはら抜き言葉はまず使わない。
NHKが「テトラポッド」や「真っ赤なポルシェ」の出てくる歌詞を規制した、なんて話が過去に言われたことはあるし、NHKは商売抜きでの放送を強いられているのでそういうところに敏感だ、なんて話も聞くことがあるが、この辺実はNHKと民放で差が縮まっている部分ではある。民放は民放でスポンサー競合などを嫌うため、特定の商品紹介でない場面では番組内で商標を使うのを控える傾向にあるのだ。セロテープはそのいい例だろう。ちなみにガムテープも「粘着テープ」という言い換えがまま見られるが、実はその意味でのガムテープは今は商標登録されていない。明治がお菓子の名称として3年前に登録したきりなのだ。明治の「ガムテープ」ってお菓子を見たことはないがそういうアップデートが遅れているところはままあるものではある。余談ではあるが、最近テレビで「無化調」という言葉が特にラーメン紹介で使われているかは調べると面白いかもしれない。
マスコミ、特にテレビは少なくともニュースでは「東北本線」「国道4号線」とは言わない。「東北線」「国道4号」という。これは現場間の用語統一のために決められていることでまあ説得のために屁理屈は付いているのだが屁理屈以上のなにものでもないので記載は省略する。そもそも「東北本線」は他ならぬJRが使っている言葉なのだがマスコミはそれを何らかの事情で使わないことがある。またニュースではないが、商品紹介の際の形容詞まで決められていることもあったりするものもあり、例えばあるビールでは「すっきりしているのにうまみも十分」という表現しか出てこない((この表現で検索するとある1つのブランドしか出てこなくなる))。まあこの辺はまともな事情から大人の事情まで様々ありすぎて一言では言えない。近々近場では「岩手公園」が「盛岡城跡公園」に名称変更されたのだが、これがまた正式名称の変更ではなく愛称として別の名前をつける、という複雑な命名の仕方をされたためNHKと少なくとも地元民放1局は改名前のまま「岩手公園」として呼ぶという複雑なことになっている。ちなみに残念ながらかどうかはわからないが、本名能年玲奈さんはこの辺でも度々テレビに出ているのだが、その時は「のん」呼びされてはいる。仮に何かの犯罪で逮捕されたら「『のん』こと能年玲奈容疑者」呼びになるんだろうなと思うが未だ犯罪では逮捕されていないので蛇足でしかない。
ここまで挙げた例はおそらく一般の人が思い浮かべる「放送禁止用語」とは違っていると思う。だから「使用を注意する言葉」は「放送禁止用語」とは別物であると言ったのだが、「使用を注意する言葉」とみんなの思い浮かべる「放送禁止用語」が重なる部分は存在する。それが「蔑称」である。被差別階級や身体障害などに関わる話だけなら判断は簡単そうだが、何らかの職業の後に「屋」をつけて呼ぶような、後から蔑視の意味で使われるようになった言葉まで考えるとどこからどこまでが明らかな「放送禁止用語」かは言えず、だからこそ「放送禁止用語」ではなく「使用を注意する言葉」なのである、とも言える。
実際「魔女」が蔑称なのかと言われると確かにそういう場面もありそうだが日本ではまだそういう場面は少なそうでもあり、昨今は例えば百姓、みたいに自称の場合は問題ないんじゃないかとか、「めくら」みたいに過去許されても今許される表現ではないんじゃないかとか、有料視聴の場所なら但し書き付きでいけるんじゃないか、いや但し書きつけられるならどこでもいけるんじゃないかといろんな異説が生まれつつリアルタイムで揺れ動いている話題であり、個々の言葉ごとに注意度にもグラデーションがあり、少なくともこれらはなんの留保もない「禁止用語集」みたいなところでまとめられるものじゃない、ということは繰り返し言っておきたい。
そしたら、何箇所かで貧乏ゆすりがあるわけです。
これは何なんでしょうかね。近くの人は机がゆれるので迷惑なんですよね。
とか思いながら、なぜ貧乏ゆすりって言うんだろうと考えていたんです。
もしかしてこれ、差別用語認定はされていないけど、差別的な意識が裏にあったりしないだろうかって。
貧乏に生まれるのは自分のせいじゃないのに、貧乏だからゆすってんじゃねーかみたいな。
めくらうちとか、めくらめっぽうとか、メクラウオとか、メクラウナギとか、めくらましとか(違)がだめなら、貧乏ゆすりもアウトじゃね?
というわけで、貧乏ゆすりに代わる語を考えたんです。
「小刻み膝ゆすり」
どうでしょ?
でもこれって、あまりに現象のことだけ表現してて、マナーが悪いとか、見た目的によくないとか、近所迷惑とかいうニュアンスがまったく欠けてる。
休学……は難しいかもなぁ、東京に住んでても東京生まれだと「地方出身上京学生より世間を知らない」ってのもあるし、「俺は東京に出てきたんだぞ」という謎の根拠なき自信も得られない。
ただアドバンテージもある。失敗しても実家があるという、小中高と培ってきた友人関係を繋ぎ直そうとすればいくらでもやれる。
これは精神的に小さくないアドバンテージだよ。「もう後がない、これが出来なきゃ死ぬしかない」みたいな不安感が少なくて済むし、コネだって作りやすい!
正直東京で手に入らないものってないし、交通の便もいい、歯石も美術館も博物館も科学館もどこよりある。だから目的が定まらないと焦ってしまって有効活用できない。
ところで生粋の東京23区(しかも江戸っ子)育ちの人を何人も見て育っているけど、みんな明るいわァ!強かだわ。人のあしらいは間違いなく上手いし。
で、最近ニュースで見たんだけど人間って18歳でようやく「将来何になろう」とか人生設計を脳が始めるんだと。で24歳くらいに「よーしこうなるぞー!」って遅いわ!大学決定も卒業後の進路も決まった後だわ!って感じだけどなるんだってさ(生物学的にようやっと子供を安全骨身を削らずに産める年齢って言うのと関係あるのかもしれない。無いかもしれない)
余談だけどうちのどこの漫画の主人公だよ!っめくらい都や国の大会で何やっても成績残してた親戚、3年留年して第1希望を諦め有名な大学に入ったけど今全然関係ないパートしてるし自由で楽しそうよ。ちょっと妬ましいわw多分君の先輩だ
今年春から3回断られてる。どこに行ったら受けられるのか本当にわからないという愚痴。1回世代女だけど妊娠の予定がかけらもないので周囲に広げないためくらいの動機だ。
私の住んでいるところは県も市も成人が受けられる病院のリストを公開してない。あるのは小児の予防接種が受けられる病院一覧だけ。PDFでサイトへのリンクもなく検索するまで診療科もわからない。これを元に十分な知識もなく予防する動機が弱い人間が受けようとするとこうなるという話。
麻疹の話から派生して、そういえば風疹は1回だなと思ってリストに載ってる中から近所の総合病院に問い合わせてみた。じゃあまずは抗体検査ですねーと言われてから何度か電話を転送されて、最終的な回答がうち今成人はやってないんですよ、と。この小児向けリストのうち成人に対応してるかは電話をかけて聞くしかないということがわかった。病院スタッフさん面倒なこと聞いてどうもすみませんね。私も面倒に思ったので諦めた。
一度は諦めたものの、1回世代も接種して!と話題になっていたので思い出して別の病院に聞いてみた。小児科がなくて、予防接種のページに三種混合とかの小児が受けるやつと一緒にMRと肺炎球菌ワクチンを並べて書いている病院だ。ここではMRワクチンの在庫がないので1ヶ月後にまた相談してくれと言われた。成人への接種をしている病院でも受けられないことがあるとわかった。結局夏の繁忙期に入って忘れた。
まだ気にかかっていたけれど、正直言ってもう電話口で断られるのも嫌だし、なにかのついでじゃないと動く気にならない。そこでインフルの予防接種を「成人の予防接種を取り扱っていて(60歳以上の肺炎球菌とか)、一覧にMRワクチンがある病院」にしてみた(5月に問い合わせた病院はインフル接種日が少なく予定が合わなかった)。
そこで今日ってわけじゃないんですけど、大人の風疹の予防接種ってやってますか?と聞いてみた。すると返答は「女性は産婦人科に行ってください」と。院内の他の科とかそういう話ではなく他の病院(紹介はない)に行けと。女性は婦人科でないと受けられないのか?この病院では男性なら成人でも受けられるのか?分からないことが多いが、もう聞く気にはならなかった。どうも婦人科で受けた方がよさそうだということだけわかった。
0回世代男性の無償化で話題になってまた思い出してるんだけど、そもそも先天性風疹症候群のこと考えたら1回世代女も無償にするべきじゃないか、私は予定してないけど……と拗ねたい。でも拗ねて受けなくて他人にうつしたら後悔するからまた病院を探そうと思う。でも私が行ったことがある婦人科はリストに載ってないからまた1から探さなきゃいけない。それに以前の抗体検査無償化時には「妊娠を希望する女性」に対する無償化だったらしいんだけどやっぱりそんなこと聞かれるの?全然ないよ?
愚痴ついでの八つ当たりという自覚はあるけど、どこに行ったら受けられるかもわからない状態で予防接種を受けてください!って言ったところで全然流行を防ぐ気が無いように見える。受ける気でもこうなるんだからもっと動機が弱い人なんか接種までたどり着くわけがないだろ。成人が受けられる病院が簡単にわかることは成人の接種率を上げる上で必須だと思う。都会ならググればうちでやってますよ!みたいな病院のページがいっぱい出てくるのかもしれないけど。
もっと動機が強ければリストの上から何件も電話して、そこの診察時間に合わせて休みを取って行くかもしれない。でも正直そこまではしたくない。やってないことを依頼された人の迷惑そうな対応(それ自体は当然だ)を受けに何度も電話するなんて嫌だ。今度の無償化で成人対応リストが出ないかと思って待っている。
今から15年も前のこと、漠然とアメリカに憧れていた学生増田はそれはそれは英語を勉強した
片っ端から英語参考書を買い漁り英会話学校に通い知識を深めていった
その甲斐あってメキメキと力をつけていった
そして月日は流れつい先週、ある本屋でのこと
すっかり足を運ばなくなった英語コーナーにふと寄って気まぐれに単語本を見てみた
すると15年前も感じていたある問題がまだ残っていることに気づいた
それは本を開いた時に英単語とその意味を一度に確認できないということ
分かります?
左開きの本の右ページに日本語が並んでいて(基本的に、一般的に、単純に)ページをめくると次のページにその答えが書いてあるんです(Basically、Generally、Simply)
この構成だと、問題→答えの過程でページをペラペラめくるという無駄な作業が入ってくるんです
編集者の意図はおそらく「日本語を見て英単語を思い浮かべる。分からなかったら(もしくは分かった場合は答え合わせの要領で)ページをめくり確認する」ってことなんだろう
そもそもボキャビルにおいては文脈の中で覚えるか、もし単語単独で覚えたいなら英単語とその意味をさっさと紐づけするというのが常識になっていて
うろ覚えの単語をどうにかこうにか脳の隙間から引っ張り出してくるというクイズ形式は全くの無駄なのだがまあそれは置いておく
クイズ形式ならそれはそれでわざわざ不必要にページをめくらせる作りにする必要はない
右ページに「マジ?」ページをめくると「For real?」みたいな
デレパで募集してたのを考えてみた。
パクって応募してもいいよ。
・メイン登場人物
・メイン登場犬
・あらすじ
犬を飼っているアイドルが、自身のペットの色々な面を披露する四コマ漫画。
よい犬、わるい犬、ふつうの犬の部分は一本ごとに担当するアイドルが変わるが、
毎回落ちの押井守の部分は宮崎駿が担当し、起承転結の結がワンパターンになりがちなのが難点。
・メイン登場人物
相原『雪』乃、島村卯『月』、涼宮星『花』、宮村優子に似た女優、山賀博之
・あらすじ
雪乃、卯月、星花が三姉妹役の学園モノで、末っ子の星花が女の子のストーカーにつきまとわれているのでは? と不安になるお話を三人が演じる。
しかし、途中からその役を演じている三人が、監督に演技指導を受ける場面になっていく。
監督から「お前らはこれを見て勉強しろ!」と渡されたのは『新・変態よい子通信』というアダルトビデオであった。
そして、時は過ぎ西暦2018年、監督は風邪をひいてしまい、昔いじめた山賀博之のことを思い出し、ガイナックスと和解するのであった。
・メイン登場人物
・あらすじ
ポアロマンスリーライブに出演した佐々木千枝は、伊福部崇にスカートをめくられるなどのセクハラを受ける。
「恋はしたことあるの、いややだとんでもない、本当に本当なの、嘘かもです、てんてん」の部分、今聞いてもとてもいいので、アイマスでカバーしてほしい。
関係ないけど、あの辺繋がりで、るーりぃーも入れてさ!
・メイン登場人物
・あらすじ
いろいろあって、原田美世と島村卯月の間に愛が芽生えることになるはずだったが、原田美世は車の運転が上手だったため、芽生えずに終わる。
なお、2ページしかないが、単行本では4ページになるので安心して芳崎せいむ、無粋が浜じゃないよ!
・メイン登場人物
・あらすじ
水野翠がマクドナルドでハンバーガーを食べて具合が悪くなり、環境ホルモンの影響で女性になった島﨑信長のへその緒を飲み干し、硲道夫の部屋で難解な数学の講義を受ける。
何が何やらだが、恐るべきことに殆ど原作そのままなので、正直毎回アルジュナをネタにするのは、ネタにしてる方の狂気度合いの方が低いような気がしてならない。
とりみきあたりが、当時の彼を振り返ってほしい。
・メイン登場人物
双海真美、双海亜美、松山久美子、文芸部の前川みく、依田芳乃(高田憂希)、西園寺琴歌
・あらすじ
大人気アイドル双海真美は、普通の中学生双海亜美の返信した姿であった。
そんな中、ピアニスト志望の松山久美子と真美が出会うところから話が始まり、
物語は亜美が「サヨナラ真美の久美子さん」」とひとりごちるところで終わる。
というラブストーリーと、文芸部の前川みくと付き合っているが彼女の依田芳乃(高田憂希)と、西園寺琴歌の声が似ていることから……
あれちょっとまって!
私のすてきなピアニストって脚本家伊藤くんじゃなくね? ごめん! なんか混合してたわ! これ成り立ってないわボツで!!!
えーっと、エンディング曲のギターを売れる前の松本沙理奈さんが弾いてるんだよ。
・メイン登場人物
・あらすじ
星団歴2780年、ハスハ統一戦争のため蘇生したカイエンを制御するボルサ・バスコ。
しかし、ハスハの地を統一するという人と人の争いに剣聖を担ぎ出す必要性とは何だったのだろうか。
純血の騎士よりもさらに濃い騎士の血を持つカイエンの力を借りなければならないほどの争いとは。
死んだはずのハリコンがまだ生きているという事実、大国フィルモアの元にも生まれる純血の騎士慧茄、未だ存命のハイアラキ、後にカイエンがフロートテンプルにデモンが襲来した際に何かを感じていたこと、一体ハスハ統一戦争とは何と何の戦争だったのだろうか?
そして、2810年に天照はミラージュ騎士団を結成することになるなど、星団歴2000年台後半にはまだ謎が多い。
そんなこととは無関係に、永野護が望月聖の、川村万梨阿が速水奏のコスプレをしてセックスをする漫画である。
なお、幾原邦彦が道明寺歌鈴にコスプレして乱入する続刊も出るぞ!
・作家
・あらすじ
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)は、和月伸宏による日本の漫画作品。1994年(平成6年)から1999年(平成11年)にかけて集英社の『週刊少年ジャンプ』で連載。アニメ化・実写映画化などと様々な形でメディアミックスも行われている。略称は「るろ剣」。2017年(平成29年)9月からは続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が『ジャンプスクエア』10月号より連載中[1][注釈 1]。
https://srdk.rakuten.jp/entry/2018/05/16/110000
に触発されて。
幼少期の読書体験って、まあまあその後の人生に影響与えると思うんですよ。おかげさまでまあまあ本も読むし、公式な趣味は読書、と言っていい感じ(増田やら提督業やらとはいいにくいからね)です。SFもつまみ食い程度には読みます。
あとはファミコン&マンガ禁止ってのはでかかったと思うが、後者はなし崩しになりました。ジャンプ黄金期に追走できなかった嫌いはありますが。しかし、いまだにこの方針をぶち上げた我が母が、何だってこんなもん買い与えた謎な本がある。たぶんこれ以外もあるだろうけど、まあパッと思いつける範囲で3冊。
これで人生が変わったような、変わらなかったような。
初っ端からこれだよ。このタイトルで絵本というのが意味が解らない。読み聞かせなんてぇ物があったかは覚えていないが、これはそういう絵本じゃないだろう。買ってもらった記憶は当然ないが、いつの間にかあった。ミイラの呪いか。
更に言えば、内容はリアルガチだ。古代エジプト人の死生観・宗教観に始まって、話はミイラづくりに至る。死んだファラオの鼻の穴にカギを突っ込んで脳みそを引きずり出す、なんてぇ描写もちゃんとある。絵のおかげでそうグロくはない。むしろ「墓をちょっと良くしたら死体が腐って困るようになった」という逸話のダメになった白骨さんが怖かった。あと脳みそ引きずり出し職人も怖いっちゃ怖い。もっとも、こいつらのせいで、長らく脳みそはしわのところからほどけてうどん的なヒモ状になると信じていたのであるが、それはまた別の話だ。
エジプト旅行に行く時の入門書にぴったり。後年、本当にわが母とエジプト旅行(父は流石に第三世界に女一人で出すのは気が引けたらしく荷物持ち)に行くことになるのだが、それは10年近く後の話なのである。当時から行きたかったのかな・・・??
正確には「与え給いし」ではなく、その辺に置いてあっただけなのだが・・・。家にあった子供読み物が終わった後に、その辺に転がってるからと言って読みだしたのがこれ。高学年とはいえ消防にゃ早すぎるんではあるが、止めもしなかった。いいエッセイですよええ。このほかにもシリーズが何冊かあって、いずれも好きだったけど、なぜか巻が飛び飛びにしかなかった。これとこれもなぜか転がっていた「のらくろ少尉」「のらくろ決死隊長」のおかげで旧字体アレルギーが付かなかったのは幸運か。しかし、我が母、なぜ全巻頭から揃えようとしないのか謎。のらくろは何であったのかも謎で、カバーもないのでページをめくらない限り何の本かわからないという代物だった。どの版だったかも判然としない。今調べりゃいいんだけど。
まあとにかく、こっちの方から昭和戦後エッセイ方面(マンボウ・狐狸庵等あだ名つけるシリーズ。村上朝日堂あたりまでがその範疇とにらんでいる)の攻略に乗り出すのである。ただしこれは血のなせる業か、マンボウ読んでも狐狸庵未読、みたいなずさんな揃え方をするのである。
ある年の誕生日プレゼントの一冊。中学生入ったかも。ちょっと記憶があいまいで、「わしらは怪しい探検隊」(外で焚火をするのも好きなんです、今もって)を読んでいたので、それで適当に作者買いしたのかもしれないが、こっちが先だったのかもしれない。後者ならなんでこんなもんを、との思いが強くなるし、前者だとしてもあんまりだ。内容はというと、やや病的(当時椎名は鬱病だったはずである)な男が新宿から帰宅する間に抱える妄想を含めてダダ流ししてある、という代物である。文体は後の椎名SFを読むときの抵抗を減らしたような気もする。これとお約束の星新一、さらに小学校にあった謎の子供用SFシリーズ(零戦の亡霊が復活して子供の教育を始めたり、ソ連!の科学者一家が火星に移住する話を憶えている)によって、SFつまみ食い癖が付いたようだ。
そんな上司って実在しますかね?私はどっちかというと放置プレイのめくら判上司につくことが多くて、きちんとチェックして欲しい書類も適当にさらっと見てハンコ押されてそれが不満でした。
自分の仕事に自信がある場合は任せてもらえる方が良いけど、正直いって細かいミスをしがちなタイプなので、本社に提出してから向こうの担当者にミスを発見されて何度も修正させられると、「うちの内部チェック体制機能してないじゃん」と思ってました。
自分も上司も2~3年で異動することが決まっている職場なので、一つの仕事にエネルギーを注いでも、「どうせ異動したらムダになる」という気分でした。仕事に対するモチベーションが高い人はそういう環境でも完璧な仕事を志すのかも知れませんが、物忘れしやすい年代に突入し、出世コースからも完全にはずれていたので、「とりあえず期限までに資料を出して体裁を整えれば良い」という感じで生きていました。
今の職場の方が、必要な仕事を度忘れしたりすると人さまに迷惑をかける率が高いので、かなり緊張感があります。私は肩書きの高い人より実務能力に長けた人を尊敬するので、今一番頼りにしているのは同じ事務室で働いている非常勤さんです。向こうにすれば私の方がよっぽど給料が高いのに自分のことを頼るとは何事だって感じでしょうが、私がミスると色々面倒なことになるので、今のところ多少叱るようにしてでも「あの仕事は大丈夫?」と確認してくれます。
私にとって良い上司とは誉めてくれるとか認めてくれるというよりもきちんと仕事の状況を見て上手く仕事が回るようにしてくれる人です。「お前は仕事ができないからそういう考えになるんだ」と思うかも知れないけれど、数年でサヨナラする上司に自分の仕事の成果を覚えていて欲しいとか求める気持ちが分かりません。むしろとんでもないミスをやらかして「何だアイツは!」と怒らせた方が上司の記憶には残るのではないかと…。
上司が何を求めているかに敏感で、周囲のサポートも積極的にやるような人は当然高く評価されると思いますが、それは上司の資質よりも自分の努力や気遣いによって積み上げるべきものであり、誉められたり認めてもらえないならやらないというものではないでしょう。
理想の上司の条件を並べ立てるより先に、身の回りで目標になりそうな人を探して、その人の真似をしてみる方がよっぽど上司の好評価につながるんではないでしょうか?