はてなキーワード: 田中芳樹とは
社会学者の津田氏による「リメイクが続くとしたら、男女役割分業の描き方は変更せざるをえない気がする。」というツイートを批判していたが、作者の田中芳樹先生も同意見であった事が分かり、梯子を外されてしまった批判側。
一方津田氏は9月13日、「今回の騒ぎで「作り手が無理に変更を強いられた」というような印象を一部のファンのあいだで作り出すのであれば、それは非常によろしくなかったし、謝罪したいと思う。」と謝意を示した。
興味深いのは津田氏が示した「同じ変更をするにしても「外から押し付けられた」か、「制作者が自発的に取り込んだ」かでその意味合いは全く変わってくる」という見解だ。
これは田中芳樹先生の意見が判明した後、批判側が食い下がっていた際の意見にかなり近い。田中芳樹先生やアニメ製作スタッフが自分の意志で変えるのと、外部が変えさせるのは違う、という事だ。
これにより「田中芳樹先生も津田氏と同じ意見じゃんw梯子外されてやんのw」と喜んでいた津田氏擁護側も津田氏本人により梯子を外された形になる。
津田氏の謝罪文は理知的に状況をとらえて振り返り、分析しているのでどちらの陣営も読んでみる価値があると思う。
例えば彼の発言について、「ネット上のただの発言を重く捉えすぎ」「影響力を大袈裟に考えすぎ」といった意見があったが、
彼は謝罪文で「ネット言論がある種のプレッシャーとして機能してしまう部分はある。「ネットで炎上してるけど、気にしなきゃ平気」というのはなかなか難しいのではないか(体験済み)」と今回の自身の体験を含めてネット言論の無視できなさ、プレッシャーを振り返っている。
制作者の自発性を尊重しようという態度はなるほどと思わされた。
彼の発言を以って「これだから社会学者は」といったリアクションが見られたが、今回の彼の謝罪文を見れば、むしろ社会学者を見直す者も出てくるのではないだろうか。
追記:
リンクを貼ってくれとコメントがあったが、ツイッターのリンクを直接貼っていいか分からなかったので(ツイッターの引用って面倒臭い規約があった気がしたが、記憶違いかもしれない)ツイートへのブクマのリンクを貼っておく。ここから辿ってくれ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/brighthelmer/status/1305033407043231748
また、誤解がありそうなので追記しておくが、私は津田氏の当初の発言が「田中芳樹先生に対して修正を求めた」ものとは解釈していないし、その解釈は津田氏批判側の中でもマイナーだと思っている。
修正を求めているとしても明らかに対象は「リメイク(アニメ)」でありその製作スタッフだ。
そして彼の謝罪文は、そのアニメ製作スタッフに対して自分の発言が「「作り手が無理に変更を強いられた」というような印象を一部のファンのあいだで作り出すのであれば、それは非常によろしくなかった」という趣旨である。(加えて、その影響について「ネット言論がある種のプレッシャーとして機能してしまう部分はある」と影響力を軽く見ない事を宣言している)
一度作ったものではなくこれから作られるリメイクに対しても、「変更」は発生し得るし、その変更の受け止められ方に対する懸念と反省なのである。
一般人でも多数派を味方に付ければ勝ちなのがネット社会なんじゃないの
だって実際、学者でも何でもない一般人のフェミ批判がすごく共感されて
元の発言者の社会学者(俺はこいつのことを何も知らん、味方する気もない)は
少なくとも現時点じゃ作家個人に対して作品を左右するような権力はないよね
たぶんそれはすごく先の話で
現時点では版元編集者のほうがはるかにずっと作家に対する権力を持ってる
逆に極端なことを言えば作家が書き直す気になっても版元が反対する場合もある
百田尚樹とかあれだけ叩かれても内容をまったく書き換えない
平然とそういうことができる作家もいる
少なくとも田中芳樹って社会的に無力な新人若手作家でもないだろ
だから社会学者が一方的に強大な権力でぶん殴ってるとも思えない
断っておくが
その社会学者(俺は名前すら覚えてない)の主張内容はいっさい擁護してない
力関係の話だけをしている
トラバした人だが、多少は変えられてるぞ。まあ銀河帝国がモロに古典的な貴族制だからどうしようもない部分はあったみたいだが。
俺の読解力が足りないのかもしれんがお前の主張が読み取れない。あー、叩いてる連中は社会学者アンチか思想ガチガチでヤバめな古参ファンが多いが…
銀英伝って書いても、銀英伝(小説=原作)と銀英伝(昔やってたアニメ=石黒版=OVA版)と銀英伝(新しいアニメ=今Eテレで放送してるやつ=die neue these=ノイエ)とか色々あって、もしかしてお前勘違いしてるんじゃないか?
田中芳樹(原作者)がどっかの後書きで価値観が古いって言及してるのは原作のこと。社会学者が価値観が古いって言及したのはOVA版(石黒版)で、ノイエはこういう価値観を改変したほうがいいって主張。で、俺はノイエは既に現代寄りに改変されてるって言ってるんだが…
俺は長年の田中芳樹ファンだけど、残念ながらその頃と今回とでは「当たり前の批判」の社会的意味が違うんだよ。認識をアップデートしてよ。
タイトルの通り増田は20年来の銀英伝ファンですが、私が銀英伝を知りネットの掲示板や個人サイトなどを見始めた当時から、ファンによる「銀英伝の女性キャラはステレオタイプ過ぎる」とか「田中芳樹は女性を描くのが下手」みたいな批判は当たり前のものとしてありました。今回炎上した冒頭のツイートもそれと同系統のものであり、作品内の女性の扱いに対する感想としては見慣れた内容で特に違和感はありませんし、個人としての違和感を述べたうえでリメイクにあたってのアップデートを希望するものであって、それ自体問題があるものとは思えません(なお、「Die Neue These」はリメイクではなく「原作の再アニメ化」なので、その点は事実誤認なされているものと思います)
うん、銀英伝のファンのあいだでは「あいつ女を描けてねーよな」みたいな評は普通のものだったよね。そういう意味で、例の社会学者氏のツイートの認識はごくありふれた銀英伝認識を示したものだといえる。それだけを切り取ってみれば特に叩かれる要素はない。
でもさ、
ことと、
twitterという、簡単に支持者を社会運動に動員できるプラットフォームで、これまでさんざんコンテンツを燃やしてきた社会学者っていう属性の人が、表現の内容を変えるべきだと口を出したら、単なる批評の域を超えて作品へのバッシングを煽動してるようにしか見えないんだわ。
ジェンダーがどうこうというのも、そういうバッシングの際によく使われる常套句だからね。
「あっ、この状況、キズナアイバッシングで見たことある!」って思っちゃうんだよね。
実際にそれらの描写を変更すべきか否かはそれぞれで判断が異なるのは当然としても、こうした意見に対して「現代にそぐわないから変えろって言いだす社会学者やべえ」などと嘲笑するのは原作者のスタンスを含めて明らかに論点を見誤っていますし、「銀英伝を燃やしに来た」などと反応するのは過剰です。挙げ句に社会学者というツイート主の職業にフォーカスしてその職業全体を否定するような言説まで行うのははっきり言って異常だと思います。
もちろん、昨今のネットの社会学バッシングはどう考えてもおかしい。一部のおかしな社会学者の存在で以て学問としての存在意義まで否定されるべきではない。
ところで、「すべての男がそうじゃない」みたいな言い訳をする男に対してノットオールメンって言ってきたのってどういう人たちでしたっけ?
文系のはしくれとしてはノットオールソシオローグスと言いたいところなんだけど、フェミニズムに同調して社会問題に口を出してきた社会学者がそれを言うことは、まあ論理的一貫性の問題を惹起するよなあ。
本件もそうですが、ポリティカル・コレクトネスを巡る議論においては「過剰なポリコレを押し付けるな!」などと主張する批判側にも個人の意見に対して過剰かつ攻撃的な言動を繰り返す「反ポリコレを旗印に個人を抑圧するネット憂国騎士団」みたいな存在も目立ってきており、まともな議論が成立しづらい状況になっているように思います。
マトモな議論が成り立ちにくい環境を作ってきた責任を反ポリコレの側「だけ」に求められても困るんですが。
ポリコレが高邁な理想としての側面しか持ち合わせていなかったのであればともかく、実際には他の表現を抑圧する棒として使われてきていたという前史があった上での反ポリコレ側の過剰反応でしょう。
つい最近起きた騒動にだけ目を向けても、ジェンダーを専門とする社会学者によってキズナアイがバッシングされ、フェミニズムを掲げる弁護士や研究者によって献血ルームが攻撃され、「ミカンはお母さんが買うもの」などと宣うフェミ学者たちがラブライブの農協コラボを焼きに来た、といった話があって、その上で今回の社会学者氏の感想への過剰反応があるわけ。
ポリコレ棒でヒステリックに殴られてきた側がちょっとでもポリコレっぽく見えるものにヒステリックに反応するのは自明の理では?
悪いけど、ポリコレ棒を振り回して暴れ回ってきたポリコレ憂国騎士団の皆様にはもうウンザリしてるんだよ。
だからといってこちらも憂国騎士団ムーブをしていいことにはならないけど、ポリコレ側の憂国騎士団ムーブのことを棚に上げて反ポリコレ側だけを憂国騎士団と言われても困惑するほかないんだよね。トリューニヒトみたいな詭弁やめろ(憤怒)
実際問題、2013年の人工知能学会表紙事件以降、表現(特にオタクコンテンツ)をネットで叩いて社会問題化し、金と名声を得るというのは、社会学者の定番になってる。最も顕著だったのが宇崎ちゃん献血ポスター騒動
いや、ネットで表現を燃やしたところで影響力とか声望とか自尊感情とかはともかく金は得られんよ(少なくとも学者の世界では)。金目当てで彼らが動いているというのは被害妄想がすぎる。そりゃ有名どころのレーベルで新書とか書けばまとまった金は入ってくるかもしれんが、彼らは現段階ではtwitterで吠えてるだけで別に一般向けに売れそうな本を書いているというわけでもないし。
この界隈Twitterさえ見なきゃ起きてない論争多くない?ほぼネットそれもTwitterでしか「社会学者」を知らなそうな人多くない?
そりゃ、多くの人には表現を燃やしに来る「社会学者」の姿しか見えてませんし……
アカデミアあるいはそれと近いところにいれば、社会学といっても色々あって、ハマータウンの野郎どもを研究する人もいれば聖なる天蓋を論じる人もいて、ジェンダーやオタク文化に関心を持っているのは一部であり、表現を燃やしに来るのはさらにその限られた少数に過ぎず、もっと言えば社会学者といっても博士課程の院生から誰もが参照すべき大御所まで「権威」に勾配があることくらい理解しているだろうし「社会学者」を十把一絡げに論じるべきじゃないっていうのは自明の理なわけだけど、燃やされた被害者からはそのごくごく一部の姿しか見えないので。
アカデミアと縁のないそのへんのオタクにとって、哲学者や数学者や工学者や物理学者や言語学者や文化人類学者なんてろくずっぽ知らないのが「普通」でしょう。普通の人は良かれ悪しかれそんな学問について詳しい知識は持ってないんだよね(漠然としたイメージは持ってるかもだけど)。だからtwitterのオタクがロクに社会学者について知らないってのもある意味当然なのよ。
そんな学問についてよく知らない一般大衆は、まあ、自分たちの表現を燃やしに来た一部の社会学者の姿を見て「社会学者」のイメージを形成しちゃうよね。
もちろん「そんな社会学者ばかりじゃない」という異議申し立てはどんどんやればいいと思うよ。「そんな男ばかりじゃない」と同程度には正当性のある反論だろうし。
『ムーラン』と『銀河英雄伝説』が同時並行で話題になってホッテントリに出まくってるのに誰も『風よ、万里を翔けよ』の話してないのおかしくない!?
「社会学者が『銀英伝』を書き換えろと言っている」というデマに踊らされ総攻撃にかかる『銀英伝』ファンたち。 - Togetter
銀英伝について、執筆当時とは社会の状況が違うからいくつかの描写に変更が必要なのではないか、という個人のツイートにオタクが集団で突然にキレているが異様である。
「○○という理由で変更が必要だと思う」へのまともな反応は、「あなたはそう言うが、△△という理由で私はそう思わない」である。
この段階を飛ばして、「やべえ」「怖って思う」「本を焼いてるようなもの」と感情的になり罵倒表現に飛びつくオタクを見て本当に気持ち悪いと思った。
これってまさにネトウヨが差別的に使う「ファビョる」って状態だよね?
実際は作者の田中芳樹も「いまの時代にはそぐわない」と言っているわけで、そうなるとオタクたちは何に対して怒り狂っているのか本当に意味が分からないし、ただただ気持ち悪い集団だなと思うばかりだ。
知人から田中芳樹先生がフレデリカの描写について触れているインタビューのソース画像が送られてきた。私の責任で引用しますね。出典は『銀河英雄伝説 6 飛翔篇 』(マッグガーデン・ノベルズ) の297ページ・298ページ。商品にリンクもしときます。 https://t.co/r8MGpMQ7j8 pic.twitter.com/aBHNAVzGhG— 前Q(前田久) (@maeQ) September 12, 2020
銀河英雄伝説のリメイク。3期以降も続くのかな。もしそうなら、男女役割分業の描き方は変更せざるをえない気がする。旧アニメのままだと、さすがに時代にそぐわない。作品として大変に面白いのは踏まえたうえで。…なんてことを書いたら炎上するかな。
実際のところ、昔のドラマやアニメを見ていると、価値観の変化がもっとも顕著なのがジェンダーの描き方だという感はある。そういう変化を踏まえたうえで作品を楽しめばよいわけで、ジェンダー関係の指摘は作品を全否定することだというのは違うと思うんだけどな。
なお、個人の感想ですので作品に何ら干渉する意図はありません。NHKに投書もしませんし、BPOにねじ込んだりもしません。三期があるのを皆で祈りましょう。
■原作者田中芳樹さんのスタンス(らいとすたっふ安達裕章さんの過去ツイートより)
このあたり、マッグガーデン版の巻末付録につけた田中さんのインタビューで聞いたなあ。執筆当時の「30代男性」と現在のそれでは、かなり大きな差があるもんね。あとは女性兵士の描き方とか。田中さんも「いま書いたら、ずいぶん違う作品になったと思う」って言ってたわ。
それについては作者の田中さんも、当時の自分のもつ軍人のイメージが男性中心だったことを認めたうえで、いまの自分が『銀英伝』を書いたら、女性の活躍をもっと多く書いただろう、と言ってました。
タイトルの通り増田は20年来の銀英伝ファンですが、私が銀英伝を知りネットの掲示板や個人サイトなどを見始めた当時から、ファンによる「銀英伝の女性キャラはステレオタイプ過ぎる」とか「田中芳樹は女性を描くのが下手」みたいな批判は当たり前のものとしてありました。今回炎上した冒頭のツイートもそれと同系統のものであり、作品内の女性の扱いに対する感想としては見慣れた内容で特に違和感はありませんし、個人としての違和感を述べたうえでリメイクにあたってのアップデートを希望するものであって、それ自体問題があるものとは思えません(なお、「Die Neue These」はリメイクではなく「原作の再アニメ化」なので、その点は事実誤認なされているものと思います)
また、続いて安達さんのツイートを引用した通り、原作者は「銀英伝における女性キャラや活躍が少ない」という点について、それを創作上の弱点(という言い方が正しくなければ上手く描ききれなかった部分)だと認めていて、当時の自身の理解や価値観を前提とした描写だったとしたうえで「いまなら別の描き方をしていた」というスタンスをとっています。
男女役割分業の描写については特にスタンスを明確にしているわけではないですが、上記のように女性の活躍や社会進出については当時といまとで違った描き方をするだろうことを認めていることから考えるに、現在の価値観にそぐわない描写があることは作者自身も否定しないものと思われます(原作で描かれたヤンとフレデリカの生活描写を「現在の価値観にそぐわない」と判断するかはわかりませんが)。
このように、冒頭のツイートは以前からファンの間でも作品の問題点のひとつとして挙げられていた描写について、あくまでも個人の意見として再アニメ化を行うにあたり違和感のないようアップデートしたほうが良いと述べるものであり、いっぽうで原作者も原作には様々な問題点があることは認めたうえで「いまなら別の描き方をする」というスタンスをとっているわけです。
実際にそれらの描写を変更すべきか否かはそれぞれで判断が異なるのは当然としても、こうした意見に対して「現代にそぐわないから変えろって言いだす社会学者やべえ」などと嘲笑するのは原作者のスタンスを含めて明らかに論点を見誤っていますし、「銀英伝を燃やしに来た」などと反応するのは過剰です。挙げ句に社会学者というツイート主の職業にフォーカスしてその職業全体を否定するような言説まで行うのははっきり言って異常だと思います。
■余談
本件もそうですが、ポリティカル・コレクトネスを巡る議論においては「過剰なポリコレを押し付けるな!」などと主張する批判側にも個人の意見に対して過剰かつ攻撃的な言動を繰り返す「反ポリコレを旗印に個人を抑圧するネット憂国騎士団」みたいな存在も目立ってきており、まともな議論が成立しづらい状況になっているように思います。
創作物それ自体だけでなく、創作物に対する意見・批判を含めての「表現の自由」です。「表現の自由」を訴えるのであればその点を見誤るべきではないし振る舞いも自制するべきではないでしょうか。
■さらに余談
「Die Neue These」も良いですが、原作ファンとしてはいまウルトラジャンプで連載中の藤崎竜版銀英伝を激推ししたいです。キャラクターやエピソードは本伝・外伝・OVAなどからの好いとこ取り、それも全体として齟齬がないように再構成されており、さらに物語やキャラクターをより魅力的にみせるような改変も随所になされていて、原作を知らない人はもちろんですが、原作(特にOVA)を良く知る人こそ色々な改変や小ネタ、伏線を見つけながら楽しむことができるとてもよい漫画となっています。フジリュー版はいいぞ。
■追記
『銀英伝』の話題の火元を把握した。原作ファンが怒ってるけど、たしかマッグガーデン・ノベルズ版収録の田中先生のロングインタビューで、「フレデリカまわりの描写は、今だったらもうちょっと違うものにする」みたいなことをご本人がおっしゃってなかったっけ? 手元に本がないのでアレだけども。
知人から田中芳樹先生がフレデリカの描写について触れているインタビューのソース画像が送られてきた。私の責任で引用しますね。出典は『銀河英雄伝説 6 飛翔篇 』(マッグガーデン・ノベルズ) の297ページ・298ページ。商品にリンクもしときます。 https://amzn.to/33ncPLt
(フレデリカの料理の描写について)ただ、これも三○年以上前だから許された表現なわけで、いまの時代にはそぐわないと思います。ヤンが料理や家事をしても良いわけですから。
このインタビューを読めば分かる通り、原作者自身は問題視された描写についてはっきり「いまの時代にはそぐわない」という認識を示しています。原作者の現在の価値観やスタンスはむしろ冒頭のツイートに近いわけです。にもかかわらず、「あの描写は時代にそぐわないからリメイク(再アニメ化)では変更したほうがいい」という意見を言っただけの個人に対して今回のような揶揄・嘲笑・攻撃が向けられる状況はやはり異常だと思います。
ネットでよく目にするんですが、作品を作家そのものの主張だと思う人って多いですよね。
だと思って、作品に書いてあることをその人そのものだと勘違いする人。
作品を批判するはずが、作者を批判してるって場合がめちゃ多い。
役者が悪人を演じると、役者が悪人そのものだと勘違いして取り囲まれたこともある。
金八先生を観た人が、武田鉄矢を金八先生だと勘違いするケースは多かったらしい。
これって、どうしてそういうふうになるんだろう。
脳の作用とかで、そういう勘違いをしてしまうように人間は出来てるのだろうか。
脳科学的に、うまく区別できる人とできない人がいるのだろうか。
教えてえらい人。
↓のサイトとか見てると、やたらとなろう原作の漫画が多いわけだ。
https://comic-walker.com/contents/list/
以前は、「あんな白紙の方が価値があるレベルの駄文でも、ランキング取ればマンガ化されんのかい」と苦々しく見ていたのだが、
最近になって、これは視野が狭かったのでは無いかと思い始めた。
どういう事かというと、小説は文章力がゴミだと駄作でしかないが、
マンガというのは「原作がゴミレベルの文章力であっても関係ない」という特徴があるのだ。
つまり、アイデアさえ良ければ、後はマンガ家の能力次第で結構いける可能性があるのだ。
逆の例としては、マンガ化にとことん恵まれない銀河英雄伝説などがある。
あれは原作は傑作だが、その傑作ぶりには多分に田中芳樹の文章力が寄与している。
一方、なろうの作品は基本的に文章力で勝負していない。イヤーグワーを素でやるレベルだ。
ならばなぜランキングを取れるのかというと、コンセプトとあらすじが時流を捉えるからだ。
「なんとなく手に取って見たくなるあらすじを書く」
事については文句なしの才能を持った連中がランキングに乗っているわけだ。
となると、マンガ化するには悪くない素材と言える。
原作はどうせコンセプトを抽出してしまえば絞りカスみたいな物なので、マンガ化してしまえば途中からはオリジナル展開にでもしてしまえば良いのである。どうせ受けるコンセプトだけで始めた作品は着地を考えてないせいでエタる可能性が高いんだし。
何なら、「原作を出版しないままマンガ化する」という手も使っても良いだろう。マンガが売れたら原作に興味を持つ人も出て来るだろうから、そうしたら出版すれば良い。
そう考えると、出版社は中々良い鉱脈を手に入れていると言えるだろう。
1:なろうのランキングに乗る。
2:マンガ化する。
3:売れたら続ける(売れなければ打ち切る)
作品このようなルートをたどる場合、原作が無い場合、出版社は2から自力でやらなければならない。
才能を発掘するのも大変だし、外れる可能性も無視できない。外れたら投資はそのまま損失である。
一方、1から始められるのであれば、最初から「受けたコンセプト」で2を始められる。
「絵は上手くても話しづくりがダメ」というようなマンガ家の卵に心当たりがあれば、婚活より簡単にマッチングできる。
問題は、マンガ家が他人のフンドシで相撲を取る状態なので、モチベーション的にお察しになる可能性が高い事だが、
そこで上記のようなサイトで連載という形にすれば、「ダメなら打ち切り」がジャンプより簡単だし、仮にモチベーション急降下で不定期連載になっても読者も気づかない可能性が高い。
あとは、原作者とマンガ家のワナビ二人相手に、どう転んでも出版社が損しない契約を結べばノーリスクハイリターンの濡れ手に粟である。
つまり、あれは「ランキングに乗れば出版され、マンガ化される」という原作ありきのメディア展開のではなく、
順番が逆で、
「ランキングに乗れば、マンガ化しやすいから出版される」というメディア展開ありきの原作なのではないだろうか。
そう考えると、悪名高いなろうのランキングは、出版社・原作者・マンガ家の卵の3者ともにメリットのある、「三方良し」のプラットフォームと言えるのではないだろうか。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 147 | 10214 | 69.5 | 39 |
01 | 67 | 9178 | 137.0 | 49 |
02 | 25 | 1879 | 75.2 | 30 |
03 | 19 | 2417 | 127.2 | 84 |
04 | 27 | 20071 | 743.4 | 1225 |
05 | 19 | 1620 | 85.3 | 47 |
06 | 54 | 3974 | 73.6 | 39 |
07 | 68 | 6842 | 100.6 | 37.5 |
08 | 88 | 6420 | 73.0 | 39.5 |
09 | 72 | 5882 | 81.7 | 50 |
10 | 78 | 7099 | 91.0 | 41 |
11 | 96 | 7373 | 76.8 | 41 |
12 | 155 | 14673 | 94.7 | 36 |
13 | 131 | 8534 | 65.1 | 27 |
14 | 70 | 8989 | 128.4 | 44.5 |
15 | 85 | 12320 | 144.9 | 50 |
16 | 96 | 7183 | 74.8 | 34 |
17 | 143 | 10878 | 76.1 | 34 |
18 | 101 | 9155 | 90.6 | 42 |
19 | 123 | 8315 | 67.6 | 33 |
20 | 126 | 15392 | 122.2 | 52.5 |
21 | 174 | 14611 | 84.0 | 43.5 |
22 | 138 | 12210 | 88.5 | 33 |
23 | 77 | 7753 | 100.7 | 43 |
1日 | 2179 | 212982 | 97.7 | 40 |
信書(3), 生ガキ(3), 馬刺し(4), スケートリンク(3), 駆けずり回っ(3), Zoom(3), 閉めろ(3), 生活保障(3), 5月6日(3), BCG(3), 看護助手(3), 緊急事態(71), 休業(23), 補償(27), リモート(30), 自粛(71), 宣言(71), テレワーク(17), ワーク(22), 給付(11), 要請(29), 感染者(52), 生活保護(35), 会見(12), コロナ(196), マスク(85), 感染(85), 外出(24), 医者(39), コロナウイルス(17)
■当社のコロナ対策 /20200408115655(13), ■コロナと限界風俗嬢 /20200401035340(12), ■かわいそうな京大病院の新研修医たち /20200408124240(11), ■資本主義は止まったら壊れるシステムなのね /20200407220243(8), ■結局マスクって感染予防になるの? /20200408125213(7), ■飛行機うるさい日本死ね(羽田新ルート問題) /20200407223543(7), ■コロナでダメージ受けてる自営業どもよ!元気を出せ! /20200407233010(7), ■マスク不要マンの訂正と謝罪を待ってるんだけど? /20200408231134(6), ■ /20200406183755(6), ■コロナで儲かっていてすみません /20200408131521(6), ■一般向けを装っている腐向け作者報告・愚痴スレというのがある /20200408154937(6), ■またベーシックインカムが話題になってるけど /20200408182120(6), ■「自分の人生には意味がないと思う」 /20200408221029(6), ■リモートワークどころか総動員体制 /20200408225455(6), ■生で食べるとこんなに美味しんだって思ったもの /20200407231409(6), (タイトル不明) /20200408201112(5), ■重症化率相当下がってない? /20200408131651(5), ■今どき通勤させる企業に憤りを覚える /20200408145123(5), ■30万の受給要件見たけど /20200408185902(5), ■ロックダウンは本当に望んでいいのだろうか /20200408100342(5), ■コーヒー沼の深さ /20200408112958(5), ■医療従事者が危険で崩壊しそうっていうなら /20200408113636(5), ■芥川賞も直木賞も取ってない田中芳樹のほうがよっぽど面白かった。 /20200407173250(5), ■漢字四文字で名前が一般名詞の有名人 /20200407141428(5), ■地獄だな /20200408170226(5), ■増田ってこんなに攻撃的な空気だったっけ? /20200408130506(5)
題名の通りなんだけど、実習に明け暮れた大学後半から就職して十数年、楽しむための読書習慣から遠ざかってた。仕事で必要な専門書は読んでたけど、それにプラスしてネットで文章読んでたら、それ以上いろいろ読みたい意欲が飽和して湧かなかったんだよね。
んで、先月退職してまとまった時間がある程度できて、ああそういえば、読書って仕事や生活のスキルを上げるためだけじゃなく、楽しんでするものだったよなあ、と思い出した。
せっかくなので、いろんな人に教えてもらいたい。
学生の頃は田中芳樹とか好きだった。某シリーズは途中から思う所はいろいろあったけど、とりあえず生きてるうちに最終巻を読むことができてよかった。自分の感性が変わったからかもしれない。
名前だけ聞いたことあった十角館の殺人を先週図書館で見つけたので手に取ったら、昭和版のそして誰もいなくなったなのかあ、と面白かった。あれ?平成初期か?読みやすいもんだね。
高校生の時、太宰とか漱石とか、意外に面白いじゃんと思って図書館で物色してた流れでドグラ・マグラに手を出しだら頭がおかしくなりそうで挫折したんだけど、またトライしたらいけるもんなのかなあ。読めない人には読めないもの?
さらっとしたのは忙しい間でも読めたんだけど。コンビニ人間とか、三匹のおっさんとか、factfullnessとかぼくはイエローでホワイトでとか。忙しかった時トルストイは挫折したけど、今なら時間あるからいけるのかな。
チーズを探す話、関西弁のゾウの神様の話も面白かった記憶はあるけど、より良い生き方みたいなのを探しながら読んでた時期だったな。退職してスッキリして、より良く生きる方法は探さなくても楽しく生きられればいいや、と今は思う。
今のところ積んであるのは以下。
息子がバトルロワイヤル面白かったと言ってたから読んでみる。小学校の卒業式の前の週に読んだからちょっと怖かったらしいけど自分がこの年で読んでも面白いのかな。息子のおかげでハリポタとダレンシャンと星新一を楽しめたから、きっと面白いんだろうな。息子にはお礼に火車を貸してやった。
娘の中学受験の教材にたびたび登場するから機関車先生とトットちゃん読んでみる。
あとは、銃・病原菌・鉄と、ショーペンハウアーの幸福論、アクロイド殺人事件、十二国記の新刊。ルドルフとイッハイアッテナの新刊がもし出たら、子供が成人してても自分が読むために絶対買う。あとはhomodeus。
まだ読んだことのない面白い本が世の中にはたくさんあるんだろうな。
他にもぜひ教えてください。
気づいたらオススメあげてくれてる人がたくさんいて、面白そうな本リストがズンドコ増えてうれしい。
一人一人に直接伝えられないので、ここでお礼を言わせてくださいな。
みなさん本当にありがとう。
登録サイトとか商会所とか絶対無理のコミュ障・オタク・うつ病・非正規という
無理すぎる案件を自分自身でも自覚していたので、某オタク婚活に参加しました。
女性は2000円男性8000円でした。受付で身分証明書出すのが必要。
最高20人(男女半々)で最初は3分間の制限時間で相手と話す。
プロフィールカードがあるので相手に渡してそれを見て話したり質問する。
自分は「音楽:80年代メタル好き(ガンズ・ハロウィーン・ホワイトスネイク)と書いてたら聞いてくれた男性もいたよ。
他の参加者女性は「銀英伝(田中芳樹)」と書いてる人は人気があった。
しかし参加者全員と話す結構大変、3分で相手のすべてがわかるわけないし、それを10人×3で30分しゃべるので。
個人的意見だと、女性はパステルカラーの落ち着いた服とメイクの方が人気でしたね。
あと女性は年齢が若いほうがやはり有利です。悲しい現実だけど…
男性は、やはり清潔感ある服装(それが例えGパンでも)のある人が人気。
10回ほど通いましたが、オタク婚活なんで、同じ女性参加者と話すのが楽しくて通ってたところもあります。
「アニメの●●好きなんですかー?」
「押しは誰ですか?」
「****くん!」
「私も~♪」
こういう会話が楽しくて、名も知らぬ参加者(婚活パーティなんでライバルのはずなんだが)と楽しくお話してました。
不思議なことに男性のほうはこういうのはなく、みんな黙ってドリンク飲んでましたね…
「7回も参加してるのになぜ選ばれないの!?」と
増田はもっと気楽に考えるといいと思う(無理かもしれないけど)
「ジャンプ読んでハンターハンター載ってたらラッキーだなあ」くらいの軽い気持ちで言ったほうがいいと思います。
あとはやはり、服や髪型の清潔感は大事なんでそこを気をつけるべきかもしれません。
(全体的に参加者の男性はチェックのシャツで来ている人が多かった…)
参考になるかわかりませんが、すいません。
登録サイトとか商会所とか絶対無理のコミュ障・オタク・うつ病・非正規という
無理すぎる案件を自分自身でも自覚していたので、某オタク婚活に参加しました。
女性は2000円男性8000円でした。受付で身分証明書出すのが必要。
最高20人(男女半々)で最初は3分間の制限時間で相手と話す。
プロフィールカードがあるので相手に渡してそれを見て話したり質問する。
自分は「音楽:80年代メタル好き(ガンズ・ハロウィーン・ホワイトスネイク)と書いてたら聞いてくれた男性もいたよ。
他の参加者女性は「銀英伝(田中芳樹)」と書いてる人は人気があった。
しかし参加者全員と話す結構大変、3分で相手のすべてがわかるわけないし、それを10人×3で30分しゃべるので。
個人的意見だと、女性はパステルカラーの落ち着いた服とメイクの方が人気でしたね。
あと女性は年齢が若いほうがやはり有利です。悲しい現実だけど…
男性は、やはり清潔感ある服装(それが例えGパンでも)のある人が人気。
10回ほど通いましたが、オタク婚活なんで、同じ女性参加者と話すのが楽しくて通ってたところもあります。
「アニメの●●好きなんですかー?」
「押しは誰ですか?」
「****くん!」
「私も~♪」
こういう会話が楽しくて、名も知らぬ参加者(婚活パーティなんでライバルのはずなんだが)と楽しくお話してました。
不思議なことに男性のほうはこういうのはなく、みんな黙ってドリンク飲んでましたね…
「7回も参加してるのになぜ選ばれないの!?」と
増田はもっと気楽に考えるといいと思う(無理かもしれないけど)
「ジャンプ読んでハンターハンター載ってたらラッキーだなあ」くらいの軽い気持ちで言ったほうがいいと思います。
あとはやはり、服や髪型の清潔感は大事なんでそこを気をつけるべきかもしれません。
(全体的に参加者の男性はチェックのシャツで来ている人が多かった…)
参考になるかわかりませんが、すいません。