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はてなキーワード: 次元とは

2023-09-10

anond:20230910212911

え?お前は全知全能じゃないから知らない事があるって当たり前の話でしょ?

お前より高次元人間がいるんだからお前が理解できない人間がいるって当たり前じゃん

anond:20230910151523

人間意識は、量子化学的な現象であり、深層意識は高次元で繋がっているんだよ。

きっと。

それで同時多発的に、同じことを考え思いつく人がでてくる。

2023-09-09

はてな匿名ダイアリー が新しく生まれ変わります

はてな匿名ダイアリーを全く新しい次元に引き上げる「Battle of Bowels」システムが導入されます。このシステムでは、ユーザーうんこ関連情報を取り入れ、コミュニティ内で楽しさと競争心を一層高めることを目指します。

1. 初回登録時の「うんこステータス入力

新規ユーザーはてな匿名ダイアリー登録する際、以下の情報提供いただきます

うんこ頻度: ユーザーうんこを漏らす頻度を、[よく、普通、あまりほとんど、まったく]のいずれかで選択してもらいます

うんこ漏らしエピソード: ユーザーがこれまで経験した最も面白いまたは印象的なうんこ漏らしエピソードを共有していただきます

うんこ好み: ユーザーうんこに関連する好みやお気に入りを記入してもらいます(例:好きなうんこエントリーうんこジョークトイレうんこアートなど)。

2. うんこ戦闘力の具体的な算出方法

ユーザーの「うんこ戦闘力」を算出するために、以下の要素を考慮します:

うんこ頻度: 選択した頻度に応じて、戦闘力ポイントが割り当てられます。より頻繁なうんこ漏らしを持つユーザーは高い戦闘力を持つことができます

うんこ漏らしエピソードの人気: ユーザーが共有したうんこ漏らしエピソードが他のユーザーから高い評価を受けると、戦闘力が増加します。

コメントへの反応: ユーザーコミュニティ内の他の投稿に対してコメントをすることで、戦闘力を上げることができます。賢いコメント面白い洞察戦闘力プラスの影響を与えます

3. 特別称号バッジ

特別称号バッジは、コミュニティ内でのユーザー地位を示すために導入されます

• 「Master of the Brown Art」: うんこ戦闘力トップユーザーに与えられる称号。この称号を持つユーザーは、コミュニティ内で尊敬されます

• 「Clean Streak」: 一定期間、うんこを漏らさなかったユーザーに授与されるバッジ。これはユーザー自己コントロール力を称えるものです。

• 「Comic Relief」: 最も面白いうんこ漏らしエピソードを共有したユーザーに贈られるバッジコミュニティ内で笑いと楽しさを提供することを表彰します。

これらの要素を組み合わせた「Battle of Bowels」システムは、はてな匿名ダイアリーコミュニティさらに魅力的で競争的な場所に変えることでしょう。コミュニティの皆様のご意見をお待ちしております未来はてな匿名ダイアリーが、未知の楽しみと驚きに満ちたものになることを期待しています

ラグビーW杯2023フランスグループリーグプールDの展望

みなさんお久しぶりです。4年ぶりですね、レビュー増田です。

はじめに、いま台風が来ていますので、激しい雨風がある地域に住んでいる方は、どうかお気をつけてください。

みなさんの身体安全や心の安寧は一番大事なことで、W杯といえど所詮スポーツラグビーとは、較べるレベルにもないことです。


さて。

2019年日本大会で日本代表は素晴らしい結果を残し、レビューをしていた自分もみんなと楽しめたことがとても嬉しかった。

そのあとの4年で世界あんなことになるとは思いもしていなかったけど、僕はまたW杯を見ることができるし、みんなもまた楽しめるような状況、心境であるならばいいと思っています

大会、前回のように逐一レビューできるかはわからないけど、みんなが観戦する際の手助けが少しでもできたら嬉しいです。


グループリーグ展望

予選リーグ日本が入ったのはプールD。

このプールオーストラリアウェールズフィジーなどが同居するプールCと並んで、何が起きるかわからない予測不能プールであり、後述するけど、初戦がどう転んでもDは縺れていくと思う。


配置されたのはイングランド日本アルゼンチンサモアチリ

最強豪と見做されるイングランドは、ここ数年不調が続いており、ブチ切れることでおなじみのエディー・ジョーンズHCが責を問われて解任、スティーブボーズウィック氏の元、再出発となった。

こういった交代劇は短期的にはプラスに働くショックとなることも珍しくはないのだが、今のところその兆候は出ていない。

チームを牽引するオーウェンファレルレッドカードペナルティで3戦目まで欠くのも気がかりだ。


もう1チーム、日本の厚い壁となりそうなアルゼンチンは組み合わせ抽選時のプール序列3位は明らかに過小評価で実力で言えばイングランドと同格に近い。

ランキングではイングランドより上位、直近の戦績でもオーストラリアを降し、南アと1点差ゲームを演じるなど、上り調子だ。

ひょっとしたら1位通過の本命アルゼンチンかもしれない。


サモア好調だ。

「チームとしてまとまりがなく反則しやすい」という長年の弱点があったのだが、ニュージーランドオーストラリアフィジー所属する国際プロリーグスーパーラグビーパシフィック代表クローンチームを結成して参加するという強化手法で宿痾を克服してきた。

これは前回大会直前まで日本がとってきた強化手法と一緒で、日本サンウルブズは戦績こそふるわなかったもの、チームの練度は確実に底上げされ、日本代表の前回の成果に一役かった。

今回のサモアは前回のような「罠に嵌めやすいチーム」ではない。


チリは正直なところ情報をあまりもっていないのだけど、アメリカカナダに競り勝って出場を勝ち取っており、これは「えっ」という感じ。

アメリカカナダは強豪でこそないものの弱いチームではないのだ。

チリは1勝をもって帰りたい立場なので、狙うのは日本サモアとなり、初戦の日本に最大限の集中とリソースで挑んでくるように思う。


前回グループリーグ突破の我らが日本はというと、コロナによる強化スタートの遅れ、スーパーラグビーからの除外で強化がうまく進んだとは言い難く、実際の試合をみてもスクラムキャッチパスなどの連携に明らかなほつれが見える。

おまけに初戦はFWの働き者、ピーター・”ラピース”・ラブスカフニをレッドカード出場停止で欠く。

かなり立場が揺らいでいると言えるだろう。


プールDの初戦、日本チリと戦うこととなるが、裏ではイングランドアルゼンチンがまみえる。

本命同士がいきなり潰し合う展開となり、負けたチームは突破のためにもう1敗もできない状況になる。

こうなってくるとサモアがどのチームに取っても厄介だ。

チリ以外の4チームはどこが抜けてもおかしくない混戦になりそうで、なんとしたらしたらチリがこのリーグをかき回す可能性すらある。

初戦と2戦目は特に目が離せない予選リーグとなりそうだ。


初戦のポイントと注目選手

未だ未完成日本代表が波にのれて完成度を高めていけるかは重要で、初戦の開始20分でバタバタと反則を起こさないか最初スクラムが安定するかが注目だ。

日本の注目選手では、リーグワンでの脅威の走力と決定力代表に選出されたCTB長田智希がリザーブで登場する。

FBに抜擢されたセミシ・マシレワも注目したい。

マジックフットと呼ばれる突破力をもつが、ディフェンスに難があると言われてきた。

直近改善されてきたように思うが、とはいえ最後の砦ポジションFB出場になったのは驚きだ。

少し心配もあるが、良さが出ればトライ後の「取って詰めてだす」エガちゃんパフォーマンスがみられるかもしれない。

熱戦を期待するし、できればもちろん日本代表には勝利してほしい。


新ルールについて

ところでラグビーは頻繁にルール改正がされるスポーツで、ここで前回大会から変わったところと影響について解説したい。


ハイタックル

選手安全性を高めるため、ハイタックルに関する審査は年々厳格化されており、今では肩より上に手がかかったと見做されるとペナルティを取られる。

安全性が高まることについて全く異論がないが、2人がかりのダブルタックル相手を止めたい日本にとっては厄介なことで、足元をとめるAと上半身相手の腕ごと殺してパスを出させないようにするB、縦に積まれるBのタックルはどうしても高くなりがちで、より高いタックルスキルと冷静さが求められる。


50:22

前回から全く変わったのがロングキックだ。

サイドのタッチラインから出すタッチキック原則は3つで

    なのだが、これに、

      になるルールが追加された。

      導入当初は「難易度が高すぎてどこまでのチームが戦術に組み込めるのか」と言われていたが、蓋を開けてみると欧州勢ニュージーランド普通に蹴ってくる。

      日本意識したルール改正とは思えないが、筋力に劣る日本にとっては結果として不利に働くルール改正と言えるだろう。

      ただ、非常にスキルフルでスリリングプレーなので、登場すればエキサイティングだ。

      みんなも注目してみてほしい。


      櫻井翔さんについて

      自分としてはみんなの観戦の手助けできればというのがモチベーションなので、この件に関する言及でもし耳目を集めることがあったとしたら、そこは本意ではないのだけれどもなあ、と思うけど、どんな思いのやつが書いてるのかわからない文書ではモヤがちらついてそっちに気がとられるよ、となるといけないなと思うので、櫻井翔さんがアンバサダーを務めることついても考えを少し話しておきたいと思います


      ラグビーは憲章において品位情熱・結束・規律尊重を掲げており、勝つだけでなく、どうあるべきかが重視されています

      性加害が事実認定されたあとも当事者名前を冠している事務所が、説明果たして世に価値観を示すべき態度であれているかどうか未だ疑問が残ります

      櫻井翔さんについてはラグビープレー経験者であり、アンバサダー仕事についてもしっかりとした情熱をもって勤めてくれていたのだと思っています

      そのことを自分は嬉しいです。

      櫻井さんが事象にどう関わりがあったのか自分は未だ一切わかりませんが、少なくとも事務所所属したままアンバサダーを務めることは憲章の価値観そぐわないのではないのかな、と自分は思います


      また、自分SNSタイムラインを追った時、櫻井さんのファンの方々が櫻井さんきっかけでラグビーを観戦してくれていたのも多く目にしました。

      みなさん楽しそうに声援を贈っていらっしゃいました。

      そのようなファンの方が、今どう感じていらっしゃるのかは分かりません。

      櫻井さんがファンを拡大したのは事実であるように思います

      しかし、ラグビーの人気拡大と、人権の加害の問題は、存在する次元が違いすぎて天秤にかけてどちらを取るかというような比較になるべき問題でもないと思います


      櫻井さんファンの方に、ラグビーについてどういう事を言ったりしたり、言わなかったりしなかったりしてほしいかというような事は、烏滸がましくて何もいう事はできません。

      ただ、今回のW杯を楽しんでもらえるなら、自分は嬉しいです。


      ラグビー界側を見ても、日本ラグビーフットボール協会がこの件に関して見解を出さなかったり、意思決定を下して説明をしないのであれば、それは違うのではないかなと思います


      みなさんが最良の選択をしていただけたら良いなと願っています


      さて

      現在9月9日4:49分、開幕戦フランスニュージーランドを観ながら自分はこの展望を書いている。

      フランスキックで逆転した!

      ラグビーW杯は優勝候補同士のシーソーゲームで幕が開けた。

      そして日曜は日本チリ戦だ。

      みんなもどうかこの大会を楽しんでほしい。

      その手助けができればうれしい。

      2023-09-08

      BBC日本人の異常なところは、勇気を出して声を上げる人を迷惑者扱いするところ」

      個人的には日本だけじゃなくて中国人韓国人にもこの特性あると思ってるんだけど、

      もしかして日中韓って倫理道徳博愛についてかなり低次元で未開な民族

      声優オタクガチきもいところ

      胸のサイズをいまだにおおっぴらにネタにしているところ

      巨乳で興奮するっていうのはまだわかるし見た目そのまま好きとかだからまだわからんでもないけど

      巨乳じゃないとある声優に対するセクハラとかネタの仕方が度を越えてる

      貧乳なのに巨乳キャラしてるwwとかネタにしたり、

      あげくのはてには貧乳コンプもってるキャラを演じたときに「演技できてねーぞww素が出てるぞwww」みたいなのとか

      まじできもいきもすぎる

      ジャニオタ犯罪擁護レベルではないとはいえ、悪意じゃなくてむしろどっちかといえば好意とか愛情ファン心理として言ってるってのが同次元なんだよな

      同じクチでジャニオタ鼻息荒くたたいてると思うとマジで臍が茶を沸かすわゴミオタどもが

      anond:20230907113408

      自分が同じ土俵にいると思ってるから苛つくんだよ。

      ちゃん自分とは明らかに違う次元の人なんだと認識したほうがいいよ。

      2023-09-06

      青葉を責めれない

      検察は彼の不遇があの犯罪を起こすパーソナリティ形成したという風に言っている。

      しかしそれが本当なら、いわゆる法的な責任能力については置いとくとして、世間一般にいう「責任」など彼にないと言ってることになりはしないか

      家庭内不和貧困家庭リーマンショックから解雇。どれも一個人には如何ともしようがないことだ。

      その個人ではどうにもならないことが犯罪を起こす性格形成に繋がってるのだとしたら?

      実は本人自身自分意思犯罪を起こしているつもりだったのだとしても、その意思を生み出した性格自体が全くの外的要因によって作られたものだとしたらなら、全体の過程としては終始徹底して本人の意思とは無関係次元の中でこの犯罪は起こされたことになるのではないか

      あれだけの不遇にあっても自分はそのような犯罪を起こす他罰的な性格にならないと断じられる自信など私にはない。

      もちろん遺族とかは許せないって思うことには何も否定しようとか思わない。

      でも青葉を責めることは可能性としてありえる自分を責めるのと同じだからできないんだよね。

      バカ自分が言ったことを覚えてないのでめちゃくちゃになる

      とあるVtuber学生時代に荒れていてクラスをめちゃめちゃにした結果、

      教師から「お前は発達障害から病院に行け!」と言われ病院に行ったら

      極めて知能が高い、高すぎるギフテッドだったと診断された。

      教師と違う次元で生きていたので教師には理解されなかっただけだった。

      という話をしていた。

      しかし、後々「自分ASD傾向のあるADHD」と言い出しててめちゃくちゃ笑ってしまった。

      ただASDであることもADHDであることもそれ自体は悪いことではなく、

      自分にとってはいい方向に作用しているので問題ないとのことだった。

       

      うん、ADHDなんだったらごく普通発達障害だったんだよね。

      教師の言うことが正しかったんだよね。

      別に俺は話を盛ること自体はいいと思うわけ。

      Vtuberに関してはそれは"キャラ付け"の一部だと思うから

      でもさぁ、しょうもないぶらしかたはすんなよ。

      笑っちゃうからさ。

      2023-09-05

       実のところ、数年前から実話怪談が盛り上がってきている。

       実話怪談とは、四谷怪談のような古典怪談ではなく現代怪談だ。というとトイレの花子さんのような都市伝説を思い浮かべる人もいるだろう。しかし、そのような出所不明の噂話とも違う。

       まず大前提として「実際に不可解な体験をした人というのは、この世の中にいるんだ」というところから始まる。そして、それら体験から聞き取ったものを語ったり、あるいは執筆という形で記録されたものが実話怪談である

       と、基本的説明としてはこれで十分ではあるのだが、多くの人が疑問に思うことだろう「それが実際にあった話だとする根拠は?」と。

       ここははっきりと申し上げておくが「そんなものはない!」である

       ないんスよ。というのも怪談超自然的なもの、未知のものを扱う分野だからだ。最新の科学技術物理知識を以てして証明できてしまったなら、その時点で、もはやそれは「怪談だったもの」となってしまうからだ。

       うん、わかった。

       もう少し突っ込んで説明しようか。

       つまり、実話怪談とは「実際にあった話だとする根拠はないが、とにかく、本当に不可解な体験をしたと主張する人がいて、その人の実在根拠とした話」のことだ。

       そんな根拠の拠り所となる体験者は、実際に語られるさいには、諸般の事情により匿名として扱われることが多い。

       …はい、お察しのとおりだ。実のところ、受け手側に実話である判断する材料はほぼない。

       ここまで読まれた皆様におかれましては「せめて、なにか実話を担保するものはないのか?」とお思いかと存じます

       まあ、その、あるにはあるんですよ。お気に召すかはわかりませんが。

       というわけで、以下が令和最新版だ。

       実話怪談とは「実際にあった話だとする根拠はないが、とにかく、本当に不可解な体験をしたと主張する人がいて、その人の実在根拠とした話…としたいけど、事情により身元は明かせない以上、聞き取ってきた私という実在を仮の根拠とした話」のことである

       あきれちゃった人には申し訳ないが、こういった回りくどい手順を踏むことで、かろうじて実話と呼べるものになっているのが実情だ。ゆえに実話怪談はその性質上、二重の信用が必要となる。

       つまり怪談話者(著者)は、取材において体験者が事実を話していると信用し、受け手話者(著者)が嘘を言っていないと信用したときに、初めて実話怪談を楽しむことができるのだ。

       もはや新手のカルトのように聞こえるかもしれないが、事実そうなのだとはいえ実話怪談愛好家がなんでもかんでも受け入れているかというと、そんなわけではない。聞いていて、あるいは読んでいて「なんかこの話うさん臭いなぁ」と思うことは多々ある。

       なぜなら、それぞれが自分なりの実話怪談観を持っており、常にそれをもとにこの話者(著者)を信用するかどうかを推し測っているからだ。また、これは怪談取材時でも吟味される事柄である。(興味があるなら『忌み地 怪談社奇聞録』あたりを読もう)

       こういった部分も含めてこのジャンルの楽しみ方となっている。

       個人的に言えば、実話怪談とは少額の霊感商法だと思っている。騙されたとしても、実害は、文庫本なら数百円ていど、新書なら千円か二千円ていど、映像ならタダから数千円ていど。イベントもそれくらいのものだろう。

       これは受け手側としての心持ちについて論じているが、同時に話者(著者)側にある程度の倫理観を求めるということでもある。

       実話怪談センシティブだ。

       実在する人物を扱うこともそうだし、死を扱うという点においてもそうだ。タブーをかき分けた先に真の恐怖はある。根本的に不謹慎ジャンルなのだ

       だからこそ信用される優れた話者(著者)となるためには、細心の注意を払いつつもギリギリを攻めるという綱渡りを行わなければならない。

       ともかく、信用を重視する点からわかる通り、実話怪談というジャンルは意外なほど属人的性質を孕んでいる。そしてこの属人性こそが、昨今の実話怪談ブームの一因であるように思う。

       分かりやすく言うと、怪談師と呼ばれる人々が出てきたことによって盛り上がったのだ。

       実話怪談の始祖を『新耳袋』とするなら、最初媒体書籍であり文字媒体だった。(ちなみに稲川淳二御大の語る怪談を、実話怪談の枠に当てはめるのは無理があるので割愛

       まだ怪談師という言葉はなかったが、初期のころから属人的気質垣間見れた。とはいえ、この時代の実話怪談エピソード至上主義であった。

       あと、そもそも著者がほとんどいなかった。

       私は00年代の初期からの愛好者だが、この時代怪談にとって冬の時代だった。それでも『新耳袋』や『「超」怖い話』がシリーズとして刊行を続けてきたことが、今日の盛り上がりの土壌となっている。

      怪談師」という言葉が出だしたのは10年代の中頃だろうか。怪談師とは怪談話者のことだ。彼らの活動範囲は音声のみならず、映像イベントなど大きく広がっていった。

       そのため必然的話者存在が前に出ることとなったが、属人性の強い実話怪談と非常に相性がよかった。

       昨今の怪談人気は、すなわち怪談師の人気と言って差し支えない。

       しか怪談師の数は年々増えていっている。

       そんなわけで、実話怪談は空前の大ブームとなった。

       さて、それに加えて、去年あたりから呪物が盛り上がりを見せている。

       いわゆる呪物ブームだ。

       事情を知らない人からするとマンガ呪術廻戦』人気に乗っかったものだと思われるかもしれないが、それは半分くらいは正しい。マンガの影響はでかい

       とはいえ呪物コレクターと呼ばれる存在が昨日今日誕生したわけではない。もっと言えば、呪物と呼ばれるものは大昔からあり、怪談好きに限らず、多くの人から認知されていたはずだ。

       では、なぜこのタイミングブームとなったのだろうか。

       そもそも実話怪談においては、エピソード重要視された。実話の「話」とはお話エピソード)のことだから当然と言える。ゆえにエピソードの乏しいものは主流から外れていく。

       心霊写真心霊スポット探索といったものがそうだ。

       怪談ジャンキーには「ここの木陰に恨めしそうな女の顔があります」だけではお話として弱く感じるのだ。

      「出ると有名な廃墟を探索しました。すごく雰囲気があって怖かった」だけでは怪談欲は満たされないのだ。

       呪物もその性質エピソードに乏しい。「これが丑の刻参りで有名なご神木に刺さっていた藁人形です」だけでは情報不足も甚だしく、消化不良を起こしてしまう。

       とはいえ、これらは実話怪談という評価基準において物足りないというだけで、それぞれに違った魅力があり、愛好する者が一定数いる。

       また、怪談師という存在が実話怪談を発表するメディアを広げたことにより、別媒体として点在していたそれらが、集約されつつある。その中でもビジュアルに優れた呪物は、具体的なイメージに乏しい実話怪談を補佐する存在とも言える。

       だが、それは本質ではない。

       呪物ブームの最大の理由は、呪物コレクターの所有する呪物のエピソード性の高さだ。いつの間にか呪物はお話を手にいれ、怪談のものとなっていたのである

       むろんこれにはカラクリがある。そして、それこそが先般の木札に関連した炎上事件の原因ともなっていると考えられる。

       具体的な手口は単純で大したことではない。呪物の定義を限りなく押し広げた、それだけ。

       一般的な「呪い」や「呪物」といったものイメージは「恨みを持った人間が、儀式などの間接的な方法怨念を晴らそうとする行為呪い」であり「その儀式使用される道具=呪物」ではなかろうか。すなわち丑の刻参りを行うことが「呪い」であり、そこで使用された藁人形が「呪物」であると。

       しかし呪物コレクターはそれだけでは満足できなかった。

      出自不明ながら所有すると厄にあうもの

      ・呪われるわけではないが曰くのあるもの

      心霊現象に関わる物品

      ・念のこもったもの

      祈り宗教的儀式に使われる道具や開運グッズ

       これらをまとめて呪物として扱ったのだ。

       呪物という語にそれらを無理やりに詰め込んだ結果、呪物のミーム化といった現象がこの界隈で起こった。これによりエピソード性は強いが呪物と呼びがたい物すらもその範疇に納めることに成功する。

       どこまで意図的に行われていたかは分からないが、そういった呪物コレクター戦略が奏功し、折よくマンガの人気と合わさったことで、呪物ブームが巻き起こったのではなかろうか。

       あくま個人的考察ではあるが、あながち的外れでもないかと思う。

       というのも、今回の炎上には特徴的な温度差が見てとれる点からも、それらを裏付けているように感じたからだ。

       今回の件はジャニーズ性加害問題と似ている。すなわち、内部においては問題意識がほとんどなく、外部の人間が指摘することで初めて問題化したという点だ。

       そもそも木札のエピソード2022年の時点ですでに紹介されており、それこそ祝祭の呪物展というイベントでは2年連続で展示されていた。しかし木札について問題視する声は(自分観測範囲内では)なかった。

       私自身はイベントに足を運んではいないが、動画にてその存在を知った一人である。だが、やはりその時はまったく問題意識はなかった。

       事が明るみになったさいも、初めは事情の分かっていない人が騒いでいるだけだろうくらいに思っていた。しかし実際に内容を確認するにつれ、そういった次元出来事でないことに気付き、心地よい夢から叩き起こされたような気分となった。

       この件に関しては、はやせ氏に非があることは間違いない。

       問題複数あるが、やはり東日本大震災被災者と関連のある物品を「呪物」というくくりに入れてしまたことに尽きる。呪物コレクターとしての戦略裏目に出た形だ。

       だが、本当に非があるのははやせ氏だけだろうか。

       これは出自不明説明された木札の出所が判明し、そのエピソード自体に疑問が持たれた今だからこそ言える話などではなく、最初の発表時からあった問題だ。

       しか自分も含め誰も指摘できなかった。受け手側も麻痺していた部分があったのだ。間違っても「はやせさんがあんなに謝ってるんだから、許してあげてください」なんて言える立場にない、どころか一緒にごめんなさいしなくてはいけない立場にあると言える。

       …とはいえ、頭では理解できるものの、心の奥底では引っ掛かりを感じている。

       それは結局のところ、不謹慎さも含めて楽しむというスタイルが染みついているせいだろう。

       自分高潔人間などではない。心の奥底にドロドロとした薄汚いものを秘めた、しょうもない人間しかない。

       だからこそアングラものに惹かれる。怪談に惹かれるのだ。

       冒頭に戻るが、今、実話怪談が盛り上がってきている。

       文字媒体くらいしか発表の場がなかった時代は終わり、怪談師の活躍により発表の場は増えていった。賞レースも盛んとなり、多くの怪談師と無数のファンを生み出した。

       怪談を取り巻く環境は激変したが、怪談本質は変わらずにい続けられるのだろうか。

      anond:20230904223603

      殺人衝動は抑えているけれど快楽殺人者です」

      と言ってるのと同じなので

      ちゃん隔離されるべきです

      「スナッフビデオだけで楽しんでます

      と言ってるのと同じで

      そういった需要を作ると共有する側が出来てしまうので隔離されるべきです

      同性愛スカトロとかは全く違う次元の話です

      犯罪行為なので隔離しないと社会が成立しません

      痴漢モノとかレイプモノも同じです

      2023-09-04

      anond:20230904082004

      バトラーも大概ヤバい

      ペドどころか近親相姦OK

      親子の近親相姦を、親による子への一方的侵害と考える必要はない。実際、近親相姦がもたらす蹂躙理解し、近親相姦蹂躙である場合とそうでない場合区別するためには、子ども身体を外部から押しつけられた表面としてのみ捉える必要はない。

      子ども身体受動的な表面として再定義することは、理論的なレベルでは、子どもさらなる剥奪、すなわち精神生命剥奪構成することになる。それはまた、別の次元剥奪を犯していると言えるかもしれない。

      原文はこれな

      UNDOING GENDER(2004)

      https://selforganizedseminar.files.wordpress.com/2011/07/butler-undoing_gender.pdf

      2023-09-02

      anond:20230829200231

      公式絵に見えるかどうかの問題なのか?

      じゃあ公式絵と画力以前に画風自体異なる描き方してればウマ娘性交同人誌描いてもそもそも二次的著作物扱いされないということでガイドライン根拠に訴えることもできないことになるな。

      著作物扱いできないなら訴え出る法的根拠がないからなあ。

      丸を三つ描いてればディズニー差し止めくるみたいな話が岸辺露伴ドラマで茶化されてたけど、そのレベルの話ぐらいになってやっと権利者の著作権公式妥当か不当かの議論余地が出るんだと思うよ。

      勿論著作権特許と違って偶然の一致まで排除するものじゃないか善意の有無が焦点になってくるな。丸三つをミッキー意図して描いて不特定多数に見せてたら違法だし偶然の一致ならその限りじゃない。

      下手であればあるほどあるいは偶然の一致があり得るほど元々そのキャラのつもりで描いてたけど後からそのつもりはないと言い逃れた時の成功率が上がるというのはあるが、これは違法性とは話の次元が異なってるな。

      逆に「たこぶえ」のレベルで顔がミッキーに似てるとたとえ犯意がなく著作権侵害に構成要件として満たさな場合でも社会通念とか常識レベル意図的にミッキー翻案したものに決まってるとされ弁解が言い逃れ扱いされるということもありそうだがな

      2023-09-01

      井戸に毒を入れているのは何者か

      かつて、井戸に毒を入れるというデマ惨劇を生んだ。

      未曽有の災害に襲われ、人々が情報を共有し交流する手段が限られていた時代都市や村々では噂や伝説が急速に広がることがあった。中には、人々の恐れや不安悪用する者たちによって広まるデマがあった。その中でも、特に影響を及ぼしたものの一つが「井戸に毒を入れる」という恐ろしい噂だった。

      デマが広まる背景には、災害時に特有なある種の高揚と共に、人々の生活が厳しい現実他人への不信感が絡んでいた。飲料水が貴重である状況下では、井戸水がコミュニティ命綱であり、その安全性重要問題だった。そんな中で、「井戸に毒を入れる者がいる」との噂が立つと、人々は恐れと疑念に包まれた。誰が信じられるのか、と。そのような分断が惨劇の元となった。


      しかし、今日、正に現在進行形井戸に毒を入れている者がいる。奴らは、この清浄であるべき情報という井戸に、今度こそ本当にデマという毒を着々と流し込んでいるのだ。

      曰く、福島県海洋放出が行われているのは処理水ではなく汚染水

      曰く、汚染水トリチウム以外の放射性物質を測定していない

      曰く、IAEA日本政府がカネで買った傀儡

      曰く、トリチウム生物濃縮され必ずや人体に影響がある

      全てそれを流布する目的が明白な、エビデンスを欠く非科学デマである被災地に対する差別と言っても良い。デジタル時代の我々は、インターネットソーシャルメディアを通じて無数の情報に触れる機会を持っている。しかし、その中にはある意図をもって、真実とは異なる情報や誤った情報拡散されつつある。新次元認知戦の領域だ。このような誤情報デマは、容易に我々の信頼を奪い、同胞紐帯解体し、考えや行動に影響を及ぼすのだ。

      このような状況からもなお、我々は情報信頼性を見極める能力を養うことの重要性を理解する必要がある。情報鵜呑みにせず、その真偽を慎重に検証し、信頼性のある情報源に依拠することが求められているのだ。かつての「井戸に毒を入れる」というデマがもたらした惨劇と同様に、誤情報デマ社会に大きな影響を及ぼす可能性がある。

      無論我々は、未来に向け情報の海で的確な判断を下し、デマの毒から自らを守るために努力しなければならない。真実尊重し、情報を通じてより良い社会を築くために、私たち一人一人が責任を持つべなのだ

      しかし、その範疇に毒を井戸に入れている奴らを含めることはできない。意図を持ってデマを広める者に対しては、その行動の責任を問うために適切な手段を取る覚悟必要だろう。何者がこの状況で何をしたのか、我々は克明に観察し記憶すべき時だ。

      2023-08-31

      いじめ加害者にこそカウンセリング必要

      いや実際に問題がある場合カウンセリングだけじゃ何も意味いから。

      まあ最初の一歩のアウトリーチ的な効用についてのみは認めるとしても。イジメとかの問題が起きて初めてアプローチするというのものんきな話ではある。

      カウンセリングだけじゃなく家庭環境への介入が必要になる。ろくでもないガキは「躾が悪い」とかい次元じゃなくそもそも人間として育ててもらってないことが多いのだ。

      でも教師とかスクールカウンセラーにそんな権限マンパワーもない。まったくの絵に描いた餅である

      2023-08-30

      anond:20230830002513

      それはお前とお前の周りが低学歴で頭の悪いコミュニティということを証明しただけなのでは

      知能低い奴同士は常に身体精神暴力で低次元の争いを繰り返しており無能金もないのに暴力性高い奴らの集まり

      2023-08-29

      anond:20230829153256

      別に違いがないならそっちでもいいよ。その場合は法に反することは悪なんだなって思う。

      でも単なる件数問題じゃなくて、組織として統一的な判断が期待されてる事例と個々人で意識千差万別に異なり得るケースは構造的な次元区別されるべきな気がするけどなあ

      創作物の人気を下支えし、次代の創作者を生み出す、創作界隈にとってプラス行為」という意識だぞ

      という意識をみんながみんな持ってるとは言えないよねってのが元増田の態度の核心ですらあると思うんだが

      anond:20230829143000

      頒布抽象的な次元で公開に当たるからどっちにしろ違法って別のツリーに書いたよね。

      そのうえで頒布定義にこだわるのってシーライオニングでしかないでしょ

      2023-08-28

      ハトの鳴き声

      リズムだけ表すと「テテッテテッテーテテッテテッテー」という感じの繰り返しなんだよね

      から「クルッポー」=「テテッテー」をハトの鳴き声とすることには断じて賛成できない

      そもそもそういう明らかにリズム次元で間違った鳴き声で書かれるせいで子供のころあれがなんの鳴き声かすらわからず謎めいた気持ちによくなったよ。

      anond:20230828175008

      こういうオマージュ書く人ってなんなんだろうね

      ある程度文意理解してないと書き換えること自体できないから、そうやって文章理解する読解力あるアピール、頭の回転早くて皮肉もできるアピールなんかね。

      でも東京人=〜力と定義してる時点で明らかに元増田文章比較しても形式的次元ですでに論理破綻しててアピール失敗してるわけだけど

      日本外交力の低さに本当呆れる

      そりゃ統一教会の傘下が与党

      クズとかそんな次元を圧倒的に下回る輩の集団に期待なんてそりゃできない

      でもさあ

      処理水問題中国韓国に叩かれてるけど

      あいつらだって日本以上に既に処理水海洋放出してるから

      それを自国民に伝えてないだけでなんか日本だけやろうとしている

      雰囲気になってるけど、

      これ、外交力が低いどころか、外交をまったくしてこなかったことの結果でしかないわけよ

      反日カルト与党だと本当未来がないよね

      anond:20230827221044

      なんというか本当にわかってないならご愁傷さまだわ

      わざわざ味方になってくれてる人まであおって敵にしていくからアンチフェミで溢れてんじゃんっていう話そのまんまの挙動をまたやってて学習する気もないから救いようがないんだよな

      そもそもそういう話してないのに必死でそういう話にもっていこうとするあたりが本当に嫌われてるゴミのものなんだが、自覚がないなら永遠にそのまんまだろうな

      これは社会学を知ってるとか知ってないとかそういう高尚な次元の話じゃなくて社会で生きていく術というものです 敵をむやみに作らず使えるものは使うっていう

      俺は馬鹿だなと思うけどそういう周り全員に喧嘩を売っていく生き方も一つの選択から否定はしないよ

      社会学(笑)を盾にしながらネット発狂してるフェミ本来フェミ区別もつかんその残念なオツムで世界(笑)舞台に頑張って戦ってください~地球規模の九州から応援してます

      2023-08-27

      anond:20230827114647

      まあそりゃ、目の前で1億単位汚職が起きてる時に、ミス100円玉落としちゃいました、みたいな次元の話を問題視してたらな

      もっと悪い奴がいるとかの次元じゃねえのよ

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