「助役」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 助役とは

2017-06-03

おれの爺さんはニートだった

俺の母方の祖父昭和の初めに、群馬のド田舎から出てきて、まったくの素人なのに工場を立ち上げ100人規模の、町工場としては大規模な会社に育てた立志伝中の人だった

そのことは小さいころ一緒に住んでいたこともあり聞いていて尊敬していたのだが

一方の父方の祖父の話を最近詳しく聞いて驚いた

祖父観光地の氷屋を営んでいて紫綬褒章をもらったということしか知らず、なぜ氷屋が紫綬褒章をもらえるのかわからなかったのだが

実はもともと江戸時代に庄屋をやっていた家で曽祖父は村の助役まで務めた人だった、当時は世襲にちかい役職だったので地方役人の道を歩む予定だったが、曽祖父の弟が急に亡くなってその人がやっていた氷屋を継がなければならなくなったのだ

この辺が現代感覚だと全く分かりにくいが昭和初期はそういうものだったらしい

全くやる気がない祖父はそれを人任せにして庭いじりと消防団に熱中した、つまりニート

戦後、その任せていた人が転職してしまったのでいやいや自分が氷屋をやることになった

氷屋の仕事というのは現代の私が見ると恐ろしく簡単なことだ、

家の隣にあった(他の人がやっている)氷製造所から氷を買って冷蔵庫に入れておく、注文があったらその氷を切り出して配達する

基本これだけなのだ

そしてこの仕事は夏しかないため冬は庭いじりと消防団に熱中できるわけだ

恐ろしいことにこの仕事だけで家族7人を養いそのうち子供三人を大学までいれたのだ

そして消防団に熱中したためその功績で紫綬褒章を受けたというわけだ

今でいえば半ニートが受勲したということだ

この話を父から聞いて、当時は何と楽な社会だったのだろうと思った。祖父現在生きていれば110歳くらいなので今の老人の世代とも違うが、こういう社会は二度と来ないのだろうな

2016-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20160330201225

アルミ版はねーわ。

残された剣道部員の気持ちは一顧だにせず、剣道という競技への愛着リスペクトもないサイコパス穂乃果。

それを全肯定する海未。

小狡いだけのにこ。

複数IPアドレス使って不正投票する真姫。

本筋はアニメ版のようなドラマ的展開もなく淡々と進むだけ。

まり売り上げのことは言いたくないが、巨大コンテンツの割に漫画は大して売れてないのも当然といえる。

そもそも反響が良ければ編集部だってあんなに休載させんよ。


長々と恨み言を書いてるようだけど、結局は公野版はつまらないから人気が出ず、アニメ版面白かったから人気が出たというだけの事でしょ。

現実から目を逸らすなよ。

いくら京極花田アニメファンを罵っても、アニメがこれだけ大ヒットした結果の前では滑稽でしかねーよ。

今連載してるスクールアイドルクエストなんて、本来ならμ'sロスの受け皿になってもいいくらいなのに、話題にすら上らないのは何で?

単純につまらないからだろ。

公野作品評価できるのなんてシスプリキャラコレの咲耶巻くらいだわ。

一理なくもないですが団体戦ならともかく個人戦でやってた穂乃果がそこまで剣道部員の気持ちを気にする必要があるのかというのもありますね。

また、高校では当初から廃校阻止のために剣道頑張ってた描写もありますし、一方その点で海未が穂乃果を叱咤していましたから、最終的に肯定という結果になっても全肯定ではありませんでしたよ。

まあ、SIDの海未なら同じことがあっても全肯定してしまいそうな感じはありますね。

それに、既存部活は元々自分勝手に入って勝手に辞めるものともいえますが、μ'sの活動場合は穂乃果が始めて勧誘もしたわけであり、辞めるとき自分で畳むのは悪くないかもしれないですが

アニメ1期でことりのことに心痛めたからって即辞めるのは短絡的で、他のメンバーへの無配慮で辞めてしまった意味ではもっと話にならない突っ込み所で、そちらの方がサイコパスというかなんらかの問題ありだと思いますよ。

しかし、その点においてもどちらかといえばとってつけたような留学展開に疑問が生じる方が先で、元から親友ことりと海未の様子を気遣わない状態で突っ走ってきていたので、そんなこのキャラならそうなるかという不思議な納得はあるともいえたかもしれませんね。


小狡いだけのにこというのもよく分かりませんが、アニメ版と違って幼少期からアイドルになりたがっていたためにアイドルになるための研究努力があるためにスペックが高いことや、

アイドルという存在への思い入れ見解の深さがキャラ作りが重要とか言いながら決めぜりふだけで、キャラ作らず素の性悪面を見せてることが多いアニメ版と比べものにはならないと思いますよ。

またアニメ版は小狡いどころか穂乃果を襲撃してアイドルやめろと脅迫したり、ファーストフード店食べ物盗んだりと悪党レベルですが、小狡いのはダメだけどただ単に悪いのはOKということでしょうか。

そういう余裕のある悪戯っぽさみたいなものがあって真姫などを弄ってたのがアニメ前のにこの人気ポイントの一つです。

一方で、無能すぎて悪いことを言ったりやったりするけど小狡くはなりたくてもなれない方がいいというのはそのキャラ作品の道具的なネタ要員としてしか見てないからじゃないでしょうか。

2期で小悪魔とか言われてましたがむしろ悪党という感じですね。

不正投票も細かいポイントですね。その程度である日常系作品ですら普通にありそうなネタですが…。

そういう点に突っ込み出すと、アニメ版では絵里が無断で動画撮影投稿をしていたとかい突っ込みが生じますし、恐らくそのようなことを問題視していると思って書いたのでしょうが自分はその点は便宜上そこまで問題視してませんね。

どちらかといえば公開した動画馬鹿にされればいいという悪意があって投稿したことの方が問題ですけれどね。

元々廃校阻止という目標の点では穂乃果と絵里の思いは同じだったわけですし、結果動画馬鹿にされたら音ノ木坂の評判ダウンにもつながるのではと考えると自分目標達成にとっても痛手になる可能性がありますしね。


本筋は淡々と進むだけ?あれで淡々と進んでるというならどうあればドラマ的なんですかね…。

逆に「アルミ版はアニメ版よりも展開がシリアスシビアだ(だから苦手)」という評判はよく見ていたのですけれど、いろんな考えの人がいるんですね。

メンバー集めにしてもA-RISE存在にしても地元に根ざした学校地元の生徒たちが~という元々のコンセプトからして王道的で理想的でしょう。

そういう意味で穂乃果・海未・ことり・凛・花陽・絵里が幼馴染で元から知り合いという設定の方が自然ですよね。

逆にアニメ版メンバー集め展開をやりたい脚本側の適当な都合で同学年以外は知り合いでない状態にされましたが、地元云々のコンセプトも破壊したようなものですね。

アニメ版ファーストライブは印象的なシーンですがそれの元になった可能性があるシーンがアルミ版にあります

アニメ版のように講堂みたいな立派な場所でやったりパフォーマンス自体は見事だったりすることはなく、

アルミ版のファーストライブは屋外でラジカセ音楽を流しながら踊りを見せるだけというチープなもので、初めてのライブで緊張したこともありミスも出て観客や通りすがりの見物人は十数人ほどいましたが馬鹿にされて見世物のように終わるという辛いものでした。

穂乃果たちは自分たちのふがいなさに号泣しますが、その様子を見てそれまでいつも一緒だった親友の海未が立場を変えて協力に踏み切るというのはそこまで不自然だったでしょうか。そして淡々と進む展開ってそういうものなのでしょうか。

その後もアニメの突発的で感情的なやりとりを駆使しての展開とは違って、元から絵里と穂乃果たちは友達であることもあり勧誘平和的でありつつ一進一退状態ですが、その絵里が希などの勧誘には協力したりすることであるとか、

にこと真姫がそれぞれ個人的事情や思いを抱えているために、アニメ版ラブライバーもμ'sもメンバーみんなが作品奴隷であるべき的な思想好きな人にとっては嫌うポイントでしょうけれど、

本来キャラからするとにこと真姫が他のメンバーから独立した部分を持っているのも自然ですし、そこが後々生きてくるドラマ性を演出しているとも思います

SIDではにこは既に独白でもμ'sの価値を認めていますけれど、そういう方向性に向くまでのにこという意味では自然でむしろこうでなくては最高のアイドルを目指すにこらしくないと思いますが…。

アルミ版では元々のルックスに加えて実力も伴っているために穂乃果からいきなりセンター待遇勧誘を受けたりしていましたが、

アニメ版でも1期でセンターにこだわる描写があり、予習していたために未予習だけど才能有る他のメンバーと同等の成績を残す話がありましたね。

そこも残念に歪められた扱いで悲しいですが、それでも一応予習していることを知らない他のメンバーから褒められる描写がありました。

一方、2期4話でもセンターにこだわって写真加工云々の描写がありましたが、全体的にその扱いは何言ってるんだコイツというだけの状態でしたし、扱いや設定がおざなりすぎて擁護できませんね。

それが好きという人はアイドルでなく芸人か何かを好んでるんだと思います。元からそういうキャラならまだしも。

余談ですが後にその2期4話の元ネタgleeにあってその影響で弟まで加えられたことが分かり、呆れるしかありませんでしたね。


アニメ版のようなドラマ的展開とありますが、表面的な部分で遠くに合宿しに行ったりスクールアイドル集めたり優勝したりすることがドラマ的なんでしょうか…。

ただ、内面的な動向などに目を向けないでドラマ的かどうかを測るのであれば確かにアルミ版はあまりドラマ的ではないかもしれませんね。旅行とか大会海外には行ってませんし。

そういう方にとっては確かに劇場版のようなとりあえずニューヨーク行ったり大人数で何かやったりというのがドラマ的で理想的だったかもしれませんね。


ところで、アルミ版を批判するとしたら凛と花陽が加入する際のあっさりすぎて何も物語性がない所とかを批判した方がいいと思いますね。

そこは自分も幼馴染設定を生かしているともいえますが、もう少し何か欲しい所があります。いつか描く予定があったのかもしれませんが。

ただアニメ版では留学云々があったことり以外は基本的にμ's加入後は穂乃果のおまけや補助役に成り下がってしまうのに対して、

アルミ版ではにこや真姫などが個人的事情を抱えていることで、それぞれがある程度精神独立を保ちながら集まってる状態です。

一方アニメ2期では(gleeパクリらしいですが)とってつけたように、

普通高校生なら似た者同士で集まると思うけど、私たちは違う。 時間をかけてお互いのことを知って、お互いのことを受け入れあって、ここまで来られた。」

とか言わせてましたが、原案と違い幼馴染が少ないのに殆どメンバーが加入した時点で問題解決して受け入れあっているメンバー状態でそれを言ってもな、という感じですね。パクっておいて個性的問題ですが。

また、逆に穂乃果とは幼馴染の海未やことりとの方が一悶着ありましたね。

原案アルミ版は元々そういう要素を重要視してるわけではないですけれど結果的に、にこ真姫希という幼馴染枠外の3人の存在がそういう描写を強めるキーになれる要素を抱えてますね。


漫画は大して売れてないんでしょうか、そのあたりは詳しくないですが、アニメや動員数に比べたらそうでもそれなりには売れてると思いますよ。

少し調べてみたらなんちゃってファンおすすめする原作SIDレイプSIDコミカライズより売れてるらしい情報が出てきました。

公野版はつまらないから人気が出ずと言ってますが、そもそもアニメ化までに段々と人気や売上数は伸びてきていたんですよ。

雑誌CDは買わないと見たり聞いたりできませんし、雑誌は買っても注目作品以外は流し読みということも多いですから知名度が足りていなかったと思います

実際にアニメ化以降に知ったファンでも初期の楽曲PVの良さを褒めてる人は多いじゃないですか。昔は質が悪いから人気が出なかったと言うのであればその人気を評価する指標CD売上から言っているんでしょうから、売れなかった時のCD楽曲PVの質のことも批判してみてください。現実を見るならそこだと思いますよ。

そのようなわけで、知名度を得るためにアニメ化大事だったんです。知名度さえ得られたら評価が得られるだけのクオリティが元々あると思っていたからこそ嘆いているのであり、そういう所からいって、売れたから許せとか過去のことは滑稽と言うことこそ滑稽ですよ。まさにそこが問題点なわけですからね。


スクールアイドルクエストがμ'sロスの受け皿になってもいいくらいというのも、ちょっと謎の過大評価ですね。話題にすら上らないというのもどこ基準か分かりませんが思ったより話題になってるように感じますよ。

劇場版以降、作品展開に異議を唱えるファンが多少増えてきて、アニメ1期2期の頃よりはSIDとかアルミ版について語る人が増えてるような印象すらあります

売上が出たか面白いというのも問題があると思いますよ。何にでも悪くても売れやすものと良くても売れにくいものはあるわけですし、そもそも原案ラブライブ!場合はあの系統アニメ化してたらどうなっていたかというのを今では確かめようがないわけで、元の楽曲などを流用して、他作品盗作を駆使して、商品は売れたから全部これが正解というはいかがなものでしょうか。

どうせならキャラ声優楽曲も全て原案無関係オリジナルのものであればよかったのですがね。

ところで、アニメゆるゆりは1期2期はアニメオリジナルも含んだ内容で人気が出たものの、原作作風や一部のキャラを歪める内容なども含んでいたこから原作ファンに不評な部分もあり、原作作風を生かして制作会社も変更された3期は原作ファンから賛美されているようです。一方で1期2期を制作した動画工房や各種スタッフファンからは3期は微妙という評価もあるようですが。

自分ゆるゆり原作最近までまともに読んだことはありませんでしたが1期2期は誤魔化しを多用したくだらなさのある作品だと思っていました。それでもキャラ描写原作ラブライブほど破壊してはいませんから、それなりに好きでしたけれどね。

その中で3期を見たら1期2期とは違う落ち着いて安定した面白さがあったので調べてみたら原作により近いのが3期だと知って、そういうことがあったのかと思った次第です。

ゆるゆりシスプリのように後に原作に近い映像化作品が生まれるのであれば少しは溜飲も下がるのですが、ラブライブはあれだけ利益を生みながら原案ファンには還元せずに終わるというのも残念なところです。


長くなりましたが売上で勝った負けたとかそういうことを言いたいのではなく、公野版のままアニメ化していたら今ほどは売れてなかったかもしれませんが、それなりに売れていたのではないかとは疑いなく思っています

あのように始まった作品で、特に矢澤にこなどは中でも人気が出ていたキャラでその方向性作品を期待するわけです。それを横入りしてきたもの邪魔されて道を断たれてしまったことが可哀想ですし、十分な売上は生まれていたと思うので残念に思います


公野作品評価できるのなんて~とありますがそもそも、あなたが公野先生アイデアをあまりきじゃないだけなのではという感もあります。勿論あなたからしたら自分アニメラブライブを嫌いなだけとなるのでしょうけれど…。

せめてアニメアニメ、その他はその他の設定で独立させているならともかく、アニメ化以降アニメ以外のゲームはおろか、PVCDドラマアニメ設定に統一されていったことも問題ありますね。

自分は今さら何がどうなるとか、どうなってほしいとかはあまり考えていませんが、ただそういう思いの存在作品が終わる間際に書き残しておこうというだけです。

2015-10-05

http://anond.hatelabo.jp/20151004112514

段数が低いとはいえ補助役なしとか超恐ろしいです。4段でも潰れたら最下段の生徒が危険なのでは。

(上に乗ってる生徒が「安全な潰れ方」を承知していればそこそこ安全しょうが、そうでもなかったのでしょう?)

くわばらくわばら。

元増田

2015-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20151004105123

昭和50年代の静岡県浜松市の富塚小・北部中だけど、

・座学無し

・高くても3段か4段。

・補助役無し

基本的に、一連の組体操の練習の途中にピラミッドがあるだけという感じで、

体格・体重から誰が何段目に入るか決まったら、練習から本番までずっとそのまま。


当時は段数が低いせいか、私の知る範囲ではピラミッド事故は無かった。

ひょっとして俺がやらされた組体操の練習は珍しいものだったのか

10ピラミッド関連のニュース組体操話題を良く目にするようになったが、周囲の『体験記』を読んでいると自分体験したものと割と差があるように感じた。

以下、自分がやらされた時の組体操特にピラミッド)。

組む練習<<<崩す練習 だった

一言で言えば「受け身」の練習が8割。「怪我を防ぎつつ失敗する為の練習」とも言う。

具体的には以下のような流れだった。

■(1/3)基礎講習

最初にみっちり座学をやった。体を動かしながらだったので完全に座学でもないが。

  • 参加役としては、危険姿勢安全姿勢を具体的に叩き込まれ咄嗟の時でも慌てて危ない姿勢を取らないよう反復練習をさせられた。
    • 手足は伸ばすと危険だが深く曲げるとそれはそれで危ない。補助役を信じて脱力せよ、とか。
    • 舌を噛むから口は絶対に開けるな、とか。
  • 助役としては、人体を支える為の体幹や心構えなど。
    • 落ちる人間を支えるには最低3人であたれ(事前に役割分担をしておけ)とか具体的にどこを支えろとか。
    • 参加役が怪我をしたら補助役のせいだとか、ちょっとでも危なかったら手と声を出せとか危機管理の話。
■(2/3)実践初期

基礎講習を実践に移す。

10人1組を作って参加役6:補助役4で分け(内訳はローテーション)、3段ピラミッドを作る。但しとにかく何度も、色んな段階で崩す(失敗する)よう指示されるのでスムーズに組んでスムーズに終わるパターンはとても少なかった。

誰が補助役になっても安全に失敗できるレベルまで繰り返し、習熟させられた。

※この段階で擦り傷などの小さな怪我は頻発していたが、所詮は3段なので大怪我というほどのことはなかった。

■(3/3)実践発展

段数を少しづつ増やしていく。

うちの場合、最大のピラミッドは8段(36人)だったと思うが、その山の補助役20人以上居て、各員の分担もきっちり決められていた。

2/3の段階で真剣味に難があったり習熟が浅かったりした生徒は、5段程度の小ピラミッドに回された(その山にも10前後の補助役がつく)。

本番では、全体の3割以上の生徒が補助役だったことになる。

これって一般的

自分体験したせいで、どこの小学校でも大体上記のようにやってるもんだと思い込んでたけど、そうでもない…のですよね?よその小学校ってどんな安全対策とってるのでしょう。

例の事故に関する私見

2015-06-11

RPGアタッカー大別。

RPG役割ではアタッカー花形ということで、同級生としたとりとめのない話。

戦士タイプ

スタンダード前衛

ステータス的には攻撃力の他に、HPなども高め。

素早さや防御が高いか低いかはキャラ個性といったところだが、特筆した高さであるケースは少ない。

反面、魔法関連のステータスは低いことが多く、魔法のものを使えないことも珍しくない。

装備の制約はそこまでではなく、大体のものは装備できる。

物理攻撃コストパフォーマンスに優れることが多く、敵の攻撃もそこそこ耐えられることからRPG全体で役立たずになり辛い。

反面、特筆して「強い」というイメージも持たれにくく、出来ることが限られていることから前衛の中でも「地味だ」という評価になりやすい。

尖った存在利便性の高い仲間が加入すると、お役ごめんとなる。

剣士タイプ

剣で戦い、技能魔法もある、戦士に比べると技巧派。

装備は戦士より軽装。

ステータスは、角か取れた丸みのあるタイプか、仲間内個性が出やすタイプだったりする。

アタッカーとしては均整がとれていることが多く、「弱い」というイメージは持たれにくい。

RPG=剣というイメージがあるのか、作り手によって優遇されやすい。

格闘家タイプ

己の肉体を武器に戦うタイプ

ステータスHPを筆頭に、前衛関連は高い。

戦士に比べれば軽装であることも多いが、素のステータスで肉盾と化す場合も。

技能の面で高いダメージを出せるものが多く、戦士とは前衛枠を争いやすい。

魔法使いタイプ

魔法による攻撃主体とする。

ステータス魔法関連はおおよそ高いが、HPや防御面は低いことが多い。

さらに装備はかなり制限され、打たれ弱さはトップクラス

魔法による攻撃MPなどのコスト必要なかわり、ダメージが高い、物理が効きにくい相手には有効、といったように差別化される。

主力攻撃コストがかかるため、作り手がしっかりバランス調整しないと物理アタッカーポジションを奪われる。

狩人タイプ

遠距離から攻撃をするタイプ

ステータス的には、特筆して高いものはないことが多い。

装備は軽装寄り。

このタイプが出てくるRPGは隊列システム採用しており、後衛から物理ダメージを与えられるというのをウリにする。

または、使える攻撃スキルに何らかの追加効果を設け、補助よりの役割を与えることもある。

総合火力でトップになれることはあまりなく、この役柄で強いイメージを持たれる仲間は少ない。

調整が適当だと、真っ先に割を受けるタイプ

近代兵器タイプ

銃を主力にしたり、機械を使って攻撃する。使用者のものがロボのバターンも。

ステータス特筆するようなパターンは少ないが、ロボタイプだと装備などの面でだいぶ尖った性能となる。

現代価値観でいえば弱いわけはないのだが、剣と魔法が混在する世界では妙に不遇になりやすい。

ロボタイプだと、装備などで融通がきかないため使いづらい印象を持たれる。

ただ、他の仲間と競合しないため邪険にもされにくい。

ポンコツか、強キャラかの二極になりやすタイプでもある。

特殊技能タイプ

独自攻撃手段を持つタイプ

ステータス面は千差万別だが、盗賊なら素早さが高くて防御が低いといったように、尖っていることが多い。

利便性の高いスキルや、逆に使い時がパッと見で分からないスキルもある。

アタッカーとしては、技能の使い時を理解すればかなり強いことが多く、後年で強いと話のタネになるタイプも珍しくない。

その尖った性能や、パっと見で分かりにくい強さに、初心者からそっぽを向かれやすい側面はある。

前衛として2番手に甘んじても、このタイプしか果たせない役割があることからパーティーから外されにくい。

役割のもので得をしているタイプ

主人公

基本的パーティーから外せないため、主力にならざるを得ないタイプ

他の仲間に依存させない性能にされていることが多い。

いわゆる「主人公補正」で、専用装備やら魔法やらで、攻撃役としては上位になりやすい。

アタッカーとして弱いということはまずないのだが、尖った存在がいると割を食いやすい。

回復助役としてサポートもできるので、「お荷物」の烙印を押されることはほとんどない。

ただ主人公ポジションで、攻撃役としてイマイチだとネタにされやすい。

2015-05-15

大阪市廃止による「暗い」未来予想図はすでにある

元増田

http://anond.hatelabo.jp/20150515102420

橋下徹大阪市長の「大阪都」構想に基づき、17日に同市の有権者に問われる大阪市の廃止と五つの特別区への分割についてどう考えるか―。長年、地方自治研究してきた宮本憲一大阪市立大学名誉教授京都市内の研究室で聞きました。(聞き手藤原直)

 ―維新の会が「都」構想と呼ぶ大阪市廃止・分割案についてどうお考えですか。

 大阪市歴史的形成されてきた日本代表する大都市であり、24区のコミュニティーを基盤とした自治体です。これを廃止するのは極めて乱暴なことであり、暴挙だと考えています

 私は京都市民ですが、京都市民に「京都市をなくして、いくつかの区に再編してもよいですか」と尋ねれば、ほとんどの市民は反対します。神戸市でも同じです。現に大阪府堺市市民も市の廃止に反対しました。

 当初、「都」構想を政令市改革の一案として議論していた専門家の間でも、具体化された現在の未熟な案には、これを一般的評価するほどの関心すらなくなっています

 具体的には、やはり財政調整に大きな問題がありますね。現在の市のかなりの税源が府に取られる。しかも府から特別区に配る交付金の配分割合の決定権は府にあります。5区の意見が十分に反映されるか疑問があるし、吸い上げられた財源が特別区のために使われる保証もありません。

 120もの事務が、住民の声が届きにくい一部事務組合に任される。これだけでもこの構想は間違いだと普通なら判定しますよね。

 とくに大阪市をつぶすという橋下氏の個人的目的が先にあって、なぜ大阪市が廃止されなければいけないのか、大都市を分割していいのかという基本的問題がまったく議論されていない。それが私は非常におかしいと思っています

 そもそも大都市には集積の利益と言われるメリットがあります近代社会では経済医療高等教育文化といったものが、一定人口規模や経済的な諸力がなければ成立しません。ですから、どの国でも大都市形成され、一国の華をなしています大都市は全国に発信する文化経済の核を育てるゆりかごです。その発展は一国にとっても重要意味をもっています

 他方、大都市には集積によるデメリットもあります貧困公害住宅難や交通渋滞といった都市問題です。この影の部分を直すのが都市政策です。

 大都市メリットを維持しながら、都市問題都市政策改善していくのが都市行政の基本です。それなのに、角を矯めて牛を殺すようなことをしてどうするのか。市を解体しても都市問題は解決しません。しかも、いったん壊してしまったら、単に市民にとってだけではなく、一国全体に大きな不利益をもたらすことは間違いないわけです。

 大阪市を五つの特別区と府に分けると、市の都市政策に関わってきた優秀な人材も、その蓄積もバラバラになります。辞める人も出てくるでしょう。区行政が落ち着くまで恐らく数十年はかかる。サービスが落ちるのは目に見えています

◇  ◇

 ―では大都市において今、本当に必要なこととは何でしょう。

 まず、都市政策というものを、もっと市民福祉を向上させるために行うべきだということ。そのためにも住民参加の仕組みを充実させなければならないということです。

 大都市において住民の声をどう行政に反映させるかという課題は各国共通していますしかし、そのために大都市を廃止して分割した例はないわけです。

 どうしているか。例えばニューヨーク市では、59のコミュニティー委員会に50人ずつの委員が選ばれ、市議会とは別に市政に参加する仕組みをつくっています。ここで議論されたことはかなりの割合予算にも反映されていますイタリアにも地区住民評議会という制度があります

 日本政令市でも内部に区自治協議会を設置したところもあるし、行政区総合区に格上げすることなどができるようになってきたので、各都市市民自身地域に合った住民参加の仕組みを考案していけばいいのです。

 ―橋下氏は1990年代に府と市がそれぞれ建てた高層ビルを「二重行政」と批判し、政令市である大阪市が大きな予算をもち府と似たような仕事をするから無駄が起きると主張しています

 それも間違いです。そのビルが両方とも破綻したのは事実ですが、それは二重行政の失敗ではなくて、それぞれの行政の失敗にすぎません。

 市をつぶして、府知事という「一人の指揮官」をつくるという考え方自体がよくないんですよ。やっぱり府があれば、市も市議会もあり、市民がいるんでね。例えばカジノの誘致問題府知事市長意見が違ったって構わないんですよ。

 ただ、いまだに少なくない市民が橋下氏の構想に期待を寄せている理由は、何よりもまず中身がよくわかっておらず、大阪が「都」になれば、東京匹敵する経済力や行財政力になるのではないかという幻想があるからだと思いますしかし、実際には大阪市が無くなるだけで、今回の投票では府の名称すら「都」にはなりません。

 第一、大阪がなぜ東京のまねをしなければならないのでしょうか。私は、戦後大阪府市政、財界政策の失敗の原因は、東京の後追いをしてきたことにあると思います。民生部門が多い「商業の都」だったのに東京重化学工業に追いつこうとして造った堺泉北コンビナートが、あまり地域経済に貢献せず、逆に公害を出したこともありました。(茨城県の)筑波研究学園都市)のまねをして失敗した「けいはんな学研都市」にしても、湾岸部の開発にしても、失敗の連続だった。地域の特徴を踏まえて大阪の持っている力をどう引き出すかということにならなかったからです。そこにきて今度は、戦時中戦争のためにつくられて今でも安定しない都区制度までまねるという。それで良くなるというのはまったくの幻想です。

◇  ◇

 大阪市民はもっと誇りを持たなければいけません。戦前は「都市政策大阪を見ろ」と言われ、どの街も大阪を模範にしました。東京高商(現在一橋大学)の教授から助役を経て市長になった関(せき)一(はじめ)市長(在任1923~35年)が目標とした「住み心地よき都市」を今こそ目指すべきです。

 関は、御堂筋地下鉄建設で有名ですが、本領社会政策にあります労働者住宅保育所をつくり、市民の絶大な協力で大阪商科大学現在大阪市立大学)を創設し、文化殿堂しました。大阪衛生試験所をつくり、日本初の大気汚染観測を始めています

 当時、中川望という府知事や、関の親友だった東京市顧問・岡実が「都市格」を大阪市目標として提唱しています。岡は、日本には天子天皇)のいる権力の都(みやこ)はあったけど市民都市がなかったと。だけど大阪は「都市格」のあるまち、すなわち、市民の自治都市でなければならないと言ったんです。

 いまは国際的にも都市目標というのは環境文化にあります大阪には人々に尊敬される都市になってほしい。権力の都にはなってほしくない。

 昔から大阪江戸じゃないんです。大阪市民がつくった市民の街なんですよ。自由なる市民都市。そこに大阪の意義があります。「シティ」とはそういうものです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-29/2015042903_01_0.html

2015-04-01

子供を持つ人にも、持たない人にも届いて欲しい事実

4/1に投稿しますが、ウソではありません。

自分ブログに書こうとも思いましたが、宣伝目的だろうと罵られるだろうので、増田に書きます

これを特定地域の人に拡散したいし働きかけたいのですが、どうすればいいのかわかりません。

一人でも多くの人の目についてほしい。とにかくネットに流すしか


事の起こりは去年末に、広報されたこちらのニュース

http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201412/0007573135.shtml

兵庫県芦屋市新規開発地区小学校建設する方針であると報じられました。

ここはかねてから小学校建設予定とはされてきていたものの、子供人数の上昇の推移などを

鑑みてから建設を決定するということにされていました。

そして、今まさに子供の数もピークを迎えるし、若い世代の人たちを市に誘致しようという

願いで、小学校建設の話が封切られました。

これには近隣住民は皆喜び、良いニュースだと捉えていました。

ところが先週になりこのようなニュースが。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201503/0007862043.shtml

議会が反発をして、建設が中止になりました。

過半数以上の議員名前を連ね、市長に直訴をして、白紙撤回させたというのです。

議員達はこれは市民の声だと言うのです。

では、私たち近隣住民市民ではないのでしょうか。

そして、この議員達を束ねている畑中議員は、こんなビラを号外といって配りました。

https://www.facebook.com/ashiya.hatanaka.toshihiko/photos/a.1421338688166901.1073741828.1421027394864697/1427419907558779/?type=1&theater

すみませんFacebookをしてないとみれないかもしれません。

今月26日には、市会議選挙が行われます

それを前にして、「小学校建設無駄公共事業を中止した正義議員は我々です、反対したクズ議員はこの人達です」

と言わんばかりのビラです。

そしてこのビラは、小学校建設される予定だった地域はいっさいくばられておらず、

それ以外の地域に大量に配られました。

(私の母がその地域に住んでおり、この事実が発覚しました)

やり方が汚いと思いますが、それは別に良いとしてもこの畑中という議員

過去汚職事件を起こしています

http://4.pro.tok2.com/~mat/kawaraban/m0106.html#30

内容としては、古くなった「小学校の改修増築工事」の際に、発注業者から100万円の賄賂を受け取っていたのです。

一方、畑中としひこ市議仲介富田被告から便宜供与を受けた業者は、

市議から「もうけさせてくれるのか」「もうけの半分をくれ」と持ち掛けられた経緯や、

畑中としひこ市議に200万円を渡したときは元助役市議の100万円ずつという認識だったことなどを生々しく証言しました。



その後、事実は認めながら議員は辞職せず、今もずっと議員を続けているという人です。

その人が、「小学校建設には利権が絡んでいるから辞めさせないといけない!」と声高々に叫んで

建設を辞めさせました。

自分小学校増改築賄賂を受け取っているのにです。

この過去小学校増改築にかかる費用は30億円かかったと報告されています

今回の小学校新設費用予算は70億円、そのうち30億円は土地取得費用

建設費用自体は40億円です。

過去増改築に30億円は多すぎやしないですか?

その過去の金額も当然知っていながら、畑中議員は「小学校新設にそれだけ税金を投じるのは税金無駄」と訴えています

その畑中議員HPに掲げている、最優先事項は、「その他の古くなった小学校増改築」なのです。

また賄賂を受け取る気なのかと勘ぐりたくなってしまます

それに、先ほどの号外に載っていた、建設賛成派の木野議員ブログを読んでみると

もともとそんな声かけ自体がなかったというのです。

http://blogs.yahoo.co.jp/urukino07/68372002.html

木野議員も、基本的には建設には反対派であるのに、なぜ、号外には「賛同しなかった議員」として

肩を並べられているのか。

なにかもうやり口が汚すぎて反吐が出ます


建設反対派である無所属の寺前議員

この方も過去事件を起こして議員を辞職しています

http://cat.cscblog.jp/content/0000235533.html

神戸新聞の写しではあります

と、まあ建設反対派の議員さん達が「正義」を自称していますが、

正義でないことは明らかなのですね。

何か、最近はこれとは色が違うと思いますが、保育園地域住民の反対で開園できなかったり

トラブルが多発しているというニュースをよく目にします。

多くは少子高齢化問題から寄ってくるものなのでしょうが

これで、子供を切り捨て、高齢を守っていくのがあるべき姿なのでしょうか。

しばらくはそれでやっていけるかもしれませんが、いつか終わりが来ます

また、そうした時流はなおさらに少子を加速化させていくだけなのではないかと思います

ここまで書いたものの、自分も何が正しいのかはわかりません。

皆さんのご意見をちょうだいできれば幸いです。

2014-06-09

http://anond.hatelabo.jp/20140609180637

江戸時代とか、日本世界で最も成功した社会主義国である、とか言われてたころの風土が未だに残ってるのが地方

都市部競争社会に転換できたけど、田舎はずっとその頃のまま。転換するタイミングが無かったからな。

みんな平民なのよ。「職業選択の自由」なんてパイが多ければこその発想であって、公務員になりたいといっても、規模が数十人とか数百人とかそんなだ。

年の新規採用の人数想像付くだろ?助役の息子さんと試験面接して勝てるか?無理。

そういうのがいやだ、と思った人のために都会がある。

からそうやって、どの職業がいいか探りいれるぐらいの人は田舎向いてないって。

普通に東京とかで生きること考えたほうがいいよ。

2010-05-11

2000年自民党政権口蹄疫への対応と、民主党口蹄疫への対応を比

2ちゃんねるなどで見る意見だと、10年前の自民党口蹄疫対策はよかったらしい。というわけで、最初の発生日から時系列で、2000年自民党政権時の対応と、2010年民主党政権での対応とを並べてみた。

日数2000年自民党政権のときの口蹄疫への対策2010年民主党政権での口蹄疫への対策
- 4/9 都農町農家が通報、獣医師が「口蹄疫でない」と判断→1週間後に再検査(y)。
03/25 農水省宮崎県畜産課、口蹄疫感染の疑いを発表。県と農水省口蹄疫防疫対策本部を設置。半径20kmの家畜の移動を3週間制限。牛舎を消毒。半径50mを「警戒区域」に指定、交通を遮断。農家のまばらな地域(*)。4/20 宮崎県口蹄疫感染の疑いを発表。県は防疫対策本部を設置。立ち入り検査・半径20kmの家畜の移動制限を実施農林水産省牛肉輸出を一時停止、口蹄疫防疫対策本部(赤松農相が本部長)を設置。「牛豚疾病小委員会」を開き、協議。半径1km圏内の検査方針を示す。緊急対策会議で半径10km2地点、半径20km2地点で車両の消毒を決定(24時間体制)。農家が密集する都農町(*my)。
13/26 1例目の牛を殺処分。農家の申し出で近くの農場の牛3頭も処分。県内11カ所に消毒設備を設置。県内22カ所で24時間体制の検問実施宮崎県畜産関係者ら100人と対策会議4/21 川南町、防疫対策本部を設置。殺処分の穴から地下水で断念。宮崎県、新たに6頭感染疑い。続けて、疑い3例目。農家周辺の通行制限・消毒。民主党3議員東国原知事を訪問、県の対応の説明を受ける。「政務三役に伝える」と返答。続けて、川南町訪問、町長から予算措置の要望。自民党議員県庁訪問。
23/27 農水省、警戒区域内の全畜産農家を対象に抗体検査実施する方針。台湾産稲わらの検疫を強化。4/22 4例目2頭。宮崎銀行、緊急対策融資を26日から開始と発表。東国原知事都農町川南町を視察。県議会会派自民党、防疫措置の徹底を副知事に申し入れ。政策金融公庫が相談窓口を設置。
33/28 韓国牛肉輸入を暫定的に停止。台湾日本牛肉輸入を禁止。厚生省感染の疑いのある牛・豚の出荷はないとの安全情報4/23 農林水産省、1例目について口蹄疫感染断定、感染経路の調査。畜産農家えの経営維持資金の融資枠を20億から100億へ拡大と発表。赤松農相口蹄疫専門家チームの派遣方針を示す。宮崎県、新たに2頭疑い。畜産農家からの要請で、県は消毒ポイントを2点追加。日南市都城市も独自に消毒ポイント設置。
43/29 宮崎県、県農政水産部の人事異動を一部凍結。宮崎県家畜防疫対策本部、O型抗体と発表。4/24 宮崎県農道でなく国道を通るのが不便との声で消毒ポイントを2点追加。小林市、市内1480戸に消毒薬を配布。
53/30 発生農家から3km以内での採決検査獣医師による目視検査を終了。市町村助役会議で15000戸を対象に獣医臨床検査実施する方針を表明。獣医派遣農水省に要望。農水省中国産麦わらの輸入を当分の間禁止。4/25 7例目、牛4頭に感染の疑い。農場規模が大きく、725頭が殺処分により、殺処分数は計が1108頭。 宮崎県口蹄疫防疫対策本部の第2回会議対応協議農林水産省から6人、4府県から5人が家畜処分などの応援で宮崎入り。串間市、消毒ポイント1点設置。都城市消毒薬2600戸に配布。
63/31 宮崎県宮崎市と周辺の臨床検査で異常なしと発表。4/26 九州政局風評被害をまねく表示の是正指導。都城市、防疫対策本部を設置。宮崎県議会の全員協議会から自衛隊派遣の要望に、東国原知事「今後の発生を見て判断」と返答。
74/1 日南市口蹄疫防疫対策本部、安全性を訴える牛肉の試食会。4/27 東国原知事農林水産省赤松農相と会談し、予算確保を要望。赤松農相はできる限り支援する意向を表明、29日に疫学専門家チームの派遣家畜共催の掛け金支払い条件の緩和を農業共済組合要請東国原知事自民党谷垣総裁とも面会。谷垣総裁、28日の現地入りを表明。民主党高嶋幹事長とも面会。事業仕分け、農畜産業振興会の海外事務所全廃で独法守る。(m)
84/2 4/28 宮崎県、豚に感染に似た症状5頭。検査を待たず豚486頭を処分(以後すべて豚は、遺伝子検査の結果を待たず殺処分=陰性の可能性もある)。70km離れたえびの市。移動制限区域を拡大。区域内7地点で消毒開始。8~10例目で処分数は計2800頭超。宮崎県、33億円の緊急補正予算と245億円の融資枠を決定。第3回口蹄疫防疫対策本部を開催。谷垣総裁川南町JA尾鈴を視察し、政府の初動体制を批判。えびの市市民からの要請道路2カ所を通行止め日南市串間市、防疫対策本部を設置。宮崎県、6家畜生保健所に現地対策本部を設置。
94/3 宮崎県家畜防疫対策本部の調べで中国産麦わらが原因の疑いを発表。宮崎県畜産課、新たに9頭の感染の疑いを発表。農水省、移動制限の延長を県に伝達。4/29 農水省疫学調査チームが現地調査。宮崎県感染疑い牛2頭。農水省山田副大臣東国原知事宮崎県庁で意見交換し、知事予算措置を要望。
104/4 農水省、1例目のウィルス感染確認を発表、口蹄疫と断定。県畜産防疫対策本部、「飼料からの感染可能性低い」4/30 民間事業者で初の豚4頭感染の疑い。1429頭を処分。12例ふくめ計4300頭。宮崎県議会の各会派代表者会議で、連休中の県議2人の待機を決定。九州知事会、国の支援を求める緊急決議。赤松農相「対策は万全」と中南米に外遊(y)。
114/5 農水省、養豚農家への支援策をまとめる。(1) 子豚が増えすぎて処分する場合、一頭あたり5500円、出荷時期が遅れた成豚には1頭6000円を上限に支給する、(2) 焼却処分したら、さらに1頭につき最高2000円を補助する。5/1 宮崎県陸上自衛隊災害派遣要請。隊員約100人を出動し、川南町派遣宮崎県、豚1頭感染の疑い。3882頭を処分。JA での感染だったため、処分数が計8251頭に急増。松野官房副長官首相の指示でえびの市を訪問し、市長農協関係者から聞き取り。「鳩山首相に報告」。宮崎県風評被害防止のためのチラシとポスター配布。
124/6 宮崎県高城町、町長選に。農家選挙どころではない」。農水省、食肉流通業者への説明会。県か地区防疫対策本部、3km圏内の牛のうち1/3が陰性と発表。空気感染する力の弱いウィルスの可能性。5/2 農林水産省宮崎口蹄疫ウィルスアジアで発生と同種O型ウィルスと発表。自衛隊川南町で埋却作業を開始。
134/7 中国日本の食肉輸入禁止宮崎県、県内15000戸の和牛農家臨床検査をほぼ終了。大半は結果待ち。 宮崎県松形知事口蹄疫補償策は「国の対応待ち」。当面は県単独の補償策を打ち出さない意向を示す。定例記者会見で「国の支援の枠組みが決まっていない。国の支援が少ない部分は県単独で支援を考えていきたい」。県議会、全会一致で国への金融対策の要望とりまとめ。5/3 宮崎県、2農場で4頭が陽性反応。両農場41頭を処分。処分は計9015頭。
144/8 5/4 2農場で豚6頭に感染疑い。両農場の18757頭を殺処分。総数27772頭。宮崎県畜産関係車両の消毒地点18カ所のうち3カ所を変更。
154/9 高城町町長選。5/5 農場3カ所で豚13頭に感染疑い。宮崎県、4回目の対策本部会議県知事非常事態表現してよい深刻な事態」。殺処分の補助作業の補助員の募集を決定。防疫対策特命チームの設置を報告(河野副知事トップ)。
164/10 宮崎県畜産課、新たに16頭の感染疑いを発表。家畜の移動制限の延長。県議会、松形知事畜産農家支援の緊急要望書を提出。5/6 原口総務相口蹄疫対策の経費を「特別交付税として措置」。
174/11 5/7 宮崎県、12農場で感染疑い。計1907頭を殺処分。殺処分の総数44892頭(牛3101頭、豚41791頭)。平野官房長官自衛隊の追加出動要請」の考え示す。宮崎県、8カ所の農場で感染疑い。計14212頭を殺処分。総数が59104頭。1908年以降、国内最悪。農水省感染頭数・処分数は増えても、制限区域外に広がっていない」。東国原知事小沢幹事長宮崎市内で会談。知事経済支援や防疫対策の人員の確保や「密集地の防疫体制の検証」を要望。小沢政府に申し入れる」と応じる。
184/12 15日に予定していた「農林水産まつり」延期。宮崎県議会、全員協議会を開催。県の対策に不満が続出。知事は従来の見解を繰り返す(12日目の4月7日の欄を参照)5/8 宮崎県、農場6カ所で感染疑い(n)。7日発症と同じ管理者の農場を、発症はないが殺処分対象に追加(n)。殺処分の総数62426頭(豚57938頭、牛4488頭)(n)。家畜の異動制限を追加設定(n)。
194/13 移動制限の延長。5000頭分の血液検査の結果がまだのため。家畜市場の閉鎖も延長。EU口蹄疫対策として日本ワクチンを緊急提供すると発表。5/9 宮崎県、農場7カ所で感染疑い(n)。計1928頭を処分。総数64354頭(豚59607頭、牛4747頭)(n)。家畜の埋却が終わっていない場所が37カ所と防疫措置の遅れを懸念(n)。農林水産省研究機関ウィルス香港発生例と酷似との分析(n)。
204/14 農水省、10頭の感染確認を発表。県議会臨時議会で「農畜産環境対策調査特別委員会」など3つの特別委員会を設置。玉沢徳一郎農林水産大臣熊本市九州政局の報告会に出席。宮崎県、警戒地域からの地域外への移動禁止措置を延長。5/10 赤松農相東国原知事が会談し、獣医師の人員確保、被害農家への国支援拡大を要請(amn)。東国原知事赤松農相ブランド種牛の避難を求める(a)。農相、処分した農家への全額補償、県が補填した分は特別交付金で対応方針と現行制度改善を表明(amn)。獣医師派遣人員倍増(その時点で国と都道府県から計50人の獣医師が現地入り)、九州政局派遣も10人から100へ、国有地の提供の意向も示す(amn)。農業団体や自治体首長との意見交換も(amn)。記者会見で「川南町などの牛・豚をすべて処分すべき」との質問に、「健康家畜の処分は法的に認められない」と否定(n)。農相の宮崎県訪問は初めて。現地入りが遅いとの批判に「これまでも要望に対応している」と反論(an)。古川議員赤松大臣口論(an)。古川議員、待機室では静かな待機でパフォーマンス(m)。宮崎県、農場11カ所で感染疑いで計12498頭を処分(ny)。総数は76852頭(豚71121頭、牛5731頭)(n)。JA宮崎中央会、被害額110億円と試算(算定根拠は非公表)(m)。西都市、対策費を盛り込んだ補正予算1180万円。宮崎市議会で全員協議会、執行部から説明。
214/15 宮崎県議会、臨時本会議で国への要望決議。(1)激甚災害並みの対策を講じる(2)防疫態勢を確立する、など四項目。「口蹄疫まん延防止等に関する検討会」開催。農水省検査の遅れを謝罪。5/11 宮崎県、牛1頭感染疑い(nm)。29頭を殺処分。3カ所で5頭が感染疑い(any)。江藤議員衆院農林水産委員会赤松農水相に「外遊を見送るべきだった」と批判(a)。東国原知事川南町を訪問し、殺処分・埋却作業を初めて視察(amy)。宮崎県議会全員協議会、県に財政支援や心のケアなどの要望(ay)。東国原知事補正予算の考え表明(m)。中央畜産会からお見舞いとして300万円(a)。獣医師チームへのインタビュー注射器・薬剤足りぬ」(a)。農水省香港向けに豚肉の輸出再開を発表(m)。宮崎県警Twitter上で口蹄疫補助金に関する詐欺の書き込み確認と発表(y)。
224/16 家畜搬出制限を延長。農水省永竹審議官畜産関係者意見交換会で、JA組合長らから対策拡充の訴え。5/12 公明党の東副代表平野官房長官に1000億円規模の財政措置を要請(n)。宮崎県、2回目の緊急補正予算で2億円を編制、57億円の融資新設(mn)。東国原知事、県市町村口蹄疫対策の特別交付金による全額措置を原口総務相に要望(m)。JA中央宮崎金利負担の経営支援と見舞金発表(m)。
234/17 宮崎県、総額2億円の無利子融資などの緊急対策を発表。宮崎県串間市、独自の支援策をまとめる。5/13 18頭に感染疑いで、牛332頭と豚1125頭を殺処分(an)。赤松農相ブランドの種雄牛6頭を区域外に移動する特例措置を認める(an)。宮崎県ブランド牛の西都市への緊急避難(an)。種牛6頭の避難先、当初の予定地に県が未把握の畜産農家があり変更(m)。東国原知事民主党の「食の安全研究議員連盟口蹄疫勉強会に出席(a)。連盟参加の議員から農水省担当者に「大臣の指示通り保証金3日で出す努力を」と詰問(a)。都城市市民畜舎・農場に近づかないでとの啓発活動(a)。佐々木農水政務官衆院農林水産委員会で処分に16ha必要、一部確保と表明(m)。赤松農相委員会で予防的観点による殺処分は「現行法でできない」と発言(m)。
244/18 都城市、独自の救済策をまとめる。農民連、「口蹄疫110番」開設。5/14 5頭感染疑いで、牛109頭を殺処分(n)。総数80366頭(n)。
254/19 農水省、稲わらの自給態勢確立のための緊急対策会議の初会合。5/15 
264/20 農水省、半径50kmの移動制限の23日0時で解除を発表。宮崎市議会、県に防疫体制強化の要望書を提出。5/16 
274/21 宮崎県西都市議会畜産農家の救済のため総額4300万円の一般会計補正予算案を可決。5/17 
284/22 宮崎県、移動制限地域を10kmに縮小。農水省「今回発生した口蹄疫空気感染の可能性が低く、感染力が一般よりも弱い」とする調査報告(**)。5/18 
294/22-23 「太平洋・島サミット」で首相が初の宮崎入り。(27日目と28日目)5/19 
304/24 5/20 
304/25 農民連、県に支援策を要請農水省、2件のウィルスが同種と確認。新種O型/JPN/2000(**)。5/21 
314/26 宮崎県家畜移動制限2地区を解除。宮崎県観光課、宿泊キャンセル4200人と報告。5/22 
324/27 農水省畜産農家の救済のため130億円規模の対策を決定。5/23 
334/28 農水省、「安全宣言」は5月中旬の見通しを表明。5/24 
345/1 宮崎県中小企業対象に「口蹄疫緊急対策貸し付け」創設。5/25 
355/2 宮崎県、牛と豚の移動制限解除。5/26 
365/8 県家畜防疫対策本部、獣医師を介して感染の可能性を報告。宮崎県口蹄疫の第2次対策をまとめる。5/27 
375/10 宮崎県口蹄疫の終息を宣言。5/28 

使用した新聞記事データベースは「日経テレコン21」「聞蔵II」「毎日Newsパック」。どちらも「口蹄疫 宮崎」で検索して表示された記事による。

使用データベースに「ヨミダス歴史館」からの情報を追加 (2010.5.12)

(*) 読売新聞(2010.5.7 西部朝刊)で、前回の発生は農家のまばらな地域だったが、今回は密集する地域。豚が感染していた。1例目の発見が遅かったなどの専門家意見を紹介していたので、場所に関する情報だけ表内に。

掲載紙を記号で表記。(n)日本経済新聞、(a)朝日新聞、(m)毎日新聞、(y)読売新聞。使用データベースは上記のもの。記事内の日付をたよりに時系列上に配置。それぞれのデータベースで、日付の翌日にあたる記事を読んでもらえば確認可能。ただし、記事によって(これまでの経緯ふりかえりなど)は数日後に掲載の場合あり。(2010.5.13)

(**) O型/JPN/2000のウィルスが弱かったことは以下のWebサイトを参考に。

農研機構 http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2002/niah/do025.html

「O/JPN/2000株は反芻動物、とくに乳牛、緬・山羊に対しては病原性が低く、ウイルス伝播も起こりにくいことが判明」

2009-06-08

平松邦夫大阪市長をわけもわからず支持するおバカB層

2ちゃん橋下徹大阪府知事の支持者をB層と名指す人が何故か平松邦夫大阪市長を評価している場合を多々見かけるんですよね。単に民主党で民間出身だから評価しているのかもしれないんだけれど、大阪市民からしたらとんだ勘違い野郎なんですね。平松市長当選以来何やってきたを挙げましょう。

WTCに市庁舎を移転すると公約しながら自ら破棄。しかも同様にWTC府庁舎を移転しようとした橋下知事を批判。

http://www.team-osaka.com/article.php/20071107125547830

 平松「大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)を最終処理後に市が買い取り、市役所を移し、現市庁舎は近代美術館にする。中之島が一大文化ゾーンになり、人が集まってくる。夢を語れる街にしたい」

橋下知事による市庁舎・府庁舎共にWTC移転する案に対し「両方入れるスペースはない」と反論。WTCに隣接しスペースが有り余っている市の三セクATCへの移転すら考慮しない。

http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/h_osaka/20090606-OYO8T00282.htm

一方の平松市長は前日、WTCへの府市同時移転提唱した橋下知事の発言について、「現実味がない。両方入れるスペースはない」と反論し、蜜月関係だった2人が批判し合う展開となっている。

http://osakadeep.info/13.shtm

大阪市は既にWTCに多数の市の部局・外郭団体を入居させ、「入居率は8割」を占めている。それら部局・外郭団体は、他に入居している民間企業の「2倍の賃料」を三セクに支払っている。そうすることで赤字三セクに多額の税金を投入、破綻を回避することでWTC建設を計画した市幹部や賛同した自民民主公明の各会派へ責任問題が波及するのを回避してきた。住民訴訟でも是正するよう判決で言い渡されたにも関わらず、平松市長は賃料を「たった1割しか減額しなかった」。三セク破綻した方がトータルで見れば市の負担額は減るにも関わらず、破綻させる気はハナから無かった。

http://mihari.exblog.jp/8192643/

入居率が下がる一方のWTC,ATCに、市の部局などが民間の約2倍の賃料を払って、事実上公金による支援を続けてきた問題で、見張り番は、4年前に住民訴訟を提起し、そのなかで裁判所採用による不動産鑑定で高額賃料が明らかにされました。

http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1204097314/

WTC、09年度に破綻の可能性 大阪市

2008年02月27日

 二次破綻(はたん)の危機にある大阪市第三セクター大阪ワールドトレードセンタービルディング

(WTC、住之江区)など2社の再建方法などを探る「市特定団体再建検討委員会」が、WTCについて、

現在の入居率のままでは09年度にも資金が不足し、破綻すると試算していることが、27日わかった。

二次破綻した場合、市には債権者金融機関に最大で約509億円の損失補償をする義務が生じ、

危機的状況にある市財政にとって大きな打撃となる。

 55階建てオフィスビルのWTCの入居率は82%で、テナントは市の7部局と関連団体で

大半を占める。市は今年4月から賃料を8.5%引き下げる方針で、新年度当初予算案に

盛り込んでいる。

 WTCをめぐっては、市が支払う賃料が高すぎるとして、市民団体が過払い分を返還するよう

求めた訴訟が、大阪地裁で6月に判決を迎える。同地裁の鑑定は、賃料が最大で適正価格

約2倍と指摘。敗訴した場合、WTCには多額の賠償責任が生じ、破綻は必至とみられている。

 このため、検討委は入居率を現状に近い80%に設定し、市の賃料について、(1)現行継続

(2)市の鑑定に基づいて8.5%引き下げ(3)大阪地裁鑑定の額、の3パターンで試算した。

 関係者によると、検討委は、予算案通り8.5%下げた場合は09年度に、現行の賃料(月額で

平方メートルあたり4700円)のままでも10年度に資金不足が起きると予測している。

資金ショートを避け、04年の特定調停で成立した返済計画を維持する場合でも、市は多額の

追加負担をする必要があるとしている。

 市は、WTCの再建策や最終処理策について、市によるビル買い取りや会社更生法の適用など6案を

3月中に市議会に提示する方針。

asahi.com関西

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802270035.html

http://www.pressnet.co.jp/osaka/kiji/090124_15.shtml

 大阪市第三セクター大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC、住之江区)に入居する市の7部局の賃料をめぐり、平松邦夫市長は19日、WTCの仲茂彦社長と会談し、現行より8・5%減額となる1平方m当たり月額4万1300円とすることで合意した。

・平松市長WTCが二次破綻したら債務返済により自治体破綻のおそれがあると主張しているが、その一方市庁舎等の市が抱える優良物件を売却しようとすらしない。現庁舎でなければ市職員の仕事ができない事情でもあるのか?

http://www2.city.osaka.jp/shikai_kensaku/index.html

平成19年第4回定例会(平成19年12月平成20年1月) - 01月09日-02号

 本市財政危機の引き金となった赤字第三セクター、とりわけWTCの最終処理策についてお聞きします。

 現在、WTCに入居している本市部局の賃料が不当に高いとして住民訴訟が提起されており、昨年7月には大阪地裁において賃料鑑定が行われ、本年中の判決が予想されています。仮に賃料が高いとされれば、本市からの賃料が収入の大半を占めているWTCがたちまち二次破綻を起こすのは必至です。その結果、債権者に対し損失補償を行っている本市に多大な財政負担が生じることになり、財政破綻に至る可能性は極めて高いと言わざるを得ません。もはや当事者による経営再建は不可能と判断すべきです。

平成19年12月平成20年1月定例会常任委員会財政総務)-12月26日-01号

太田勝義委員 今お尋ねいたしますと、美術館の箱物には使われていないと、こういうことでありますが、何とか600億の枠を認めてほしいと、こういうことでございますので、それはそれでいいといたしたいと思いますが、問題は、市長が今回選挙立候補されるに当たって、中之島の本庁舎を近代美術館にとの発言が大きく新聞に取り上げられました。全く斬新な発想であり、さすが平松さんだなと、実は私は驚嘆をいたしました。ああ、この発想は私にもできませんし、恐らく理事者もできないでしょう。ゆとりみどり振興局もできないでしょう。

 それと同時に、美術館呼応して、ここのオフィスワールドトレードセンターに持っていくんだということで、向こうを市庁舎にすると、これは実は私も考えたことがあるんです、財政厳しいときにね。それを平松市長がおっしゃったんで、うん、これは私も同じ考えだなと思うたんですが、現実的にどうなんかなと。一般的な政治家であり行政マンであれば、そこまでは考えるんですけども、それを選挙の一つの大きな材料にし、公約と言うていいんでしょうか、マスコミに堂々と発表されて圧倒的な票を獲得されたと。

 私は、この2つの公約は大変タイムリーであり、すばらしい発想だと思います。逆にいうと、それ以外は私はあんまり評価いたしておりません、悪いけどね。いろいろとマニフェストを読ませていただきましたけども、これはあんまり、これで票稼いだなという感じしないんですが、イの一番に評価していたんはこの美術館ワールドトレードセンターへ行くということかなと。しかし、私はどう考えてもいいことだ、すばらしいことだという考えと、果たしてこれが可能なんかどうかということについて、ちょっと私はクエスチョンマークがつくんだがね。

 そこで、ゆとりみどり振興局に来ていただいておりますんで、この本庁舎を近代美術館として活用するとすれば、整備に当たって構造上どんな問題があるのか、果たして幾らぐらいかかるのか、これが一番問題だと思うんですね。いかかでしょうか。

横田ゆとりみどり振興局文化部博物館企画担当課長近代美術館担当課長 お答え申し上げます。

 近代美術館建設用地についてでございますが、1万6,900平米を先行取得いたしておりますけれども、この用地につきましては、国との売買契約におきまして指定用途に供さなかった場合には違約金が生ずる旨の規定がございます。

太田勝義委員 幾らぐらい違約金を払うことになるんですか。

横田ゆとりみどり振興局文化部博物館企画担当課長近代美術館担当課長 違約金の対象となる用地の取得価格の30%、最大の場合30%でございまして、金額にいたしますと約48億円でございます。

太田勝義委員 今の理事者の答弁ですと、48億円を違約金として国に払わなければならない。この本庁舎を美術館にするとすると幾らかかるかわからないと。ましてやエレベーター、その他照明いろいろかかると、二次的な問題がある。果たしてこれ市長は知っててあなたはここを美術館にしようと、そういう構想をなさったのか、知らなかったのかはどうですか。

◎平松市長 お答えいたします。

 先ほど来、市役所本庁舎を近代美術館に、それからWTCを市庁舎にというのを公約だと委員はおっしゃっておりますけれども、私、立候補記者会見をした際に、一番最後に、これは夢ですけれどもと、つけ加えました上で申し上げたことでありまして、今、御質問がありましたような細かいお話を一切知らずに発言したものでございます。以上でございます。

違法に公金が注ぎ込まれた市職員の「ヤミ年金・ヤミ退職金」事件で、違法な公金支出のため職員に対して損害賠償請求しなければならないにも関わらず、関淳一市長の意に反して勝手に「ヤミ年金退職金の公費返還は求めません」と発言して更迭された「森下暁・前市長室長」を、平松市長はあろうことか副市長(助役)に抜擢。

http://ninjax.dreamhosters.com/newsplus/news19_newsplus/1127/1127308679.html

 大阪市関淳一市長は21日、ヤミ年金退職金支出した公費の

一部について返還を求めないと議会で答弁した森下市長室長

経営企画監)を同日付で更迭するとともに、土崎敏夫筆頭助役

辞職を申し出たとして、26日付で辞表を受理する考えを表明した。

 関市長は職員厚遇問題などを受け、弁護士出身の大平光代助役

上山信一慶応大学教授らの主導で市政改革を進めている。土崎氏は

1964年に市に採用された“たたき上げ”の代表格。「外部主導の改革への

反発だろう」との見方も出ており、改革をめぐり亀裂が表面化した格好だ。

 森下氏は16日、市議会財政総務委員会で、ヤミ年金などの財源として

市が支出した公費328億円のうち、未返還の189億円について

地方自治法の5年間の時効が成立している」と答弁。市職員互助組合

連合会に返還を求めない考えを示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050921-00000224-kyodo-soci

・平松市長就任後に起きた裏金問題で、平松市長裏金がどの部局にいくらあるのかを調査すべく幹部職員に「裏金はありません」と誓約書を書かせた。しかし平松市長が抜擢した森下副市長が誓約書にサイン後、裏金を隠していたことが発覚。それにも関わらず平松市長森下副市長を処分しなかった。裏金は同和対策事業に関するもので、平松市長部落解放同盟に支援を受けていた。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/6501/1188822548/686

http://www.mbs.jp/news/kansai_GE080326184700100256.shtml

副市長の出身局で裏金発覚~大阪市

 ウミを出し切ったはずの大阪市裏金がまた新たな部署で見つかりました。しかも、今月就任したばかりの副市長が当時、局長を務めていた部署で、責任問題に発展しています。

 総額2億8,000万円に上った大阪市裏金問題。

 調査の中で、環境局では旧同和対策事業の財団法人への委託費9,400万円余りが裏金化され、このうち少なくとも160万円が同じ事業を担当する経済局に分配されていた疑いが出ていました。

 これに対し、当時、経済局長だった森下副市長が、「裏金はなかった」と誓約書まで書いて反論していましたが、その後の調査で担当者裏金存在を認めたため、その管理責任が問われました。

環境局は『経済局に現金を渡した』と。経済局は『受け取った記憶がない』と。調査にあたっている総務局法務監査室は『記憶がないと言っているのでわかりません』と。誰が考えても納得できるものではない」(自民 多賀谷俊史市議

「調査に取り組む自覚に欠けていたと言わざるを得ない」(森下副市長

反省をしている。深くおわび申し上げたい」(森下副市長

 平松市長は以前から「調査締め切り後に裏金が発覚した場合は厳罰でのぞむ」と話していて対応が注目されます。

(03/26 20:00)

・平松市長選挙で市の連合労働組合「市労連」と部落解放同盟を実働部隊にし支援を受けていたが、選挙期間中その事実を伏せていた。その一方、対立候補だった関・前市長助役上がりの市長だと批判。自ら抜擢した森下副市長の市職員とのしがらみについてはいまだ言及していない。

http://www.sun-inet.or.jp/~yonetaro/doc4.html

初当選の平松氏、苦しいかじ取り必至 大阪市長選  07年11月18日

11月18日23時15分配信 産経新聞

 自公民主の激しい戦いになった市長選は、民主が推薦する平松氏が自公推薦の現職、関氏を破り、初当選を決めた。市長選が公選になって以来、初めての民間出身市長誕生となった。

 市民は、長く続いた助役から市長になる構図を否定し、「民間の目線」を強調した平松氏のフレッシュさを選んだ。職員厚遇問題から不祥事が続いた大阪市の閉塞(へいそく)感が長く行政担当した関氏にとってマイナスにはたらき、逆に元毎日放送アナウンサーで長く夕方のニュース番組キャスターを務めた平松氏を押し上げたともいえる。

 選挙戦は、平松氏の高い知名度と、関市政の市政改革で一定の距離を置く形となっていた市労働組合連合会(市労連)や部落解放同盟などの組織がフル稼働する2面作戦が功を奏した。

http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1195395132/

 平松氏は長年にわたって助役出身者らが市長を務めてきたことが職員厚遇問題などの温床になったとして

「民間から市長を」と訴え、徹底した市政の情報公開を主張。一方で数値目標を掲げて職員削減や歳出削減

進めた関氏の手法を「希望を持てない」と批判し、市役所の職員労組との対話姿勢も打ち出した。


マスコミ報道だけでもこれ程のダメ市長だとわかるのに、バラエティ番組しか見ていない層なのか、宗教的に支持政党以外を絶対悪とみなしているのか、平松市長を素朴に支持しているB層ってちょっと頭がアレだよねえ。

2009-05-09

メディアの影響力とか

スタートレックに出ていたアフリカ女優が「こんなばかばかしいドラマで、しかも自分ミニスカートをはかされて面白くない、辞めたい」みたいなことをキング牧師に言ったら、「いやいや、黒人普通人間として扱われているドラマに出ているんだから」みたいなことを言われて(この回答もちょっとズレているような気はするけど)、辞めるのをやめた、とかいう話があったそうな(と思ってソースを探したんだけど、お色気要員として扱われていることに嫌気がさしたという話は見つからなかった。勘違いだったのかな? http://www.nhk.or.jp/kaigai-blog/100/9680.html)。で、今じゃいちおうアフリカ大統領誕生しているわけで。

今日新聞を読んだら、TBS夕方枠ニュース女子アナが取材されていた。彼女の妹も日本テレビアナウンサーをやってるそうだ。へえ。

まだまだ「添え物」なのかなあ、とは思うけど、女子アナウンサーって、女性が就ける職業のなかではかなり待遇のいい仕事だよね。社会的影響力とかもあるし。イチロー結婚した人や松坂結婚した人は早々と内助役になってしまったようで、もちろんそれは個人の自由だけど、国谷裕子とか田丸美寿々とか小谷真生子とか、あのへんの人たちは僕が子供のころからずっと現役で活躍している。まああの人たち人一倍優秀そうな感じだから、ロールアップモデルとかいうのはちょっと違うかな。

いま50、60の社会的影響力のある人が子供の頃って、まだ「女性は家庭に」みたいな観念の強かった時代だと思う。「優秀な女性」とか「男性と同等に働く女性」みたいなものを頭では理解できても、実感はできないんじゃないかな。少しずつ時代は巡って、女性も当たり前に働くようになってきたわけで、まだまだ男女格差があるとはいえ、個々人の意識は変わってきているんじゃないかなーと思うんだけどどうかな。

2009-04-06

ここ10年ほどで壮絶な人生で話題になった人たちのその後

ここ10年ほどで壮絶な人生を送って話題になった人たちのその後。(ソースwikipedia

リスト作るだけで胸焼けがした。政治教育関係に転身するケースが多い。

最近は一般庶民の生活が苦しくなったからか、壮絶人生の話はあまり見かけない(あれば補足してくれるとありがたいです。追加:ヤンキー先生

2008-11-29

明日はうちの市の市長選挙

A候補

市民のための市役所を 情報公開説明責任を果たします

市町村合併を推進

赤ちゃんから高齢者まで

教育のまちを

環境に配慮し、自然を生かして

地域活性化のために

○安心安全なまちを

鉄道値下げの実現

B候補

孤独高齢者を作らない

保育園整備で仕事子育ても支援

○施設グレードアップで学習環境を整える

インフラ整備で工業団地をさらに元気に

○乱開発防止でメリハリのある街づくり

○F地区の安全な基盤整備

○国の誘導に惑わされない自主的な合併

○ムダ事業を廃止!

情報公開で透明度ランキング1位に

争点がまったくわからねーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

ていうか両者まったく同じことしか言ってねえーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

ていうか何でこいつらが別々に立候補してんだよ! 主張が同じなら片方が立候補して片方が助役にでもなりゃいいじゃんか!

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん