2015-06-11

RPGアタッカー大別。

RPG役割ではアタッカー花形ということで、同級生としたとりとめのない話。

戦士タイプ

スタンダード前衛

ステータス的には攻撃力の他に、HPなども高め。

素早さや防御が高いか低いかはキャラ個性といったところだが、特筆した高さであるケースは少ない。

反面、魔法関連のステータスは低いことが多く、魔法のものを使えないことも珍しくない。

装備の制約はそこまでではなく、大体のものは装備できる。

物理攻撃コストパフォーマンスに優れることが多く、敵の攻撃もそこそこ耐えられることからRPG全体で役立たずになり辛い。

反面、特筆して「強い」というイメージも持たれにくく、出来ることが限られていることから前衛の中でも「地味だ」という評価になりやすい。

尖った存在利便性の高い仲間が加入すると、お役ごめんとなる。

剣士タイプ

剣で戦い、技能魔法もある、戦士に比べると技巧派。

装備は戦士より軽装。

ステータスは、角か取れた丸みのあるタイプか、仲間内個性が出やすタイプだったりする。

アタッカーとしては均整がとれていることが多く、「弱い」というイメージは持たれにくい。

RPG=剣というイメージがあるのか、作り手によって優遇されやすい。

格闘家タイプ

己の肉体を武器に戦うタイプ

ステータスHPを筆頭に、前衛関連は高い。

戦士に比べれば軽装であることも多いが、素のステータスで肉盾と化す場合も。

技能の面で高いダメージを出せるものが多く、戦士とは前衛枠を争いやすい。

魔法使いタイプ

魔法による攻撃主体とする。

ステータス魔法関連はおおよそ高いが、HPや防御面は低いことが多い。

さらに装備はかなり制限され、打たれ弱さはトップクラス

魔法による攻撃MPなどのコスト必要なかわり、ダメージが高い、物理が効きにくい相手には有効、といったように差別化される。

主力攻撃コストがかかるため、作り手がしっかりバランス調整しないと物理アタッカーポジションを奪われる。

狩人タイプ

遠距離から攻撃をするタイプ

ステータス的には、特筆して高いものはないことが多い。

装備は軽装寄り。

このタイプが出てくるRPGは隊列システム採用しており、後衛から物理ダメージを与えられるというのをウリにする。

または、使える攻撃スキルに何らかの追加効果を設け、補助よりの役割を与えることもある。

総合火力でトップになれることはあまりなく、この役柄で強いイメージを持たれる仲間は少ない。

調整が適当だと、真っ先に割を受けるタイプ

近代兵器タイプ

銃を主力にしたり、機械を使って攻撃する。使用者のものがロボのバターンも。

ステータス特筆するようなパターンは少ないが、ロボタイプだと装備などの面でだいぶ尖った性能となる。

現代価値観でいえば弱いわけはないのだが、剣と魔法が混在する世界では妙に不遇になりやすい。

ロボタイプだと、装備などで融通がきかないため使いづらい印象を持たれる。

ただ、他の仲間と競合しないため邪険にもされにくい。

ポンコツか、強キャラかの二極になりやすタイプでもある。

特殊技能タイプ

独自攻撃手段を持つタイプ

ステータス面は千差万別だが、盗賊なら素早さが高くて防御が低いといったように、尖っていることが多い。

利便性の高いスキルや、逆に使い時がパッと見で分からないスキルもある。

アタッカーとしては、技能の使い時を理解すればかなり強いことが多く、後年で強いと話のタネになるタイプも珍しくない。

その尖った性能や、パっと見で分かりにくい強さに、初心者からそっぽを向かれやすい側面はある。

前衛として2番手に甘んじても、このタイプしか果たせない役割があることからパーティーから外されにくい。

役割のもので得をしているタイプ

主人公

基本的パーティーから外せないため、主力にならざるを得ないタイプ

他の仲間に依存させない性能にされていることが多い。

いわゆる「主人公補正」で、専用装備やら魔法やらで、攻撃役としては上位になりやすい。

アタッカーとして弱いということはまずないのだが、尖った存在がいると割を食いやすい。

回復助役としてサポートもできるので、「お荷物」の烙印を押されることはほとんどない。

ただ主人公ポジションで、攻撃役としてイマイチだとネタにされやすい。

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