「人格権」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 人格権とは

2023-10-05

二度名前を消されかけた馬鹿な私の話

これは仕事で疲れ切っていた若くて馬鹿な私が、云年越しの真実に打ちのめされる話かもしれない。

どこか嘘かもしれないし全部本当かもしれない。ただただやりきれない気持ちだけで書く。

この日記を一行でまとめると下記の通りだ。

業務時間外に書いた云十万字の小説権利が、一切自身になかったことを知った話、である

* * *

学校卒業後に就職したのは小さなさな編集プロダクションだった。執筆編集者がやるタイプ編プロだった。

ニッチな界隈の本を細々と出していた会社で、今はもう存在しない。

好みの分野を扱うことが多かったので仕事自体は楽しく、担当していた界隈がにわかに盛り上がったときは激務に次ぐ激務だったがかなりのやりがいを感じていた。

編集者のいいところは、自分の関わった商品本屋という身近な場所に陳列されて、しかも奥付に自分名前が載ることだと思う。

「私はこれを作ったんだ」という実感は激務を忘れさせるほどの麻薬だった。

会社はいろんなタイプオタクがいて、コミケサークル参加するような同人作家も在籍していた。

スタッフ創作であることは仕事に生かされ、それが会社の強みにもなっていた。

私もそんな創作者のひとりだった。小学生のころから二次創作小説を書いていたような、生粋創作する側のオタクだ。もちろんコミケサークル参加したことがある。会社でも小説を書くことは隠していなかった。

前述したとおりいろんなオタクが集まっているのはこの会社の強みであり、取引から面白がられていたので、何かとそれは話題にあがった。「あなたは何のオタクなの?」という感じの雑談から、私が小説を書くオタクであることは取引先にも知られていた。

ある日、上司に呼ばれて席まで行くと、「小説を書いてみないか」と言われた。

とある人の半生が面白いので、脚色を加えて小説にする企画があるのだが、書き手ライター)が見つからない。

そういえば御社小説を書く人がいたよね? ――と、取引からお声がかかったらしい。

素人の思い出話を物語として成立させるには、筆力のほかに構成力も必要になってくる。

小説が書けて、編集者視点も持っている人にお願いしたい、というのが私が選ばれた大まかな理由だ。

人生何が起きるかわかんねぇな」と思いつつ、正直先方の正気を疑ったが、特に断る理由もないので「自分でよければ」と答えた。

そして、企画が動き出した。

当時私は中堅の社員で、後輩の教育も任されており、わりと大きな継続企画も抱えていたので、まあそこそこ忙しかった。

そこそこ忙しくはあったが、後輩に任せられることは任せ、溜まりに溜まっていた有休を無理くり使い、執筆作業に当てた。

徹夜もよくしたし、午前中にネカフェ執筆して午後から出社、終電後まで働くみたいなことも多かった。

執筆はすべて業務時間外にしていた。これは単に会社にいると仕事が降って来るので落ち着いて書けないし、原稿料をもらうからには切り分けねばと思ったからだ。

会社を空けることが多くなり、雑用確認作業が頼みにくいと上司からはよく嫌味を言われた。

通常の仕事に加え、睡眠時間を削りながらの執筆、「自分で書くのだから」と資料作成・装画周りにも関わり、とんでもなく忙しくはあったがやりがいも楽しさも感じていた。

初稿が上がり、大勢の人の目が入り、製作も大詰めというときだった。

上司が、軽い調子でこう言ったのだ。「著名は原案者だけにするかも」と。

反射で「私の名前が載らないってことですか?」と尋ねると、「そういう案も出ている」と言われた。

忙しくて頭の回っていなかった私は、ただただ「そんな話が出ているのか」とショックで、会話はそれで終わりになったと記憶している。

デスクに座ったまま、ぽろっと言われたくらいのノリだったように思う)

その日の夜になってようやくだった、「いや、私の名前が載らないのはおかしくないか?」と怒りが湧いてきたのは。

前述したとおりこの本は、とある人物の半生を脚色して小説化するというものだ。

当然、この「脚色」は私の創作である些細な話題を膨らませてドラマチックにしたり、つなぎになるエピソード創作して物語を盛り上げた。

たとえば登場人物の紹介をするのに、設定にある特徴から勝手エピソードを作ったりした。

こうした追加エピソードについては、原案からも「まるで本人を知っているかのような描写で驚いた」とお褒めの言葉をいただいている。設定から妄想を広げるのは二次創作同人屋の得意分野だ。

そう、この小説は相当私の「創作」が含まれているのだ。それなのに何故、ゴーストライターにされてしまうのか。

怒りのまま、とはいえギリギリビジネス文章に落とし込んだ形で、私は上司出版社担当者にメールを書いた。

個人アドレスから送ってやろうかと思ったがそれはやめた。不審メールとしてはじかれたら元も子もないかである

要は「私の名を出さないのなら、創作部分をすべてカットする」という内容だ。原案者が著者なら創作部分は生まれなかったはずだから、という理論だ。

私のガチギレぶりにめんどくささを感じたのだろう。私のペンネーム原案者と併記されることになった。

ガチギレメールについて上司から小言をくらったが知ったことではない。私のやることなすこと気に食わない上司文句などすでに聞き飽きていた。

今思えば原案/著で記載されるべきだったのだろうが、この後の出来事を考えるとこの時からすでに事は動いていたのかもしれない。

その後無事本は出版されたが、ろくな広報はされなかった。

発売後、今度は社長に呼び出された。社長と総務の前へ、何事だろうと寝不足の頭で棒立ちになっていた。

印税についての話である

個人出版社契約でなく、会社出版社契約を結び、入金された印税の中から褒賞として私に支払う形にする、という通達だった。

当時二十代半ばの私は、この言葉意味をよく理解しないまま、印税がもらえるならいいかと了承してしまった。

ここがすべての間違いであったのだが、そんなことは当時の私が知る由もない。

その後、若い私にとってはそこそこの額の執筆料をもらったが、当然のことながら重版などかからなかった。

なんやかんやあってその数年後、いろいろ限界を感じた私は逃げるように辞職した。このままでは飼い殺される、という危機感が一番強かった。

同じ家に暮らす家族から最近顔を見ていないけど元気?」とメールが来るような日々だったのだ。

それなりに「できる社員」として取引先にも認められていたので、おかげで再就職比較スムーズに進んだ。

* * *

それから結構時間が過ぎたころ、なんと前述の本のメディアミックスが決まった。

私がそれを知ったのはネットニュースでだった。

起き抜けのTwitterTL巡回中、見覚えのあるタイトルが目に入って一気に目が覚めた。それは結構な規模のメディアミックスで、有名な人も参加するプロジェクトだった。

何事かと思って公式サイトに飛んで、さらに驚いた。

スタッフクレジットの「原作」欄には、原案者の名前しか書かれていなかったのだ。

とはいえ、今も同人活動をしている身としてはあまり名が売れてほしくない思いもあり(商業活動をしているわけでもない)、それについてはそこまで怒りも湧かなかった。

何よりかにより私が衝撃を受けたのは、原作欄に掲載された書影から私の名が消されていたことだった。

ぱっと見た瞬間、変だと思った。画像の一部に雑な加工の跡があったからだ。何故加工されているのか、よく見たら名前が消えている。そういう順番での認識だった。

なんだかんだ長く出版界隈に居座っているので、画像加工については見慣れている。本職デザイナーの手にかかれば、あたかも初めから存在していなかったような「画」を作れることも嫌というほど知っていた。

その書影の加工は、どこから見ても素人仕事で、スタンプツール連打したんだろうなって感じのものだった。私でももっとましに作れる。

加工者が誰であれ、私の名は意図的にその画像から消されたという事実に変わりはなかった。

少し前に好奇心から知財の本を読んでいた私の頭には、人格権翻訳権、氏名表示権などなどいろいろな言葉が浮かんでいた。名を消されたことに関する影響も危惧していた。

それと同時に、ずぅっと謎だったけれど、見ないふりをしていた疑問も浮かんでいた。

私の印税ってどうなっているんだろう。

前述したとおりこの本はほとんど広告が行われていなかったため、重版など夢のまた夢だと思っていた。だから、それまで考えないようにしていた。

メディアミックスされるとなると話は別だ。

この時私は打算的にものを考えていて、名前を消した理由を尋ねるところから入り、この本に関する私の権利について確認を取ろうと思っていた。

正しくない書影掲載したという非が向こうにはあるので、多少強気でかかって話を引き出せると思ったのだ。

微々たる額でも印税がもらえたら御の字だなと考えていたのだ。なんたって印税契約をしていた会社はすでに倒産していた。

小狡い私はこの問い合わせを、出版社ライツ部に送った。

担当部署に直で聞くのが手っ取り早いが、権利に関する問題であるし、内々で片付けられても困る。よそを巻き込んで大事にしてやろうと思ったのだ。

結果、私は惨敗することになる。

なんと、当時の担当者がライツ部に異動になっていたのだ。こんな偶然があるのだろうか。

午前の早い時間に送ったメールは、午後には返事が来ていた。

お久しぶりです!」の文字にくらくらした。

この本が出たのはもうずいぶん昔の出来事で、だから、当時を知る人がもう社内におらず、だから、私と連絡が取れず、だから書影から名を消していたのだろうと、そう思っていた。

問い合わせのメールには、連絡が取れないか名前を消したのだろうか、だとしてもこんな雑な方法で消すのはどうなのか。何故名前を消したのか理由を知りたい。権利にかかわる問題はらんでいる恐れがあるためライツ部に連絡をした。製作時も記名に関してひと悶着あったというのに残念だ。そんなようなことを書いた。

当時を知る人がいない前提の文面だ。

だというのにどうだ。その担当者は私が転職したあとも仕事のやり取りがあり、だから、私の連絡先は知っていた。なんなら携帯番号も知っている。

連絡しようと思えばいつでもできたはずだった。

返信には、非常に軽い調子でこう書かれていた。

「先方に間違った画像を送ってしまった(入稿のものだったのかも?)。今正しいものを送ったので即時修正されるはずだ。今後の重版に関しても名前が消されていることはないので安心してほしい」

あのずさんな加工画像を、製作過程画像だと言い切った。

製作に関わっていた私が、そんな画像存在しないことくらい知っているだろうに、そう、本当に軽い調子で書いていた。

誤魔化すつもりなのだ公式サイトに私の名を記載しないが故、書影との差異を出さないように雑に消したのだろう。バレないとでも思っていたのだろう。これだけ対応が早いということは、この人が本件に関する責任者なのだろう。

まり、あの時私の名を本から消そうとしていた担当者が、私の名を表紙から消したのだ。

大事にしたかったのにならなかった。この時点でもう打つ手はないなと感じつつ、「当時を知る人がいるとは心強い!」とよいしょしながら、本書の権利について尋ねた。

念のため最初からメール署名から電話番号を消していた。電話では余計なことを口走ってしま可能性があるし、丸めまれる恐れがあるからだ。諸々のことを文章として残しておきたかったのもある。

この時点ですでに、職務著作という言葉が頭をよぎっていた。簡単に言うと、業務制作した著作物の著作権は会社帰属するというものだ。

わざわざ業務時間外に小説を書いていたが、契約会社に委ねてしまった時点で私は著作権を放棄したことになっているのだろうなとほぼ確信していた。

とはいえ契約である会社はすでに倒産しているわけだし、そこはどうなっているのだろう。この際だからという気持ちでいろいろ疑問をぶつけてみた。

会社在籍中は印税の一部は会社から支払われることになっていると聞いたが、という話も伝えていた。

(誤魔化そうとしているのは明白だったので、雑な加工については「画像の送付間違い」ということで流した。一応修正前の魚拓は保存している)

結果、分かったことは以下のとおり。

著作権は原案者のみが所持、会社とは業務委託の契約しか結んでいない。

印税契約は元社長が持っている別会社が引き継いでいる。

はあ、つまりだ。

職務著作どころでなく、はじめっから私の権利は知らんところで放棄されていたのである

ずいぶん話が戻るが原案/著表記にしなかったのは、こうすると私が著作者として確立してしまうからだったのでは?みたいな気持ちもある。

こんなめんどくさい人間を絡めるといろいろやりにくいと思われたのだろう。事実暴れてしまった前例もある。

そしてこの本がいくら売れようと、印税が入るのは案件ノータッチの元社長の懐だ。

結局、知識のある人間が得をするのだ。悪いのは無知な私だ。目の前の仕事で目を回していて、いったん持ち帰るということができなかった、仕事に疲れ切っていた若くて馬鹿な私なのだ

いろいろ教えてくれたことに感謝はしつつ、とはいえ雑に私の名を消した恨みは募っていたので、最後っ屁のつもりでやり取りの最後はこう締めた。

本来書影に書かれている名が意図的に消されていると、『この消された人物は何者なのか』と無為な詮索にさらされる危険性がある。それが一番の懸念だった。もう二度とこのようなことが起こらないよう留意してほしい」

シンプル名前が消された怒りもあるが、この危惧もあった。メディアミックスに際して名を消された著者。もし、私がこのペンネーム商業活動をしていたとしたらどう思われるだろうか。

消されるだけのことをしでかしたのではないかと思われる危険性は高い。これは信用問題になってくる。

それに、今のネットの「面白そうなおもちゃ」に対する残虐性は認識しているつもりだ。自分が掘り出した“真実”を喧伝し、当事者炎上させる。何かあったら嫌だ、と身構えるのは致し方ないと思われたい。

とはいえ、これを読んでいるような人なら理解してくれるだろうが、出版社のこの手の人間には理解されないだろう。

それでも、もう二度とこんな雑に人の存在を消さないでほしい、という訴えは届いてほしかった。

* * *

若人よ、契約書を作れ。契約書を読め。

この件に関して、私は別に詐欺にあったわけでも、法を犯されたわけでもない。ただただ無知で、己の権利に鈍感だっただけだ。

手痛い授業料だと思っている。このエントリーは半ば逆恨みだし、書いてすっきりして忘れたかったのかもしれない。炎上させたいわけではない。

自分無知で痛い目にあった私ができるのは、二度と同じ過ちを犯さぬよう、そして後進たちが同じ轍を踏まぬよう努めることだけだ。

提案は一度持ち帰って調べろ、即決するな。とくに寝不足とき危険だ。

教訓として、とりあえずこの一連についてはいたるところで語っていきたい。

なんせ、私と出版社は(ついでに元社長も)、なんの契約も交わしていないのだから

ほんの少しだけよかった話をする。なんと印税をもらえたのだ。

印税契約譲渡した元社長の現会社から連絡があり、お小遣い程度の収入を得た。夢にまで見た不労所得である

連絡をくれたのが元総務の人だったので(元の会社上層部がそのまま現会社に移っていた)少し話をしたのだが、出版社担当者の話題は一切出てこなかった。私とその人がやり取りしたことは知らないようだった。出版社から入金があったので粛々と対応した、という感じだった。

献本は送られてこなかったので自分で買った。初版と第二版の年月日を見比べると渇いた笑いが漏れた。ずいぶん長い時間がかかったものだ。

メディアミックスについてはとくに興味も湧かず、とはいえ周囲から話題を聞くこともないので、爆死も盛況もしていないのだろう。

もう一回ぐらい重版からいかな、と思っているが難しそうだ。

2023-09-13

anond:20230913183711

モス店員も上に言われて片付けざる負えなくなってやっただろうにね。

たかハンバーガー主体広告写真人格権付与すんなよって言う話。

2023-09-09

anond:20230909152731

俺の著作権が今ころされてもあと70年と120日ほど続くことについてどう思う? 著作人格権との食い違いについては?

2023-08-29

anond:20230829170657

だめというのが基本、許可取ればいいという論理の何がそんなに不満なの?あとその基本的人権他人権利との折り合いの中で行使されるべきってことを無視してるよね

だいたい基本的人権の話持ち出されたら著作人格権なんかもその範疇権利だろう?お前の論法は結局どっちかの人権否定する袋小路なのよ

anond:20230829141421

あのさぁ、もちろん無料で公開した漫画村有罪になったけど、原作者二次創作まで創作たか著作者だって言い張るのには無理があるよ。

ファン活動口コミも噂話も嫌いなら嫌い、どのへんならダメっていってくれよ。

絵をかい説明するのはスマホ時代デフォルトだし、噂しただけで強姦扱いされるなら作品名一切SNS禁句にしてやんよ

 

あ、もちろん二次創作原作者著作人格権もちだすくだりだけでも元増田無知で頭おかしいってことはわかってるけどね。

あとは出版社採用されたら担当編集からでも著作講義をうけてくれ。

ここから先は有料。

やっぱ二次創作って異常だと思う

特に「訴えられても自己責任覚悟でやってください」とか知恵袋で言っちゃうようなやつが。

たとえば小学生性交するのは同意があろうが違法だが親告罪なので、被害届がなけてば有罪になることはない。

では同じ論理で「自己責任でやってください」と言うやつがいるだろうか?倫理的にあり得ないと考えるのが大半だろう。「やってください」ということ自体非常識発言とされてるはずだ。「やるなよ。」

やってくださいと言うのは、見つからなければ=自分が実害を被らなければ犯罪してもいいという倫理観と一緒だ。

そうであるはずなのに、どうしてか同人界隈ではこのような論理通用していないのが異常なんだよね。

ガイドラインを出せば大半の二次創作者がそれに従うのだから、そうすればいいだけで、ガイドラインさないやつが悪い?

いやなんで権利者がそれ以外の「ガイドラインを出すべき」という考え方に合わせなきゃならないの?

どう考えても二次創作者が「ガイドラインを出してないが勝手創作されるのは嫌な人もいるかもしれないから、自重すべき」だろ?

二次創作されたら多くは黙認で宣伝にもなって喜ぶ人もいるから?

それって小学生性交しても喜ぶ子がいるかもしれないからやって良いって論理と大差ないよね?

喜ばない人がいるからやっちゃいけないし法で規制されてるんだよ。

そもそも二次創作されるようなコンテンツを作ってるからといって、自分事業内容が二次創作され得るコンテンツ自覚してない事業体もあるかもしれない。オタク界隈としての二次創作文化自体そもそも知らないこともあるかも知れない。

そうなれば当然ガイドラインを出してないこともあり得るだろう。しかしいざ二次創作をされてたと後で何かの拡散などで知ったら不都合な事実として認識するかもしれない。

もちろんそういうコンテンツを出してるのなら、オタク文化二次創作対象になり得ることはもはや自衛として知ってるべきだろうが、それとはれとは話が別だ。むしろ子供強姦するように節操ないオタクたちのせいで、そういう法律があるにも関わらず自衛をしなければならないと権利者に余計な負担をかけさせてる状態が既におかしいのだから

自己責任犯罪しろ」なんて言わないだろ?なんで二次創作の話のときは「自己責任でやればok」なんて言い出すの??

儲けなきゃいいとか言ってる奴は特に論外だから著作人格権がなぜ規定されてるかの意義から考え直して?

dorawiiより

2023-05-16

AI絵に対して人間の方も「AIイラストは無条件で模倣トレスコピーして良い」ってことにすりゃいいのでは?

AI絵生成ユーザー既存の絵を素材や材料扱いしてくるなら

人間の方も「AIイラストは無条件で模倣トレスコピーして良い」ってことにすりゃいいのでは?

実際光源としてはものすごい参考なるのよ

これトレスできたら超ラクだな~って思う

発展を重視してる界隈ってCCライセンスとかで

いくらでも改変して売っていいけど、そのかわりそれを使って誰かがさらに売っても文句言うな」みたいなことやってることおおいじゃん

いやもうすごいざっくりだよ 画像とかオリジナルjsは持ってけないのは知ってるんだけどね

ワードプレスとかそうじゃん?

AI生成である以上主要な要素を金で生成してるんだから

それってココナラで「こういう絵書いてくださーい 月額これだけ払うんで~」って指令出して提出待ちしてるのと変わらないじゃん 3日待って1枚か1時間で100枚かの違いで

やってることは外部への依頼なんだよね

よって著作人格権的なものはその時点でないと思う(あるとしたらAIだけど、AI人間でないみたいな)

そういう方向で「いくら吐き出しても人間絵師に利用される上に、自分で描いたような面される」状況にAI絵師を追い込むと

実質平等になるのでは?

2023-05-12

anond:20230511193645

契約によっては著作人格権の不行使特約が盛り込まれていることある特に著作権ごと買い取りのときかにはかなりの確率でついてる印象。財産権としての著作権は買い取れるけど著作人格権は買い取れないので、せっかく買ったイラストなのに結局作者の許可がなければ修正編集もできないってなったら使いづらい。

この内容で契約すると著作人格権には公表権、氏名表示権が含まれているため、その権利行使できないので「そのイラスト、俺が描いたんだぜ」と主張することが難しくなる。

2023-05-05

anond:20230505230213

MIT ライセンスの「著作権者ライセンスの表示」という義務を軽視してライセンス違反してる奴が多すぎるんだよな。

そもそもオープンソースライセンスにすると著作権が無くなるとか勘違いしてる奴もいたりするし。

オープンソースライセンス基本的著作権権利の下で付与されてるライセンスなのにな。(例外著作権放棄によるパブリックドメイン相当にするくらいか。でも著作人格権放棄できなくてCC0を作るくらいなので本当に例外だと思う。)

からオープンソースライセンス違反したら著作権違反なのに、まずその基本が分かってない奴が多い。

2023-04-09

好き放題二次創作してきた癖にさあ

二次創作著作者人格権著作権を踏みにじってきた萌え絵描き達が

お気持ち表明してるのどういう理屈整合性保ってるんだろう

お気持ちから自分達は何してもOK? 俺様ルール過ぎて欠片も同情する気にならない

2023-04-05

anond:20230312200259

山田康おの死後の栗田かん一がルパンを演じてる件とかは公式スタッフに依頼されて報酬受け取ってるじゃん、著作権に対価が払われるから別に問題ないのでは。

声優本人であってもDBじゃないイベント・他局によばれた野沢さんが「悟空セリフいってください」っていわれるほうが著作権的にはやばいよ。まあある意味芸能人としてもう知れ渡ってるからお目こぼしされてるんだろうけど。

そうでなければ声紋とかで機械的区別がつけられ偽物はつかまってもしかたないと思う。ただ著作人格権ではなく商標権とか肖像権パブ権の方面にはなりそう。

2023-04-03

戦場著作人格権侵害裁判全面敗訴しとるやんけw

まだ地裁だし前半戦終了って感じか。

2023-03-03

anond:20230303185544

「私はウマ娘です!」とか「私はAKBメンバーです!」とか「私はE233系です!」とか言ってるわけじゃないか全然セーフ、

逆に大川隆法は本人名乗って勝手なこと言ってて人格権侵害も甚だしいんですが

2023-02-22

https://anond.hatelabo.jp/20230222105247

嘲笑欲をどう裁くかよね。

名誉感情侵害もっと強めに訴えていくとかしたら潮目変わるかもしれないし、すでにそういう流れは来てる。

実際、かつてはセクハラコミュニケーションの一環として流されてたけど被害者側が声を上げることで変わってきたわけだし、嘲笑されたら人格権侵害だって言って相手社会的立場とか叩き潰すような運動していけばいいんじゃない?味方になってくれる弁護士探すとこからだよね。

女性にも性欲あるのと同様、男性にも嘲笑欲はあるし、そこは男性差別という問題ではないよ。

あと、女性の性欲って視覚優位ではないか盗撮に結びつかないだけで、過剰なボディタッチおばさんとかはセクハラで訴えればいいと思うんだけどね。

2023-01-22

高くて薄い本の話をする

https://togetter.com/li/2055463 を読んだ同人日記さんだよ

   

はい高くて薄い本かいてる本人だよ(ただし名前詐欺はやってないのと人気CPではないよ)

女子高生けふわかわはここにはない よそを探してくれ

いままで出した中で一番字数が多いのは20万字、2段組み8ptで200pに詰め込んだよ

そして本題。あれはさほど「高く」はない。

いままで出した中で一番字数が少ないのは初期のコピー本(数千字)だが、比較にならんのでとりあえず印刷所に頼んだ中で薄いやつはっていうと

・B5版口絵つき二段組1万字全年齢16ページ30冊

早期割引価格8980円+税金送料1000円(直接+自家通販用)で9980円だよ イベント価格400円にしたけど案の定売れたのは20冊以下なので完全に赤字です

他は

・B5無線綴じ32ページ20冊 早期割引で商品代金:¥6,110+送料1000円

一冊原価は350円だがとらだとたぶん600円くらいになってるはず

もっと昔になるとオンデマは安かった

・2014年A5無線とじ60ページ20冊8236円 (送料不明

このころが一番安くつくれたけど400円は超えるよ。今はこんな安いとこはない。

さらに昔はオンデマがなくてオフセットしかなくて最低発注冊数が100以上とくそ高かった

・2008年新書無線とじ108p110冊55902円

最初から気がくるって原価一冊500円におさえて自分を納得させたかったんだね。売れたのはたぶん30冊くらい。つまりリアル原価では2000円近いんだ。

===

とらが少部数小説審査の結果うけつけないという時期だったので2008年のは既刊のまま廃れジャンル在庫としてずっと家にあるよ。

今はとらが少部数でもなんでも受け入れてくれるようになったんだ。そのかわり手数料は一律35%とる。

印刷代も安くなったけど特殊製本があたりまえとおもわないでくれ。版分けどころかタイトル写植にさえ苦労するんだ

小説かきなんてクリスタSaiアズぺアルパカあたりの画像加工ソフトすら一切もってないことがある。その分ATOKかWORD官能表現辞典あたりに課金したい生き物なんだよ)

1500円の本がとらで売ってて買ったら本を出した人のもとには1000円(マイナス振込手数料1月あたり300円)が入る。その1000円×nから印刷代を払うとたいていは赤字だ。赤字で買えることを当たり前とおもわないでくれ。なら買わなくていい。

  

===

からといって、ペンネーム詐欺までは擁護する気がない。

でも、同じペンネームコミケっとカタログの目次をみればわかるように常に発生しているのも事実

「おおこれは気の利いたダジャレだ!」とおもっても歴代コミケっとカタログをみれば3万サークル×100回のうち1~3人くらいはいるんだ。

からピクシブなどの作者リンクを踏んで探してくれ。

あとurl1字違いってのはどこのurlことなのか。とらなら同時期登録とかならそうなるんじゃないか自分でつけられるものじゃないからな。

先にやってて売れているほうの作者さんがとらに「ペンネーム勝手に利用され著作人格権侵害されている」と申請するしかないんじゃないかな。

あと、とらの売り上げはたぶんサークル別月別なのでその意味でも他人ペンネームを大量に借りてそういうことをするのは不利なんだが

初回から110冊印刷したバカとしては、いろいろな人に自分文章を知ってほしくてやらかしたんじゃないかという気はする。

====

「なんか買えた」までやっちゃうほどの小説ほしがりさんが今でもいてくれてうれしいよ。

上客なので面と向かって文句は言いづらいけどな。

どのジャンルでも婦女子は「なんか買えた」は公式ショップ以外ではやらない(迷惑から)。やるな。

転売の餌食にもならない、ってのは最低限のマナーでしょ。

おちつけ。よくみてかえ。そして予約再販を待て。

そこまで文句いうなら中古同人書店メルカリなんぞに絶対流すなよな。

ネットで燃やすより紙本を燃やして世界一高いコーヒーでも湧かせばいいだろ。

(うちの本は読み飽きたら燃やさず表紙はがして古紙回収にしてくれるとありがたい。SDGsに興味あるので)

======

https://twitter.com/chiboustju/status/1616725205350772738

ありがたいです

https://twitter.com/covermkrinfo/status/1617124886908145664

そのとおりだとおもう

2023-01-20

anond:20230120112750

ある批判表現が、名誉感情毀損する人格権侵害か、正当な論評かを区別する時に「公益性の有無」というファクターが非常に重要から

政治家著名人発言社会にあたえる影響力が大きいから、そういう人たちが良くない発言をしている場合、それをただすために批判することは公共利益になる。

でも、無名の一個人ネットの片隅で書いてることが、社会に与える影響は本来ほとんどない。

から批判することによりその人が傷ついたり、炎上してたくさんの人から批判を受けて身の危険を感じるようなことになれば、人格権侵害になる可能性がある。

とはいえ無名の一個人であってもインターネットでは世論を動かしたりすることもある。

から、必ずしも一個人に対する批判公益性がないと言い難い部分はあるんだけどね。

anond:20230119232607

一神教では善なる存在はだいたい一つでその預言者マホメットキリスト含めて何人かいるだけだろ

サイババもそれだとおもえばええんちゃう

しらんけど

 

ただ、著作人格権問題根深いしデリケートで、

それと真っ向対立しているクリエイティブコモンズや24時間まてば無料で読めます、みたいな挙動

AI化されていく社会でまだまだつづいていくやろな

2022-10-20

anond:20221020135352

VTuberの件はキャラクター人格権が認められたというより

ハンドルネームの向こうにいる動画投稿者本人への中傷なのが社会通念上明らかだからじゃないか

見方を変えればむしろバーチャルキャラクターに新たな人格権なんかなくて

「要はそれ中身の動画投稿者でしょ」って見做したとも言える

anond:20221020135009

素性晒してない、特定できないブクマカにも人格権って認められるのかね?

Vtuberは認められたみたいだが

2022-10-06

anond:20221006180402

著作人格権に触れないのならば

まりは「A氏の学習をさせたAIで描いたものを、A氏の作品として出す」のではなく「AIが描いたものAIが描いたとして出す」のであれば

それは許されると思う

手塚治虫みたいな絵柄という作家がいたとして、その人が手塚治虫の様に振舞ったり、手塚治虫侮蔑になるような(氏の作品茶化すような)活動をするならば、それは別の要件に引っかかりそうだが

手塚治虫のような絵柄、では法律で止められない

実際、昭和の頃なんて「漫研に居たような絵柄」の作家が沢山いた

劇画作家も「似たような絵柄」で溢れてた

問題はそこじゃない、と思う

2022-09-17

anond:20220917124617

今なら出来る

Vtuberの顔出ししてないアカウントでも人格権付与されたかvtuberになってヘイト集める言動すれば訴訟ネタ集まる

2022-08-31

AIイラストの潰し方を教えてやろう

AIイラストが受容という間違った方向へ進んでいるのでやむを得ず事業家プログラマの俺がAIイラストの潰し方を教えてやろう。

普段この手の活動にはかかわらないが今回だけ特別だぞ。

SNSから排除

他国AI禁止できないかAIを受け入れようという知能の低い意見が流布しているが誤りである

SNSは人気イラストレーターなどのパフォーマー集客力を利益としており既存作品剽窃したAIイラストの氾濫はこの利益一方的毀損しながらSNS企業にこれを正当化する集客力も利益ももたらさない。

すなわちパフォーマーフォロワーAIイラスト規制しない大手SNSから規制する大手競合SNSに移動すればユーザー数と滞在時間のもたらす企業利益もそのまま競合企業に移動する。

またフォロワーでなくともテキストボットイラスト版のようなよく見ると破綻している不快イラストボット贋作が氾濫するノイズだらけの剽窃SNS贋作SNSからユーザーが逃げる。

SNS企業においてAIイラストのもたらすこれらのユーザーの移動は経営責任を問われるレベル経済的および競争上明白な不利益となる。

したがってSNS企業AIイラスト規制しなければ重大な損害を被る立場にあり遅かれ早かれ確実にAIイラスト規制する。

そしてその規制文化産業が壊滅的被害を受ける前に行わなければならないのはもちろんであり直ちに正しい世論形成政治家に申し入れさせるのが得策である

AI使用を法的に規制できなくとも市場(プラットフォーム)から排除はできるのである

作風指定可視化制限

特定著作物指定により生成された類似性の高いイラスト違法性はその指定から自明である

例えばミッキーマウスというキャラクター名やトイストーリーという作品名の指定により同一性ないし類似性を与えられた生成物の著作権侵害は明らかであり作者の指定もこれに準じる規制根拠となる。

特定著作物や作者に偏るデータセットも違法性根拠となることもちろんである

またそもそも生成物に制限がなく無制限違法著作物を生成できる機能を公開または許可していること自体犯罪幇助違法性を帯びておりポルノの生成と同様の制限を加えなければいずれ違法性認定される可能性が高い。

したがってプラットフォームAIイラスト適法性と自らに法的責任がないことを明らかにするために法的保護対象となる人名著作物使用禁止したイラストAIのみ許可するかAIイラストに生成方法としてキーワードデータセットを明記させ制限する必要が生じこれにより不適切キーワードまたはデータセットの使用およびキーワードデータセットを明記しないAIイラスト規制できる。

また生成方法の公開によるAIイラスト再現可能化によりAIイラスト陳腐化できる。

作風違法性

特定の(特に商業)作家作風キーワードまたはデータセットにより故意再現濫用(特に作者の名誉または経済的利益毀損)した場合キーワードまたはデータセットから故意認定されれば濫用の程度に応じて違法性認定される可能性が高い。

特に単なる作風にとどまらず頻出するキャラクターを偽造または改変した場合商用キャラクター無断使用ポルノコラージュに準じた違法性認定可能になる。

これらはキーワードデータセットが明示義務化されれば違法性認定が非常に容易となり著作物が含まれていれば著作権上の、作者名が含まれていれば‎パブリシティ権人格権上の違法性が加わりさら認定が容易となる。

類似性判定の困難性

一方で偶然酷似したイラスト規制は難しい。

音楽における4小節以内のような定量的基準イラスト規定することも機械的に正確に評価することも極めて困難であろう。

この方向での追求は筋が悪い。

芸術文化利益

AIイラストの氾濫によりイラストレーターと画家が激減し文化産業に壊滅的被害が予想される場合、当然保護必要が生じ規制根拠となる。

この必要根拠世界共通であり世界的に連携して規制を推進できるだろう。

特に現在AI文化単独で発展(進歩革新)させる力はなく単独では文化を停止させ終わらせる力しかないという人間との決定的かつ絶対的な違いを強調しなければならない。

まとめ

1. SNSから排除

2. キーワードデータセットの明示義務化と制限

3. 文化産業保護

この3つでAIイラスト潰せるからお前らやっとけ。

もたもたしてると間違った方向に世論が進んで間違った社会認識が固まるからネットの中だけでいいから今すぐ社会運動化してSNS企業政治家に働きかけて正しい社会認識規制を作れ。

剽窃SNS贋作SNSフレーズとして優れているから無力な不特定多数の連中はこのフレーズを流布してトレンドに上げて社会認識に持ち上げとけ。

キーワードデータセットの明示義務化がお前らの最重要目標から標語化して社会正義しろ

2022-08-28

女は生理オープンにしたいのか隠したいのかはっきりして

男子生徒の前で男性教諭女子生徒に性的発言地裁違法認定

https://news.yahoo.co.jp/articles/95991349c5a3da92cd86912c46b1fa77a8655dfc

判決によると、女性中学校に在籍していた2018年3~5月頃、朝の健康観察で体調不良を訴えた際、男性教諭から生理ですか」などと聞かれた。その後、教諭に対する吐き気などのストレス症状が出るようになった。

 市側は「体調確認必要で、例示にとどまる」などと主張したが、判決は、男子生徒らがいる場で生理確認を求められることは、「望まない性的言動不快なことは明らか」と指摘。人格権侵害する違法発言と認めた。

 一方で、小野寺裁判長は、発言による発症予見可能性はなかったと判断し、賠償責任は退けた。

男子生徒の前で聞いたらダメって言うけど

呼び出して男性教諭と2人きりの場所で聞くのもキモいでしょ

男はどうしたらいいんだよ

2022-08-19

anond:20220818173512

まさにコレだな。

先生著作人格権を振りかざすなら、僕等はそのまま採用する可能性がある』

https://i.imgur.com/emWLImm.png

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん