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はてなキーワード: リスペクトとは

2019-09-11

anond:20190911104400

女を差別してる女って珍しくもないし

AV会社で働いてる女のインタビュー記事見た事あるけど、

「周りにお前もAV出るのかと言われて出る訳ないでしょwと答えてる」とか言ってて

ああこいつ「AVなんかに出なくていい真っ当な会社員の私」と「AVに出るしかない下層女」ってはっきり分けてんだな、と思った。

AV女優に対するリスペクトゼロだった。

これが「私はAVに出られるほどの美貌も能力もないから出ないよ」ってニュアンスだったらまだ分かるんだが。

2019-09-10

海外在住の人の日本ディスがつらい

海外現地採用で働いている。特に海外で働きたいという強い希望があるわけではなかったが、職種特殊なため、流れ着いてここにいるという感じだ。

もともと現地採用海外勤務している人と駐在の人は話が合わないらしいので、こっちに来てから駐在の人とは話したことはない。

で、現地採用組の日本人たちと話すと、大体、日本ディスが始まる。

政治経済文化なんでもありだ。そのときそのとき時事問題に応じて、軽やかにディスっていく。日本円のみで資産を持つなんて信じられない、軽減税率事務コストを考えない頭の悪さ、etc, etc.

そもそも海外現地採用で働くような人たちは日本が合わなかったので、出てきているわけで、こういう話題特に盛り上がる。

もう日本なんかでは働けない、というのが全員のいつもの結論だ。

が、私はそうではない。

職種特殊なため、ちょうどジョブオファーがあったのがここだっただけで、日本ジョブオファーがあるなら今すぐにでも帰りたい。

おそらく周囲の人たちもそれを察していて「増田さんは海外志向というよりは、日本に帰りたそうなタイプだよね」としばしばディスられる。

一度海外就労経験をするのは視野が広がるので良いと思うのだが、経験した立場で言うと、海外志向が必ずしも国内志向よりも上だと思わない。

その理由は、海外志向の人は海外で暮らすこと、働くこと自体目的になっているように思えるからだ。

たとえば、給与日本よりいいから、就労環境日本よりいいか海外で働いている、というのは理解できる。

しかし、上記の人たちは、何らかの奇跡が起こって、日本就労環境が最高にホワイトになり、

世界高水準の給与レベルになったとしても、日本の帰りたくなさそうなのだ。それ、おかしくない?

そういう意味で、給与が良い企業、国を飛び回っているジョブホッパーの方が自分にとっては共感できる。

結局のところ、週末の大切な時間に、同じ現地採用とはいえ日本人日本ディスのトークで過ごすのは精神に良くないので、

彼らとは距離が遠くなってしまった。いろいろと得られる情報もあったので、最初は悩んだが、やはり精神重要なので。

最終的には、現地人や中国人インド人のような同じく海外から来ている人と過ごすことが多くなった。

情報は彼らからでも手に入るし、なにより彼らは日本リスペクトしてくれていて、「今度日本旅行に行くんだけど、どこに行くのがおすすめ?」と

聞いてくれるので、何か自分も役に立てている気がするのだ。

なつぞらがようやく終わろうとしている。

一言で言えば本当に東京アニメーター)編になってからクソのようなドラマだった。

広瀬すずに対するスタッフのフェティズムの塊のようなドラマ

終始一貫して広瀬すずに、にゃーんってポーズを取らせる、猫パンチをさせる、

あるいは広瀬すずに誰かを罵倒させる、着せ替えを楽しむ、

極め付けは意味不明殺陣をとらせる、などなどドラマの本筋そっちのけで

終始広瀬すずお人形さんかのごとく扱っていた、ただそれだけのドラマだった。

なにせこんな感じだからドラマの内容なんてあってなきがごとく。

アニメーション黎明期の皆の苦労も、努力も、「女性が働くのは大変だ!」の

ありていなメッセージに置き換えられ、その本質が見えてこない。

アニメーターに対するリスペクトを欠いているとしかいいようがない構成

極め付けはうっちゃんのお寒いナレーションLIFEコントがごとく、寒い笑いで繋いでゆく。

なぜ、ナレーションに神から目線もっと当時のアニメーションの作られ方とか、

今とどう違うのか?彼らがやろうとしていることがどれだけエポックなことだったのか?を

丁寧に説明させなかったのか?

前作まんぷく芦田愛菜が、その幼い声質とは真逆にドラマ距離を置いた神から目線

丁寧に心情やシーンを解説していたのとは全く大違いである。

ああ、ようやく終わる。しかし次作もなぜか地雷しかしないのはなぜなんだろう・・・

2019-09-09

[] #78-3「夏になればアイスが売れる」

≪ 前

ところ変わって公園駐車場

そこに停められた一台のキッチンカーの中で、俺は粗末なアイスを売っていた。

風が吹けば桶屋が儲かるのは大した理屈じゃないけれど、夏になったらアイスが売れるのは真理だ。

そして、悪者が出てくれば正義の味方が現れるように、夏になればアイス売りが沸いてくるのも自然の摂理である

だけど正義の味方は、あくまで“味方”でしかない。

まり、夏のアイス売りはピンキリ存在ってことだ。

「あの、この『プレーンソーダ味・ソーダ抜き』って何ですか?」

「着色料や甘味料などを加えていないソーダからソーダを抜いて、それをアイスキャンデーにしたやつです」

「うーん……つまり、それって氷なんじゃ……」

「まあ、実質的には氷ですね」

「こらマスダ! マスダこら! 何を言うとねん! 氷に棒は突き刺さってないやろ!?

もちろん、こんな足元を見た商売、俺自ら進んでやっているわけじゃない。

あくまカン先輩のヘルプだ。

カン先輩、さすがに氷の塊売るのは無理ありますよ」

まだ昨年はマトモだったけど、今回のやり方には少し呆れている。

ちゃうちゃう、これは『氷塊』やなくて『氷菓』。ただの氷に『プレーンソーダ味・ソーダ抜き』なんて書くと思うか?」

大した理屈じゃないし、当人もそれを分かった上で言いくるめようとするから性質が悪い。

コミケかて“販売”やなくて“頒布”っていうやろ? 繊細な言い方がモノの価値と、物事確立させんねん」

「それは欺瞞なんじゃ……」

「百歩譲って欺瞞やとして、それの何が悪いねん。建前のない、厳格なルールしか成立しない社会なんぞ誰も得せえへんわい」

カン先輩の場合自分が得したいだけでしょ」

話をマクロにして煙に巻きたがるのも先輩の常套句だ。

こんな粗末なアイスで、よくそこまで熱弁できるな。

「それに、これ一本だけでやっとるわけちゃう本命は、こっちのフレーバーや!」

そう言って、カン先輩は別のアイスキャンデーを突き出してきた。

ドドメ色で美味そうには見えないが、これ見よがしに出してきたので自慢の商品らしい。


作り方はこうだ。

まず色んなメーカージュースを数種買ってきて、それらを混ぜる。

「配分に関しては企業秘密や」

そう言っていたけど、買ってきたジュースは余すことなく混ぜているし、恐らくテキトーに作っていると思う。

そして、それを専用の型に流し込み、棒を刺しこんで凍らせれば完成だ。

ジュースを混ぜただけなので味は悪くないが、ガチガチに凍っていて食べにくい、粗末なアイスキャンデーだ。

さらに型も棒も知り合いからタダ同然に手に入れたらしいので、元手はほぼかかっていない。

「や、でも冷凍にかかった電気代だとか、キッチンカーの維持費だとかはあるで」

それを加味しても、これ一本に缶ジュースより高い値段をつけるのは、控えめに言っても強気だろう。

「買う奴が一定数おる時点で、正義はワイにあり!」

正義かどうかはともかく、そりゃあ氷菓から需要自体はあるでしょ」

厚生労働省によると、アイスの分類は乳固形分や乳脂肪によって決まるんだとか。

多い順にアイスクリーム、アイスミルクラクアイスとなり、ほぼ含まれていないもの氷菓と呼ばれる。

そして、その氷菓は夏になると特に売れるらしい。

相応の理由があってカン先輩は勘定しているわけだ。

プレーンなんていうふざけたメニューがあるのも、本命商品と対比させるためだろう。

まあ、買う奴も、買う奴だが。

「儲けの9割はアホな奴から得るねん。商売の基本や。賢い消費者ターゲットにするんやったら、こんなところでアイスなんか売らん」

やり方は阿漕だが、まがりなりにも合理的なのは否定できない。

その点では、ある意味リスペクトできる。

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2019-09-08

さんま老害という薄っぺら記事ブコメ ~かつて老害で今は柔軟になっているので5年遅れの批判記事~

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/300321

これとかみてて思うんだが.... かつて御殿とかは確かに目に余る「ように見える」ものがあった。

でもあれって、ワザとやっていると思う。アレだけ毎回芸能人が入れ代わり立ち代わり来て高速でイジらないとだめ

なのであれば、いくらさんまでも、自分路線というのを明確にしておかなければ、なかなか毎週毎週辛いと思う。

それが故に編み出したのが、高速で弄り倒して、シッチャカメッチャカ感を出すという芸風。

軽く、薄く見えようが、最適解がそこ。

また、彼はエネルギー無尽蔵にあるので、一度ノリ出したらそのまま突っ切ってしまうのが楽なのだと思う。

そのメリットデメリット承知していて、それも自分の使命だとおもって、芸風をあのまま固定していると思う。


なぜならホンマでっかTVでは相当傾聴しているから。キャラも少し違っている。

学者が一回分析結果を出した際に、驚くほど柔軟な人間であることが出ていた。実際あの番組では、否定はせず、

学者理解しようという姿勢はすごく感じる。

なので、あの番組の質は高い。


松本人志もそうで、やはりワイドナショーでは相当傾聴に回っているし、あえて批判をうけるという昔の芸風も持ち込み

ながら、結構調整役に回っている。だいたいネットニュースに出て、ハテブ民の目に触れるころには情報が落ちている。

かなり、TVで切り取られたセリフだけではなく、その前後空気、間とか発言の声色とかでは悩みながらやっているし、

それを引き受けなければ自分はいけないんだという使命感もあると思う。

トップに君臨する人がそれを批判されて、聞こえてないことはない。

さんま離婚し、戦友、紳助逮捕され、、松本結婚し、守るものができて、ふたりとも引退してもあまりあ財産がある。

明石家さんま松本人志立場だと、こういういろんな番組キャラを使い分けながら、もともとのキャラで太い収入をもらいつつ、新しい

ところで本当にやりたいことをやっているパターンが多い。むしろ5年前ぐらい彼らの老害(に見えるような芸風)が目立っているのが

が顕著で、今はもうかなり変更して柔軟さの方が目立っている

なのに、ここで5年遅れで批判してくるところが香ばしいなぁ。。。と思う。

また、あの二人はかなり海外に対しても柔軟に見ている。国内しか活動していないのに、結構柔軟で、松本は右よりに見えて相当柔軟。

さんま海外ゴルフでいったり、松本海外にいったりしたエピソードを見ると相手リスペクトしたり、すごく柔軟に対応している。

あの二人の感覚結構貴重。

2019-09-04

同じおかずで抜いたらもったいない感あるから、どれで抜いたかを記録してわかるようにするとかもってのほかなんだけど

できるだけ新しいもので抜くのが死にゆ精子たちへのリスペクトだろ

1回入魂。1回入精。

からこそ1回1回がきらめく。

ふざけんなよ。抜くのをなめんじゃねえ。妥協するくらいなら最初から抜くな。

精子に謝れ。

2019-08-31

久遠千歳引退する

デビュー直後から結構見てたライバーから心情的に残念ではあるが、幸せにやってほしいなと思う。

ライバー前世とかは割と面白がって見てるタイプだったが、久遠に関してはこのタイミングまで前世を知らなかった。

かに声そのまんまだし、久遠で歌っていても違和感がない歌も多くあった。チャンネルを見つけて歌を聞いた時、正直ちょっとうれしかった。

悪趣味範疇なんだろうなって思うからここに書くんだけど、久遠の絵とか動画つくって歌をくっつけたりしたらもう久遠だよなって思った。

というより、そういうのが見たいと思ってしまった。

キャラ前世を結びつけんなってのもあるだろうし、そもそも作品制作者へのリスペクトが足りないってのもあるんだろうけど、それを承知で誰か作ってくんねえかなあ。

自分勉強して作るってほどのモチベがあるわけじゃないしその程度っちゃその程度なんだけどさ。

2019-08-25

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/rocketnews24.com/2019/08/23/1254053/

原作ファンとしては、味っ子アニメ原作とかけ離れ過ぎてて十分「原作者へのリスペクトなさすぎ」と思ったけどな

オリキャラヒロインぶち込まれるわ、キャラ性別変えられるわで今だったら炎上沙汰だよな

と思ったけどアニメの方が人気出たか原作はどうでもいい扱いされるだけだろうか?

寺沢大介はその辺全く気にしない人なんだろうけど

他のユニクロTシャツ原作者の許可ろくに取らずに勝手デザインされてるんだろうか

ユニクロTに限らずグッズってのはそういうもんかもしれないが

2019-08-22

anond:20190822113111

本当にそれ 役者の人が他の仕事もするにあたって厳しい…とかでも、もっとなんかあるでしょ?! って思った

二次創作だとしてもリスペクトがあればまだいいけど、それすらまるきり感じられないと悲しみしか湧かないね

2019-08-21

個人ブロガーが始めたオフ会アニメ化され世界が分離展開している話

はじめに断っておくと、これは意見とか批判とかではなくて、

単にメディアインターネットで起こっている現象面白いなあと思っているという、ただそれだけの話なんだけど。

10年くらい前から、あるブロガーさんがごく個人的にはじめたオフ会に参加していた。

それは年1回開催されるわりとマニアックオフ会なのだけれど、そのジャンルではそこそこ名の知れた存在で、

毎回、どこからともなく50人以上がやってくるイベントとなっている。


で、そのオフ会の初期のメンバーマンガ雑誌編集者さんがいて、その人自身もその分野でとても熱心に活動している人だったので、

しばらく後に趣味実益を兼ねたマンガ作品が登場してそこそこ人気を博し、さらに後にアニメ化され、そこで多くの若い世代の注目を集めた。

ムラ社会になりやすニッチ世界裾野が広がるのは素直にとても素晴らしいことだと思う。

その作品の中では、古くからメンバーマンガアニメとはほとんど縁が無い、その趣味世界人達)が

ごくローカルな行きつけにしていたお店がまんまそのまんま実名のまま登場し、私達にも馴染み深い街や川や山が描かれ、

そして、そのオフ会が「元ネタ」としてやはりまんまそのまんま実名で登場した。

古参(というか実物)の人たちの内心のすべてはわからないけれど、とても愛着があってリスペクトのある表現が為されており、

作品としての評価は置いておいて、好意的に歓迎されたなかなか幸せコンテンツであると思う。


すると、今どきの出来事として当然、作品に登場した場所は「聖地」となる。

おじさんたちのオフ会は「作品で描かれたイベント」として、コンテンツとして認知されていく。

大洗とか身延のような大ヒットということにはならないけれど、身の回りでもグッズを身に着けた人たちを

ちら、ほらと見かけるようになって、オフ会作品を見て飛び入りでやってきる人たちがちら、ほらと増えてきた。

そのまま皆で話し、気が向いたら飲みに行く。正直に、とても素敵なことだと感じる。

※ただ、「女子高生女子大生がたくさん集結しているはずなのに!来てみたらおっさんしかいない!訴訟!!」

 みたいなことになってるんじゃないかという一抹の不安はあるのだけど。

一方で、こうなってくると、元々オフ会主催した人たちとは全く関係なく、

ネット上では聖地」としてこのオフ会名前が語られるようになり、もちろん「元ネタ」を知らない人たちが

オフ会を語り、聖地巡礼という形で「参加」し、知り得ぬところで新たな「イベント発起人」が結成されていたりという、

とても不思議現象ささやかに起こっている。

私はそれでもいいと思うし、たぶん最初にこのオフ会を始めた伝説個人ブロガーさんもそれでいいと思っているし、

世界ってそうやって広がっていくのかなあ、なんてことを考えたりもする。

もっと大げさな話になってくると著作権とか肖像権とかそういう話も出てくるのかもしれないけれど、

今は純粋に、元ネタとは乖離した場所で私達のリアル世界パラレルワールドが展開し、

自分が参加しているはずのイベントが別の日に「開催」されていたり、

またあるときリアル世界で会ったことのある普通の人たちが伝承物語の一部になっていたりする、

そんな光景を、ワクワクしたり、ムズムズしたり、とき苦笑いしたりしながら眺めている。

2019-08-20

anond:20190820181543

韓国ではフェミは勝ったぞ

女性庁を得て、逆らう者は悪人扱い。

そのメガリアたちに抵抗してる男性もいるが、風前の灯。

そういうやりたい放題を日本でも広めるべくフェミ韓国リスペクトなんよ

anond:20190820133958

勤務先が伏見駅の近くだったんだけど、居酒屋ランチはよかったなと思う。

後はラーメン大っていう二郎リスペクトラーメンは一ヶ月一回ぐらい行ってたかな。

でも基本は残業9時回らない限りは自炊だったわ。

2019-08-17

99人に愛想良くしてもたった一人にぞんざいな態度をとれば、

99人に嘘をついていたことにしかならない。

誠実な人間として人に好かれたい気持ちが少しでもあるなら、浮浪者にすら優しくしなければならない。

誰かを見下しているなら、愛する人に対して、精一杯の誠実さとして、同じように見下した態度をとらなければならない。

全ての人間にほどほどのリスペクトを。

anond:20190817002912

えなこはすげーなって思った。

カルト的人気があったのはJK時代だけど、一回グループぽしゃって、そこから再起してグラビア飾って。

リスペクトがある。

2019-08-12

anond:20190812012815

ここで指摘されてる「盗作でもオマージュでも剽窃でもない嫌らしさ」ってネットでよく起こるパクリ炎上問題と通じることだな

ネットでのパクリ指摘に対して、だいたい良識派名乗る人たちが「法律的盗作でない」「盗作だったら創作発展しない」と擁護しまくって最後有耶無耶になるのが常なんだが

この「嫌らしさ」については最後までスルーされてしまうし、過去作へのリスペクトも高まらないまま終わる

今回は指摘された側が嫌われ者古市だったことで、批判が大きくなったけど

チマチョゴリかわいい」というのが話題になっているけど、日本人がこうやって他国文化を取り上げて喜んでるのもポルノ消費だと思う。アオザイとかチャイナドレスも人気あるけど。外国人サムライニンジャで喜んでいるのに似た不快感がある。文化へのリスペクトがあるのではなく、性的消費があるだけというか。

追記あり古市憲寿さんが芥川賞選考委員にいろいろ言われちゃってる件

10日発売の『文藝春秋』に芥川賞の選評が載っていて、二回連続落選した古市さんがいろいろ言われている。

候補作は単行本出版されているが、まだ読んでない。だが、高学歴なのにビルの窓の清掃員をやってる主人公の話で、参考文献が詳細にあげられているらしいことは、なぜか知っている。

参考文献については、前回だったか候補作の剽窃問題があって、その辺の対策らしいと噂されていた。

で、選評である

まず山田詠美はこう書く。“(参考文献の)木村友祐作「天空絵描きたち」を読んでみた。

そして、びっくり! 極めてシンプルで、奇をてらわない正攻法候補作よりはるかおもしろい”

候補作が真似や剽窃に当たる訳ではない。もちろん、オマージュでもない。ここにあるのは、もっとずっと巧妙な、何か。それについて考えると哀しくなって来る”


続いて川上弘美。“結論からいいますわたしは悲しかった。木村友祐さんの声がそのまま「百の夜は跳ねて」の中に、消化されず、ひどく生のまま、響いていると、強く感じてしまたからです”

古市さんのおこなったことは、ものを創り出そうとする者としての矜持にかける行為であると、わたしは思います


吉田修一。“本作に対して、盗作とはまた別種のいやらしさを感じた”

あいにく『天空の…』の方は書籍化さえされておらず入手困難であり、まさにこの辺りに本作が持ついやらしさがあるように思う。”


堀江敏幸。“他者小説の、最も重要な部分をかっぱいでも、ガラスは濁るだけではないか”(原文では「かっぱいでも」に傍点あり)




要するに、古市さん、文芸誌掲載されたが出版されていない佳作を探してきて、うまいこと翻案して小説書いたようである

いや、具体的にどの程度の参考具合なのはかめてないので、なんとも言えないが、当代きっての作家先生方が、かなり憤っておられるようなので、相当なものなんだろう。

是非比較して見たいところだが、「参考文献」の方は、『文学界2012年10月号、だそうなので、確かめるには、図書館バックナンバーを出してもらうしかなさそう。

にしても、古市さん、お忙しそうなのに、純文学文芸誌まで必死にあさって「参考文献」集める努力は大したもんだが。

まあ「情報集め」は嫌いじゃなさそうだしな。

まさかとは思うが、担当編集者うまいこと見繕って選んだのを古市さんに読ませてるとか、そういうことじゃないよね?





参考文献問題に触れてない選評にしても、あまり芳しくない。

島田雅彦曰く“ナルシスト的私語りが中心で、リアリティ構築に必要な細部も情報パッチワークに終始しているのが気になった。”

宮本輝は“他の登場人物たちがみな類型の寄せ集めなのだ。”

どうやら評価したのは奥泉光だけで、“今回自分が一番押したのは、古市憲寿氏の「百の夜は跳ねて」だったが、選考会の場で評価する声はほとんど聞かれず、大分弱った”そうである

“外にあるさまざまな言葉コラージュして小説を作る作者の方向を、小説とは元来そういうものであると考える自分肯定的に捉えた”そうだ。

ここには、小説における“オリジナリティ”とは何か?という問いが含まれている。

ま、小説なんてそもそも「すでにある言葉」の組み合わせでしか書けないじゃん、というのはある。

で、ありものコラージュでも新しいものが生まれればいいけど、山田詠美は「参考文献」の方が「はるか面白い」って言ってるしなあ。

吉田修一は、「参考文献問題」以外にも手厳しくて、“凡庸差別的価値観主人公小説で書いてもいいのだが、作者もまた同じような価値観なのではないかと思えるふしもあり、とすれば、作家としては致命的ではないだろうか”なんて言っちゃってる。

これは、社会学者にして人気コメンテーター(タレント?)としての活動にも少なからず影響しそうな評価だと思うけど、ま、芥川賞の選評なんて、今時の世間に影響力なんかないのかな?




古市さんという人、本をちょっと読んだことがあるのと、時おりメディアでお見かけするだけで、どんな人か詳しくは知らない。

ただ、妙に芥川賞を取りたがっているらしいという噂は聞く。

なんでだろ?

“気鋭の若手社会学者”も“テレビ毒舌が人気の論客”も、実に空虚脆弱肩書きで在ることに、ご本人が一番気づいているということだろうか?

そこで、「学者として研究に力を入れる」ではなく、「いい感じの小説を見つけてきて、うまいこと翻案して芥川賞ねらう」って辺りが、実に薄っぺらいけど。

テレビ知名度得た人が芥川賞狙うって図式では、又吉直樹といつ成功例がある。

あの「火花」という作品が、そこまで傑作かどうかはともかく、この人は本当に、太宰治を筆頭に、文学というものが大好きで、おそらく文学に救われたという経験を持っていて、文学リスペクトしていることが端々から伝わってくる。

文学に対して真摯謙虚なんたろうな、と感じられるのである

片や古市さん、文学とか小説とか、本当にお好きなんだろうか?

あんまり文学とか語ってるのを聞いたり読んだりした印象がないのだが。

前回の選評では、「ナルシシズムが過ぎる」とか「自己肯定というより自己過信」とか、これまたかなり厳しい言葉が並んでいたと記憶する。

単なる自分語りの舞台として小説を選んでいるのだとしたら、ずいぶん旧い、日本文学における「私小説偏重文学観をうすっぺらくなぞっただけかもしれないが。

なんだろうなあ?

社会学者コメンテーターも、ありもの言葉を組み合わせつつ、持ち前の地頭センスと要領でなんとなく現在地位を掴めちまったっぽいだけに、「小説? これくらいなら、ボクでもかけるじゃん」とか思っちゃったんじゃないかなあ、という疑いを禁じ得ない。

で、今後も小説は書いていかれるんだろうか?

追記

えらくブクマついてる。文藝春秋なんて読んでないけど、中身は気になるって人は多いのかなあ、と思ったり。

「参考文献」の著者、木村友祐さんがtwitter発言されておられるので、追記しておく。

本件、「古市さんが窓拭きに興味をもち、取材依頼があり、応じました。窓拭きの達人を紹介しました。古市さんはその取材をもとに書いてます。」そうだ。

選評からの推測で「翻案」などと評したのは、勇み足だった。

お詫びしたい。

なお、「窓拭きの細部以外は、ぼくの作品古市さんの作品は別のものです。そしてぼくは、〝知名度がないゆえに作品を利用されたかわいそうな小説家〟ではありません」とのこと。

にしても、選考委員先生方は、どの程度経緯をご存じの上で選評を書かれたのかは分からないけれど、えらく憤っておられるようで、なにがそんなに山田川上吉田各氏に火を着けたのか、検証してみたくはある。

二冊並べて売ったら、「出版ビジネス」としては面白いと思うけど、難しいのだろうか。

2019-08-07

水着武蔵というフレーズ目眩がした

元ネタへのリスペクトがなさすぎる……そこは流石に褌一丁だろ……。

アップルは切り捨てろ。

乳首は刀と謎の光で隠せ。

京アニとかKenkenとか

7月に起きた京アニテロからずっと私にとって悲しい出来事が続いていて、

そのどれもに私は無関係なはずなのにものすごく落ち込んでしまってどうしようもなくて、

泣いてしまうから友達にも吐き出せなくて、文字にしてまとめたら落ち着くかもしれないと思った。


京アニ事件は本当に本当に悲しいとしか言えない。

めっちゃつらい。

2年前からアニメを見始めるようになって、毎クールどのアニメを見るのか悩むのが楽しかった。

アニメ歴がまだ短いから、はたして自分がどんな作品が好きなのかわからなくて、でも京アニ作品なら大体おもしろいし、絵も動きもきれいでそれだけで見ごたえがあるなーって無条件で「今季見るリスト」に入れてた。

ヴァイオレットエヴァーガーデン」も「ツルネ」も「Free!」も大好きな作品になった。dアニとネトフリで京アニ作品をたくさんみた。

けいおんハルヒ京アニだって知って驚いた。

ユーフォの新作もヴァイオレットの映画Free!の映画めっちゃ楽しみにしてる。

なんとかクリエーターさんにお金貢ぎたいねーって、健康に楽しくいい作品をずっと作ってほしいねーってオタク友達と話すこともあった。

それがさ、なんか変な人のせいで京アニクリエーターさんの命が奪われて、あるいは心にも体にも傷を受けてしまって本当につらい。

ヤフーのページ更新するたびに亡くなった方の数が増えていく恐怖と、楽しみにしていた作品未来が奪われてしまったって思った。

テレビニュースでこんなにも強くなんとか助かってほしいとか思ったの初めてだと思う。

自然災害ニュースでも同じような感情は持つけど、今回の気持ちが一番強かったのは、私が京アニ作品に親しみを持ち、クリエーターさんに感謝気持ちをもっていたからだと思う。

見ず知らずの人が亡くなるのと、一方的にでも親しみを持っていた人の命の危機に際したときとこんなにも気分がちがうものなんだと痛感した。

母親京アニ事件のことを話した。すごい作品を作る会社で、来年の夏のオリンピックに合わせて競泳作品を発表するために尽力していた会社で~とかなんとか。

しゃべりながら涙が出てきた。ただただ悲しかった。

作品の先に人の命や人生があることを重く重く感じた。

京アニクリエーターさんの命や人生作品だった。悔しい。

事件当日はまだ混乱状態募金も何もできなくて、でもなんとか京アニの為になることがしたいって思って「Free!」の劇場版を見に行った。

3期のまとめみたいなものから見にいくつもりもなかったものだった。

でもなんとかこの1800円のうちのわずかでも京アニに送れるならばって思った。

やっぱりすごいな~って、どういう風にしたら紙芝居みたいなアニメにならないんだろう、水も音も人の動きもすごくなめらかで美しい作品だった。

色んな角度から人物を映して、人物の動きも表情も豊かで。

こんなすごい作品を作る場所破壊されたのが悲しくて、冒頭からずっと泣いてしまった。冒頭のスタッフ名前が出てくるところはもう見てられなかった。みんな無事でいてほしいと願うことしかできなかった。

見るつもりのなかった作品だけど、見て良かったなって思う。と同時にこんな悲しいモチベーションでこんな素敵な作品を見たくなかったとも思っている。

劇場版Free!見た後に、どうしたって私は無関係者だからそこはすごくもどかしいけど、京アニが復活したときに備えて私はちゃんと明るく生きて、募金して、アニメもたくさん見ようって、

なんとか元気になるべきだって頑張ってた。だって私が落ち込んでても何の意味もないしって。

SNSFree!良かったー!!とか明るく書いたりして。



本当にとても悲しく落ち込んでいた。でも空元気がいつか本当の元気になるって思ってなんとかいつも通りアニメ見て、映画「天気の子」も見に行って、音楽も聴いて、普通に笑って生きた。

気力出すために頑張ってたときにKenKenとジェシー逮捕された。

もう本当にダサくて嫌だ。心がポキっていった。

2015年レディオクレイジーRIZEDragon Ash見て、KenKenのベースの音を聴いて、

ベースってこんなに色んな音がして殴りつけるように聞こえたり、こんなにメロディアスだったりするんだって感動して以来ずっとKenKenベースを聴きまくった。

RIZEライブもDAのライブもLIGのライブも行った、遠征だってした。

私の誕生日にある地方フェスにDAとRIZEが出るからってはるばる飛行機で出かけた。

本当に大好きだった。

今年のDAのライブチケットだって買った。



KenKenに付随する思い出は楽しいものがたくさんあるのに、思い出すと苦しくなるものに変わってしまった。

今回のことでKenKenの作ってきた作品や功績は否定されるものじゃないし、変わらずかっこいいベースの音がCDから聞こえると思うけど。

音楽聞くのもう怖いわ。



大麻がどうこうっていうか、やってても不思議ではない印象というか、でもやっててほしくなかった。

それはKenKenがDAのベーシストからだ。

「The Live」で「この音を止めてはいけない いなくなったあなたのために」って歌ってたじゃん

馬場さんに向けて歌ってたのKenKenじゃん

どうしてDAの音楽が止まってしまう恐れのある行為をしたのか、ピエール滝が最近つかまって電気グルーヴライブが中止になったの知ってるはずやん


KenKenがださい。KenKenを好きだった私もダサい

「拾った」っていう言い訳もださい。そもそも健全に生きてたら道に何か落ちてても「大麻かな?」って思わない。

週刊誌の嘘か誠かわからないような記事でさえも、好きだったから信じてしまいそうになる。

ブリーチして赤・青に染めたの馬場さんリスペクトじゃなかったの?

大麻隠す言い訳馬場さんを利用したの?ダサいまじで。無理。

宮迫さんの会見で露呈した芸能界の闇もマキシマムザホルモン炎上もみんなダサい

私の好きだったもの、かっこいいと思っていたものが一方は理不尽にもう一方は自業自得で損なわれていった。

たった一週間のうちに。



何かを好きになるのがもう怖い。

テロ行為理不尽にぶっ壊されるかもしれない。

自業自得ものすごくダサくなってしまうかもしれない。

私はどうしようもなく無関係者でどうすることもできない。祈るしかない。

でも人の清廉潔白さを願うって私は何様なんだろう。

もう本当に無理だ。

2019-08-04

山崎貴ってどんな人なの?

3丁目の夕日とかドラえもんとか、原作毀損するものじゃなかったと思うんだけど。なんでドラクエ5でいきなりイキってるんだろう。あれドラクエ5プレイからリスペクトがないというレベルじゃなくない?なんかいろんなものに対する侮辱だと思うんだよな。ゲーム舐められてんじゃないかと思うんだよね。その割に表現稚拙でどうしようもないのが救いようがない。メタネタならMGS2が立派にやり遂げ太郎。18年くらい前に

2019-08-03

anond:20190803044246

いや、ドワンゴリスペクトですよ。

日本でも珍しい唯一無二の会社だったと思います過去形

あとは、チームラボとかですかね。でもチームラボ自由に見えてB2B受託系の色が強いので

こういう天才肌でコントロール利かない系のエンジニアは受け入れないと思う。

そうなるとやっぱりドワンゴしかなかったか

夏野氏はどんどん刈り取ってきれいなドワンゴにしてるけど

野生のエンジニアはどんどん逃げ出してしまうでしょうね。

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