はてなキーワード: ピーとは
フィリピンセブ島にある本気留学のサウスピークはブロガー枠での留学制度があります。5万PV以上の証明が必要になるので、アクセスの多いブロガー限定です。運営側とブロガー側には利害関係があるので、ブログの内容を100%信じてよいのかは疑問が残るが、正直な内容を書いているブロガーもいるのでサウスピーク留学を考えている人は一読の価値あり。
サウスピークのホームページをみても、招待ブロガー一覧などがどこにもないので、調べた限りの情報を載せておきます。
■【サウスピーク無料留学】フィリピン・セブ島にある語学学校サウスピークを紹介していただけるブロガー(月間5万PV以上)・ユーチューバー・インスタグラマーをそれぞれ募集中です。
https://souspeak.com/blog/2017influencer/
■カルロステンサイ ドットコム(オリジナル校+日本語禁止校)
かなり細かく書かれていていろいろ参考になります。ノマドで海外を放浪していらっしゃる方。親しみやすい印象。
ふざけているようで文章はわかりやすく参考になります。若者向け。今回のブロガーの中で最もPVが多いと思われる。
■イナタビ(日本語禁止校)
人がよさそう。
最近、カフェなど外で仕事をする機会が増え、テザリングだけでは十分ではなくなってきたので
wifiルーターを探していたところ友人が民泊wifiがいいよと教えてくれた。そこでいくつかあるサービスの中から
ジェイピーモバイルが提供する民泊wifiを選択したのだがそのサービスと対応があまりにもひどかったので民泊wifiの利用を
考えている人のためにも記録しておきたい。
利用規約(https://wifi.jpmob.jp/pdf/user_policy.pdf)
の第21条に
当社は申込者あるいは利用者が月のパケット通信量が30GB を超えて使用した場合
または使用が想定される場合、第15条3項に定める重大な支障を与える様態における本
サービスの利用とみなし、同条に定める通り契約の解除を行うことこととします。尚、契
約解除となった場合においても、申込者が支払済みの契約事務手数料及び利用料金その他
とありました。
この時点で通信制限無しは嘘だと思いましたがオフィスワークで月間30GBは使わないだろうと
納得して契約した。
そうして届いたルーターですが開けてびっくり、ルーターに日の制限が500MBと書いてある。
500MBって月でいけば15GB。。そもそも通信制限無しなのでは。。
不審に思って問い合わせを行った。
解約したいという旨を伝え、初期費用として発生した契約事務手数料と解約事務手数料は無料で解約となり
1日1GBの速度制限は利用規約にも書いていないし景表法上の優良誤認、有利誤認なのではないかと思う。
同じようにすでに契約した方でこんなはずじゃなかったと思っている人がいれば消費者生活センターなどに声を届けてもらいたいと思うし、
これから民泊wifiの契約を考えている人がこれを見てサービスの正当な比較ができるようになればいいなと思う。
単に負けているんじゃなくて、価格設定も小学生向けにしてないんだから
小学生に売れるわけないし、特別小学生をターゲットにして売ろうともしていないとみるのが妥当だろうね
小遣い額は70年代をピークに横ばいか減少傾向なのに、値上げだけ続けて月の小遣い額をオーバーしているんだから
小学生ターゲットにしてて小学生の小遣い事情を把握していないわけもないし
負けているというより、小学生市場で勝負していないから、小学生にヒットが出ない。そもそも勝負してないんだよ、そんなとこで。
そもそも伝えたい事が100%伝わること自体が絶対にありえないんですよ。
そもそも伝える側が自分の伝えたいことを100.00000%整理できているとは言い切れないわけですから。
その上で伝達手段としての言葉や図でも受け止め方の微妙な差異によってどうやっても齟齬が生じますからね。
数字を使えば齟齬は大幅に減らせますから数字だけで伝えられる物なら何とかなりますけどね。
とはいえ数字も書類への印刷時に字が潰れて見づらいとか簡単な計算ミスをそのままにしたとかがあるんで完全には信頼できないわけで(出力しようとした言葉の言い間違いとかもコミュニケーションにおけるエラーだと私は認識しています。そこはコミュニケーションではなくて作業のエラーだと考えることも出来ますが、人に伝えるための図面や文章を用意する出力作業は大きな括りではコミュニケーションに含まれるというのが私の考えです。異論は認めます)。
こういう伝達をしましたよね伝わってますかユーコピー?→伝わりましたよアイコピー。
自分の周りだけなのかも知れないのですが、それを怠ってる人が多いなと感じます。
わざわざ確認なんてするまでもないよねハイハイ伝わってるよねで全部済ませていて問題が起きてから「は?コミュ障?アスペ?えっ?俺がアスペ?」とかなってしまっている人をかなり見かけます。
そういった時に、確認を怠ったという事に問題の原因があると考えず、どちらかのコミュニケーション能力に原因があったと考える癖がついてる人もまた多く見かけます。
これって良くないと思うんですよね。
曖昧な表現を上手に汲み取る能力を上げましょうという漠然とした改善案を出すよりも、再確認の頻度を高めましょうという明確な改善をした方がいいのではないでしょうか。
コミュニケーションは人間のやることですから失敗する可能性を考慮して、それを確認する作業も含めて工数見積もりしていかないとリスキーなんじゃないですかという話でした。
以上です。
今日から時差ビズが始まったらしいが、これを考えた人間は一人暮らしか、もしくは家庭を顧みない人か、もしくは老害のいずれかだとしか思えない。
なぜなら、家庭持ちなら子供の時間と合わせる必要があるからだ。
子供が未就学児なら出勤前に子供を保育園に連れて行く必要があるから、保育園の時間にも合わせる必要が出てくる。よって時差ビズは不可。
子供が小中高校生なら、子供の通学前に朝食を準備したり親子の会話をしたりする必要がある。よって時差ビズは不可。
これらの家庭の事情に加えて、各業種ごとに取引先との兼ね合いや営業時間の都合でどうしても時差ビズが出来ない場合もある。早く出勤した所で会社が開いていなければ喫茶店などで時間を潰さなければならないし、その費用が毎日となると馬鹿にならない。
となる筈で、これに思いが至らない時点でどうかしている。自己中心的で、ただ呼びかけて自己満足に浸っているだけのいかにもお役所的な無駄仕事である。
それよりも、朝の通勤ラッシュ時に通学時間をぶつけてくる中学高校あたりをターゲットとして、始業時間の繰り上げ、もしくは繰り下げを要求したい。
朝の通勤ラッシュに乗り合わせる学生は全体の何割かわからないが、決して少なくないのは確かだ。この人員を朝7時台や10時台のどちらかに割り振ることが出来れば、ピークの乗客数を確実に減らせる。だから電車通学で通うような中学高校については条例等でほぼ強制的に始業時間を変更させるべきである。
朝ビズは、フレックスタイム制とか朝活とかといった過去の失敗を全く学んでいない愚策であるからただちに取り下げて、中学高校の始業時間変更条例の制定をただちに行うべきだ。
ネットサーフィンしてたら何年ぶりかにスーフリの記事に巡りあった。ご存知の方も多いだろうが、スーフリ(スーパーフリー)とは過去早稲田大学に存在した集団強姦サークルである。極めて悪質にソフィスティケートされた手口で多数の女性を強姦した。何度見ても反吐が出る事件である。
この事件の内容について語ることはもうない。多くの女性が強姦されて傷つき、反省や改心の念が欠片も見られない首謀者はもう出所した。どうせ今でも似たようなことをしている大学サークルや男たちは履いて捨てるほどいるし、それらを完全に排除することはたぶん不可能だ。結局ところ、自衛するしかないのだ(実際、標的にされたのは上京してきて遊び慣れていない、おどおどした女性ばかりだったらしい)。
一般的に、若い男性の性欲は強い。その性欲は、とめどなく溶岩を垂れ流す活火山みたいなものだ。表に出さなくても、性交への関心と意欲は人生のピークにある。とはいえ、いくら性欲が強くても普通の人間は酒や薬で人を無理やり昏睡させたりしないし、ましてや集団強姦なんかしない。あくまで性欲は、集団強姦を起こす一つの要因に過ぎない(しかし、最も重要な要因である。老人男性たちが集団強姦をしないように)。ここで考えられるもう一つの要因は集団心理とリーダーとなる人間である。人間は集団になるとたちまち知能や判断力が低下する。普通の人間が普通じゃないことをするようになる。歴史を調べればわかるように、集団心理によって起こされた事件は極めて多い。リーダーとなる人間は、集団が作られる過程で発生するか、集団を作ろうとする人間のことである。GOサインを出す、指揮系統の頂点となるリーダーが存在することで、完成された集団となる。「性欲+集団心理+リーダー=集団強姦グループ」
長たらしく書きましたが、若い男の性欲は怖いなあと思います。僕自身22歳の男なんですけど、性欲のせいで注意散漫になったり、考えがまとまらなくなったりして「ああもう、やんなるな」とよくなります。仕事に差し支えると困るし、色々と面倒なので、僅かな望みをイソフラボンに託して豆乳飲んでます。ごくごく。
俺妹という失敗作をベースに問題点を改善しようとしたがキャラの魅力は減退しストーリーはご都合主義、突っ込み所万歳、嘘大袈裟紛らわしい展開ばかりで見るに堪えない駄作。
最悪なのが妹の設定。義理の妹を出すために主人公の母親を殺し父親に再婚させ連れ子の兄弟にする。その後邪魔な両親は殺して退場させるという鬼畜の所業。さらに引きこもりにして外部との接触を断ち外野からとやかく言われないようにするという徹底ぶり。前作が結末で叩かれたのがとても応えたらしい。
紗霧アニメーターとわざわざエンドクレジットに載せるほど紗霧の可愛さに重点を置いているのは分かる。しかしそれって結局、今回も他のキャラは捨て駒ってことだろ。
メイン回のあったエルフやムラマサはともかく、最終回になって久しぶりに出てきた委員長や書店の子がどんなキャラクターか把握出来た人はどれだけいるかな?
せっかく物作りを題材にしているのにの作者達の創作物がどういう物かさっぱり伝わってこないのも痛い。それで売れた売れないと言われても説得力が無く、ラノベ天下一武闘会もなぜ勝てたかさっぱり分からない。
ラノベ作家と絵描きが主人公ということで1%でも業界物要素を期待しているなら無駄なのでバクマンでも読んだ方が100倍マシ。
この作者のストーリーに期待できないなんていうのは前作の時点でわかりきっていたが、可愛い可愛い紗霧ちゃんと愉快な捨て駒サブヒロインを愛でられればそれでOKという萌え豚なら面白いと思えるかもしれない。
パロディオマージュを通り越してパクリにしか思えないキャラクターの設定と展開に萎えた。レクリエイターズじゃなくてパクリエイターズに改名しろ。
とにかく頭も性格も悪いキャラが多く見ていて冷める。デスゲーム物ゆえにそういうキャラが中には居るっていうのは分かるが、それにしても創作キャラクターも政府の人間もアホばっかりというのは斬新。根拠0の世界崩壊仮説に専門家呼ぼうとか笑っちゃうわ。
そして視聴者が見たいのは創造キャラクター同士の戦いで、オフパコ超会議で出会った女がネットで叩かれて自殺したとか、それで悩んでましたとかすげーーーーどうでもいい。出番の多い主人公がウザいって本当無理。そんなのに二話も使うとかアホ。
絵だけは綺麗で金かかってんだなとしか思わなかった。ソシャゲ原作のアニメって時点で地雷でしかないのに一応全話見た自分を褒めたい。
今更二期感が強く旬は過ぎた。巨人中学校、総集編映画、くそつまらんOADやカバ何とかを作ってないでさっさとこっちを出せばよかったのに。
ストーリーは原作で巨人の正体を知っているため驚きもなく流し見で終わってしまった。さらにこの後しばらく巨人が出ず人間同士の足の引っ張り合いの話になるとさらにつまらなくなるのでシーンズ3も期待出来ない。
よくある絵だけは可愛いアニメだったがそんな物は世に溢れかえっており食傷気味。せっかくの演劇という題材も活かせたとは言えず1ヶ月後には忘れられてる。こなたが本を食いだした時がピーク。インクと化学薬品の塊を食ってよく腹を壊さないな。
くまみこの再来。9話の超展開からジェットコースターのように落ちていった。人類対異方の交渉が崩れた時点で終わっている。最後には半分戻って来たけど。
ザシュニナから魅力が無くなりただのヤンホモ小悪党になっていくのが虚しくも笑えた。人間性を得た結果がホモ化とはたまげたなぁ…。
ただただ胸くそ悪い話。巨人に食われたり魔法少女が斬殺されるアニメより残酷だった。
石鹸枠へのアンチテーゼ的作品なのかと期待したが結局いつもの石鹸枠を抜け出せなかった凡作。かっこいい先生がかっこいい所を見せて先生すげーってのならぬーべーの方がよっぽど面白い。
15年前の話を5年前レベルの3DCGで今更やる必要性が分からない。特に一期から3DCGが全く進歩していないのに驚いた。同時期にやっている作品に比べて大きく劣っていることに気がついていないのか?
狂戦士の甲冑も全く迫力が無くてがっかりした。これなら過去のアニメやゲーム作品の方がよっぽど良かった。
3Dでは再現できない原作の雰囲気を出したい時だけ絵になるがその絵でずっとやれ。ちなみに原作だとようやく妖精島にたどり着いてキャスカが戻りそう。
文句ばかりになってしまったが、ここで触れていないアニメはまだ見る価値のある物だった(もしくは特に語る所も無いか)
中でもsin 七つの大罪、覆面系ノイズ、僧侶と交わる色欲の夜に…は展開が全く読めず見ていると頭がぐっちゃぐちゃになり気持ちよかったのでオススメです。
こんにちは。ほんの思いつきで書いた「観る将」入門記事( https://anond.hatelabo.jp/20170623083815 )が怒涛のブクマをいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。増田で1000どころか20もついたことないのに!
なるべく平易に、軽く、それでいて軽薄にならないように書いたつもりでしたが、「本当にこれで分かりやすいか?」「飯の話しかウケないんじゃないか?」などの葛藤もあったのでこの反響は素直に嬉しく思います。
Twitterを見ると将棋漫画の作者様や本職の将棋ライター・観戦記者の皆さんに怒涛のごとくシェアされており、極度の緊張で1日8時間しか眠れません。
さて、29連勝ですね。何が何やら分かりませんが、ともかく未知の領域です。
対局の雑感や今後の展望を語るとともに、前回の記事にいただいた質問等、私に分かる範囲でお答えしたいと思います。
仕事の合間に中継をチラチラ見ていました。夕方頃には増田四段が勝ちやすそうな局面に見えたのですが、その後の藤井四段の角と桂を生かした反撃が鮮やかでしたね。
私のへっぽこ棋力では増田優勢に見えても、プロ的にはまだまだ難しかったということなのでしょう。
増田四段も持ち味を見せましたが中終盤にかけて藤井四段の強さが際立ったといった印象です。はてなの皆さんはもちろん増田推しでしたよね?残念でした~。
竜王戦本戦は比較的持ち時間が長い(各5時間)ので、昼夜2回の出前チャンスがあります。
藤井四段→昼:豚キムチうどん 夜:五目炒飯品切れのためわんたんめん変更
増田四段→昼:ミニとんかつ定食 夜:ヒレカツ定食ライト(+肝吸い)
不本意な注文変更を強いられた藤井四段に対し、増田四段が気合のカツ連投で藤井四段の作戦変更を咎めていく展開となりました。
しかし藤井四段が得意の麺類に切り替えて頑強に抵抗したため、最終的には増田四段にミニ+ライトという軽い打撃のツケが回ってきた格好です。
歩は将棋で最も重要な駒だが、歩のみで勝つことはできない。同様に、ジャブだけで飯対決には勝てないのだ。
ちなみに私が確認した中で藤井四段は本対局を含めこれまでに出前を22回、うち15回麺類を含むメニューを注文しています。特に多いのはうどん(6回)や日本そば(6回)などの和麺であり、みそ煮込みうどんなど熱々系の注文も辞さない構えです。
これは「鍋焼きうどんも好きなのですが、熱いので、冷めるまで待っていると15分ぐらいかかる」とうな重に転向した加藤一二三 九段とは対照的ですね。
いつも対局料とか賞金見ると将棋界のお金の回り方がよくわからなくて、スポンサーってどのくらいいてスポンサードすることでどれだけ利益があるのだろう
スポーツにも囲碁・将棋にも言えることですが、競技へのスポンサードは広告だけでなく文化振興という意味合いも少なからずあるので、スポンサードすることでこれくらい利益がありますというような定量化が難しい側面があります。
分かりやすい例としては出版関連事業でしょうか。報道各社は主催する棋戦の観戦記等を出版したり、本紙に棋譜を掲載しています。またマイナビ女子オープンを主催するマイナビも棋書を多く出版しています。
このような事例はスポンサードしたことによって直接的な利益を得ているとも言えるでしょう。
ちなみに日本将棋連盟の「棋戦一覧」( https://www.shogi.or.jp/match/ )から各棋戦の「詳細情報」を見ると主催者(スポンサー)が分かります。
主要タイトル戦は全国紙主催や地方紙の共催が多いですね。他には囲碁・将棋チャンネルやNHKなどの放送局、リコーなど民間企業、加古川市や倉敷市など自治体主催のものもあります。
日本将棋連盟の収益が実際どうなってるのか気になる!という方は財務諸表(https://www.shogi.or.jp/about/information_disclosure.html )などを眺めてみるのも面白いかもしれませんね。
「プロ入り28連勝の棋士を5敗もさせる3段リーグとかいう地獄があるのか」
そうなんですよね。前回もさらっと説明しましたが、三段リーグは年に2回開催され、奨励会三段たちが各18局を戦って上位2名が四段昇段・プロデビューを果たすという地獄のリーグ戦です。
これまでに60回開催されたものの未だに全勝で突破した三段はおらず、現時点では16勝2敗(5名)が最高成績です。
中には11勝7敗で辛くも昇段した者(2名)もいれば、14勝4敗という好成績を挙げながら昇段を逃した者(4名)[注1]もおり、年齢制限と相まってこの辺りも地獄とされる所以でしょう。
三段リーグで5敗してるってことは、やっぱこの連勝中に飛躍的に強くなってるってことだろうか。それともいまの三段に化け物の卵がひしめいているのか。
これはどちらとも言えるかなと思います。前回の記事でも触れましたが、棋士の力のピークは30代半ばまでとされており、例えばそれを過ぎた棋士が絶賛修行中の三段とまみえれば敗れることもあるでしょう。
新人王戦では都成竜馬三段(現四段。イケメン)が奨励会員でありながら優勝を勝ち取った例もあります。インターネット対局や棋譜データベースの発達で研究の障壁が下がった点も無視できません。
このあたりは現役棋士・大平武洋六段のブログ( http://oohira243.blogspot.jp/2017/06/blog-post_36.html )が現場の肌感覚として参考になる気がします。
ただ、その一方で藤井四段が急速に成長しているのもまた事実だと思います。ここで彼の奨励会時代の成績を見てみましょう。奨励会ウォッチャー情報の継ぎ接ぎなので多少ずれがあるかもしれませんがご了承ください。
段級位 | 勝敗 | 規定 |
6級 | ○○○●○○●○○○○昇 | 9勝2敗 |
5級 | ○●○○○○○●○●●○○●○●●○●●○○●●○○○●○○●○○○●○昇 | 9勝3敗 |
4級 | ○●●○○○○○○昇 | 6連勝 |
3級 | ○●●○●●●●●●B○○○A●○○○○○○昇 | 6連勝 |
2級 | ●●○○●●○●○○○●●○○○●○○●○●○●●○○●○○○○○●○●○昇 | 9勝3敗 |
1級 | ○●●○○○○○○●○○○○○昇 | 12勝3敗 |
初段 | ○●○●○●○●●●○●●●○○○○○●●○○●○休○○○●○昇 | 12勝4敗 |
二段 | ●●○●○●●●○●○○●○○○○○○●○●●○●○○○●○○○昇 | 14勝5敗 |
三段リーグ | ○●○○○○○●○●○○○●○○●○ | 13勝5敗・1位 |
通算208局132勝76敗(.634)
ご覧の通り昇級・昇段ペースはかなり早い部類ですが、プロデビュー後の彼ほど圧倒的ではない、というのはお分かりいただけるでしょうか。
3級まではあっという間でしたがここで少し足踏みをします。6連敗してるんですよ!6連敗!【アルファベットの補足:成績が悪いと「B」を取り、Bを保持した状態で再びBを取ると降段級、という仕組みです。規定の成績でA(通常の状態)に復帰します。】
初段・二段あたりが顕著ですが、昇級・昇段直後に少し黒星を重ねたのち、ぐっと勝率を上げています。カテゴリが上がるごとに成長曲線を描いてきているというわけですね。
二段で白星を重ね始めた頃から新たな成長曲線を描き始め、その勢いのまま三段リーグを突破し、プロデビューしたとすれば…?今の大ブレイクも決して不思議ではないのかもしれません。いや十分不思議だけども。
"三浦弘行九段の騒動で揺れる将棋界に一時の安寧をもたらしました。"三浦九段は冤罪被害者である事を今や将棋連盟も認めているのでここだけ訂正して欲しい
この件に関しては記事の本題から外れていたので詳細への言及を避けただけであり、三浦九段へ嫌疑をかける意図がないことは当該段落から十分読み取っていただけると思っています。
したがって文章自体の訂正はしませんが、三浦九段への処分は明確に不当であったという事実はこの場で申し添えておきます。(「訂正」ではなく「補足」してほしい、という趣旨ならば理解できます。)
ほんとだ……え、ほんとだ!すごい!気づかなかった!ちなみに18の下は17連勝(佐藤天彦、佐藤康光、丸山忠久)なのでたぶん偶然です…たぶん…。
これはニコニコ(ドワンゴ)がというより、インターネット環境それ自体の普及がもたらした現象であると言えるでしょう。もともと観戦記などで棋士の食事が話題にあがることはありましたが、
ネット中継が始まると盤上・盤外問わずあらゆる情報がコンテンツとして逐一伝えられるようになりました。中でも画像情報は非常に訴求力が大きい。その流れにぴったりハマったのが食事・おやつではないでしょうか。
各々の将棋スキルが観戦の満足度を左右していた将棋中継において、初心者も上級者も一緒になってあれが旨そう!これが旨そう!と楽しめるものができたということは、昨今のブーム形成にとって非常に大きかったと私は思います。
このあたりは観戦記者・松本博文氏の記事( https://cakes.mu/posts/12986 https://cakes.mu/posts/16722 )が参考になります。
どちらも圧巻の記録ですね。四冠時の18連勝(2005~2006)を例にすると
日付 | 勝敗 | 先後 | 氏名 | 棋戦 |
9月10日 | ○ | 後 | 藤井猛 | 第64期順位戦 A級 3回戦 |
9月12日 | ○ | 先 | 佐藤康光 | 第46期王位戦 タイトル戦 第6局 |
9月16日 | ○ | 先 | 佐藤康光 | 第53期王座戦 タイトル戦 第2局 |
9月21日 | ○ | 後 | 佐藤康光 | 第46期王位戦 タイトル戦 第7局 |
10月1日 | ○ | 後 | 佐藤康光 | 第53期王座戦 タイトル戦 第3局 |
10月6日 | ○ | 後 | 鈴木大介 | 第64期順位戦 A級 4回戦 |
11月25日 | ○ | 先 | 谷川浩司 | 第64期順位戦 A級 5回戦 |
12月2日 | ○ | 先 | 井上慶太 | 第77期棋聖戦 最終予選 1回戦 |
12月11日 | ○ | 後 | 中村修 | 第55回NHK杯戦 本戦 3回戦 |
12月14日 | ○ | 後 | 郷田真隆 | 第64期順位戦 A級 6回戦 |
1月12日 | ○ | 先 | 佐藤康光 | 第55期王将戦 タイトル戦 第1局 |
1月16日 | ○ | 先 | 久保利明 | 第64期順位戦 A級 7回戦 |
1月19日 | ○ | 先 | 佐藤康光 | 第55期王将戦 タイトル戦 第2局 |
1月24日 | ○ | 後 | 先崎学 | 第19期竜王戦 1組 ランキング戦 1回戦 |
1月26日 | ○ | 先 | 佐藤康光 | 第55期王将戦 タイトル戦 第3局 |
1月30日 | ○ | 先 | 村山慈明 | 第77期棋聖戦 最終予選 2回戦 |
2月1日 | ○ | 後 | 佐藤康光 | 第64期順位戦 A級 8回戦 |
2月12日 | ○ | 先 | 谷川浩司 | 第55回NHK杯戦 本戦 準々決勝 |
◎王位戦・王座戦・王将戦(全棋士参加棋戦を勝ち抜いた1名とタイトル防衛戦)
以上の5棋戦で驚異の14勝(!)を挙げています。ちなみにそのうち8勝を挙げた相手が佐藤康光ですが、当時の彼はA級に所属し、棋聖のタイトルを保持し、王位・王座・王将の3棋戦全てを勝ち抜いて羽生四冠への挑戦権を得た強豪中の強豪です。
その他の棋士たちも皆当時の一線級ばかりです。もう何が何だかわかりません。一体何なんだよ。将棋星人かよ。
次の対局は前回と同じ竜王戦決勝トーナメント2回戦!勝てば77万円!
https://www.shogi.or.jp/match/ryuuou/30/hon.html
相手は佐々木勇気五段(4組予選優勝)です。ジュネーブ生まれ埼玉育ち、ピュアで熱い好青年です。レーティングは1779で全棋士中14位。(2017/7/1)
昨年藤井四段が最年少(13歳2ヶ月)で奨励会三段となってちょっとした話題になりましたが、実はそれまでの最年少三段記録保持者(13歳8ヶ月)が彼、佐々木勇気です。
1回戦の増田四段と同じく16歳でプロデビュー。竜王戦4~6組予選は若手の登竜門であり、若手有望株はやはりデビューが早い傾向にありますね。
そうした経緯もあってか、彼自身藤井四段に対しては胸に秘めたものがあるのかもしれません。
叡王戦(藤井聡太四段vs梶浦宏孝四段)では定刻前の対局室に現れて並外れた存在感を放ち話題になりました。おそらく彼は秘めてもバレるタイプですね。(参考: http://www.nicozon.net/watch/sm31378949 )
そしてこの二人がいつ戦うのか?という話になるわけですが…なんと明日です!
https://www.shogi.or.jp/news/2017/06/72_12.html
将棋連盟ライブの他にもニコニコ生放送やAbemaTVで中継されます。日曜日なので視聴者数がすごいことになりそうですね。
いい機会なので将棋よく分からない…という方も少し覗いてみてはいかがでしょうか。おすすめ時間帯はお昼前と夕方です。昼前にはどういう戦いになるかがおおよそ定まり、昼食予想でコメント欄が賑わいます。
また夕方以降は一手一手が形勢を左右するスリルがあり、飯だけでない真剣勝負の一面を垣間見ることができるでしょう。
本当は昨日書き上げるつもりでしたが、プレミアム残業フライデーで無理でした。
藤井四段の連勝はいずれ止まります。それは明日かもしれないし、ひょっとしたらあと何ヶ月も続くかもしれません。それまでの間、将棋界の外をも巻き込んだ狂騒を楽しみたいと思います。
ちなみに私の今日の昼食はベーコンを大量に入れたペペロンチーノでした。シンプルで奥深い棒銀のような料理ですね。では。
[注1]14勝で昇段を逃した4名は全員その後のリーグで四段昇段を果たしているため、14勝できるほど強ければいずれは上がれるとも言えます。4名の中にはあの豊島将之八段も!