今日から時差ビズが始まったらしいが、これを考えた人間は一人暮らしか、もしくは家庭を顧みない人か、もしくは老害のいずれかだとしか思えない。
なぜなら、家庭持ちなら子供の時間と合わせる必要があるからだ。
子供が未就学児なら出勤前に子供を保育園に連れて行く必要があるから、保育園の時間にも合わせる必要が出てくる。よって時差ビズは不可。
子供が小中高校生なら、子供の通学前に朝食を準備したり親子の会話をしたりする必要がある。よって時差ビズは不可。
これらの家庭の事情に加えて、各業種ごとに取引先との兼ね合いや営業時間の都合でどうしても時差ビズが出来ない場合もある。早く出勤した所で会社が開いていなければ喫茶店などで時間を潰さなければならないし、その費用が毎日となると馬鹿にならない。
となる筈で、これに思いが至らない時点でどうかしている。自己中心的で、ただ呼びかけて自己満足に浸っているだけのいかにもお役所的な無駄仕事である。
それよりも、朝の通勤ラッシュ時に通学時間をぶつけてくる中学高校あたりをターゲットとして、始業時間の繰り上げ、もしくは繰り下げを要求したい。
朝の通勤ラッシュに乗り合わせる学生は全体の何割かわからないが、決して少なくないのは確かだ。この人員を朝7時台や10時台のどちらかに割り振ることが出来れば、ピークの乗客数を確実に減らせる。だから電車通学で通うような中学高校については条例等でほぼ強制的に始業時間を変更させるべきである。
朝ビズは、フレックスタイム制とか朝活とかといった過去の失敗を全く学んでいない愚策であるからただちに取り下げて、中学高校の始業時間変更条例の制定をただちに行うべきだ。
無意味ではないのはわかってる。 子どもを送り出してから仕事に出ようと思ったら、あの時間帯でなきゃ無理。 といって、もっと早くしようと思ったらどんだけ早起きしなきゃいけない...